JP2929848B2 - 棚設備 - Google Patents

棚設備

Info

Publication number
JP2929848B2
JP2929848B2 JP4200047A JP20004792A JP2929848B2 JP 2929848 B2 JP2929848 B2 JP 2929848B2 JP 4200047 A JP4200047 A JP 4200047A JP 20004792 A JP20004792 A JP 20004792A JP 2929848 B2 JP2929848 B2 JP 2929848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
loading
fitted
shelf
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4200047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0648513A (ja
Inventor
悟吉 波戸内
正博 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP4200047A priority Critical patent/JP2929848B2/ja
Publication of JPH0648513A publication Critical patent/JPH0648513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2929848B2 publication Critical patent/JP2929848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向ならびに左右
方向に複数の区画収納空間を形成しかつ前後 方向へ移動
自在な複数の移動棚と、これら移動棚の前面前方におい
て左右方向で移動自在な出し入れ装置とを有する棚設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棚設備としては、たとえ
ば実公昭54−40621 号公報に見られる自動倉庫設備が
提供されている。この従来構成は、一対の固定ラック
と、これら固定ラック間において床上に敷設された複数
のレールと、これらレール上に移動可能に設置した複数
の移動ラックと、これらラック群を跨ぐ門型クレーンと
を有する。
【0003】この門型クレーンは、移動ラックの移動方
向に沿って移動自在な横行台車を有し、この横行台車の
下面の回転盤から垂下したマストには、このマストに沿
って昇降する昇降台が装備され、この昇降台に左右突出
可能なフォーク機構が設置される。そしてラック群の端
部外方にマストなどの横行や回転を許す作業空間が形成
され、この作業空間を中にして前記ラック群とは反対側
にローラコンベアからなるローデイングステーションを
配置している。
【0004】この従来構成によると、移動ラック群の移
動により目的とするラックの前面前方にクレーン通路を
形成し得、そして門型クレーンの移動により吊下げ状の
マストなどをクレーン通路内で移動させたのちフォーク
機構を作用させることで、目的とするラックとの間で荷
物の搬入出を行える。また作業空間において、回転盤を
介してマストなどを回転させたのちフォーク機構を作用
させることで、ローデイングステーションとの間で荷物
の受け渡しを行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よると、マストなどをクレーン通路内で移動させる際
に、このマストなどは吊下げ状であることから上部を支
点として揺れ易く、したがってラックの収納空間に昇降
台を正しく対応させて停止することが難しくなって、ラ
ックとの間での荷物の搬入出を正確に安全に行えない。
またマストなどの揺れが停止するまでは時間が掛かり、
全体として能率的な作業を行えない。
【0006】さらにマストなどをクレーン通路内で移動
させる際に、このマストなどをラックに衝突させる恐れ
があった。しかも荷物の搬入出を行う際に、偏荷重によ
ってマストなどの下部が揺れ、所期の搬入出作業を安定
して行えなかった。
【0007】本発明の目的とするところは、各移動棚の
区画収納空間に出し入れ装置を正しく対応して位置決め
し得、そして移動棚に衝突することなく出し入れ装置を
移動し得るとともに、荷の出し入れを安定して行え、し
かも移動棚の所期の移動は常に円滑に行える棚設備を提
供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明の棚設備は、複数のレールに支持案内され
て前後方向へ移動自在に構成された前後複数の移動棚
と、これら移動棚の前面前方において左右方向で移動自
在な出し入れ装置とを有し、前記移動棚には、上下方向
ならびに左右方向に複数の区画収納空間が形成され、前
出し入れ装置は、吊下げ状に構成されて、移動棚の移
動によりいずれかの移動棚の前方に形成される作業スペ
ース内を移動自在であり、前記区画収納空間の左右方向
の各列に対応して、固定側にそれぞれ嵌合部材を設ける
とともに、これら嵌合部材に対向自在な被嵌合部材を出
し入れ装置側に設け、前記嵌合部材と被嵌合部材とのう
ち少なくとも一方を嵌脱動自在に構成し、前記嵌合部材
と被嵌合部材とのうち少なくとも一方は他方に対して嵌
脱方向へ案内される案内機能を有しており、前記嵌合部
材は前記各レール間に前後複数設けられ、前記移動棚
は、移動時、嵌合部材の上方を干渉することなく通過
し、前記移動棚を移動させて目的の移動棚の前方に作業
スペースを形成した際、前後いずれかの前記嵌合部材が
前記作業スペース内に位置するものである。
【0009】そして本第2発明の棚設備は、床に設けた
左右方向のガイドレールにより嵌合部材を形成するとと
もに、出し入れ装置側に昇降動装置を介して設けられか
つ相対向間にガイドレール移入部を形成する一対のガイ
ドローラにより被嵌合部材を形成している。
【0010】さらに本第3発明の棚設備は、床に設けら
れかつ上面を円錐状嵌合凹凸面に形成した下位部材によ
り嵌合部材を形成するとともに、出し入れ装置側に昇降
動装置を介して設けられかつ下面を円錐状嵌合凸凹面に
形成した上位部材により被嵌合部材を形成している。
【0011】
【作用】上記した本第1発明の構成において、荷の入出
庫を行うに、先ず、各移動棚の移動によりいずれかの移
動棚の前方に作業スペースを形成し、その後、出し入れ
装置を前記作業スペース内で移動させ、移動棚の目的と
する区画収納空間の前方に対向して停止させる。このと
き、前記作業スペース内には前後いずれかの嵌合部材が
位置しているため、目的とする区画収納空間に対応した
嵌合部材に対して被嵌合部材が対向する。この状態で嵌
合部材と被嵌合部材のうち一方を嵌合動させ、その嵌合
により出し入れ装置の下部の振れを止めるとともに、下
部を固定状にし得る。このような固定状態で、出し入れ
作動させることにより、目的とする区画収納空間に対し
て荷の入出庫を行える。そして嵌合部材と被嵌合部材の
うち一方を離間動させ、出し入れ装置の下部の固定を解
放させることで、この出し入れ装置を再び移動させ得
る。
【0012】尚、上記のように嵌合部材と被嵌合部材の
うち一方を嵌合動させる際、嵌合部材と被嵌合部材との
うち少なくとも一方は、他方に対して、案内機能によっ
て嵌脱方向へ案内されるため、多少のずれを吸収するこ
とができ、上記嵌合部材と被嵌合部材との嵌合を円滑か
つ正確に行うことができる。
【0013】また、作業スペースがいずれの移動棚の前
方に形成された場合であっても、作業スペース内には常
に前後いずれかの嵌合部材が位置しているため、荷を出
し入れ装置で入出庫する際、嵌合部材と被嵌合部材とを
互いに嵌合させて出し入れ装 置の下部の振れを防止でき
る。
【0014】さらに、嵌合部材を各レール間に設けたた
め、移動棚は、レールに支持案内されて前後方向へ移動
する際、嵌合部材の上方を干渉することなく通過し、こ
れにより、移動棚の下部が嵌合部材の設置によって制約
を受けることはない。
【0015】そして本第2発明の構成によると、昇降動
装置の作動によりガイドローラを下降させることで、こ
れらガイドローラがガイドレールの両側に位置して、出
し入れ装置の下部の振れを止めるとともに、下部を固定
状にし得る。
【0016】さらに本第3発明の構成によると、昇降動
装置の作動により上位部材を下降させることで、円錐状
嵌合凹凸面同士を嵌合させて、出し入れ装置の下部の振
れを止めるとともに、下部を固定状にし得る。
【0017】
【実施例】以下に本発明における棚設備の一例である移
動棚設備の第一の実施例を、図1〜図5に基づいて説明
する。
【0018】1は前後一対の固定棚で、これら固定棚1
間に、固定棚間方向である前後方向で往復移動自在な複
数の移動棚2を配設している。各棚1,2は、上下方向
ならびに左右方向に複数の区画収納空間3を有する。そ
して各移動棚2は、左右両端の側下部フレーム4にそれ
ぞれ前後一対のつば付き車輪5を有し、また内側に位置
する左右一対の中間下部フレーム6は前後方向で二分割
され、各分割フレームにそれぞれ前後一対のつば無し車
輪7を有する。
【0019】前記移動棚2は、固定側の一例である床15
に敷設した床レール8,9上に車輪5,7を介して載置
するとともに、それぞれ搭載したモータ(走行駆動装
置)10をつば無し車輪7に連動連結することで、前後方
向である一定経路11上において各別に往復移動自在とな
る。ここで固定棚1の設置間隔は、前記区画収納空間3
の奥行寸法(前後寸法)よりも少し長い寸法の作業スペ
ースSを形成すべく設定してある。
【0020】前記中間下部フレーム6は門型レール状で
あって、その前後端部には、移動制御信号を伝達するた
めの送受信器の一例である光電スイッチ12や、この光電
スイッチ12の投受光のための反射板13が取り付けられ
る。なお固定棚1の対応位置にも、光電スイッチ12また
は反射板13が取り付けられている。
【0021】前記棚1,2群の左右方向の一外方には荷
捌き場20が形成される。そして前記固定棚1の一端部外
方でかつ荷捌き場20に対向する位置に、出し入れ装置
(後述する。)との間で荷21を受け渡し自在な荷受台22
が設けられる。
【0022】この荷受台22は自走形式であって、左右方
向に沿って床15側に敷設したレール23に車輪24を介して
支持案内されて、左右方向に沿った移動経路25上で往復
移動自在に構成してあり、また上部は、その四角から荷
支持具26を立設している。そして荷受台22は、固定棚1
に接近した位置を第1ホームポジションH1とし、そし
て固定棚1から離間した位置を第2ホームポジションH
2としている。
【0023】両固定棚1の上部には、それぞれ左右方向
のクレーンレール30が固定部材31を介して配設され、こ
れらクレーンレール30の長さ方向における一端側は前記
荷捌き場20の上方へ延び、また他端側は前記固定棚1の
他端面より設定距離Lだけ外方へ延びている。両クレー
ンレール30に輪体32を介して支持案内されるガーダー33
は、搭載した走行駆動装置34の正逆駆動により、棚1,
2群と荷捌き場20との上方間に亘って左右方向に走行自
在となる。
【0024】前記ガーダー33のガイド部33aに吊下げ状
に支持案内されて前後方向に移動自在な出し入れ装置35
が設けられる。この出し入れ装置35の本体は、ガイド部
33aに輪体36を介して支持案内される上部フレーム37
と、この上部フレーム37の左右両端部からそれぞれ垂設
したポスト38と、これらポスト38の下部間を連結する下
部フレーム39とにより、前後面が開放の枠組み状に形成
されている。そして前後方向での長さは前記作業スペー
スSの長さよりも少し短く設定してあり、以て出し入れ
装置35は作業スペースS内で左右方向に移動自在とな
る。
【0025】前記出し入れ装置35の上部フレーム37に
は、前記輪体36に連動する横行動装置40が搭載されてい
る。両ポスト38間には、前記上部フレーム37に配置され
た昇降動装置41の作動により昇降自在なキャリッジ42が
設けられ、そしてキャリッジ42には、出退動装置43の作
動により前後方向(横方向)に出退自在な出し入れ具44
が設けられる。
【0026】前記クレーンレール30に支持案内されるガ
ーダー33が一端側へ走行することにより、出し入れ装置
35の全部を荷捌き場20に位置させて荷受台22との間で荷
21の受け渡しを可能とし、またガーダー33が他端側へ走
行することにより、上部フレーム37の一部や他方のポス
ト38などを設置空間45に突入させ、以て左右方向におい
てガーダー33よりも短尺の出し入れ具44を、棚1,2の
他端に位置する区画収納空間3に対向し得る。
【0027】前記クレーンレール30の長さ方向における
他端側が設定距離Lだけ外方へ延びることにより前記棚
1,2の他端面の外方にデッドスペースが形成され、こ
のデッドスペースを設置空間45として床面側に、各移動
棚2の制御装置46がそれぞれ配設してある。
【0028】ここで制御装置46は、対応する移動棚2に
分岐ケーブル47を介して接続している。さらに隣接した
制御装置47間は床側に配設した副ケーブル48により相互
に接続している。そして設置空間45内には、一方の固定
棚1に対向して集中制御装置49が配設され、この集中制
御装置49は隣接した制御装置46に主ケーブル50を介して
接続している。なお各ケーブル47,48,50は、信号の授
受や給電などを行うものである。
【0029】前記作業スペースSが形成される箇所で床
15側には、床レール8,9の部分では干渉を防止するた
めに切り欠かれた左右方向のガイドレール51が複数敷設
されており、これらガイドレール51は、前記区画収納空
間3の左右方向の各列に対応して、固定側にそれぞれ設
けた嵌合部材の一例となる。これらガイドレール51は、
高さ調節ねじ52を有した複数のブラケット53にて支持さ
れている。尚、前記ガイドレール51は各床レール8,9
間に前後複数配置されており、いずれかの移動棚2の前
方または固定棚1の前方に作業スペースSを形成した
際、前後いずれかのガイドレール51が前記作業スペース
S内に位置するように配設されている。
【0030】一方、ガーダー33に吊り下げ支持された出
し入れ装置35の下部フレーム39の近傍におけるポスト38
の下端部には、前記ガイドレール51に対向自在でかつガ
イドレール51に対して上方から嵌脱動自在な被嵌合部材
が設けられる。
【0031】すなわちポスト38の下端部に取り付けたブ
ラケット55に、作用ロッド56が下向きに伸びる上下方向
のシリンダ装置(昇降動装置の一例であって、電動スク
リュウ形式やエア形式などが採用される。)57が取り付
けられている。前記作用ロッド56の先端には、この作用
ロッド56が伸長したときにガイドレール51を両側から挟
み込み自在な逆U字形のホルダ58が設けられている。そ
してホルダ58の両先端には、相対向間にガイドレール移
入部59を形成する一対のガイドローラ60が左右方向ピン
61を介して設けられている。これらガイドローラ60は、
被嵌合部材の一例であり、ガイドレール51に対して遊転
することによって上下方向(嵌脱方向)へ案内される。
【0032】前記荷受台22の移動は従来の自走台車制御
方式により、前記ガーダー33の走行と出し入れ装置35の
移動とは従来の天井クレーン制御方式により、前記キャ
リッジ42の昇降動と出し入れ具44の出退動とは従来の自
動倉庫のクレーン制御方式により、それぞれ好適に制御
される。
【0033】次に上記実施例の作用を説明する。荷21を
入庫するに、まず空の荷受台22を第2ホームポジション
2に位置させ、この空の荷受台22の荷支持具26に対し
てフォークリフトなどにより荷21を渡す。その際にフォ
ークは荷支持具26の間で作用し、以て荷支持具26間で荷
21が支持される。次いで荷受台22を移動経路25上で走行
させ、第1ホームポジションH1に対向して停止させ
る。
【0034】この状態で、まずクレーンレール30の一端
側の支持案内によりガーダー33を荷捌き場20の上方に走
行させ、空の出し入れ装置35を荷捌き場20内に位置させ
る。このときシリンダ装置57の作用ロッド56は収縮され
て、ガイドローラ60はホルダ58とともに上昇しており、
走行は何ら支障なく行われる。次いで横行動装置40の作
動により空の出し入れ装置35を、ガイド部33aの支持案
内により前後方向に移動させ、第1ホームポジションH
1の荷受台22に接近した位置で停止させる。
【0035】この状態で、前記キャリッジ42の昇降動と
出し入れ具44の出退動との組み合わせ動作を行い、以て
荷受台22上の荷21を出し入れ装置35が受け取る。この作
業の前後において、目的とする区画収納空間3の前方に
作業スペースSが生じるように移動棚2群を移動させ
る。この移動棚2群の移動は、集中制御装置49からの指
示信号を、主ケーブル50や副ケーブル48を介して目的と
する制御装置46に与え、この制御装置46からの指示信号
を、分岐ケーブル47を介して移動棚2側に与えることで
行える。
【0036】すなわち指示信号に基づいて、モータ10に
よりつば無し車輪7を強制回転させることになり、移動
は、車輪5,7を介して床レール8,9に支持されて一
定経路11上で行われる。その際に光電スイッチ12からの
投光が反射板13で反射されるなどして移動制御信号の授
受が行われ、以て移動棚2は衝突などすることなく移動
制御される。
【0037】このようにして作業スペースSを形成した
状態で、横行動装置40の作動により実の出し入れ装置35
を、ガイド部33aの支持案内により前後方向に移動させ
て作業スペースSの端部外方に位置させる。次いで走行
駆動装置34によりガーダー33を走行させ、出し入れ装置
35を作業スペースS内で移動させる。そして出し入れ装
置35を目的とする区画収納空間3の前方に対向して停止
させる。
【0038】このとき、目的とする区画収納空間3に対
応したガイドレール51に対してガイドレール移入部59が
上方から対向している。この状態でシリンダ装置57の作
用ロッド56を伸長させてホルダ58を下降させ、両ガイド
ローラ60でガイドレール51を挟み込むことで、吊り下げ
支持された出し入れ装置35の下部の振れを止めるととも
に、下部を固定状にし得る。尚、上記のように両ガイド
ローラ60でガイドレール51を挟み込む際、両ガイドロー
ラ60はガイドレール51に対して遊転することによって上
下方向へ案内されるため、多少のずれを吸収することが
でき、上記両ガイドローラ60とガイドレール51との嵌合
を円滑かつ正確に行うことができる。
【0039】このような固定状態で、前記キャリッジ42
の昇降動と出し入れ具44の出退動との組み合わせ動作を
行い、以て目的とする区画収納空間3に対して荷21の入
庫を安定して行える。そしてシリンダ装置57を逆作動し
て両ガイドローラ60を上昇させることで、出し入れ装置
35の下部の固定を解放し得る。
【0040】また荷21の出庫は、まず前述と同様にして
作業スペースSの端部外方に位置させた空の出し入れ装
置35を、この作業スペースS内で移動させて目的とする
区画収納空間3の前方に対向して停止させるとともに、
下部を固定状にした出し入れ装置35を作動させることに
より、目的とする区画収納空間3から荷21を取り出す。
そして出し入れ装置35の下部の固定を解放したのち、荷
21を支持した出し入れ装置35を作業スペースS内で移動
させて荷捌き場20に停止させる。
【0041】次いで荷捌き場20に出てきた出し入れ装置
35を、この荷捌き場20内で前後方向に移動させ、第1ホ
ームポジションH1に停止している空の荷受台22に接近
した位置で停止させる。この状態で、前記キャリッジ42
の昇降動と出し入れ具44の出退動との組み合わせ動作を
行い、以て出し入れ装置35上の荷21を荷受台22上に渡
す。次いで荷受台22を移動経路25上で走行させ、第2ホ
ームポジションH2に位置して停止させる。そして荷受
台22上の荷21をフォークリフトなどにより取り出すこと
で出庫を行える。
【0042】前記のような荷21の入出庫において、作業
スペースSがいずれの移動棚2の前方または固定棚1の
前方に形成された場合であっても、作業スペースS内に
は常に前後いずれかのガイドレール51が位置しているた
め、荷21を出し入れ装置35で入出庫する際、両ガイドロ
ーラ60でガイドレール51を挟み込んで出し入れ装置35の
下部の振れを防止できる。
【0043】さらに、ガイドレール51を各床レール8,
9間に設けたため、各移動棚2は、各床レール8,9に
支持案内されて前後方向へ移動する際、ガイドレール51
の上方を干渉することなく通過し、これにより、各移動
棚2の下部がガイドレール51の設置によって制約を受け
ることはない。
【0044】上記の第一の実施例ではガイドローラ60側
を昇降して嵌脱動させているが、これはガイドレール51
側を昇降して嵌脱動させてもよく、さらに場所によって
は両方とも嵌脱動させてもよい。また嵌脱動として昇降
形式を示したが、嵌脱動方向は横方向でもよい。
【0045】上記の第一の実施例では棚1,2群の一端
部外方に荷捌き場20や荷受台22などを配設しているが、
これは棚1,2群の両端部外方にそれぞれ荷捌き場20や
荷受台22などを設けてもよい。これによると、棚1,2
群の両端部外方を利用して荷21の入出庫を行え、この場
合に制御装置46などは棚1,2側に配設される。
【0046】また上記の第一の実施例では両固定棚1の
一端部外方にのみ荷受台22を設けているが、これは両荷
受台22間に少なくとも1台の中間荷受台51を設けてもよ
い。この場合に中間荷受台51は、荷捌き場20に突入する
ことで出し入れ装置35との間で荷21を受け渡し自在と
し、そして出し入れ装置35が荷捌き場20内で移動する際
で邪魔になるとき、この荷捌き場20から退出すべく移動
形式が採用される。
【0047】さらに上記の第一の実施例では天井クレー
ン形式を示しているが、これはガーダー33の部分を門型
とした床クレーン形式であてもよい。なお荷受台22は
1台を配設した構成でもよい。そして上記の第一の実施
例では荷21を取り扱っているが、これは車両(自動車)
を取り扱う棚設備であってもよい。
【0048】なお床レール8,9を床面上に設置したと
きには、床面下に埋め込む形式に比べて、溝形成や補強
材などを不要として、設置を容易に行うことができる。
図6は本発明の第二の実施例を示す。すなわちクレーン
レール30を前記一定経路11に沿って配設しており、した
がってガーダー33を一定経路11に沿って走行させること
で、出し入れ装置35を荷捌き場20で移動し得、またガイ
ド部33aの案内により出し入れ装置35を作業スペースS
で移動し得る。
【0049】図7は本発明の第三の実施例を示す。すな
わち両固定棚1の一端部外方でかつ荷捌き場20に対向す
る位置に、前記出し入れ装置35との間で荷21を受け渡し
自在な荷受台22を、固定により配設している。この場合
に荷受台22を移動させることなくフォークリフトなどに
より荷21を受け渡しし得る。
【0050】図8〜図10は本発明の第四の実施例を示
す。すなわち前記作業スペースSが形成される箇所で床
15側には、両棚1,2における区画収納空間3の左右方
向の各列に対応して、それぞれ第1下位部材(嵌合部材
の一例)70が設けられる。これら第1下位部材70は、形
成された作業スペースSの幅の中央部でかつ各区画収納
空間(間口)の中央位置に配列され、その下部を床15に
埋設などすることで固定される。さらに第1下位部材70
は円柱状であって、その上端面は、中心が下位の円錐状
嵌合凹面70aに形成してある。
【0051】尚、前記第1下位部材70は各床レール8,
9間に前後複数配置されており、いずれかの移動棚2の
前方または固定棚1の前方に作業スペースSを形成した
際、 前後いずれかの第1下位部材70が前記作業スペース
S内に位置するように配設されている。
【0052】そして出し入れ装置35における下部フレー
ム39の長さ方向の中央部には、円柱状の上位部材(被嵌
合部材の一例)71が下向きに配設される。この上位部材
71は前記第1下位部材70に上方から対向自在であって、
その下端面は中心が下位の円錐状嵌合凸面71aに形成し
てある。そして上位部材71は、下部フレーム39にシリン
ダ装置(昇降作動装置に一例)72を介して設けられ、以
て昇降動により第1下位部材70に対して上方から嵌脱動
自在となる。この際、上記円錐状嵌合凸面71aは円錐状
嵌合凹面70aによって上下方向(嵌脱方向)へ案内され
る。
【0053】なお荷捌き場20の部分で床15側には、前記
作業スペースSの前記第1下位部材70群の列に延長した
位置に、第1下位部材70と同様な形状の第2下位部材73
が設けられている。そして、これら第2下位部材73に対
して前記上位部材71が上方から嵌脱動自在となる。
【0054】上記した第の実施例によると、出し入れ
装置35が第1ホームポジションH1に対向して停止した
とき、この第1ホームポジションH1の荷受台22に接近
した位置の第2下位部材73に対して上位部材71が上方か
ら対向することになる。この状態でシリンダ装置72を作
動して上位部材71を下降させると、円錐状嵌合凹面70a
に対して円錐状嵌合凸面71aが上下方向へ案内されて自
動調芯しながら嵌合し、これにより、多少のずれを吸収
することができ、上記円錐状嵌合凸面71aと円錐状嵌合
凹面70aとの嵌合を円滑かつ正確に行うことができ、出
し入れ装置35の下部の振れを止めるとともに、下部を固
定状にし得る。したがって出し入れ具44を介しての荷21
の受け渡しは安定して行われる。そしてシリンダ装置72
を逆作動させることで、出し入れ装置35の下部の固定を
解放し得る。
【0055】また出し入れ装置35を作業スペースSの所
定箇所に停止させたのち、シリンダ装置72を作動して上
位部材71を下降させると、第1下位部材70の円錐状嵌合
凹面70aに対して円錐状嵌合凸面71aが上方から嵌合
し、これにより出し入れ装置35の下部の振れを止めると
ともに、下部を固定状にし得る。したがって出し入れ具
44を介しての、目的とする区画収納空間3に対して荷21
の入出庫は安定して行える。そしてシリンダ装置72を逆
作動させることで、出し入れ装置35の下部の固定を解放
し得る。
【0056】なお上記した第の実施例において、前記
上位部材71や下位部材70,73をマグネット形式にするこ
とで、固定をより強固に行える。図10は本発明の第五
実施例を示す。すなわち下位部材70,73には、中央部に
下方への孔(溝)70b,71bが形成されており、この場
合に塵埃が孔70b,71bに溜ることになって掃除がし易
くなる。
【0057】図11は本発明の第六の実施例を示す。すな
わち下位部材70,73の円錐状嵌合凹面70a,73aの傾斜
角度に対して、上位部材71の円錐状嵌合凸面71aの傾斜
角度を鋭角にしている。
【0058】図12は本発明の第七の実施例を示す。すな
わち棚1,2群の一端部外方でかつ荷捌き場20内に、前
記出し入れ装置35との間で荷21を受け渡し自在な荷受台
22を移動自在に配設している。この荷受台22は自走形式
であって、前後方向に沿って床側に敷設したレール27に
車輪を介して支持案内されて、左右方向に沿った移動経
路28上で往復移動自在に構成してある。そして荷受台22
は、固定棚1の外方の位置と出し入れ装置35に接近した
位置との間で移動自在であり、その移動は従来の自走台
車制御方式により行われる。
【0059】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、作業ス
ペース内で出し入れ装置を移動させることと、出し入れ
作動させることとにより、移動棚の目的とする区画収納
空間に対する荷の入出庫を自動的に行うことができる。
そして入出庫を行うべく出し入れ装置を目的とする区画
収納空間の前方に対向して停止させたとき、前記作業ス
ペース内には前後いずれかの嵌合部材が位置しているた
め、前記目的とする区画収納空間に対応した嵌合部材に
対して被嵌合部材を対向でき、この状態で嵌合部材と被
嵌合部材のうち一方を嵌合動させることにより出し入れ
装置の下部の振れを止めて固定状にできる。したがって
出し入れ作動は、移動棚の区画収納空間に出し入れ装置
を正しく対応して正確に安全に行うことができるととも
に、短時間で振れを止めて、全体として能率的な作業を
行うことができる。尚、上記のように嵌合部材と被嵌合
部材のうち一方を嵌合動させる際、嵌合部材と被嵌合部
材とのうち少なくとも一方は、他方に対して、案内機能
によって嵌脱方向へ案内されるため、多少のずれを吸収
することができ、上記嵌合部材と被嵌合部材との嵌合を
円滑かつ正確に行うことができる。
【0060】また、作業スペースがいずれの移動棚の前
方に形成された場合であっても、作業スペース内には常
に前後いずれかの嵌合部材が位置しているため、荷を出
し入れ装置で入出庫する際、嵌合部材と被嵌合部材とを
互いに嵌合させて出し入れ装置の下部の振れを防止でき
る。
【0061】さらに、嵌合部材を各レール間に設けたた
め、移動棚は、レールに支持案内されて前後方向へ移動
する際、嵌合部材の上方を干渉することなく通過し、こ
れにより、移動棚の下部が嵌合部材の設置によって制約
を受けることはない。
【0062】そして本第2発明の構成によると、ガイド
ローラをガイドレールの両側に位置でき、出し入れ装置
の下部の前後方向の振れを止めて固定状にできる。さら
に本第3発明の構成によると、円錐状嵌合凹凸面どうし
を自動調芯しながら嵌合でき、出し入れ装置の下部の前
後方向および左右方向の振れを止めて固定状にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示し、移動棚設備の一
部切り欠き斜視図である。
【図2】同移動棚設備の平面図である。
【図3】同移動棚設備の側面図である。
【図4】同位置決め装置部の側面図である。
【図5】同位置決め装置部の正面図である。
【図6】本発明の第二の実施例を示し、移動棚設備の一
部切り欠き斜視図である。
【図7】本発明の第三の実施例を示し、移動棚設備の平
面図である。
【図8】本発明の第四の実施例を示し、移動棚設備の平
面図である。
【図9】同嵌脱構造部の正面図である。
【図10】本発明の第五の実施例を示し、嵌脱構造部の
一部切り欠き正面図である。
【図11】本発明の第六の実施例を示し、嵌脱構造部の
一部切り欠き正面図である。
【図12】本発明の第七の実施例を示し、移動棚設備の
平面図である。
【符号の説明】
1 固定棚 2 移動棚 2a 本体下面 3 区画収納空間 8 床レール 9 床レール 11 一定経路 15 床(固定側) 20 荷捌き場 22 荷受台 25 移動経路 28 移動経路 30 クレーンレール 33 ガーダー 35 出し入れ装置 42 キャリッジ 44 出し入れ具 51 ガイドレール(嵌合部材) 57 シリンダ装置(昇降動装置) 59 ガイドレール移入部 60 ガイドローラ(被嵌合部材) 70 第1下位部材(嵌合部材) 70a 円錐状嵌合凹面 71 上位部材(被嵌合部材) 71a 円錐状嵌合凸面 72 シリンダ装置(昇降動装置) 73 第2下位部材(嵌合部材) 73a 円錐状嵌合凹面 S 作業スペース H1 第1ホームポジション H2 第2ホームポジション L 設定距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−144309(JP,A) 特開 昭53−34278(JP,A) 特開 昭51−108480(JP,A) 特開 平4−89796(JP,A) 実開 平3−15807(JP,U) 実公 昭48−19265(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレールに支持案内されて前後方向
    へ移動自在に構成された前後複数の移動棚と、これら移
    棚の前面前方において左右方向で移動自在な出し入れ
    装置とを有し、前記移動棚には、上下方向ならびに左右
    方向に複数の区画収納空間が形成され、前記出し入れ装
    置は、吊下げ状に構成されて、移動棚の移動によりいず
    れかの移動棚の前方に形成される作業スペース内を移動
    自在であり、前記区画収納空間の左右方向の各列に対応
    して、固定側にそれぞれ嵌合部材を設けるとともに、こ
    れら嵌合部材に対向自在な被嵌合部材を出し入れ装置側
    に設け、前記嵌合部材と被嵌合部材とのうち少なくとも
    一方を嵌脱動自在に構成し、前記嵌合部材と被嵌合部材
    とのうち少なくとも一方は他方に対して嵌脱方向へ案内
    される案内機能を有しており、前記嵌合部材は前記各レ
    ール間に前後複数設けられ、前記移動棚は、移動時、嵌
    合部材の上方を干渉することなく通過し、前記移動棚を
    移動させて目的の移動棚の前方に作業スペースを形成し
    た際、前後いずれかの前記嵌合部材が前記作業スペース
    内に位置することを特徴とする棚設備。
  2. 【請求項2】 床に設けた左右方向のガイドレールによ
    り嵌合部材を形成するとともに、出し入れ装置側に昇降
    動装置を介して設けられかつ相対向間にガイドレール移
    入部を形成する一対のガイドローラにより被嵌合部材を
    形成したことを特徴とする請求項1記載の棚設備。
  3. 【請求項3】 床に設けられかつ上面を円錐状嵌合凹凸
    面に形成した下位部材により嵌合部材を形成するととも
    に、出し入れ装置側に昇降動装置を介して設けられかつ
    下面を円錐状嵌合凸凹面に形成した上位部材により被嵌
    合部材を形成したことを特徴とする請求項1記載の棚設
    備。
JP4200047A 1992-07-28 1992-07-28 棚設備 Expired - Fee Related JP2929848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4200047A JP2929848B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 棚設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4200047A JP2929848B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 棚設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0648513A JPH0648513A (ja) 1994-02-22
JP2929848B2 true JP2929848B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=16417948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4200047A Expired - Fee Related JP2929848B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 棚設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2929848B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4924870B2 (ja) 2006-06-30 2012-04-25 ブラザー工業株式会社 開度規制装置
JP6311500B2 (ja) * 2014-07-03 2018-04-18 村田機械株式会社 搬送車システム
CN104960831B (zh) * 2015-07-03 2019-06-25 广州市捷丰自动化设备有限公司 一种移动堆垛式密集存储库
KR102230179B1 (ko) * 2016-10-18 2021-03-19 무라다기카이가부시끼가이샤 스태커 크레인
WO2018074130A1 (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 村田機械株式会社 天井搬送車及び搬送システム
WO2021095350A1 (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 村田機械株式会社 懸垂式搬送車及び保管システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508314Y2 (ja) * 1971-07-13 1975-03-12
JPS6025326B2 (ja) * 1976-09-11 1985-06-18 株式会社ダイフク 格納設備
JPS5823848Y2 (ja) * 1977-08-25 1983-05-21 松下電工株式会社 吊り具装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0648513A (ja) 1994-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101982031B1 (ko) 자동창고
CN101610961B (zh) 物品输送装置
JP2021527015A (ja) 自動保管システムのための高速ビンリフト
JP2929848B2 (ja) 棚設備
JPH11278607A (ja) 自動倉庫
JPH048089Y2 (ja)
JP2792297B2 (ja) 棚設備
JP2936865B2 (ja) 棚設備
JP2913492B2 (ja) 棚設備
JP3591073B2 (ja) 多段フォーク装置
JP2751708B2 (ja) 棚設備
JP2827760B2 (ja) 移動棚使用の自動倉庫
JP2734263B2 (ja) 移動棚設備
JPH06107307A (ja) 移動棚使用の自動倉庫
JP2748756B2 (ja) 移動棚設備
JP2927034B2 (ja) 移動棚設備
JP2580369B2 (ja) 荷支持部を有する昇降装置
JPH04341404A (ja) 自動倉庫
JPH06171712A (ja) 棚設備
JPH05178411A (ja) 倉庫設備
JPH0467551B2 (ja)
JPH05213413A (ja) 棚設備
JPH05213415A (ja) 棚設備
JPH05201509A (ja) 移動棚設備
JP2023549258A (ja) コンテナ移送機能性を伴う自動保管および回収システムのためのアクセスステーションおよびそれを使用するための方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees