JP2621661B2 - ハンガ装置の搬送保管設備 - Google Patents

ハンガ装置の搬送保管設備

Info

Publication number
JP2621661B2
JP2621661B2 JP40073390A JP40073390A JP2621661B2 JP 2621661 B2 JP2621661 B2 JP 2621661B2 JP 40073390 A JP40073390 A JP 40073390A JP 40073390 A JP40073390 A JP 40073390A JP 2621661 B2 JP2621661 B2 JP 2621661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
transfer
shelf
transfer device
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP40073390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04209104A (ja
Inventor
輝 村矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP40073390A priority Critical patent/JP2621661B2/ja
Publication of JPH04209104A publication Critical patent/JPH04209104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2621661B2 publication Critical patent/JP2621661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋服などの衣料を吊し
てなるハンガ装置を保管したり搬送したりするのに利用
されるハンガ装置の搬送保管設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
特公昭54-41790号公報に開示された構成が提供されてい
る。この従来形式では、吊りパイプを有するトロリー
を、その吊りパイプの長さ方向を搬送方向として、出入
庫ラインコンベヤーにより倉庫内に搬入させている。
【0003】この倉庫では、上下に相対する一対の案内
軌条と走行軌条とを設け、これら軌条の左右に棚枠を配
設するとともに、これら棚枠に前記吊りパイプを順次架
乗する多数のブラケツトを軌条方向に定間隔を置いてか
つ多段に配設し、以て格納ラツクを構成している。そし
て格納ラツクを複数並列するとともに、所定の棚枠の下
段に前記出入庫ラインコンベヤーを配設している。
【0004】両軌条に支持案内される走行キヤリヤは、
両棚との間で吊りパイプを受け渡し自在な移載装置を有
し、また横行トロツコにより格納ラツク間で移動自在と
なる。
【0005】この従来形式において入庫は、まず物品を
掛けた多数のハンガーの吊りパイプに係合してなるトロ
リーを、入庫ラインコンベヤーにより一格納ラツクの棚
下部に搬入させれる。次いで走行キヤリアの移載装置に
より、ハンガーから吊りパイプを受け取って棚における
所定のブラケツトに渡し、以て保管し得る。
【0006】このような保管状態からの出庫は、まず棚
側の目的とする吊りパイプを走行キヤリヤで取り出し、
次いで横行トロツコにより走行キヤリヤを別の格納ラツ
クへと移動させ、そして出庫ラインコンベヤーのトロリ
ーに吊りパイプを渡すことで行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来形式
によると、入出庫ラインコンベヤーを棚内に配設するこ
とから、倉庫内の構造が複雑になり、かつトロリーの走
行制御も複雑になる。
【0008】本発明の目的とするところは、倉庫側の構
造を簡素化し得、しかも搬送装置の制御を簡略化し得る
ハンガ装置の搬送保管設備を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべく
本発明のハンガ装置の搬送保管設備は、ロツド状のハン
ガバーを有するハンガ装置を格納自在な自動倉庫を、複
数の区画収納空間を有する棚と、この棚の前面外方の一
定経路上で作動自在な出し入れ装置により構成し、この
出し入れ装置は、ハンガバーの長さ方向を一定経路とは
直交状とした前記ハンガ装置を区画収納空間に対して受
け渡し自在な第1受け渡し装置を有し、前記自動倉庫の
端部外方に、走行自在な台車による搬送経路を一定経路
とは直交状とした搬送装置を配設し、前記台車は、ハン
ガバーを一定経路に沿う方向としてハンガ装置を支持す
る第2受け渡し装置を有し、前記棚の端部外方に、前記
出し入れ装置の第1受け渡し装置との間でハンガ装置を
受け渡し自在な第3受け渡し装置を有する中継装置を設
け、この中継装置は、ターンテーブルの回転による第3
受け渡し装置の向き変更により、前記台車の第2受け渡
し装置との間でハンガ装置を受け渡し自在に構成してい
る。
【0010】
【作用】かかる本発明の構成によると、ハンガバーに多
数の衣料などを吊り下げてなるハンガ装置は、自動倉庫
外において搬送装置の台車により支持搬送され、そして
中継装置に対向したステーシヨンに停止される。このと
きハンガバーは、その長さ方向が一定経路に沿った姿勢
にある。この状態で中継装置のターンテーブルを回転さ
せ、その第3受け渡し装置を搬送装置の第2受け渡し装
置に接続させる。そしてハンガ装置を第2受け渡し装置
から第3受け渡し装置へと移動させ、以てターンテーブ
ル側に取り移す。
【0011】次いでターンテーブルを回転させ、ハンガ
バーを一定経路に対して直交状に向き変更させる。この
状態で出し入れ装置を作動させ、ターンテーブルのハン
ガ装置を出し入れ装置の第1受け渡し装置で受け取った
のち、棚の目的とする区画収納空間に入れる。以上によ
り入庫作業を終了する。なお出庫作業は逆の動作で行え
る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。1は自動倉庫で、複数の区画収納空間2を有す
る左右一対の棚3と、この棚3の前面外方でかつ両棚3
間に形成した通路4内の一定経路5上で作動自在な出し
入れ装置10などから構成される。
【0013】前記出し入れ装置10は、天井レールや床レ
ール(いずれも図示せず)に支持案内されて一定経路5
上で走行自在な走行機体11と、この走行機体11のポスト
部12に案内される昇降台13と、この昇降台13の上部に一
定経路5の方向とは直交状に配設した第1受け渡し装置
14などから構成される。
【0014】そして各区画収納空間2には、前記第1受
け渡し装置14と接続自在な支持装置6が配設される。前
記第1受け渡し装置14により支持装置6に対して受け渡
しされるハンガ装置20は、ロツド状のハンガバー21と、
このハンガバー21の両端から上方に連設した支持部材22
と、これら支持部材22に取り付けたローラ23などからト
ロリ状に構成される。そしてハンガバー21に対して、衣
料26を掛けたハンガ27が上方から係止される。
【0015】前記第1受け渡し装置14と支持装置6と
は、前記ローラ23を支持案内するためのロツド部を有
し、また第1受け渡し装置14は、ハンガ装置20に作用す
る押し引き作動部を有する。これにより出し入れ装置10
は、ハンガバー21の長さ方向を一定経路5とは直交状と
した前記ハンガ装置20を区画収納空間2に対して受け渡
し自在となり、また各区画収納空間2はハンガ装置20を
収納自在となる。
【0016】前記自動倉庫1の端部外方には、その搬送
経路30を一定経路5とは直交状とした搬送装置31が配設
され、この搬送装置31は、レール32と、このレール32に
支持案内される自走台車33とからなる。
【0017】この自走台車33は、本体34と、この本体34
上の前後二箇所から立設したブラケツト35と、これらブ
ラケツト35の上部に取り付けられ前記レール32の上面に
支持案内される走行輪36、ならびにブラケツト35の中間
部に取り付けられ前記レール32の側面に案内されるガイ
ド輪37と、一つの走行輪36に連動すべくブラケツトに設
けた走行駆動装置38などから構成される。
【0018】そして本体34の下面側には、ハンガバー21
を一定経路5に沿う方向としたハンガ装置20を支持する
ための第2受け渡し装置39が設けられる。この第2受け
渡し装置39は前記第1受け渡し装置14と同様に構成され
る。
【0019】前記棚3の端部外方に、前記出し入れ装置
10との間でハンガ装置20を受け渡し自在な中継装置40が
設けられる。この中継装置40は、機枠41と、この機枠41
の上部に取り付けた上下方向の回転軸42と、この回転軸
42の上部に運動する回転駆動装置43と、前記回転軸42の
下部に固定したターンテーブル44と、このターンテーブ
ル44の下面に設けた第3受け渡し装置45と、前記一定経
路5に沿いかつスタンド46を介して配設した中継レール
47などから構成される。
【0020】そして第3受け渡し装置45を出し入れ装置
10の第1受け渡し装置14に接続させることで、両受け渡
し装置45,14間でハンガ装置20の受け渡しを行える。ま
たターンテーブル44により第2受け渡し装置45の向きを
90度変更させることにより、前記中継レール47との間で
ハンガ装置20を受け渡し自在となる。なお搬送装置31の
ステーシヨンに停止した自走台車33における第2受け渡
し装置39は、前記中継レール47との間でハンガ装置20を
受け渡し自在となる。
【0021】以下に上記実施例における作用を説明す
る。まず入庫作業を述べる。ハンガバー21にハンガ27を
介して多数の衣料26などを吊り下げてなるハンガ装置20
は、自走台車33の第2受け渡し装置39に支持された状態
で、自動倉庫1外において搬送装置31により搬送経路30
上を搬送され、そして目的とする中継装置40に対向して
ステーシヨンに停止される。このときハンガバー21は、
その長さ方向が一定経路5に沿った姿勢にある。
【0022】この状態で第2受け渡し装置39を作動さ
せ、ハンガ装置20を中継レール47に渡す。次いで回転駆
動装置43を作動してターンテーブル44を回転させ、その
第3受け渡し装置45を中継レール47に接続させる。そし
て第3受け渡し装置45を作動させることで、ハンガ装置
20を中継レール47から第3受け渡し装置45へと移動さ
せ、以てターンテーブル44側に乗り移す。
【0023】次いでターンテーブル44を逆回転させてハ
ンガバー21を一定経路5に対して直交状に向き変更させ
る。この状態で出し入れ装置10を作動させ、その第1受
け渡し装置14を第3受け渡し装置45に接続される。そし
て両受け渡し装置14,45 を作動させることで、ターンテ
ーブル44のハンガ装置20を出し入れ装置10の第1受け渡
し装置14で受け取らせ得る。
【0024】次いで、走行機体11の走行動と、昇降台13
の昇降動との組み合わせからなる出し入れ装置10の作動
により、第1受け渡し装置14を目的とする区画収納空間
2の支持装置6に接続させる。そして第1受け渡し装置
14を作動させることで、ハンガ装置20を棚3の目的とす
る区画収納空間2に入れ得る。
【0025】以上により入庫作業を終了するのであり、
またハンガ装置20の出庫作業は逆の動作で行える。なお
中継レール47を省略して、両受け渡し装置39,45 を直接
に接続させてもよい。
【0026】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、ハンガバー
に多数の衣料などを吊り下げてなるハンガ装置は、自動
倉庫外において搬送装置の台車により支持搬送でき、そ
して中継装置に対向したステーシヨンに停止できる。こ
の状態で中継装置のターンテーブルを回転させ、その第
3受け渡し装置を搬送装置の第2受け渡し装置に接続さ
せることで、ハンガ装置を第2受け渡し装置から第3受
け渡し装置へと移動させてターンテーブル側に乗り移す
ことができる。次いでターンテーブルの回転でハンガバ
ーを一定経路に対して直交状に向き変更させた状態で出
し入れ装置を作動させることで、ターンテーブルのハン
ガ装置を出し入れ装置の第1受け渡し装置で受け取らせ
ることができるとともに、棚の目的とする区画収納空間
に入れることができる。これにより入庫作業を行うこと
ができ、そして出庫作業は逆の動作で行うことができ
る。
【0027】このように本発明によると、倉庫側の構造
を簡素化でき、しかも搬送装置の制御を簡略化できるも
のでありながら、ハンガ装置の搬送保管を好適に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】同要部の正面図である。
【図3】同全体の概略平面図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 区画収納空間 3 棚 5 一定経路 6 支持載置 10 出し入れ装置 14 第1受け渡し装置 20 ハンガ装置 21 ハンガバー 26 衣料 27 ハンガ 30 搬送経路 31 搬送装置 32 レール 33 自走台車 39 第2受け渡し装置 40 中継装置 43 回転駆動装置 44 ターンテーブル 45 第3受け渡し装置 47 中継レール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッド状のハンガバーを有するハンガ装
    置を格納自在な自動倉庫を、複数の区画収納空間を有す
    る棚と、この棚の前面外方の一定経路上で作動自在な出
    し入れ装置により構成し、この出し入れ装置は、ハンガ
    バーの長さ方向を一定経路とは直交状とした前記ハンガ
    装置を区画収納空間に対して受け渡し自在な第1受け渡
    し装置を有し、前記自動倉庫の端部外方に、走行自在な
    台車による搬送経路を一定経路とは直交状とした搬送装
    置を配設し、前記台車は、ハンガバーを一定経路に沿う
    方向としてハンガ装置を支持する第2受け渡しを装置を
    有し、前記棚の端部外方に、前記出し入れ装置の第1受
    け渡し装置との間でハンガ装置を受け渡し自在な第3受
    け渡し装置を有する中継装置を設け、この中継装置は、
    ターンテーブルの回転による第3受け渡し装置の向き変
    更により、前記台車の第2受け渡し装置との間でハンガ
    装置を受け渡し自在に構成したことを特徴とするハンガ
    装置の搬送保管設備。
JP40073390A 1990-12-07 1990-12-07 ハンガ装置の搬送保管設備 Expired - Fee Related JP2621661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40073390A JP2621661B2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 ハンガ装置の搬送保管設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40073390A JP2621661B2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 ハンガ装置の搬送保管設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04209104A JPH04209104A (ja) 1992-07-30
JP2621661B2 true JP2621661B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=18510613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40073390A Expired - Fee Related JP2621661B2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 ハンガ装置の搬送保管設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2621661B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102849386B (zh) * 2012-08-15 2014-08-06 杭州扬果科技有限公司 基于升降式触屏智能货仓的方法
AT518878B1 (de) 2016-09-09 2018-02-15 Knapp Ag Automatisiertes Lagersystem zum Transport von in Fahrtrichtung gedrehten Ladungsträgern
CN110949931B (zh) * 2019-12-31 2020-11-27 兰剑智能科技股份有限公司 一种凸起式防偏移料箱支撑

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04209104A (ja) 1992-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5818956B2 (ja) 保管物品を保管する保管棚システム
JP4844824B2 (ja) 物品保管設備
JP6291228B2 (ja) 自動保管設備及び自動倉庫
JP4036097B2 (ja) 処理及び保管設備
JPH0642810U (ja) 自動倉庫
JP2621661B2 (ja) ハンガ装置の搬送保管設備
JPS6025326B2 (ja) 格納設備
JPH11157606A (ja) 自動搬送装置を備えた冷凍庫設備
JPS6250362B2 (ja)
JPH09150918A (ja) コンテナの立体格納設備
JPS6115001B2 (ja)
US5536129A (en) Apparatus for transferring long stock between positions associated with storage and processing stations
JPH061587A (ja) 吊下式搬送装置
JPH0230962B2 (ja)
JP3371945B2 (ja) 物品収納設備
JP3489300B2 (ja) ハンガー装置の搬送保管設備
JPH0558409A (ja) 吊り下げ昇降移載装置付き搬送装置
JP3235710B2 (ja) 物品保管設備
JPH0249204Y2 (ja)
JP2001233404A (ja) 自動倉庫
JP3456080B2 (ja) 物品保管設備
JPH0419132B2 (ja)
JP2610526B2 (ja) クリーンルーム内の荷取扱い設備
JP2613492B2 (ja) 入出庫装置及び搬送装置付きラック設備
JPH01133801A (ja) 物品収納設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees