JP2020153138A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各車高の自動車の入庫可能数をより細かく設定できる機械式駐車装置を提供する。【解決手段】機械式駐車装置10は、自動車1が入庫又は出庫するための入出庫階Eと、水平方向に互いにずれた複数の領域R1,R2の各々に設けられた複数の格納階B1,B2,B3と、各領域R1,R2に隣接する昇降路2と、自動車1が積載され、入出庫階Eと各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3との間で昇降路2を昇降可能なリフト3を備える。各格納階B1,B2,B3は、制限高さ以下の車高を持つ自動車を収容可能な収容空間Sを有する。リフト3は、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sとの間で自動車を搬送可能である。いずれかの領域R1におけるいずれかの格納階B1,B2,B3の収容空間Sと、他の領域R2におけるいずれかの格納階B1,B2,B3の収容空間Sとで、制限高さが異なっている。【選択図】図3

Description

本発明は、車高が互いに異なる複数種類の自動車を収容可能な機械式駐車装置に関する。
車高が互いに異なる複数種類の自動車を駐車可能な駐車装置は、例えば、車高が低い自動車を格納可能な第1の格納階と、車高が高い自動車を格納可能な第2の格納階とを有している。車高が低い自動車が入庫した場合には、この自動車は、第1の格納階へ搬送されて当該格納階に格納される。車高が高い自動車が入庫した場合には、この自動車は、第2の格納階へ搬送されて当該格納階に格納される。このような駐車装置は、例えば特許文献1に記載されている。なお、下記の特許文献2〜4は、本発明の実施形態における構成例の一部に関連するものである。
特開2006−342501号公報 特開2016−204884号公報 特開2008−095324号公報 特開2014−109167号公報
特許文献1では、1つの格納階に収容可能な自動車の制限高さを1種類に設定している。そのため、この制限高さに対応する自動車の入庫数が少ない場合には、その格納階には、利用されない空きスペースが増えてしまう可能性がある。
そこで、本発明の目的は、各車高の自動車の入庫可能数をより細かく設定できる機械式駐車装置を提供することにある。
本発明による機械式駐車装置は、自動車が入庫又は出庫するための入出庫階と、水平方向に互いにずれた複数の領域の各々に設けられた複数の格納階と、各前記領域に隣接する昇降路と、自動車が積載され、前記入出庫階と各前記領域の各前記格納階との間で前記昇降路を昇降可能なリフトと、を備える。各前記格納階は、制限高さ以下の車高を持つ自動車を収容可能な収容空間を有する。前記リフトは、各前記領域の各前記格納階における前記収容空間との間で自動車を搬送可能である。いずれかの前記領域におけるいずれかの前記格納階の前記収容空間と、他の前記領域におけるいずれかの前記格納階の前記収容空間とで、前記制限高さが異なっている。
上述した本発明によると、水平方向に互いにずれた複数の領域の各々に、複数の格納階を設け、各領域に隣接するようにリフトの昇降路を設けている。この場合、いずれかの領域におけるいずれかの格納階の収容空間と、他の領域におけるいずれかの格納階の収容空間とで、収容可能な自動車の制限高さが異なっている。これにより、機械式駐車装置において、各車高の自動車の入庫可能数をより細かく設定することが可能となる。
、本発明の第1実施形態による機械式駐車装置の構成例を示す側面図である。 図1のII−II矢視図である。 図2のIII−III矢視図である。 各格納階の構成を示す平面図である。 パレットの下面側の構成を示す。 図2の部分拡大図である。 図6の7A−7A矢視図である。 図6の7B−7B矢視図である。 本発明の第2実施形態による機械式駐車装置の構成を示す側面図である 図8のIX−IX矢視図である。 図9のX−X矢視図である
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[第1実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態による機械式駐車装置10の構成例を示す側面図である。図2は、図1のII−II矢視図である。図3は、図2のIII−III矢視図である。図1は、図2のI−I矢視図である。第1実施形態による機械式駐車装置10は、入出庫階Eと複数の格納階B1〜B3と昇降路2とリフト3を備える。
入出庫階Eは、自動車1が入庫又は出庫するための階である。図3の例では、入出庫階Eは地上階である。リフト3が入出庫階Eに位置する時に、例えば、自動車1がリフト3に乗り込むことができる。図3の例では、入出庫階Eに位置するリフト3に積載されたパレット5に自動車1が乗り込むことができる。この場合、入出庫階Eに位置するリフト3に積載されたパレット5から自動車1が出庫のために乗り出すことができてよい。
複数の格納階B1〜B3は、水平方向に互いにずれた複数の領域R1,R2の各々に設けられている。各領域R1,R2は、図1と図3において両矢印が示す領域R1,R2であり、図2において破線で囲んだ領域R1,R2である。各領域R1,R2の複数の格納階B1〜B3は、それぞれ、入出庫階Eに対する地下1階〜地下3階である。
なお、リフト3を入庫用(又は出庫用)として設けるとともに、同様の構成を有する出庫用(又は入庫用)の追加リフトが更に設けられてもよい。追加リフトとその昇降路は、複数の領域R1,R2毎に設けられてもよいし、複数の領域R1,Rに隣接する位置においてこれら領域に共通して設けられてもよい。この内容は、後述の第2実施形態にも当てはまる。
各格納階B1〜B3は、自動車1が収容される収容空間Sを有する。各格納階B1〜B3の収容空間Sは、制限高さ以下の車高を有する自動車1を収容可能である。以下において、収容空間Sに収容可能な自動車1の制限高さを、単に収容空間Sの制限高さともいう。
本実施形態によると、いずれかの領域(例えば領域R1)におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sと、他の領域(領域R2)におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sとで、制限高さが異なっている。なお、本願において、「いずれか」とは、「少なくともいずれか」を意味する。
例えば、図1のように、いずれかの領域R1における各格納階B1,B2,B3の収容空間Sの制限高さが、他の領域R2における全ての格納階B1〜B3の収容空間Sと異なっていてもよい。図1では、領域R1において、格納階B1,B2,B3の収容空間Sの制限高さは、いずれもh1である。また、図1では、領域R2において、格納階B1,B3の収容空間Sの制限高さは、いずれもh2であり、格納階B3の制限高さはh3である。h1,h2,h3は、h2<h1<h3の関係がある。例えば、h2は1550cmであり、h1は1800cmであり、h3は2050cmである。なお、収容空間Sの制限高さは、収容空間Sの実際の高さから、マージンとしての一定値を減らした高さであってよい。
また、いずれかの領域R1又はR2(例えば各領域)において、いずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sと、他の格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sとで、制限高さが異なっていてよい。図1では、領域R2において、格納階B2の収容空間Sと格納階B1,B3の収容空間Sとで、制限高さが異なっている。
いずれかの領域R1又はR2におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の鉛直方向位置は、他の領域R1又はR2における全ての格納階B1〜B3の鉛直方向位置と異なっていてよい。図1では、領域R1の格納階B1,B2のそれぞれの鉛直方向位置Z11,Z12は、領域R2の全ての格納階B1,B2,B3のそれぞれの鉛直方向位置Z21,Z22,Z23のいずれとも異なっている。なお、図1において、領域R1の格納階B3の鉛直方向位置Z13は、領域R2の格納階B3の鉛直方向位置Z23と同じである。なお、図1では、各格納階B1,B2,B3の鉛直方向位置は、例えば、その収容空間Sにおけるパレット5の、基準高さ(例えば地表面の高さ)に対する鉛直方向位置である。
昇降路2において、リフト3が昇降する。昇降路2は、図2と図3のように、各領域R1,R2に水平方向に隣接しており、鉛直方向に延びている。図2と図3のように、昇降路2は、複数の領域R1,R2の間に位置していてもよい。なお、以下において、「隣接」とは水平方向における隣接を意味する。
リフト3は、入出庫階Eと各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3との間で昇降路2を昇降可能である。リフト3には、例えばパレット5を介して、自動車1が積載される。リフト3は、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sとの間で自動車1を搬送可能である。例えば、リフト3が格納階B1,B2,又はB3に対応する鉛直方向位置に停止した状態で、リフト3と、当該格納階の収容空間Sとの間で、パレット5を水平方向に搬送可能である。
なお、リフト3を昇降する昇降機構は、図2の破線Xで囲まれた領域において昇降路2に沿って設けられてよい。この昇降機構の構成は、例えば特許文献2や特許文献3に記載されたものと同じであってよいので、その説明を省略する。
図4Aは、格納階B1における複数の領域R1,R2と各区画Pを示す概略平面図である。図4Bは、格納階B2における複数の領域R1,R2と各区画Pを示す概略平面図である。図4Cは、格納階B3における複数の領域R1,R2と各区画Pを示す概略平面図である。図4A〜図4Cに示すように、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sには、水平方向に互いに縦方向に又は横方向に隣接する複数の区画Pが設定されている。ここで、縦方向は、図2や図4A〜図4Cの左右方向であり、横方向は、図2や図4A〜図4Cの上下方向である(以下同様)。各区画Pに、パレット5が位置することができる。なお、複数の領域R1,R2同士の境界は、格納階B1,B2,B3の間で同じ位置にあってよい。
(格納階の構成)
領域R1,R2の格納階B1〜B3のうち格納階B2の構成について、図2と図4Bを参照して説明する。ただし、領域R1,R2における他の格納階B1,B3の構成は、以下で説明する格納階B2の構成と同じである。
各領域R1,R3の格納階B2の収容空間Sには、自動車1を積載可能なパレット5が設けられ、収容空間Sとリフト3との間で、パレット5が搬送されるようになっている。この場合、各領域R1,R3の格納階B2の収容空間Sには、複数のパレット5が設けられてよく、当該収容空間Sにおいて、各パレット5が水平方向に搬送されるようになっている。
各領域R1,R2の格納階B2の収容空間S(以下で単に収容空間Sともいう)には、当該収容空間Sにおける区画Pの数よりも少ない数のパレット5が設けられている。この構成で、収容空間Sにおいて、任意の区画Pに位置するパレット5は、この区画Pに隣接する区画Pであってパレット5が位置していない区画P(空の区画P)に搬送させられる。収容空間Sにおいて、このように空の区画Pへパレット5を順に移動させることにより、各パレット5は、いずれの区画Pへも移動可能である。収容空間Sにおいて、このようなパレット5の移動が可能となるように、複数の区画Pの配置とパレット5の数が設定されている。
図2と図4Bの例では、領域R1に属する格納階B2の収容空間Sには、6つの区画Pが存在し、これらのうち、5つの区画Pの各々には1つのパレット5が位置しており、1つの区画Pにはパレット5が位置していない。同様に、図2と図4Bの例では、領域R2に属する格納階B2の収容空間Sには、8つの区画Pが存在し、これらのうち、7つの区画Pの各々には1つのパレット5が位置しており、1つの区画Pにはパレット5が位置していない。
各領域R1,R2の格納階B2の収容空間Sにおいて、昇降路2に縦方向又は横方向に隣接する区画Pと、当該格納階B2の鉛直方向位置Z12又はZ22(図3)に対応する位置に停止したリフト3との間で、パレット5が搬送される。この場合、領域R1,R2(図2では領域R2)の格納階B2の収容空間Sにおいて、当該格納階B2の鉛直方向位置Z12又はZ21に停止したリフト3は、昇降路2に縦方向に隣接する区画Pと、昇降路2に横方向に隣接する区画Pのいずれとも、パレット5が搬送可能であってもよい。なお、各領域R1,R2の格納階B2において、互いに隣接する区画P同士の間でパレット5を搬送する高さは、互いに隣接する区画Pとリフト3との間でパレット5を搬送する高さと同じであってよい。
(パレットを搬送するための構成)
機械式駐車装置10は、搬送装置11と取付構造体13と柱部材15を備える。
搬送装置11は、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sの各区画Pに設けられる。また、搬送装置11は、リフト3にも設けられる。各区画Pの搬送装置11は、当該区画Pに隣接する区画P又はリフト3の搬送装置11との間で水平方向にパレット5を搬送する。
取付構造体13は、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sの各区画Pに設けられる。各区画Pの取付構造体13には、当該区画Pの搬送装置11が取り付けられる。これにより、搬送装置11は取付構造体13に支持される。
複数本の柱部材15は、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sのパレット5の搬送範囲に干渉しないように、複数の領域R1,R2にわたって縦方向と横方向に間隔をおいて配置されて、鉛直方向に延びている。
各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における各取付構造体13は、対応する柱部材15に結合されている。また、いずれかの領域R1又はR2におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の各取付構造体13が柱部材15へ結合される鉛直方向位置が、他の領域R1又はR2における全ての格納階B1,B2,B3の各取付構造体13が柱部材15へ結合される鉛直方向位置と異なっている。
<パレットの構成例の詳細>
図5は、下方から鉛直方向に見た1つパレット5を示す。各パレット5は、同じ構成を有していてよい。パレット5は、パレット本体5aと、縦レール5bと、横レール5cと、転向レール5dを備える。縦レール5b、横レール5c、及び転向レール5dは、パレット本体5aの下面に取り付けられている。
縦レール5bは、縦方向に延びており、横レール5cは、横方向に延びている。縦レール5bと横レール5cには、共通の箇所(以下で不連続箇所Lという)で不連続になっている。図5の例では、縦レール5bは、不連続箇所Lを除いて、パレット5の全体にわたって縦方向に延びており、横レール5cは、不連続箇所Lを除いて、パレット5の全体にわたって横方向に延びている。また、図5の例では、1対の縦レール5bが、横方向に間隔をおいて設けられ、1対の横レール5cが、縦方向に間隔をおいて設けられている。図5の例では、4つの不連続箇所Lが存在する。
転向レール5dは、図5と後述の図7Aと図7Bに示すように、各不連続箇所Lにおいて、第1鉛直軸C1回りに回転可能にパレット本体5aに取り付けられている。転向レール5dは回転部材5eに結合されており、回転部材5eが、第1鉛直軸C1回りに回転可能にパレット本体5aに取り付けられている。これにより、転向レール5dは、縦方向を向いた状態と、横方向を向いた状態とで切り替え可能である。転向レール5dは、縦方向を向いた状態で縦レール5bの延長線上に位置し、転向レール5dは、横方向を向いた状態で横レール5cの延長線上に位置する。
<搬送装置の構成例の詳細>
各区画Pに設けた搬送装置11は、互いに同じ構成を有していてよい。互いに隣接する両区画Pの搬送装置11が、協働して、当該両区画Pの間でパレット5を水平方向に搬送可能である。
リフト3にも、各区画Pの搬送装置11と同じ構成を有する搬送装置11が設けられている。リフト3が、各領域R1又はR2における格納階B1,B2,又はB3に対応する鉛直方向位置にある時に、リフト3の搬送装置11は、リフト3に隣接する区画Pの搬送装置11との間で、互いに協働して、パレット5を水平方向に搬送可能である
以下において、1つの区画Pに設けた搬送装置11の構成例を説明し、他の各区画Pとリフト3に設けた搬送装置11の説明を省略する。なお、図2において、パレット5が位置している区画Pにおいても、当該パレット5の下方に搬送装置11が設けられている。
図6は、図2の部分拡大図であり、領域R1においてパレット5が位置していない区画Pの付近を示し、隣接する区画Pのパレット5の図示を省略している。図7Aは、図6の7A−7A矢視図であり、図7Bは、図6の7B−7B矢視図である。ただし、図7Aと図7Bは、図6の搬送装置11上にパレット5が位置している場合を示す。
搬送装置11は、基体19と駆動ローラ21と基体駆動装置23と案内部材25とローラ駆動装置27とを備える。
基体19は、区画Pにおいて機械式駐車装置10の取付構造体13(後述の取付部13a)に取り付けられている。基体19は、取付構造体13に対して第2鉛直軸C2回りに回転可能になっている。図7Aの例では、基体19は、第2鉛直軸C2回りに回転可能に支持部18(図6では省略している)に支持されている。支持部18は取付構造体13に結合されている。
駆動ローラ21は、水平軸C3回りに回転可能に基体19に取り付けられている。駆動ローラ21の外周面には、パレット5の転向レール5dが載せられる。したがって、駆動ローラ21は、転向レール5dを介してパレット5を支持する。図6において、パレット5の4つの転向レール5dにそれぞれ対応する4つの駆動ローラ21が設けられている。各駆動ローラ21には、対応する転向レール5dが載せられている。また、各駆動ローラ21に対してローラ駆動装置27と基体19が設けられている。
基体駆動装置23は、第2鉛直軸C2回りに基体19を回転させることにより、駆動ローラ21の向きを縦方向と横方向とに切り替える。駆動ローラ21の向きが縦方向である状態(図6の状態)では、駆動ローラ21の回転によりパレット5は縦方向に送られ、駆動ローラ21の向きが横方向である状態では、駆動ローラ21の回転によりパレット5は横方向に送られる。図6では、基体駆動装置23は、4つの基体19を同期して回転させることにより、4つの駆動ローラ21の向きを同期して縦方向と横方向とに切り替えてよい。なお、図6において、縦方向を向いている転向レール5dを細い破線で図示している。
一例では、基体駆動装置23は、図6のように、駆動部23aと、連結部23bと、複数のリンク23cと、複数の連結部23dを備える。駆動部23aは、第2鉛直軸C2回りに1つの基体19を回転駆動する。駆動部23aは、例えば伸縮シリンダであってよい。図6において、伸縮シリンダ23aの一端部は鉛直軸回りに回転可能に取付構造体13(取付部13a)に取り付けられている(なお、リフト3に設けられる搬送装置11については、伸縮シリンダ23aの一端部は鉛直軸回りに回転可能にリフト3の構造体に取り付けられる)。伸縮シリンダ23aの他端部は、基体19の連結部23bに鉛直軸回りに回転可能に連結されている。伸縮シリンダ23aが伸縮することにより、1つの基体19が回転駆動される。また、図6に示すように、4つの基体19同士は、リンク23cを介して直列に連結されている。すなわち、各リンク23cと基体19の連結部23dとは、鉛直軸回りに互いに回転可能に連結されている。このような構成により、駆動部23aは、1つの基体19を回転駆動すると、リンク23cにより他の各基体19も連動して回転駆動される。これにより、4つの基体19が同期して回転駆動される。
複数の案内部材25は、縦方向及び横方向に第2鉛直軸C2からずれた位置において基体19に取り付けられている。各案内部材25は、例えば、鉛直軸回りに回転自在な案内ローラである。駆動ローラ21に転向レール5dが載ると第1鉛直軸C1と第2鉛直軸C2は同軸になり、且つ、複数の案内部材25は、転向レール5dを水平方向に挟んだ状態になる。この状態で、基体駆動装置23は、基体19を回転駆動することにより、案内部材25を介して、転向レール5dの向きを、駆動ローラ21の向き共に縦方向と横方向との間で切り替え可能である。これにより、転向レール5dの向きと駆動ローラ21の向きは、互いに同じに保たれたまま、縦方向と横方向との間で切り替えられる。
ローラ駆動装置27は、パレット5を縦方向又は横方向に搬送する時に、駆動ローラ21を回転駆動する。ローラ駆動装置27は、例えばモータであってよい。ローラ駆動装置27は、各駆動ローラ21が縦方向を向いている時に、駆動ローラ21を回転することにより、当該駆動ローラ21に載っている転向レール5dを縦方向に駆動する。これにより、縦レール5bが駆動ローラ21上に来ると、回転駆動されている駆動ローラ21は、縦レール5bを縦方向に駆動する。このように、パレット5は縦方向に駆動されて搬送される。同様に、ローラ駆動装置27は、各駆動ローラ21が横方向を向いている時に、駆動ローラ21を回転することにより、当該駆動ローラ21に載っている転向レール5dを横方向に駆動する。これにより、横レール5cが駆動ローラ21上に来ると、回転駆動されている駆動ローラ21は、横レール5cを横方向に駆動する。このように、パレット5は横方向に駆動されて搬送される。なお、ローラ駆動装置27は、互いに反対を向く水平軸C3回りのいずれの方向にも駆動ローラ21を回転させることができてよい。
なお、搬送装置11は、図6のように、端部ローラ29を更に備えていてよい。端部ローラ29は、各区画Pの縦方向両端部と横方向両端部に配置され、回転自在に取付構造体13(取付部13a)に設けられている。なお、図示を省略するが、リフト3の搬送装置11の端部ローラ29は、リフト3の構造体に取り付けられる。区画Pとリフト3の縦方向両端部の端部ローラ29は縦方向を向いている。区画Pとリフト3の横方向両端部の端部ローラ29は横方向を向いている。端部ローラ29には、縦レール5b又は横レール5cが載る。
<取付構造体の構成例の詳細>
各区画Pに設けた取付構造体13は,当該区画Pの搬送装置11が取り付けられる取付部13aと、柱部材15に結合される結合部13bとを有する。取付部13aは、搬送装置11が取り付け可能な形状を有するものであればよい。結合部13bは、取付部13aに結合されているとともに、柱部材15にも結合されている。図6と図1の例では、結合部13bは、柱部材15から水平方向に突出するように柱部材15に結合されている。このように突出する結合部13bの上面に取付部13aが置かれている。この状態で、取付部13aが結合部13bに結合されている。取付部13aと結合部13bとの結合、及び、結合部13bと柱部材15との結合は、溶接、ボルトによる締結、又は他の手段でなされてよい。
図6の例では、各区画Pの取付構造体13は、4本の柱部材15に結合されて支持されている。互いに縦方向又は横方向に隣接する各対の区画Pの取付構造体13は、当該対の区画Pの間に位置する共通の柱部材15に結合されていてよい。また、互いに縦方向又は横方向に隣接する各対の区画Pが、それぞれ、異なる領域R1、R2に属する場合には、当該対の区画Pの取付構造体13(結合部13b)は、当該対の区画P(すなわち、複数の領域R1,R2)の間に位置する共通の柱部材15に結合されていてよい。
(第1実施形態の効果)
上述した第1実施形態によると、リフト3の昇降路2に隣接する複数の領域R1,R2の各々に、複数の格納階B1〜B3を設けている。この場合、いずれかの領域R1又はR2におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sと、他の領域R1又はR2におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sとで、収容可能な自動車1の制限高さが異なっている。これにより、機械式駐車装置10において、各車高の自動車1の入庫可能数をより細かく設定することが可能となる。
また、いずれか領域R1又はR2においても、いずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sと、他の格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sとで、制限高さを異ならせることができる。これにより、車高の自動車1の入庫可能数を一層細かく設定できる。
更に、複数の領域R1,R2は、水平方向に互いにずれているので、各格納階B1,B2,B3の鉛直方向位置を、複数の領域R1,R2の間で互いに別々に設定することができる。例えば、領域毎に、複数の格納階B1,B2,B3の各取付構造体13が柱部材15へ結合される鉛直方向位置を設定することにより、各格納階B1,B2,B3の鉛直方向位置を、複数の領域R1,R2の間で互いに別々に設定することができる。
[第2実施形態]
(全体構成)
図8は、本発明の第2実施形態による機械式駐車装置10の構成を示す側面図である。図9は、図8のIX−IX矢視図である。図10は、図9のX−X矢視図である。図8は、図9のVIII−VIII矢視図である。なお、以下において、第2実施形態について説明しない点は、第1実施形態の場合と同じであってよい。第2実施形態による機械式駐車装置10は、入出庫階Eと複数の格納階B1〜B3と昇降路2(図9)とリフト3を備える。
入出庫階Eは、自動車1が入庫又は出庫するための階である。例えば、入出庫階Eのリフト3に積載されたパレット5に自動車1が乗り込むことができ、出庫階Eのリフト3に積載されたパレット5から自動車1が出庫のために乗り出すことができる。
複数の格納階B1〜B3は、水平方向に互いにずれた複数の領域R1,R2の各々に設けられている。各領域R1,R2は、図8と図10において両矢印が示す領域であり、図9において破線で囲んだ領域である。図8の例では、入出庫階Eは地上階であり、各領域R1,R2の複数の格納階B1,B2,B3は、それぞれ、入出庫階Eに対する地下1階〜地下3階である。
各格納階B1,B2,B3は、自動車1を収容する収容空間Sを有する。各格納階B1,B2,B3の収容空間Sは、制限高さ以下の車高を有する自動車1を収容可能である。
本実施形態によると、いずれかの領域(例えば領域R1)におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sと、他の領域(領域R2)におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sとで、制限高さが異なっている。
図8のように、いずれかの領域R1における各格納階B1,B2,B3の収容空間Sの制限高さが、他の領域R2における全ての格納階B1〜B3の収容空間Sの制限高さと異なっていてもよい。図8では、図1の場合と同様に、領域R1において、格納階B1,B2,B3の収容空間Sの制限高さは、いずれもh1であり、領域R2において、格納階B1,B3の収容空間Sの制限高さは、いずれもh2であり、格納階B3の制限高さは、h3である。
また、第1実施形態と同様に、いずれかの領域R1又はR2において、いずれかの格納階B1,B2,又はB3の収容空間Sと、他の格納階B1,B2,B3の収容空間Sとで、制限高さが異なっていてよい。更に、第1実施形態と同様に、いずれかの領域R1又はR2におけるいずれかの格納階B1,B2,又はB3の鉛直方向位置(後述の格納棚35の鉛直方向位置)は、他の領域における全ての格納階B1〜B3の鉛直方向位置(格納棚35の鉛直方向位置)と異なっていてよい。なお、各領域R1,R2において、全ての格納棚35の鉛直方向位置は同じであってよい。
昇降路2において、リフト3が昇降する。昇降路2は、図9のように各領域R1,R2に隣接しており、鉛直方向に延びている。図9のように、昇降路2は、複数の領域R1,R2の間に位置していてもよい。
リフト3は、入出庫階Eと各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3との間で昇降路2を昇降可能である。リフト3には、例えばパレット5を介して、自動車1が積載される。リフト3は、第1実施形態と同様に、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における収容空間Sとの間で自動車1を搬送可能である。なお、リフト3を昇降する昇降機構は、公知の装置(例えば特許文献4に記載された吊り下げ装置)と同じであってよいので、その説明を省略する。
また、機械式駐車装置10は、各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3の収容空間Sに設けられる走行路31,41と台車33,43と格納棚35を備える。各走行路31,41は、リフト3の昇降路2に水平方向に隣接する位置を含む範囲にわたって水平方向に延びている。各台車33,43は、対応する走行路31,41に設けられ、当該走行路31,41を走行する。台車33,43には、パレット5が積載される。各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3における複数の格納棚35は、対応する走行路31,41に水平方向に隣接する複数の位置にそれぞれ設けられている。
各領域R1,R2の各格納階B1,B2,B3の台車33,43は、昇降路2に隣接する位置に停止した状態で、リフト3との間でパレット5を搬送可能であり、格納棚35に隣接する位置に停止した状態で、当該格納棚35との間でパレット5を搬送可能である。なお、図9では、パレット5を二点鎖線で透視して図示している。
(格納階の構成)
図9を参照して、領域R1,R2の格納階B1〜B3のうち格納階B2の構成について説明する。ただし、領域R1,R2における、他の格納階B1,B3の構成は、以下で説明する格納階B2の構成と同じである。
領域R1の格納階B2において、台車33は、走行路31上を移動して、リフト3に隣接する位置に停止する。この状態で、リフト3と台車33との間で自動車1(自動車1を積載するパレット5)を水平方向に搬送可能である。領域R1の格納階B2において、台車33は、走行路31上を移動して、複数の格納棚35のうち任意の格納棚35に隣接する位置に停止する。この状態で、当該格納棚35と台車33との間で、自動車1(自動車1を積載するパレット5)を水平方向に搬送可能である。
同様に、領域R2の格納階B2において、台車43は、走行路41上を移動して、リフト3に隣接する位置に停止する。この状態で、リフト3と台車43との間で自動車1(パレット5)を水平方向に搬送可能である。領域R2の格納階B2において、台車43は、走行路41上を移動して複数の格納棚35のうち、任意の格納棚35に隣接する位置に停止する。この状態で、当該格納棚35と台車43との間で、自動車1(パレット5)を水平方向に搬送可能である。
各領域R1,R2における格納階B2の各格納棚35には、自動車1を積載可能なパレット5が設けられている。
<構成例の詳細>
走行路31,41は、例えば、互いに平行に延びる1対のレールであってよい。この場合、台車33,43には、レール31,41上を転動する複数の走行輪37が設けられてよい。走行輪37が回転駆動されることにより、台車33,43は、レール31,41上を走行する。
各領域R1,R2における各格納階B1,B2,B3において、各格納棚35及び台車33,43には、パレット5を下方から支持する複数のローラ39が設けられていてよい。これらのローラ39が回転駆動されることにより、格納棚35と台車33,43との間でパレット5が搬送されてよい。また、リフト3にも、複数のローラ39設けられていてよい。リフト3のローラ39と台車33,43のローラ39とが回転駆動されることにより、リフト3と台車33,43との間でパレット5が搬送されてよい。
また、図8と図9のように、機械式駐車装置10は、領域R1,R2において、パレット5の搬送範囲に干渉しない位置に間隔をおいて配置され、鉛直方向に延びる複数本の柱部材15を備えていてよい。領域R1,R2において、各格納階B1,B2,B3における各格納棚35及びレール31,41は、他の部材を介して又は直接、対応する高さにて柱部材15に結合されていてよい。図9では、レール31,41は、他の部材42を介して柱部材15に結合されている。なお、図10では、柱部材15や自動車1の図示を省略している。
このような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、本発明の実施形態による機械式駐車装置10は、上述した複数の事項の全て有していなくてもよく、上述した複数の事項のうち一部のみを有していてもよい。
また、第1実施形態について、複数の領域の数は、上述では領域R1と領域R2の2つであったが、3つ又は4つであってもよい。例えば、リフト3の昇降路2は、縦方向の一方側と他方側、及び、横方向の一方側と他方側の合計4箇所に隣接できるので、これら4箇所にそれぞれ4つの領域を設けることができる。すなわち、上述した複数の領域を4つの領域とすることができる。また、第1実施形態において、1つの領域の区画Pの数は、1つであってもよい。
1 自動車、2 昇降路、3 リフト、5 パレット、5a パレット本体、5b 縦レール、5c 横レール、5d 転向レール、5e 回転部材、10 機械式駐車装置、11 搬送装置、13 取付構造体、13a 取付部、13b 結合部、15 柱部材、18 支持部、19 基体、21 駆動ローラ、23 基体駆動装置、25 案内部材、27 ローラ駆動装置、29 端部ローラ、31,41 走行路(レール)、33,43 台車、35 格納棚、37 走行輪、39 ローラ、E 入出庫階、B1,B2,B3 格納階、R1,R2 領域、S 収容空間、P 区画、L 不連続箇所、C1 第1鉛直軸、C2 第2鉛直軸

Claims (9)

  1. 自動車が入庫又は出庫するための入出庫階と、
    水平方向に互いにずれた複数の領域の各々に設けられた複数の格納階と、
    各前記領域に隣接する昇降路と、
    自動車が積載され、前記入出庫階と各前記領域の各前記格納階との間で前記昇降路を昇降可能なリフトと、を備え、
    各前記格納階は、制限高さ以下の車高を持つ自動車を収容可能な収容空間を有し、
    前記リフトは、各前記領域の各前記格納階における前記収容空間との間で自動車を搬送可能であり、
    いずれかの前記領域におけるいずれかの前記格納階の前記収容空間と、他の前記領域におけるいずれかの前記格納階の前記収容空間とで、前記制限高さが異なっている、機械式駐車装置。
  2. いずれかの前記領域において、いずれかの前記格納階の前記収容空間と、他の前記格納階の前記収容空間とで、前記制限高さが異なっている、請求項1に記載の機械式駐車装置。
  3. いずれかの前記領域におけるいずれかの前記格納階の鉛直方向位置は、他の前記領域における全ての前記格納階の鉛直方向位置と異なっている、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
  4. 各前記領域の各前記格納階における前記収容空間には、自動車を積載可能なパレットが設けられ、当該収容空間と前記リフトとの間で、前記パレットが搬送される、請求項1〜3のいずれかに記載の機械式駐車装置。
  5. 各前記領域の各前記格納階における前記収容空間には、複数の前記パレットが設けられ、
    当該収容空間において、各前記パレットが水平方向に搬送される、請求項4に記載の機械式駐車装置。
  6. 各前記領域の各前記格納階における前記収容空間には、水平方向に互いに隣接する複数の区画が設定されており、
    当該収容空間において、前記区画の数よりも少ない数の前記パレットが設けられている、請求項5に記載の機械式駐車装置。
  7. 各前記領域の各前記格納階における前記収容空間の前記各区画に設けられ、隣接する区画又は前記リフトとの間で前記パレットを搬送する搬送装置と、
    各前記区画に設けられ、当該区画の前記搬送装置が取り付けられた取付構造体と、
    各前記領域の各前記格納階における前記収容空間の前記パレットの搬送範囲に干渉しないように、前記複数の領域にわたって水平縦方向と水平横方向に間隔をおいて配置され、鉛直方向に延びている複数の柱部材と、を備え、
    各前記領域の各前記格納階における各前記取付構造体は、前記柱部材に結合されており、
    いずれかの前記領域におけるいずれかの前記格納階の各前記取付構造体が前記柱部材へ結合される鉛直方向位置が、他の前記領域における全ての前記格納階の各前記取付構造体が前記柱部材へ結合される鉛直方向位置と異なっている、請求項6に記載の機械式駐車装置。
  8. 各前記領域の各前記格納階の前記収容空間において前記リフトの前記昇降路に水平方向に隣接する位置を含む範囲にわたって水平方向に延びる走行路と、
    各前記走行路に設けられ、当該走行路を走行し、前記パレットが積載される台車と、
    各前記走行路に水平方向に隣接する複数の位置にそれぞれ設けられた複数の格納棚と、を備え、
    各前記領域の各前記格納階の前記台車は、前記昇降路に隣接する位置に停止した状態で、前記リフトとの間で前記パレットを搬送可能であり、前記格納棚に隣接する位置に停止した状態で、当該格納棚との間で前記パレットを搬送可能である、請求項5に記載の機械式駐車装置。
  9. 各前記領域の各前記格納階における前記収容空間の前記パレットの搬送範囲に干渉しないように、前記複数の領域にわたって水平縦方向と水平横方向に間隔をおいて配置され、鉛直方向に延びている複数の柱部材を備え、
    各前記領域の各前記格納階における各前記格納棚は、前記柱部材に結合されており、
    いずれかの前記領域におけるいずれかの前記格納階の各前記格納棚が前記柱部材へ結合される鉛直方向位置が、他の前記領域における全ての前記格納階の各前記格納棚が前記柱部材へ結合される鉛直方向位置と異なっている、請求項8に記載の機械式駐車装置。
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