JPH061309U - 4輪走行スタッカークレーンにおける全輪接地装置 - Google Patents

4輪走行スタッカークレーンにおける全輪接地装置

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JPH061309U
JPH061309U JP4404692U JP4404692U JPH061309U JP H061309 U JPH061309 U JP H061309U JP 4404692 U JP4404692 U JP 4404692U JP 4404692 U JP4404692 U JP 4404692U JP H061309 U JPH061309 U JP H061309U
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JP
Japan
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wheel
stacker crane
load
wheels
traveling
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Pending
Application number
JP4404692U
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English (en)
Inventor
好政 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
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Publication of JPH061309U publication Critical patent/JPH061309U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】4輪走行スタッカークレーンにおけるいずれか
の車輪が、走行中レールより浮き上がるのを防止する。 【構成】 スタッカークレーン9の左右の前車輪13同士
を連結する車軸14の中央部に、軸受15を回動自在に嵌合
し、かつこの軸受15を、台車10に固着した枢支金具16
に、前後方向を向く枢軸17をもって枢支することによ
り、車軸14を、前後軸まわりに傾動可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、4輪走行スタッカークレーンがレール上を走行する際、レールに若 干の凹凸があっても、また台車に捩れが生じても、全車輪が支障なく接地して、 安全に走行するようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
倉庫内等において、多数の荷棚の間を、天井と床上に敷設したレールに沿って 自走して、自動的に荷を出し入れするようにしたスタッカークレーンによると、 荷を搬入搬出するための車輪の通路や、荷を高所へ出し入れするための設備が不 要となるため、倉庫等の荷収納効率が向上するとともに、荷の出し入れが高速化 され、またコンピュータを併用することにより、荷の出し入れや在庫管理を自動 化しうるので、多量の製品や部材を取り扱う上で好適である。
【0003】 このスタッカークレーンには、2輪で走行するものと4輪で走行するものとが あり、後者は、大型大重量の荷の処置に適している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
4輪走行のスタッカークレーンは、レールに凹凸があったり台車が捩れていた りすると、一部の車輪がレールから浮き上って、不安定になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によると、荷棚の間を走行して荷を出し入れする4輪走行スタッカーク レーンにおける左右車輪を連結する前後の車軸の両方もしくは一方の中央部を、 前後軸まわりに回動自在として、台車に枢着したことにより、上記課題は解決さ れる。
【0006】
【作用】 本考案を適用したスタッカークレーンは、4車輪のいずれかがレールより浮き 上がろうとすると、すべての車輪または一方の車軸が若干傾動して、浮き上がろ うとする車輪を確実に接地させる。
【0007】
【実施例】
図3と図4に示すように、荷棚(1)は、床(2)と天井(3)の間に前後(図3の 左右)に等間隔をもって立設した、左右2列の支柱(4)を、それぞれ前後方向を 向く連結杆(5)をもって連結し、かつ左右の支柱(4)を、荷受杆(6)をもって連 結して形成されている。
【0008】 多数の同一構成の荷棚(1)が、若干の間隔をあけて、左右に並設され、上記間 隔内において、床(2)と天井(3)には、それぞれ、前後方向を向く2本の歯に、 レール(7)と1本の支持レール(8)が、敷設されている。
【0009】 (9)は、本考案を適用したスタッカークレーンで、台車(10)の中央にはマスト (11)が立設され、台車(10)は、モータ(図示省略)により、回転させられる左右1 対の後車輪(12)(図3の左方)と、左右1対の前車輪(13)とにより、走行レール( 7)(7)上を走行する。
【0010】 図1に示すように、前車輪(13)(13)を連結する車輪(14)の中央部には、角筒状 の軸受(15)が、回動自在に嵌合されている。 軸受(15)は、側面形が下向U字形をなし、かつ上面が台車(10)の下面に固着さ れた枢支金具(16)に嵌合され、前後方向を向く枢軸(17)をもって、枢支金具(16) に枢支されている。
【0011】 図示を省略したが、後車輪(12)も、前車輪(13)と同じ要領で、台車(10)に取付 けられている。
【0012】 マスト(11)の上端には、支持レール(8)を左右両側より挟む水平の支持ローラ (18)が枢支されて、スタッカークレーンの横倒れを防止している。
【0013】 マスト(11)の左右両側面には、上下方向を向く案内レール(19)が敷設され、案 内レール(19)には、マスト(11)の前側へ突出する荷台(20)の後部に設けた上下方 向の摺動部(21)が、昇降自在に係合されている。
【0014】 荷台(20)の上部には、チェーン(22)の一端が止着され、チェーン(22)は、マス ト(11)の上端に枢設した吊支スプロケット(23)に掛け回されて、マスト(11)内を 下降し、マスト(11)の下端を経て、台車(10)内に設けた駆動モータのスプロケッ ト(図示省略)に掛け回された後、マスト(11)の前面に沿って上昇して、荷台(20) の下部に止着されている。かくして、荷台(20)は、駆動モータにより昇降させら れる。
【0015】 荷台(20)の下部には、モータ(図示省略)により側方に2段に伸縮させられるフ ォーク(24)が設けられている。フォーク(24)上には、パレット(25)が、その上に 載置した荷(26)とともに乗っている。
【0016】 スタッカークレーン(9)を走行させるとともに荷台(20)を昇降させて、荷(26) を、荷棚(1)の目標とする収納部の側方へ位置させ、フォーク(24)を伸長させて 、荷(26)を収納部に挿入した後、荷台(20)を若干下降させて、フォーク(24)を短 縮することにより、荷(26)は、パレット(25)とともに荷棚(1)の荷受枠(6)上に 収納される。
【0017】 また、逆の操作により、荷(26)は、パレット(25)とともに取り出される。
【0018】 スタッカークレーン(9)の後車輪(12)と前車輪(13)は、上述のようにして台車 (10)に装着されているので、走行中、荷の重量により台車(20)が捩れて、いずれ かの車輪(12)(13)が、走行レール(7)より浮き上がろうとしたり、走行レール( 7)に生じていた凹所一部の車輪が差し掛かって、その車輪もしくは他の車輪が 浮き上がろうとしたりすると、前後の車軸(14)の一方もしくは双方が、側方へ若 干傾動するため、浮き上がろうとする車輪は接地する。
【0019】 なお、一方の車軸(14)のみを台車(10)に枢設しても、上述とほぼ同程度の効果 が得られる。
【0020】
【考案の効果】
本考案を適用した4輪走行スタッカーレーンは、走行中、何等かの原因で、一 つの車輪がレールより浮き上がろうとすると、台車に中央が枢着されている車軸 が傾動して、自動的に浮き上がりが防止されるので、大形に重量の荷を安定よく 搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカークレーンの台車の正面図である。
【図2】図1のA−A線縦断面図である。
【図3】スタッカークレーンと荷棚の側面図である。
【図4】図3のB−B線縦断面図である。
【符号の説明】
(1)荷棚 (2)床 (3)天井 (4)支柱 (5)連結杆 (6)荷受
杆 (7)走行レール (8)支持
レール (9)スタッカークレーン (10)台車 (11)マスト (12)後車
輪 (13)前車輪 (14)車軸 (15)軸受 (16)枢支
金具 (17)枢軸 (18)支持
ローラ (19)案内レール (20)荷台 (21)摺動部 (22)チェ
ーン (23)吊支スプロケット (24)フォ
ーク (25)パレット (26)荷

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷棚の間を走行して荷を出し入れする4
    輪走行スタッカークレーンにおける左右車輪を連結する
    前後の車軸の両方もしくは一方の中央部を、前後軸まわ
    りに回動自在として、台車に枢着してなる4輪走行スタ
    ッカークレーンにおける全輪接地装置。
JP4404692U 1992-06-03 1992-06-03 4輪走行スタッカークレーンにおける全輪接地装置 Pending JPH061309U (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407