JPH05213409A - 棚設備 - Google Patents

棚設備

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JPH05213409A
JPH05213409A JP1723392A JP1723392A JPH05213409A JP H05213409 A JPH05213409 A JP H05213409A JP 1723392 A JP1723392 A JP 1723392A JP 1723392 A JP1723392 A JP 1723392A JP H05213409 A JPH05213409 A JP H05213409A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上下方向ならびに左右方向に複数の区画収納
空間3を有する棚1A,1B,2の前面前方に作業スペ
ースSを形成可能にし、棚1A,1B,2群の左右方向
の外方に荷捌き場20を形成し、棚1A,1B,2群の端
部外方に配設したレール30に支持されて走行自在なガー
ダー33を設け、ガーダー33に支持されて作業スペースS
内と荷捌き場20内で移動自在な出し入れ装置35を設け、
一方の固定棚1Aは、作業スペース形成面側とは反対側
の面1aから荷21を入出庫自在に構成した棚設備。 【効果】 棚群外での荷捌きは、1台の出し入れ装置を
使用した簡単な構造ならびに制御により迅速に正確に行
え、しかも常に円滑に、かつ安全に入出庫でき、別な棚
を設置することなく大量の荷のストレージと、ストレー
ジした荷群の迅速な出庫を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向ならびに左右
方向に複数の区画収納空間を有する棚間に作業スペース
を形成可能とした棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棚設備としては、たとえ
ば実公昭54−40621 号公報に見られる自動倉庫設備が提
供されている。この従来構成は、一対の固定ラックと、
これら固定ラック間において床上に敷設されたレール上
に移動可能に設置した複数の移動ラックと、床上に敷設
されたレール上に移動可能に設置されラック群を跨ぐ門
型クレーンとを有する。前記門型クレーンは、移動ラッ
クの移動方向に沿って移動自在な横行台車を有し、この
横行台車の下面の回転盤から垂下したマストには、この
マストに沿って昇降する昇降台が装備され、この昇降台
に左右突出可能なフォーク機構が設置される。そしてラ
ック群の端部外方にマストなどの横行や回転を許す作業
空間が形成され、この作業空間を中にして前記ラック群
とは反対側にローラコンベアからなるローデイングステ
ーションを配置している。
【0003】この従来構成によると、移動ラック群の移
動により目的とするラックの前面前方にクレーン通路を
形成し得、そして門型クレーンの移動によりマストなど
をクレーン通路内で移動させたのちフォーク機構を作用
させることで、目的とするラックとの間で荷物の搬入出
を行える。また作業空間において、回転盤を介してマス
トなどを回転させたのちフォーク機構を作用させること
で、ローデイングステーションとの間で荷物の受け渡し
を行える。
【0004】このような棚設備において、棚群から大量
の荷物を出庫したのちトラック輸送する場合、棚群から
ローデイングステーションに荷物を取り出したのち、こ
のローデイングステーション上の荷物をフォークリフト
などによりトラックに積み込むか、あるいはローデイン
グステーション上に取り出された荷物をフォークリフト
などにより別の棚装置に順次ストレージしておき、そし
て別の棚装置の荷物をフォークリフトなどによりトラッ
クに積み込むことで行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よると、ローデイングステーションとの間で荷物の受け
渡しを行うに、マストなどの回転動とフォーク動とを行
うことから、その受け渡し作業は迅速に行えない。さら
に吊下げ状のマストなどを回転させることから、特にフ
ォーク機構が荷物を支持していたときには、回転時の遠
心力により荷物がずれたり落下することになる。
【0006】そしてトラック輸送する場合で、棚群から
ローデイングステーションに取り出した荷物をフォーク
リフトなどによりトラックに積み込む形式では、ローデ
イングステーション上でのストレージ量が少ないことか
ら、順次門型クレーンにより荷物を出庫しなければなら
ず、その際に複雑かつ緩慢な動作を行う門型クレーンの
出庫時間がトラックへの積み込み時間になることから、
全体として非常に時間がかかることになる。また別の棚
装置にストレージしておく形式では、この別の棚装置
と、その専用スペースが必要になる。
【0007】本発明の目的とするところは、棚群外での
荷捌きを迅速に正確に行え、しかも常に円滑に、かつ安
全に入出庫し得るとともに、構造ならびに制御を簡単に
して大量の出庫に迅速に対処し得る棚設備を提供する点
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の棚設備は、固定棚と、この固定棚に接近離間
する前後方向で往復移動自在な移動棚とを設け、各棚は
上下方向ならびに左右方向に複数の区画収納空間を有
し、各棚の前面前方に作業スペースを形成可能にすると
ともに、棚群の左右方向の外方に荷捌き場を形成した棚
設備において、前記棚群の端部外方に一対のレールを配
設し、これらレールに支持されて走行自在なガーダーを
設け、このガーダーに支持されて前記作業スペース内で
左右方向にかつ前記荷捌き場内で前後方向に移動自在な
出し入れ装置を設け、少なくとも一方の固定棚は、作業
スペース形成面側とは反対側の面から荷を入出庫自在に
構成している。
【0009】
【作用】かかる本発明の構成において、荷を入庫する
に、まず荷受台などを介して荷捌き場内の出し入れ装置
に荷を渡す。この作業の前後において、目的とする区画
収納空間の前方に作業スペースが生じるように移動棚を
移動させる。次いで荷を支持している出し入れ装置を荷
捌き場内で移動させ、作業スペースの端部外方に位置さ
せる。そして出し入れ装置を作業スペース内で移動さ
せ、目的とする区画収納空間の前方に対向させ停止させ
たのち、出し入れ装置を動作させることにより、目的と
する区画収納空間に対して荷の入庫を行える。
【0010】また荷の出庫は、前述と同様にして作業ス
ペースの端部外方に位置させた空の出し入れ装置を、こ
の作業スペース内で移動させて目的とする区画収納空間
の前方に対向させ停止させたのち、出し入れ装置を動作
させることにより、目的とする区画収納空間から荷を取
り出し得る。次いで荷を支持した出し入れ装置を、作業
スペース内で移動させて荷捌き場内に位置させることで
行える。
【0011】そして大量の荷を出庫させてトラック輸送
を行う場合は、出庫しようとする荷群を一方の固定棚に
集める。すなわち、この固定棚の前面側に作業スペース
を形成したときには、対向している移動棚から取り出し
た荷を一方の固定棚の目的とする区画収納空間に渡せば
よく、また、上述以外の作業スペースを利用して固定棚
または移動棚から荷を取り出した出し入れ装置は、一旦
荷捌き場に出され、一方の固定棚の前面側に形成した作
業スペース内に入ったのち、固定棚の目的とする区画収
納空間に渡される。
【0012】このようにして、出庫しようとする荷群を
一方の固定棚に集めてストレージし得るのであるが、こ
のストレージ作業は、たとえば翌日出庫のリストを集中
制御装置にセットしておくことで、夜間において無人化
により能率よく行える。また到着したトラックへの荷の
積み込みは、この固定棚の作業スペース形成面とは反対
側の面からフォークリフトを作用させ、目的とする区画
収納空間の荷を取り出してトラックへ積み込むことで、
出し入れ装置により所期の入出庫作業に影響されること
なく迅速に行える。
【0013】
【実施例】以下に本発明における棚設備の第一の実施例
を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0014】1A,1Bは前後一対の固定棚で、これら
固定棚1A,1B間に、固定棚間方向である前後方向で
往復移動自在な複数の移動棚2を配設している。各棚1
A,1B,2は、上下方向ならびに左右方向に複数の区
画収納空間3を有する。そして各移動棚2は、左右両端
の側下部フレーム4にそれぞれ前後方向で二個のつば付
き車輪5を有し、また内側に位置する左右一対の中間下
部フレーム6は前後方向で二分割され、各分割フレーム
にそれぞれ前後一対のつば無し車輪7を有する。前記移
動棚2は、床側に敷設したレール8,9上に車輪5,7
を介して載置するとともに、それぞれ搭載したモータ
(走行駆動装置)10をつば無し車輪7に連動連結するこ
とで、前後方向である一定経路11上において各別に往復
移動自在となる。
【0015】ここで固定棚1A,1Bの設置間隔は、前
記区画収納空間3の奥行寸法(前後寸法)よりも少し長
い寸法の作業スペースSを形成すべく設定してある。前
記中間下部フレーム6は門型レール状であって、その前
後端部には、移動制御信号を伝達するための送受信器の
一例である光電スイッチ12や、この光電スイッチ12の投
受光のための反射板13が取り付けられる。なお固定棚1
の対応位置にも、光電スイッチ12または反射板13が取り
付けられている。
【0016】前記固定棚1A,1Bのうち、一方の固定
棚1Aは、作業スペース形成面とは反対側の面1aから
荷21を入出庫し得るように構成してある。すなわち面1
a側は、作業スペース形成面側と同様にブレースなど用
いることなく解放されており、したがって面1aの外方
から目的とする区画収納空間3に対して、フォークリフ
ト15により荷21を入出庫し得る。
【0017】前記棚1A,1B,2群の左右方向の一方
の外方には荷捌き場20が形成される。そして前記固定棚
1A,1Bの一端部外方でかつ荷捌き場20に対向する位
置に、出し入れ装置(後述する。)との間で荷21を受け
渡し自在な荷受台22が、床上に固定することで配設され
ている。
【0018】両固定棚1A,1Bの上部には、それぞれ
左右方向のクレーンレール30が固定部材31を介して配設
され、これらクレーンレール30の長さ方向における一端
側は前記荷捌き場20の上方へ延び、また他端側は前記固
定棚1A,1Bの他端面より設定距離Lだけ外方へ延び
ている。両クレーンレール30に輪体32を介して支持案内
されるガーダー33は、搭載した走行駆動装置34の正逆駆
動により、棚1A,1B,2群と荷捌き場20との上方間
に亘って左右方向に走行自在となる。
【0019】前記ガーダー33のガイド部33aに吊下げ状
に支持案内されて前後方向に移動自在な出し入れ装置35
が設けられる。この出し入れ装置35の本体は、ガイド部
33aに輪体36を介して支持案内される上部フレーム37
と、この上部フレーム37の左右両端部からそれぞれ垂設
したポスト38と、これらポスト38の下部間を連結する下
部フレーム39とにより、前後面が開放の枠組み状に形成
されている。そして前後方向での長さは前記作業スペー
スSの長さよりも少し短く設定してあり、以て出し入れ
装置35は作業スペースS内で左右方向に移動自在とな
る。
【0020】前記出し入れ装置35の上部フレーム37に
は、前記輪体32に連動する横行動装置40が搭載されてい
る。両ポスト38間には、前記上部フレーム37に配置され
た昇降動装置41の作動により昇降自在なキャリッジ42が
設けられ、そしてキャリッジ42には、出退動装置43の作
動により前後方向(横方向)に出退自在な出し入れ具44
が設けられる。
【0021】前記クレーンレール30に支持案内されるガ
ーダー33が一端側へ走行することにより、出し入れ装置
35の全部を荷捌き場20に位置させて荷受台22との間で荷
21の受け渡しを可能とし、またガーダー33が他端側へ走
行することにより、上部フレーム37の一部や他方のポス
ト38などを設置空間45に突入させ、以て左右方向におい
てガーダー33よりも短尺の出し入れ具44を、棚1A,1
B,2の他端に位置する区画収納空間3に対向し得る。
【0022】前記クレーンレール30の長さ方向における
他端側が設定距離Lだけ外方へ延びることにより前記棚
1A,1B,2の他端面の外方にデッドスペースが形成
され、このデッドスペースを設置空間45として床面側
に、各移動棚2の制御装置46がそれぞれ配設してある。
ここで制御装置46は、対応する移動棚2に分岐ケーブル
47を介して接続しており、その際に制御装置46ならびに
分岐ケーブル47は、移動棚2がどちらの位置に移動した
ときも移動範囲内に納まるように配置かつ形成してあ
る。さらに隣接した制御装置46間は床側に配設した副ケ
ーブル48により相互に接続されている。そして設置空間
45内には、一方の固定棚1Aに対向して集中制御装置49
が配設され、この集中制御装置49は隣接した制御装置46
に主ケーブル50を介して接続されている。なお各ケーブ
ル47,48,50は、信号の授受や給電などを行うものであ
る。
【0023】前記ガーダー33の走行と出し入れ装置35の
移動とは従来の天井クレーン制御方式により、前記キャ
リッジ42の昇降動と出し入れ具44の出退動とは従来の自
動倉庫のクレーン制御方式により、それぞれ好適に制御
される。
【0024】次に上記実施例の作用を説明する。荷21を
入庫するに、まず空の荷受台22に対してフォークリフト
などにより荷21を渡す。この前後に、クレーンレール30
の一端側の支持案内によりガーダー33を荷捌き場20の上
方に走行させ、空の出し入れ装置35を荷捌き場20内に位
置させる。次いで横行動装置40の作動により空の出し入
れ装置35を、ガイド部33aの支持案内により前後方向に
移動させ、荷受台22に接近した位置で停止させる。この
状態で、前記キャリッジ42の昇降動と出し入れ具44の出
退動との組み合わせ動作を行い、以て荷受台22上の荷21
を出し入れ装置35が受け取る。
【0025】この作業の前後において、目的とする区画
収納空間3の前方に作業スペースSが生じるように移動
棚2群を移動させる。この移動棚2群の移動は、集中制
御装置49からの指示信号を、主ケーブル50や副ケーブル
48を介して目的とする制御装置46に与え、この制御装置
46からの指示信号を、分岐ケーブル47を介して移動棚2
側に与えることで行える。すなわち指示信号に基づい
て、モータ10によりつば無し車輪7を強制回転させるこ
とになり、移動は、車輪5,7を介してレール8,9に
支持されて一定経路11上で行われる。その際に光電スイ
ッチ12からの投光が反射板13で反射されるなどして移動
制御信号の授受が行われ、以て移動棚2は衝突などする
ことなく移動制御される。
【0026】このように作業スペースSを形成した状態
で、横行動装置40の作動により実の出し入れ装置35を、
ガイド部33aの支持案内により前後方向に移動させて作
業スペースSの端部外方に位置させる。次いで走行駆動
装置34によりガーダー33を走行させ、出し入れ装置35を
作業スペースS内で移動させる。そして出し入れ装置35
を目的とする区画収納空間3の前方に対向させて停止さ
せた状態で、前述したようにキャリッジ42の昇降動と出
し入れ具44の出退動との組み合わせ動作を行い、以て目
的とする区画収納空間3に対して荷21の入庫を行える。
【0027】また荷受台22への荷21の出庫を行うに際し
ては、前述と同様にして作業スペースSの端部外方に位
置させた空の出し入れ装置35を、この作業スペースS内
で移動させて目的とする区画収納空間3の前方に対向さ
せ停止させたのち、出し入れ装置35を作動させることに
より荷21を取り出す。そして荷21を支持した出し入れ装
置35を作業スペースS内で移動させて荷捌き場20に停止
させる。このようにして荷捌き場20に出てきた出し入れ
装置35は、この荷捌き場20内を前後方向に移動し、荷受
台22に接近した位置で停止させる。この状態で、前記キ
ャリッジ42の昇降動と出し入れ具44の出退動との組み合
わせ動作を行い、以て出し入れ装置35上の荷21を荷受台
22上に渡すことで出庫を行える。
【0028】そして大量の荷21を出庫させてトラック輸
送を行う場合は、出庫しようとする荷21群を一方の固定
棚1Aに集める。すなわち、この固定棚1Aの前面側に
作業スペースSを形成したときには、対向している移動
棚2から取り出した荷21を固定棚1Aの目的とする区画
収納空間3に渡せばよく、この場合に出し入れ装置35を
荷捌き場20で移動させることはない。また、上述以外の
作業スペースSを利用して固定棚1Bまたは移動棚2か
ら荷21を取り出した出し入れ装置35は、一旦荷捌き場20
に出され、この荷捌き場20内を移動して固定棚1Aの前
面側に形成した作業スペースS内に入ったのち、固定棚
1Aの目的とする区画収納空間3に渡される。
【0029】このようにして、一方の固定棚1Aに出庫
しようとする荷21群がストレージされる。そして到着し
たトラックへの荷21の積み込みは、この固定棚1Aの作
業スペース形成面とは反対側の面1aからフォークリフ
ト15を作用させ、目的とする区画収納空間3の荷21を取
り出してトラックへ積み込むことで行える。
【0030】なお一方の固定棚1Aに対するストレージ
用の荷21の移し替えは、固定棚1A,1Bまたは移動棚
2と荷受台22との間で荷21の受け渡しを行っていないと
きに行われる。この場合に、翌日出庫のリストを集中制
御装置49にセットしておくことで、たとえば夜間におい
て無人化により能率よくストレージ作業を行える。
【0031】一方の固定棚1Aで、出庫用ストレージに
使用しない区画収納空間3、ならびに大量出庫を行わな
いときの区画収納空間3は、通常の荷保管に使用され
る。なお他方の固定棚1Bも出庫用ストレージに使用
し、両側からトラックへの積み込みを行えるようにして
もよい。
【0032】図5は本発明の第二の実施例を示す。すな
わちクレーンレール30を前記一定経路11に沿って配設し
ており、したがってガーダー33を一定経路11に沿って走
行させることで、出し入れ装置35を荷捌き場20で移動し
得、またガイド部33aの案内により出し入れ装置35を作
業スペースSで移動し得る。
【0033】図6は本発明の第三の実施例を示す。すな
わち棚1A,1B,2群の一端部外方でかつ荷捌き場20
内に、前記出し入れ装置35との間で荷21を受け渡し自在
な荷受台22を移動自在に配設している。この荷受台22は
自走形式であって、前後方向に沿って床側に敷設したレ
ール23に車輪24を介して支持案内されて、左右方向に沿
った移動経路25上で往復移動自在に構成してあり、また
上部は、その四角から荷支持具26を立設している。そし
て荷受台22は、固定棚1A,1Bの外方の位置と出し入
れ装置35に接近した位置との間で移動自在であり、その
移動は従来の自走台車制御方式により行われる。
【0034】上記実施例では天井クレーン形式を示して
いるが、これはガーダー33の部分を門型とした床クレー
ン形式であつてもよい。また荷受台22は1台を配設した
構成でもよい。さらに一対の固定棚1A,1Bを示した
が、これは入出庫自在な面1aを有する一方の固定棚1
Aのみであってもよい。そして移動棚2は1台でもよ
い。
【0035】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、作業スペー
ス内で出し入れ装置を移動させることと、出し入れ装置
を作動させることとにより、目的とする区画収納空間に
対する荷の入出庫を自動的に行うことができる。そして
荷捌き場内の出し入れ装置の作動により、たとえば荷受
台との間での荷の受け渡しを自動的に行うことができ、
したがって荷捌き場において出し入れ装置は回転動は行
わないことから、棚群外での荷捌きは迅速に正確に行う
ことができ、常に円滑に入出庫できる。
【0036】そして大量の荷を出庫させてトラック輸送
を行う場合は、出庫しようとする荷群を一方の固定棚に
集めてストレージできる。このようなストレージ作業
は、たとえば翌日出庫のリストを集中制御装置にセット
しておくことで、夜間において無人化により能率よく行
うことができる。また到着したトラックへの荷の積み込
みは、この固定棚の作業スペース形成面とは反対側の面
からフォークリフトを作用させることで、目的とする区
画収納空間の荷を取り出してトラックへ積み込むことが
でき、出し入れ装置による所期の入出庫作業に影響され
ることなく迅速に行うことができる。
【0037】このように本発明によると、棚群外での荷
捌きは、1台の出し入れ装置を使用した簡単な構造なら
びに制御により迅速に正確に行うことができ、しかも常
に円滑に、かつ安全に入出庫できるとともに、別な棚を
設置することなく大量の荷のストレージと、このストレ
ージした荷群の迅速な出庫を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示し、棚設備の斜視図
である。
【図2】同棚設備の平面図である。
【図3】同棚設備の側面図である。
【図4】同棚設備要部の側面図である。
【図5】本発明の第二の実施例を示し、棚設備の斜視図
である。
【図6】本発明の第三の実施例を示し、棚設備の平面図
である。
【符号の説明】
1A,1B 固定棚 1a 反対側の面 2 移動棚 3 区画収納空間 11 一定経路 15 フォークリフト 20 荷捌き場 21 荷 22 荷受台 25 移動経路 30 クレーンレール 33 ガーダー 33a ガイド部 35 出し入れ装置 42 キャリッジ 44 出し入れ具 S 作業スペース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定棚と、この固定棚に接近離間する前
    後方向で往復移動自在な移動棚とを設け、各棚は上下方
    向ならびに左右方向に複数の区画収納空間を有し、各棚
    の前面前方に作業スペースを形成可能にするとともに、
    棚群の左右方向の外方に荷捌き場を形成した棚設備にお
    いて、前記棚群の端部外方に一対のレールを配設し、こ
    れらレールに支持されて走行自在なガーダーを設け、こ
    のガーダーに支持されて前記作業スペース内で左右方向
    にかつ前記荷捌き場内で前後方向に移動自在な出し入れ
    装置を設け、少なくとも一方の固定棚は、作業スペース
    形成面側とは反対側の面から荷を入出庫自在に構成した
    ことを特徴とする棚設備。
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