JP2001270606A - スタッカークレーン - Google Patents

スタッカークレーン

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JP2001270606A
JP2001270606A JP2000084455A JP2000084455A JP2001270606A JP 2001270606 A JP2001270606 A JP 2001270606A JP 2000084455 A JP2000084455 A JP 2000084455A JP 2000084455 A JP2000084455 A JP 2000084455A JP 2001270606 A JP2001270606 A JP 2001270606A
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Ryutaro Masuda
隆太郎 増田
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両マスト間の寸法を拡げて大きな荷台を設け
たりすることなく、長尺の荷の入出庫を可能とすること
により、クレーン全体を小型、軽量化してコスト低減及
び省スペースを図るとともに、入出庫時の作業能率を向
上させることができるようにしたスタッカークレーンを
提供する。 【解決手段】 長尺の荷Wを、両マスト11より荷棚2
側に突出した荷台16上に載置し得るので、両マスト1
1に荷Wが干渉することはない。従って、両マスト11
間の寸法及び荷台16の前後寸法は、長尺の荷Wよりも
小さくてよく、クレーン全体を小型、軽量化することが
できる。その結果、スタッカークレーン9のコスト低減
が図れるとともに、設置時の省スペース化が図られ、か
つ走行及び昇降スピードを早めて、荷Wの入出庫作業を
能率良く行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段状の荷棚の所
望の位置に荷を出し入れするためのスタッカークレーン
に係り、特に、長尺の荷の出し入れを可能としたスタッ
カークレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスタッカークレーンとしては、
例えば、特開平7−149408号公報や特開平10−
218307号公報に開示されているものがある。
【0003】これら従来のスタッカークレーン(前者に
おいては第2実施例に記載のもの)は、走行可能な1対
のマストを荷台の出し入れ方向の中央に配置し、且つ荷
台を両マスト間の中央に位置させてこれを支持し、荷台
に設けた横送り手段に連係されたフォーク等の移載手段
を進退させて、荷棚の所望の位置に荷台の荷を出し入れ
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスタッ
カークレーンのように、1対のマストが荷台の出し入れ
方向の中央に配置され、且つ荷台が両マスト間の中央に
位置しているものにおいては、荷の大きさは両マスト間
の寸法よりも短寸のものに限られ、長尺の荷の入出庫が
できないという問題がある。
【0005】この問題に対処するためには、両マスト間
の離間寸法を拡大して、長尺の荷の長さよりも大きな荷
台を設けることも考えられるが、このようにすると、単
に、コスト高となるだけでなく、クレーン全体が、大型
かつ大重量となるため、走行及び昇降スピードを遅くせ
ざるを得ず、入出庫時の作業能率が低下する。また、走
行用レールの全長が長くなり、大きな設置スペースが必
要となる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、両マスト間の寸法を拡げて大きな荷台を
設けたりすることなく、長尺の荷の入出庫を可能とする
ことにより、クレーン全体を小型、軽量化してコスト低
減及び省スペースを図るとともに、入出庫時の作業能率
を向上させることができるようにしたスタッカークレー
ンを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスタッカークレーンは、走行手段により床
面上を前後方向に走行させられる台車と、該台車の前後
部に立設された1対のマストと、両マスト間に設けら
れ、昇降手段によりマストに沿って上下動させられる荷
台と、該荷台に設けられ、荷台の側方に並設された荷棚
に荷の出し入れを行う移載手段とを備えるスタッカーク
レーンにおいて、前記1対のマストを、荷台の中央より
荷棚と反対側の側方にずらし、両マストの側端より荷棚
側に延出する荷台上に、荷を載置可能としたことを特徴
としている。この特徴によれば、長尺の荷を、両マスト
より荷棚側に突出した荷台上に載置し得るので、両マス
トに荷が干渉することはない。従って、両マスト間の寸
法及び荷台の前後寸法は、長尺の荷よりも小さくてよ
く、クレーン全体を小型、軽量化することができる。そ
の結果、クレーンのコスト低減が図れるとともに、設置
時の省スペース化が図られ、かつ走行及び昇降スピード
を早めて、荷の入出庫作業を能率良く行うことができ
る。
【0008】本発明のスタッカークレーンは、移載手段
を、荷台の前後に設けた少なくとも2つのフォーク体と
し、これらをそれぞれ独立して進退させ得るようにする
ことが好ましい。このようにすれば、2つのフォーク体
を同時に進退させることにより、長尺の荷を安定して入
出庫することができる。また、短寸の荷の場合には、い
ずれか一方のフォーク体のみにより入庫したり、あるい
は複数の荷を同時に入出庫したりすることができ、作業
能率が上がる。
【0009】本発明のスタッカークレーンは、荷台にマ
ストの両側面を挟持して転動する複数のサイドローラを
枢着してなるものにおいて、荷台に荷を載置したとき、
マストに強く圧接する側のサイドローラの直径を、他の
サイドローラよりも大径とすることが好ましい。このよ
うにすれば、荷台に荷を載置した際の荷重は、大径とし
た丈夫なサイドローラにより受支されるので、荷台をマ
ストに沿って安定的に昇降させることができる。
【0010】本発明のスタッカークレーンは、荷台にお
ける荷棚と反対側の端部に、バランスウェイトを取付け
ることが好ましい。このようにすれば、荷台に荷を載置
した際、マストに大きな偏荷重が作用することがなくな
るため、マスト自身の強度やその支持強度を必要以上に
大きくする必要はなく、コスト低減が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。先ず本発明のスタッカークレーンの第
1実施形態につき説明する。
【0012】図1〜図4は本発明の第1実施形態を示
す。図1は本発明のスタッカークレーンが採用れた自動
倉庫の斜視図、図2は第1実施形態に係るスタッカーク
レーンの平面断面図、図3は図2のA−A断面図であ
り、図4は図2のB−B断面図である。
【0013】図1に示すように、1は自動倉庫を示し、
この自動倉庫1内の各荷棚2は、床面3と天井4の間に
立設配置された複数の支柱5と、これら支柱5間を水平
に連結し例えば長尺の荷Wを収容保持可能の荷受け台6
とで構成されている。
【0014】床面3の上面と天井4の下面における左右
の荷棚2の中間には、互いに平行をなして前後方向を向
く走行用のレール7とガイドレール8とが敷設されてい
る。
【0015】自動倉庫1内の各荷棚2は、後述するスタ
ッカークレーン9が前後方向に走行するレール7の両側
に配置されており、各荷棚2は、2列の支柱2と前後方
向に列設された複数の支柱2と、各支柱2間に高さ方向
に配置され長尺の荷W、または短尺の荷Wを載置する複
数段の荷受け台6とで構成され、前後方向に列設される
2列の支柱2のレール7に沿った間隔は、長尺の荷Wの
長さより若干幅広に形成されており、長尺の荷W、また
は2つの短尺の荷Wが荷受け台6上に載置されて収納可
能な間隔となっている。
【0016】従って、1対のマスト11は、荷台16の
中央より荷棚2と反対側の側方にずらすことにより、両
マスト11の側端より荷棚2側に延出する荷台16上
に、荷Wを載置可能な構成となっている。
【0017】スタッカークレーン9は、モータなどで駆
動される図示しない駆動機構としての走行手段により床
面3上の走行用のレール7とガイドレール8に案内され
て前後方向に走行させられる台車10と、この台車10
の前後部に離間して立設された1対のマスト11と、両
マスト11間に設けられ、昇降手段としての駆動機構を
構成する昇降用モータ12によりマスト11に沿って上
下動させられる荷台16と、この荷台16に設けられ、
荷台16の側方に並設された荷棚2に荷の出し入れを行
う2組の移載手段とを備えている。
【0018】両マスト11間の上下部位にはスプロケッ
トSP1、SP2が回転可能に支持され、下部に配置さ
れる駆動用スプロケットSP1は、例えば図示しない回
転検出器及び制動装置等を備えた駆動機構の昇降用モー
タ12に連結され、上下のスプロケットSP1、SP2
に張設される無端チェーンCHには荷台16の中央部が
止着されている。
【0019】荷台16の後方両側面には一対の昇降案内
機構G1、G2が取付けられており、両昇降案内機構G
1、G2は、上方に延設される箱形のハウジングH1、
H2と、これらハウジングH1、H2内に回転可能に枢
着され、両マスト11の両側面を挟持して転動する複数
のサイドローラR1、R2、r1、r2とで構成されて
いる。
【0020】詳しくは、荷台16上の後述するフォーク
体の前方に荷Wを載置したとき、マスト11に強く圧接
する側のサイドローラR1、R2の直径が、他のサイド
ローラr1、r2の直径よりも大径に形成されている。
【0021】すなわち、両ハウジングH1、H2内の上
部に配置されるサイドローラは、荷棚2側に小径のサイ
ドローラr1が、荷棚2と反対側には大径のサイドロー
ラR1がそれぞれ配置され、下部に配置されるサイドロ
ーラは、荷棚2側に大径のサイドローラR2が、荷棚2
と反対側には小径のサイドローラr1がそれぞれ配置さ
れる。
【0022】これら各サイドローラR1、R2、r1、
r2の幅方向中央にはフランジが形成され、このフラン
ジが両マスト11の前後面に長手方向に沿って形成され
る案内溝13に挿嵌されている。
【0023】次に、図2に示される移載手段は、本実施
形態では荷台16上に並設して進退移動可能に載置され
る2組のフォーク体15a、15bから成り、これらフ
ォーク体15a、15bは、前方に設けられるフォーク
17a、17bと、これらフォーク17a、17bを前
端で支持し、荷台16上の前後に配置された断面コ字形
に形成された2組のレール19上に案内支持される車輪
20を介して走行可能に支持される2台の移動台18
a、18bと、この移動台18a、18bを独立して進
退移動させる進退駆動機構とで構成されている。
【0024】これら2組の進退駆動機構は、荷台16の
両端に取り付けられた軸受22a、22bに回転可能に
軸支されたスプロケット21a、21bと、これら両ス
プロケット21a、21bに係止されたチエーン26
と、このチエーン26の両端を止着すべく各移動台18
a、18bの底面に取付けられたブラケット25a、2
5bと、駆動側のスプロケット21bを駆動する2つの
モータ24とで構成されている。
【0025】なお、この進退駆動機構は、上記のように
独立して進退移動させる構成となっているが、長尺物の
荷を移載する場合には、2のモータ24を同期駆動制御
して2つの進退駆動機構を同時に移動することことがで
き、または個々のモータ24を単独に駆動し2つの進退
駆動機構を独立して移動することもできる。なお、進退
駆動機構は、特に図示しないが、進退移動される荷台1
6の各終端位置を規制するためのストッパが荷台16の
前後に設けられている。
【0026】次に、上記構成のスタッカークレーンの作
用につき説明する。
【0027】先ず、図1に示されるように、自動倉庫1
内における荷棚2の特定の荷受け台6から例えば長尺の
荷Wを取り出す際には、図示しない駆動機構のモータを
駆動して台車10をレール7に沿って所定位置まで前後
方向に走行して位置決めし、次に昇降用モータ12を駆
動して無端チェーンCHを上下方向に走行して荷台16
を、目的の荷受け台6に位置決めする。
【0028】ここで、取り出すべく荷Wが長尺の荷Wの
場合は、移載手段を移動するために進退駆動機構の2つ
のモータ24を同期制御してスプロケット21bを介し
てチエーン26を走行し、2組のフォーク体15a、1
5bを荷受け台6に向けて移動する。
【0029】これらフォーク体15a、15bの前進移
動により、フォーク17a、17bを荷受け台6上の、
長尺の荷Wの下方に差し込んだ後、昇降用モータ12を
若干駆動(例えばスプロケットSP1に取り付けられた
エンコーダの検出によりスプロケットSP1の回転角度
を制御する)させて長尺の荷Wを荷受け台6から僅か上
方に持ち上げる。
【0030】そこで、フォーク体15a、15bを後退
移動して支持された長尺の荷Wを、スタッカークレーン
9の両マスト11間に設けられた荷台16上に収容保持
する。
【0031】次に、昇降用モータ12を駆動させて荷台
16を台車10上まで下降しつつ、台車10をレール7
に沿って走行しスタッカークレーン9を荷Wの取り出し
ステーションまで走行し、取り出された長尺の荷Wは取
り出しステーションの支持台B上に載置される。
【0032】尚、マスト11に沿って上下動させられる
荷台16は、図3、図4に示されるように、フォーク体
15a、15bの進退移動に伴ってフォーク17a、1
7bに支持される荷Wも進退移動するために荷台16の
重心位置が変動し、この変動によって昇降案内機構G
1、G2の上下に作用する曲げモーメントが変動する。
【0033】この曲げモーメントは、前進したフォーク
17a、17bに長尺の荷Wが支持された時が最大とな
り、両マスト11の反荷棚側側面の上方と荷棚側側面の
下方にそれぞれ配置される大径のサイドローラR1、R
2に最大の負荷が作用する。
【0034】また、上記の昇降案内機構G1、G2に
は、荷台16における荷棚2の荷受け台6と反対側の端
部に、図示しないが少なくとも載置される荷Wの荷重に
相当する重量のバランスウェイトを取付けることができ
る。
【0035】次に、荷棚2の特定の荷受け台6に2つの
短尺の荷Wが載置されている場合において、この荷受け
台6から一つの短尺の荷Wを取り出す際には、進退駆動
機構の何れか1つのモータ24を駆動してフォーク体1
5aまたは15bを前進、後退移動させることにより、
前述した動作と同様にして荷受け台6上の短尺の荷Wを
スタッカークレーン9の両マスト11間に設けられた荷
台16上に収容保持することができる。
【0036】このようにすると、長尺の荷Wを、両マス
ト11より荷棚側に突出した荷台16上に載置し得るの
で、両マスト11に荷Wが干渉することがなくなり、従
って、両マスト11間の寸法及び荷台16の前後寸法
は、長尺の荷Wよりも小さくてよく、スタッカークレー
ン9全体を小型、軽量化することができる。
【0037】その結果、スタッカークレーン9のコスト
低減が図れるとともに、設置時の省スペース化が図ら
れ、かつ走行及び昇降スピードを早めて、荷の入出庫作
業を能率良く行うことができる。
【0038】また、移載手段としての2組のフォーク体
15a、15bを、それぞれ独立して進退させ得る構成
とすることにより、2つのフォーク体15a、15bを
同時に進退させて長尺の荷Wを安定して入出庫すること
ができ、また、短寸の荷Wの場合には、いずれか一方の
フォーク体15aまたは15bのみにより入庫したり、
あるいは複数の荷Wを同時に入出庫したりすることがで
き、作業能率を向上することができる。
【0039】更に、荷台16に荷Wを載置したとき、マ
スト11に強く圧接する側のサイドローラR1、R2の
直径を、他のサイドローラr1、r2よりも剛性を備え
た大径の構成とすることにより、荷台16に荷Wを載置
した際の荷重は、大径とした丈夫なサイドローラR1、
R2により受支されるので、荷台16をマスト11に沿
って安定的に昇降させることができる。
【0040】ここで、荷台16の、荷棚2の荷受け台6
と反対側端部に図示しないバランスウェイトを取付けた
場合には、荷台16に荷Wを載置した際、マスト11に
大きな偏荷重が作用することがなくなるため、マスト1
1自身の強度やその支持強度を必要以上に大きくする必
要はなく、コスト低減が可能となる。
【0041】次に、本発明のスタッカークレーンの第2
実施形態につき説明する。
【0042】図5は第2実施形態に係るスタッカークレ
ーンの平面断面図である。尚、前述した構成部分と同一
構成部分については同一符号を付し重複する説明を省略
する。
【0043】本実施形態のスタッカークレーンは、両マ
スト11間に設けられる荷台に単一の移載手段を設けた
ものである。
【0044】すなわち、荷台28の後方両側面に取付け
られた両昇降案内機構G1、G2は、上方に延設される
箱形のハウジングH1、H2と、これらハウジングH
1、H2内に回転可能に枢着され、両マスト11の両側
面を挟持して転動する複数のサイドローラR1、R2、
r1、r2とで構成されている。
【0045】これらサイドローラR1、R2、r1、r
2は、前述したように、荷台28上の後述するフォーク
体の前方に荷Wを載置したとき、マスト11に強く圧接
する側のサイドローラR1、R2の直径が、他のサイド
ローラr1、r2の直径よりも大径に形成され、幅方向
中央に形成されたフランジが、両マスト11の前後面に
長手方向に沿って形成される案内溝13に挿嵌されてい
る。
【0046】また、移載手段を構成するフォーク体29
は、フォーク30を前端で支持し、荷台28上の前後に
配置された断面コ字形のレール19上に案内支持される
車輪20を介して走行可能に支持される移動台32と、
この移動台32を、モータ24を介して進退移動させる
スプロケット21a、21bとチエーン26から成る進
退駆動機構とで構成されている。
【0047】このように構成された本実施形態のスタッ
カークレーンの作用は、前述した実施形態の作用と同一
作用を行うため重複する説明を省略する。
【0048】これにより、前述した長尺の荷Wと短尺の
荷Wの中間の長さを有し、両マスト間の間隔より長い荷
Wを支持する場合に適し、両マスト間の寸法を必要以上
に拡げて大きな荷台を設けたりすることなく、スタッカ
ークレーン全体を小型、軽量化してコスト低減及び省ス
ペースを図るとともに、入出庫時の作業能率を向上させ
ることができる。
【0049】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0050】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0051】(a)請求項1項の発明によれば、長尺の
荷を、両マストより荷棚側に突出した荷台上に載置し得
るので、両マストに荷が干渉することはない。従って、
両マスト間の寸法及び荷台の前後寸法は、長尺の荷より
も小さくてよく、クレーン全体を小型、軽量化すること
ができる。その結果、クレーンのコスト低減が図れると
ともに、設置時の省スペース化が図られ、かつ走行及び
昇降スピードを早めて、荷の入出庫作業を能率良く行う
ことができる。
【0052】(b)請求項2項の発明によれば、2つの
フォーク体を同時に進退させることにより、長尺の荷を
安定して入出庫することができる。また、短寸の荷の場
合には、いずれか一方のフォーク体のみにより入庫した
り、あるいは複数の荷を同時に入出庫したりすることが
でき、作業能率が上がる。
【0053】(c)請求項3項の発明によれば、荷台に
荷を載置した際の荷重は、大径とした丈夫なサイドロー
ラにより受支されるので、荷台をマストに沿って安定的
に昇降させることができる。
【0054】(d)請求項4項の発明によれば、荷台に
荷を載置した際、マストに大きな偏荷重が作用すること
がなくなるため、マスト自身の強度やその支持強度を必
要以上に大きくする必要はなく、コスト低減が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスタッカークレーンが採用れた自動倉
庫の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るスタッカークレーンの平面
断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】第2実施形態に係るスタッカークレーンの平面
断面図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 荷棚 3 床面 4 天井 5 支柱 6 荷受け台 7 レール 8 ガイドレール 9 スタッカークレーン 10 台車 11 マスト 12 昇降用モータ 13 案内溝 15a、15b フォーク体 16 荷台 17a、17b フォーク 18a、18b 移動台 19 レール 20 車輪 21a、21b スプロケット 22a、22b 軸受 24 モータ 25a、25b ブラケット 26 チエーン 28 荷台 29 フォーク体 30 フォーク 32 移動台 B 支持台 CH 無端チェーン G1、G2 昇降案内機構 H1、H2 ハウジング R1、R2 サイドローラ r1、r2 サイドローラ SP1 駆動用スプロケット SP2 スプロケット W 荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行手段により床面上を前後方向に走行
    させられる台車と、該台車の前後部に立設された1対の
    マストと、両マスト間に設けられ、昇降手段によりマス
    トに沿って上下動させられる荷台と、該荷台に設けら
    れ、荷台の側方に並設された荷棚に荷の出し入れを行う
    移載手段とを備えるスタッカークレーンにおいて、 前記1対のマストを、荷台の中央より荷棚と反対側の側
    方にずらし、両マストの側端より荷棚側に延出する荷台
    上に、荷を載置可能としたことを特徴とするスタッカー
    クレーン。
  2. 【請求項2】 移載手段を、荷台の前後に設けた少なく
    とも2つのフォーク体とし、これらをそれぞれ独立して
    進退させ得るようにした請求項1に記載のスタッカーク
    レーン。
  3. 【請求項3】 荷台にマストの両側面を挟持して転動す
    る複数のサイドローラを枢着してなるものにおいて、荷
    台に荷を載置したとき、マストに強く圧接する側のサイ
    ドローラの直径を、他のサイドローラよりも大径とした
    請求項1または2に記載のスタッカークレーン。
  4. 【請求項4】 荷台における荷棚と反対側の端部に、バ
    ランスウェイトを取付けた請求項1ないし3のいずれか
    に記載のスタッカークレーン。
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