JP3832295B2 - 荷取り扱い設備 - Google Patents

荷取り扱い設備 Download PDF

Info

Publication number
JP3832295B2
JP3832295B2 JP2001262586A JP2001262586A JP3832295B2 JP 3832295 B2 JP3832295 B2 JP 3832295B2 JP 2001262586 A JP2001262586 A JP 2001262586A JP 2001262586 A JP2001262586 A JP 2001262586A JP 3832295 B2 JP3832295 B2 JP 3832295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
transfer
shelf
storage device
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001262586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003072905A (ja
Inventor
吉隆 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2001262586A priority Critical patent/JP3832295B2/ja
Priority to TW091116323A priority patent/TW546232B/zh
Priority to KR10-2002-0048356A priority patent/KR100521609B1/ko
Priority to US10/228,761 priority patent/US20030044262A1/en
Priority to CNB02141940XA priority patent/CN1233540C/zh
Publication of JP2003072905A publication Critical patent/JP2003072905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832295B2 publication Critical patent/JP3832295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/12Storage devices mechanical with separate article supports or holders movable in a closed circuit to facilitate insertion or removal of articles the articles being books, documents, forms or the like
    • B65G1/133Storage devices mechanical with separate article supports or holders movable in a closed circuit to facilitate insertion or removal of articles the articles being books, documents, forms or the like the circuit being confined in a horizontal plane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/045Storage devices mechanical in a circular arrangement, e.g. towers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば荷保管装置と荷処理装置との間で荷を移動させるのに採用される荷取り扱い設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の設備としては、たとえば特開平10−279023号公報に見られる自動倉庫が提供されている。すなわち、この従来構成は、横方向に多数の格納位置を有する一対のラックが、間隔を置いて平行に配設されている。そして、間隔を走行経路として、一対のラック間に移載装置が設けられるとともに、走行経路の端部外方には、それぞれ回動ラックが設けられている。
【0003】
前記移載装置は、一方のラックに設置された昇降レールに沿って走行する走行台車と、この走行台車に設けられたターンテーブルと、このターンテーブルに設けられたアームやハンドなどから構成されている。前記ラックには複数の移載ステーションが設けられ、そして各移載ステーションの上方には、天井走行車の走行レールが設けられている。
【0004】
このような従来構成によると、昇降レールの昇降と、走行台車の走行と、ターンテーブルの回転と、ハンドの作動との組み合わせ動作によって、移載ステーションと、両ラックの格納位置と、回動ラックの棚板との間で物品の受け渡しが行える。その際に、回動ラックは適宜に回動される。また、走行レールを介しての走行によって移載ステーションの上方で停止させた天井走行車により、移載ステーションとの間で物品の受け渡しを行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、荷が塵埃などを嫌うものであったときには、自動倉庫の部分を含めて全体をクリーンルームに設けなければならず、したがって、設備費や運転費が高価になることなどから容易に採用できない。
【0006】
さらに、保管量(格納量)を増加するためには、ラックなどの上下高さを高く形成するか、ラックを長く形成しなければならない。ここで、ラックなどを高く形成することは、建屋の規模などから制約を受けることになり、そしてクリーンルームのようなクリーン空間をできるだけ狭くしたい場所には容易に採用できない。また、ラックを長く形成することは、その分、占有スペースが拡大されることになって、クリーンルームのような場所には容易に採用できない。
【0007】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、荷保管装置と荷処理装置との間における荷の移動を、クリーンルームを利用して行えるものでありながら、設備費や運転費を低減し得る荷取り扱い設備を提供することを目的としたものである。
【0008】
また請求項3、4記載の発明は、荷保管装置の全体をコンパクトに構成し得るものでありながら保管量を増加し得、しかも外部に対する荷の出し入れは保管量をさほど減少させることなく容易に行える荷取り扱い設備を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の荷取り扱い設備は、荷保管装置と荷処理装置とが設けられ、前記荷保管装置は、矩形箱状の囲壁体内に荷保管室が形成されるとともに、囲壁体の外板に荷入出部が形成され、前記荷処理装置は、囲壁体内に処理室が形成されるとともに、囲壁体の外板に荷入出部が形成され、これら荷保管装置や荷処理装置の荷入出部は、荷保管装置や荷処理装置の外板間に設けられた隔壁体によって区画形成されたクリーンルームに臨んで設けられ、荷保管装置と荷処理装置との間での荷の受け渡しが、クリーンルーム内で行われるように構成されていることを特徴としたものである。
【0010】
したがって請求項1の発明によると、荷保管装置や荷処理装置を非クリーンルーム(大気室など)に設置し得るものでありながら、荷保管装置と荷処理装置との間における荷の移動はクリーンルームを利用して、充分なクリーン雰囲気で行える。また荷保管装置や荷処理装置の外板を兼用することで、クリーンルームを形成するための隔壁体の材料使用量を減少し得るとともに、相互に補強し合う構成にし得る。
【0012】
そして本発明の請求項2記載の荷取り扱い設備は、上記した請求項1記載の構成において、クリーンルーム内には、荷保管装置と荷処理装置との間で荷の受け渡しを行う荷搬送手段が設けられていることを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項2の発明によると、クリーンルーム内における荷保管装置と荷処理装置との間における荷の移動は、荷搬送手段によって容易にかつ自動的に行える。
【0014】
さらに本発明の請求項3記載の荷取り扱い設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、荷保管装置は、回転棚と、固定棚と、これら棚との間で荷を受け渡し自在な移載手段と、この移載手段により荷を受け渡し自在な入出庫手段とを有し、入出庫手段の外端が、荷入出部としてクリーンルーム内に位置されていることを特徴としたものである。
【0015】
したがって請求項3の発明によると、回転棚を回転させることで、この回転棚に対して移載手段により荷の出し入れを行える。また、固定棚に対して移載手段により荷の出し入れを行える。さらに入出庫手段を作動させることで、クリーンルーム内の荷入出部と移載手段による荷受け渡し位置との間で荷を入出庫し得る。
【0016】
しかも本発明の請求項4記載の荷取り扱い設備は、上記した請求項3記載の構成において、回転棚は、縦方向の回転棚軸心の周りで回転自在に構成されるとともに、前記回転棚軸心を中心とした回転円経路上に複数の荷受け部が設けられ、移載手段は前記回転棚の側外方に位置され、その移載作用部が前記回転棚軸心に平行状の移載軸心の周りで回転自在に設けられるとともに、移載作用部は前記回転円経路に接線状に重合される移載円経路上で作用自在に構成され、この移載円経路上に荷支持部を有する固定棚が設けられ、前記荷受け部と荷支持部とはそれぞれ上下複数段に設けられるとともに、前記回転棚と固定棚との少なくとも一方には前記荷受け部や荷支持部を削除した空間部分が形成され、この空間部分を利用して入出庫手段が設けられていることを特徴としたものである。
【0017】
したがって請求項4の発明によると、回転棚を回転棚軸心の周りに回転させて、回転円経路と移載円経路との重合部分に目的とする荷受け部を位置させることで、この荷受け部に対して、移載手段により荷の出し入れを行える。また、移載手段の移載作用部を移載軸心の周りに回転させることで、固定棚の荷支持部に対して、移載手段により荷の出し入れを行える。そして、回転棚の荷受け部群や固定棚の荷支持部群によって、上下高さを最大限に利用して保管量を増加し得るものでありながら、荷受け部や荷支持部を削除して形成した空間部分を利用して配設した入出庫手段によって、荷の出し入れを行える。
【0018】
また本発明の請求項5記載の荷取り扱い設備は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の構成において、荷が、被処理物を収納可能なカセットであることを特徴としたものである。
【0019】
したがって請求項5の発明によると、荷保管装置での保管やクリーンルームでの受け渡しは、被処理物を収納したカセット単位で行える。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図16に基づいて説明する。
図3〜図5において、荷保管装置10は、矩形箱状の囲壁体11と、この囲壁体11内に配設された回転棚21、移載手段51、固定棚101、ならびに囲壁体11を貫通して配設された入出庫手段111a,111bなどにより構成されている。
【0021】
前記囲壁体11は、枠組体12と、この枠組体12の外側で下半分に取り付けられた下部外板13と、枠組体12の外側で上半分に取り付けられた上部外板14と、枠組体12の下側に取り付けられた床板15と、枠組体12の上側に取り付けられた天井板16などにより密閉状に構成されている。その際に、下部外板13や上部外板14の少なくとも一部、主として上部外板14には樹脂製などの透明板が使用され、以て、囲壁体11内の荷保管室(荷保管空間)17の状況を、透明板を透して外から把握し得るように構成されている。なお囲壁体11は、前記床板15の下面側に設けられた脚体19を介して床2上に配設されている。
【0022】
図4〜図7において、前記荷保管室17内の一側寄りの位置には前記回転棚21が配設されている。この回転棚21は、縦方向の回転棚軸心22の周りで回転自在に設けられるとともに、前記回転棚軸心22を中心とした回転円経路23上に複数の荷受け部32が設けられている。
【0023】
すなわち底板15上には、前記回転棚軸心22を中心とした円状のLMガイド手段25を介して円板状の回転体26が設けられている。この回転体26の中央部分からは、前記回転棚軸心22上に位置される状態で6角筒状の縦軸体27が立設され、この縦軸体27の上端には閉塞板27Aが設けられている。そして閉塞板27Aの中央部分から立設された縦ピン28が、前記囲壁体11の上部に設けられた支持プレート20に対して、軸受装置29を介して遊転自在に支持されている。
【0024】
前記縦軸体27の上下方向の複数箇所には、6角状の環状板30が外嵌して配設され、これら環状板30は複数の取付け部材31などを介して縦軸体27に連結されている。各環状板30の周方向の6箇所(複数箇所)に前記荷受け部32が配設され、これら荷受け部32は板枠状であって、その基端が連結具33を介して環状板30側に連結されることで、横外方へ突出される状態で環状板30側に片持ち状で支持されている。
【0025】
そして荷受け部32には、上下ならびに遊端(外側)に開放される凹所34が形成されるとともに、この凹所34の周辺の3箇所(単数個所または複数箇所)からは位置決めピン35が立設されている。また、荷受け部32の基端部分には在荷検出手段の一部を構成する反射ミラー36が、遊端部分にはレベル検出手段の一部を構成する反射テープ37がそれぞれ設けられている。
【0026】
前記回転棚21を回転させる回転棚駆動手段41が設けられている。すなわち、前記底板15の隅部には回転駆動部42が設けられ、この回転駆動部42からの下向きの駆動軸43には駆動ギヤ44が設けられている。そして前記回転体26の周縁にはリングギヤ45が設けられ、このリングギヤ45に前記駆動ギヤ44が常時噛合されている。ここで回転駆動部42は、モータや減速機などからなり、前記駆動軸43を正逆に駆動すべく構成されている。
【0027】
したがって、回転棚駆動手段41の回転駆動部42により駆動軸43を正逆に駆動させることで、駆動ギヤ44やリングギヤ45などを介して回転棚21を、回転棚軸心22の周りで正逆に回転し得る。その際に回転棚21は、最大で180°の回転が行われるように構成されている。以上の22〜45などにより回転棚21の一例が構成される。
【0028】
図4、図5、図8〜図10において、前記荷保管室17内の他側寄りの位置には前記移載手段51が配設されている。この移載手段51の移載作用部81は、前記回転棚軸心22に平行状の移載軸心52の周りで回転自在に設けられるとともに、前記回転円経路23に接線状に重合される移載円経路53上で作用自在に構成されている。
【0029】
すなわち、底板15上にはベース枠54が設けられ、このベース枠54からポスト体55が立設されるとともに、このポスト体55の前面側にはガイドレール56が設けられている。ここでポスト体55は、左右一対の側部材55Aと、これら側部材55Aの内側面間に設けられた後部材55Bと、この後部材55Bの前面側に設けられた前部材55Cとからなり、これら前部材55Cの前面側に、前記ガイドレール56がそれぞれ設けられている。そしてポスト体55の上端には上枠57が設けられ、また前部材55Cにはそれぞれカバー体58が設けられている。
【0030】
前記ガイドレール56に被ガイド体59を介して昇降自在(LMガイド)に案内される昇降部60が設けられるとともに、この昇降部60に連動された昇降駆動手段61が設けられている。すなわち昇降部60は、前記被ガイド体59側に連結された縦方向部材60Aと、この縦方向部材60Aの下端から前方へと連設された横方向部材60Bとにより、側面視でL字状に形成されている。
【0031】
前記昇降駆動手段61は、前記ベース枠54内に配設された駆動輪体62と、前記上枠57の部分に配設された従動輪体63と、両輪体62,63間に巻回される回動体(タイミングベルトなど)64と、前記駆動輪体62の近くに配設された案内輪体65と、前記駆動輪体62に連動された回転駆動部66などにより構成されている。ここで各輪体62,63,65は左右一対であり、そして回動体64も左右一対に配設されている。
【0032】
その際に各回動体64は、駆動輪体62に巻回される下位回動部64Aと、従動輪体63に巻回される上位回動部64Bとからなる。そして、ポスト体55の前面側に位置されるそれぞれの遊端は前記被ガイド体59側に連結され、また後面側に位置されるそれぞれの遊端間は張力調整具67を介して連結されている。前記回転駆動部66は、正逆駆動可能なモータや減速機などから構成され、その駆動軸68に一対の駆動輪体62が取り付けられている。
【0033】
前記昇降部60の横方向部材60B上には、前記移載軸心52の周りで回転自在な回転体70が設けられ、その際に回転体70の中央部分から垂設された縦軸71が横方向部材60B側の軸受72に回転自在に支持されている。そして前記縦軸71に連動された回転駆動手段73が設けられている。
【0034】
すなわち回転駆動手段73は、前記縦方向部材60Aから横方向部材60Bに亘って設けられた回転駆動部74と、その下向きの駆動軸75に取り付けられた駆動輪体76と、前記縦軸71に取り付けられた従動輪体77と、両輪体76,77間に巻回された無端回動体(タイミングベルトなど)78と、前記横方向部材60B内に配設された複数の案内輪体79などにより構成されている。ここで前記回転駆動部74は、正逆駆動可能なモータや減速機などから構成されている。
【0035】
前記移載作用部81はフォーク形式であって、前記回転体70に対して前後方向(横方向)に出退自在に配設され、以て前記移載軸心52の周りで回転自在に設けられる。すなわち移載作用部81は、前後方向の支持板81Aと、この支持板81Aの中間部分から立設されたずれ規制板81Bなどにより構成されている。そして、前記ずれ規制板81Bよりも前方において、支持板81A上の複数箇所からは位置決めピン82が立設されている。
【0036】
前記回転体70上には、左右一対のレール材83が前後方向に配設されるとともに、これらレール材83間でかつ左右方向の中央部分には前後方向のガイド体84が設けられている。そして、前記支持板81Aの後端で下面側には、前記ガイド体84に外嵌されてLMガイドを構成する被ガイド体85が設けられている。
【0037】
前記移載作用部81を前後方向に出退させる出退駆動手段90が設けられている。すなわち出退駆動手段90は、ガイド体84に沿って配設された螺子軸91と、前記移載作用部81の下面側に設けられかつ前記螺子軸91に螺合されるナット体92と、前記回転体70上に搭載されかつ前記螺子軸91にベルト連動機構93を介して連動された回転駆動部94などにより構成されている。ここで回転駆動部94は、正逆駆動可能なモータや減速機などから構成されている。
【0038】
なお前記移載作用部81の支持板81Aは、前記荷受け部32の凹所34に対して昇降自在に構成されている。そして前記ポスト体55の部分には、被ガイド体59側の昇降を許しかつ両カバー体58間の隙間を閉塞可能な防塵ベルト87が設けられ、また回転体70の部分には、移載作用部81の前後動を許しかつガイド体84の上方を閉塞可能な防塵ベルト88が設けられている。
【0039】
以上の52〜94などにより移載手段51の一例が構成される。そして移載手段51の移載作用部81は、前記回転棚軸心22に平行状の移載軸心52の周りで回転自在に設けられるとともに、前記回転円経路23に接線状に重合される移載円経路53上で作用自在に構成されることになる。
【0040】
図4、図5、図11、図12において、前記固定棚101は、前記荷保管室17内の他側寄りの位置でかつ前記移載円経路53上の4箇所(単数箇所または複数箇所)に設けられている。すなわち囲壁体11内において、枠組体12側の上下方向の複数箇所には横方向のフラットバー102が連結され、そして各フラットバー102には荷支持部103が設けられている。これら荷支持部103は板枠状であって、その基端が連結具104を介してフラットバー102側に連結され、以て横前方へ突出される状態でフラットバー102側に片持ち状で支持されている。
【0041】
そして荷支持部103には、上下ならびに遊端(外側)に開放される凹所105が形成されるとともに、この凹所105の周辺の3箇所(単数個所または複数箇所)からは位置決めピン106が立設されている。なお、前記凹所105に対して前記移載作用部81の支持板81Aが昇降自在に構成されている。以上の102〜106などにより固定棚101の一例が構成される。
【0042】
図3〜図5、図12〜図16において、前記移載円経路53上の4箇所に設けられた固定棚101のうちで、前記回転棚21とは離れた側の2箇所(単数箇所または複数箇所)の固定棚101の下部には、下から3段分(下から複数段分)の荷支持部103を削除して空間部分107が形成されている。そして、これら空間部分107を利用して、前記移載手段51との間で荷を受け渡し自在な入出庫手段が設けられている。その際に入出庫手段の入出庫方向は、回転棚軸心22と移載軸心52とを結んだ線109に対して平行状に設定されている。
【0043】
すなわち、囲壁体11における他側の下部外板13には、両空間部分107に対向されてそれぞれ入庫用貫通部110aと出庫用貫通部110bが形成され、これら貫通部110a,110bを通して囲壁体11の内外に亘る状態で、入庫手段(入出庫手段)111aと出庫手段(入出庫手段)111bとが設けられている。
【0044】
ここで入庫手段111aと出庫手段111bは同様な構成であって、囲壁体11の内外に亘る箱枠状の本体112を有し、この本体112上の外端部分には一時受け体113が設けられている。この一時受け体113は一枚板状または分割板状であって、凹所や貫通などによって昇降作用部114が形成されるとともに、この昇降作用部114の周辺の3箇所(単数個所または複数箇所)からは位置決めピン115が立設されている。
【0045】
前記本体112内には、ガイド体116に支持案内されて内外方向(前後方向)に移動自在な移動部材117と、この移動部材117を内外方向に移動させる移動装置118とが設けられている。
【0046】
ここで移動装置118は、移動部材117側に設けられた駆動部(モータなど)119と、この駆動部119からの左右方向の出力軸120に取り付けられたタイミングプーリ121と、このタイミングプーリ121の上方で内外方向の2箇所において移動部材117側に遊転自在に設けられたガイドプーリ122と、これらタイミングプーリ121からガイドプーリ122に亘って掛けられたタイミングベルト123などによって構成されている。なおタイミングベルト123の両端は、前記本体112側の内外端部に固定124されている。
【0047】
前記移動部材117には昇降装置125が設けられている。この昇降装置125は、移動部材117側に軸受126を介して回転自在に設けられた縦方向の螺子軸体127と、移動部材117側に設けられた正逆駆動自在な駆動部(モータなど)128と、この駆動部128からの下向きの出力軸129と前記螺子軸体127との間に設けられた無端連動機構130と、前記螺子軸体127に螺合されたナット体131と、このナット体131を昇降案内すべく移動部材117側との間に設けられたガイド機構132などにより構成されている。そしてナット体131側に昇降部材133が連結されている。
【0048】
これら昇降部材133には旋回装置135が設けられている。この旋回装置135は、昇降部材133側に連結されたブラケット136と、このブラケット136側に軸受137を介して回転自在に設けられた縦方向の軸体138と、ブラケット136側に設けられた正逆駆動自在な駆動部(モータなど)139と、この駆動部139からの上向きの出力軸140と前記軸体138との間に設けられた無端連動機構141などにより構成されている。そして軸体138の上端に昇降体142が連結されている。ここで昇降体142は板状であり、前記一時受け体113の昇降作用部114に対して嵌合自在に構成されている。
【0049】
なお、本体112上の内端部分で、所定の3箇所(単数個所または複数箇所)からは位置決めピン143が立設されている。前記本体112などは、貫通部110a,110bに対して直角状で通り、以て入庫手段111aと出庫手段111bの入出庫方向145は、回転棚軸心22と移載軸心52とを結んだ線109に対して平行状に設定されている。以上の112〜145などにより入庫手段111aや出庫手段111bの一例が構成される。
【0050】
前記出庫手段111bにおける外端部の側方にはストレージ手段151が一体状に設けられている。すなわち、前記本体112に一体状とした箱枠状の本体152が、この本体112とによって平面視でL字状として配設されている。前記本体152上の遊端部分(出庫手段111bとは離れた側)には一時受け体153が設けられている。この一時受け体153は一枚板状であって、凹所によって昇降作用部154が形成されるとともに、この昇降作用部154の周辺の3箇所(単数個所または複数箇所)からは位置決めピン155が立設されている。
【0051】
前記本体152内には、ガイド体156に支持案内されて左右方向に移動自在な移動部材157と、この移動部材157を内外方向に移動させる移動装置158とが設けられている。ここで移動装置158は前記移動装置118と同様であって、駆動部159、出力軸160、タイミングプーリ161、ガイドプーリ162、タイミングベルト163などによって構成されている。そしてタイミングベルト163の両端は、前記本体152側の端部に固定164されている。
【0052】
前記移動部材157には昇降装置165が設けられている。この昇降装置165は前記昇降装置125と同様であって、軸受166、螺子軸体167、駆動部168、出力軸169、無端連動機構170、ナット体171、ガイド機構172などにより構成されている。そしてナット体171側に、昇降部材173を介して昇降体174が連結されている。ここで昇降体174は板状であり、前記一時受け体113,153の昇降作用部114,154に対して嵌合自在に構成されている。以上の152〜174などによりストレージ手段151の一例が構成される。
【0053】
上述したように、囲壁体11内には回転棚21と移載手段51と固定棚101とが設けられ、これら回転棚21と移載手段51と固定棚101とは、回転円経路23と移載円経路53との両方とも単数として配設されている。そして固定棚101は、前記移載円経路53上の4箇所(複数箇所)に設けられている。
【0054】
また、回転棚21には荷受け部32群が上下複数段に設けられ、固定棚101には荷支持部103が上下複数段に設けられている。さらに移載手段51は、回転棚21や固定棚101の上下複数段に対応して作用可能に構成されている。なおカセット(荷の一例)7の下面側には、前記位置決めピン35,82,106,115,143,155群の嵌合を許す嵌合部8が、凹入長孔状に形成されている。ここでカセット7は、被処理物(図示せず。)を収納可能に構成されている。
【0055】
図1〜図3において、前記荷保管装置10は、その入庫手段111aと出庫手段111bとの外端部分によって、その下部外板(外板)13の外方部分に荷入出部148が形成されている。かかる荷保管装置10は、その荷入出部148が所定のスペースをおいて相対向された状態で一対が配設されている。そして両荷保管装置10の側方には、所定間隔を置いた状態でそれぞれ複数の荷処理装置180が併設されている。ここで荷処理装置180は、荷保管装置10に対して同方向に所定間隔を置いた状態で併設されており、以て荷処理装置180群は前述した所定のスペースをおいて相対向されることになる。
【0056】
前記荷処理装置180は、囲壁体181内に処理室182が形成されており、この処理室182内には各種の処理手段(図示せず。)が設けられている。前記囲壁体181の前板となる外板183の外方部分に荷入出部184が形成され、この荷入出部184は、搬入装置185や搬出装置186などにより構成されている。
【0057】
上述したように併設された荷保管装置10と荷処理装置180群との外板13,14、183間などには隔壁体187が設けられている。そして隔壁体187などにより囲まれた域、すなわち前述した所定のスペースの箇所がクリーンルーム5に形成されている。これにより荷保管装置10と荷処理装置180とは、その外板13,14、183が隔壁体187の一部に兼用されるとともに、この外板13,183に形成された荷入出部118,184がクリーンルーム5に臨んで設けられることになる。
【0058】
前記クリーンルーム5は、たとえば天井1側にフィルター3が設けられ、そして床2側に吸引用のグレーチング床(多孔板)4が設けられて構成されており、以てフィルター3を通してクリーンエアAが噴出され、このクリーンエアAがグレーチング床4を通して吸引されるダウンフロー方式とされている。これによりクリーンルーム5内はクリーン雰囲気とされている。
【0059】
前記クリーンルーム5内には、荷保管装置10と荷処理装置180との間でのカセット7の受け渡しを行う荷搬送手段191が設けられ、以てカセット7の受け渡しが、クリーンルーム5内で行われるように構成されている。
【0060】
前記荷搬送手段191は、天井側のレール装置192と、このレール装置192に支持案内され自動走行自在な吊り走行形式の移動体193と、この移動体193の下部側に設けられた荷保持部194などにより構成されている。そして荷保持部194には、荷吊り装置195が昇降動自在に設けられている。ここで、荷搬送手段191による搬送経路196は、各荷入出部118,184の上方間を結ぶ状態で無端状に形成されている。
【0061】
上記した荷保管装置10、荷処理装置180、荷搬送手段191などからなる荷取り扱い設備201は、クリーンルーム5間が連絡用クリーンルーム202を介して連通された状態で、複数設けられている。そして荷取り扱い設備201間では、搬送経路196間が連絡経路203を介して連絡されている。
【0062】
前記連絡経路203などの上方には、前記荷保管装置10における上部外板14の外側を通る上部搬送手段211が設けられている。すなわち上部搬送手段211は、天井側のレール装置212と、このレール装置212に支持案内され自動走行自在な移動体213と、この移動体213の上部側に設けられた荷支持部214などにより構成されている。ここで荷支持部214は、たとえばフォーク形式などからなる。
【0063】
前記囲壁体11の上部外板14には、搬送手段211との間でカセット7の受け渡しを行うための荷通過部215が形成されている。すなわち、回転棚21に近い側において、上部外板14には荷通過部215が開口により形成されている。そして、荷通過部215を通して移動体213の荷支持部214がフォーク動されることで、目的とする荷受け部32との間でカセット7を受け渡し自在に構成されている。
【0064】
なお、荷通過部215の部分に、前記移動体213の荷支持部214との間でカセット7を受け渡し自在な、たとえばフォーク形式などからなる受け渡し手段が設けられた形式などであってもよい。さらには搬送手段211などが省略された形式などであってもよい。
【0065】
以下に、上記した第1の実施の形態における作用を説明する。
クリーンルーム5や連絡用クリーンルーム202では、天井1側のフィルター3を通して噴出させたクリーンエアAをグレーチング床4の下側に排出させることで、ダウンフロー方式によりクリーン雰囲気を保っている。このようなクリーンルーム5を利用して、カセット7を荷保管装置10に入庫して保管するに、まず入庫しようとするカセット7を入庫手段111aの始端部分(外端部分)に載置させる。
【0066】
すなわち、荷搬送手段191の作動などによって、図13のEに示すように、入庫手段111aにおける一時受け体113上に、入庫しようとするカセット7を載置させ、位置決めピン115に嵌合部8を嵌合させる。この前後に、下降しかつ正姿勢の昇降体142を昇降作用部114の下方に位置させている。
【0067】
この状態で、まず昇降装置125の駆動部128を作動させ、無端連動機構130などを介して螺子軸体127を回転させる。すると、螺子軸体127の回転に伴ってナット体131が上昇し、昇降部材133を介して旋回装置135を上昇させ、以て旋回装置135側の軸体138に連結している昇降体142を上昇させる。この上昇する昇降体142は昇降作用部114を通り、図14の仮想線に示すように、一時受け体113上のカセット7を持ち上げる。
【0068】
次いで移動装置118の駆動部119を作動させ、タイミングベルト123が掛けられているタイミングプーリ121を駆動回転させることで、移動部材117をガイド体116に支持案内させながら入庫手段111aの終端部分(内端部分)に向け移動させる。このとき、昇降装置125や旋回装置135を介して昇降体142も移動し、以てカセット7を、入庫用貫通部110aを通して囲壁体11内に搬送したのち、図13のFや図14の実線に示すように終端部分で停止し得る。これによりカセット7を、図11に示すように、固定棚101の下部に形成した空間部分107などに位置し得る。
【0069】
そして、旋回装置135の駆動部139を作動させ、無端連動機構141などを介して軸体138を回転させ、以て図13のGに示すように、昇降体142を介してカセット7の向きを傾斜方向に変更させる。すなわちカセット7を、固定棚101の荷支持部103により支持し得る向きに変更させる。
【0070】
次いで、昇降装置125の駆動部128を逆作動させ、無端連動機構130などを介して螺子軸体127を逆回転させる。すると、螺子軸体127の逆回転に伴ってナット体131が下降し、昇降部材133を介して旋回装置135を下降させることになって、旋回装置135側の軸体138に連結している昇降体142を下降させる。この下降する昇降体142は位置決めピン143間を通り、以てカセット7を、その嵌合部8を位置決めピン143に嵌合させた状態で本体112側に載置させる。
【0071】
そして旋回装置135の駆動部139を逆作動させ、無端連動機構141などを介して軸体138を逆回転させ、以て昇降体142の向きを正姿勢に変更させる。次いで移動装置118の駆動部119を逆作動させ、タイミングベルト123が掛けられているタイミングプーリ121を逆に駆動回転させることで、移動部材117を入庫手段111aの始端部分(外端部分)に向け移動させる。このとき、昇降装置125や旋回装置135を介して昇降体142も移動し、以て下降しかつ正姿勢の昇降体142を昇降作用部114の下方に位置させ、最初の状態に戻し得る。
【0072】
次いで、入庫手段111aの内端部分に位置させたカセット7を、移載手段51により受け取る。その際に図8の実線に示すように、空の移載作用部81を回転体70内に退入動させた状態で、この移載作用部81の回転と昇降とを、同時状にまたはいずれかを先行して相前後して行う。
【0073】
すなわち移載作用部81を回転させるに、回転駆動手段73における回転駆動部74を正逆に駆動させ、駆動軸75を介して駆動輪体76を正逆に回転させる。これにより、無端回動体78や従動輪体77を介して縦軸71を正逆に回転させ得、以て回転体70を介して移載作用部81を、移載軸心52の周りに正逆に回転させ得る。
【0074】
また移載作用部81を昇降させるに、昇降駆動手段61における回転駆動部66を正逆に駆動させ、駆動軸68を介して駆動輪体62を正逆に回転させる。これにより、回動体64を正逆に回動させ得、以て被ガイド体59や昇降部60を介して移載作用部81を昇降し得る。このようにして移載作用部81を回転ならびに昇降させることで、この移載作用部81を、入庫手段111aの内端部分に対して、少し下方のレベルで対抗し得る。
【0075】
次いで、移載作用部81を突出動させる。すなわち、出退駆動手段90における回転駆動部94を駆動させ、ベルト連動機構93を介して螺子軸91を回転させる。これにより、ナット体92が螺合移動することになって移載作用部81を突出動させ得、その際に移載作用部81は、ガイド体84により被ガイド体85を案内することで、図8の仮想線で示すように直線状に突出動し得る。この突出動によって移載作用部81を、入庫手段111aの内端部分に載置させたカセット7の下方に位置し得る。
【0076】
この状態で、前述したような昇降駆動手段61の動作により、昇降部60などを介して移載作用部81を少し上昇させる。すると、移載作用部81が入庫手段111aにおける本体112の内端部分を上昇し、以て入庫手段111aの内端部分に位置させたカセット7を持ち上げ得、その際に位置決めピン82を嵌合部8に嵌合させる。そして出退駆動手段90を前述とは逆作動させて、移載作用部81を退入動させることにより、カセット7を回転体70の上方に位置し得る。
【0077】
次いで、前述と同様に移載作用部81を回転させるとともに、必要に応じて昇降させることで、カセット7を目的とする固定棚101の目的とする荷支持部103に対抗し得る。このとき移載作用部81は、荷支持部103よりも少し上方に位置している。
【0078】
そして、前述と同様にして移載作用部81を突出動させることで、カセット7を荷支持部103の上方に位置し得、次いで移載作用部81を少し下降動させることで、カセット7を荷支持部103上に載置し得る。その際に嵌合部8を位置決めピン106に嵌合させ、その後に移載作用部81を退入動させる。これにより、入庫手段111aの内端部分に位置させていたカセツト7を固定棚101に対して入庫し得る。すなわち、入庫手段111aに供給したカセット7を、移載円経路53上に設けられた固定棚101の荷支持部103に入庫させる入庫作業を終了する。
【0079】
また、入庫手段111aの内端部分に位置させたカセット7は、回転棚21にも入庫し得る。すなわち、前述したように入庫手段111aの内端部分に位置させたカセット7を、移載手段51により受け取る作業中に、回転棚21を先行して回転し準備させる。
【0080】
この回転棚21の回転は、回転棚駆動手段41における回転駆動部42を正逆に駆動させ、駆動軸43を介して駆動ギヤ44を正逆に回転させる。これにより、リングギヤ45を正逆に回動させ得、以て縦軸体27などを介して荷受け部32群を回転棚軸心22の周りに回転し得る。その際に、荷受け部32群は回転円経路23上で回転移動し、そして、目的とする荷受け部32が移載円経路53に接線状に重合した位置に達したときに、その回転を停止させる。
【0081】
なお回転棚21の回転は、前述した重合位置に対して目的とする荷受け部32の回転距離が短い方に、最大で180°に正または逆に行われ、以て迅速にかつ能率的に回転し得る。また、移載手段51により受け取る作業中に、回転棚21を先行して回転し準備させることで、全体の稼動能率を向上し得る。なお、目的とする荷受け部32が最初から重合位置にあるときには、回転棚21の回転は行われない。
【0082】
このように、目的とする荷受け部32を重合位置に停止させたのち、前述と同様に移載手段51を作用させることで、移載作用部81で支持していたカセット7を、図4、図7で示すように荷受け部32上に載置し得る。その際に嵌合部8を位置決めピン35に嵌合させる。これにより、入庫手段111aの内端部分に位置させていたカセット7を、回転棚21の目的とする荷受け部32上に載置し得、以て入庫手段111aに供給したカセット7の回転棚21に対する入庫作業を終了する。
【0083】
なお、固定棚101に保管しているカセット7も、移載手段51の作動や回転棚21の回転により、同様にして回転棚21に移して保管し得る。その際に、固定棚101のカセット7を移載手段51により受け取る作業中に、回転棚21を先行して回転し準備させることで、全体の稼動能率を向上し得る。なお、目的とする荷受け部32が最初から重合位置にあるときには、回転棚21の回転は行われない。
【0084】
前記移載手段51を上述とは逆に動作させることによって、カセット7の出庫作業を行える。すなわち、回転棚21の目的とする荷受け部32上に載置してあるカセット7を、出庫手段111bの始端部分(内端部分)に位置させ得、また目的とする固定棚101の目的とする荷支持部103に上に載置してあるカセット7を出庫手段111bの始端部分に位置させ得る。
【0085】
つまり、まず移載手段51の作動によって、図13のHで示すように、出庫手段111bにおける本体112の始端部分に、その嵌合部8を位置決めピン143に嵌合させた状態で載置させる。次いで出庫手段111bを、前述した入庫手段111aとはほぼ逆に作動させる。すなわち、傾斜方向に向き変更させている昇降体142を上昇させてカセット7の持ち上げを行う。
【0086】
そして図13のIで示すように、昇降体142の向きを正姿勢に変更させたのち、移動部材117をガイド体116に支持案内させながら出庫手段111bの終端部分(外端部分)に向け移動させる。このとき、昇降装置125や旋回装置135を介して昇降体142も移動し、以てカセット7を、出庫用貫通部110bを通して囲壁体11外に搬送させたのち、図13のJで示すように、出庫手段111bの終端部分で停止させる。
【0087】
次いで昇降体142を、一時受け体113の昇降作用部114を通して下降させ、以てカセット7を、その嵌合部8を位置決めピン115に嵌合させた状態で一時受け体113側に載置させる。このようにカセット7を、出庫手段111bの終端部分(外端部分)に位置させることで、出庫作業を終了する。
【0088】
なお、回転棚21に保管しているカセット7も、移載手段51の作動や回転棚21の回転などにより、同様にして固定棚101に移して(出庫して)保管し得る。
【0089】
上述したようにして出庫手段111bの終端部分に出庫したカセット7は、ストレージ手段151によってストレージし得る。すなわち、移動部材157を出庫手段111b側に移動させて、下降させている昇降体174を一時受け体113における昇降作用部114の下方に位置させる。そして昇降体174を上昇させて、図15の仮想線で示すようにカセット7を持ち上げたのち、移動部材157を遊端部分側に移動させ、以て図15の実線や図16で示すように、カセット7を一時受け体153の上方に位置させる。
【0090】
次いで昇降体174を、一時受け体153の昇降作用部154を通して下降させ、以てカセット7を、その嵌合部8を位置決めピン155に嵌合させた状態で一時受け体153側に載置させる。このようにカセット7を、ストレージ手段151の遊端部分に位置させることで、図16のKで示すようにストレージし得る。
【0091】
上述したような各動作において、カセット7の嵌合部8が位置決めピン35,82,106,115,143,155に嵌合することで、回転中の遠心力などによってカセット7が互いに衝突したり、カセツト7が位置ずれしたり脱落することを防止し得る。
【0092】
上述したように移載手段51は、移載作用部81を移載軸心52の周りに回転させるだけで走行移動などは行わないことから、走行移動などのための占有スペースは不要となり、回転棚21と固定棚101とを含めた全体をコンパクトに構成し得る。
【0093】
しかも、回転棚21と固定棚101とにより保管量を増加し得るとともに、走行構成のない移載手段51は移載作用部81を床近くまで下降し得ることで、それに合わせて、回転棚21の荷受け部32による保管レベルと固定棚101の荷支持部103による保管レベルとを床近くまで下げ得、以て保管量をより増加し得る。したがって、クリーンルームのようなクリーン空間をできるだけ狭くしたい場所に容易にかつ好適に採用し得る。
【0094】
前述したように、出庫手段111bの終端部分に位置させることで、クリーンルーム5内の荷入出部148に出庫したカセット7、ならびにストレージ手段151でストレージしたカセット7は、荷搬送手段191により荷処理装置180に供給し得る。すなわち図1〜図4に示すように、荷搬送手段191の移動体193を搬送経路196上で移動させ、目的とする出庫手段111bの終端部分やストレージ手段151に位置しているカセット7の上方で停止させる。
【0095】
次いで荷吊り装置195を下降動させてカセット7のクランプを行ったのち、荷吊り装置195を上昇動させてカセット7の持ち上げを行い、そして持ち上げたカセット7を荷保持部194によって保持する。この状態で、移動体193を搬送経路196上で移動させ、目的とする荷処理装置180の荷入出部184における搬入装置185の上方で停止させる。
【0096】
次いで、荷保持部194による保持を解除したのち、荷吊り装置195を下降動させてカセット7を搬入装置185上に位置させる。そしてクランプ解除を行ったのち、荷吊り装置195を上昇動させる。これにより、クリーンルーム5内に設けられた荷搬送手段191によって、荷保管装置10から荷処理装置180へカセット7を渡し得る。
【0097】
このようにして搬入装置185の始端部分に位置させたカセット7は、この搬入装置185によって囲壁体181内、すなわち処理室182内へ搬入し得る。そして、カセット7内から被処理物を取り出して所期の処理を行ったのち、処理済みの被処理物を再びカセット7内に収納させる。次いでカセット7を搬出装置186の始端部分に位置させ、この搬出装置186によって囲壁体181外、すなわち荷入出部184における搬出装置186の終端部分に搬出させる。
【0098】
そして搬出装置186の終端部分に位置しているカセット7を、前述したようにして移動体193側で支持したのち、搬送経路196上で搬送させる。この後にカセット7は、上述したように入庫手段111aにおける一時受け体113上に載置させることで、荷保管装置10に入庫し得る。あるいは、別の荷処理装置180に入れることで、複数工程(複数段階)の処理を行える。さらには、連絡経路203を利用することで、荷取り扱い設備201間でカセット7の受け渡しを行える。
【0099】
なお、クリーンルーム5や連絡用クリーンルーム202においては、クリーンエアAがダウンフロー方式により流れていることで、荷入出部148,184や荷搬送手段191などで発生した塵埃を、その流れに乗せて迅速に除去し得る。したがってクリーンルーム5や連絡用クリーンルーム202においては、充分なクリーン雰囲気(クリーン度)でカセット7の搬送などを行える。
【0100】
次に荷保管装置10の変形例である本発明の第2〜第6の実施の形態を、図17、図18に基づいて説明する。
すなわち、図17の(a)は第2の実施の形態を示し、回転棚21と移載手段51と固定棚101とは、回転円経路23が2つ(複数)で移載円経路53が1つ(単数)として配設されている。そして、両回転棚21の回転棚軸心22と移載手段51の移載軸心52が同じ線109上に位置されている。さらに入庫手段111aと出庫手段111bとは回転棚21の下部などに形成された空間部分に位置されている。
【0101】
また、図17の(b)は第3の実施の形態を示し、上述した第2の実施の形態の変形例で、一方の回転棚21の回転棚軸心22は、他方の回転棚21の回転棚軸心22と移載手段51の移載軸心52とを結ぶ線109から外れている。
【0102】
そして、図17の(c)は第4の実施の形態を示し、回転棚21と移載手段51と固定棚101とは、回転円経路23が3つ(複数)で移載円経路53が1つ(単数)として配設されている。
【0103】
さらに、図18の(a)は第5の実施の形態を示し、回転棚21と移載手段51と固定棚101とは、回転円経路23が1つ(単数)で移載円経路53が2つ(複数)として配設されている。
【0104】
また、図18の(b)は第6の実施の形態を示し、回転棚21と移載手段51と固定棚101とは、回転円経路23と移載円経路53との両方とも2つ(複数)として配設されている。
【0105】
上記した実施の形態では、荷保管装置10の外板13,14と荷処理装置180の外板183が隔壁体187に兼用されることでクリーンルーム5が形成されており、これによると隔壁体187の材料使用量を減少できて安価に構成できるとともに、相互に補強し合う構成にできる。
【0106】
上記した実施の形態では、荷保管装置10と荷処理装置180との間でカセット7の受け渡しを行うために、天井側で自動走行形式の荷搬送手段191が設けられているが、荷搬送手段としては、床側で自動走行可能な台車形式や、床側で手押し走行可能な台車形式などであってもよい。さらに、荷搬送手段を省略して、クリーンルーム5内において人手操作によりカセット7の受け渡しを行ってもよい。
【0107】
上記した実施の形態では、移載手段51の移載作用部81が移載軸心52の周りで回転自在に設けられた形式が示されているが、これは移載手段51が非回転の形式などであってもよい。
【0108】
上記した実施の形態では、移載手段51として、回転体70を移載軸心52の周りに回転自在とした形式が示されているが、これは移載作用部81も含めて移載手段51の全体を、たとえばポスト体55の部分に位置される移載軸心の周りに回転自在とした形式などであってもよい。
【0109】
上記した実施の形態では、移載円経路53上に固定棚101が設けられた形式が示されているが、これは固定棚101が省略された形式などであってもよい。上記した実施の形態では、移載手段51として、その移載作用部81をカセット7の底面に作用させる形式が示されているが、これはカセット7の側部や上部から側方に突出させた被係止部に下方から係止させる形式などであってもよい。
【0110】
上記した実施の形態では、移載円経路53上の複数箇所に固定棚101が設けられているが、これは単数箇所に固定棚101が設けられた形式であってもよい。
【0111】
上記した実施の形態では、回転棚21は正逆に回転自在であり、最大で180°の回転が行われるように構成されているが、これは正逆の回転が180°以上で行われる形式や、回転が一方向のみに行われる形式などであってもよい。
【0112】
上記した実施の形態では、固定棚101に対する移載手段51の作業中に、回転棚21が先行して準備されるように構成されているが、これは固定棚101に対する移載手段51の作業が終了した後に、回転棚21が準備される形式などであってもよい。
【0113】
上記した実施の形態では、荷としてカセット7が示されているが、これは他の物品でもよく、またパレットを取り扱う形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、回転棚21から最も離れた2個の固定棚101に対応して、入庫手段111aと出庫手段111bとが設けられているが、これは回転棚21に接近した固定棚101と最も離れた2個の固定棚101とに対応して、入庫手段111aと出庫手段111bとが設けられた形式であってもよい。この場合には、両側に振り分けて2組の入庫手段111aと出庫手段111bとを設けることもできる。
【0114】
上記した実施の形態では、入庫手段111aと出庫手段111bとして昇降装置125や旋回装置135などからなる形式が示されているが、これはローラコンベヤを使用した形式、昇降可能なベルトコンベヤなどが配設された形式などであってもよい。
【0115】
上記した実施の形態では、出庫手段111bに連続される状態でストレージ手段151が配設された形式が示されているが、これは入庫手段111a側にもストレージ手段が配設された形式、ストレージ手段151が省略された形式などであってもよい。
【0116】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、荷保管装置や荷処理装置を非クリーンルーム(大気室など)に設置できるものでありながら、荷保管装置と荷処理装置との間における荷の移動はクリーンルームを利用して、充分なクリーン雰囲気で行うことができる。これにより、全体をクリーンルームにする必要がなくて、設備費や運転費を低減でき、以て容易に採用できる。また荷保管装置や荷処理装置の外板を兼用することで、クリーンルームを形成するための隔壁体の材料使用量を減少できて安価に構成できるとともに、相互に補強し合う構成にできる。
【0117】
また上記した本発明の請求項2によると、クリーンルーム内における荷保管装置と荷処理装置との間における荷の移動は、荷搬送手段によって容易にかつ自動的に行うことができる。
【0118】
さらに上記した本発明の請求項3によると、回転棚を回転させることで、この回転棚に対して移載手段により荷の出し入れを行うことができる。また、固定棚に対して移載手段により荷の出し入れを行うことができる。さらに入出庫手段を作動させることで、クリーンルーム内の荷入出部と移載手段による荷受け渡し位置との間で荷を入出庫できる。したがって、荷保管装置の全体をコンパクトに構成できて、クリーンルームなどに容易に採用できるものでありながら、上下高さを最大限に利用して、回転棚と固定棚とにより保管量を増加できる。
【0119】
しかも上記した本発明の請求項4によると、回転棚を回転棚軸心の周りに回転させて、回転円経路と移載円経路との重合部分に目的とする荷受け部を位置させることで、この荷受け部に対して、移載手段により荷の出し入れを行うことができる。また、移載手段の移載作用部を移載軸心の周りに回転させることで、固定棚の荷支持部に対して、移載手段により荷の出し入れを行うことができる。
【0120】
このように移載手段は、移載作用部を回転させるだけで走行移動などは行わないことから、走行移動などのための占有スペースを不要にできて、回転棚と固定棚とを含めた全体をコンパクトに構成できる。しかも、回転棚と固定棚とにより保管量を増加できるとともに、走行構成のない移載手段は移載作用部を床近くまで下降できることで、それに合わせて回転棚と固定棚の保管レベルを下げることができて、保管量をより増加できることになる。したがって、クリーンルームのようなクリーン空間をできるだけ狭くしたい場所に容易にかつ好適に採用できる。
【0121】
しかも、回転棚の荷受け部群や固定棚の荷支持部群によって、上下高さを最大限に利用して保管量を増加し得るものでありながら、荷受け部や荷支持部を削除して形成した空間部分を利用して配設した入出庫手段によって、外部に対する荷の出し入れは、保管量をさほど減少させることなく常に円滑に行うことができる。
【0122】
また上記した本発明の請求項5によると、荷保管装置での保管やクリーンルームでの受け渡しは、被処理物を収納したカセット単位で行うことができ、以て被処理物に塵埃などが付着することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、荷取り扱い設備の斜視図である。
【図2】同荷取り扱い設備の平面図である。
【図3】同荷取り扱い設備における荷保管装置の外観斜視図である。
【図4】同荷取り扱い設備における荷保管装置の縦断側面図である。
【図5】同荷取り扱い設備における荷保管装置の横断平面図である。
【図6】同荷保管装置における回転棚の下部の一部切り欠き側面図である。
【図7】同荷保管装置における回転棚の上部の一部切り欠き側面図である。
【図8】同荷保管装置における移載手段の下部の一部切り欠き側面図である。
【図9】同荷保管装置における移載手段の上部の一部切り欠き側面図である。
【図10】同荷保管装置における移載手段の一部切り欠き平面図である。
【図11】同荷保管装置における固定棚の側面図である。
【図12】同荷保管装置における固定棚の平面図である。
【図13】同荷保管装置における入出庫手段部分の概略平面図である。
【図14】同荷保管装置における入庫手段部分の一部切り欠き側面図である。
【図15】同荷保管装置における出庫手段からストレージ手段部分の一部切り欠き正面図である。
【図16】同荷保管装置におけるストレージ手段部分の一部切り欠き側面図である。
【図17】本発明の第2〜第4の実施の形態を示し、(a)は第2の実施の形態を示す概略平面図、(b)は第3の実施の形態を示す概略平面図、(c)は第4の実施の形態を示す概略平面図である。
【図18】本発明の第5、第6の実施の形態を示し、(a)は第5の実施の形態を示す概略平面図、(b)は第6の実施の形態を示す概略平面図である。
【符号の説明】
3 フィルター
4 グレーチング床
5 クリーンルーム
7 カセット(荷)
8 嵌合部
10 荷保管装置
11 囲壁体
13 下部外板
14 上部外板
17 荷保管室(荷保管空間)
21 回転棚
22 回転棚軸心
23 回転円経路
26 回転体
27 縦軸体
32 荷受け部
34 凹所
35 位置決めピン
41 回転棚駆動手段
51 移載手段
52 移載軸心
53 移載円経路
55 ポスト体
60 昇降部
61 昇降駆動手段
70 回転体
73 回転駆動手段
81 移載作用部
82 位置決めピン
90 出退駆動手段
101 固定棚
103 荷支持部
105 凹所
106 位置決めピン
107 空間部分
109 線
110a 入庫用貫通部
110b 出庫用貫通部
111a 入庫手段(入出庫手段)
111b 出庫手段(入出庫手段)
113 一時受け体
115 位置決めピン
117 移動部材
118 移動装置
125 昇降装置
133 昇降部材
135 旋回装置
142 昇降体
143 位置決めピン
145 入出庫方向
148 荷入出部
151 ストレージ手段
153 一時受け体
157 移動部材
158 移動装置
165 昇降装置
174 昇降体
180 荷処理装置
181 囲壁体
182 処理室
183 外板
184 荷入出部
185 搬入装置
186 搬出装置
187 隔壁体
191 荷搬送手段
193 移動体
196 搬送経路
201 荷取り扱い設備
202 連絡用クリーンルーム
203 連絡経路
211 上部搬送手段
213 移動体
A クリーンエア

Claims (5)

  1. 荷保管装置と荷処理装置とが設けられ、前記荷保管装置は、矩形箱状の囲壁体内に荷保管室が形成されるとともに、囲壁体の外板に荷入出部が形成され、前記荷処理装置は、囲壁体内に処理室が形成されるとともに、囲壁体の外板に荷入出部が形成され、これら荷保管装置や荷処理装置の荷入出部は、荷保管装置や荷処理装置の外板間に設けられた隔壁体によって区画形成されたクリーンルームに臨んで設けられ、荷保管装置と荷処理装置との間での荷の受け渡しが、クリーンルーム内で行われるように構成されていることを特徴とする荷取り扱い設備。
  2. クリーンルーム内には、荷保管装置と荷処理装置との間で荷の受け渡しを行う荷搬送手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の荷取り扱い設備。
  3. 荷保管装置は、回転棚と、固定棚と、これら棚との間で荷を受け渡し自在な移載手段と、この移載手段により荷を受け渡し自在な入出庫手段とを有し、入出庫手段の外端が、荷入出部としてクリーンルーム内に位置されていることを特徴とする請求項1または2記載の荷取り扱い設備。
  4. 回転棚は、縦方向の回転棚軸心の周りで回転自在に構成されるとともに、前記回転棚軸心を中心とした回転円経路上に複数の荷受け部が設けられ、移載手段は前記回転棚の側外方に位置され、その移載作用部が前記回転棚軸心に平行状の移載軸心の周りで回転自在に設けられるとともに、移載作用部は前記回転円経路に接線状に重合される移載円経路上で作用自在に構成され、この移載円経路上に荷支持部を有する固定棚が設けられ、前記荷受け部と荷支持部とはそれぞれ上下複数段に設けられるとともに、前記回転棚と固定棚との少なくとも一方には前記荷受け部や荷支持部を削除した空間部分が形成され、この空間部分を利用して入出庫手段が設けられていることを特徴とする請求項3記載の荷取り扱い設備。
  5. 荷が、被処理物を収納可能なカセットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の荷取り扱い設備。
JP2001262586A 2001-08-31 2001-08-31 荷取り扱い設備 Expired - Fee Related JP3832295B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262586A JP3832295B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 荷取り扱い設備
TW091116323A TW546232B (en) 2001-08-31 2002-07-23 Loading and unloading goods apparatus
KR10-2002-0048356A KR100521609B1 (ko) 2001-08-31 2002-08-16 화물취급설비
US10/228,761 US20030044262A1 (en) 2001-08-31 2002-08-27 Load handling system
CNB02141940XA CN1233540C (zh) 2001-08-31 2002-08-27 货物搬运设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262586A JP3832295B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 荷取り扱い設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003072905A JP2003072905A (ja) 2003-03-12
JP3832295B2 true JP3832295B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=19089464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001262586A Expired - Fee Related JP3832295B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 荷取り扱い設備

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20030044262A1 (ja)
JP (1) JP3832295B2 (ja)
KR (1) KR100521609B1 (ja)
CN (1) CN1233540C (ja)
TW (1) TW546232B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3832295B2 (ja) * 2001-08-31 2006-10-11 株式会社ダイフク 荷取り扱い設備
KR100565747B1 (ko) * 2004-03-25 2006-03-29 엘지.필립스 엘시디 주식회사 스토커 시스템 및 그의 운전방법
JP4389181B2 (ja) * 2007-03-07 2009-12-24 株式会社ダイフク 物品処理設備
DE102007023589B4 (de) * 2007-05-21 2017-01-05 TWI GmbH Kommissionsmodul
JP4957660B2 (ja) * 2008-06-20 2012-06-20 富士通株式会社 ラベルスイッチングネットワークにおける通信装置
US8759084B2 (en) * 2010-01-22 2014-06-24 Michael J. Nichols Self-sterilizing automated incubator
DE102010035231B4 (de) * 2010-08-24 2013-05-16 Hänel & Co. Lagerregalsystem zur Lagerung von Lagergut
DE102011016713A1 (de) * 2011-04-11 2012-10-11 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Fertigungssystem
CN102849384B (zh) * 2011-06-29 2014-09-03 深南电路有限公司 钢板分类收集系统
JP5700255B2 (ja) * 2012-03-27 2015-04-15 株式会社ダイフク 物品保管設備及び物品搬送設備
US9809433B2 (en) * 2013-05-16 2017-11-07 Murata Machinery, Ltd. Stacker crane
CN104443988B (zh) * 2014-11-07 2016-06-22 国网山东省电力公司莱芜供电公司 一种带有液压顶出装置的物流货箱的存取锁定装置
DE102015218381A1 (de) * 2015-09-24 2017-03-30 Gebr. Willach Gmbh Warenaufzug für eine Warenübernahmevorrichtung eines automatischen Warenlagers
KR101739850B1 (ko) 2016-07-04 2017-06-08 에버테크노 주식회사 듀얼 스토커
CN106219128B (zh) * 2016-08-26 2018-09-14 南京音飞储存设备(集团)股份有限公司 一种旋转货架
JP6887874B2 (ja) * 2017-05-22 2021-06-16 大成建設株式会社 建物構造
CN107554989B (zh) * 2017-09-21 2023-07-14 基点维科(成都)医疗机器人技术有限公司 生物样本低温存取罐
CN108529119B (zh) * 2018-05-28 2023-12-22 南京音飞物流科技有限公司 一种带有离合器的轨道组件及旋转货架
CN109941655A (zh) * 2019-04-23 2019-06-28 大理市李欧自动化技术有限公司 全自动面条库存系统
CN111496756B (zh) * 2020-04-21 2023-03-14 合肥康尔信电力系统有限公司 一种发电机组组装工具放置架
DE102021207733A1 (de) * 2021-07-20 2023-01-26 KyooBe Tech GmbH Produktionsanlage und Verfahren zur Herstellung eines Produkts
CN113619984A (zh) * 2021-09-14 2021-11-09 珠海格力精密模具有限公司 智能仓储装置、智能加工设备及其控制方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044405A (ja) * 1983-08-17 1985-03-09 Daifuku Co Ltd クリ−ンル−ム内の荷保管設備
US4867629A (en) * 1986-11-20 1989-09-19 Shimizu Construction Co., Ltd. Dusttight storage cabinet apparatus for use in clean rooms
JPH0453601A (ja) * 1990-06-20 1992-02-21 Matsuura Kikai Seisakusho:Kk 旋盤
NL9200446A (nl) * 1992-03-10 1993-10-01 Tempress B V Inrichting voor het behandelen van microschakeling-schijven (wafers).
JPH078683B2 (ja) * 1992-03-12 1995-02-01 株式会社ダイフク 荷保管装置
JPH0753013A (ja) * 1993-08-11 1995-02-28 Daifuku Co Ltd クリーンルーム内の荷移載装置
JPH07137808A (ja) * 1993-11-11 1995-05-30 H K K:Kk 物品のストッカー
US5443246A (en) * 1993-11-30 1995-08-22 Peterson; Donovan J. Clamp jaw extender for bar clamps
NL1008143C2 (nl) * 1998-01-27 1999-07-28 Asm Int Stelsel voor het behandelen van wafers.
JP2987148B1 (ja) * 1999-01-26 1999-12-06 国際電気株式会社 基板処理装置
JP3193026B2 (ja) * 1999-11-25 2001-07-30 株式会社半導体先端テクノロジーズ 基板処理装置のロードポートシステム及び基板の処理方法
US6420864B1 (en) * 2000-04-13 2002-07-16 Nanophotonics Ag Modular substrate measurement system
US6519502B2 (en) * 2001-03-28 2003-02-11 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd Apparatus and method for positioning a cassette pod onto a loadport by an overhead hoist transport system
JP3832295B2 (ja) * 2001-08-31 2006-10-11 株式会社ダイフク 荷取り扱い設備

Also Published As

Publication number Publication date
CN1403352A (zh) 2003-03-19
TW546232B (en) 2003-08-11
JP2003072905A (ja) 2003-03-12
US20030044262A1 (en) 2003-03-06
CN1233540C (zh) 2005-12-28
KR20030019866A (ko) 2003-03-07
KR100521609B1 (ko) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3832293B2 (ja) 荷保管設備
JP3832295B2 (ja) 荷取り扱い設備
JP3832294B2 (ja) 荷保管設備
US20050186054A1 (en) Materials handling system
JP3804456B2 (ja) 荷取り扱い設備
JP3832253B2 (ja) 荷保管設備
JPH10279023A (ja) 自動倉庫
JP3832255B2 (ja) 荷保管設備
JPH0227242B2 (ja) Nihokansochi
JPH0834506A (ja) 物品搬送装置
JPH06183513A (ja) 荷保管設備
JP3832254B2 (ja) 荷保管設備
JP2531983B2 (ja) プロセス装置間の搬送設備
JP2610526B2 (ja) クリーンルーム内の荷取扱い設備
JP2022154475A (ja) トレー支持装置、及びこれを用いた機械式駐車装置
JPH01133801A (ja) 物品収納設備
JPH0338163Y2 (ja)
JPH0789615A (ja) コンベア装置
JPH03133811A (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
JPH06156621A (ja) 自動倉庫
JP2002240909A (ja) 荷受け渡し装置
JPH04251021A (ja) 可動体使用の搬送装置
JP2004359424A (ja) 物品移載装置
JPH06239412A (ja) パレット用の自動倉庫
JPH05213409A (ja) 棚設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees