JP2018131104A - 物品搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行レールの設置に必要なスペースを小さく抑え易い物品搬送設備を実現する。【解決手段】物品搬送車4は、走行レール3に対して回転可能な走行部を備え、走行部は、走行レール3上を転動する一対の走行車輪24を備え、走行レール3は、第一直線部35と第二直線部36と交差部とを備え、第一直線部35は、走行車輪24を支持する一対の第一直線支持部38を有し、第二直線部36は、走行車輪24を支持する一対の第二直線支持部39を有し、交差部は、一対の第一直線支持部38及び一対の第二直線支持部39を有すると共に、互いに交差する一対の第一直線支持部と一対の第二直線支持部とに囲まれた内側領域に、走行部が交差部において縦軸心周りに回転した場合の一対の走行車輪24の軌跡と重なる位置に形成されて走行車輪24を支持する回転支持部を有する。【選択図】図10

Description

本発明は、走行経路に沿って設置された走行レールと、前記走行レール上を前記走行経路に沿って走行する物品搬送車と、を備えた物品搬送設備に関する。
かかる物品搬送設備の従来例が、特開2011−116313号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の物品搬送設備における物品搬送車の走行経路は、第一方向に沿う直線状の第一経路(メイン走行経路6aにおける直線状の部分)と、この第一経路に対して直交する第二方向に沿う直線状の第二経路(サブ走行経路6bにおける直線状の部分)と、円弧状の曲線経路と、を有している。そして、走行レールは、第一経路に沿う第一直線部と、第二経路に沿う第二直線部と、曲線距離に沿う曲線部と、を有している。第一直線部と第二直線部とは曲線部によって接続されており、物品搬送車は、曲線部を介して第一直線部から第二直線部に走行し、また、曲線部を介して第二直線部から第一直線部に走行する。
特開2011−116313号公報
特許文献1の物品搬送設備では、第一直線部と第二直線部とを曲線部によって接続し、物品搬送車が曲線部を走行する間に物品搬送車の走行方向を変更することで、第一直線部では物品搬送車が第一方向に沿って走行し、第二直線部では物品搬送車が第二方向に沿って走行するようになっている。しかし、曲線部は、物品搬送車が旋回可能な曲率半径としなければならない。そのため、曲線部を設置するために大きなスペースが必要であり、これによって走行レールの設置に広いスペースが必要となり易かった。
そこで、走行レールの設置に必要なスペースを小さく抑え易い物品搬送設備の実現が望まれる。
上記に鑑みた、物品搬送設備の特徴構成は、走行経路に沿って設置された走行レールと、前記走行レール上を前記走行経路に沿って走行する物品搬送車と、を備え、
前記走行経路は、第一方向に沿う直線状の第一経路と、上下方向に見て前記第一方向に対して交差する第二方向に沿う直線状の第二経路と、を有し、前記物品搬送車は、上下方向に沿う縦軸心周りに前記走行レールに対して回転可能な走行部を備え、前記走行部は、前記走行レール上を転動する一対の走行車輪を備え、前記走行レールは、第一直線部と第二直線部と交差部とを備え、前記第一直線部は、前記第一経路に沿って前記走行部が走行する場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する一対の第一直線支持部を有し、前記第二直線部は、前記第二経路に沿って前記走行部が走行する場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する一対の第二直線支持部を有し、前記交差部は、一対の前記第一直線支持部及び一対の前記第二直線支持部を有すると共に、互いに交差する一対の前記第一直線支持部と一対の前記第二直線支持部とに囲まれた内側領域に、前記走行部が前記交差部において前記縦軸心周りに回転した場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する回転支持部を有する点にある。
この構成によれば、第一直線部と第二直線部とを交差部によって接続することで、物品搬送車は、交差部を介して第一直線部から第二直線部に走行することや、交差部を介して第二直線部から第二直線部に走行することができる。
そして、物品搬送車は、交差部上に位置する状態で走行部を走行レールに対して縦軸心周りに回転させることで一対の走行車輪の向きが変わり、物品搬送車の走行方向を変更することができる。また、このように走行部を走行レールに対して回転させたときに、走行車輪が一対の第一直線支持部上や一対の第二直線支持部上から外れるが、この外れた走行車輪を回転支持部により支持することで、走行車輪が走行レールから落輪することなく一対の走行車輪の向きを変えることができる。
交差部において物品搬送車の走行方向を変更は、物品搬送車が停止した状態で行うことができるため、交差部は走行経路の長手方向に短くできる。そのため、交差部は、物品搬送車が走行しながら物品搬送車の走行方向を変更させる曲線部に比べて、比較的小さなスペースに設置でき、これに伴って、走行レールの設置に必要なスペースを抑え易くなる。
物品搬送設備の平面図 物品搬送車の正面図 物品搬送車の正面図 物品搬送車の側面図 走行レールの要部平面図 直線レール部材の平面図 屈曲レール部材の平面図 分岐レール部材の平面図 物品搬送車が第二直線部を走行する状態を示す図 物品搬送車が交差部に位置する状態を示す図 物品搬送車が第一直線部を走行する状態を示す図
1.実施形態
物品搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、物品搬送設備は、物品Wを収納する複数の自動倉庫1と、走行経路2に沿って設置された走行レール3と、走行レール3上を走行経路2に沿って走行して物品Wを搬送する物品搬送車4と、を備えている。図2に示すように、走行レール3は、一定間隔で互いに平行に配置された一対のレール部3Aを備えており、天井Cに吊り下げ支持されている。また、物品搬送車4は、一例として、ディスプレイ用のガラス基板を複数枚収容した容器を物品Wとして搬送する。
図1に示すように、自動倉庫1は、物品Wを収納する収納部6を複数備えた物品収納棚7と、物品Wを搬送するスタッカークレーン8と、を備えている。自動倉庫1は、スタッカークレーン8によって、入庫部9に位置する物品Wを収納部6に搬送すると共に、収納部6に収納されている物品Wを出庫部10に搬送する。尚、入庫部9及び出庫部10には、物品Wの四隅を支持する支持台(図示せず)が備えられている。
次に、走行経路2について説明をする。尚、上下方向Zに見て、第一方向Xに対して直交する方向を第二方向Yと称して説明する。また、走行経路2の延在方向に直交する方向を経路幅方向と称する場合がある。
図1に示すように、走行経路2は、第一方向Xに沿う直線状の第一経路2Aと、第二方向Yに沿う直線状の第二経路2Bと、を有している。そのため、走行経路2における第一経路2Aについては、走行経路2の延在方向は第一方向Xとなり、走行経路2の経路幅方向は第二方向Yとなる。また、走行経路2における第二経路2Bについては、走行経路2の延在方向は第二方向Yとなり、走行経路2の経路幅方向は第一方向Xとなる。
そして、走行経路2は、周回経路2Cと、周回経路2Cから分岐又は合流する分岐合流経路2Dと、を有している。説明を加えると、第一経路2Aと第二経路2Bとを組み合わせて、周回経路2Cや分岐合流経路2Dが形成されている。本実施形態では、走行経路2は、1つの周回経路2Cと複数の分岐合流経路2Dとを有している。尚、周回経路2Cは、予め設定された周回方向(例えば時計回り)に物品搬送車4が走行し、分岐合流経路2Dは、往復走行又は予め設定された一方向に物品搬送車4が走行する。
次に、物品搬送車4について説明する。
図3及び図4に示すように、物品搬送車4は、物品Wを保持する保持部16が設けられた本体部13と、本体部13に対して上下方向Zに沿う縦軸心周りに回転可能な走行部14と、を備えている。
本体部13は、基部15と、物品Wを保持する保持部16と、基部15に対して保持部16を昇降させる昇降操作部17と、を備えている。
基部15には、上下方向Zに沿う軸心周りに回転自在な4つの規制輪18と、水平方向に沿う軸心周りに回転自在な4つの補助車輪19と、基体22と、を備えている。補助車輪19は、上下方向Zに見て矩形状に形成された基部15の四隅に備えられている。また、補助車輪19は、縦軸心周りに移動する走行車輪24の回転軌跡の外側(図10参照)に位置している。基体22には、上下方向Zに沿う軸心周りに回転自在にキャスター枠20が支持されており、キャスター枠20に水平方向に沿う軸心周りに回転自在に補助車輪19は支持されている。補助車輪19とキャスター枠20とでキャスター輪21が構成されている。第一方向Xに並ぶ一対のキャスター輪21の間隔と第二方向Yに並ぶ一対のキャスター輪21の間隔とは、同じ間隔となっている。
規制輪18は、基部15の四隅に備えられている。また、規制輪18は、縦軸心周りに移動する走行車輪24の回転軌跡の外側(図10参照)に位置し、且つ、基部15における同じ隅に備えられた補助車輪19に対して第一方向X及び第二方向Yにおいて外側に位置している。
図3に示すように、走行レール3には、走行経路2に沿う状態で且つ経路幅方向に一定間隔で一対の規制部3Bが備えられており、4つの規制輪18は一対の規制部3Bの間に位置している。物品搬送車4は、規制輪18が走行レール3の規制部3Bに接触することによって、経路幅方向への移動が規制されながら走行経路2に沿って走行する。第一方向Xに並ぶ一対の規制輪18の間隔と第二方向Yに並ぶ一対の規制輪18の間隔とは、同じ間隔となっている。尚、4つの規制輪18によって、走行レール3に対する本体部13の経路幅方向の移動を規制する規制機構が構成されている。
また、図3に示すように、基部15における第二方向Yの両端部には、第一方向Xに沿って設置された給電線40から非接触で電力を受電する受電部23が備えられており、図4に示すように、基部15における第一方向Xの両端部には、第二方向Yに沿って設置された給電線40から非接触で電力を受電する受電部23が備えられている。
図3及び図4に示すように、走行部14は、走行レール3上を転動する一対の走行車輪24と、一対の走行車輪24を各別に回転駆動させる一対の走行用モータ25と、基体22に対して縦軸心周りに回転自在な回転部26と、を備えている。走行部14は、回転部26が基体22に縦軸心周りに回転自在に連結されていることで、本体部13に対して縦軸心周りに回転できるように、本体部13に支持されている。
走行部14は、一対の走行用モータ25により一対の走行車輪24を同方向に回転させることで物品搬送車4を走行させる。
また、走行部14は、一対の走行用モータ25により一対の走行車輪24を逆方向に回転させることで本体部13に対して走行部14を縦軸心周りに回転させる。このように走行部14を本体部13に対して回転させることで、走行部14が上下方向Zに沿う縦軸心周りに走行レール3に対して回転する。このように、走行部14は、上下方向Zに沿う縦軸心周りに走行レール3に対して回転可能に構成されている。また、このように走行部14が本体部13に対して回転するときは、規制輪18が規制部3Bに接触することで本体部13の走行レール3に対する回転が規制されている(図10参照)。そのため、本体部13は、走行レール3に対しては回転せず、走行部14に対して相対的に回転する。
昇降操作部17は、リンク機構28と昇降用モータ29とを備えている。リンク機構28には基部15の基体22と保持部16の昇降部32とが連結されており、昇降用モータ29の駆動によりリンク機構28を上下方向Zに伸縮させることで、保持部16を上昇位置(図3参照)と下降位置(図2及び図4参照)とに昇降移動させる。
そのため、物品搬送車4は、保持部16を上昇位置に位置させ且つ保持部16にて物品Wを支持した状態で物品搬送車4を入庫部9に走行させた後、保持部16を下降位置に下降させることで、保持部16で支持していた物品Wを支持台に載せることができる。また、物品搬送車4は、保持部16を下降位置に位置させ且つ保持部16にて物品Wを支持していない状態で物品搬送車4を出庫部10に走行させた後、保持部16を上昇位置に上昇させることで、支持台に載せられていた物品Wを保持部16に支持させることができる。
保持部16は、水平方向への移動を規制した状態で物品Wを支持する支持部31と、リンク機構28が連結された昇降部32と、昇降部32に対して支持部31を上下方向Zに沿う軸心周りに回転させる旋回用モータ33と、を備えている。保持部16は、旋回用モータ33の駆動により支持部31を回転させることで、支持部31により支持している物品Wの向きを変更可能に構成されている。
次に、走行レール3について説明する。
図5に示すように、走行レール3は、直線レール部材I、屈曲レール部材L、及び分岐レール部材Tの組み合わせにより構成されている。周回経路2Cと分岐合流経路2Dとが分岐又は合流する部分に分岐レール部材Tが設置され、周回経路2Cにおける分岐又は合流する部分以外には、直線レール部材Iと屈曲レール部材Lとが設置されている。
つまり、図1に示すように、周回経路2Cを矩形状に形成した場合では、周回経路2Cの4隅の部分に屈曲レール部材Lを設置し、屈曲レール部材Lの間に直線レール部材Iを並べて設置することで、矩形状の周回経路2Cに沿う走行レール3が形成される。そして、周回経路2Cと分岐合流経路2Dとを分岐合流させる場合は、周回経路2Cにおける分岐合流経路2Dが分岐合流する部分に設置されている直線レール部材I又は屈曲レール部材Lを分岐レール部材Tに置き換え、分岐合流経路2Dに沿って直線レール部材I又は屈曲レール部材Lを設置することで、分岐合流経路2Dに沿う走行レール3が形成される。
図6に示すように、直線レール部材Iは、第一直線部35又は第二直線部36となる直線状のレール部材である。
第一直線部35には、第一方向Xに沿う一対のレール部3Aである一対の第一レール部38が第二方向Yに一定間隔で互いに平行に配置されている。図11に示すように、物品搬送車4が第一直線部35を走行するときは、一対の第一レール部38上に一対の走行車輪24が位置している。つまり、一対の第一レール部38の夫々は、第一方向Xに延びる帯状に形成されており、第一経路2Aに沿って走行部14が走行する場合の一対の走行車輪24の軌跡と重なる位置に配置されて走行車輪24を支持する。尚、一対の第一レール部38は、一対の第一直線支持部に相当する。
第二直線部36には、第二方向Yに沿う一対のレール部3Aである一対の第二レール部39が第一方向Xに一定間隔で互いに平行に配置されている。図9に示すように、物品搬送車4が第二直線部36を走行するときは、一対の第二レール部39上に一対の走行車輪24が位置している。つまり、一対の第二レール部39の夫々は、第二方向Yに延びる帯状に形成されており、第二経路2Bに沿って走行部14が走行する場合の一対の走行車輪24の軌跡と重なる位置に配置されて走行車輪24を支持する。尚、一対の第二レール部39は、一対の第二直線支持部に相当する。
一対の第一レール部38の経路幅方向(第二方向Y)の間隔と、一対の第二レール部39の経路幅方向(第一方向X)の間隔と、は同じ間隔となっている。
このように、直線レール部材Iは、一対のレール部3Aを有しており、図6に示すように、一対のレール部3Aが第一方向Xに沿うように直線レール部材Iを設置することで直線レール部材Iは第一直線部35として用いられ、一対のレール部3Aが第二方向Yに沿うように直線レール部材Iを設置することで直線レール部材Iは第二直線部36として用いられる。
図7に示すように、屈曲レール部材Lは、第一直線部35、第二直線部36、及び交差部37を備え、交差部37から第一方向Xの一方側のみに第一直線部35が延出し、交差部37から第二方向Yの一方側のみに第二直線部36が延出した形状のレール部材である。尚、屈曲レール部材Lについて、交差部37から第一直線部35が突出する方向が第一方向Xの一方側となり、交差部37から第二直線部36が突出する方向が第二方向Yの一方側となる。
そして、屈曲レール部材Lは、上下方向Zに沿う軸心周りに回転させることで、第一方向Xの一方側とその反対側となる他方側と、第二方向Yの一方側とその反対側と、のうちの一方又は双方を入れ替えるように配置でき、図7に示すように、屈曲レール部材Lは4つの形態で用いることができる。
交差部37は、一対の第一レール部38及び一対の第二レール部39を有している。そして、交差部37のレール部3Aにおいて、第一レール部38と第二レール部39とが重複する部分については、第一レール部38と第二レール部39とに兼用されている。
また、交差部37は、互いに交差する一対の第一レール部38と一対の第二レール部39とに囲まれた内側領域に、走行部14が交差部37において縦軸心周りに回転した場合の一対の走行車輪24の軌跡と重なる位置に形成されて走行車輪24を支持する回転支持部3Cを有する。回転支持部3Cの内側には、上下方向Zに貫通する貫通孔が形成されており、本実施形態では、貫通孔は円形に形成されている。
図8に示すように、分岐レール部材Tは、第一直線部35、第二直線部36、及び交差部37を備え、更に、分岐レール部材Tは、交差部37から第一方向Xの両側に第一直線部35が延出し、交差部37から第二方向Yの一方側のみに第二直線部36が延出した形状のレール部材、又は、交差部37から第一方向Xの一方側のみに第一直線部35が延出し、交差部37から第二方向Yの両側に第二直線部36が延出した形状のレール部材である。そして、屈曲レール部材Lは、上下方向Zに沿う軸心周りに回転させることで、交差部37から第一方向Xの両側に第一直線部35が延出し、交差部37から第二方向Yの一方側のみに第二直線部36が延出した形状で2つの形態、交差部37から第一方向Xの一方側のみに第一直線部35が延出し、交差部37から第二方向Yの両側に第二直線部36が延出した形状で2つの形態の、計4つの形態で用いることができる。
上述の如く、直線レール部材I、屈曲レール部材L、及び分岐レール部材Tは、第一直線部35と第二直線部36と交差部37とを適宜組み合わせて構成されている。つまり、走行レール3は、第一直線部35と第二直線部36と交差部37とを備えている。
ちなみに、第一方向Xの一方側や第二方向Yの一方側は、屈曲レール部材Lの個々及び分岐レール部材Tの個々で定められている。そのため、例えば、ある屈曲レール部材Lの第一方向Xの一方側と、この屈曲レール部材Lとは別の屈曲レール部材Lの第一方向Xの一方側とが逆側の場合がある。また、例えば、ある屈曲レール部材Lの第二方向Yの一方側と、ある分岐レール部材Tの第二方向Yの一方側とが、逆側の場合がある。
一対の第一レール部38に対して設置されている規制部3Bは、一対の第一レール部38に対して第二方向Yの両側に位置するように一対備えられている。この一対の第一レール部38に対する一対の規制部3Bは、第一経路2Aに沿う状態で走行レール3に備えられている。また、一対の第二レール部39に対して設置されている規制部3Bは、一対の第二レール部39に対して第一方向Xの両側に位置するように一対備えられている。この一対の第二レール部39に対する一対の規制部3Bは、第二経路2Bに沿う状態で走行レール3に備えられている。
そして、第一レール部38又は第二レール部39の何れか一方のみを備えている直線レール部材Iには、レール部3Aの長手方向においてレール部3Aが存在する全域に亘って一対の規制部3Bが備えられている。これに対して、第一レール部38と第二レール部39との双方が備えられている屈曲レール部材Lや分岐レール部材Tには、規制部3Bに対して直交する方向に物品搬送車4が走行可能なように、レール部3Aの長手方向におけるレール部3Aが存在する領域のうちの一部、具体的には、交差する経路に沿う一対のレール部3Aが存在する領域、及び当該一対のレール部3Aの間の領域において一対の規制部3Bの一方又は双方が備えられていない。
一対の第一レール部38及び一対の第二レール部39に沿って給電線40が備えられている。給電線40は、レール部3Aの両側に位置するように一対備えられている、そして、一対の給電線40は、一対の規制部3Bと同様に、直線レール部材Iに対しては、レール部3Aが存在する全域に亘って一対の規制部3Bが備えられているが、屈曲レール部材Lや分岐レール部材Tに対しては、給電線40に対して直交する方向に物品搬送車4が走行するときに当該物品搬送車に給電線40が接触しないように、レール部3Aが存在する領域のうちの一部において一対の給電線40の一方又は双方が備えられていない。
次に、物品搬送車4の走行状態が、横行する状態から直交する状態に切り替わる場合の動作について説明する。尚、物品搬送車4が第一方向Xに走行することを前行、物品搬送車4が第二方向Yに走行することを横行と称する場合がある。
図9に示すように、直線レール部材I(第二直線部36)上を走行経路2(第二経路2B)に沿って走行(横行)している場合は、2つの走行車輪24及び4つの補助車輪19は第二レール部39に支持されると共に、4つの規制輪18によって物品搬送車4の経路幅方向(第一方向X)への移動が規制されている。
そして、図10に示すように屈曲レール部材Lの交差部37の上まで走行した状態では、2つの走行車輪24は第二レール部39に支持され、4つの補助車輪19は、レール部3Aにおける第一レール部38と第二レール部39とに兼用される部分に支持される。
そして、走行部14を縦軸心周りに回転させることで、2つの走行車輪24は、第二レール部39上から第一レール部38上に移動する。このように走行部14を回転させて2つの走行車輪24を移動させることで、物品搬送車4の走行状態を横行する状態(一対の走行車輪24の回転軸心が第一方向Xに沿い、一対の走行車輪24が一対の第二レール部39上に位置する状態)から前行する状態(一対の走行車輪24の回転軸心が第二方向Yに沿い、一対の走行車輪24が一対の第一レール部38上に位置する状態)に変化する。そして、このように走行車輪24が第二レール部39上から第一レール部38上に移動するときに、走行車輪24が第一レール部38上及び第二レール部39上から外れるが、この外れた走行車輪24を回転支持部3Cにより支持することで走行車輪24が走行レール3から落輪しないようになっている。また、このように走行部14が回転するときは、4つの規制輪18のうちの少なくとも2つが規制部3Bに接触することで、本体部13が走行レール3に対して回転することが規制されている。
そして、物品搬送車4を走行(前行)させることで、直線レール部材I(第一直線部35)に乗り移る。図11に示すように、直線レール部材I(第二直線部36)上を走行経路2(第一経路2A)に沿って走行(前行)している場合は、2つの走行車輪24及び4つの補助車輪19は第一レール部38に支持されると共に、4つの規制輪18によって経路幅方向(第二方向Y)への移動が規制されている。
2.その他の実施形態
次に、物品搬送設備のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、走行レール3を、直線レール部材Iと屈曲レール部材Lと分岐レール部材Tとで構成したが、走行レール3を、直線レール部材Iと屈曲レール部材Lとのみで構成する、又は、直線レール部材Iと分岐レール部材Tとのみで構成してもよい。また、走行レール3を、これら直線レール部材Iと屈曲レール部材Lと分岐レール部材Tとに加えて、別のレール部材、例えば、交差レール部材を備えて構成してもよい。尚、交差レール部材は、第一直線部35、第二直線部36、及び交差部37を備え、交差部37から第一方向Xの両側に第一直線部35が延出し、交差部37から第二方向Yの両側に第二直線部36が延出する形状のレール部材である。
(2)上記実施形態では、走行経路2に周回経路2Cを有するように設定したが、走行経路2に周回経路2Cを有しないように設定してもよい。具体的には、例えば、走行経路2を、物品搬送車4が往復走行する主経路と、主経路に対して分岐又は合流する分岐合流経路2Dと、のみを有するように設定してもよい。
(3)上記実施形態では、直線レール部材Iと屈曲レール部材Lと分岐レール部材Tとを組み合わせることで走行レール3を構成したが、このようにユニット化したレール部材を組み合わせるのではなく、レール部3Aや回転支持部3C等を個別に組み合わせることで走行レール3を構成してもよい。
(4)上記実施形態では、走行部14を走行レール3に対して縦軸心周りに回転させる場合に、本体部13に対して走行部14を縦軸心周りに回転させることで、走行部14を走行レール3に対して回転させたが、走行部14と本体部13とを一体的に縦軸心周りに回転させることで、走行部14を走行レール3に対して縦軸心周りに回転させるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、規制機構を利用して本体部13が走行レール3に対して回転することを規制したが、本体部13に、規制機構とは別に、走行レール3に対して係合及び離脱自在な係合部を備えて、当該係合部を走行レール3に係合させることで、本体部13が走行レール3に対して回転することを規制してもよい。
(6)上記実施形態では、物品Wを、ディスプレイ用のガラス基板を複数枚収納した容器としたが、半導体基板を複数枚収容したFOUP等の他の容器や、パレット等の容器以外のものを物品Wとしてもよい。
(7)上記実施形態では、走行レール3を、天井Cに吊り下げ支持したが、走行レール3を、床面上に支持してもよい。
(8)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した物品搬送設備の概要について説明する。
物品搬送設備は、走行経路に沿って設置された走行レールと、前記走行レール上を前記走行経路に沿って走行する物品搬送車と、を備え、
前記走行経路は、第一方向に沿う直線状の第一経路と、上下方向に見て前記第一方向に対して交差する第二方向に沿う直線状の第二経路と、有し、前記物品搬送車は、上下方向に沿う縦軸心周りに前記走行レールに対して回転可能な走行部を備え、前記走行部は、前記走行レール上を転動する一対の走行車輪を備え、前記走行レールは、第一直線部と第二直線部と交差部とを備え、前記第一直線部は、前記第一経路に沿って前記走行部が走行する場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する一対の第一直線支持部を有し、前記第二直線部は、前記第二経路に沿って前記走行部が走行する場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する一対の第二直線支持部を有し、前記交差部は、一対の前記第一直線支持部及び一対の前記第二直線支持部を有すると共に、互いに交差する一対の前記第一直線支持部と一対の前記第二直線支持部とに囲まれた内側領域に、前記走行部が前記交差部において前記縦軸心周りに回転した場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する回転支持部を有する。
この構成によれば、第一直線部と第二直線部とを交差部によって接続することで、物品搬送車は、交差部を介して第一直線部から第二直線部に走行することや、交差部を介して第二直線部から第二直線部に走行することができる。
そして、物品搬送車は、交差部上に位置する状態で走行部を走行レールに対して縦軸心周りに回転させることで一対の走行車輪の向きが変わり、物品搬送車の走行方向を変更することができる。また、このように走行部を走行レールに対して回転させた場合に、走行車輪が一対の第一直線支持部及び一対の第二直線支持部よりも内側を通るが、この場合の走行車輪を回転支持部により支持することで、走行車輪が走行レールから落輪することなく一対の走行車輪の向きを変えることができる。
交差部において物品搬送車の走行方向を変更は、物品搬送車が停止した状態で行うことができるため、交差部は走行経路の長手方向に短くできる。そのため、交差部は、物品搬送車が走行しながら物品搬送車の走行方向を変更させる曲線部に比べて、比較的小さなスペースに設置でき、これに伴って、走行レールの設置に必要なスペースを小さく抑え易くなる。
ここで、前記物品搬送車は、物品を保持する保持部が設けられた本体部を備え、前記走行部は、前記本体部に対して前記縦軸心周りに回転できるように、前記本体部に支持されていると好適である。
この構成によれば、本体部に対して走行部を回転させて、物品搬送車の走行方向を変更するため、本体部を走行レールに対して回転させることなく物品搬送車の走行方向を変更することができる。従って、物品搬送車の走行方向を変更するときの物品の保持部からの落下や保持部に保持されている物品の荷崩れ等を防止できる。
また、前記走行経路の延在方向に直交する方向を経路幅方向として、前記本体部は、前記走行レールに対する前記本体部の経路幅方向の移動を規制する規制機構を備えていると好適である。
この構成によれば、物品搬送車が走行経路に沿って走行するときに物品搬送車が経路幅方向に移動することが規制されるため、物品搬送車の走行方向が経路幅方向にずれることで走行車輪がレール部から落輪することを防止できる。
また、前記走行レールは、直線レール部材、屈曲レール部材、及び分岐レール部材の組み合わせにより構成され、前記第二方向は、上下方向に見て前記第一方向に対して直交し、前記直線レール部材は、前記第一直線部又は前記第二直線部となる直線状のレール部材であり、前記屈曲レール部材は、前記第一直線部、前記第二直線部、及び前記交差部を備え、前記交差部から前記第一方向の一方側のみに前記第一直線部が延出し、前記交差部から前記第二方向の一方側のみに前記第二直線部が延出した形状のレール部材であり、前記分岐レール部材は、前記第一直線部、前記第二直線部、及び前記交差部を備え、更に、前記分岐レール部材は、前記交差部から前記第一方向の両側に前記第一直線部が延出し、前記交差部から前記第二方向の一方側のみに前記第二直線部が延出した形状のレール部材、又は、前記交差部から前記第一方向の一方側のみに前記第一直線部が延出し、前記交差部から前記第二方向の両側に前記第二直線部が延出した形状のレール部材であると好適である。
この構成によれば、直線レール部材と屈曲レール部材と分岐レール部材とを組み合わせて、分岐する経路も含めて第一経路及び第二経路に沿う走行レールを形成することができるため、走行レールを形成するための部材の種類を少なくできる。また、屈曲レール部材や分岐レール部材は、交差部から第一直線部や第二直線部が延出しているため、直線レール部材と曲線レール部材とを連結する場合や、直線レール部材と分岐レール部材とを連結する場合に、直線レール部材同士の連結と同様に行うことができる。
また、前記走行経路は、周回経路と、前記周回経路に対して分岐又は合流する分岐合流経路と、を有し、前記周回経路と前記分岐合流経路とが分岐又は合流する部分に前記分岐レール部材が設置され、前記周回経路における分岐又は合流する部分以外には、前記直線レール部材と前記屈曲レール部材とが設置されていると好適である。
この構成によれば、直線レール部材、屈曲レール部材、及び分岐レール部材の組み合わせにより、周回経路と分岐合流経路とに沿った走行レールを設置できる。そして、矩形状の周回経路を形成した場合に、第一方向に沿う一対の第一直線部同士の経路幅方向の離間距離は、第二方向に沿う一対の第二直線部の長さによって自由に変更できるため、一対の第一直線部が互いに経路幅方向に必要以上に離れない状態で設置できる。
また、前記走行レールは、天井に吊り下げ支持され、前記物品搬送車は、ディスプレイ用のガラス基板を複数枚収容した容器を物品として搬送すると好適である。
この構成によれば、ガラス基板を複数枚収容する容器は大型であり、これを搬送する物品搬送車及び走行レールも大型化し易いが、このように大型化し易い走行レールの設置に必要なスペースを小さく抑え易くなる。また、走行レールを天井に吊り下げ支持した場合において、当該走行レールの設置に必要なスペースを抑え易くなる。
本開示に係る技術は、走行レール上を走行する物品搬送車を備えた物品搬送設備に利用することができる。
2:走行経路
2A:第一経路
2B:第二経路
2C:周回経路
2D:分岐合流経路
3:走行レール
3C:回転支持部
4:物品搬送車
13:本体部
14:走行部
16:保持部
24:走行車輪
35:第一直線部
36:第二直線部
37:交差部
38:第一レール部(第一直線支持部)
39:第二レール部(第二直線支持部)
I:直線レール部材
L:屈曲レール部材
T:分岐レール部材
W:物品
X:第一方向
Y:第二方向
Z:上下方向

Claims (6)

  1. 走行経路に沿って設置された走行レールと、前記走行レール上を前記走行経路に沿って走行する物品搬送車と、を備えた物品搬送設備であって、
    前記走行経路は、第一方向に沿う直線状の第一経路と、上下方向に見て前記第一方向に対して交差する第二方向に沿う直線状の第二経路と、を有し、
    前記物品搬送車は、上下方向に沿う縦軸心周りに前記走行レールに対して回転可能な走行部を備え、
    前記走行部は、前記走行レール上を転動する一対の走行車輪を備え、
    前記走行レールは、第一直線部と第二直線部と交差部とを備え、
    前記第一直線部は、前記第一経路に沿って前記走行部が走行する場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する一対の第一直線支持部を有し、
    前記第二直線部は、前記第二経路に沿って前記走行部が走行する場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する一対の第二直線支持部を有し、
    前記交差部は、一対の前記第一直線支持部及び一対の前記第二直線支持部を有すると共に、互いに交差する一対の前記第一直線支持部と一対の前記第二直線支持部とに囲まれた内側領域に、前記走行部が前記交差部において前記縦軸心周りに回転した場合の一対の前記走行車輪の軌跡と重なる位置に形成されて前記走行車輪を支持する回転支持部を有する物品搬送設備。
  2. 前記物品搬送車は、物品を保持する保持部が設けられた本体部を備え、
    前記走行部は、前記本体部に対して前記縦軸心周りに回転できるように、前記本体部に支持されている請求項1に記載の物品搬送設備。
  3. 前記走行経路の延在方向に直交する方向を経路幅方向として、
    前記本体部は、前記走行レールに対する前記本体部の経路幅方向の移動を規制する規制機構を備えている請求項2に記載の物品搬送設備。
  4. 前記走行レールは、直線レール部材、屈曲レール部材、及び分岐レール部材の組み合わせにより構成され、
    前記第二方向は、上下方向に見て前記第一方向に対して直交し、
    前記直線レール部材は、前記第一直線部又は前記第二直線部となる直線状のレール部材であり、
    前記屈曲レール部材は、前記第一直線部、前記第二直線部、及び前記交差部を備え、前記交差部から前記第一方向の一方側のみに前記第一直線部が延出し、前記交差部から前記第二方向の一方側のみに前記第二直線部が延出した形状のレール部材であり、
    前記分岐レール部材は、前記第一直線部、前記第二直線部、及び前記交差部を備え、
    更に、前記分岐レール部材は、前記交差部から前記第一方向の両側に前記第一直線部が延出し、前記交差部から前記第二方向の一方側のみに前記第二直線部が延出した形状のレール部材、又は、前記交差部から前記第一方向の一方側のみに前記第一直線部が延出し、前記交差部から前記第二方向の両側に前記第二直線部が延出した形状のレール部材である請求項1から3のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
  5. 前記走行経路は、周回経路と、前記周回経路に対して分岐又は合流する分岐合流経路と、を有し、
    前記周回経路と前記分岐合流経路とが分岐又は合流する部分に前記分岐レール部材が設置され、前記周回経路における分岐又は合流する部分以外には、前記直線レール部材と前記屈曲レール部材とが設置されている請求項4に記載の物品搬送設備。
  6. 前記走行レールは、天井に吊り下げ支持され、
    前記物品搬送車は、ディスプレイ用のガラス基板を複数枚収容した容器を物品として搬送する請求項1から5のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
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