JP6954450B2 - 自動倉庫システム - Google Patents

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Description

本発明は、自動倉庫システムに関する。
従来、ラック及びスタッカクレーンを有する複数の自動倉庫と、予め定められたルートに沿って走行し、複数の自動倉庫に対して物品を入出庫する搬送車と、を備えた自動倉庫システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載された自動倉庫システムでは、ラック内を搬送車の待機場所として活用し、システムエリアをコンパクトにしている。
特開平11−116004号公報
上記従来の技術では、スタッカクレーンが両側のラックの棚との間で荷物を移載できるようにするために、ラックの最下段の棚はクレーン通路側に開いている。したがって、スタッカクレーンのメンテナンス時に作業者がクレーン通路に入った場合に、当該作業者が誤ってラックの最下段の棚を通って隣のクレーン通路に移動できてしまう。
しかも、搬送車が隣接する両方のラックの間で荷物を移載したり移動したりする構造であれば、隣接するラックの間には柵を設けることができない。
以上より、作業者の安全性を確保するためには、スタッカクレーンのメンテナンス時に隣接する自動倉庫のスタッカクレーンの動作も停止させる必要がある。そのため、自動倉庫全体の稼動能力が低下してしまう。
本発明の目的は、搬送車がラック下部を走行する自動倉庫システムにおいて、メンテナンスを行っているスタッカクレーン以外のスタッカクレーンの動作を可能にすることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る自動倉庫システムは、複数の自動倉庫と、搬送車と、移動制限部材と、を備えている。
複数の自動倉庫は、第1水平方向に長く延びて配置され複数の棚を有するラックと、ラックに沿ったクレーン通路を走行可能なスタッカクレーンと、を有している。複数の自動倉庫は、第1水平方向に直交する第2水平方向にラックの背面同士が互いに隣接するように配置されている。
搬送車は、ラックの下部に設けられて第1水平方向に長く延びる搬送車走行経路に沿って走行可能である。
移動制限部材は、クレーン通路とクレーン通路に面しているラックの前面との間に配置され、作業者の移動を制限する移動制限位置と制限を解除する移動非制限位置との間で移動可能である。
このシステムでは、スタッカクレーンのメンテナンス時に、移動制限部材を移動制限位置に配置できる。これにより、当該スタッカクレーンをメンテナンスしている作業者が当該クレーン通路から隣のクレーン通路に移動できなくなる。さらに、上記作業者がラック下部の搬送車走行経路に移動することもできなくなる。したがって、作業者の安全を確保できる。その結果、メンテナンス中のスタッカクレーン以外のスタッカクレーンの動作が可能になる。
なお、「移動制限部材が移動制限位置にある」とは、移動制限部材が作業者の移動を完全に又は部分的に制限している状態を実現していることを意味する。
自動倉庫システムは、複数のスタッカクレーンの自動運転を実行するためのコントローラをさらに備えていてもよい。
コントローラは、移動制限部材が移動制限位置であると判断すれば、隣接して配置された自動倉庫がメンテナンス中の場合であっても、スタッカクレーンの自動運転を実行してもよい。
このシステムでは、スタッカクレーンのメンテナンス中であっても、メンテナンス中のスタッカクレーンに隣接するラックでのスタッカクレーンの動作が可能となっている。これは、コントローラが移動制限部材によって作業者の安全が確保されていることを確認できるからである。以上の結果、メンテナンスによる自動倉庫システムの全体稼働への影響が減らされる。
コントローラは、1つのスタッカクレーンが異常停止すると、
他のスタッカクレーンの自動運転を停止するステップと、
移動制限部材を移動制限位置から移動非制限位置に移動させるステップと、
他のスタッカクレーンの自動運転を再開させるステップと、を実行してもよい。
自動倉庫システムは、搬送車の自動運転を実行するためのコントローラをさらに備えていてもよい。
コントローラは、移動制限部材が移動制限位置であると判断すれば、隣接して配置された自動倉庫がメンテナンス中の場合であっても、ラックの下部に設けられた搬送車走行経路に搬送車を走行させてもよい。
移動制限部材は、移動非制限位置においてラックの最下段の棚の開口部よりも下方に退避しており、移動制限位置においてラックの最下段の棚の開口部を区画する位置にあってもよい。
このシステムでは、移動制限部材が移動非制限位置においてラックの最下段の棚の開口部よりも下方に退避しているので、下部デッドスペースを有効に利用できる。
移動制限部材は、所定の剛性を有して変形可能な部材であり、移動非制限位置での巻き取られた姿勢と、移動制限位置での上方に向け繰り出された姿勢とを取ることができてもよい。
移動制限部材は、移動非制限位置においてラックの最下段の棚の開口部の側方枠部近傍で立った姿勢を取り、移動制限位置においてラックの最下段の棚の開口部を区画する横側に倒れた姿勢を取る棒状部材であってもよい。
このシステムでは、簡単な構造によって、移動制限部材を実現できる。
自動倉庫システムは、第2移動制限部材をさらに備えていてもよい。第2移動制限部材は、移動制限部材が設けられていないクレーン通路とクレーン通路に面しているラックの前面との間に配置され、クレーン通路に面している部分で固定されていてもよい。
このシステムでは、第2移動制限部材を設けることで、移動制限部材の配置を減らすことができる。
本発明に係る自動倉庫システムでは、メンテナンスを行っているスタッカクレーン以外のスタッカクレーンの動作が可能になる。
第1実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図。 自動倉庫システムの概略正面図。 自動倉庫システムの入庫ポートを示す正面図。 自動倉庫システムの入庫ポートを示す他の正面図。 クレーン通路側から見たラックの最下段の棚の図。 クレーン通路側から見たラックの最下段の棚の図。 自動倉庫システムの制御構成を示すブロック図。 自動倉庫システムの基本的な制御動作を示すフローチャート。 第2実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図。 第3実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図。 第4実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図。 第5実施形態に係る自動倉庫システムのクレーン通路側から見たラックの入庫ポートの図。 第5実施形態に係る自動倉庫システムのクレーン通路側から見たラックの入庫ポートの図。 第5実施形態に係る自動倉庫システムのラックの入庫ポートの模式的平面図。
1.第1実施形態
(1)全体構成
図1〜図2を用いて、第1実施形態に係る自動倉庫システム1を説明する。図1は、第1実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。図2は、自動倉庫システムの概略正面図である。
自動倉庫システム1は、複数の自動倉庫3と、複数の搬送車5とを有している。
各自動倉庫3は、一対のラック7(第1ラック7A及び第2ラック7B)及び1台のスタッカクレーン9を有している。複数の自動倉庫3は、ラック7の背面同士が互いに隣接するように配置されている。搬送車5は、複数の自動倉庫3に対して物品Aを入出庫する。
以下において、ラック7の長手方向が、第1水平方向であり、矢印Xで示されている。また、自動倉庫3が並置された方向が、第1水平方向に直交する第2水平方向であって、矢印Yで示されている。
(2)自動倉庫
自動倉庫3は、搬送車5によって搬送されてきた物品Aをスタッカクレーン9によって自動的に保管すると共に、保管している物品Aをスタッカクレーン9によって自動的に搬出する。複数の自動倉庫3は、第2水平方向に沿って並置されている。
各自動倉庫3において、ラック7は、第1水平方向を長手方向とし、第2水平方向に間隔をあけて対向するように配置された第1ラック7Aと第2ラック7Bとを有している。ラック7は、物品Aが載置される棚7aを第1水平方向及び上下方向に複数有している。これにより、ラック7は、物品Aを第1水平方向及び上下方向にマトリクス状に保管する。
隣接する一対の自動倉庫3のうちの一方の自動倉庫3におけるラック7である第1ラック7Aと、他方の自動倉庫3におけるラック7である第2ラック7Bとは、背面合わせで近接している。
(3)スタッカクレーン
スタッカクレーン9は、各自動倉庫3において第2水平方向に対向するラック7の間のクレーン通路11に第1水平方向に沿って延設された走行レール12を走行する。スタッカクレーン9は、図示しないが、走行レール12に沿って走行可能な走行台車と、この走行台車上のマストに沿って昇降自在で且つ移載装置が設けられた昇降台と、を含む。
スタッカクレーン9は、ラック7の棚7aと後述の入庫ポート13及び出庫ポート15との間で物品Aを搬送する。スタッカクレーン9の移載装置は、ラック7の棚7a、入庫ポート13及び出庫ポート15との間で、物品Aの移載(荷積み及び荷下ろし)を行う。スタッカクレーン9の移載装置は公知の技術である。
(4)搬送車
搬送車5は、無人走行する搬送用台車である。搬送車5は、予め定められたルート21に沿って走行する。搬送車5は、入庫ポート13及び出庫ポート15との間で物品Aを移載可能である。搬送車5としては、AGV(Automatic Guided Vehicle)が用いられている。搬送車5は、ルート21に誘導されて走行する車両本体23と、車両本体23上に設けられ物品Aを昇降する移載装置としてのリフタ25とを有する。搬送車5で採用される誘導方式は公知技術である。
(5)搬送車の走行ルート
搬送車5が走行するルート21は、第1ルート21Aと、第2ルート21Bと、接続ルート21Cと、周回ルート21Dと、を含んでいる。第1ルート21Aと、第2ルート21Bと、接続ルート21Cとからなる各組は、異なる自動倉庫3に所属しかつ背面あわせで隣接して配置された第2ラック7Bと第1ラック7A内にそれぞれ設けられている。
第1ルート21Aは、第2ラック7Bの下部を第1水平方向に貫通している。第2ラック7Bの下部は、図2に示すように、第2ラック7Bの下から1段目の棚7a及びさらにその下方の空間に対応しており、第2ラック7Bにおける床Fから所定長上方にわたる空間部分である。この空間部分は、第1水平方向に沿って貫通するように延びており、ラチス等の構造部材が設けられていない。第1ルート21Aは、搬送車5が一方向のみに走行する一方通行のルートである。複数の自動倉庫3それぞれの第1ルート21Aにおける一方通行の方向は、互いに同じ方向である。本実施形態では、第1水平方向において、第2ラック7Bの下部における一端から中央の位置に、第1ルート21Aが設けられている。
第1ルート21Aにおいて、搬送車5は第1ラック7Aに移動して第1ラック7Aとの間で物品Aを移載可能である。第1ラック7Aにおける第1ルート21Aから搬送車5との間で物品Aを移載する下部には、入庫ポート13及び出庫ポート15が設けられている。
入庫ポート13は、第1ラック7Aの一番下の棚7aに対応する高さにおいて、第1水平方向に隣接して複数(例えば、3つ)並設されている。出庫ポート15は、第1ラック7Aの一番下の棚7aに対応する高さにおいて、第1水平方向に隣接して複数(例えば、3つ)並設されている。複数の出庫ポート15からなる一群は、複数の入庫ポート13からなる一群と第1水平方向に隣接している。
第1ラック7Aの下部と第2ラック7Bの下部との間には、搬送車5が移動可能な空間である移載用間隙が設けられている。移載用間隙は、第2水平方向に沿って貫通するように延びる。移載用間隙では、ラチス及び背面ブレス等の構造部材が設けられていない。
第2ルート21Bは、第1ラック7Aの下部を第1水平方向に貫通している。第1水平方向において、第1ラック7Aの下部における他端から中央の位置に、第2ルート21Bが設けられている。第2ルート21Bは第1ルートと21Aと同様であるので説明を省略する。
接続ルート21Cは、第1ルート21Aと第2ルート21Bとを接続する。具体的には、接続ルート21Cは、第1ラック7A及び第2ラック7Bの第2水平方向に並んだ下部同士に設けられている。さらに具体的には、接続ルート21Cは、第1水平方向における第1ラック7A及び第2ラック7Bの途中(例えば、中央)に設けられている。
接続ルート21Cは、搬送車5が一方向のみに走行する一方通行のルートである。接続ルート21C上には、搬送車5が通過するための接続用間隙が形成されている。接続用間隙は、第2水平方向に沿って貫通するように延びており、ラチス及び背面ブレス等の構造部材が設けられていない。ただし、第1ルート21A、第2ルート21B及び接続ルート21Cは両方通行可能でもよい。
周回ルート21Dは、ラック7の外において第1ルート21A及び第2ルート21Bに接続される。周回ルート21Dは、搬送車5が一方向に走行する一方通行のルートである。
本実施形態では、周回ルート21Dは、ラック7の外において複数の第1ルート21Aの上流側に接続されている。また、周回ルート21Dは、ラック7の外において複数の第2ルート21Bの下流側に接続されている。周回ルート21Dは、第2ルート21Bの下流側から第1ルート21Aの上流側へ連続するように延在している。
以上のように構成されたルート21では、搬送車5は、周回ルート21Dから第1ルート21Aに進入し、第1ルート21Aを走行し、接続ルート21Cを介して第2ルート21Bへ移る。搬送車5は、第2ルート21Bを走行し、周回ルート21Dへ退出する。その後、搬送車5は、周回ルート21Dを走行して第1ルート21Aへ再び進入する。
(6)入庫動作及び出庫動作
図3及び図4を用いて、入庫ポート13及び出庫ポート15の構成及び搬送車5の入出庫動作を説明する。図3は、自動倉庫システムの入庫ポートを示す正面図である。図4は、自動倉庫システムの入庫ポートを示す他の正面図である。
入庫ポート13では、搬送車5により自動倉庫3へ物品Aの入庫が行われる。入庫ポート13には、物品Aを載置する載置台31が設けられている。載置台31は、当該載置台31の下部に搬送車5を潜り込み可能とする潜込用間隙31aを有する。載置台31は、ラック7における第1水平方向に隣接する一対の支柱33にそれぞれ設けられた物品支承部材35によって構成される。一対の支柱33は、第1水平方向における搬送車5の横幅よりも広い間隔で設けられている。一対の物品支承部材35の間隔は、リフタ25の第1水平方向の幅よりも大きい。一対の物品支承部材35の間隔は、物品Aの第1水平方向の幅よりも小さい。潜込用間隙31aは、物品支承部材35と床Fとの間の空間によって構成される。
次に、搬送車5による入庫動作を説明する。
入庫ポート13には、図3に示すように、上昇させた状態のリフタ25に物品Aを載せて搬送している搬送車5が、第1ルート21Aから進入する。
搬送車5は、車両本体23が潜込用間隙31aに完全に潜り込む位置に至るまで進行して停止した後、図4に示すように、リフタ25を下降させることで、搬送車5から載置台31上へ物品Aを移載する。これにより、物品Aの入庫が完了する。
その後、搬送車5は、例えばリフタ25を下降させた状態のまま第1ルート21Aに戻り、第1ルート21Aに沿って移動する。
出庫ポート15における出庫動作は、入庫ポート13における入庫動作の逆の動作によって行われるので、説明を省略する。
(7)基本動作
以上に述べたように、自動倉庫システム1では、第1ラック7Aの下部及び第2ラック7Bの下部に、搬送車5が走行するルート21として第1ルート21Aと第2ルート21Bと接続ルート21Cとが設けられている。したがって、搬送車5は、第1ラック7Aの下部から第2ラック7Bの下部へ移るクランク状に走行可能である。このとき、搬送車5は、第1ルート21A上から第2ラック7Bに物品Aを移載可能であり、第2ルート21Bから第1ラック7Aに物品Aを移載可能である。
以上の結果、自動倉庫システム1によれば、ラック7の下部を利用して、搬送車5の通過と搬送車5による入出庫とを実現でき、狭い空間で多数の物品Aを入出庫することが可能となる。また、自動倉庫システム1のフットプリントを小さくすることが可能となる。
さらに、多数の入庫ポート13及び出庫ポート15を確保することが可能となり、スタッカクレーン9の動作自由度を向上させることが可能となる。
(8)移動制限装置
図5及び図6を用いて、移動制限装置41を説明する。図5は、クレーン通路側から見たラックの最下段の棚の図である。図6は、クレーン通路側から見たラックの最下段の棚の図である。移動制限装置41は、スタッカクレーン9をメンテナンス又は復旧作業をしている作業者Wがクレーン通路11から隣のクレーン通路11に移動することを制限するための装置である。
具体的には、入庫ポート13及び出庫ポート15に対してスタッカクレーン9がアクセスするために、入庫ポート13及び出庫ポート15はクレーン通路11側に開口部7bを有している。開口部7bは、スタッカクレーン9が通常動作をしているときは、開いている必要がある。したがって、スタッカクレーン9に異常が発生して作業者がメンテナンスする時には、当該開口部7bから作業者Wが他のクレーン通路11に移動できるという問題が考えられる。
移動制限装置41は、移動制限部材43を有している。移動制限部材43は、図2に示すように、クレーン通路11とそれに面しているラック7の前面との間に配置されている。より具体的には、移動制限部材43は、ラック7の入庫ポート13及び出庫ポート15の開口部7bが形成された前面に配置されている。移動制限部材43は、作業者Wの移動を制限する移動制限位置と制限を解除する移動非制限位置との間で移動可能である。以上より、移動制限部材43は、移動制限位置において、進入防止柵として機能する。なお、より詳細には、移動制限部材43は、ラック7下部の搬送車5が通過する空間よりもクレーン通路11側であって、かつ、スタッカクレーン9が通過する空間よりもラック7側に設けられている。
具体的には、移動制限部材43は、所定の剛性を有して変形可能なネットである。
移動制限部材43は、図2及び図5に示すように、移動非制限位置では、ラック7の最下段の開口部7bよりも下方に退避しており、より具体的には巻かれた状態になっている。このように移動制限部材43が移動非制限位置においてラック7の最下段の開口部7bよりも下方に退避しているので、下部デッドスペースを有効に利用できる。
移動制限部材43は、図2及び図6に示すように、移動制限位置では、ラック7の最下段の開口部7b(入庫ポート13及び出庫ポート15の開口部7bを含む)を覆う位置にある。このため、移動制限部材43は、開口部7bの下にある潜込用間隙31aも覆っている。
移動制限装置41は、移動制限部材43を駆動するための駆動装置45(図7)を有している。駆動装置45は、移動制限部材43を巻き取ったり繰り出したりするためのモータ(図示せず)を有している。これにより、移動制限部材43は、移動非制限位置での巻き取られた姿勢と、移動制限位置での上方に向け繰り出された姿勢とを取ることができる。
以上により、スタッカクレーン9のメンテナンス時に、移動制限部材43を移動制限位置に配置できる。これにより、図2に示すように、当該スタッカクレーン9をメンテナンスしている作業者Wが、当該クレーン通路11から隣のクレーン通路11に移動できなくなる。したがって、作業者Wの安全を確保できる。その結果、メンテナンス中のスタッカクレーン9以外のスタッカクレーン9の動作が可能になる。
なお、「移動制限部材43が移動制限位置にある」とは、移動制限部材43が作業者Wの移動を完全に又は部分的に制限している状態を実現していることを意味する。したがって、移動制限部材43は、前述の例では移動制限位置において、ラック7の最下段の開口部7bを完全に覆っているが、部分的に覆うようにしてもよい。
なお、搬送車5の搬送経路が設けられていない背面同士が隣接する第1ラック7A及び第2ラック7Bの間には、固定の移動制限部材47が設けられている。
(9)制御構成
図7を用いて、自動倉庫システム1の制御構成を説明する。図7は、自動倉庫システムの制御構成を示すブロック図である。
図に示すように、自動倉庫システム1は、コントローラ50を有している。コントローラ50は、自動倉庫システム1を制御する装置である。
コントローラ50は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。コントローラ50は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
コントローラ50は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
コントローラ50の各要素の機能は、一部又は全てが、制御部を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、コントローラ50の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
コントローラ50は、複数のスタッカクレーン9と無線又は有線で接続されている。コントローラ50は、スタッカクレーン9の走行及びスタッカクレーン9による物品Aの移載を制御する。コントローラ50は、複数の搬送車5と無線又は有線で接続されている。コントローラ50は、搬送車5の走行及び搬送車5のリフタ25の動作を制御する。
コントローラ50は、移動制限装置41に、具体的には駆動装置45に接続されている。
コントローラ50には、図示しないが、物品Aの大きさ、形状及び位置を検出するセンサ、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。
(10)制御動作
図8を用いて、自動倉庫システムの基本的な制御動作を説明する。図8は、自動倉庫システムの基本的な制御動作を示すフローチャートである。
以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
さらに、制御フローチャートの各ブロックは、単一の制御動作とは限らず、複数のブロックで表現される複数の制御動作に置き換えることができる。
なお、各装置の動作は、制御部から各装置への指令の結果であり、これらはソフトウェア・アプリケーションの各ステップによって実現される。
ステップS1では、コントローラ50が、スタッカクレーン9に異常があるか否かを判断する。異常がなければ、スタッカクレーン9及び搬送車5の通常動作が続けられる。異常があれば、プロセスはステップS2に移行する。
ステップS2では、コントローラ50が、異常があったスタッカクレーン9の動作を停止する。
ステップS3では、コントローラ50が、異常停止したスタッカクレーン9に隣接する他のスタッカクレーン9の自動運転を停止する。このときに、異常停止したスタッカクレーン9に隣接するラック7内を走行する搬送車5の自動運転を停止してもよい。
ステップS4では、コントローラ50が、移動制限装置41の駆動装置45を制御することで、移動制限装置41の移動制限部材43を移動制限位置に移動させる。つまり、移動制限が行われる。このため、ステップS4後に、作業者Wが、異常のあったスタッカクレーン9のクレーン通路11に入って、異常状態のスタッカクレーン9をメンテナンスできる。なお、移動制限部材43の制限位置への移動は、作業者Wによる上記装置の操作によって行われてもよい。
ステップS5では、コントローラ50が、移動制限部材43が移動制限位置にあるか否かを判断する。この判断は、図示しないセンサ又は作業者Wからのスイッチ操作に基づいて行われる。移動制限部材43が移動制限位置にあればプロセスはステップS6に移行し、移動制限部材43が移動制限位置になければプロセスはステップS10に移行する。
ステップS6〜S9では、移動制限部材43が移動制限位置にある場合の動作が説明される。
ステップS6では、コントローラ50が、他のスタッカクレーン9の自動運転を再開する。このときに、搬送車5の自動運転も再開されてもよい。具体的には、搬送車5は、自動運転を再開した他のスタッカクレーン9に入出庫するために、当該異常自動倉庫3のラック7内の走行経路を走行する。
ステップS7では、コントローラ50が、スタッカクレーン9が正常に戻ったか否かを判断する。ここで「スタッカクレーン9が正常に戻った」とは、異常が解消しかつ作業者Wがクレーン通路11を出た状態になったことをいう。
ステップS8では、コントローラ50が、移動制限装置41の駆動装置45を制御することで、移動制限装置41の移動制限部材43を移動非制限位置に移動させる。つまり、移動制限が解除される。なお、移動制限部材43の移動は、作業者Wによる上記装置の操作によって行われてもよい。
ステップS9では、コントローラ50が、異常があったスタッカクレーン9の動作を再開する。
ステップS10〜S12では、移動制限部材43が移動制限位置にない場合の動作が説明される。
ステップS10、S11は、ステップS7、S8と同じである。
ステップS12では、コントローラ50が、他のスタッカクレーン9の自動運転を再開する。つまり、移動制限部材43が移動制限位置にない場合は、他のスタッカクレーン9の自動運転は、問題の自動倉庫3が復旧するまでは再開されない。なお、このときに、ステップS6と同様に、搬送車5の自動運転も再開されてもよい。
上記のように、クレーンメンテナンス中(例えば、ステップS2〜S8)に、コントローラ50は、隣接して配置された自動倉庫3がメンテナンス中の場合であっても、移動制限部材43が移動制限位置にあると判断すれば(ステップS5でYes)、他のスタッカクレーン9の自動運転を実行する(ステップS6)。また、この場合、コントローラ50は、搬送車5の自動運転も実行する。
以上に述べたように、スタッカクレーン9のメンテナンス中であっても、メンテナンス中のスタッカクレーン9に隣接するラック7でのスタッカクレーン9が物品Aを移載できる。したがって、メンテナンスによる自動倉庫システム1の全体稼働への影響が減らされる。
上記制御フローチャートの第1の変形例を説明する。上記実施形態ではステップS3において搬送車5は自動運転を停止していたが、搬送車5は走行経路(例えば、ルート21A〜21C)を走行しなくなればよいので、行われる制御は自動運転停止には限られない。具体的には、搬送車5は、ステップS3において、上位コントローラによって走行経路の走行を不許可とされてもよい。その場合は、上記のステップS6やステップS12において、搬送車5は、上位コントローラによって上記走行経路の走行を許可される。
上記制御フローチャートの第2の変形例を説明する。上記実施形態ではステップS6やステップS12においてメンテナンス中の自動倉庫3の隣のスタッカクレーン9の運転を再開していたが、必ずしも隣のスタッカクレーン9の運転を再開しない場合もある。例えば、該当ラック7の下部通路がショートカットルートの場合は、上記のステップS6やステップS12において、隣のスタッカクレーン9を動作させずに、搬送車5の走行のみを再開してもよい。
2.第2実施形態
第1実施形態では、各自動倉庫3においてスタッカクレーン9は1台であったが、スタッカクレーン9の数は複数であってもよい。
図9を用いて、そのような変形例を第2実施形態として説明する。図9は、第2実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。なお、本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図9に示すよう、第2実施形態に係る自動倉庫システム1Aにおいて、各自動倉庫3は、直列に配置された2台のスタッカクレーン9を有する。搬送車5が走行するルート21は、2つの第1ルート21Aと、2つの第2ルート21Bと、3つの接続ルート21Cと、を含んでいる。本実施形態では、第1水平方向において、第1ラック7Aの下部における一端部と中央付近他端寄りの位置とに、第1ルート21Aが設けられている。第1水平方向において、第2ラック7Bの下部における他端部と中央付近一端寄りの位置とに、第2ルート21Bが設けられている。第1水平方向において、第1ラック7A及び第2ラック7Bを4等分する位置に接続ルート21Cが設けられている。
搬送車5は、第1ラック7Aの下部及び第2ラック7Bの下部において、第1ルート21Aを走行し、接続ルート21Cを介して第2ルート21Bへ移り、第2ルート21Bを走行した後、接続ルート21Cを介して第1ルート21Aへ移り、再び、第1ルート21Aを走行し、接続ルート21Cを介して第2ルート21Bへ移り、第2ルート21Bを走行する。搬送車5は、第1ラック7Aの下部と第2ラック7Bの下部との間で矩形波状に走行する。
以上により、自動倉庫システム1Aにおいても、狭い空間で多数の物品Aを入出庫することが可能となる。自動倉庫システム1Aでは、2台のスタッカクレーン9を有する自動倉庫3へ入出庫することが可能となり、更に多数の物品Aの入出庫を行うことができる。また、1つの走行レール12上に複数のスタッカクレーン9を投入する場合でも、そのスタッカクレーン9の数に対応して、第1ルート21A及び第2ルート21Bのクランク(接続ルート21C)の数が増えるように構成し、スタッカクレーン9の投入数分の入出庫能力を十分に発揮可能となる。
なお、各自動倉庫3は、3台以上のスタッカクレーン9を有していてもよく、この場合、搬送車5が走行するルート21は、3つ以上の第1ルート21Aと、3つ以上の第2ルート21Bと、4つ以上の接続ルート21Cと、を含む。
第2実施形態に係る自動倉庫システム1Aにおいても、第1実施形態と同様に、移動制限装置41が設けられており、同様の効果が得られる。
3.第3実施形態
第1実施形態では、移動制限装置41は、クレーン通路11とそれに面しているラック7の前面との間全てに配置されていた。しかし、移動制限装置41は、ラック7の入庫ポート13及び出庫ポート15に対応する開口部7bにおいて設けられていれば十分であるので、第1実施形態に制限されない。
図10を用いて、そのような変形例を第3実施形態として説明する。図10は、第3実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。なお、本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
自動倉庫システム1Bは、移動制限装置41Aを有している。移動制限装置41Aは、平面視で、入庫ポート13及び出庫ポート15の開口部7bのみに対応してクレーン通路11側に設けられている。つまり、各スタッカクレーン9が移載を行う必要がある入庫ポート13及び出庫ポート15の前面にのみ、移動制限装置41Aが配置されている。これにより通常動作時には移動制限部材が移動非制限位置にあることで、スタッカクレーン9が入庫ポート13及び出庫ポート15にアクセスできる。また、スタッカクレーン9が異常停止したときには、移動制限部材が移動制限位置にあることで、作業者Wが他のクレーン通路11に移動できなくなる。
自動倉庫システム1Bは、固定移動制限部材53(第2移動制限部材の一例)を有している。固定移動制限部材53は、移動制限装置41A以外の箇所において、クレーン通路11とクレーン通路11に面しているラック7の前面との間に配置されている。固定移動制限部材53は、具体的には、クレーン通路11に面している部分で固定されている。なお、作業者Wの移動を制限できればよいので、固定移動制限部材53の一部は、搬送車5の走行経路並びに入庫ポート13及び出庫ポート15が存在しない部分の1段目の棚7aの背面及び側面に設けられている。これにより、それら部分の1段目の棚7aに対してスタッカクレーン9がアクセスできる。ただし、上述の棚7aの1段目を使用しないのであれば、固定移動制限部材53をクレーン通路11とクレーン通路11に面しているラック7の前面との間に配置して直線状の簡単な構造にしてもよい。
このシステムでは、固定移動制限部材53を設けることで、移動制限装置41Aの配置を減らすことができる。
4.第4実施形態
第3実施形態と同様に、図11を用いて、移動制限装置41がラック7の入庫ポート13及び出庫ポート15に対応する開口部7bにのみ設けられている実施形態を説明する。図11は、第4実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。
自動倉庫システム1Cは、搬送車5が走行するルート22を有している。
ルート22は、複数の第4ルート22Aと、周回ルート22Dと、を含んでいる。第4ルート22Aは、異なる自動倉庫3に所属しかつ背面あわせで隣接して配置された第2ラック7Bと第1ラック7Aのうち第1ラック7A内にそれぞれ設けられている。
第4ルート22Aは、第1ラック7Aの下部を第1水平方向に貫通している。本実施形態では、第1水平方向において、第1ラック7Aの下部における一端から他端まで、第4ルート22Aが設けられている。
第4ルート22A上には、搬送車5が通過するための通過用間隙が形成されている。通過用間隙は、第1水平方向に沿って貫通するように延びており、ラチス等の構造部材が設けられていない。
第4ルート22Aにおいて、搬送車5は第2ラック7Bに移動して第2ラック7Bとの間で物品Aを移載可能である。第2ラック7Bにおいて第4ルート22Aから移動してきた搬送車5との間で物品Aを移載する下部には、入庫ポート13及び出庫ポート15が設けられている。
入庫ポート13は、第1ラック7Aの一番下の棚7aに対応する高さにおいて、第1水平方向に隣接して複数(例えば、3つ)並設されている。出庫ポート15は、第1ラック7Aの一番下の棚7aに対応する高さにおいて、第1水平方向に隣接して複数(例えば、3つ)並設されている。複数の出庫ポート15からなる一群は、複数の入庫ポート13からなる一群と第1水平方向に隣接している。
第1ラック7Aの下部と第2ラック7Bの下部との間には、搬送車5が移動可能な空間である移載用間隙が設けられている。移載用間隙は、第2水平方向に沿って貫通するように延びる。移載用間隙では、ラチス及び背面ブレス等の構造部材が設けられていない。
周回ルート22Dは、ラック7の外において第4ルート22Aに接続される。周回ルート22Dは、搬送車5が一方向に走行する一方通行のルートである。
本実施形態では、周回ルート22Dは、ラック7の外において複数の第4ルート22Aの上流側に接続されている。また、周回ルート22Dは、ラック7の外において複数の第4ルート22Aの下流側に接続されている。周回ルート22Dは、第4ルート22Aの下流側から第4ルート22Aの上流側へ連続するように延在している。
自動倉庫システム1Cは、移動制限装置41Bを有している。移動制限装置41Bは、平面視で、入庫ポート13及び出庫ポート15の開口部7bのみに対応してクレーン通路11側に設けられている。つまり、各スタッカクレーン9が移載を行う必要がある入庫ポート13及び出庫ポート15の前面にのみ、移動制限装置41Bが配置されている。これにより通常動作時には移動制限部材が移動非制限位置にあることで、スタッカクレーン9が入庫ポート13及び出庫ポート15にアクセスできる。また、スタッカクレーン9が異常停止したときには、移動制限部材が移動制限位置にあることで、作業者Wが他のクレーン通路11に移動できなくなる。
自動倉庫システム1Cは、第1固定移動制限部材48(第2移動制限部材の一例)を有している。第1固定移動制限部材48は、第2ラック7Bにおいて、入庫ポート13及び出庫ポート15が存在しない部分の1段目の棚7aの背面及び側面に設けられている。ただし、上述の棚7aの1段目を使用しないのであれば、第1固定移動制限部材48を直線状の簡単な構造にしてもよい。
自動倉庫システム1Cは、第2固定移動制限部材49(第2移動制限部材の一例)を有している。第2固定移動制限部材49は、クレーン通路11と第1ラック7Aの前面との間全体に直線状に配置されている。
このシステムでは、第1固定移動制限部材48及び第2固定移動制限部材49を設けることで、移動制限装置41Bの配置を減らすことができる。
5.第5実施形態
第1実施形態では移動制限装置の移動制限部材はネットであったが、移動制限部材は作業者Wの移動を何らかの形で制限するものであればよい。
図12〜図14を用いて、そのような変形例として第5実施形態を説明する。図12及び図13は、第5実施形態に係る自動倉庫システムのクレーン通路側から見たラックの入庫ポートの図である。図14は、第5実施形態に係る自動倉庫システムのラックの入庫ポートの模式的平面図である。
この自動倉庫システムは、移動制限装置61を有している。移動制限装置61は、複数の移動制限部材63を有している。移動制限部材63は、図14に示すように、平面視で、クレーン通路11とそれに面しているラック7の前面との間に配置されている。移動制限部材63は、作業者Wの移動を制限する移動制限位置と制限を解除する移動非制限位置との間で移動可能である。
具体的には、移動制限部材63は棒状部材であり、一端が支柱33に回動自在に支持されている。より具体的には、移動制限部材63は、一対の棒状部材63aと、支柱33に固定され一対の棒状部材63aを回動自在に支持する支持部63bとを有している。移動制限部材63は、一本の支柱33に対して、入庫ポート13の開口部7bに対応する高さと、潜込用間隙31aに対応する高さに設けられている。図14に示すように、移動制限部材63は、クレーン通路11の境界線Pの外側に配置されている。
移動制限部材63は、図12に示すように、移動非制限位置において、支柱33に沿った縦姿勢を取っている。
移動制限部材63は、図13に示すように、移動制限位置において、ラック7の最下段の開口部7b(入庫ポート13の開口部7b)及び潜込用間隙31aを区画するように横姿勢を取っている。具体的には、一対の移動制限部材63は、横側に開いており、端部同士が第1水平方向に近接している。
移動制限装置41は、移動制限部材63を駆動するための駆動装置(図示せず)を有している。駆動装置は、移動制限部材63を回動するためのモータを有している。これにより、移動制限部材43は、移動非制限位置での縦方向姿勢と、移動制限位置での横方向姿勢とを取ることができる。
以上により、スタッカクレーン9のメンテナンス時に、移動制限部材63を移動制限位置に配置できる。これにより、当該スタッカクレーン9をメンテナンスしている作業者Wが、当該クレーン通路11から隣のクレーン通路11に移動できなくなる。したがって、作業者Wの安全を確保できる。その結果、メンテナンス中のスタッカクレーン9以外のスタッカクレーン9の動作が可能になる。
この自動倉庫システムでは、簡単な構造によって、移動制限部材63を実現できる。
なお、作業者Wが移動制限部材63の隙間から手や足を侵入させたことを検出するセンサを設けていてもよい。この場合は検出情報に基づいて、危険状態が作業者Wに報知される。したがって、安全性がより向上する。
6.実施形態の共通事項
上記第1〜第5実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
自動倉庫システム(例えば、自動倉庫システム1、1A、1B、1C)は、複数の自動倉庫(例えば、複数の自動倉庫3)と、搬送車(例えば、搬送車5)と、移動制限部材(例えば、移動制限部材43、63)と、を備えている。複数の自動倉庫は、第1水平方向(例えば、矢印X)に長く延びて配置され複数の棚(例えば、棚7a)を有するラック(例えば、ラック7)と、ラックに沿ったクレーン通路(例えば、クレーン通路11)に沿って走行可能なスタッカクレーン(例えば、スタッカクレーン9)と、を有している。複数の自動倉庫は、第1水平方向に直交する第2水平方向(例えば、矢印Y)にラックの背面同士が互いに隣接するように配置されている。搬送車は、ラックの下部に設けられて第1水平方向に長く延びる搬送車走行経路(例えば、ルート21)に沿って走行可能である。移動制限部材は、クレーン通路とそれに面しているラックの前面との間に配置され、作業者(例えば、作業者W)の移動を制限する移動制限位置と制限を解除する移動非制限位置との間で移動可能である。
上記の自動倉庫システムでは、スタッカクレーンのメンテナンス時に、移動制限部材を移動制限位置に配置できる。これにより、当該スタッカクレーンをメンテナンスしている作業者が当該クレーン通路から隣のクレーン通路に移動できなくなる。したがって、作業者の安全を確保できる。その結果、メンテナンス中のスタッカクレーン以外のスタッカクレーンの動作が可能になる。
7.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
例えば、第5実施形態は、第1〜第4実施形態のいずれにも適用できる。
移動制限装置の種類は、第1〜第5実施形態のものに限定されない。例えば、移動制限装置は、複数の水平方向に延びるバーを上下方向に移動させることで、複数のバーの移動制限位置と移動非制限位置を切り換えるものでもよい。
第1〜第5実施形態では搬送車はラック内のルートから入庫ポート又は出庫ポート側に移動してから物品を移載していたが、搬送車にスライドフォーク等の移載装置を設けてルート上で移載を行ってもよい。
第1実施形態の移動制限部材は、ネット以外のシート状部材であってもよい。
本発明は、自動倉庫システムに広く適用できる。
1 :自動倉庫システム
1A :自動倉庫システム
1B :自動倉庫システム
1C :自動倉庫システム
3 :自動倉庫
5 :搬送車
7 :ラック
7A :第1ラック
7B :第2ラック
7a :棚
7b :開口部
9 :スタッカクレーン
11 :クレーン通路
12 :走行レール
13 :入庫ポート
15 :出庫ポート
21 :ルート
21A :第1ルート
21B :第2ルート
21C :接続ルート
21D :周回ルート
23 :車両本体
25 :リフタ
31 :載置台
31a :潜込用間隙
33 :支柱
35 :物品支承部材
41 :移動制限装置
41A :移動制限装置
43 :移動制限部材
45 :駆動装置
50 :コントローラ
53 :固定移動制限部材
61 :移動制限装置
63 :移動制限部材
A :物品
F :床
W :作業者

Claims (15)

  1. 第1水平方向に長く延びて配置され複数の棚を有するラックと、前記ラックに沿ったクレーン通路を走行可能なスタッカクレーンと、を有し、第1水平方向に直交する第2水平方向に前記ラックの背面同士が互いに隣接するように配置されている、複数の自動倉庫と、
    前記ラックの下部に設けられて第1水平方向に長く延びる搬送車走行経路に沿って走行可能な搬送車と、
    前記クレーン通路と前記クレーン通路に面しているラックの前面との間に配置され、作業者の移動を制限する移動制限位置と制限を解除する移動非制限位置との間で移動可能な移動制限部材と、
    を備えた自動倉庫システム。
  2. 前記複数のスタッカクレーンの自動運転を実行するためのコントローラをさらに備え、
    前記コントローラは、前記移動制限部材が前記移動制限位置であると判断すれば、隣接して配置された自動倉庫がメンテナンス中の場合であっても、メンテナンス中以外のスタッカクレーンの自動運転を実行する、請求項1に記載の自動倉庫システム。
  3. 前記コントローラは、1つのスタッカクレーンが異常停止すると、
    他のスタッカクレーンの自動運転を停止するステップと、
    前記移動制限部材を前記移動制限位置から前記移動非制限位置に移動させるステップと、
    前記他のスタッカクレーンの自動運転を再開させるステップと、を実行する、請求項2に記載の自動倉庫システム。
  4. 前記搬送車の自動運転を実行するためのコントローラをさらに備え、
    前記コントローラは、前記移動制限部材が前記移動制限位置であると判断すれば、隣接して配置された自動倉庫がメンテナンス中の場合であっても、前記ラックの下部に設けられた搬送車走行経路に前記搬送車を走行させる、請求項1に記載の自動倉庫システム。
  5. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部よりも下方に退避しており、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の開口部を区画する位置にある、請求項1に記載の自動倉庫システム。
  6. 前記移動制限部材は、所定の剛性を有して変形可能な部材であり、前記移動非制限位置での巻き取られた姿勢と、前記移動制限位置での上方に向け繰り出された姿勢とを取ることができる、請求項5に記載の自動倉庫システム。
  7. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部よりも下方に退避しており、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の開口部を区画する位置にある、請求項2に記載の自動倉庫システム。
  8. 前記移動制限部材は、所定の剛性を有して変形可能な部材であり、前記移動非制限位置での巻き取られた姿勢と、前記移動制限位置での上方に向け繰り出された姿勢とを取ることができる、請求項7に記載の自動倉庫システム。
  9. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部よりも下方に退避しており、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の開口部を区画する位置にある、請求項4に記載の自動倉庫システム。
  10. 前記移動制限部材は、所定の剛性を有して変形可能な部材であり、前記移動非制限位置での巻き取られた姿勢と、前記移動制限位置での上方に向け繰り出された姿勢とを取ることができる、請求項9に記載の自動倉庫システム。
  11. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部の側方枠部近傍で立った姿勢を取り、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部を区画する横側に倒れた姿勢を取る棒状部材である、請求項1に記載の自動倉庫システム。
  12. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部の側方枠部近傍で立った姿勢を取り、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部を区画する横側に倒れた姿勢を取る棒状部材である、請求項2に記載の自動倉庫システム。
  13. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部の側方枠部近傍で立った姿勢を取り、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部を区画する横側に倒れた姿勢を取る棒状部材である、請求項3に記載の自動倉庫システム。
  14. 前記移動制限部材は、前記移動非制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部の側方枠部近傍で立った姿勢を取り、前記移動制限位置において前記ラックの最下段の棚の開口部を区画する横側に倒れた姿勢を取る棒状部材である、請求項4に記載の自動倉庫システム。
  15. 前記クレーン通路と前記クレーン通路に面しているラックの前面との間に配置され、前記クレーン通路に面している部分で固定された第2移動制限部材をさらに備えている、請求項1に記載の自動倉庫システム。
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