JP2662819B2 - 走行台車の移動式通路を設けた駐車装置 - Google Patents
走行台車の移動式通路を設けた駐車装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は走行台車で自動車を運び入出庫させる立体
駐車装置に関するものである。
駐車装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の走行台車を備えた立体駐車装置において走行台
車の走行距離が長いものにあっては、走行台車を複数台
導入して稼働率を上げていた。
車の走行距離が長いものにあっては、走行台車を複数台
導入して稼働率を上げていた。
しかし走行通路上で走行台車同士出喰すのを防ぐため
に、走行通路上の両端又は走行レールを複線にして、走
行台車の待機区画を設けていた。
に、走行通路上の両端又は走行レールを複線にして、走
行台車の待機区画を設けていた。
第8図で示し説明すると、1aは地上面GLに乗込場E1を
備えている駐車装置、1bは地下内へ設置して地上面を多
目的に使用する駐車装置、3は右昇降部材3aと左昇降部
材3bとが一対に昇降空間E内を昇降装置Mにより上下動
させる櫛状のホーク4を固定した昇降ホーク、12はホー
クと交差可能に固定した走行台車ホーク13を備え自動車
を搭載して走行する走行台車、Tは走行通路で走行台車
12が高速で安全に走行出来る様に昇降空間Eの最下段に
形成してあり、両端部に走行台車の待機区画Zを設けて
いる。
備えている駐車装置、1bは地下内へ設置して地上面を多
目的に使用する駐車装置、3は右昇降部材3aと左昇降部
材3bとが一対に昇降空間E内を昇降装置Mにより上下動
させる櫛状のホーク4を固定した昇降ホーク、12はホー
クと交差可能に固定した走行台車ホーク13を備え自動車
を搭載して走行する走行台車、Tは走行通路で走行台車
12が高速で安全に走行出来る様に昇降空間Eの最下段に
形成してあり、両端部に走行台車の待機区画Zを設けて
いる。
例えば自動車Cを連続して入庫させてみると、最初の
自動車Cをホーク4と移動床18により昇降空間Eを閉口
して一体の安全な通路を形成した乗込場E1へ乗り込む
と、昇降ホーク3は若干上昇してホーク4上に自動車C
を掬い上げ、移動床18を横行移動により収納し昇降空間
Eを開口させて降下する。昇降空間Eの最下段には、昇
降ホーク3を待っている走行台車12が停止しており、そ
の走行台車12へ自動車Cを移し替える。
自動車Cをホーク4と移動床18により昇降空間Eを閉口
して一体の安全な通路を形成した乗込場E1へ乗り込む
と、昇降ホーク3は若干上昇してホーク4上に自動車C
を掬い上げ、移動床18を横行移動により収納し昇降空間
Eを開口させて降下する。昇降空間Eの最下段には、昇
降ホーク3を待っている走行台車12が停止しており、そ
の走行台車12へ自動車Cを移し替える。
自動車Cを搭載した走行台車12は、空室のある駐車装
置へ走行し、その駐車装置の昇降ホーク3で自動車Cを
掬い上げ収納室X又はYの横行台車8に移され収納され
る。走行台車12は入出庫の処理能力を上げる為に2台配
置してあり、2台目の自動車Cも同様に他の走行台車12
へ移し替えられ走行しようとするが、前の走行台車12が
走行通路T上で動作中の為に、2台目の走行台車12は前
車の入庫完了まで停車している。1台目の走行台車12は
入庫完了すると前進して待機区画Z内へ移動し、2台目
の走行台車12を発進させて前車同様に入庫していた。
置へ走行し、その駐車装置の昇降ホーク3で自動車Cを
掬い上げ収納室X又はYの横行台車8に移され収納され
る。走行台車12は入出庫の処理能力を上げる為に2台配
置してあり、2台目の自動車Cも同様に他の走行台車12
へ移し替えられ走行しようとするが、前の走行台車12が
走行通路T上で動作中の為に、2台目の走行台車12は前
車の入庫完了まで停車している。1台目の走行台車12は
入庫完了すると前進して待機区画Z内へ移動し、2台目
の走行台車12を発進させて前車同様に入庫していた。
また、第9図に示す実施例では地上面を道路に利用し
地下内を駐車場にしたもので、道路の左側へ乗込場E1を
設置して、上述した走行台車12で運び収納される駐車装
置であり、走行レール10に曲線を設けて収納スペースの
増やせる場所に走行台車12を導くとともに、地上面のス
ペースを最小限にとどめ様としていた。
地下内を駐車場にしたもので、道路の左側へ乗込場E1を
設置して、上述した走行台車12で運び収納される駐車装
置であり、走行レール10に曲線を設けて収納スペースの
増やせる場所に走行台車12を導くとともに、地上面のス
ペースを最小限にとどめ様としていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、第8図で説明した実施例では走行台車12が走
行通路T上で動作している場合には、一度走行通路Tの
端部に設けてある待機区画Zへ待機させてからでない
と、他の走行台車12を走行させる事が出来なく待ち時間
が生じ、更に待機区画Zまでの走行距離が長く処理時間
が増えるとともに待機区画Z分のスペースを無駄にして
いた。そして第9図の実施例では走行レール10が曲線で
あるためにその付近に、収納室を設ける事が出来ず無駄
な空間を造っていた。
行通路T上で動作している場合には、一度走行通路Tの
端部に設けてある待機区画Zへ待機させてからでない
と、他の走行台車12を走行させる事が出来なく待ち時間
が生じ、更に待機区画Zまでの走行距離が長く処理時間
が増えるとともに待機区画Z分のスペースを無駄にして
いた。そして第9図の実施例では走行レール10が曲線で
あるためにその付近に、収納室を設ける事が出来ず無駄
な空間を造っていた。
本発明は上述した実状に鑑み、従来の課題を一掃すべ
く提供されたもので、入出庫時間を早く、設置場所を最
少限に抑えるとともに、最大限に稼働する駐車装置を提
供することにある。
く提供されたもので、入出庫時間を早く、設置場所を最
少限に抑えるとともに、最大限に稼働する駐車装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、従来の駐車装置の走行通路Tを突出させて
設けた待機区画Zを無くし、走行通路Tの左右の一区画
を待機区画Zとして、横行移動する通路台車11を設置す
る。通路台車11は走行台車12を案内する走行用レール10
と駆動用電源であるレール型電極板17を備え、駆動ロー
ラ6の回転により待機区画Zと昇降空間E間とを往復移
動、あるいは隣接する駐車装置の昇降空間Eまで横行移
動し合体する交差点Sを設けて、連結可能な一体の走行
通路Tを形成する。
設けた待機区画Zを無くし、走行通路Tの左右の一区画
を待機区画Zとして、横行移動する通路台車11を設置す
る。通路台車11は走行台車12を案内する走行用レール10
と駆動用電源であるレール型電極板17を備え、駆動ロー
ラ6の回転により待機区画Zと昇降空間E間とを往復移
動、あるいは隣接する駐車装置の昇降空間Eまで横行移
動し合体する交差点Sを設けて、連結可能な一体の走行
通路Tを形成する。
更に、通路台車11を走行通路Tの全体に採用すれば、
どの位置にでも待機区画Zを設けることができ、しかも
自動車Cを搭載した状態で移動できる。
どの位置にでも待機区画Zを設けることができ、しかも
自動車Cを搭載した状態で移動できる。
(作用) 走行通路T上を横行移動する通路台車11を設けること
で、走行台車12を搭載して収納させれば待機区画Zとし
て利用でき、また途中で走行台車12同士すれ違う事もで
きる。昇降空間Eを開口させた状態では昇降空間Eとし
ての利用と、通路台車11を横行移動で昇降空間Eを塞げ
ば走行通路Tとしても利用出来るので、走行台車12を前
後だけでなく左右にも移動可能になり自動車Cの乗込場
E1をどの位置にでも設置可能となる。
で、走行台車12を搭載して収納させれば待機区画Zとし
て利用でき、また途中で走行台車12同士すれ違う事もで
きる。昇降空間Eを開口させた状態では昇降空間Eとし
ての利用と、通路台車11を横行移動で昇降空間Eを塞げ
ば走行通路Tとしても利用出来るので、走行台車12を前
後だけでなく左右にも移動可能になり自動車Cの乗込場
E1をどの位置にでも設置可能となる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面で示し説明する。1は立体駐
車場で次に説明する各駐車装置の組み合わせで形成され
ている。1aは自動車Cを乗り入れる事が出来る乗込場E1
を備えた地下内へ収納させる駐車装置、1bは地上面GL上
に設けられた乗込場E1がなく地下内に設けられた走行台
車12で走行通路Tから収納させる駐車装置、2はガイド
レールで駐車装置上部の昇降装置Mの駆動力によりチェ
ン(又はワイヤー)5を介して昇降ホーク3を平行で安
全に上下動する案内役である。
車場で次に説明する各駐車装置の組み合わせで形成され
ている。1aは自動車Cを乗り入れる事が出来る乗込場E1
を備えた地下内へ収納させる駐車装置、1bは地上面GL上
に設けられた乗込場E1がなく地下内に設けられた走行台
車12で走行通路Tから収納させる駐車装置、2はガイド
レールで駐車装置上部の昇降装置Mの駆動力によりチェ
ン(又はワイヤー)5を介して昇降ホーク3を平行で安
全に上下動する案内役である。
昇降ホーク3は昇降空間E内を左右に分割した右昇降
用ホーク3aと、左昇降用ホーク3bとが一対にして左右平
行に上下動する。左右昇降用ホーク3a,3bには内側へ等
間隔に延出したホーク4を固定している。昇降空間Eの
左右には収納室X,Yがあり、昇降空間Eを往復移動可能
な横行台車8を備え自動車Cを収納可能にしている。
用ホーク3aと、左昇降用ホーク3bとが一対にして左右平
行に上下動する。左右昇降用ホーク3a,3bには内側へ等
間隔に延出したホーク4を固定している。昇降空間Eの
左右には収納室X,Yがあり、昇降空間Eを往復移動可能
な横行台車8を備え自動車Cを収納可能にしている。
横行台車8は櫛状の横行台車ホーク9を中央部より外
向きに延出し、ホーク4が通過できるよう等間隔に固定
して自動車Cを搭載可能としている。
向きに延出し、ホーク4が通過できるよう等間隔に固定
して自動車Cを搭載可能としている。
そして横行台車8は、ローラ支持台7に軸着された複
数個の駆動ローラ6を横行用モータMaにより回転させ
て、横行移動を可能にしている。
数個の駆動ローラ6を横行用モータMaにより回転させ
て、横行移動を可能にしている。
駐車装置1a,1bの最下段には、走行レール10とレール
型電極板17とが備えられた走行通路Tが設けられて、走
行台車12を走行可能にしている。走行台車12は走行レー
ル10の連結部の間隙を、安定した走行をするために車輪
14を並設している。第1図では駐車装置1aに2台の走行
台車12が通路台車11上に載置されていて、1台は駐車装
置1aの昇降ホーク3と交差可能な昇降空間E内で停止
し、必要に応じ走行通路Tを走行し各駐車装置1bの昇降
ホーク3と交差可能にしている。2台目の走行台車12
は、走行通路Tの右側に位置する待機区画Zで1台目の
走行台車12の稼働率が過剰状態に達した時、走行通路T
上で空になった通路台車11を左側の待機区画Zへ横行移
動させ、2台目の走行台車12を載置した通路台車11を走
行通路T上へ横行移動して昇降ホーク3と交差可能な位
置で停止させる。
型電極板17とが備えられた走行通路Tが設けられて、走
行台車12を走行可能にしている。走行台車12は走行レー
ル10の連結部の間隙を、安定した走行をするために車輪
14を並設している。第1図では駐車装置1aに2台の走行
台車12が通路台車11上に載置されていて、1台は駐車装
置1aの昇降ホーク3と交差可能な昇降空間E内で停止
し、必要に応じ走行通路Tを走行し各駐車装置1bの昇降
ホーク3と交差可能にしている。2台目の走行台車12
は、走行通路Tの右側に位置する待機区画Zで1台目の
走行台車12の稼働率が過剰状態に達した時、走行通路T
上で空になった通路台車11を左側の待機区画Zへ横行移
動させ、2台目の走行台車12を載置した通路台車11を走
行通路T上へ横行移動して昇降ホーク3と交差可能な位
置で停止させる。
尚、通路台車11は第2図に示すように、ローラ支持台
7に軸着されている駆動ローラ6の回転により、昇降空
間Eへ横行移動し走行通路Tと一体になる。通路台車11
のレール型電極板17への電源と走行信号は、通路台車11
の横行移動により走行通路T内のローラ支持台7上に設
けられた接触器16がレール型電極板17に接触して通電可
能になり、走行台車12をコントロールすることができ
る。
7に軸着されている駆動ローラ6の回転により、昇降空
間Eへ横行移動し走行通路Tと一体になる。通路台車11
のレール型電極板17への電源と走行信号は、通路台車11
の横行移動により走行通路T内のローラ支持台7上に設
けられた接触器16がレール型電極板17に接触して通電可
能になり、走行台車12をコントロールすることができ
る。
以上の様に本発明は構成され、実際に自動車Cの入庫
動作を第3a図乃至第4図で説明すると、乗込場E1へ自動
車Cを乗り入れる、乗込場E1は地上面GLと一線状に設け
られ、昇降空間Eを昇降ホーク3と昇降ホーク3の隙間
を塞ぐ移動床18とで閉口して安全に乗り入れることが出
来るとともに、人の通行もできように形成されている。
動作を第3a図乃至第4図で説明すると、乗込場E1へ自動
車Cを乗り入れる、乗込場E1は地上面GLと一線状に設け
られ、昇降空間Eを昇降ホーク3と昇降ホーク3の隙間
を塞ぐ移動床18とで閉口して安全に乗り入れることが出
来るとともに、人の通行もできように形成されている。
乗り入れた自動車Cは昇降ホーク3を上昇させること
で移動床と分離しホーク4上に移され、移動床18を横行
移動で床内に収納し昇降空間Eを開口させると第3a図の
状態になる。駐車装置1aに空室があれば、横行台車8を
昇降空間Eへ横行移動させ昇降ホーク3の下降により自
動車Cを移し替え入庫出来るが、空室が無い場合には、
第4図の自動車C2の様に昇降空間Eの最下段で停止して
いる走行台車12へ移し替え空室のある駐車装置1bを指定
し走行移動する。指定された駐車装置1bは、第4図の自
動車C3のように昇降ホーク3を走行台車ホーク13の下位
の位置で走行台車12が通過できる位置に停止して走行台
車12を待っている。自動車Cを搭載した走行台車12は昇
降ホーク3の真上に停止し、昇降ホーク3の上昇でホー
ク4に自動車Cを移し替え更に上昇し収納室X,Yの横行
台車8の横行位置より上位で停止すると、横行台車8が
昇降空間Eに横行移動して、ホーク4上の自動車Cを昇
降ホーク3の降下することで横行台車8に移し替え横行
移動で戻り収納される。
で移動床と分離しホーク4上に移され、移動床18を横行
移動で床内に収納し昇降空間Eを開口させると第3a図の
状態になる。駐車装置1aに空室があれば、横行台車8を
昇降空間Eへ横行移動させ昇降ホーク3の下降により自
動車Cを移し替え入庫出来るが、空室が無い場合には、
第4図の自動車C2の様に昇降空間Eの最下段で停止して
いる走行台車12へ移し替え空室のある駐車装置1bを指定
し走行移動する。指定された駐車装置1bは、第4図の自
動車C3のように昇降ホーク3を走行台車ホーク13の下位
の位置で走行台車12が通過できる位置に停止して走行台
車12を待っている。自動車Cを搭載した走行台車12は昇
降ホーク3の真上に停止し、昇降ホーク3の上昇でホー
ク4に自動車Cを移し替え更に上昇し収納室X,Yの横行
台車8の横行位置より上位で停止すると、横行台車8が
昇降空間Eに横行移動して、ホーク4上の自動車Cを昇
降ホーク3の降下することで横行台車8に移し替え横行
移動で戻り収納される。
出庫動作も入庫の逆動作することにより、どの収納車
も出庫することができる。
も出庫することができる。
尚、地下式駐車装置について上述したが、第5図の様
に地上階のみの駐車装置1Cとしてもよい、駐車装置1Cは
昇降空間の最下段に乗込場E1を設け地上面GLの位置線上
にホーク4と走行台車ホーク13とを一体にした安全な通
路を形成している。走行台車12は2台有り、走行通路T
の1台目の稼働状況により待機している走行台車12も乗
込場E1に横行移動して稼働する。
に地上階のみの駐車装置1Cとしてもよい、駐車装置1Cは
昇降空間の最下段に乗込場E1を設け地上面GLの位置線上
にホーク4と走行台車ホーク13とを一体にした安全な通
路を形成している。走行台車12は2台有り、走行通路T
の1台目の稼働状況により待機している走行台車12も乗
込場E1に横行移動して稼働する。
通路台車11は乗込場E1と待機区画Zに設置してある
が、走行通路Tの途中に設置して走行台車12を増やして
もよい、また走行台車12同士の擦れ違い場所にしてもよ
い。
が、走行通路Tの途中に設置して走行台車12を増やして
もよい、また走行台車12同士の擦れ違い場所にしてもよ
い。
つぎに、第6図乃至第7図に示す地上階と地下面に収
納室X,Yを設けた第三実施例について説明すると、この
駐車装置は前後、左右に複数基並設して走行通路Tも複
数備えている。第6図の自動車C1は、乗込場E1より乗り
入れそのまま駐車装置へ入庫されるか、自動車C2の様に
通路台車11で各昇降空間Eを塞ぎ走行空間Tを形成して
走行台車12で運ばれ空室の有る駐車装置へ入庫される。
更に、第7図の様に通路台車11は乗込場E1から左右方向
へ移動し他の走行通路Tへ入り込む、その交差位置を交
差点Sとして、そこから他の駐車装置へ走行し入庫する
ことが出来る。
納室X,Yを設けた第三実施例について説明すると、この
駐車装置は前後、左右に複数基並設して走行通路Tも複
数備えている。第6図の自動車C1は、乗込場E1より乗り
入れそのまま駐車装置へ入庫されるか、自動車C2の様に
通路台車11で各昇降空間Eを塞ぎ走行空間Tを形成して
走行台車12で運ばれ空室の有る駐車装置へ入庫される。
更に、第7図の様に通路台車11は乗込場E1から左右方向
へ移動し他の走行通路Tへ入り込む、その交差位置を交
差点Sとして、そこから他の駐車装置へ走行し入庫する
ことが出来る。
出庫する場合には乗り入れた場所から出庫することも
出来るが、他の乗込場E1にも出庫する事ができ、自動車
C3の様に昇降ホーク3で出庫口の走行通路T上の走行台
車12へ自動車Cを移し替え、乗込場E1へ走行移動して自
動車C4のように出庫される。
出来るが、他の乗込場E1にも出庫する事ができ、自動車
C3の様に昇降ホーク3で出庫口の走行通路T上の走行台
車12へ自動車Cを移し替え、乗込場E1へ走行移動して自
動車C4のように出庫される。
尚、本装置は自動車に限らず物品の自動倉庫に応用し
てもよい。
てもよい。
(発明の効果) 本発明の駐車装置は、走行台車に自動車を搭載して前
後方向だけでなく、走行台車ごと横行移動する通路台車
を設置しているので、左右方向にも複数基の駐車装置を
並設でき全てを連動させることが出来るために、収納台
数の多い駐車場でも、少ない乗り入れ口で入出庫の管理
がしやすく、しかも連続して入出庫出来るため処理時間
も短縮されると共に、従来の走行台車の待機区画を走行
通路の両端に設けていたのを、各収納室X,Yに設けるこ
とができるため待機区画を増し走行台車の走行距離を短
くまた走行台車同士のすれ違いにも役立ち処理時間の短
縮と設置面積も少なくてすむ、しかもどの場所にも通路
台車の設置で走行通路を形成でき、従来の様な走行レー
ルに曲線を付けなくても走行台車を進路変更出来るた
め、曲線部分を収納室にして収納台数を増やすことがで
きレイアウトも簡単に設計でき処理時間も短絡できる優
れた効果を奏するものである。
後方向だけでなく、走行台車ごと横行移動する通路台車
を設置しているので、左右方向にも複数基の駐車装置を
並設でき全てを連動させることが出来るために、収納台
数の多い駐車場でも、少ない乗り入れ口で入出庫の管理
がしやすく、しかも連続して入出庫出来るため処理時間
も短縮されると共に、従来の走行台車の待機区画を走行
通路の両端に設けていたのを、各収納室X,Yに設けるこ
とができるため待機区画を増し走行台車の走行距離を短
くまた走行台車同士のすれ違いにも役立ち処理時間の短
縮と設置面積も少なくてすむ、しかもどの場所にも通路
台車の設置で走行通路を形成でき、従来の様な走行レー
ルに曲線を付けなくても走行台車を進路変更出来るた
め、曲線部分を収納室にして収納台数を増やすことがで
きレイアウトも簡単に設計でき処理時間も短絡できる優
れた効果を奏するものである。
第1図は本発明の駐車装置を示す斜視図、第2図は走行
通路と収納室の斜視図、第3a図は乗込場を備えた駐車装
置の正面を示す縦断面図、第3b図は乗込場のない駐車装
置の正面を示す縦断面図、第4図は説明用の側面図、第
5図は地上階に収納する乗込場の縦断面図、第6図は第
三実施例を示す側面図、第7図は乗込場と走行通路を示
す平面図、第8図は従来の地下式駐車装置の説明用側面
図、第9図は従来の走行レールに曲線部を設けた一部破
断断面図。 (主な部分の符号の説明) 3……昇降ホーク、8……横行台車、10……走行用レー
ル、11……通路台車、12……走行台車、17……レール型
電極板、X,Y……収納室、E……昇降空間、T……走行
通路、Z……待機区画、E1……乗込場、M……昇降装置
通路と収納室の斜視図、第3a図は乗込場を備えた駐車装
置の正面を示す縦断面図、第3b図は乗込場のない駐車装
置の正面を示す縦断面図、第4図は説明用の側面図、第
5図は地上階に収納する乗込場の縦断面図、第6図は第
三実施例を示す側面図、第7図は乗込場と走行通路を示
す平面図、第8図は従来の地下式駐車装置の説明用側面
図、第9図は従来の走行レールに曲線部を設けた一部破
断断面図。 (主な部分の符号の説明) 3……昇降ホーク、8……横行台車、10……走行用レー
ル、11……通路台車、12……走行台車、17……レール型
電極板、X,Y……収納室、E……昇降空間、T……走行
通路、Z……待機区画、E1……乗込場、M……昇降装置
Claims (3)
- 【請求項1】昇降ホークにより自動車を上下動可能にさ
せる昇降空間と、昇降ホークを上下動する昇降装置と、
昇降空間の左右両側又は片側一方に複数段設けた収納室
と、その収納室と昇降空間との間を往復可能な横行台車
を備え、その横行台車と昇降ホークとを互いに交差させ
て自動車を受け渡し可能にした駐車装置において、昇降
ホークと互いに交差させて自動車を受け渡し可能にした
複数台の走行台車を前後方向に走行可能とした走行通路
を設け、その走行通路を横行移動可能にした通路台車に
より構成したことを特徴とする走行台車の移動式通路を
設けた駐車装置。 - 【請求項2】通路台車は自動車を搭載した走行台車ごと
横行移動できることを特徴とする第1項の走行台車の移
動式通路を設けた駐車装置。 - 【請求項3】走行台車はレール型電極板から電源と信号
を供給することを特徴とする第1項の走行台車の移動式
通路を設けた駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34489689A JP2662819B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 走行台車の移動式通路を設けた駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34489689A JP2662819B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 走行台車の移動式通路を設けた駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202571A JPH03202571A (ja) | 1991-09-04 |
JP2662819B2 true JP2662819B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=18372831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34489689A Expired - Fee Related JP2662819B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 走行台車の移動式通路を設けた駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2662819B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2974930B2 (ja) * | 1995-04-05 | 1999-11-10 | 富士変速機株式会社 | 格納システム |
CN105401763B (zh) * | 2015-12-02 | 2018-04-13 | 西安航天动力机械厂 | 独立移动框架式立体车库 |
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1989
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JPH03202571A (ja) | 1991-09-04 |
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