JP2847506B2 - 物品保管装置 - Google Patents

物品保管装置

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JP2847506B2 JP27109196A JP27109196A JP2847506B2 JP 2847506 B2 JP2847506 B2 JP 2847506B2 JP 27109196 A JP27109196 A JP 27109196A JP 27109196 A JP27109196 A JP 27109196A JP 2847506 B2 JP2847506 B2 JP 2847506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種類の物品を区
別して収納し、オーダーピッキングできる物品保管装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスタッカークレーンを使用して
入出庫を行う物品保管装置があるが、上下左右に亘り多
数の棚小間が形成された格納棚の棚間口面に沿ってスタ
ッカークレーンが移動する構造である。
【0003】したがって1棚小間の奥行き幅を格納棚の
幅として全ての棚小間がスタッカークレーンの通路に面
している構成であるので、複数の格納棚を配置する場合
に格納棚を互いに背中合わせに組み立てても設置全面積
のうち格納棚の占める面積は小さく格納棚配置のスペー
ス効率が良くない。
【0004】そこで格納棚を移動棚とし、移動棚内に通
路を設け同棚内通路を使用して作業者が出庫を行い、移
動棚間を開いて通路を形成しフォークリフトで入庫を行
うようにした例(特開平6−329214号公報)があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】同例は、移動棚とする
ことで、棚配置のスペース効率を良くしようとしている
が、出庫のための棚内通路は常時形成されていて全ての
棚小間がこの棚内通路に面しているため、設置全面積の
うち棚の占める面積はそれ程大きくはなっていない。
【0006】また前記スタッカークレーンを使用した物
品保管装置の例も移動棚の例もどちらも全ての棚小間が
通路に面して入出庫可能であり、同一種類の物品をスト
ックする専用の場所がないので、棚小間にそれぞれ別の
種類の物品を収納しておくことにすると、出庫があるた
びに入庫をしておかなければならず入庫が頻繁に行われ
作業効率が良くない。
【0007】特に移動棚の場合は、入庫に際して移動棚
を移動しなければならなかったりして益々作業効率が悪
化する。そこで同一種類の物品を複数の棚小間に収納す
ることが考えられるが、限られた数の棚小間では物品の
種類が制限されることになる。また移動棚は設備コスト
が高い。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、棚配置のスペース効率に優
れ、多種類の物品を多数収納でき、作業効率の良い物品
保管装置を安価に供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、前後方向に指向した出庫
通路の両側に対向した左右の出庫用棚小間が前後に列を
なして配列され、各列ごとに左右の出庫用棚小間の上に
左右方向に物品を移送可能な流動棚が少なくとも2段上
下に段をなして架設されて前記出庫通路の上を覆って物
品保管棚を構成し、前記物品保管棚の左右外側面をそれ
ぞれ棚間口とし、両棚間口面に沿って上下の流動棚およ
び出庫用棚小間の間で物品を移載する移載手段を備えた
物品保管装置とした。
【0010】出庫通路を使用して左右の出庫用棚小間か
ら物品をオーダーピッキングすることができる。物品保
管棚は、左右の出庫用棚小間の上に流動棚が少なくとも
2段上下に段をなして架設されて出庫通路の上にも棚が
形成されているので、棚配置のスペース効率が良い。
【0011】左右の出庫用棚小間より上の流動棚はスト
ック用であり、出庫があると流動棚から出庫用棚小間に
物品が移載されるので、同一種類の物品を常時ストック
して必要に応じてすぐに供給することができる。よって
出庫用棚小間にそれぞれ別の種類の物品を収納しても入
庫作業を頻繁に行わなくてもよく、多種類の物品を多数
収納して、しかも作業効率の向上を図ることができる。
【0012】また前記物品保管装置において、前記移載
手段をスタッカークレーンとし、前記物品保管棚の両棚
間口面に沿って前記スタッカークレーンが前後に移動す
る通路を形成することで、スタッカークレーンにより上
下の流動棚および出庫用棚小間の間で物品を移載するこ
とができるとともに、同スタッカークレーンにより物品
の入庫も行うことができる。
【0013】さらに前記物品保管装置において、前記流
動棚を、傾斜したコンベア上を自重で物品が移送される
流動棚とすることで、常に1物品を棚間口面に臨ませて
後続の物品をストックしておくことができ、作業効率を
向上させることができる。
【0014】また前記物品保管装置において、前記流動
棚を、収納物品を間欠的に移送する水平移送手段を備え
た流動棚とすることで、物品の水平移送を確実に行っ
て、作業効率を向上させることができる。
【0015】前記物品保管装置において、前記物品保管
棚は、前記移載手段を間に挟んで複数配置されること
で、棚配置の高いスペース効率を維持して物品保管棚を
増やし、物品保管装置を容易に拡張することができる。
【0016】さらに上記複数の物品保管棚を備える物品
保管装置において、前記移載手段は、同移載手段を挟む
相隣り合う物品保管棚間の移載も行うことで、最も効率
の良い物品の上下の流れを選択でき、作業効率を向上さ
せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図5に図示し説明する。図1は、本実
施の形態の物品保管装置1の全体正面図であり、図2は
その平面図である。建物2内に、前後に長尺の物品保管
棚3が間に通路4を形成して左右に4セット平行に配置
されている。
【0018】物品保管棚3は固定棚であり、最外側の物
品保管棚3の外側にも通路4が形成され都合5本の通路
4が平行に延びており、各通路4をそれぞれスタッカー
クレーン5が走行するようになっている。
【0019】4セットの物品保管棚3は、いずれも同じ
物品保管棚であり、上下3段の棚段をなし、互いに列を
揃えて前後に19列の棚が形成されている。
【0020】各物品保管棚3の1段目(最下段)は、中
央に出庫通路10が前後方向に貫通して形成されており、
同出庫通路10の両側に相対向した出庫用棚小間11が前後
方向に配列されている。2段目および3段目の棚は流動
棚12であり、出庫通路10の上を覆って左右の出庫用棚小
間11,11間に架設されている。
【0021】本物品保管棚3は、物品7がパレット8に
載置されて移送される形式のもので、1流動棚12に収納
できるパレット数は最大3パレットである。
【0022】流動棚12は、ローラレールが左右いずれか
の方向に傾斜して棚段を構成しており、パレット8に搭
載された物品7がパレット8とともに自重によりローラ
レール上を左右いずれかの方向に移動することができ、
パレット8が棚間口面のストッパーまたは先行パレット
8に当接して物品7はパレット8とともにローラレール
上に保管される。
【0023】本流動棚12では、図1において2段目の流
動棚12のローラレールが左側に低く傾斜していて物品7
はパレット8とともに左方に移動し、3段目の流動棚12
のローラレールは右側に低く傾斜していて物品7はパレ
ット8とともに右方に移動する。
【0024】出庫通路10は、作業者が台車6を押して通
れるスペースを有し、作業者は台車6を押しながら左右
に並ぶ出庫用棚小間11に収納された物品7のうち所要の
物品7を取り出すオーダーピッキングをすることができ
る。
【0025】パレット8は物品7とともに取り出される
かまたは別途回収される。物品7およびパレット8が取
り出された出庫用棚小間11には、スタッカークレーン5
により上方の流動棚12から物品7がパレット8とともに
移載される。
【0026】図3および図4に示すように通路4の床面
には長手方向に指向して走行レール15が敷設され、走行
レール15の上方には物品保管棚3の天板が通路4側に延
びたフランジ部13を形成しており、同フランジ部13の下
面にガイドレール16が通路長手方向に敷設されている。
【0027】スタッカークレーン5は、基台20の前後に
マスト21,21が立設され、基台20の下面に設けられた車
輪22が走行レール15に載り、マスト21の上端のガイド部
材23がガイドレール16に摺動自在に嵌合して、前後に走
行可能である。
【0028】前後のマスト21,21間に荷台24が架設さ
れ、荷台24の前後側部に設けられた複数のローラ25がマ
スト21を走行自在に掴持しており、荷台24は上下に昇降
自在である。
【0029】荷台24には、左右双方に伸縮自在のフォー
ク26が設けられており、流動棚12の棚間口面の沿って載
置された物品7をパレット8ごと流動棚12から搬出した
り、また流動棚12に搬入したりすることができる。
【0030】すなわちフォーク26は、棚間口に臨むパレ
ット8の凹部または下面に挿入されてパレット8ととも
に物品7を若干持ち上げ荷台24に引込み搬出し、同荷台
24を所定の流動棚12または出庫用棚小間に対応する所定
位置まで下降してフォーク26を伸長して物品7をパレッ
ト8とともに搬入する。
【0031】搬出された流動棚12では、後続の物品7が
パレット8とともに自重により移動して棚間口に臨む位
置まで移動する。また流動棚12に搬入された物品7は先
行の物品7にパレット8どうしが当接するまで移動して
連続して並ぶことになる。
【0032】4セットの物品保管棚3のある一列の物品
の収納例を図5に模式図で示す。図5において左側の物
品保管棚3について説明すると、1段目の左右出庫用棚
小間11には物品A,Bが出庫を待って収納され、2段目
の流動棚12には物品Aが右側から入庫されて左側からの
搬出を待って最大3個まで収納され、3段目の流動棚12
には物品Bが左側から入庫され右側からの搬出を待って
最大3個まで収納される。
【0033】出庫用棚小間11の物品A,Bは、出庫通路
10を台車6を押して通る作業者によりオーダーピッキン
グされ台車6に載せられて出庫され、空となった出庫用
棚小間11にはスタッカークレーン5により上方の流動棚
12から矢印に示すように物品A,Bが移載される。
【0034】すなわち2段目の流動棚12にストックされ
ていた物品Aが外側のスタッカークレーン5により左側
出庫用棚小間11に移載され、3段目の流動棚12にストッ
クされていた物品Bが内側のスタッカークレーン5によ
り右側出庫用棚小間11に移載される。2段目,3段目の
流動棚12,12への物品A,Bの入庫もそれぞれのスタッ
カークレーン5,5が行う。
【0035】かかる左側の物品保管棚3と同じように図
5に示すように他3セットの物品保管棚3にもそれぞれ
異なる種類の物品C,D,E,F,G,Hが収納され、
各物品保管棚3の両側のスタッカークレーン5により、
同じように入庫および移載がなされる。
【0036】したがって4セットの物品保管棚3からな
る本物品保管装置1は、1列の棚が扱う物品の種類が8
種類で、19列の棚全てが異なる種類を収納する場合、全
部で152種類の物品が収納可能である。2段目,3段
目の流動棚12は、保管棚として物品7をストックしてお
くので、出庫ごとに補充入庫する必要はなく、入庫作業
が頻繁に行われることで移載作業が遅れ、ひいては出庫
が遅れるというような不具合を回避できる。
【0037】流動棚12における物品7の流れは、一方の
側から搬入された物品7が先行の物品7に続き順次移動
して他方の側から搬出される所謂先入れ先出し方式であ
り、物品7が長い期間棚内に貯蔵されることはなく、適
当な時間が経過すれば出庫されるので、食品などの鮮度
が問題となるような物品その他保存期間に制限がある物
品を扱うことができる。
【0038】以上のように本物品保管装置1は、各物品
保管棚3が、出庫通路10の上にも流動棚12が段をなして
形成され、固定棚であるにもかかわらず棚配置のスペー
ス効率が良い。
【0039】出庫用棚小間11に収納する物品を常に供給
可能に上方の流動棚12に多数保管可能であり、入庫作業
を頻繁に行わなくてもよく、多種類の物品7を多数収納
して、しかも作業効率の向上を図ることができる。
【0040】次に別の実施の形態の物品保管装置31につ
いて図6および図7に基づき説明する。4セットの物品
保管棚33は、互いに列を揃えて前後に複数列の棚が形成
され、内側2セットの物品保管棚33は上下4段の棚段を
有し、外側2セットの物品保管棚33は上下3段の棚段を
有する。
【0041】各物品保管棚33の1段目は、中央に出庫通
路40が前後方向に貫通し、その両側に設けられた出庫用
棚小間41が前後に配列されている。2段目および2段目
より上の段の棚は傾斜したローラレールからなる流動棚
42であり、出庫通路40の上を覆って左右の出庫用棚小間
41,41間に架設されている。
【0042】本物品保管棚33も、物品37がパレットに載
置されて移送される形式のもので、内側2セットのうち
図6で左側の物品保管棚33の1流動棚42に収納できるパ
レット数は最大4パレットであり、その右側の物品保管
棚33および外側2セットの物品保管棚33の1流動棚42に
収納できるパレット数は最大3パレットである。
【0043】物品37をパレットとともに入庫および移載
するのは、前記実施の形態で使用されたスタッカークレ
ーン5と同じスタッカークレーン35であり、物品保管棚
33の左右両側の通路34を走行する。
【0044】4セットの物品保管棚33のある一列の物品
の収納例を図7に模式図で示す。物品Aと物品Bの2種
類を収納し、物品Aの方が物品Bより出庫の頻度が大き
い場合の例である。
【0045】各物品保管棚33は、1段目の出庫通路40を
挟む左右の出庫用棚小間41,41にそれぞれ物品A,Bが
作業者による出庫を待って収納され、2段目の流動棚42
には物品Aが収納され、3段目の流動棚42には物品Bが
収納され、内側の2セットの物品保管棚33の4段目の流
動棚42には物品Aが収納される。
【0046】中央の通路34を挟んで略対称位置に物品
A,Bが収納され、スタッカークレーン35による物品
A,Bの移載ルートも対称的である。
【0047】そこで図7において左側2セットの物品保
管棚33について移載ルートを説明すると、矢印で示すよ
うに内側物品保管棚33の4段目の流動棚42には右側から
物品Aが入庫され左側から搬出され、同じ内側物品保管
棚33または隣の外側物品保管棚33の各2段目流動棚42に
移載される。
【0048】こうして内外物品保管棚33の2段目に収納
された物品Aは、同じ物品保管棚33の1段目の出庫用棚
小間41に移載される。
【0049】一方内側物品保管棚33の3段目の流動棚42
には右側から物品Bが入庫され左側から搬出され、同じ
内側物品保管棚33の出庫用棚小間41に搬入されるかまた
は必要に応じて隣の外側物品保管棚33の出庫用棚小間41
に搬入される。
【0050】同様に外側物品保管棚33の3段目の流動棚
42には左側から物品Bが入庫され右側から搬出され、同
じ外側物品保管棚33の出庫用棚小間41に搬入されるかま
たは必要に応じて隣の内側物品保管棚33の出庫用棚小間
41に搬入される。
【0051】したがって作業者はどの出庫通路40を通っ
ても物品Aと物品Bの少なくとも一方を出庫できる。本
例では出庫頻度が大きい物品Aのストック量を多くして
いる。なお物品保管棚33のこの列の次の列には、物品A
と物品Bの収納位置を入れ替えるようにすれば物品Aと
物品Bのストック量を同じにすることができる。
【0052】1段目以外の流動棚42は、保管棚として物
品をストックしておくので、頻繁に補充入庫をする必要
はなく、また隣接する物品保管棚33,33間で物品の移載
がなされ、ストック物品を共有するので、益々補充の回
数を少なくすることが可能である。なお物品保管棚33の
収納状態の監視や入庫制御は、コンピュータで行う。
【0053】また本物品保管装置31における別の物品の
収納例を図8に示す。内側2セットの物品保管棚33から
は、物品Aと物品Bの少なくとも一方を出庫でき、外側
2セットの物品保管棚33からは、物品Aと物品Cの少な
くとも一方を出庫できる。
【0054】ストック量から見て出庫頻度は物品Aが最
も大きく、次いで物品B,物品Cの順である。その他に
物品の収納の仕方は種々考えられる。
【0055】本物品保管装置31も、各物品保管棚34が、
出庫通路40の上にも流動棚42が段をなして形成され、固
定棚であるにもかかわらず棚配置のスペース効率が良
い。
【0056】出庫用棚小間41に収納する物品を常に供給
可能に上方の流動棚42に多数保管可能であり、かつスタ
ッカークレーン35により相隣り合う物品保管棚間の移載
も行うので、入庫作業を頻繁に行わなくてもよく、多種
類の物品37を多数収納して、しかも作業効率の向上を図
ることができる。
【0057】相隣り合う物品保管棚間の移載も行うこと
で、収納物品の出庫頻度に合わせて最も効率の良い物品
の上下の流れを選択し、一層の作業効率の向上を図るこ
とが可能である。
【0058】なお流動棚は、必要ならばさらに段数を増
やすことで、物品のストック量を増やすことができる。
また前記実施の形態では、出庫用棚小間には、1個の物
品が収納されるようにしていたが、出庫用棚小間も出庫
通路側に自動的に流れる流動棚としてもよく、そうする
ことにより出庫用棚小間の左右長さを大きくし、よって
その上の流動棚の左右長さも大きくすることができ、物
品のストック量を増やすことが可能である。
【0059】また流動棚自体を、収納物品を間欠的に移
送する水平移送手段を備えたものにしてもよい。さらに
出庫通路にベルトコンベア等を配設し、出庫用棚小間に
物品送出し装置を装備して、所要の物品をベルトコンベ
アに送り出すようにすれば出庫作業も作業者を煩わせず
に自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る物品保管装置の全
体正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】スタッカークレーンおよびその近傍の正面図で
ある。
【図4】同概略側面図である。
【図5】物品保管棚のある一列の物品の収納例の模式図
である。
【図6】別の実施の形態に係る物品保管装置の全体正面
図である。
【図7】物品保管棚のある一列の物品の収納例の模式図
である。
【図8】また別の物品の収納例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…物品保管装置、2…建物、3…物品保管棚、4…通
路、5…スタッカークレーン、6…台車、7…物品、8
…パレット、10…出庫通路、11…出庫用棚小間、12…流
動棚、13…フランジ部、15…走行レール、16…ガイドレ
ール、20…基台、21…マスト、22…車輪、23…ガイド部
材、24…荷台、25…ローラ、26…フォーク。31…物品保
管装置、33…物品保管棚、34…通路、35…スタッカーク
レーン、37…物品、40…出庫通路、41…出庫用棚小間、
42…流動棚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 祐次 愛知県大府市桃山町2丁目66番地 カゴ メ物流サービス株式会社内 (72)発明者 仲村 恒昭 愛知県大府市桃山町2丁目66番地 カゴ メ物流サービス株式会社内 (72)発明者 吉田 公明 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地 日本ファイリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−22406(JP,A) 実開 昭55−67006(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に指向した出庫通路の両側に対
    向した左右の出庫用棚小間が前後に列をなして配列さ
    れ、 各列ごとに左右の出庫用棚小間の上に左右方向に物品を
    移送可能な流動棚が少なくとも2段上下に段をなして架
    設されて前記出庫通路の上を覆って物品保管棚を構成
    し、 前記物品保管棚の左右外側面をそれぞれ棚間口とし、両
    棚間口面に沿って上下の流動棚および出庫用棚小間の間
    で物品を移載する移載手段を備えたことを特徴とする物
    品保管装置。
  2. 【請求項2】 前記移載手段をスタッカークレーンと
    し、 前記物品保管棚の両棚間口面に沿って前記スタッカーク
    レーンが前後に移動する通路を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の物品保管装置。
  3. 【請求項3】 前記流動棚は、傾斜したコンベア上を自
    重で物品が移送される流動棚であることを特徴とする請
    求項1記載の物品保管装置。
  4. 【請求項4】 前記流動棚は、収納物品を間欠的に移送
    する水平移送手段を備えた流動棚であることを特徴とす
    る請求項1記載の物品保管装置。
  5. 【請求項5】 前記物品保管棚は、前記移載手段を間に
    挟んで複数配置されたことを特徴とする請求項1記載の
    物品保管装置。
  6. 【請求項6】 前記移載手段は、同移載手段を挟む相隣
    り合う物品保管棚間の移載も行うことを特徴とする請求
    項5記載の物品保管装置。
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