JPH0834506A - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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Publication number
JPH0834506A
JPH0834506A JP14746094A JP14746094A JPH0834506A JP H0834506 A JPH0834506 A JP H0834506A JP 14746094 A JP14746094 A JP 14746094A JP 14746094 A JP14746094 A JP 14746094A JP H0834506 A JPH0834506 A JP H0834506A
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JP
Japan
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article
arm
rack
articles
article conveying
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Withdrawn
Application number
JP14746094A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawamura
隆 川村
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KAWAMURA KOGYO KK
Original Assignee
KAWAMURA KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH0834506A publication Critical patent/JPH0834506A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品を側面から出し入れ可能に上下方向に複
数段に収納できる物品収納ラックに対し物品を搬入搬出
する物品搬送装置であって、設置面積を節約して設置さ
れた複数の物品収納ラックに対し共用でき、製作及び設
置コストが安価にすみ、物品収納ラックの位置変えを行
ったときでも、その位置変えが一定範囲内でおこなわれ
る限り、自身の位置変えの必要の無い物品搬送装置を提
供する。 【構成】 物品収納ラック100の上方空間で水平移動
できるウインチ搭載台車1と、台車1に上端部が固定支
持されて下方へ延び、該台車とともに移動できるガイド
ポスト2と、ガイドポスト2に昇降可能に支持され、ウ
インチ11により昇降される昇降フレーム3と、昇降フ
レーム3に該フレームから横へ突出する物品搬送姿勢P
1又は該姿勢から後退して立ち上がる退避姿勢P2のい
ずれでもとることができるように回動可能に設けられた
物品搬送アーム4とを備えている物品搬送装置A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を側面から出し入
れ可能に上下方向に複数段に収納できる物品収納ラック
に対し物品を搬入搬出する物品搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物品を側面から出し入れ可能に上下方向
に複数段に収納できる物品収納ラックは通常、物品を載
置する棚を上下に複数段に備えており、或いはさらに該
上下複数段の棚が横に複数段並んでいるか、又は各棚に
物品を横に並べて載置できるものである。
【0003】このようなラックから物品を搬出し、又は
該ラックに物品を搬入するにあたっては、フォークリフ
ト等の自由に移動できる自走式物品搬送装置が使われて
きたが、そのような自走式搬送装置は、物品収納ラック
の設置床面積に比べて該装置が自由に移動できる広い床
スペースを必要とすることから、近年ではラックを詰め
て設置するとともに該ラックに対しそれ専用の物品搬送
装置を設けてスペースを有効に利用しながら物品の出し
入れを行う方式が、倉庫管理方式の一環等として採用さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
物品収納ラック専用に設けられた物品搬送装置は、ラッ
クの物品を出し入れする側面に対向する位置にレール装
置を設置するとともに該レール装置に沿って移動できる
台車装置を設け、該台車装置に物品を出し入れできるア
ーム、副台車等を有するエレベータを搭載した方式のも
のであり、構造が大がかりで、製作及び設置コストが高
くつく上、各ラックに対し、或いは互いに向かい合わせ
て設置された対ラックのそれぞれに対し該搬送装置を設
ける必要があり、それだけ物品搬送装置設置コスト及び
その後の管理コスト等が高価につくという問題がある。
【0005】また、このような従来物品搬送装置は、物
品収納ラックの設置位置に合わせてその前方に設置され
るため、たとえ同じ一定面積内であってもラックの位置
変えを行うときには該物品搬送装置もラック位置に合わ
せて位置変えしなければならず、そのための手間及びコ
ストを要するという問題もある。そこで本発明は、物品
を側面から出し入れ可能に上下方向に複数段に収納でき
る物品収納ラックに対し物品を搬入搬出する物品搬送装
置であって、設置床面積を節約して設置された複数の物
品収納ラックに対し共用でき、製作及び設置コスト並び
に管理コストが安価にすみ、物品収納ラックの位置変え
を行ったときでも、その位置変えが一定範囲内でおこな
われる限り、自身の位置変えの必要の無い物品搬送装置
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、物品を側面から出し入れ可能に上下方向に複
数段に収納できる物品収納ラックに対し物品を搬入搬出
する物品搬送装置であって、前記物品収納ラックの上方
空間で水平移動できるウインチ搭載台車と、前記台車に
上端部が固定支持されて下方へ延び、該台車とともに移
動できるガイドポストと、前記ガイドポストに昇降可能
に支持され、前記ウインチにより昇降される昇降フレー
ムと、前記昇降フレームに該フレームから横へ突出する
物品搬送姿勢又は該姿勢から後退して立ち上がる退避姿
勢のいずれでもとることができるように回動可能に設け
られた少なくとも一本の物品搬送アームとを備えている
ことを特徴とする物品搬送装置を提供するものである。
【0007】物品収納ラックをその物品出し入れ側面を
互いに向かい合わせて少なくとも一対設置し、該両ラッ
クのいずれに対しても物品の搬入搬出を行えるように、
また、該両ラックに対し時間を節約して順次物品を搬入
搬出できるように、前記物品搬送アームを、互いに反対
側へ突出して物品搬送姿勢をとることができるように少
なくとも一対設けることが考えられる。
【0008】物品搬送アームをガイドポストのいずれか
片側にのみ突出できるように設ける場合であれ、互いに
反対側に突出できるように対で設ける場合であれ、同じ
物品収納ラックついて同時に複数の物品の搬入搬出を行
えるように、該アームを複数本設けてもよい。前記いず
れの場合であれ、長尺材料を巻いたコイルの搬入搬出を
行えるように、前記物品搬送アームを該コイルの中心孔
に対し挿脱可能のアームとすることや、下側にアームを
差し込んで持ち上げることができる形状の物品の搬入搬
出を行えるように、前記物品搬送アームを該物品の下に
差し込んでそれを持ち上げ支持できるアーム、例えば間
隔をおいた平行な2本のアーム部からなるアームとする
ことが考えられる。
【0009】また、前記いずれの場合であれ、前記昇降
フレームの昇降動作を円滑化するとともに物品落下の危
険性を回避するために、前記ガイドポストに、前記物品
搬送アームの突出横方向に間隔を開けて向かい合わせて
配置され、前記昇降フレームの昇降方向に沿って延びる
少なくとも一対のラックギアを設けるとともに、前記昇
降フレームに前記対ラックギアに噛み合って該フレーム
両側部分の昇降距離を均等化する、換言すれば該フレー
ムの傾きを防止するギア列を設けてもよい。
【0010】
【作用】本発明に係る物品搬送装置によると、物品搬入
にあたっては、いずれかの場所で、該装置の物品搬送姿
勢におかれた物品搬送アーム上に搬入対象物品を支持さ
せ、次いでウインチ搭載台車を適当に水平移動させて該
物品を収納しようとする物品収納ラックの物品出し入れ
側面に対応する上方空間に配置するとともに台車から吊
り下げられたガイドポストを該ラックの目的とする物品
搬入位置の前に配置する。また、これとともに、或いは
かかるガイドポストの配置のあと、昇降フレームをガイ
ドポストに沿って上昇又は下降させ、前記物品搬入位置
の前に配置する。
【0011】さらに、ウインチ搭載台車を該ラックへ向
け前進させることでガイドポスト及び昇降フレームを該
ラックへ接近させ、それとともに物品を支持している物
品搬送アームをラック内へ挿入する。そのあと昇降フレ
ームを若干下降させて物品をその位置に載置するととも
に物品搬送アームを該物品から解放する。さらに台車を
ラックから後退させることでガイドポスト及び昇降フレ
ームをラックから離反させ、それとともにいままで物品
を支持していた物品搬送アームをラックから外へ出す。
【0012】そのあと物品搬送アームはそのままとし、
或いは安全に移動し易いように退避姿勢へ回動させる。
さらには、次の物品搬入又は搬出を行うために必要に応
じ台車を水平移動させる。物品搬出にあたっては、ウイ
ンチ搭載台車を必要に応じ適当に水平移動させて物品搬
出対象ラックの物品出し入れ側面に対応する上方空間に
配置するとともに台車から吊り下げられたガイドポスト
を該ラックの目的とする物品の前に配置する。また、こ
れとともに、或いはかかるガイドポストの配置のあと、
昇降フレームをガイドポストに沿って上昇又は下降さ
せ、該物品の前に配置する。
【0013】さらに、ウインチ搭載台車を該ラックへ向
け前進させることでガイドポスト及び昇降フレームをラ
ックへ接近させ、物品搬送アームを目的とする物品を支
持できる位置に挿入する。しかるのち昇降フレームを若
干上昇させることで該アームに該物品を支持させ、その
あと台車をラックから後退させてガイドポスト及び昇降
フレームを該ラックから離反させ、それとともに物品を
支持した物品搬送アームをラックから外へ出す。かくし
て目的とする物品をラックから取り出したあとは、該物
品を別の目的位置へ配置するように必要に応じ台車を水
平移動させ、また、昇降フレームを昇降させる。
【0014】本発明装置において、前記物品搬送アーム
を互いに反対側へ突出して物品搬送姿勢をとることがで
きるように少なくとも一対設けるときは、物品出し入れ
側面が互いに反対方向に向いた複数のラックに対し物品
の搬入搬出を行うことができ、例えば物品収納ラックを
その物品出し入れ側面を互いに向かい合わせて少なくと
も一対設置し、前記対アームのそれぞれによって、該両
ラックのいずれに対しても物品の搬入搬出を行うことが
できる。また、一方のアームを用いて一方のラックに対
し物品の搬入又は搬出をしたあと、引き続き他方のアー
ムを用いて他方のラックに対し物品の搬入又は搬出を行
うことができる。
【0015】また、物品搬送アームをガイドポストのい
ずれか片側にのみ突出できるように設ける場合であれ、
互いに反対側に突出できるように対で設ける場合であ
れ、同じ物品収納ラックに対し複数本の物品搬送アーム
を設けてあるときは、該ラックに対し、同時に複数の物
品の搬入搬出を行える。前記物品搬送アームを長尺材料
を巻いたコイルの中心孔に対し挿脱可能のアームとする
ときは、該アームによって係るコイルの搬入搬出を行う
ことができ、また、前記物品搬送アームを物品の下に差
し込んでそれを持ち上げ支持できるアームとするとき
は、該アームによって、持ち上げ支持可能の形状の物品
の搬入搬出を行うことができる。
【0016】また、前記ガイドポストに、前記物品搬送
アームの突出横方向に間隔を開けて向かい合わせて配置
され、前記昇降フレームの昇降方向に沿って延びる少な
くとも一対のラックギアを設けるとともに、前記昇降フ
レームに前記対ラックギアに噛み合って該フレーム両側
部分の昇降距離を均等化するギア列を設けるときは、昇
降フレームの物品支持による傾きが抑制され、それだけ
昇降フレームの昇降動作が円滑化し、物品搬送アームに
支持される物品落下の危険性が回避される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1から図3は本発明の1実施例を示すもので、
図1は1実施例である物品搬送装置を物品収納ラックと
ともに示す正面図である。図2は図1に示す実施例の要
部の側面図である。図3は図1に示す実施例の要部の正
面図であり、昇降フレームは一部断面で示されている。
また、図4から図6は本発明の他の実施例を示すもの
で、図4は該他の実施例である物品搬送装置を物品収納
ラックとともに示す正面図であり、図5は図4に示す実
施例の要部の側面図であり、図6は図4に示す実施例の
要部の正面図である。
【0018】図1から図3に示す物品搬送装置Aは、長
尺の金属帯材料等を巻いたコイルCを搬送するための装
置であり、コイルCは床F上に設置された複数の物品収
納ラック100のそれぞれに収納され、或いは該ラック
から搬出される。各ラック100はコイルCを支持する
上下に複数段に設けられた棚101を備えており、これ
ら棚101にそれぞれコイルCを載置して上下複数段に
収納できるととも、各棚101に横方向に複数個のコイ
ルCを並べて載置できるもので、一側面102から該ラ
ックの目的とする箇所に対しコイルCを出し入れできる
ものである。図示の例では4台のラック100が設けら
れており、中央部の2つのラック100はコイル出し入
れ側面102を互いに向かい合わせて一定の間隔を開け
て設置されており、両外側のラック100は隣合う内側
のラック100に対し背中合わせで一体的に形成されて
おり、そのコイル出し入れ側面102も外側へ向けられ
ている。
【0019】物品搬送装置Aは、これらラック100の
上方空間で水平移動できるウインチ搭載台車1と、該台
車1に上端部が固定支持されて下方へ垂下されたガイド
ポスト2と、ガイドポスト2に昇降可能に支持され、前
記台車上のウインチ11により昇降される昇降フレーム
3と、昇降フレーム3に該フレームからほぼ水平に横へ
突出する物品搬送姿勢P1又は該姿勢から後退して立ち
上がる退避姿勢P2のいずれでもとることができるよう
に回動可能に設けられた左右一対の物品搬送アーム4と
を備えている。
【0020】台車1は前記のウインチ11を搭載されて
おり、水平な一方向Xに延びるレール装置5に沿って往
復動することができる。またレール装置5の両端はそれ
ぞれ台車6に連結支持されており、各台車6は前記方向
Xに対し直交する水平な方向Yに延びるレール61に沿
って往復動することができる。従って台車1はそれ自身
がレール装置5に沿ってX方向に水平往復動し、レール
装置5を支持する台車6がレール61に沿ってY方向に
往復動することで、水平移動して任意の位置へ行くこと
ができる。
【0021】レール装置5は該装置のフレーム52に支
持された並行な一対のレール51を備えており、台車1
には各レール51を上下から挟む対車輪12が正面側及
び背面側のそれぞれにつき二対ずつ設けられている。そ
れら車輪12のうち図1及び図3に右側に示す対車輪1
2の上側の車輪12は正面側及び背面側において互いに
1本の軸121に支持されており(図2参照)、該軸1
21がチェーン伝動装置14を介してモータ13で回転
駆動されるようになっている。すなわちモータ13及び
伝動装置14は車輪駆動部130を形成しており、モー
タ13の運転により軸121が回され、それによって正
面側及び背面側の2個の車輪12が駆動されることで台
車1はレール装置5に沿って往復動することができる。
且つ、一対のレール51が台車正面側及び背面側でそれ
ぞれ二対の車輪12により上下から抱かれているので、
台車1は傾きが抑制された状態で往復動できる。また、
レール装置5を支持する一対の台車6もそれぞれ複数の
車輪60を備えており、該車輪のうち1又はそれ以上が
図示しない駆動部にて駆動されることでレール61に沿
って往復動できる。
【0022】ウインチ11は一対のワイヤ巻き取り・繰
り出しドラム111を備えており、それらドラムは正面
側及び背面側に配置されている。それら両ドラムはモー
タを含む駆動部112により正転又は逆転される。ガイ
ドポスト2は前述のようにその上端部が台車1に強固に
固定されており、下端部は自由端部となっており、全体
は十分な剛性を有している。このガイドポスト2は断面
形状がH字形状に形成されており、図1及び図3におい
て左右の並行な板状部21とそれらを一体的に連結する
中央のリブ22とを含んでいる。中央リブ22を境にし
て正面側及び背面側のそれぞれにおいて左右の各板状部
21の内側面にガイドポスト上下方向に延びる同サイズ
のラックギア31が固設されている。
【0023】昇降フレーム3はガイドポスト2を周囲か
ら囲って該ポストに沿って昇降できるボックス部30を
含んでおり、該ボックス部の正面側及び背面側のそれぞ
れには互いに噛み合う同サイズの2個の歯車32が回転
自在に支持さており、各歯車32はそれに隣合う前述の
ラックギア31に噛み合っている。すなわち、左右のラ
ックギア31に噛み合う該一対の歯車32からなるギア
列の作用で、昇降フレーム3は左右のいずれに偏り荷重
が加わっても左右部分が実質上均等に昇降でき、その傾
きが抑制されている。
【0024】昇降ボックス部30の正面側から見て左右
の各側面には一対の板状部材33が接続固定されてお
り、各対の板状部材33の間の上部には物品搬送アーム
4が回動軸棒4aにて回動可能に片持ち支持されてい
る。該物品搬送アームは対板状部材33の間に設けたモ
ータ34により該モータと前記軸棒4aを連絡する歯車
伝動装置35を介して往復回動可能となっている。すな
わちアーム4は図1及び図3に二点鎖線で示すように昇
降フレーム3から横方向へほぼ水平に突出した物品搬送
姿勢P1又はガイドポスト2と実質上並行な姿勢に立ち
上がった退避姿勢P2のいずれかをとることができる。
アーム4が姿勢P1をとるとき、該アームは前記の軸棒
4aのほか、その前方において対板状部材33間に架設
されたアーム受け部材331にて片持ち状に支持され
る。両アーム4の姿勢P1の突出方向は前記方向Xと同
一方向である。
【0025】また昇降フレーム3におけるボックス部3
0の正面側及び背面側のそれぞれには動滑車36が回転
自在に支持されており、各滑車36に巻き掛けたワイヤ
37の一端が前記台車に、他端が前記ウインチ11の対
応するドラム111にそれぞれ連結されている。従って
ウインチ11における駆動部112の運転によりドラム
111を正転又は逆転させることで昇降フレーム3がガ
イドポスト2に沿って昇降することができ、また、該ポ
スト上の任意の位置に停止することができる。
【0026】以上説明した物品搬送装置Aによると、コ
イルCの搬入にあたっては、いずれかの場所で、物品搬
送姿勢P1に置かれた装置Aの物品搬送アーム4上に搬
入対象コイルCを支持させる。このコイル支持は図3に
示すように、アーム4をコイルCの中央孔c1に挿入し
て該アームを上昇させることで行う。次いでウインチ搭
載台車1を必要に応じそのモータ13の運転によりレー
ル装置5に沿ってX方向に水平移動させるとともに、レ
ール装置5を支持している台車6における図示しない駆
動部を運転することでレール61に沿ってY方向に水平
移動させ、該コイルCを収納しようとするラック100
の物品出し入れ側面102に対応する上方空間に配置
し、台車1から吊り下げたガイドポスト2を該ラックの
目的とするコイル搬入箇所の前に配置する。また、これ
とともに、或いはかかるガイドポスト2の配置のあと、
昇降フレーム3をガイドポスト2に沿って上昇又は下降
させ、前記物品搬入箇所の前に配置する。
【0027】さらに台車1を該ラック100へ向け前進
させることでガイドポスト2及び昇降フレーム3を該ラ
ックへ接近させ、それとともにコイルCを支持している
アーム4を該ラック内へ挿入する。そのあと昇降フレー
ム3を若干下降させコイルCをその位置に載置するとと
もにアーム4を該コイルから解放する。引き続き台車1
をラック100から後退させてガイドポスト2及び昇降
フレーム3を該ラックから離反させ、それによって今ま
でコイルCを支持していたアーム4をラック100から
外へ出す。そのあと物品搬送アーム4はそのままとし、
或いは安全に移動し易いように退避姿勢P2へ回動させ
る。さらには、次のコイル搬入又は搬出を行うために必
要に応じ台車1を水平移動させる。
【0028】またコイルCをラック100から搬出する
にあたっては、ウインチ搭載台車1を必要に応じ適当に
水平移動させてコイル搬出対象ラック100のコイル出
し入れ側面102に対応する上方空間に配置するととも
にガイドポスト2及び昇降フレーム3を目的とするコイ
ルCの前に配置する。また、これとともに、或いはガイ
ドポスト2の配置のあと、昇降フレーム3をガイドポス
ト2に沿って上昇又は下降させ該コイルCの前に配置す
る。
【0029】さらに、台車1を該ラック100へ向け前
進させることでガイドポスト2及び昇降フレーム3を該
ラックへ接近させ、アーム4を目的とするコイルCを支
持できる位置に挿入する。すなわち、アーム4を該コイ
ルCの中央孔c1に挿入する。しかるのち昇降フレーム
3を若干上昇させることで該アーム4にコイルCを支持
させ、そのあと台車1をラック100から後退させてポ
スト2及び昇降フレーム3を該ラックから離反させ、そ
れとともにコイルCを支持したアーム4をラックから外
へ出す。かくして目的とするコイルCをラック100か
ら取り出した後は、該コイルを別の目的位置へ配置する
ように必要に応じ台車1を水平移動させ、また、昇降フ
レーム3を上昇又は下降させる。
【0030】前記コイルCの搬入又は搬出操作におい
て、左右一対のアーム4のうち一方のアーム4にコイル
Cが支持されるとき、その偏り荷重のため昇降フレーム
3がコイルCを支持した方に傾こうとするが、前述のよ
うに昇降フレーム3に設けた歯車32からなるギア列と
ガイドポスト2に設けた対応する対ラックギア31との
噛み合いにより、該偏り荷重にもかかわらず昇降フレー
ム3は左右両側において実質上均等に昇降でき、該フレ
ームの傾きが抑制される。そのため昇降フレーム3は円
滑に昇降でき、アーム4に支持したコイルCが該アーム
から脱落する恐れも回避される。なお、本明細書におけ
る実施例では、該ギア列は2個の歯車からなるが、偶数
個のより多数の歯車からなっていてもよい。
【0031】図1に示す実施例では、中央部の左右のラ
ック100は物品搬送装置Aにおける左右一対のアーム
4をそれぞれ物品搬送姿勢P1へ突出させた状態でもそ
れらラック間に出入りできる間隙をおいて配置されてい
る。従って、前記コイルCの搬入、搬出にあたり、左右
一対の物品搬送アーム4のうち、コイルCを支持しない
アーム4については、それを物品搬送姿勢P1に突出さ
せておいてもよいが、安全のため退避位置P2へ立ち上
げておくことが望ましい。
【0032】また、所望すれば左右一対のアーム4のそ
れぞれにコイルCを支持して左右の向かい合うラック1
00のそれぞれに該コイルを順次載置することができ、
或いは左右の向かい合うラック100のそれぞれから左
右のアーム4によって順次コイルCを取り出すことがで
きる。このように左右のアーム4を使って順次、時間を
節約してコイルCの搬入、搬出を行うこともできる。
【0033】また図1に示す例では、中央部の2つの対
向するラック100の相互間隙は左右一対のアーム4を
それぞれ物品搬送姿勢P1へ突出させた状態で該アーム
をそれらラック間に配置できるものであるが、該ラック
間の間隙は一方のアーム4を退避姿勢P2に置き、他方
のアーム4を物品搬送姿勢P1に配置できるだけの寸法
であっても構わない。そのときは何れか一方のラックに
対して物品搬入又は搬出を行うことになる。
【0034】次に図4から図6に示す物品搬送装置Bに
ついて説明する。この物品搬送装置Bは前記搬送装置A
とは次に説明する点を除けば同一構造のものであり、装
置Aにおけると同一の部品については同一の符号を付し
てある。この装置Bは少なくとも2本の支持部材上に載
置保管される例えば板材を積み重ねたような形状の物品
Wを搬送するための装置であり、物品Wは床F上に設置
された複数の物品収納ラック200のそれぞれに収納さ
れ、或いは該ラックから搬出される。各ラック200は
物品Wを支持する上下に複数段に設けられた棚201を
備えており、これら棚201にそれぞれ物品Wを載置し
て上下複数段に収納できるとともに、各棚201に横方
向に複数個の物品Wを並べて載置できるもので、一側面
202から該ラックの目的とする箇所に対し物品Wを出
し入れできるものである。各物品Wは棚201に載置さ
れるとき、その下面と棚201との間に後述する物品搬
送アームを挿入し、又はそこから該アームを抜き出すこ
とができる隙間を設けるように、少なくとも2本の支持
部材203を介して該棚に載置される。
【0035】図4に示す例では4台のラック200が設
けられており、中央部の2つのラック200は物品出し
入れ側面202を互いに向かい合わせて一定の間隔を開
けて設置されており、両外側のラック200は隣合う内
側のラック200に対し背中合わせで一体的に形成され
ており、その物品出し入れ側面202も外側へ向けられ
ている。
【0036】図4から図6に示す物品搬送装置Bが前記
の搬送装置Aと異なる点は、ガイドポスト2に沿って昇
降する昇降フレーム300及びそれに設けられる物品搬
送アーム40の点である。ウインチ搭載台車1、これが
往復走行するレール装置5及びレール装置5を往復走行
させる台車6及びそれを支持するレール61、並びに台
車1から垂下されたガイドポスト2の点については前記
装置Aと同構造である。
【0037】昇降フレーム300は搬送装置Aにおける
昇降フレーム3の場合と同様、ガイドポスト2を囲って
それに沿って昇降できるボックス部30を備えており、
該ボックス部とガイドポスト2とには搬送装置Aにおけ
ると同様、歯車32とこれに噛み合うラックギア31と
からなる昇降フレームの左右傾き防止機構が設けられて
いる。
【0038】昇降ボックス部30の正面側から見て左右
の各側面には一対の板状部材33が接続固定されてお
り、各対の板状部材33に対して平行な2本の物品搬送
アーム40が回動軸棒40aにて回動可能に支持されて
いる。各アーム40は各板状部材33の外側に配置され
ている。該物品搬送アーム40は対板状部材33の間に
設けたモータ34により該モータと前記軸棒40aを連
絡する歯車伝動装置35を介して往復回動可能となって
いる。すなわちアーム40は図4及び図6に二点鎖線で
示すように、昇降フレーム300から横方向(前記X方
向)にほぼ水平に突出した物品搬送姿勢P1又はガイド
ポスト2と実質上並行な姿勢に立ち上がった退避姿勢P
2のいずれかをとることができる。アーム40が姿勢P
1をとるとき、該アームは前記の軸棒40aのほか、各
板状部材33の外面に突設したアーム受け部材301に
て片持ち状に支持される。
【0039】昇降ボックス部30の前面側及び背面側に
は装置Aの場合と同様に動滑車36が設けてあり、これ
にワイヤ37が巻き掛けられ、該ワイヤの端は台車1と
それに搭載されたウインチ11に連結されている。以上
説明した物品搬送装置Bによると、物品Wの搬入にあた
っては、いずれかの場所で、姿勢P1に置かれた装置B
のアーム40上に搬入対象物品Wを支持させる。この物
品支持は図5に示すように、アーム40を支持部材に支
持された物品Wの下側に挿入して該アームを上昇させる
ことで行う。次いでウインチ搭載台車1を必要に応じレ
ール装置5に沿ってX方向に、レール61に沿ってY方
向に水平移動させ、該物品Wを収納しようとするラック
200の物品出し入れ側面202に対応する上方空間に
配置するとともにガイドポスト2を該ラックの目的とす
る物品搬入箇所の前に配置する。またこれとともに、或
いはかかるポスト2の配置のあと、昇降フレーム300
をポスト2に沿って上昇又は下降させ、前記物品搬入箇
所の前に配置する。
【0040】さらに台車1を該ラック200へ向け前進
させることで物品Wを支持しているアーム40を該ラッ
ク内へ挿入する。そのあと昇降フレーム300を若干下
降させ、物品Wをその位置に既に置いてある物品支持部
材203の上に載置するとともにアーム40を該物品か
ら解放する。引き続き台車1をラック200から後退さ
せてアーム40を物品Wの下から外へ引き出す。そのあ
とアーム40はそのままとし、或いは安全に移動し易い
ように退避姿勢P2へ回動させる。さらには次の物品搬
入又は搬出を行うために必要に応じ台車1を水平移動さ
せる。
【0041】また、物品Wをラック200から搬出する
にあたっては、台車1を必要に応じ水平移動させて物品
搬出対象ラック200の物品出し入れ側面202に対応
する上方空間に配置するとともにポスト2及び昇降フレ
ーム300を目的とする物品Wの前に配置する。また、
これとともに或いはポスト2の配置のあと、昇降フレー
ム300をポスト2に沿って上昇又は下降させ目的とす
る物品Wの前に配置する。
【0042】さらに台車1をラック200へ向け前進さ
せることでアーム40を目的とする物品W下面とそれを
支持している棚201との間隙へ挿入する。しかるのち
昇降フレーム300を若干上昇させることで該アームに
物品Wを支持させ、そのあと台車1をラック200から
後退させてアーム40をラックから外へ出す。かくして
目的とする物品Wをラック200から取り出した後は、
該物品を別の目的位置へ配置するように必要に応じ台車
1を水平移動させ、また、昇降フレーム300を上昇又
は下降させる。
【0043】この物品搬送装置Bにおいても前記搬送装
置Aの場合と同様、昇降フレーム300に設けた歯車3
2からなるギア列とガイドポスト2に設けた対応する対
ラックギア31との噛み合いにより、たとえ昇降フレー
ム300に左右いずれかに偏り荷重が加わっても該フレ
ーム300は左右両側において実質上均等に昇降でき、
該フレームの傾きが抑制される。そのため昇降フレーム
300は円滑に昇降でき、アーム40に支持した物品W
が該アームから脱落する恐れも回避される。
【0044】また、図4に示す実施例では中央部の左右
のラック200は装置Bにおける左右一対のアーム40
をそれぞれ物品搬送姿勢P1へ突出させた状態でもそれ
らラック間へ出入りできる間隙をおいて配置されてい
る。従って、前記物品Wの搬入、搬出にあたり左右のア
ーム40のうち物品Wを支持しないアーム40について
は姿勢P1に突出させておいてもよいが、安全のため退
避位置P2へ立ち上げておくことが望ましい。また、所
望すれば左右一対のアーム40のそれぞれに物品Wを支
持して左右の向かい合うラック200それぞれに該物品
を順次載置することができ、或いは左右の向かい合うラ
ック200のそれぞれから順次物品Wを取り出すことが
できる。
【0045】中央部の2つの対向するラック200の相
互間隙については、一方のアームを退避姿勢P2にお
き、他方のアーム40を物品搬送姿勢P1に配置できる
だけの寸法であっても構わない。以上説明したいずれの
装置A、Bも、設置床面積を節約して配置された複数の
物品収納ラックに対し共用でき、従来装置と比べると構
造が簡単で、安価に製作、設置できる。また、複数ラッ
クに対し共用できるので、その台数は少なく済み、その
点でも製作、設置及び管理の各コストが安価である。ま
た、ラックの位置変えを行う場合でも、その位置変えが
装置A、Bの到達できる範囲内であれば、装置A、B自
身の位置変えや改造は不要である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、物
品を側面から出し入れ可能に上下方向に複数段に収納で
きる物品収納ラックに対し物品を搬入搬出する物品搬送
装置であって、設置床面積を節約して設置された複数の
物品収納ラックに対し共用でき、製作及び設置コスト並
びに管理コストが安価にすみ、物品収納ラックの位置変
えを行ったときでも、その位置変えが一定範囲内でおこ
なわれる限り、自身の位置変えの必要の無い物品搬送装
置を提供することができる。
【0047】物品搬送アームを互いに反対側へ突出して
物品搬送姿勢をとることができるように少なくとも一対
設けるときは、物品出し入れ側面が互いに反対方向に向
いた複数の物品収納ラックに対し物品の搬入搬出を行う
ことができ、例えば物品収納ラックをその物品出し入れ
側面を互いに向かい合わせて少なくとも一対設置し、該
対アームのそれぞれによって、該両ラックのいずれに対
しても物品の搬入搬出を行うことができる。また、一方
のアームを用いて一方のラックに対し物品の搬入又は搬
出をしたあと、引き続き他方のアームを用いて他方のラ
ックに対し物品の搬入又は搬出を行うことができ、この
ように向かい合う両ラックに対し時間を節約して順次物
品の搬入搬出を行える。
【0048】また、物品搬送アームをガイドポストのい
ずれか片側にのみ突出できるように設ける場合であれ、
互いに反対側に突出できるように対で設ける場合であ
れ、同じ物品収納ラックについて複数本の物品搬送アー
ムを設けるときは、該ラックに対し、同時に複数の物品
の搬入搬出を行え、それだけ効率良く物品搬送を行え
る。物品搬送アームを長尺材料を巻いたコイルの中心孔
に対し挿脱可能のアームとするときは、該アームによっ
て係るコイルの搬入搬出を容易に行うことができ、ま
た、物品搬送アームを物品の下に差し込んでそれを持ち
上げ支持できるアームとするときは、該アームによっ
て、持ち上げ支持可能の形状の物品の搬入搬出を容易に
行うことができる。
【0049】また、ガイドポストに、物品搬送アームの
突出横方向に間隔を開けて向かい合わせて配置され、昇
降フレームの昇降方向に沿って延びる少なくとも一対の
ラックギアを設けるとともに、昇降フレームに前記対ラ
ックギアに噛み合って昇降フレーム両側部分の昇降距離
を均等化するギア列を設けるときは、昇降フレームの物
品支持による傾きが抑制され、それだけ昇降フレームの
昇降動作が円滑化し、物品搬送アームに支持される物品
落下の危険性が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である物品搬送装置を物品収
納ラックとともに示す正面図である。
【図2】図1に示す実施例の要部の側面図である。
【図3】図1に示す実施例の要部の正面図であり、昇降
フレームは一部断面で示してある。
【図4】本発明の他の実施例である物品搬送装置を物品
収納ラックとともに示す正面図である。
【図5】図4に示す実施例の要部の側面図である。
【図6】図4に示す実施例の要部の正面図である。
【符号の説明】
A、B 物品搬送装置 1 ウインチ搭載台車 11 ウインチ 111 ワイヤ巻き取り・繰り出しドラム 112 駆動部 12 車輪 121 車輪軸 130 車輪駆動部 13 モータ 14 チェーン伝動装置 2 ガイドポスト 21 板状部 22 リブ 3、300 昇降フレーム 30 ボックス部 31 ラックギア 32 ボックス部30に設けたギア 33 ボックス部30に設けた板状部材 34 モータ 35 歯車伝動装置 4、40 物品搬送アーム 4a、40a アーム支持回動軸 331、301 アーム受け部材 36 動滑車 37 ワイヤ 5 レール装置 51 レール 52 レール装置5のフレーム 6 台車 60 車輪 61 レール 100、200 物品収納ラック 101、201 棚 102、202 物品出し入れ側面 203 物品支持部材 C コイル W 物品 F 床 P1 物品搬送姿勢 P2 退避姿勢

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を側面から出し入れ可能に上下方向
    に複数段に収納できる物品収納ラックに対し物品を搬入
    搬出する物品搬送装置であって、前記物品収納ラックの
    上方空間で水平移動できるウインチ搭載台車と、前記台
    車に上端部が固定支持されて下方へ延び、該台車ととも
    に移動できるガイドポストと、前記ガイドポストに昇降
    可能に支持され、前記ウインチにより昇降される昇降フ
    レームと、前記昇降フレームに該フレームから横へ突出
    する物品搬送姿勢又は該姿勢から後退して立ち上がる退
    避姿勢のいずれでもとることができるように回動可能に
    設けられた少なくとも一本の物品搬送アームとを備えて
    いることを特徴とする物品搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記物品搬送アームは、互いに反対側へ
    突出して物品搬送姿勢をとることができるように少なく
    とも一対設けられている請求項1記載の物品搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイドポストに、前記物品搬送アー
    ムの突出横方向に間隔を開けて向かい合わせて配置さ
    れ、前記昇降フレームの昇降方向に沿って延びる少なく
    とも一対のラックギアが設けられているとともに、前記
    昇降フレームに前記対ラックギアに噛み合って該フレー
    ム両側部分の昇降距離を均等化するギア列が設けられて
    いる請求項1又は2記載の物品搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記物品搬送アームが長尺材料を巻いた
    コイルの中心孔に対し挿脱可能のアームである請求項
    1、2又は3記載の物品搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記物品搬送アームが物品の下に差し込
    んで該物品を持ち上げ支持できるアームである請求項
    1、2又は3記載の物品搬送装置。
JP14746094A 1994-05-17 1994-06-29 物品搬送装置 Withdrawn JPH0834506A (ja)

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JP6-102705 1994-05-17
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