JP7075766B2 - 自動倉庫システム - Google Patents
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Description
自動倉庫内で荷を搬送するために、レール上を走行する台車を用いる搬送機構が考えられる。このような機構に、隙間を介して接続される複数のレールを用いることが考えられる。この場合、両方のレールを往き来するときに、台車が隙間上で浮くことが考えられる。台車が浮くと脱輪や落荷を起こす可能性がある。浮き上がりを防止するために、台車の走行速度を低くすることも考えられるが、その場合、搬送機構の搬送速度が低下し、自動倉庫の稼働効率が低下することが考えられる。
これらから、本発明者は、自動倉庫システムには、レールからの台車の浮き上がりを抑える観点で改善すべき課題があることを認識した。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図面を参照して実施の形態に係る自動倉庫システム100の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る自動倉庫システム100の一例を概略的に示す平面図である。図2は、自動倉庫システム100の保管棚20の配置を示す平面図である。図3は、自動倉庫システム100を概略的に示す正面図である。図4は、自動倉庫システム100の保管棚20の配置を示す正面図である。これらの図では、説明に重要でない柱や梁などの記載を省略しており、以下の図についても同様である。
保管棚20は、多数の荷12を保管可能ないわば高密度保管型の保管スペースである。保管棚20の構成は、複数の荷12を収容・保管可能であれば、特に限定されない。この例では、保管棚20は、上下方向に層状に重ねられた複数段(例えば3段)の保管ステージ22を含む。各段の保管ステージ22には、フォークリフト等によって荷12を導入する。各保管ステージ22は、Y軸方向に並べられた複数(例えば6つ)の保管行24を含み、各保管行24はX軸方向に接続された複数(例えば6つ)の保管部26を含む。保管部26は、荷12を保管する単位である。各保管行24の第2レール42側の端部には、荷12を出し入れするための出入口部24bが設けられる。
第1レール40は、保管行24において、X軸方向に延在する。第2レール42は、第2台車16上においてX軸方向に延在する。第3レール44は、保管行24の出入口部24bの近傍において、Y軸方向に延在する。第1レール40、第2レール42および第3レール44を総称するときは単にレールということがある。本明細書において、レールは、その延在方向に台車を走行させるように構成された車輪の転動面を有する部材または部分である。したがって、レールは、棒状または帯状の部材に形成された転動面を有するレールであってもよいし、平面上に形成された転動面を有するレールであってもよい。
次に、図5、図6も参照して第1台車14について説明する。図5は、第1台車14の一例を概略的に示す平面図である。図6は、第1台車14の周辺を示す正面視の図である。第1台車14は、荷12を搬送するために、保管行24の中で第1レール40をX軸方向に走行する。第1台車14は、保管部26に対して荷12を出し入れする。第1台車14は、第2台車16に乗降するために、第2台車16上に設けられた第2レール42をX軸方向に走行する。
次に、図7、図8を参照して第2台車16について説明する。図7は、第2台車16の一例を概略的に示す平面図である。図8は、第2台車16の側面図である。第2台車16は、第3レール44をY軸方向に走行する。第2台車16は、空荷の状態または荷12を積載した状態の第1台車14を搬送する。第2台車16は、車体16bと、積載部16cと、第2レール42と、複数の車輪16fと、を主に含む。車体16bは、上下方向に偏平な略直方体形状の輪郭を有する。車体16bの内部には、各車輪16fを駆動するモータ(不図示)と、このモータを制御する制御回路(不図示)と、を搭載している。車輪16fは、第3レール44上を走行する。
図1に戻り、制御部18について説明する。制御部18は、ユーザからの操作結果に基づき、第1台車14および第2台車16の動作を制御する。制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含んで構成することができる。以上が、自動倉庫システム100の全体構成の説明である。
次に、図9および図6を参照して抑え部材50について説明する。図9は、抑え部材50の機能を説明する図である。図9は、Y軸方向から視た、第1レール40、第2レール42および走行する第1台車14を示す図である。図9(a)は、実施の形態から抑え部材50を削除した例を示している。図9(b)は、実施の形態から抑え部材50を削除した例であって、第2台車16が未到着の場合を示している。図9(c)は、抑え部材50を備えた本実施の形態の例を示している。これらの図では、理解を容易にするため、第2レール42は、転動面42fのみを示している。図9に示すように、第1レール40と第2レール42のX軸方向における間には、隙間46が設けられている。
実施の形態の説明では、抑え部材50が車輪14fの外周に当接する例を示したが、本発明はこれに限定されない。抑え部材50は、第1台車14の部位であって、車輪14fの外周以外の部位に当接するようにしてもよい。図13は、第1変形例に係る抑え部材50を説明する図である。図13は、図10と同様の視点から視た第1レール40および第2レール42を示す図である。この図では、第1台車14を破線で示している。図13の例では、車輪14fの中心からY軸方向外向きに突出する突出部14hが設けられている。
実施の形態の説明では、一対の抑え部材50が第1台車14の両側に配置される例を示したが、本発明はこれに限定されない。抑え部材50は、第1台車14の一方側にのみ配置されてもよい。
Claims (8)
- 荷を保管可能な自動倉庫システムであって、
荷を保管する保管部と、
前記保管部内に水平な第1方向に沿って配置された第1レールと、
前記第1レールの上面を車輪で走行する第1台車と、
前記上面に対向して前記第1台車の上方に設けられ、前記第1台車の浮動を防止する抑え部材と、を有し、
前記抑え部材は、前記第1レールの鉛直上方であって、前記第1台車の車輪の高さよりも高い位置に設けられており、
前記第1方向に直交する水平な方向の幅寸法において、前記抑え部材の幅寸法は、前記第1レールの幅寸法より小さいことを特徴とする自動倉庫システム。 - 前記保管部の端部に沿う方向である第2方向に移動可能な第2台車を更に有し、
前記第2台車上には、前記第1レールと同じ方向に延在する第2レールが設けられており、
前記第2レールの端部と前記第1レールの端部とが位置合わせされることによって、前記第1台車が、前記第1レールと前記第2レールとの間を移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫システム。 - 前記第2方向に延在し、前記第2台車が走行する第3レールを更に有し、
前記第3レールは、前記第1レールおよび前記第2レールより低い位置に設けられており、
前記第2台車が未到着である場合に前記第1台車の車輪が前記第1レール上面から逸脱し、前記第1台車の一部が下降しようとした場合に、前記抑え部材は、前記第1台車の下降側とは反対側の部分に接触することで浮動を抑制する、ことを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫システム。 - 前記保管部は、前記第1方向に3以上の荷を保管可能な保管列を前記第1方向と交差する方向に3列以上連続配置してなる保管ステージを、上下方向に複数含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
- 前記第1レールと、前記第1レールの端部から垂直に起立した側壁と、前記側壁から内側に延在した前記抑え部材とは一体部材を形成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
- 前記第2方向に延在し、前記第2台車が走行する第3レールを更に有し、
前記第3レールは、前記第1レールおよび前記第2レールより低い位置に設けられており、
前記第2台車が到着しており、前記第1台車の車輪が前記第1レールと前記第2レールとの間の隙間に位置し、前記第1台車の一部が下降しようとした場合に、前記抑え部材は、前記第1台車の下降側とは反対側の部分に接触することで浮動を抑制することを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫システム。 - 前記抑え部材は、前記第1レールの前記第1方向範囲に亘って略一様に延在することを特徴とする請求項5に記載の自動倉庫システム。
- 前記第2レールの走行面に対向する上方の位置に別の抑え部材が設けられることを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫システム。
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