JPH04217501A - ミルロール貯蔵装置 - Google Patents

ミルロール貯蔵装置

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JPH04217501A
JPH04217501A JP41768090A JP41768090A JPH04217501A JP H04217501 A JPH04217501 A JP H04217501A JP 41768090 A JP41768090 A JP 41768090A JP 41768090 A JP41768090 A JP 41768090A JP H04217501 A JPH04217501 A JP H04217501A
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JP
Japan
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mill roll
mill
space
storage
rolls
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JP41768090A
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English (en)
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Akira Kataoka
片岡 晧
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Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • B66C13/00Other constructional features or details
    • B66C13/04Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack
    • B66C13/06Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
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    • B65H2301/40Type of handling process
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    • B65H2301/41702Handling or changing web rolls management and organisation of stock and production
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミルロール貯蔵装置
に関する。ミルロールはプラスチックフィルム等の帯状
シートをワインダーにより巻芯の周りにロール状に巻き
取ったものである。このミルロール貯蔵装置は例えばフ
ィルム生産ラインで利用される。
【0002】
【従来の技術】一般に、フィルム生産ラインにおいて製
膜装置で延伸されたフィルムは、ワインダーによりミル
ロールとして巻き取られ、ワインダーとスリッターリワ
ンイダーとの間にあるミルロール保管装置に一時的に保
管される。その後、このミルロールはスリッターリワイ
ンダーへ送られ、所要幅で所要長さのフィルム巻取ロー
ルとされる。この巻取ロールは包装されて巻取製品とな
り、製品倉庫に収められる。また、製品倉庫には受注さ
れた巻取製品以外に、受注を予想して加工された多様な
巻取製品やミロールのフィルム残り分から得た巻取製品
も収容される。そして受注に応じて製品倉庫より在庫品
を取り出して出荷する。
【0003】ところで、上述のミルロール保管装置とし
ては、いくつかのミルロールを1段に並列に架台上に載
せて保管する形式のものがある。
【0004】また、他のミルロール保管装置として、特
公昭50−38871号公報に示されるような、上下複
数段の棚と、その各段の棚毎の、伸縮アームを持つ搬送
台車とを備え、その伸縮アームをミルロールの巻芯両端
部に係合させて吊り上げ、棚に架設支持されたミルロー
ル上の空間を上記搬送台車により搬送する形式のものが
ある。
【0005】更に、いくつかのミルロールを載せて保管
するチェーンコンベアを複数段に備え、ミルロールを必
要な段のチェーンコンベアに載せ、そのコンベアで必要
な保管位置まで搬送して保管する形式のミルロール保管
装置もある。
【0006】これら従来形式のミルロール保管装置では
、ミルロール保管量はエージング中のミルロールを保管
できる程度、又はスリッター処理の遅滞を吸収できる程
度の必要最少限の貯蔵量(エイジングをする場合例えば
2〜3日分のミルロール分)である。そして、スリッタ
ーリワインダーの性能の向上に伴い、このミルロール保
管量は少なくなる傾向にある。例えば、OPS(2軸延
伸ポリスチレン)フィルムのエイジングをしないライン
では、ミルロール4個分の架台しか備えていないものも
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近、プラスチックフ
ィルムの用途拡大等に伴い多様な仕様のフィルム巻取製
品を少量ずつ即時に納入することが要求されるようにな
っている。またフィルム巻取製品における価格競争が激
化して原価の低減が重要な課題になっている。
【0008】ところが、多様な仕様の巻取製品を即時に
納入するには受注を予想して予め多様な巻取製品を生産
して製品倉庫に貯蔵しておくことが必要となる。しかし
、いつ出荷されるかわからない巻取製品を大量に生産し
在庫を多く抱えるのは、経済的に好ましくない。そして
多くの巻取製品は需要がないまま倉庫に眠ってしまう結
果になりかねない。
【0009】そこで巻取製品の在庫量の増やさないため
には、受注された仕様の巻取製品を必要な量だけその都
度加工するようにすればよい。従って、スリッターリワ
インダー以後の工程では多品種少量生産が必要となる。
【0010】しかし、そうするためには、受注した巻取
製品の仕様条件にかなったミルロールをスリッターリワ
インダーに供給しなければならず、しばしば製膜装置に
おいて製膜仕様の変更が必要となる。
【0011】ところが、フィルムの厚みやポリマーの品
種等の製膜仕様を変更したとき、製膜開始から定常運転
になるまでに生産されたフィルムは不良品となるので、
製膜装置において製膜仕様の変更を行うと、その回数に
比例して原料、時間等の損失は増大する。それゆえ、当
面必要な仕様の巻取製品だけを加工して在庫を極力少な
くしようとすると、製膜装置における製膜仕様の変更が
多くなって原料、時間の損失が大きくなり、ミルロール
の生産効率が低下して生産価格が上昇する結果となる。 例えば、フィルム生産ラインの最大生産能力は製膜仕様
一定で変更無しに連続運転での生産能力であり、そのと
きの生産効率は100パーセントであるが、仕様変更し
た場合には、平均的に巻取径800ミリメートルのミル
ロール8ないし10本を1ロットとする生産においてフ
ィルム厚のみを変更すると1本分(10パーセント以上
)、更に原料も同時に変更すると2本分(20パーセン
ト)の損失となる。そこで、この損失を回避するために
、ワインダー以前の工程では1ロット大量生産、即ち同
一仕様下における大量生産が必要となる。
【0012】従って、製品倉庫の巻取製品を中心に生産
管理をする従来のフィルム生産ラインでは、スリッター
リワインダー以後における多ロット少量生産に対してワ
インダー以前における1ロット大量生産という二つの相
反する条件を満足することができない。そして原料に対
する総合的な製品収得率、生産効率を向上させてフィル
ムの生産価格の低下を図ることが困難であり、価格競争
の激化に十分な対処ができない。
【0013】そこで、本発明者は、スリッターリワイン
ダーによる多ロット少量生産、即ち多様な仕様下での少
量生産を可能にし、かつ製膜装置による1ロット多量生
産に対処するための装置を検討した結果次のような結論
を得た。
【0014】即ち、いつ売れるかわからない巻取製品を
製品倉庫に大量に準備するのではなく、ミルロールを大
量に貯蔵することができるミルロール貯蔵装置を設けて
、これにミルロールを貯えておく。そうすれば製膜装置
の1ロットにおける生産量を大きくしても支障はない。 そしてミルロールとして貯えておけば、必要な仕様のミ
ルロールをその都度貯蔵装置から取り出して加工するこ
とができるので巻取製品の多ロット少量生産に対処でき
る。
【0015】ところが、上述した従来のミルロール保管
装置には次のような不都合がある。
【0016】即ち、いくつかのミルロールを1段に並列
に架台上に載せて保管する形式は、貯蔵容量を増大させ
るには膨大な床面積を必要とする。
【0017】また、特公昭50−38871号公報に示
される形式では、貯蔵装置近くでミルロールを昇降機に
より持ち上げてから目的とする段の搬送台車に載せ替え
なければならない。また、ある段に収容されたミルロー
ルを他の段に移すには一度その段の端部まで水平に長い
距離を搬送して取り出した後、高さを変え、目的とする
段の搬送台車に移し替えて搬送する必要がある。しかも
、ミルロールの重量は一般に大きく、例えばフィルム幅
5メートルのもので3〜4トンになる。それゆえ、ミル
ロールの収容、取り出し等に時間がかかり、時間の損失
が大きい。また、各段の搬送台車にミルロールを移し替
える操作は面倒である。また各段毎に搬送台車及び各段
の搬送台車へミルロールを載せ替えるための昇降台等も
必要なので設備が複雑となる。更に、棚の各段毎に伸縮
アームをもつ搬送台車を設けるので、各段毎に搬送台車
及びミルロールの大きな搬送空間が必要である。従って
貯蔵密度は低下する。
【0018】また、いくつかのミルロールを載せて保管
する複数段のチェーンコンベアを備え、ミルロールを必
要な段のチェーンコンベアに載せ、そのコンベアで必要
な保管位置まで搬送して保管する形式では、多数のミル
ロールを一括移動して収容、取り出しを行わなければな
らず、そのために非常に大きな動力を必要とする。また
、ミルロールは収容した順番に取り出さなければならな
いから、収容、取り出しに時間がかかる。
【0019】この発明の目的は、ミルロール貯蔵装置に
おけるミルロールの出し入れを容易にし、しかも限られ
た空間に、より多くのミルロールを貯蔵できるようにす
ることにある。
【0020】この発明の別の目的は、限られた空間に設
けた比較的簡素な機構によりミルロールの揺れを防止す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のミルロール貯蔵装置は、ミルロールを水平
な姿勢で貯蔵するミルロール貯蔵装置において、少なく
とも一列に並んだ複数の貯蔵ユニットと、上記貯蔵ユニ
ットの上方を走行可能な走行台車と、上記ミルロールの
両端部を保持する係合装置と、この係合装置を上記ミル
ロールの両外側において保持し、上記走行台車に昇降可
能に吊す巻上装置とを備え、上記貯蔵ユニットは、上記
ミルロールの長手方向に直角な方向に隣り合うスタンド
と、この隣り合うスタンドの間に設けた、上記ミルロー
ルが昇降できる空間と、上記スタンドに設けた、上記ミ
ルロールの支持部と、上記ミルロールが昇降できる空間
から上記支持部に通ずる、上記スタンドに設けたミルロ
ール収容空間とを有し、上記支持部のうち上下に隣り合
う支持部の間隔は、上記ミルロールを保持した上記係合
装置を受け入れることができる間隔であることを特徴と
する。
【0022】ミルロールの長手方向における両外側のそ
れぞれに配置した、上記係合装置から該走行台車上の2
ケ所へ各々互いに逆方向に張られる線条体と、この線条
体を上記係合装置の昇降に応じて引き取り、繰り出しを
する引き取り機構とを有する揺れ止め装置を備えるとよ
い。
【0023】なお、ここでの水平、直角は厳密な意味の
完全な水平や直角のみを意味するものではなく、概略の
水平や直角も含む。また、線条体はロープ、チェーンだ
けでなくクレーン、ホイスト等の巻上装置に適用可能な
巻り取り可能の線状材料を含む。
【0024】
【作用】上から2段目以下のミルロール収容場所にミル
ロールを収容する場合、係合装置に支持されて巻上装置
により巻き上げられたミルロールは、走行台車及び巻上
装置の働きにより、隣り合うスタンド間の空間を通して
目的の収容場所の前方に位置付けられ、走行台車の働き
により目的の収容場所へそのミルロール支持部とそのす
ぐ上のミルロール支持部との間を通して搬入される。
【0025】巻上装置は係合装置をミルロールの両外側
でそれぞれ支持するので、上から2段目以下の収容場所
にミルロールを収容する際にその収容場所の高さまでミ
ルロールを下ろして支持部真上へ水平移動させても、そ
れより上に貯蔵されているミルロールに干渉することは
ない。
【0026】従って、係合装置でミルロールを支持する
と、走行台車と巻上装置とにより係合装置から他の装置
に載せ替えることなく、各段の任意の収容場所にミルロ
ールを搬入することができる。
【0027】また、揺れ止め装置の線条体は、係合装置
を所要の高さに降ろしたとき、引き取り機構から引き出
され、上記係合装置から走行台車へ、その走行台車の走
行方向において互いに反対方向に斜めに張られるので、
係合装置に生ずる横揺れを防止することができる。
【0028】
【実施例】図1ないし図6は本発明によるミルロール貯
蔵装置の第1実施例を示す。図1はミルロール貯蔵装置
を1つの貯蔵ユニットについて示す側面図である。ミル
ロール貯蔵装置10は、図1における左右の方向に一列
に並ぶ多数の貯蔵ユニット12を備え、各貯蔵ユニット
12は、多数のミルロール14を多段(図示の実施例の
場合上下4段)に分けて、ミルロール14の長手方向に
直角かつ水平方向に並べ、各ミルロール14を水平な姿
勢で貯蔵する。
【0029】貯蔵ユニット12は、左右一対のスタンド
16を有している。この一対のスタンド16の間はミル
ロール14が昇降することができる空間18となってい
る。図2は図1に示した一対のスタンド16の斜視図で
あり、ミルロールを収容していない状態を示す。スタン
ド16は、図2に示すように一対の柱20と、この柱2
0から空間18へ向けて突出する腕22とを備えている
。腕22は、柱20にミルロール14の貯蔵段数と同じ
数だけ、上下に所定の間隔で配置されている。腕22の
先端部にはミルロール14を一定の位置に保持するため
の支持部24が設けてある。図示の実施例の場合、腕2
2に備えた支持台25のV字形の溝が支持部24となっ
ている。支持部24は空間18へ向けて突出する腕22
に設けてあるので、各支持部24の間は空間26となる
。また、この空間26は、空間18から支持部24に通
じており、ミルロール14を収容するためのミルロール
収容空間となっている。
【0030】ミルロール貯蔵装置10の正面図である図
3に示すように、ミルロール14における巻芯28の両
端は、そのミルロールの両端面15から突出している。 スタンド16は、ミルロール14をミルロール収容空間
26に収容したとき、そのミルロール14の巻芯28の
両端部を一対の支持部24に載せて支持する。
【0031】スタンド16の上方には、図示しない柱に
支えられた一対の梁30が一対の柱20の両外側に設け
てあり、その梁30に取り付けたレール32上には走行
台車34が備えてある。また、ミルロール14を搬送中
に保持するために係合装置36が準備してある。更に、
係合装置36を昇降させるための巻上装置38が走行台
車34の機枠39に設置してある。ミルロール14を係
合装置36により保持して巻上装置38により巻き上げ
ると、ミルロール14は走行台車34から吊した状態と
なる。
【0032】ミルロール14を所要の貯蔵ユニット12
へ搬送する場合、走行台車34は、図1において矢印A
で指示した鎖線で示すように巻上装置28によりミルロ
ール14を上限まで巻き上げた状態でスタンド16の上
方を走行する。そのためスタンド16と走行台車34と
の間隔は、ミルロール14を係合装置36で保持して巻
上装置38により上限に巻き上げたとき、そのミルロー
ル14を走行台車34の走行により搬送可能な間隔とな
っている。
【0033】また、上下に隣り合う支持部24と支持部
24との間隔は、空間18からミルロール収容空間26
へ、ミルロール14を支持した係合装置36を走行台車
34の走行により水平移動して出し入れすることができ
る間隔にしてある。図1において矢印Bで指示したミル
ロール14は、一対のスタンド16の間に下降している
。また、図1において矢印Cで指示した鎖線は、上下に
隣り合う支持部24間に、ミルロール14を支持した係
合装置36を搬入した状態を示す。
【0034】なお、図1において右側に示した柱20に
は、左側の腕22及び支持部24と右側の腕22及び支
持部24とが設けられており、右側の腕22及び支持部
24は隣の貯蔵ユニットに属している。また、図示の実
施例の場合、一対のスタンド16の間の、ミルロール1
4が昇降する空間18は、その両側のミルロール収容空
間26に共通であるので、ミルロール14の搬入のため
の空間は少なくて済み、単位容積当りの貯蔵量は多くな
る。
【0035】図4は、走行台車の正面図、図5は同底面
図である。図4に示すように、走行台車34は、その左
右両端部それぞれにレール32に載った車輪41と、レ
ール32沿いのラック40に噛み合うピニオン42とを
備えており、走行用モータ44の回転を駆動軸46と伝
動装置48を介してピニオン42に伝えることにより左
右のレール32上を前後に走行することができる。
【0036】巻上装置38は、図4に示すように伝動軸
50で接続した左右一対の電動ウインチ54からなり、
ミルロール14の長手方向における両外側において一対
のワイヤーロープ52により係合装置36を支持してい
る。ワイヤーロープ52の上端は巻胴55外周に巻かれ
ており、また、この巻胴55は巻上モータ56により正
逆両方向に回転駆動可能になっているので、巻上モータ
56を作動させて一対のワイヤーロープ52の巻き取り
、巻き戻しを行うことにより係合装置36を昇降させる
ことができる。
【0037】係合装置36は、図4に示すように機枠5
8の両側に一対の係合腕60を備えている。この一対の
係合腕60は、それぞれ同様な構造であり、向かい合わ
せに配置してある。図4において右側の係合腕60の部
分は断面図示してある。係合腕60は、その下端には巻
芯28の両端の中空部内周面に引っ掛けるためのフック
62を、また機枠58沿いの基部64には二つの案内孔
66を有している。そして、案内孔66に通した軸68
により水平方向にスライド可能に支持されている。また
、基部64にはネジ軸70が螺合している。ネジ軸70
は、図5に示すように左右に設けてあり、機枠58に取
り付けたモータ72により、傘歯車を備えた伝動装置7
4を介して正逆両方向に回転駆動される。モータ72は
、左右のネジ軸70を回転駆動することにより、一対の
係合腕60を互いに反対方向にスライドさせて、その一
対の係合腕60の間隔を広げたり、狭めたりすることが
できる。図4において実線で示してある一対の係合腕6
0は、互いに接近して、巻芯28の両端の中空部にフッ
ク62を入れた状態を示し、鎖線は一対の係合腕60が
、互いに離反して、巻芯28を解放した状態を示す。 このようにすればネジ軸70を駆動しない限り係合腕6
0の間隔は広がらないのでミルロール14の支持は確実
であり安全性が高い。
【0038】係合装置36をワイヤーロープ52により
吊り下げて支持した場合、走行台車34の走行に伴い係
合装置36の横揺れにより不都合を生ずる恐れがあるの
で、揺れ止め装置を備えることが好ましい。従来の、例
えば特開昭61−2646号公報に開示されているよう
な垂直案内材を持つ形式の揺れ止め装置、又は外径の異
なる複数の案内筒をスライド可能に同心にはめ合わせて
各案内筒が長手方向にスライドすることにより伸縮可能
とした形式、即ちテレスコープ式の揺れ止め装置は、係
合装置の昇降距離が大きい場合に適用が困難である。し
かも大がかりな構造の案内機構が必要になる。従って、
このような不都合を伴わずにミルロールの横揺れを抑え
るようにすることが必要である。そこで、図示の実施例
のミルロール貯蔵装置10は次に説明する揺れ止め装置
を備えている。
【0039】揺れ止め装置は、図1に示すように係合装
置36から走行台車34へ互いに前後逆走向に張られた
一対のワイヤーロープ76を有する。この一対のワイヤ
ーロープ76は、係合装置36の長手方向の両側におい
て揺れ止めを行うため、図4に示すように走行台車34
の左右の両端近くにそれぞれ配置されている。ワイヤー
ロープ76の下端部は係合装置36の機枠58の端部に
係合しており、その上端部は、走行台車34に設けた、
図6に示す引き取り機構78により引き取られている。
【0040】図6はワイヤーロープ76の引き取り機構
の説明図である。引き取り機構78は、ワイヤーロープ
76を巻き取るためのドラム80と、ドラム80の駆動
用モータ82と、このモータ82とドラム80との間の
動力伝達機構84中に設けた電磁パウダークラッチ86
とを備える。
【0041】ドラム80は、図5に示すように、各ワイ
ヤーロープ76毎に設けてあり、機枠39に回転可能に
支持されている。そして左右のドラム80は駆動軸88
により連結されている。また図6に示すモータ82、動
力伝達機構84及びパウダークラッチ86は走行台車3
4に備えた支持板90上に設置してある。
【0042】動力伝達機構84は、図6に示すように、
電磁パウダークラッチ86の出力軸の回転を、互いに噛
み合う同じ歯数の一対の歯車92と一対のベルト伝動装
置94及び駆動軸88とを介して走行台車34の前部に
あるドラム80と後部にあるドラム80とに、回転方向
が互いに逆になるようにかつ同じ角度だけ回転するよう
に伝達することができる。
【0043】モータ82は、係合装置36の昇降時及び
走行台車34の走行時に、ワイヤーロープ76の巻取方
向に働き、電磁パウダークラッチ86の入力軸を回転駆
動することができる。電磁パウダークラッチ86は、そ
の出力軸から調節されたトルクを出力することができ、
その入力軸と出力軸との間において連続的にスリップ可
能であり、スリップ量の大きさに関わらず出力軸のトル
クをほぼ一定に維持することができる。従って、ドラム
80はモータ82の回転速度と、係合装置36の昇降に
よるワイヤーロープ76の繰り出し速度とが一致してい
なくても、電磁パウダークラッチ86においてスリップ
が生じ、係合装置36の昇降に応じてワイヤーロープの
巻取方向に一定のトルクで回転しようとする。それゆえ
、ワイヤーロープ76は、係合装置36の昇降時、張力
が生じた状態で引き取り機構78により引き取られたり
、繰り出しされたりする。また、走行台車34の走行中
にも張力が与えられるので、その張力によりミルロール
14の揺れを極力防止し、仮に揺れが生じたとしても素
早くその揺れを滅衰させることができる。なお、電磁パ
ウダークラッチ86は、走行台車34の走行時にはその
励磁電流を増大させることによりワイヤーロープ76の
拘束力を高めるようにするとよい。
【0044】次に、このミルロール貯蔵装置10におけ
るミルロール収容動作について説明する。なお、ここで
は、図1に示す上から2段目左側のミルロール収容空間
26に収容する場合を代表的に説明する。
【0045】まず、貯蔵ユニット12の外に準備した、
収容するミルロール(図示せず)の真上へ走行台車34
を走行させて停めた後、係合装置36を降ろす。このと
き一対の係合腕60の間隔は広げておく。フック62が
巻芯28の両端の中空部の手前に位置すると、係合装置
36の下降を停止させる。次に係合装置36のモータ7
2を作動させて一対の係合腕60の間隔を狭め、巻芯2
8の中空部にフックを入れて、一対の係合腕60間にミ
ルロール14を保持する。次いで、この係合装置36を
巻上装置38により上限まで巻き上げた後、走行台車3
4を図1に示すように走行台車34を目的のミルロール
収容空間26を含んでいる貯蔵ユニット12の空間18
の真上に停める。
【0046】次に、巻上装置38を巻戻し方向に作動さ
せて係合装置36を、図1において矢印Bで指示したミ
ルロール14と同様な位置まで下降させる。このときの
ミルロールの巻芯28の高さは、図3に実線で示すよう
に、目的とするミルロール収容空間26の支持部24よ
りわずかに高くなっている。
【0047】次に、走行台車34を走行させて目的のミ
ルロール収容空間26の支持部24の真上につける。そ
うすると係合装置36及びミルロール14の巻芯28は
、最上段の支持部24と上から2段目の支持部24と間
の空間26を通して水平移動し、図1に矢印Cで指示し
た鎖線で示すように上から2段目の支持部24の真上に
つく。
【0048】次に、巻上装置38を巻戻し方向に作動さ
せて係合装置36を下降させ、ミルロール14の巻芯2
8を支持部12の上に載せた後、係合装置36を作動さ
せて一対の係合腕60の間隔を広げ、フック62を巻芯
28から抜いてミルロール14を解放する。ミルロール
14が解放されると、走行台車34を図1に示した位置
に戻した後、係合装置36を上限まで巻き上げる。これ
で収容動作が終わる。
【0049】上述のようにして収容されたミルロール1
4を取り出す場合には、まず走行台車34を作動させて
貯蔵ユニットの空間18の真上につけ、上述のミルロー
ル収容動作とは逆の手順に従い、走行台車34、巻上装
置38、係合装置36をそれぞれ逆方向に作動させてミ
ルロール14を図1に矢印Aで指示した鎖線で示す位置
まで取り出す。その後、ミルロール14の供給場所の真
上に走行台車34を走行させて係合装置36下降させ、
ミルロール14を受け台等に載せた後、係合装置36の
保持を解放し、係合装置36を上昇させて待機させる。 なお、ミルロール14又は空の巻芯28をある収容場所
から別の収容場所へ移すことにより、収容場所の有効利
用、取り出し時間の短縮化等を図るようにしてもよい。
【0050】図7は本発明によるミルロール貯蔵装置の
第2実施例を示す。図7はミルロール貯蔵装置の正面図
である。この実施例では、多数の貯蔵ユニット112が
ミルロール114の長手方向、即ち図7の紙面に垂直な
方向に並べてある。ミルロール貯蔵ユニット112の上
方には、ミルロール114の長手方向に走行可能な走行
台車134が、図示しない両側のレール間に掛け渡して
設けてある。この走行台車134は、その走行方向に直
角に設けた、前後一対の機枠139上の一対のレール1
37沿いに走行する横行台車135を備えている。この
横行台車135には巻上装置138が設けてあり、巻上
装置138は係合装置136を走行台車134から吊り
下げた状態で昇降させることができるようになっている
。スタンド116、支持部124、横行台車135、巻
上装置138及び係合装置136は、この場合  第1
実施例のものと同様な構造である。そして、ミルロール
114の搬入時、ミルロール114を保持した係合装置
136は、走行台車134により一対のスタンド116
の間の空間118を通して所要のミルロール収容空間1
26の前まで搬送され、巻上装置138により所要の高
さに付けられた後、上記横行台車135の走行により支
持部124真上に搬入される。なお、このとき係合装置
136を隣の貯蔵ユニット112のスタンド116に干
渉させないようにするための空間が、前後に隣り合うス
タンド116の間に設けてある。
【0051】以上、2実施例について説明したが、その
実施態様は設計条件により設計者の公知技術により多様
に変化し得るものである。
【0052】例えば、この発明のミルロール貯蔵装置で
は、必要な貯蔵量と設置空間の大きさ等の条件に応じて
上下方向の貯蔵段数及び貯蔵ユニット数が決められる。 また各貯蔵ユニットにおいて支持部の構造や数を全て同
じにしてもよいし、発明の要旨を逸脱しない範囲でそう
しなくてもよい。
【0053】また、ミルロール貯蔵装置は、複数個の貯
蔵ユニットをミルロール長手方向に1列に並べたもの又
は複数個の貯蔵ユニットをミルロール長手方向に直角に
1列に並べたものを平行に複数列設け、その貯蔵ユニッ
トの各列をまたぐように、第2実施例で示すような、そ
の走行方向に直角な方向に移動可能な横行台車を備えた
走行台車を設けてもよい。
【0054】また、スタンドは、図1のように左右に一
対の柱を備えているものに限らず、単一のスタンド体で
もよい。また柱から突出する腕も同様に左右一体となっ
てもよい。更に1本の柱の両側又は片側に複数段に腕を
備えるものに限らず、互いに反対側へ腕を出した2本の
柱を背中合わせに接近して並べた構造としてもよい。ま
た図1に示すように左側の柱の片側にのみ腕及び支持部
を設けてあが、柱の両側に支持部を設けてもよい。
【0055】また支持部は、ミルロールの巻芯の外周下
面を支える台に限らず、ミルロールを水平な姿勢で支持
できるものであれば、巻芯両端部をそれぞれ一対の被駆
動ローラで支え、貯蔵中にミルロールを回転駆動するこ
とができるようにしたもの、又は金属コイルなど傷付き
にくいミルロールの貯蔵においては外周下面を支えるも
の、又は巻芯長手方向に進退して巻芯両端の中空部等に
係合する一対支持軸を備えるものなどが考えられ、ミル
ロールが移動したり落下したりしないように支持する機
能があるものであればよい。
【0056】また、走行台車は、その車輪をレールの上
に載せたものに限らずレール上を摺動して移動するもの
、レールの下方に設けたもの、スタンドをまたぎ、床に
設けたレール上を走行する門型のものでもよい。また、
走行駆動装置をその台車の機枠に備えたものに限らず、
他の場所に走行駆動装置を備えケーブルを介して走行さ
せるもの等でもよい。
【0057】また、巻上装置は、一つの巻胴に複数のワ
イヤーロープを巻き取る形式、また巻胴及びその駆動機
構は走行台車以外の場所に設け、ワイヤーロープを、走
行台車を経て係合装置に至らせ、係合装置を支持する形
式であってもよい。また巻上駆動機構を係合装置側に備
えることもできる。また係合装置を吊す手段としてワイ
ヤーロープ以外にチェーン等、巻上装置に用いることが
できる線条体であればよい。
【0058】また、係合装置は、係合腕のフック部を巻
芯中空部に入れてミルロールを保持するものに限らず巻
芯の外周下面を支える形式、また係合腕がミルロール長
手方向にスライドする形式だけでなく、揺動運動により
ミルロールから進退する形式、又はミルロール長手方向
の中心軸線の回りに揺動するフックを有する形式、又は
係合腕が機枠に固着されており、その係合腕より支持軸
を進退させる形式等を用いる場合もありえる。
【0059】また、揺れ止め装置の線条体はV字形でな
くX形に張ってもよい。
【0060】また、引き取り機構は、走行台車ではなく
係合装置側に設けてもよい。また、ドラムに線条体を巻
き取る形式でなく、線条体端を直線的に引っ張る形式で
もよい。また、線条体をドラムに巻き取る場合は、共通
のドラムに複数の線条体を巻き取るようにしてもよい。 また引き取り機構は、ドラムを、連続的にスリップ可能
な摩擦クラッチを介してモータにより駆動する型式だけ
でなく、速度対トルク特性が電磁パウダークラッチの特
性に似たモータにより駆動してもよい。またモータの代
わりに、ドラムをぜんまいバネ、重錘等を用いてもよい
。また、走行台車の走行時においてドラム又は線条体の
ドラムからの繰り出しを拘束するための電磁ブレーキ等
の制動機構を備えることも有り得る。更に係合装置の下
降時にモータを停止し、摩擦クラッチにスリップを生じ
させながら線条体に張力を与えるようにすることも有り
得る。
【0061】この発明のミルロール貯蔵装置は紙又は金
属帯の巻取ロールの貯蔵に適用してもよい。またミルロ
ールは、その両面面から巻芯が突出するものに限らず、
巻芯がミルロール端面から突出しないもの又は中心部が
中空で巻芯を有さない場合も有り得る。
【0062】
【発明の効果】この発明によるミルロール貯蔵装置では
、収容場所が上下複数段になっていても、一旦ミルロー
ルを係合装置で支持すると、他の装置に載せ替えること
なく各段の任意の収容場所にミルロールを搬入すること
ができるので、ミルロールの収容、取り出し等の際にミ
ルロールの取扱が非常に簡単であり、時間短縮ができる
。また従来のようなミルロールを載せ替えるための昇降
台を必要としないので、装置が簡素になり安定性もよい
。また各段の収容場所に共通の走行台車を設けているの
で貯蔵空間に対する貯蔵量の割合も増大する。従って限
られた空間でも貯蔵装置の大容量化がしやすい。そして
、本発明によるミルロール貯蔵装置をフィルム生産ライ
ン等に設置しミルロールの貯蔵容量を大きくすれば、ス
リッターリワインダー以後の工程では多ロット少量生産
とし、かつワインダー以前の工程では極力少品種多量生
産とすることができる。それによって、在庫量を増やす
ことなく多品種少量の巻取製品を即時納入し、かつ生産
効率、原料に対する製品収得率を高くする道が開ける。
【0063】また、請求項(2)記載の装置によれば、
ミルロールの揺れ止めのために、大きな構造の案内材等
を走行台車に設けなくてもよく、ミルロールが上下複数
段に収容されて係合装置の昇降量が大きい場合でもその
適用が可能であり、占有空間も少なくて済む。そしてミ
ルロールを支持部上に正確に素早く位置付けることがで
きるようになる。また巻上装置は揺れ止めのための荷重
を負担しなくてよいので都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるミルロール貯蔵装置の第1実施例
に係る側面図である。
【図2】貯蔵ユニットの斜視図である。
【図3】本発明によるミルロール貯蔵装置の第1実施例
に係る正面図である。
【図4】走行台車の正面図である。
【図5】走行台車の底面図である。
【図6】揺れ止め装置の説明図である。
【図7】本発明によるミルロール貯蔵装置の第2実施例
に係る正面図である。
【符号の説明】
10  ミルロール貯蔵装置 12  貯蔵ユニット 14  ミルロール 18  空間 20  スタンド 24  支持部 26  ミルロール貯蔵空間 28  巻芯 34  走行台車 36  係合装置 38  巻上装置 60  係合腕 76  ワイヤーロープ(線条材) 78  引き取り機構 80  ドラム 82  モータ 84  動力伝達機構 86  電磁パウダークラッチ 135  横行台車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ミルロールを水平な姿勢で貯蔵するミ
    ルロール貯蔵装置において、少なくとも一列に並んだ複
    数の貯蔵ユニットと、上記貯蔵ユニットの上方を走行可
    能な走行台車と、上記ミルロールの両端部を保持する係
    合装置と、この係合装置を上記ミルロールの両外側にお
    いて保持し、上記走行台車に昇降可能に吊す巻上装置と
    を備え、上記貯蔵ユニットは、上記ミルロールの長手方
    向に直角な方向に隣り合うスタンドと、この隣り合うス
    タンドの間に設けた、上記ミルロールが昇降できる空間
    と、上記スタンドに設けた、上記ミルロールの支持部と
    、上記ミルロールが昇降できる空間から上記支持部に通
    ずるミルロール収容空間とを有し、上記支持部のうち上
    下に隣り合う支持部の間隔は、上記ミルロールを保持し
    た上記係合装置を受け入れることができる間隔であるこ
    とを特徴とするミルロール貯蔵装置。
  2. 【請求項2】  揺れ止め装置を備え、該揺れ止め装置
    は、ミルロールの長手方向における両外側のそれぞれに
    配置した、上記係合装置から上記走行台車ヘ互いに逆方
    向に張られる線条体と、この線条体を上記係合装置の昇
    降に応じて引き取り、繰り出しをする引き取り機構とを
    有する請求項(1)記載のミルロール貯蔵装置。
JP41768090A 1990-12-14 1990-12-14 ミルロール貯蔵装置 Pending JPH04217501A (ja)

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