JPH1145012A - 制御方法及び画像形成装置 - Google Patents

制御方法及び画像形成装置

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JPH1145012A
JPH1145012A JP10042044A JP4204498A JPH1145012A JP H1145012 A JPH1145012 A JP H1145012A JP 10042044 A JP10042044 A JP 10042044A JP 4204498 A JP4204498 A JP 4204498A JP H1145012 A JPH1145012 A JP H1145012A
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健彦 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急激な負荷変動が生じても、速やかに目標電
流値に収束できる常に安定した電流の制御方法を提供す
る。 【解決手段】 電圧を印加する定電圧電源210に、流
れた電流を検知する検知手段220が接続され、電流が
所定の値になるようにCPU230を介して定電圧電源
210を制御する電流の制御方法において、検知された
電流値に応じて、電圧変化幅を可変とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御方法、及びこ
の制御方法を用いた、例えばプリンタ或いは複写機等と
される電子写真方式の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】先ず図19を用いて、定電圧電源を用
い、流れる電流を検知し、CPUを介して前記電流が目
標電流値になるように定電圧電源を制御する従来の定電
流制御方法について説明する。
【0003】この方法は、簡単な構成でありながらCP
Uを介して制御を行なうため、定電圧と定電流が混在し
た制御が可能なほか、定電圧値、定電流値の設定が自在
に行なえるなど、きめの細かい制御ができるという利点
を有している。このため、画像形成装置に適した制御方
法であり、特に電子写真方式の画像形成装置の高圧制御
に好適に用いることができる。
【0004】被電圧印加体200には定電圧電源210
と、流れた電流を検知する電流検知手段220が接続さ
れており、これらはさらに制御手段としてのCPU23
0に接続されている。そして、定電圧電源210から被
電圧印加体200に電圧が印加されると、電流検知手段
220の検知信号がCPU230に入力され、CPU2
30は入力された信号に基づいて電流が所定値になるよ
うに、定電圧電源210を制御する。
【0005】尚、被電圧印加体0としては、例えば電子
写真方式の画像形成装置における一次帯電手段、現像手
段、転写手段、転写材吸着手段、除電手段等がある。
【0006】次に、上記制御方法について、図20に示
すフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0007】定電流制御が開始されて、電圧Vが被電圧
印加体200に印加されると(ステップ1)、電圧印加
によって流れた電流値が、電流検知手段220によって
検知され、5Vのアナログ信号に変換されて、CPU2
30に入力される。CPU230に入力されたその検知
信号はA/D変換され、8bitの値iに変換される
(ステップ2)。
【0008】こうして得られた電流値iはCPU230
内で目標電流値i0と比較される(ステップ3)。そし
て、その差分(目標電流値−現在の電流値)がプラスな
らば現在の電圧値Vに決められた電圧変化幅ΔVを加算
した電圧値を(ステップ4)、差分がゼロならば現在の
電圧値Vのまま(ステップ5)、また差分がマイナスな
らば現在の電圧値Vに決められた電圧変化幅ΔVを減算
した電圧値を(ステップ6)、設定する。そして、制御
終了か否かの判断の後(ステップ7)、否の場合には、
定電圧電源210はCPU230から出力された電圧値
に応じて上記の電圧Vを被電圧印加体200に印加する
(ステップ8)。これを繰り返し行なうことにより、電
流は目標電流値に収束し、定電流制御を実現できる。
【0009】図22に従来の上述した定電流制御を用い
たフルカラー画像形成可能な画像形成装置における感光
ドラム(像担持体)111及び転写装置115の概略構
成を示す。なお、同図においては、画像形成を構成する
帯電装置、露光装置、現像装置(イエロー、シアン、マ
ゼンタ、ブラックトナー)、転写装置等の各プロセス機
器については省略している。
【0010】矢印R1方向に回転自在に支持された感光
ドラム111は、その表面に、帯電、露光、現像の各画
像形成プロセスによってイエローのトナー像が形成され
る。
【0011】このイエローのトナー像は、転写装置11
5の中間転写ベルト(中間転写体)115aに転写され
る。ローラ115b、115c、115dに掛け渡され
た中間転写ベルト115aは、矢印R5方向に回転駆動
され、1次転写ローラ115eに1次転写バイアスを印
加することにより、感光ドラム111上のイエローのト
ナー像が1次転写ニップ部T にて1次転写される。
同様にして、感光ドラム111上には、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色のトナー像が順次に形成され、順次
に中間転写ベルト115a上に1次転写される。これに
より中間転写ベルト115a上には4色のトナー像が重
ねられる。この4色のトナー像は、2次転写ローラ11
5fに上述の定電流制御方法を用いて定電圧電源210
によって2次転写バイアスを印加することにより、2次
転写ニップ部T2にて紙等の転写材P表面に2次転写さ
れる。
【0012】2次転写後の転写材Pは、定着装置(不図
示)によってトナー像が定着される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で示したような定電流制御方法では、制御中に急激
な負荷変動が起こったときに目標電流値に収束するのに
時間がかかってしまうという問題が生じた。
【0014】図21のグラフに示すように、この収束時
間tは、電圧変化幅ΔVに依存するのだが、電圧変化幅
ΔVが大きいと電流が目標電流値から少しずれただけで
電圧を大きく変えてしまい電流が収束しなくなってしま
う。このため、電圧変化幅ΔVを小さくせざるを得ず、
急激な負荷変動が起こったときに目標電流値に収束する
のに時間がかかってしまう。
【0015】また、電流検知手段220からCPU23
0に入力される電流検知信号にノイズがのり、電流検知
信号が振動すると、制御後の出力電圧も振動してしまう
という問題が生じた。この問題に対しては、ノイズの発
生をなくしたり、通信経路で信号にノイズが乗らないよ
うに対処すればよいのだが、完全にノイズを除去するに
はかなりのコストアップを伴ってしまう。
【0016】更に、上記従来例で示したような定電流制
御方法では、上記の負荷変動を別としても、制御開始か
ら電流が収束するまでにかなりな時間がかかってしまう
という問題があった。これは、最初の電圧印加と同時に
制御を開始するため、電圧が立ち上がる前から制御をか
けてしまい、結果として電流のオーバーシュートが起こ
り収束時間が遅くなってしまうということである。
【0017】また、上述の画像形成装置においては、転
写材Pの状態、例えば、転写材の通紙幅(搬送方向に対
して直角な方向の転写材の長さをいう)、あるいはプロ
セススピード、あるいは形成する画像がモノカラーかフ
ルカラーか、あるいは転写材に画像を形成するのが片面
か両面か、あるいは転写材の抵抗等によって2次転写時
の転写性が変化してしまうといった問題があった。これ
は、転写材の状態によって通紙部(T2において転写材
が存在する部分)に流れる電流と非通紙部(T2におい
て転写材が存在しない部分)に流れる電流との比率が変
化してしまうことに起因している。
【0018】通紙幅の変化に対しては、転写性を安定さ
せるためには、通紙部に流れる電流を一定にする必要が
あるところ、上述の定電圧電源210では、通紙部及び
非通紙部に流れる電流の和が一定となるように制御して
いるため、転写材の通紙幅が変わると、転写性が変化し
てしまう。
【0019】また、画像形成装置の小型化のために2次
転写ローラ115fと定着装置との間の距離を最大転写
材サイズ(搬送方向長さが最大の転写材における搬送方
向長さをいう)よりも短く設定した場合には、搬送方向
長さの長い転写材は、2次転写ローラ115fと定着装
置とに同時にかかることがある。このとき、良好な定着
性を確保すべく定着スピードを遅くしたときには、これ
に合わせて転写スピードも遅くすることが必要になる。
このように転写スピードが変化した場合、上述の定電圧
電源210による定電流制御では、転写性が変化してし
まう。これは、上述の定電圧電源210では、転写スピ
ードが変化したときも同一の電流値で制御するため単位
面積当たりの移動電荷量が変わってしまうためである。
【0020】さらには、モノカラーモードとフルカラー
モードで転写性が変わってしまうという問題が生じた。
これは、モノカラーモードは、転写材Pに画像を形成す
るのに中間転写ベルト115aが1回転しか回転しない
のに対し、フルカラーモードは少なくとも4回転するの
で、モノカラーモードとフルカラーモードでの中間転写
ベルト115a上の2次転写直前のトナーの帯電量が異
なってしまうため2次転写における最適電流値が変わっ
てしまうためである。
【0021】次に、転写材Pに対する印字(画像形成)
がその片面か両面かの別によっても転写性が変化してし
まう。これは、両面印字時における第2面の印字時に
は、第1面の印字後に転写材Pが1度、定着器を通過し
て加熱されているため、水分が蒸発して転写材の抵抗が
変化するためである。
【0022】そこで、本発明の目的は、急激な負荷変動
が起こったとしても、速やかに目標電流値に収束できる
常に安定した定電流制御方法を提供することである。
【0023】本発明の他の目的は、コストアップを伴わ
ずにノイズの影響を排除できる定電流制御方法を提供す
ることである。
【0024】本発明の他の目的は、制御時間の短縮が可
能で、且つ常に安定した定電流制御方法を提供すること
である。
【0025】本発明の他の目的は、上記定電流制御方法
を用いた画像形成装置を提供することである。
【0026】本発明の他の目的は、転写材の大きさ、状
態が変化した場合でも、良好に転写材に転写することが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本願発明に
より達成される。本願発明によれば、定電圧電源により
被電圧印加部材に電圧を印加し、前記被電圧印加部材に
流れる電流を電流検知手段により検知し、前記被電圧印
加部材に印加された電圧をある電圧幅毎に変化させて、
前記電流検知手段により検知された電流値が所定の電流
値になるように前記定電圧電源の出力を制御する制御方
法において、前記電流検知手段により検知された電流値
に応じて、前記電圧幅は可変であることを特徴とする。
【0028】また、別の実施態様によれば、像を担持す
る像担持体と、前記像担持体上の像を静電的に転写材に
転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印加する定
電圧電源と、前記定電圧電源により前記転写手段に電圧
が印加されたとき、前記転写手段に流れる電流を検知す
る電流検知手段と、前記転写手段に印加された電圧をあ
る電圧幅毎に変化させて、前記電流検知手段により検知
された電流値が所定の電流値になるように前記定電圧電
源の出力を制御する制御手段と、を有する画像形成装置
において、前記電流検知手段により検知された電流値に
応じて、前記電圧幅は可変であることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明に係
る定電流制御方法及び画像形成装置について説明する。
【0030】図2に、本発明に係る画像形成装置の概略
構成を示す。なお、同図は、第2の像担持体である中間
転写体として中間転写ベルト5aを備えた4色フルカラ
ーのレーザービームプリンタである。以下、図12を参
照して、画像形成装置の構成及び画像形成プロセスにつ
いての概略を説明する。なお、本画像形成装置において
は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のト
ナー像をこの順に中間転写体上に順次形成して最終的に
4色フルカラーのカラー画像を転写材に形成可能であ
る。
【0031】同図に示す画像形成装置は、電子写真方式
のドラム型の第1の像担持体としての感光体(以下「感
光ドラム」という)1を備えている。感光ドラム1は、
アルミニウムを円筒状に形成した導電性のドラム基体
と、その外周面に形成された感光体(感光層)を備えて
いる。感光体としては、例えば、OPC(有機光半導
体)、A−Si(アモルファスシリコン)、CdS(硫
化カドミウム)、Se(セレン)等の光導電体を使用す
ることができる。
【0032】感光ドラム1は、画像形成装置本体(不図
示)によって回転自在に支持されており、駆動手段(不
図示)によって矢印R1方向に所定のプロセススピード
で回転駆動される。
【0033】感光ドラム1は、その表面に接触配置され
た帯電ローラ(帯電器)2に帯電電源(不図示)によっ
て帯電バイアスを印加することにより所定の極性、所定
の電位に均一に帯電処理される。
【0034】帯電後の感光ドラム1表面は、露光装置3
によって静電潜像が形成される。露光装置3は、光源3
a、ポリゴンミラー(不図示)、レンズ(不図示)、反
射ミラー(3b)等を有し、イエロー(第1色目)の画
像信号に応じて発生されたレーザー光Lによって感光ド
ラム1表面を走査して、イエローに対応する静電潜像を
形成する。
【0035】この静電潜像は、現像装置4によって現像
される。現像装置4は、回転自在なロータリ4aと、こ
れに搭載された4個の現像器、すなわちそれぞれイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを収納
した現像器4Y、4M、4C、4Bを備えており、ロー
タリ4aの回転によって、感光ドラム1上の静電潜像の
現像に供されるイエローの現像器4Yが感光ドラム1に
対向する現像位置Dに配置される。現像位置Dに配置さ
れた現像器4Y、即ち現像スリーブ4Yに現像バイアス
を不図示の電源より印加することで、感光ドラム1上の
静電潜像にイエローのトナーを付着させてイエローのト
ナー像として現像する。
【0036】イエローのトナー像は、転写装置5の中間
転写ベルト5a上に1次転写される。中間転写ベルト5
aは、EPDM、NBR(ニトリルゴム)、ウレタン、
シリコーンゴム等のゴムシート、または、PVdF(ポ
リフッ化ビニリデン)、PET(ポリエチレンテレフタ
レート)等の可撓性の樹脂シートによって構成されてお
り、駆動ローラ5b、従動ローラ5c、テンションロー
ラ5dに掛け渡されていて、駆動手段(不図示)によっ
て駆動ローラ5bを同図中、時計回りに回転させること
で、矢印R5方向に感光ドラム1のプロセススピードと
ほぼ同じ速度で回転駆動(移動)される。中間転写ベル
ト5aの内側には、1次転写ローラ5eが配置されてお
り、この1次転写ローラ5eは、感光ドラム1との間に
中間転写ベルト5aを挟持することにより、中間転写ベ
ルト5aとの間に1次転写ニップ部T1 を形成してい
る。1次転写ローラ5eには、高圧電源(不図示)から
所定の1次転写バイアスが印加され、これにより感光ド
ラム1上のイエローのトナー像が中間転写ベルト5a上
に1次転写される。トナー像転写後の感光ドラム1は、
表面に残った1次転写残トナーがクリーナ6によって除
去され、次のマゼンタの画像形成に供される。
【0037】イエローのトナーについての上述の一連の
画像形成プロセス(帯電、露光、現像、1次転写、クリ
ーニング)を、他の3色(マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)についても同様に行い、中間転写ベルト5a上に4
色のトナー像を順次重ねて1次転写される。
【0038】つづいて、中間転写ベルト5a上の4色の
トナー像は、紙等の転写材Pに転写される。中間転写ベ
ルト5aの外側には、2次転写ローラ5fが配置されて
おり、この2次転写ローラ5fは、従動ローラ5cとの
間に中間転写ベルト5aを挟持するとともに、中間転写
ベルト5aとの間に2次転写ニップ部T2 を形成してい
る。転写材Pは、給紙カセット9内に収納されており、
給紙ローラ10によってガイド部材11、12に沿って
給送され、中間転写ベルト5aの回転に同期するように
して2次転写ニップ部T2 に供給される。2次転写ニッ
プ部T2 に供給された転写材Pは、高圧電源(不図示)
から2次転写ローラ5fに2次転写バイアスを印加する
ことで、中間転写ベルト5a上の4色のトナー像が一括
して2次転写される。
【0039】トナー像の2次転写後の転写材Pは、搬送
ベルト7によって定着器8に搬送され、ここで加熱加圧
されて表面にトナー像が定着された後、排紙ローラ13
によって画像形成装置本体上面の排紙トレイ14上に排
出され、これによりカラーの画像形成が終了する。
【0040】一方、トナー像の2次転写後の中間転写ベ
ルト5aは、接離可能なファーブラシ、ウェブ等のクリ
ーナ5gによって表面の2次転写残トナーが除去され、
次のトナー像の1次転写に供される。
【0041】上述の画像形成工程は4色のフルカラー画
像を形成する場について説明したが、単色画像、例えば
ブラック画像のみを形成してもよい。原稿に応じて色数
は適宜選択される。
【0042】上記のように構成された画像形成装置にお
いて、本発明に係る定電流制御方法が適用される、前出
の図19に示した被電圧印加部材としての被電圧印加体
200としては、一次帯電器10、現像スリーブ4y、
4m、4c、4b、一次、及び二次転写ローラ5e、5
fとされる。被電圧印加体200としては、帯電するも
のに対して接触可能なものが好ましい。以下で詳述する
本発明の定電流制御方法は、1次帯電器10の場合、感
光体1を帯電するために1次帯電器10に電圧が印加さ
れている間、又は、トナー像を形成するために現像装置
4M、4C、4Y、4Bのそれぞれの現像スリーブ4
m、4c、4y、4bに電圧が印加されている間、又
は、感光体1上のトナー像を中間転写ベルト5dに転写
するために一次転写ローラ5eに電圧が印加されている
間、又は、中間転写ベルト5a上のトナー像を転写材P
に転写するために二次転写ローラ5fに電圧が印加され
ている間、において適用される。
【0043】実施例1 次に、本発明に係る定電流制御方法の実施例1につい
て、主に図1及び図2により説明する。尚、次に説明す
る実施例では、本発明の定電流制御方法は図19、20
により説明した定電流制御方法と概略同様であり、従っ
て、全体的な制御方法の詳しい説明は省略し、又、図1
9をも参照して、本発明の特徴部分である制御アルゴリ
ズムについてのみ説明する。
【0044】本実施例においては、電圧を印加する定電
圧電源210に、流れた電流を検知する電流検知手段2
20が接続され、電流が所定の値になるようにCPU2
30を介して定電圧電源210を制御することにより、
定電流化を実現している。そして、本実施例においては
予め複数の電圧変化幅を用意し、目標電流値と電流検知
手段220により検知された現在の電流値の差分電流値
に応じて、前記電圧変化幅を切換えて制御することを特
徴とする。
【0045】前述のように、従来の方法では制御中に急
激な負荷変動が起こったときに目標電流値に収束するの
に時間がかかってしまっていた。ここで、収束時間tは
電圧変化幅ΔVに依存するのだが、ΔVが大きいと電流
が目標電流値から少しずれただけで電圧を大きく変えて
しまい電流が振動してしまう。このため、ΔVを小さく
せざるを得ず、急激な負荷変動が起こったときに目標電
流値に収束するのに時間がかかってしまう。
【0046】そこで、本実施例では、図1に示すように
電圧の変化幅の大きい(ΔV1)粗調(A区間)と、変
化幅の小さな(ΔV2)微調(B区間)を切換えて制御
を行なう。この切り替えに関しては、しきい値電流Δi
THを予め設定し、現在の電流値iが目標電流値i0に対
し、 i0−ΔiTH<i<i0+ΔTH にあるとき、即ち、現在の電流値が目標電流値からさほ
どずれていない場合には微調(B区間)を行ない、それ
以外にあるときには、即ち、現在の電流値が目標電流値
からかなりずれている場合には粗調(A区間)を行な
う。このフローを図2に示す。
【0047】図2において、定電流制御が開始されて、
電圧Vが被電圧印加体200に印加されると(ステップ
11)、流れた電流値が電流検知手段220によって検
知され、5Vのアナログ信号に変換されて、CPU23
0に入力される。CPU230に入力されたその検知信
号はA/D変換され、8bitの値iに変換される(ス
テップ12)。
【0048】こうして得られた電流値iはCPU230
内で目標電流値i0との差分計算が行なわれる(ステッ
プ13)。このとき、上述のように、予め設定したしき
い値電流ΔiTHによって、(a)i≦i0−ΔiTHであ
るときには、V+ΔV1の電圧値が(ステップ14)、
(b)i0−ΔiTH≦i<i0であるときには、V+Δ
V2の電圧値が(ステップ15)、(c)i=i0、即
ち差分がゼロであるときには、現在のままの電圧値が
(ステップ16)、(d)i0<i<i0+ΔiTHであ
るときには、V−ΔV2の電圧値が(ステップ17)、
(e)i≧i0+ΔiTHであるときには、V−ΔV1の
電圧値が(ステップ18)、設定される。そして、制御
終了か否かの判断がなされた後(ステップ19)、否の
場合には、定電圧電源210はCPU230から出力さ
れた電圧値に応じて上記の電圧Vを被電圧印加体200
に印加する(ステップ20)。これを繰り返し行なうこ
とにより、電流は目標電流値に収束し、定電流制御を実
現できる。
【0049】このようにして、制御中に急激な負荷変動
があっても図1に示したように目標電流値に収束するの
が速くなり、安定した定電流制御が実現できる。
【0050】尚、本実施例では、あらかじめ2つの電圧
変化幅ΔV1、ΔV2を用意し、これを切り替えて制御
を行なったが、3つ以上の電圧変化幅を用意しそれぞれ
を切り替えて制御を行なう構成としてもよく、目標電流
値への収束の速度をより早めることができる。
【0051】実施例2 次に、本発明の実施例2を図3及び図4により説明す
る。本実施例では、目標電流値と現在の電流値との差分
電流値に応じて、電圧の変化幅を変えることを特徴とす
る。
【0052】図3のフローチャートを用いて詳しく説明
すると、定電流制御を開始し、電圧Vを被電圧印加体2
00に印加し(ステップ31)、この電圧印加により流
れた電流値iを検知する(ステップ32)。この電流値
iが検知された後、目標電流値i0との差分電流値Δi
(=i0−i)を計算する(ステップ33)。そして、
ここで得られた差分電流値Δiに所定の係数Aを掛け、
電圧変化幅ΔV(=AΔi)を計算する(ステップ3
4)。これを前回の電圧値Vに加算して、今回の電圧値
とする(ステップ35)。そして、制御終了か否かを判
断した後(ステップ36)、否の場合には、定電圧電源
210はCPU230から出力された電圧値に応じて電
圧Vを被電圧印加体200に印加する(ステップ3
7)。これを繰り返し行なうことにより、電流は目標電
流値に収束し、定電流制御を実現できる。
【0053】更に図4を用いて説明すると、急激な負荷
変動により電流が流れなくなる(i10)と、目標電流値
i0との差分Δi10(=i0−i10)は大きくなり、こ
れに応じた大きな電圧変化幅ΔV10(=AΔi10)が現
在の電圧Vに加算され出力される。その後同様に、電流
値i11、i12、i13から得られる差分電流値に応じた電
圧変化幅ΔV11、ΔV12、ΔV13が加算され出力され
る。
【0054】これにより、現在の電流が目標電流値から
離れているときには大きな電圧変化幅で、また目標電流
値に近いときには小さな電圧変化幅で補正でき、目標電
流値に収束するのをより速くすることができる。
【0055】実施例3 次に、本発明の実施例3について、図5〜図7により説
明する。本実施例では、目標電流値に所定の幅を持たせ
ることを特徴とする。
【0056】詳しく説明すると、図5に示すように電流
検知手段220からCPU230に入力される電流検知
信号にノイズがのり、電流iがCPU230のサンプリ
ング周期より長い周期で振動していると、制御後の出力
電圧Vも振動してしまう。これを防止するために、本実
施例では目標電流値に幅をもたせることを特徴とする。
【0057】図6及び図7に示すフローチャートを用い
て更に説明すると、本実施例では、定電流制御を開始し
て、電圧Vを被電圧印加体200に印加し(ステップ4
1)、この電圧印加により流れた電流値iを検知する
(ステップ42)。ノイズの振幅よりも大きな値ΔIを
用意し、目標電流値をi0±ΔIとする。そして、検知
された電流値iを目標電流値i0±ΔIと比較し(ステ
ップ43)、現在の電流値iが目標電流値i0±ΔIの
中にあるとき、即ち、i0−ΔI≦i≦i0+ΔIのと
きには(ステップ44)、前回の電圧値をそのまま設定
し(ステップ44)、目標電流値の外にあるとき、即
ち、i<i0−ΔIのとき、又はi>i0+ΔIには、
従来と同様に電圧変化幅ΔVを前回の電圧値に加減した
値、即ちV+ΔVの電圧値を設定し(ステップ45)、
又はV−ΔVの電圧値を設定する(ステップ46)。そ
して、制御終了か否かの判断の後(ステップ47)、否
の場合には、定電圧電源210はCPU230から出力
された電圧値に応じて電圧Vを被電圧印加体200に印
加する(ステップ48)。
【0058】これにより、コストアップすることなくノ
イズを除去することができ、安定した定電流制御が実現
できる。
【0059】実施例4 次に、本発明の実施例4について図8及び図9により説
明する。本実施例では、電圧を増加させる時と減少させ
るときで電圧の変化幅を変えることを特徴とする。
【0060】図8に示すように、所定のサンプリング周
期における電圧の増加側と減少側で同じ電圧変化幅ΔV
を用いると、電流の変化幅Δiも同じになる。ここで、
Δiは負荷によって変動してしまい、Δiがi2−i1
よりも大きくなってしまったときにはその範囲(i1−
i2)内には収束できないことがある。このようになる
と、負荷が一定でも出力電圧が振動してしまい不安定な
制御となってしまう。
【0061】そこで、本実施例では電圧を増加させると
ときと減少させるときとで電圧の変化幅を変える構成と
した。
【0062】この構成によれば、図9に示すように、電
圧の変化による電流の変化が増加側Δiと減少側Δi’
で異なるため、負荷によらず所望の範囲に収束させるこ
とができ、安定した定電流制御が実現できる。
【0063】実施例5 次に、本発明の実施例5について、図10及び図11に
より説明する。本実施例では、電圧が所定のレベルまで
立ち上がった後に制御を開始することを特徴とする。
【0064】図10に示すように、CPU230から被
電圧印加体200に対する電圧印加の命令が出されてか
ら実際に所定の電圧が印加されるまでにはある程度の立
ち上がり時間が必要になる。一般には電圧が所定のレベ
ルまで立ち上がる時間は、印加電圧、回路特性によって
異なるが、およそ数十msecから数百msecであ
る。しかし、前述したように従来の制御方法では、被電
圧印加体200へ電圧を印加するのと同時に制御を開始
するため、電圧が立ち上がる前から制御を掛けてしま
い、結果として電流のオーバーシュートが起こり収束時
間が遅くなってしまう。即ち、電圧が立ち上がっていな
いにもかかわらず所定の電圧がかかっているものと判断
し制御をかけ電圧を増加させるため、電圧が立ち上がっ
た時には過電流が流れてしまい、目標電流値に収束する
のが遅くなってしまう。
【0065】そこで、本実施例では、前出の図18のフ
ローチャートと基本的に同様なので、特徴部分のみ説明
するが、図11のフローチャートで示すように、CPU
230から被電圧印加体200へ電圧印加の命令が出さ
れてから(ステップ1)、所定のウエイト時間(電圧が
立ち上がる時間)Tmsecだけ遅らせて定電流制御を開始
する(ステップ1’)。ここで、ウエイト時間Tは、印
加電圧が1kVのときは50〜150msecにするの
が好ましい。
【0066】これにより、制御開始時点では既に電圧が
立ち上がっているため誤制御することなく、結果とし
て、目標電流値に収束するのが速くなり、安定した定電
流制御が実現できる。
【0067】尚、上記実施例1〜5の説明は、本発明が
図12のフルカラー画像形成装置に適用されるとして説
明したが、他の形式の画像形成装置にも容易に適用でき
ることは勿論である。
【0068】例えば、図17に示すような、感光体43
0上のトナー像を、転写材担持体としての誘電体を備え
る転写ドラム415に担持された転写材Pに転写ニップ
部T3で転写ブラシ401により転写し、この転写工程
を複数回くり返し行うことで、転写材P上にカラー画像
を形成可能な画像形成装置において、前記転写工程に本
発明の定電流制御方法を適用できる。即ち、この場合、
被電圧印加体200は転写ブラシ401である。転写材
P上に転写されたトナー像は定着装置441にて定着さ
れて、画像形成は終了する。
【0069】また、図18に示すような、感光体311
上のトナー像を、感光体311と転写ローラ316との
転写ニップ部T4に転写材Pを通過させることで、転写
材Pに転写して白黒画像を形成するような画像形成装置
において、前記転写工程に本発明の定電流制御方法を適
用できる。即ち、この場合、被電圧印加体200は、転
写ローラ316である。転写材P上に転写されたトナー
像は定着装置307にて定着されて、画像形成は終了す
る。
【0070】なお、図17又は図18に示すような画像
形成装置における、感光体と転写ブラシ、転写ローラと
の関係では、感光ドラムの暗部電位VD は常に一定の電
位を保っているため、トナーなしの部分の電荷量が分か
っているのに対し、上述の図12に示すような画像形成
装置では、中間転写体(中間転写ベルト5a)と2次転
写ローラ5fとの関係では、中間転写体のバックグラン
ド電位(トナーなしの部分の電位)は中間転写体の抵抗
変動や環境変化、1次転写電流の変動等によって変わっ
てしまうため、トナーなしの部分の電荷量は正確には分
からず、また、フルカラー画像を形成する場合、トナー
がある部分も最大で4色分のトナーが重ねられるため2
次転写に最適な条件をあらかじめ設定しておくことは困
難であることから、中間転写体を用いた図12に示すよ
うな画像形成装置に適用するのが好ましい。
【0071】実施例6 次に、図13を参照して、上述した本発明の定電流制御
方法を転写装置5に適用した場合について詳述する。こ
れ以降の実施例の被電圧印加体200としては2次転写
ローラ5fである。なお、図13は、図12に示す画像
形成装置のうち、転写装置5及びこれを制御する各手段
について図示している。
【0072】図13に示すように、転写手段としての2
次転写ローラ5fには、これに2次転写バイアスを印加
する定電圧電源21、流れた電流を検知する電流検知手
段22が接続されており、これらはさらにCPU(制御
手段)23に接続されている。電流検知手段22の検知
信号がCPU23に入力され、CPU23は入力された
信号に基づいて、電流が所定値になるように、定電圧電
源21を制御する。この方法によれば、例えば定電流と
定電圧が混在するような複雑な制御が低コストで実現で
きる。そして、本実施例6においては転写材Pの移動方
向と直交する方向の転写材Pの幅、即ち、通紙幅に応じ
て目標電流値を変えることを特徴とする。
【0073】2次転写時における転写性を常に一定にす
るためには、2次転写時に転写材Pに与える単位面積当
たりの電荷量を常に一定すればよい。ここで、2次転写
ローラ5fの長手方向の長さは通紙幅が最大の転写材P
のその通紙幅よりも長いため、2次転写ニップ部T2
おいて電流は、転写材Pがある部分(通紙部)と、転写
材Pがない部分(非通紙部)とに流れる。しかし、実際
に制御できる電流値は、通紙部と非通紙部との電流の和
であるため、通紙幅が変わって通紙部と非通紙部との比
率が変わってしまうと転写材Pに付与する電荷量が変わ
ってしまい、転写性が変わってしまう。これを踏まえ
て、本実施例6では、通紙幅に応じて目標電流値を変え
ることを特徴とする。
【0074】本実施例6では、中間転写ベルト5aとし
て、体積抵抗105 Ω・cm以下のNBR(ニトリルゴ
ム)を厚さ1mm、幅230mm、周長140πmmの円筒状
にシームレス成形したものの表面側に高抵抗の誘電体層
を50μm程度コートしたものを用いた。また、2次転
写ローラ5fには、直径18mm、幅220mm、抵抗10
7 〜108 ΩのEPDMを用いた。また、転写材Pの通
紙幅Lについての情報は、画像形成前にコントローラ2
4からCPU23に送られる。
【0075】本実施例6では、目標電流値I(μA)
は、通紙幅をL(mm)としたとき、これらの値が、 I=23−L/15 を満たすように設定し、2次転写中において、CPU2
3、定電圧電源21を介して定電流制御をすることによ
り通紙幅によらず安定した転写性を得ることができた。
なお、上式は、実験結果から導き出された式である。
【0076】このときの電流値は、図15に示すよう
に、定電圧電源21に1kΩの抵抗を接続し、その両端
電圧を測定することにより算出するものである。
【0077】本実施例6の動作を図16のフローチャー
トを参照して説明する。
【0078】プリントスタート後、コントラスト24に
より転写材Pの通紙幅Lを検知する(S1)。通紙幅に
応じて、目標電流値Iを計算し(S2)、これに基づい
て2次転写を行う(S3)。
【0079】なお、また、本実施例6では転写材Pの通
紙幅Lについての情報は、画像形成前にコントローラ2
4からCPU23に入力されるような構成としたが、こ
れに限らず、例えば、給紙カセット9にサイズ表示駒を
設け、これをセンサで検知したり、手差しトレイ上の転
写材Pの左右両端部を規制するサイドガイドの位置を検
知したりして、通紙幅Lを検知するようにしてもよい。
【0080】実施例7 本実施例7では、実施例6の構成に加えて、2次転写ロ
ーラ5fに印加される電圧が所定の範囲内で印加される
ようにCPU23を介して制御し、通紙幅に応じて印加
電圧の範囲を変えることを特徴とする。なお、実施例6
と同様な点については、重複説明は省略するものとす
る。
【0081】装置本体内雰囲気が高温高湿になると転写
材Pの抵抗が常温常湿時に比べて下がるため、2次転写
中に、転写材Pを通じて転写材Pを搬送する給紙ローラ
10や搬送ベルト7やガイド部材11、12等の転写材
Pの触れるところに電流が流れてしまうため、所望の電
荷が転写材Pに付与されず、転写不良を起こしてしま
う。また、低温低湿では転写材Pや2次転写ローラ5
f、中間転写ベルト5aの抵抗が常温常湿時に比べて高
くなるため、所望の電流を流すための電圧が高くなって
しまいリークのおそれが生じてしまう。
【0082】そこで、本実施例7では、2次転写ローラ
5fに印加する電圧の下限値と上限値を設け、これらを
CPU23を介して制御することにより、転写材Pが低
抵抗である場合には、本発明の定電流制御から、上記下
限値、上限値を超えないように、定電圧制御へと自動的
に切り替えて転写不良を防止するとともに、低温低湿時
に転写材P等が高抵抗である場合にも、本発明の定電流
制御から定電圧制御へと自動的に切り替えることによ
り、定電圧電源の電圧リミッターが働きリークを防止す
ることができる。さらに、本実施例7においては上述し
た通紙幅Lによる転写性の変化を防止するために、通紙
幅Lに応じて印加電圧の下限値を変えることを特徴とす
る。
【0083】本実施例7では実施例6と同様に、中間転
写ベルト5aとして、体積抵抗105 Ω・cm以下のNB
R(ニトリルゴム)を厚さ1mm、幅230mm、周長14
0πmmの円筒状にシームレス成形したものの表面側に高
抵抗の誘電体層を50μm程度コートしたものを用い
た。また、2次転写ローラ5fには、直径18mm、幅2
20mm、抵抗107 〜108 ΩのEPDMを用いた。ま
た、転写材Pの通紙幅Lについての情報は、画像形成前
にコントローラ24からCPU23に送られてる。
【0084】本実施例7では、目標電流値I(μA)
は、通紙幅をL(mm)としたとき、これらの値が、 I=23−L/15 を満たすように設定し、また、印加電圧の下限値VL
(V)、上限値VH (V)をそれぞれ、 VL =1800−1.5×L VH =3800 とし、2次転写中において定電流制御を行うことにより
低抵抗の転写材Pや低温低湿等の特殊な場合においても
通紙幅によらず安定した転写性を得ることができた。な
お、上述のVL 、VH についての式は、実験結果に基づ
いて導いたものである。
【0085】実施例8 本実施例8では、転写材Pに対する両面印字における1
面目と2面目とで目標電流値を変えることを特徴とす
る。なお、上述の実施例6、7と同様な点については、
その重複説明を省略するものとし、本実施例8の特徴部
分についてのみ説明する。
【0086】転写材Pの両面に画像を形成する場合、転
写材Pは、その2面目にトナー像が2次転写されるとき
には、既に1面目の画像形成(印字)時に1度、定着器
8を通過しており、ここで加熱されて抵抗値が上昇して
いる。このため、通紙部と非通紙部との電流の比率が1
面目とは変化しており、1面目と同じ電流値では電流が
非通紙部に多く流れてしまって、転写材Pへの電荷付与
が不十分となり転写不良を起こしてしまう。これを防止
するために、本実施例8では2面目の電流値を1面目と
変えて、2次転写中における定電流制御を行うことを特
徴とする。
【0087】本実施例8では実施例6、7と同様に、中
間転写ベルト5aとして、体積抵抗105 Ω・cm以下の
NBR(ニトリルゴム)を厚さ1mm、幅230mm、周長
140πmmの円筒状にシームレス成形したものの表面側
に高抵抗の誘電体層を50μm程度コートしたものを用
いた。また、2次転写ローラ5fには、直径18mm、幅
220mm、抵抗107 〜108 ΩのEPDMを用いた。
そして、実験結果より、1面目の目標電流値を9μA、
2面目の目標電流値を11μAとすることにより、両面
印字においても安定した転写性を得ることができた。ま
た、2次転写ローラ5fに印加される電圧が所定の範囲
内で印加されるようにCPU23を介して制御し、1面
目と2面目とで前記印加電圧の範囲を変えるようにする
と一層、安定した転写性を得ることができる。
【0088】実施例9 本実施例9では、転写材Pの抵抗を測定する抵抗測定手
段を有し、転写材Pの抵抗値に応じて目標電流値を変え
ることを特徴とする。なお、上述の実施例6〜8と同様
な点については、その重複説明を省略するものとし、本
実施例9の特徴部分についてのみ説明する。
【0089】前述したように転写性を一定にするために
は転写材Pに流れる電流を一定にすればよいのだが、転
写材Pの抵抗が変わると通紙部と非通紙部との電流の比
率が変わってしまうため、本発明の定電流制御では実際
に転写材Pに付与される電荷量が変わってしまう。
【0090】そこで、本実施例9では転写材Pの抵抗を
測定し抵抗値に応じて目標電流値を変えて、2次転写中
における定電流制御を行うことを特徴とする。転写材P
の抵抗測定手段としては、従来公知の手段でよいが、本
実施例9においては、図14に示すように給紙ローラ1
0と2次転写ニップ部T2までの間に抵抗測定手段(抵
抗検知手段)25を配設するようにしている。抵抗測定
手段25は、転写材Pを表裏両面側から挟持する抵抗測
定ローラ対28と、これに電圧を印加する電源27と、
電流を検知する電流検知手段26とを有しており、CP
U23に接続されている。接触部材としての抵抗測定ロ
ーラ対28に印加された電圧とそのとき流れる電流とが
CPU23に入力され、これにより転写材Pの抵抗が演
算される。2次転写前に転写材Pの抵抗値を測定すれば
よいので、抵抗測定手段25は給紙カセット9と給紙ロ
ーラ10との間に配設してもよい。また、抵抗測定ロー
ラ対28に所定の電流を流し、前記ローラ間の電圧を測
定して転写材Pの抵抗を演算してもよい。
【0091】本実施例9では実施例6〜8と同様に、中
間転写ベルト5aとして、体積抵抗が105 Ω・cm以下
のNBR(ニトリルゴム)を厚さ1mm、幅230mm、周
長140πmmの円筒状にシームレス成形したものの表面
側に高抵抗の誘電体層を50μm程度コートしたものを
用いた。また、2次転写ローラ5fには、直径18mm、
幅220mm、抵抗107 〜108 ΩのEPDMを用い
た。そして、転写材Pの抵抗をR(Ω)としたとき目標
電流値I(A)を次のように設定した。
【0092】I=1.5×logR−3 なお、この式は実験式であり、また、転写材Pの抵抗R
は、三菱油化製測定器Hiresta (プローブHR100)
を用い、印加電圧100V、測定時間30秒の測定条件
で実抵抗を測定した。
【0093】これにより、両面印字においても安定した
転写性を得ることができた。また、2次転写ローラ5f
に印加される電圧が所定の範囲内で印加されるようにC
PU23を介して制御し、転写材Pの抵抗に応じて前記
印加電圧の範囲を変えるようにするとさらによい。
【0094】実施例10 本実施例10では、2次転写時のプロセススピードが少
なくとも2つ以上切替え可能なスピード切替え手段を有
し、プロセススピードに応じて目標電流値を変えること
を特徴とする。なお、上述の実施例6〜9と同様な点に
ついては、その重複説明を省略するものとし、本実施例
10の特徴部分についてのみ説明する。
【0095】転写材Pが厚紙や光透過性の樹脂シートと
してのOHT(オーバーヘッドプロジェクト用のシー
ト)である場合、転写材P上の未定着トナーの定着性を
向上させるために、定着スピードを遅くすることがよく
行われる。この場合、2次転写ローラ5fと定着器8と
の間の距離xが、搬送方向長さが最大の転写材Pのその
搬送方向長さLP より短い場合、転写材Pは、先端側と
後端側とがそれぞれ定着器8と2次定着ニップ部T2
に同時に挟持される。この場合、定着スピードを遅くし
たときにはこれに合わせて2次転写スピードも遅くした
方が好ましい。定着スピードに合わせて2次転写時のプ
ロセススピードが変わったときも同一の転写電流で定電
流制御してしまうと転写材Pに与える単位面積当たりの
電荷量が変わってしまい転写性が変わってしまう。これ
を防止するために本実施例10では、2次転写時のプロ
セススピードに応じて目標電流値を変えて、2次転写中
における定電流制御を行うことを特徴とする。
【0096】本実施例10では実施例6〜9と同様に、
中間転写ベルト5aとして、体積抵抗105 Ω・cm以下
のNBR(ニトリルゴム)を厚さ1mm、幅230mm、周
長140πmmの円筒状にシームレス成形したものの表面
側に高抵抗の誘電体層を50μm程度コートしたものを
用いた。また、2次転写ローラ5fには、直径18mm、
幅220mm、抵抗107 〜108 ΩのEPDMを用い
た。そして、プロセススピードは117mm/sec 、58
mm/sec 、39mm/sec の3種類に切り替え可能であ
り、それぞれに対して目標電流値を9μA、3.5μ
A、2.5μAとすることによりプロセススピードが変
わった場合においても安定した転写性を得ることができ
た。また、2次転写ローラ5fに印加される電圧が所定
の範囲内で印加されるようにCPU23を介して制御
し、プロセススピードに応じて前記印加電圧の範囲を変
えればさらによい。
【0097】実施例11 本実施例11では、転写材P上に単色画像を形成するモ
ノカラーモードと転写材P上にフルカラー画像を形成す
るフルカラーモードとで目標電流値を変えることを特徴
とする。なお、上述の実施例6〜10と同様な点につい
ては、その重複説明を省略するものとし、本実施例11
の特徴部分についてのみ説明する。
【0098】詳しく説明すると、モノカラーモードでは
感光ドラム1上のトナー画像を中間転写ベルト5a上に
1次転写し、その直後に転写材P上に2次転写するた
め、1次転写から2次転写まで中間転写ベルト5aは、
1回転するだけで、中間転写ベルト5a上のトナー像は
1度だけ感光ドラム1から電荷を付与されるに対し、フ
ルカラーモードでは各色ごとに感光ドラム1上に形成さ
れたトナー画像を順次に重ねて中間転写ベルト5a上に
1次転写し、その後転写材P上に一括して2次転写する
ため、1次転写から2次転写まで中間転写ベルト5a
は、少なくとも4回転し、1色目のトナー像は、1次転
写時以外に少なくとも3回、1次転写ニップ部T1を通
過するので、トナーの帯電量は1度も通過しない場合と
では異なる。したがって、モノカラーモードとフルカラ
ーモードとでは2次転写直前のトナーの持つ電荷量が異
なり同一の転写電流では転写性が変わってしまう。
【0099】これを防止するために、本実施例11では
モノカラーモードとフルカラーモードとで目標電流値を
変えて、2次転写中における定電流制御を行うことを特
徴とする。
【0100】本実施例11では実施例6〜10と同様
に、中間転写ベルト5aには体積抵抗105 Ω・cm以下
のNBR(ニトリルゴム)を厚さ1mm、幅230mm、周
長140πmmの円筒状にシームレス成形したものの表面
側に高抵抗の誘電体層を50μm程度コートしたものを
用いた。また、2次転写ローラ5fには、直径18mm、
幅220mm、抵抗107 〜108 ΩのEPDMを用い
た。そして、モノカラーモードとフルカラーモードとの
それぞれの目標電流値を5μAと9μAとにすることに
よりモノカラー、フルカラーともに安定した転写性を得
ることができた。また、2次転写ローラ5fに印加され
る電圧が所定の範囲内で印加されるようにCPU23を
介して制御し、モノカラーモードとフルカラーモードと
で前記印加電圧の範囲を変えればさらによい。
【0101】以上の実施例においては、いずれも中間転
写体として、ベルト状の中間転写ベルト5aを使用した
画像形成装置について説明したが、本発明における中間
転写体は、これに限定されるものではなく、例えば、ド
ラム状の中間転写ドラムを使用することもできる。この
場合においても、ほぼ上述と同様の効果をあげることが
できる。
【0102】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、目標電流値と検知されたの電流値との差分電
流値に応じて、前記電圧変化幅を切換えて定電圧電源を
制御することにより、急激な負荷変動が行なったとして
も、速やかに目標電流値に収束できる常に安定した電流
の制御を行なうことができる。
【0103】更に、前記目標電流値に所定の幅をもたせ
ることにより、コストアップを伴わずにノイズの影響を
排除でき、安定した電流の制御を実現できる。
【0104】又、電圧を増加させる時と減少させる時と
で電圧の変化幅を変えることによっても上記と同様の効
果を得ることができる。
【0105】更に、電圧が所定レベルにまで立ち上がっ
た後に制御を開始することにより、誤制御することなく
上記と同様の効果を得ることができる。
【0106】更に、制御手段が、転写材の状態、例え
ば、転写材の通紙幅、あるいは印字が転写材の1面目な
のか2面目なのか、あるいは転写材の抵抗、あるいはプ
ロセススピード、あるいはモノカラーモードなのかフル
カラーモードなのか、等に応じて、転写手段に流れる電
流の目標電流値を変更することにより、像担持体と転写
手段との間における通紙部と非通紙部とのうちの通紙
部、すなわち転写に供される転写材に対して適宜な電流
を流すことができ、良好な転写を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の定電流制御方法の電
流、電圧の変化を表すグラフである。
【図2】実施例1の定電流制御方法のフローチャートで
ある。
【図3】本発明に係る実施例2の定電流制御方法のフロ
ーチャートである。
【図4】実施例2の定電流制御方法の電流、電圧の変化
を表すグラフである。
【図5】従来の定電流制御方法において、電流にノイズ
がのった場合の電流、電圧の変化を表すグラフである。
【図6】本発明に係る実施例3の定電流制御方法の電
流、電圧の変化を表すグラフである。
【図7】実施例3の定電流制御方法のフローチャートで
ある。
【図8】従来の定電流制御方法の電流、電圧の変化を示
すグラフである。
【図9】本発明に係る実施例4の定電流制御方法の電
流、電圧の変化を表すグラフである。
【図10】定電流制御方法における電圧の立ち上がりを
表すグラフである。
【図11】本発明に係る実施例5の定電流制御方法のフ
ローチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図13】実施例6の、転写装置及びその制御を示す説
明図。
【図14】実施例9の、転写装置及びその制御を示す説
明図。
【図15】2次転写ローラに印加する電流を測定するた
めの構成を示す図。
【図16】実施例6の動作を示すフローチャート。
【図17】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示
す。
【図18】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示
す。
【図19】本発明に係る定電流制御方法のブロック図で
ある。
【図20】従来の定電流制御方法のフローチャートであ
る。
【図21】従来の定電流制御方法の電流、電圧の変化を
表すグラフである。
【図22】従来の、転写装置及びその制御を示す説明
図。
【符号の説明】
1,111,314,415 像担持体(感光ドラム) 2 帯電器 3 露光装置 4 現像装置 5 転写装置 5a 中間転写ベルト 5e 1次転写ローラ 5f 2次転写ローラ 21 定電圧電源 22 電流検知手段 23 制御手段(CPU) 24 コントローラ 25 抵抗検知手段(抵抗測定手段) P 転写材 316 転写ローラ 401 転写ブラシ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧電源により被電圧印加部材に電圧
    を印加し、前記被電圧印加部材に流れる電流を電流検知
    手段により検知し、前記被電圧印加部材に印加された電
    圧をある電圧幅毎に変化させて、前記電流検知手段によ
    り検知された電流値が所定の電流値になるように前記定
    電圧電源の出力を制御する制御方法において、 前記電流検知手段により検知された電流値に応じて、前
    記電圧幅は可変であることを特徴とする制御方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の電流値と前記電流検知手段に
    より検知された電流値との差に応じて、前記電圧幅は可
    変であることを特徴とする請求項2の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記電流検知手段により検知された電流
    値が前記所定の電流値よりも小さい場合と、大きい場合
    とでは、前記電圧幅は異なることを特徴とする請求項1
    又は2の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の電流値は所定の幅をもつこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記被電圧印加部材に電圧を印加してか
    ら所定の時間が経過した後、前記電流検知手段による検
    知を開始することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かの制御方法。
  6. 【請求項6】 像を担持する像担持体と、前記像担持体
    上の像を静電的に転写材に転写する転写手段と、前記転
    写手段に電圧を印加する定電圧電源と、前記定電圧電源
    により前記転写手段に電圧が印加されたとき、前記転写
    手段に流れる電流を検知する電流検知手段と、前記転写
    手段に印加された電圧をある電圧幅毎に変化させて、前
    記電流検知手段により検知された電流値が所定の電流値
    になるように前記定電圧電源の出力を制御する制御手段
    と、を有する画像形成装置において、 前記電流検知手段により検知された電流値に応じて、前
    記電圧幅は可変であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の電流値は転写材の移動方向と
    直交する方向の長さに基づいて可変とされることを特徴
    とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記装置は、転写材の移動方向と直交す
    る方向の長さを検知する転写材検知手段を備え、前記所
    定の電流値は前記転写材検知手段の検知結果に基づいて
    可変とされることを特徴とする請求項7の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記転写手段に印加される電圧の上限値
    及び下限値は、転写材の移動方向と直交する方向の長さ
    に応じて可変とされることを特徴とする請求項7又は8
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記転写手段により前記像担持体上の
    像が転写材の第1面に転写された後、転写材の前記第1
    面とは反対側の第2面に前記像担持体上の像を転写可能
    である場合、前記所定の電流値は、前記転写手段により
    前記像担持体上の像が転写される面が転写材の前記第1
    面か前記第2面かに基づいて可変とされることを特徴と
    する請求項6の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記装置は、前記転写手段により前記
    像担持体上の像が転写される面が転写材の前記第1面な
    のか前記第2面なのかどうかを判別する判別手段を備
    え、前記所定の電流値は前記判別手段の判別結果に基づ
    いて可変とされることを特徴とする請求項10の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記転写手段に印加される電圧の上限
    値及び下限値は、前記像担持体上の像が転写される面が
    転写材の前記第1面か前記第2面かに基づいて可変とさ
    れることを特徴とする請求項10又は11の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記装置は、前記転写手段により前記
    像担持体上の像が転写材に転写される前に、転写材を挟
    み込むように接触して電圧が印加される接触部材を備
    え、前記所定の電流値は前記接触部材に電圧が印加され
    たとき前記接触部材に流れる電流値に基づいて可変とさ
    れることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記接触部材は一対のローラを備える
    ことを特徴とする請求項13の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記転写手段に印加される電圧の上限
    値及び下限値は、前記接触部材に流れる電流値に基づい
    て可変とされることを特徴とする請求項13又は14の
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記像担持体は回転可能であり、前記
    所定の電流値は前記像担持体の回転速度に基づいて可変
    とされることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記像担持体の回転速度は、第1速度
    と、前記第1速度よりも遅い第2速度とに切換え可能で
    あることを特徴とする請求項16の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 転写材が樹脂シートである場合、前記
    像担持体の回転速度は前記第2速度に切換えられること
    を特徴とする請求項17の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 転写材の重量が105g/m2以上で
    ある場合、前記像担持体の回転速度は前記第2速度に切
    換えられることを特徴とする請求項17の画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 前記転写手段に印加される電圧の上限
    値及び下限値は、前記像担持体の回転速度に基づいて可
    変とされることを特徴とする請求項16乃至19のいず
    れかの画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記装置は、前記転写手段により転写
    された転写材上の像を定着する回転可能な定着手段を備
    え、前記定着手段の回転速度は前記第1速度と前記第2
    速度とに切換え可能であることを特徴とする請求項16
    乃至20のいずれかの画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記装置は、前記像担持体上の単色ト
    ナー像を転写材に静電的に転写に転写する単色画像形成
    モードと、前記像担持体上の複数色のトナー像を転写材
    に順次重ねて静電的に転写する多色画像形成モードと、
    に切換え可能であり、前記所定の電流値は前記単色画像
    形成モードと、前記多色画像形成モードとで異なること
    を特徴とする請求項6の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記転写手段に印加される電圧の上限
    値及び下限値は、前記単色画像形成モードなのか前記多
    色画像形成モードなのかに基づいて可変とされることを
    特徴とする請求項22の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記転写手段は、前記像担持体上の像
    を転写材に転写する間、転写材に接触することを特徴と
    する請求項6の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記転写手段は、ローラを備えること
    を特徴とする請求項24の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記所定の電流値と前記電流検知手段
    により検知された電流値との差に応じて、前記電圧幅は
    可変であることを特徴とする請求項6乃至25のいずれ
    かの画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記電流検知手段により検知された電
    流値が前記所定の電流値よりも小さい場合と、大きい場
    合とでは、前記電圧幅は異なることを特徴とする請求項
    6乃至26のいずれかの画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記所定の電流値は、所定の幅をもつ
    ことを特徴とする請求項6乃至27のいずれかの画像形
    成装置。
  29. 【請求項29】 前記被電圧印加部材に電圧を印加して
    から所定の時間が経過した後、前記検知手段による検知
    を開始することを特徴とする請求項6乃至28のいずれ
    かの画像形成装置。
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