JPH11109827A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109827A
JPH11109827A JP9273121A JP27312197A JPH11109827A JP H11109827 A JPH11109827 A JP H11109827A JP 9273121 A JP9273121 A JP 9273121A JP 27312197 A JP27312197 A JP 27312197A JP H11109827 A JPH11109827 A JP H11109827A
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image
transfer belt
image forming
forming apparatus
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JP9273121A
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English (en)
Inventor
Masuaki Saito
益朗 斎藤
Yoichiro Maehashi
洋一郎 前橋
Tatsuya Kobayashi
達也 小林
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体の耐久による出力画像の画像倍率
の変動を防止できるようにする。 【解決手段】 中間転写ベルト5aを有する中間転写装
置5を備えた画像形成装置において、カウンタ10でプ
リント枚数をカウントして、カウンタ10でカウントし
たカウント情報を記憶装置11に記憶し、記憶装置11
に記憶したカウンタ10によるカウント情報に基づい
て、制御装置12で露光装置3の走査速度、感光ドラム
1の回転速度、中間転写ベルト5aの回転速度のいずれ
か1つを制御することにより、中間転写ベルト5aの耐
久による厚み変化に伴う画像倍率の変動を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
って画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置に係り、特に像担持体から一旦1次転写
されたトナー像を転写材へ2次転写する中間転写体を備
えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、中間転写体(中間転写ベルト)
を備えた従来の画像形成装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【0003】この画像形成装置は、像担持体としてのド
ラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)
1、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、中間転写装
置5、クリーニング装置6、2次転写体としての2次転
写ローラ7、定着装置8を備えている。
【0004】感光ドラム1は、アルミニウム等によって
形成された円筒状の基体の外周面に、光導電体を塗布し
て感光層を形成したものである。光導電体としては、O
PC(有機光半導体)、A−Si(アモルファスシリコ
ン)、CdS(硫化カドミウム)、Se(セレン)等を
使用することができる。感光ドラム1は、駆動手段(不
図示)によって矢印a方向に所定のプロセススピードで
回転駆動される。
【0005】帯電装置2は、本実施の形態では、感光ド
ラム1表面に接触配置された帯電ローラ及びこれに帯電
電圧を印加する帯電バイアス電源(不図示)によって構
成されている。感光ドラム1表面は、この帯電装置2に
よって所定の極性、所定の電位に均一に帯電される。
【0006】露光装置3は、レーザー光を発光する光源
3a、ポリゴンミラー3b、レンズ3c、折り返しミラ
ー3d等を有する。画像情報に基づいて光源3aから発
生されたレーザー光は、ポリゴンミラー3b、レンズ3
c、折り返しミラー3d等によって感光ドラム1表面を
走査、露光する。この露光により、レーザー光が走査さ
れた部分の電荷が除去され、感光ドラム1表面に静電潜
像が形成される。この静電潜像は、例えばイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの順で、順次に形成される。
【0007】現像装置4は、感光ドラム1上の静電潜像
を現像する。現像装置4は、回転自在に支持された回転
体4Aとこれに搭載された4個の現像器、すなわちイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーが収
納された現像器4a、4b、4c、4dとを備えてい
る。現像装置4は、回転体4Aの回転によって、感光ド
ラム1上の静電潜像の現像に供される色の現像器が感光
ドラム1表面に対向する現像位置に配置され、静電潜像
にトナーを付着させてトナー像として現像(可視像化)
する。
【0008】中間転写装置5は、中間転写体としての無
端状の中間転写ベルト5aと、これが掛け渡される駆動
ローラ5b、2次転写対向ローラ5c、テンションロー
ラ5dを有する。さらに、中間転写ベルト5aを裏面側
から付勢して感光ドラム1表面に押圧する1次転写ロー
ラ5eを有する。この押圧によって中間転写ベルト5a
と感光ドラム1との間には、1次転写部t1 が形成され
る。中間転写ベルト5aは、EPDM、NBR、ウレタ
ン、シリコーンゴム等のゴムシート、又はポリフッ化ビ
ニリデン(PVdF)、ポリエチレンテレフタレート
(PET)等の可撓性シートからなる無端状のベルトで
ある。中間転写ベルト5aは、駆動ローラ5bの回転に
よって矢印b方向に回転駆動される。
【0009】1次転写ローラ5eには、1次転写バイア
ス電源(不図示)によって1次転写バイアスが印加され
る。感光ドラム1表面のトナー像は、感光ドラム1に同
期して回転する上述の中間転写ベルト5aの回転と、1
次転写ローラ5eへの1次転写バイアスの印加によっ
て、1次転写部t1 にて転写ベルト5a表面に1次転写
される。また、2次転写対向ローラ5cには中間転写ベ
ルト5aを介して対向配置された2次転写ローラ7が配
置されており、接続された2次転写バイアス電源(不図
示)から2次転写バイアスが印加される。2次転写対向
ローラ5cと2次転写ローラ7の間には、2次転写部t
2 が形成される。
【0010】クリーニング装置6は、クリーニングブレ
ード(不図示)を有し、1次転写後に感光ドラム1表面
に残った1次転写残トナーを前記クリーニングブレード
によって除去するものである。
【0011】クリーナ9は、中間転写ベルト5a表面に
対して接離自在に配置されたものであり、2次転写時に
転写材Pに転写されないで中間転写ベルト5a表面に残
った2次転写残トナーを除去するものである。
【0012】次に、上記構成の画像形成装置の画像形成
動作について説明する。
【0013】まず、中間転写ベルト5aの回転と同期し
て感光ドラム1を図1の矢印a方向に回転させ、この感
光ドラム1表面を帯電装置2によって均一に帯電すると
共に、露光装置3によってイエロー画像の光照射を行
い、感光ドラム1上にイエローの静電潜像を形成する。
この静電潜像形成と同時に現像装置4を駆動してイエロ
ーの現像器4aを現像位置に配置し、感光ドラム1上の
静電潜像にイエロートナーが付着するように感光ドラム
1の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧を印加して静
電潜像にイエローのトナーを付着させて現像する。そし
て、1次転写ローラ5eにトナーと逆極性の電圧を印加
して、感光ドラム1上のイエローのトナー像を中間転写
ベルト5a上に1次転写する。1次転写後に感光ドラム
1上に残った1次転写残トナーは、クリーニング装置6
によって除去される。
【0014】上述のようにしてイエロートナー像の1次
転写が終了すると、次の現像器が回転移動し、感光ドラ
ム1に対向する現像位置に位置決めされ、イエローの場
合と同様にしてマゼンタ、シアン、そしてブラックの各
色について、静電潜像の形成、現像、1次転写を順次行
い、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ね合わ
せる。
【0015】この間、2次転写ローラ7は、中間転写ベ
ルト5aと離間して非接触状態にあり、クリーナ9も中
間転写ベルト5aと離間して非接触状態にある。そし
て、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を形成完了
後、2次転写ローラ7が中間転写ベルト5aに当接さ
れ、この2次転写部t2 に中間転写ベルト5aの回転と
同期して転写材Pが搬送される。
【0016】このようにして一括してトナー像を2次転
写された転写材Pは定着装置8に搬送され、ここで4色
のトナー像が加熱加圧されて転写材P表面に定着された
後に出力される。なお、2次転写後に中間転写ベルト5
a上に残った2次転写残トナーは、クリーナ9によって
除去される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像形成装置に用いられた中間転写ベルト5aは、
温度変化や耐久によりその周長及び厚みが変化する。中
間転写ベルト5aの厚みが変化すると転写ベルト5aの
周速が変化することにより、出力される画像が縮んだり
伸びたりするという問題があった。
【0018】この現象をより詳しく述べる。図7は、転
写ベルト5aと駆動ローラ5bの拡大図である。転写ベ
ルト5aの周速Vは、駆動ローラ5bの回転速度ωと、
駆動ローラ5bの中心と転写ベルト5a表面までの距離
Lとの積で決定される。また、転写ベルト5a表面まで
の距離Lは、駆動ローラ5bの半径Rと、転写ベルト5
aの厚さTとの和で表される。
【0019】転写ベルト5aの厚さTが温度変化や耐久
によって変化してしまうと、転写ベルト5a表面までの
距離Lが変化して、転写ベルト5aの周速Vが変化して
しまう。転写ベルト5aの周速が変化すると、感光ドラ
ム1との相対速度が変化し、画像倍率がずれる。
【0020】すなわち、図8(a)で示す転写ベルト5
aと感光ドラム1との相対速度が所定の場合での転写材
P上の画像(図では平行に所定間隔で引いた直線)に対
して、転写ベルト5aの周速が遅い場合には、図8
(b)で示すように転写材Pの画像は全体に縮んだ画像
となり、逆に転写ベルト5aの周速が速い場合には、図
8(c)で示すように画像は全体に伸びたものとなる。
【0021】また、上述した従来の画像形成装置におい
ては、中間転写ドラム5aを製造するときの製造条件
や、使用時の温度変化や耐久により転写ベルト5aの電
気抵抗が変化する。転写ベルト5aの電気抵抗が変化す
ると、転写ベルト5aに一定のバイアスを印加しても流
れる電流量が変化することによって、トナー像を中間転
写ドラム5aから転写材P上に転写するときの転写効率
が低下したり、異常放電による画像の乱れ等が生じると
いう問題があった。
【0022】また、上述した従来の画像形成装置におい
ては、装置の寿命がくる前に耐久による中間転写ドラム
5aの厚みや周長の変化、電気抵抗の変化等により、中
間転写ドラム5aを交換する必要が生じた場合、ユーザ
に中間転写ドラム5aの寿命の警告を行う必要がある
が、従来、中間転写ドラム5aの寿命の警告を行う手段
を備えていなかったので、中間転写ドラム5aの寿命の
警告を行うことができなかった。
【0023】そこで、本発明は、中間転写体の耐久によ
る画像倍率の変動と、中間転写体の電気抵抗の変化によ
る画像の変化を抑えることができ、かつ中間転写体の寿
命を警告することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
なされたものであって、像を担持する像担持体と、該像
担持体を帯電する帯電手段と、前記像担持体上に静電潜
像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナ
ー像を前記像担持体上に形成する現像手段と、前記像担
持体上に形成された前記トナー像が1次転写部で1次転
写され、2次転写部で1次転写された前記トナー像を転
写材へ2次転写する中間転写体とを備えた画像形成装置
において、該画像形成装置による画像形成枚数をカウン
トするカウント手段と、該カウント手段でカウントした
カウント情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶
した前記カウント手段によるカウント情報に基づいて、
少なくとも前記露光手段の走査速度、前記像担持体の回
転速度、前記中間転写体の回転速度のいずれか1つを制
御する制御手段とを備えた、ことを特徴としている。
【0025】また、装置内の温度を検知する温度センサ
ーを設け、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した前
記カウント手段によるカウント情報と共に前記温度セン
サーによる温度情報に基づいて、少なくとも前記露光手
段の走査速度、前記像担持体の回転速度、前記中間転写
体の回転速度のいずれか1つを制御する、ことを特徴と
している。
【0026】また、前記記憶手段に予め前記中間転写体
の電気抵抗に関する情報を記憶しておき、前記制御手段
は、前記記憶手段に記憶した前記カウント手段によるカ
ウント情報と共に前記中間転写体の電気抵抗に関する情
報に基づいて、少なくとも前記露光手段の走査速度、前
記像担持体の回転速度、前記中間転写体の回転速度のい
ずれか1つを制御する、ことを特徴としている。
【0027】また、像を担持する像担持体と、該像担持
体を帯電する帯電手段と、前記像担持体上に静電潜像を
形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー像
を形成する現像手段と、前記像担持体上に形成された前
記トナー像が1次転写部で1次転写され、2次転写部で
1次転写された前記トナー像を転写材へ2次転写する中
間転写体とを備えた画像形成装置において、該画像形成
装置による画像形成枚数をカウントするカウント手段
と、該カウント手段でカウントしたカウント情報を記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶した前記カウント手
段によるカウント情報に基づいて、前記中間転写体への
印加バイアスを制御する制御手段とを備えた、ことを特
徴としている。
【0028】また、前記記憶手段に予め前記中間転写体
の電気抵抗に関する情報を記憶しておき、前記制御手段
は、前記記憶手段に記憶した前記カウント手段によるカ
ウント情報と共に前記中間転写体の電気抵抗に関する情
報に基づいて、前記中間転写体への印加バイアスを制御
する、ことを特徴としている。
【0029】また、前記制御手段は、前記記憶手段に記
憶した前記カウント手段によるカウント情報に基づいて
前記中間転写体の使用寿命を判断する、ことを特徴とし
ている。
【0030】また、前記中間転写体が無端ベルト状の中
間転写ベルト、あるいはドラム状の中間転写ドラムであ
る、ことを特徴としている。
【0031】(作用)本発明の構成によれば、記憶手段
に記憶したカウント手段によるカウント情報に基づい
て、少なくとも制御手段で露光手段の走査速度、像担持
体の回転速度、中間転写体の回転速度のいずれか1つを
制御することにより、中間転写体の耐久による画像倍率
の変動を抑制することができる。
【0032】また、記憶手段に記憶したカウント手段に
よるカウント情報に基づいて、制御手段で中間転写体へ
の印加バイアスを制御することにより、中間転写体の電
気抵抗の変化による画像の変化を抑制することができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0034】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態に係る画像形成装置(本実施の形態では、フルカラー
モードのレーザービームプリンタ)を示す概略構成図で
ある。なお、図6に示した従来の画像形成装置と同一部
材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実
施の形態においても、上述した従来の画像形成装置と同
様にして画像形成動作が行われる。本実施の形態では画
像形成動作の説明は省略する。
【0035】本実施の形態では、転写ベルト5aとして
周長400mm、厚み1mmのウレタンゴムを用いた。
また、バネ5fによりテンションローラ5dに5Kg重
のテンションをかけた構成である。
【0036】また、本実施の形態では、プリント枚数を
カウントするカウンタ10と、カウンタ10でカウント
したプリント枚数を記憶する記憶装置11と、記憶装置
11に記憶されたプリント枚数情報に基づいて露光装置
3の走査速度、感光ドラム1の周速度、中間転写ベルト
5aの回転速度を制御して、耐久による画像倍率変動を
抑制する制御装置(CPU)12を備えている。記憶装
置11は、中間転写装置5に設けられている。
【0037】記憶装置11としては、情報を記憶保持す
るものならば特に制限はないが、例えばRAMや書き換
え可能なROM等の電気的な記憶手段、あるいは磁気記
録媒体や磁気バブルメモリ、光磁気メモリ等の磁気的記
憶手段、さらには検知コマなどの機械的手段などを使用
することができる。本実施の形態では、取り扱いやすさ
やコストの点からNV(Non Volatile)R
AMを使用した。
【0038】図2は、耐久枚数と転写ベルト5aの厚さ
の変化量を示した図である。この図から分かるように、
プリント枚数を重ね耐久が進むにつれて中間転写ベルト
5aの厚さは徐々に薄くなっていく。このため、中間転
写ベルト5aの周速は徐々に遅くなっていく。
【0039】本実施の形態においては、駆動ローラ5b
の半径が10mm、中間転写ベルト5aの厚さが1.0
mmのときの周速を100%とすれば、中間転写ベルト
5aの厚さが0.9mmの場合の周速は、以下のように
なる。(中間転写ベルト5aの厚さが0.9mm場合) (10mm+0.9mm)÷(10mm+1mm)×1
00≒99% すなわち、中間転写ベルト5aが0.1mm薄くなる
と、中間転写ベルト5aの回転は約1%遅くなる。従っ
て、出力される転写材P上の画像は、例えば図9(b)
に示したように縮んだ画像となり画像倍率が変動してし
まう。
【0040】そこで、本実施の形態では、制御装置12
によって駆動ローラ5bの回転数(すなわち、中間転写
ベルト5aの回転速度)をプリント枚数情報に基づいて
制御することにより、中間転写ベルト5aの厚み変化に
伴う画像倍率変動を防ぐことが可能となる。具体的に
は、耐久が進み中間転写ベルト5aの厚さが薄くなって
きたら、徐々に駆動ローラ5bの回転数を上げるように
する。駆動ローラ5bの回転数を変える方法は、従来知
られた電気的方法、機械的方法何れでも良いが、モータ
の回転数の基準となる周波数を可変する方法が、精度も
よく、かつ速度可変に必要な機構も不要である。
【0041】中間転写ベルト5aの厚さが図2に示した
特性を示す場合、駆動ローラ5bの回転数ω1(%)は
以下の式で表される。
【0042】 ω1=v/(R+t0−klog n)…(1) ただし、v:中間転写ベルト5aの周速 R:駆動ローラ5bの半径 t0:プリント枚数1枚目における中間転写ベルト5a
の厚さ k:中間転写ベルト5aの厚さに対するプリント枚数変
化係数 n:プリント枚数 そして、v:11mm/sec、R:10mm、t0:
1mm、k:0.05としたときに、これらの数値を式
(1)に代入すると、駆動ローラ5bの回転数ω1
(%)は以下のようになる。
【0043】 ω1={11/(11−0.05log n)}×100(%)…(2) この式(2)を制御装置12内に持ち、制御装置12は
式(2)に基づいて記憶装置11に記憶されているプリ
ント枚数時の駆動ローラ5bの回転数ω1(%)を算出
し、制御装置12は、算出した回転数ω1に基づいて駆
動ローラ5bを回転駆動するよう制御する。
【0044】このように、制御装置12によって駆動ロ
ーラ5bの回転数を記憶装置11に記憶されているプリ
ント枚数情報に基づいて制御することにより、中間転写
ベルト5aの厚み変化に伴う画像倍率変動を防ぐことが
できる。
【0045】また、記憶装置11を中間転写装置5内に
設けたことにより、この中間転写装置5におけるプリン
ト枚数の累積カウント値を記憶することができるので、
中間転写装置5を交換した場合でも、装置本体のカウン
タ10によるプリント枚数のカウント値と中間転写装置
5内に設けた記憶装置11でのプリント枚数のカウント
値の間にずれが生じないので、精度のよい制御を行うこ
とができる。
【0046】なお、本実施の形態では、駆動ローラ5b
の回転数を制御する構成であったが、感光ドラム1の回
転数や露光装置3のポリゴンミラー3bの回転数を制御
して、前記同様中間転写ベルト5aの厚み変化に伴う画
像倍率変動を防ぐことができる。
【0047】(第2の実施の形態)図3は、本実施の形
態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。なお、
第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付し、重複
する説明は省略する。
【0048】本実施の形態は、装置本体内、好ましくは
中間転写装置5内に温度センサー13を設け、カウンタ
10からのプリント枚数のカウント情報と、温度センサ
ー13からの温度情報を制御装置12に取り込み、プリ
ント枚数のカウント情報と温度情報によって駆動ローラ
5bの回転数(すなわち、中間転写ベルト5aの回転速
度)を制御するようにした。温度センサー13として、
熱電対やサーミスタ等を用いることができる。他の構成
及び動作は第1の実施の形態と同様である。
【0049】図4は、温度に対する中間転写ベルト5a
の厚さの変化を示す図である。この図から分かるよう
に、温度20℃を基準とした場合、10℃では変化量は
+0.1mmで、中間転写ベルト5aの厚さは1.1m
mとなり、30℃では変化量は−1.0mmであるの
で、中間転写ベルト5aの厚さは0.9mmと変化して
いる。
【0050】本実施の形態においては、駆動ローラ5b
の半径が10mm、中間転写ベルト5aの厚さが1.0
mmのときの周速を100%とすれば、中間転写ベルト
5aの厚さが1.1mm、0.9mmの場合の周速
(%)は、それぞれ以下のようになる。(中間転写ベル
ト5aの厚さが1.1mm場合) (10mm+1.1mm)÷(10mm+1mm)×1
00≒101% (中間転写ベルト5aの厚さが0.9mm場合) (10mm+0.9mm)÷(10mm+1mm)×1
00≒99% すなわち、10℃の低温環境では中間転写ベルト5aの
回転は約1%速くなり、逆に30℃の高温環境では中間
転写ベルト5aの回転は約1%遅くなる。従って、出力
される転写材P上の画像は、10℃の低温環境では例え
ば図9(c)に示したように伸びた画像となり、30℃
の高温環境では例えば図9(b)に示したように縮んだ
画像となり、いずれの場合でも画像倍率が変動してしま
う。
【0051】そこで、本実施の形態では、制御装置12
によって駆動ローラ5bの回転数をプリント枚数情報と
温度情報に基づいて制御することにより、中間転写ベル
ト5aの厚み変化と温度変化に伴う画像倍率変動を防ぐ
ことが可能となる。具体的には、温度が低く、かつ中間
転写ベルト5aの厚さが厚い場合は、駆動ローラ5bの
回転数を下げ、逆に温度が高く、かつ中間転写ベルト5
aの厚さが薄い場合には、駆動ローラの回転数を上げる
ようにする。
【0052】中間転写ベルト5aの厚さが図2に示した
特性で、温度に対する中間転写ベルト5aの厚みの変化
が図4に示した特性の場合、駆動ローラ5bの回転数ω
2(%)は以下の式で表される。
【0053】 ω2=v/{R+t0−klog nk′(T−20)}…(3) ただし、v:中間転写ベルト5aの周速 R:駆動ローラ5bの半径 t0:基準温度20℃における中間転写ベルト5aの厚
さ T:温度 k:中間転写ベルト5aの厚さに対するプリント枚数変
化係数 k′:中間転写ベルト5aの厚さに対する温度変化係数 n:プリント枚数 そして、v:11mm/sec、R:10mm、t0:
1mm、k:0.05、k′:0.01としたときに、
これらの数値を式(3)に代入すると、駆動ローラ5b
の回転数ω1(%)は以下のようになる。
【0054】 ω2={11/(11−0.05log n−0.01T)}×100(%)… (4) この式(4)を制御装置12内に持ち、制御装置12は
式(4)に基づいて記憶装置11に記憶されている温度
Tにおけるプリント枚数時の駆動ローラ5bの回転数ω
2(%)を算出し、制御装置12は、算出した回転数ω
2に基づいて駆動ローラ5bを回転駆動するよう制御す
る。
【0055】このように、制御装置12によって駆動ロ
ーラ5bの回転数を記憶装置11に記憶されているプリ
ント枚数情報と温度情報に基づいて制御することによ
り、中間転写ベルト5aの厚み変化に伴う画像倍率変動
を防ぐことができる。
【0056】なお、本実施の形態では、駆動ローラ5b
の回転数を制御する構成であったが、感光ドラム1の回
転数や露光装置3のポリゴンミラー3bの回転数を制御
して、前記同様中間転写ベルト5aの厚み変化に伴う画
像倍率変動を防ぐことができる。
【0057】(第3の実施の形態)本実施の形態では、
図1に示した第1の実施の形態の画像形成装置を用い、
記憶装置11に記憶されるカウンタ10によるプリント
枚数のカウンタ情報に基づいて、中間転写ベルト5aに
印加する中間転写バイアスを制御装置12で制御して、
中間転写ベルト5aの電気抵抗の変化による画像の劣化
を抑制するようにした。他の構成及び動作は第1の実施
の形態と同様である。
【0058】図5は、中間転写ベルト5aの印加電圧に
対する転写効率を示す図である。この図から分かるよう
に、印加電圧が500V付近で転写効率は最大になり、
それ以上でもそれ以下でも転写効率は低下している。ま
た、転写効率が最大になる所より印加電圧が大きくずれ
ると、その電位差により異常放電が発生し、画像上に濃
度ムラとなって現れてしまう。そして、上述したように
耐久により中間転写ベルト5aの厚さは徐々に薄くなっ
ていき、それにつれて中間転写ベルト5aの抵抗値が低
くなっていく。
【0059】そこで、プリント枚数に対する中間転写ベ
ルト5aの厚みの変化を示した前記式(1)から、プリ
ント枚数に対する最適な印加電圧Eは以下の式で表され
る。
【0060】 E=E0(t0−plog n)/t0…(5) ただし、E0:プリント枚数1枚目における最適な印加
電圧 t0:プリント枚数1枚目における中間転写ベルト5a
の厚さ n:プリント枚数 p:中間転写ベルト5aの厚さに対する抵抗変化係数 そして、E0:500V、p:0.01としたときに、
これらの数値を式(3)に代入すると、印加電圧Eは以
下のようになる。
【0061】 E=500(1−0.01log n)(V)…(6) この式(6)を制御装置12内に持ち、制御装置12は
式(6)に基づいて記憶装置11に記憶されているプリ
ント枚数から印加電圧Eを算出し、制御装置12は、中
間転写ベルト5aに中間転写バイアス電源(不図示)か
らこの印加電圧Eを印加するように制御する。
【0062】このように、制御装置12によって中間転
写ベルト5aに印加する印加電圧Eを記憶装置11に記
憶されているプリント枚数情報に基づいて制御すること
により、中間転写ベルト5aの電気抵抗の変化に伴う画
像の変化を防ぐことができる。
【0063】なお、本実施の形態では、中間転写ベルト
5aへの印加電圧を制御する構成であったが、中間転写
ベルト5aから転写材P上への印加電圧や、クリーナ9
による中間転写ベルト5a上の2次転写残りトナーのク
リーニング時の印加電圧を制御して、前記同様中間転写
ベルト5aの電気抵抗の変化に伴う画像の変化を防ぐこ
とができる。
【0064】(第4の実施の形態)本実施の形態では、
図3に示した第2の実施の形態の画像形成装置を用い、
記憶装置11に中間転写ベルト5aの抵抗値に関する情
報を予め記憶しておき、この中間転写ベルト5aの抵抗
値情報に基づいて、中間転写ベルト5aに印加する中間
転写バイアスを制御装置12で制御して、中間転写ベル
ト5aの電気抵抗の変化による画像の劣化を抑制するよ
うにした。他の構成及び動作は第1の実施の形態と同様
である。
【0065】上述したように中間転写ベルト5aは耐久
により厚みが変化したり、抵抗値が変化したりするが、
製造時の条件によっても微妙に厚みや抵抗値が異なる。
本来、中間転写ベルト5aの品質にばらつきがないよう
に製造するのが望ましいが、生産効率やコストパフォー
マンスを高めるためにある程度のばらつきを許容し、他
の手段でそれを補正する方がよい。そこで、中間転写ベ
ルト5aの品質のばらつきを装置側で補正する手段が必
要になる。
【0066】そこで、本実施の形態では、製造時に中間
転写ベルト5aの厚みと、抵抗値を測定し、基準となる
値に対する補正係数を求め、その補正係数を中間転写装
置56に設けた記憶装置11に予め記憶させる。これら
の補正係数を導入し、駆動ローラ5bの回転数ω3と、
中間転写ベルト5aへの印加電圧E1は、第2、第3の
実施の形態と同様に、以下のように求められる。
【0067】 ω3=v/{R+t0・α1−klog n−k′(T−20)}…(7) E1=E0・α2(t0−plog n)/t0…(8) ただし、v:中間転写ベルト5aの周速 R:駆動ローラ5bの半径 t0:基準温度20℃における中間転写ベルト5aの厚
さ k′:中間転写ベルト5aの厚さに対するプリント枚数
変化係数 T:温度 k:中間転写ベルト5aの厚さに対するプリント枚数変
化係数 n:プリント枚数 α1:製造時の中間転写ベルト5aの厚さ補正係数 E0:プリント枚数1枚目における最適な印加電圧 p:中間転写ベルトの厚さに対する抵抗変化係数 α2:製造時の中間転写ベルト5aの抵抗補正係数 そして、v:11mm/sec、R:10mm、t0:
1mm、k:0.05、k′:0.01、E0:500
V、p:0.01としたときに、これらの数値を式
(7)、(8)に代入すると、駆動ローラ5bの回転数
ω3(%)と、印加電圧E1は以下のようになる。
【0068】 ω3={11/(10+α1−0.05log n−0.01T)}×100 (%)…(9) E1=500×α2(1−0.01log n)(V)…(10) これらの式(9)、(10)を制御装置12内に持ち、
制御装置12は式(9)、(10)に基づいて記憶装置
11に記憶されているプリント枚数情報と温度センサー
13で測定される温度情報に加え、製造時の中間転写ベ
ルト5aの厚さ補正係数と製造時の中間転写ベルト5a
の抵抗補正係数から駆動ローラ5bの周速ω3と印加電
圧E1を算出し、制御装置12は、算出した周速ω3で
駆動ローラ5bを回転駆動するよう制御し、かつ中間転
写ベルト5aに中間転写バイアス電源(不図示)からこ
の印加電圧E1を印加するよう制御する。
【0069】このように、本実施の形態では、中間転写
ベルト5aの製造時の厚みの変化や抵抗値の変化等があ
っても制御装置12によって、中間転写ベルト5aの回
転数と中間転写ベルト5aへの印加電圧を制御すること
により、中間転写ベルト5aの製造時の厚みの変化や抵
抗値の変化に伴う画像の変化を防ぐことができる。
【0070】なお、本実施の形態では、中間転写ベルト
5aの製造時の厚みや抵抗値の変化に伴う画像の変化を
防ぐ場合について述べたが、これ以外にも例えば中間転
写ベルトを製造したメーカーやロット番号等の情報から
も画像の変化を防ぐようにしてもよい。
【0071】(第5の実施の形態)本実施の形態では、
図1に示した第1の実施の形態の画像形成装置を用い、
記憶装置11に記憶されるカウンタ10からのプリント
枚数のカウント情報に基づいて、ユーザに中間転写装置
5の寿命の警告を行うようにした。
【0072】中間転写装置5の寿命を決める要素として
は、中間転写ベルト5a表面の荒れや、抵抗値の変化、
トナー等の融着による特性の変化等がある。本発明者の
検討によると、中間転写ベルト5aの厚みが0.25m
m減ったときに、画像上の濃度ムラやピッチムラが許容
レベルを下回ったため、本実施の形態ではこの時点を中
間転写装置5の寿命と定めた。第1の実施の形態で述べ
たように、中間転写ベルト5aの厚さが図2に示した特
性を示す場合、5万枚程度プリントしたところで中間転
写ベルト5aの厚みが0.25mm程度減っている。
【0073】よって、本実施の形態では、中間転写装置
5に設けた記憶装置11のプリント枚数情報が5万枚に
なった時点で、制御装置12からの信号により表示装置
(不図示)に、例えば「中間転写装置が寿命です」と表
示させることによって、ユーザに中間転写装置5の寿命
の警告を行うようにした。
【0074】また、上記した各実施の形態では、中間転
写体として中間転写ベルトを用いた構成であったが、中
間転写体として中間転写ドラムを用いた画像形成装置に
おいても同様の効果を得ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶手段に記憶したカウント手段によるカウント情報に基
づいて、制御手段で少なくとも露光手段の走査速度、像
担持体の回転速度、中間転写体の回転速度のいずれか1
つを制御することにより、中間転写体の耐久による厚み
変化に伴う画像倍率の変動を防止することができる。
【0076】また、記憶手段に記憶したカウント手段に
よるカウント情報に基づいて、制御手段で中間転写体へ
の印加バイアスを制御することにより、中間転写体の電
気抵抗の変化による画像濃度の変化や異常放電画像の発
生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
を示す概略構成図。
【図2】耐久枚数に対する転写ベルトの厚みの変化を表
した図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
を示す概略構成図。
【図4】温度に対する転写ベルトの厚みの変化を表した
図。
【図5】印加電圧に対する転写効率の変化を表した図。
【図6】従来例に係る画像形成装置を示す概略構成図。
【図7】転写ベルトと駆動ローラの拡大図。
【図8】出力画像の画像倍率を説明するための図。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 帯電装置(帯電手段) 3 露光装置(露光手段) 4 現像装置(現像手段) 5 中間転写装置 5a 中間転写ベルト(中間転写体) 5b 駆動ローラ 7 2次転写ローラ 8 定着装置 10 カウンタ(カウント手段) 11 記憶装置(記憶手段) 12 制御装置(制御手段) 13 温度センサー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像を担持する像担持体と、該像担持体を
    帯電する帯電手段と、前記像担持体上に静電潜像を形成
    する露光手段と、前記静電潜像を現像して前記像担持体
    上にトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体上に
    形成された前記トナー像が1次転写部で1次転写され、
    2次転写部で1次転写された前記トナー像を転写材へ2
    次転写する中間転写体とを備えた画像形成装置におい
    て、 該画像形成装置による画像形成枚数をカウントするカウ
    ント手段と、 該カウント手段でカウントしたカウント情報を記憶する
    記憶手段と、 該記憶手段に記憶した前記カウント手段によるカウント
    情報に基づいて、少なくとも前記露光手段の走査速度、
    前記像担持体の回転速度、前記中間転写体の回転速度の
    いずれか1つを制御する制御手段とを備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置内の温度を検知する温度センサーを
    設け、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記カ
    ウント手段によるカウント情報と共に前記温度センサー
    による温度情報に基づいて、少なくとも前記露光手段の
    走査速度、前記像担持体の回転速度、前記中間転写体の
    回転速度のいずれか1つを制御する、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に予め前記中間転写体の電
    気抵抗に関する情報を記憶しておき、前記制御手段は、
    前記記憶手段に記憶した前記カウント手段によるカウン
    ト情報と共に前記中間転写体の電気抵抗に関する情報に
    基づいて、少なくとも前記露光手段の走査速度、前記像
    担持体の回転速度、前記中間転写体の回転速度のいずれ
    か1つを制御する、 請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像を担持する像担持体と、該像担持体を
    帯電する帯電手段と、前記像担持体上に静電潜像を形成
    する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー像を形
    成する現像手段と、前記像担持体上に形成された前記ト
    ナー像が1次転写部で1次転写され、2次転写部で1次
    転写された前記トナー像を転写材へ2次転写する中間転
    写体とを備えた画像形成装置において、 該画像形成装置による画像形成枚数をカウントするカウ
    ント手段と、 該カウント手段でカウントしたカウント情報を記憶する
    記憶手段と、 該記憶手段に記憶した前記カウント手段によるカウント
    情報に基づいて、前記中間転写体への印加バイアスを制
    御する制御手段とを備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に予め前記中間転写体の電
    気抵抗に関する情報を記憶しておき、前記制御手段は、
    前記記憶手段に記憶した前記カウント手段によるカウン
    ト情報と共に前記中間転写体の電気抵抗に関する情報に
    基づいて、前記中間転写体への印加バイアスを制御す
    る、 請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶し
    た前記カウント手段によるカウント情報に基づいて前記
    中間転写体の使用寿命を判断する、 請求項1乃至5のいずれか1項載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写体が無端ベルト状の中間転
    写ベルトである、 請求項1乃至5のいずれか1項載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記中間転写体がドラム状の中間転写ド
    ラムである、 請求項1乃至5のいずれか1項載の画像形成装置。
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