JP4497639B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に画像を形成する記録ヘッドを有する記録装置に関するものであり、特に、自動給紙装置を有する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーションの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づいて用紙やプラスチック薄板等の記録媒体に画像を記録するように構成されている。そして、この記録装置は、記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることができる。
【0003】
記録媒体の搬送方向(副走査方向)と交差する方向(主走査方向)にシリアルスキャンするシリアルタイプの記録装置においては、記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に搭載した記録手段によって画像を記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙送り(ピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した記録媒体に対して、次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の記録が行われる。
【0004】
一方、記録媒体の搬送方向の副走査のみで記録するラインタイプの記録装置においては、記録媒体を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を行った後、所定量の紙送り(ピッチ送り)を行い、さらに、次の行の記録を一括して行うという動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の記録が行われる。
【0005】
上記記録装置のうち、インクジェット式の記録装置(インクジェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から記録媒体にインクを吐出して記録を行うものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録することができ、ランニングコストが安くノンインパクト方式であるため騒音が少なくない。しかも、多色のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用したライン型の装置は、記録の一層の高速化が可能である。
【0006】
特に、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経て、基板上に成膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天板等を形成することにより、高密度の液路配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造することができ、一層のコンパクト化を図ることができる。
【0007】
また、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用することにより、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も容易である。
【0008】
近年、これらの記録装置は多数枚積載された記録媒体を、一枚ずつ分離して記録部へと給紙する自動給紙装置が備えられているため、記録の為に一枚ずつ記録媒体をセットする必要がなく、一度に多量の記録が可能になってきている。自動給紙装置から給紙された記録媒体は、印字領域において、記録ヘッドとのレジストレーションをあわせる為に、記録媒体先端を記録ヘッド上流側に位置する搬送ローラ対のニップで位置決めしたり、記録媒体側面を記録ヘッド上流側の記録媒体基準面に倣わせて位置決めする方法が取られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、搬送ローラ対のニップにより、記録媒体のレジストレーションをとった場合、記録媒体先端をニップに突き当てる為に、搬送ローラ対を止めておいたり、逆転させたりすることになり、どうしても給紙してから記録スタートまでの時間が余計に必要となり、特に、インクジェット記録装置において、近年の記録スピードアップのネックになってしまっている。
【0010】
また、記録媒体側面でのレジストレーションでは、レジストレーション時の時間ロスが無い反面、記録媒体の裁断精度の影響や、記録媒体側面のガイド部材の影響を受けやすい為に、通常モードより時間をかけて記録する高画質モードの場合、レジストレーションのずれからくる画像の乱れが顕著になってしまう課題があった。さらに、はがき等のサイズの小さな記録媒体では、側面のガイド部材だけでは良好なレジストレーションが取れず、特に、写真調の高画質モードの場合、上記課題が一層顕著に現れることになってしまっていた。さらに、記録スピードを優先させるためにレジストレーションをとらず、給紙から頭出しまで一気に送ると一層顕著に現れることになってしまっていた。
【0011】
この発明は上記の課題を解消するためになされたもので、文書記録では、大幅なスループットの向上が可能になり、且つ、文書以外の写真調等の高画質記録の際には、画像の乱れの無い良好な記録が可能になる記録装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は下記の構成を有することを特徴とする記録装置である。
【0013】
(1)記録シートを積載するシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載された記録シートを送り出す給紙ローラと、
シート基準を構成する基準部材と、
前記給紙ローラにより送り出された記録シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラに従動して回転するピンチローラと、
を備え、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙する記録装置であって、
記録データが画像データのときは、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙した後に前記搬送ローラと前記ピンチローラにより記録シートの先端の斜行を矯正するトップレジストレーション動作を行い、記録データが文書データのときは前記トップレジストレーション動作を行わないことを特徴とする記録装置。
【0015】
(2)記録シートを積載するシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載された記録シートを送り出す給紙ローラと、
シート基準を構成する基準部材と、
前記給紙ローラにより送り出された記録シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラに従動して回転するピンチローラと、
を備え、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙する記録装置であって、
記録ヘッドを搭載するためのキャリッジを備え、該キャリッジにフォトヘッドが搭載されているときは、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙した後に前記搬送ローラと前記ピンチローラにより、記録シートの先端の斜行を矯正するトップレジストレーション動作を行い、前記キャリッジにノーマルヘッドが搭載されているときは前記トップレジストレーション動作を行わないことを特徴とする記録装置。
【0017】
(3)記録ヘッドのIDにより前記キャリッジに搭載されている記録ヘッドの種類を判別することを特徴とする(2)に記載の記録装置。
【0018】
(4)前記給紙ローラに記録シートの搬送を行うための給紙ローラゴムを取り付けるためのローラ部を複数配置し、各ローラ部は前記給紙ローラゴムと記録シートとを離間させるための離間手段を有し、前記基準部材側に配置されたローラ部の離間手段の離間領域を他のローラ部の離間手段の離間領域よりも小さく設定したことを特徴とする(1)ないし(3)のいずれか1項に記載の記録装置。
【0019】
(5)前記トップレジストレーション動作は、停止している前記搬送ローラと前記ピンチローラのニップに記録シートの先端を当接させることを特徴とする(1)ないし(4)のいずれか1項に記載の記録装置。
【0020】
(6)前記トップレジストレーション動作は、逆転している前記搬送ローラと前記ピンチローラのニップに記録シートの先端を当接させることを特徴とする(1)ないし(4)のいずれか1項に記載の記録装置。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を添付図面について説明する。
【0031】
〈実施の形態1〉
図1はこの発明の実施の形態1によるインクジェット記録装置の概略構成を示す正面説明図、図2はそのインクジェット記録装置の断面説明図、図3〜図5は、そのインクジェット記録装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0032】
この実施の形態1によるインクジェット記録装置は、記録媒体(以後、シートPとする)給送装置一体型の記録装置であり、シート給送装置(自動給紙装置)1、送紙部13、排紙部33、記録部25、クリーニング部40等を装備している。以下、これらの構成について説明する。
【0033】
先ず、シート給送装置1の構成について説明すると、このシート給送装置1は図2に示すように30゜〜60゜の角度を持って装置本体に取り付けられており、セットされたシートPは記録後略水平に排出されるように構成されている。
【0034】
記録ヘッド24は、搬送ローラ対としての送紙ローラ14及びピンチローラ15により搬送されたシート(記録媒体)Pに、インクによる文字画像を記録するもので、この装置における記録手段としては、記録ヘッド24からインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド24は微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部、このエネルギー作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えている。
【0035】
記録部25は、図1、2に示すように記録ヘッド24を取り付けるキャリッジ26と、このキャリッジ26をシート搬送方向と直角方向に往復走査させるためのガイド軸27と、上記キャリッジ26の後端を保持し、記録ヘッド24とシー一トP間の距離を維持するガイド28、キャリッジモータ29の駆動をキャリッジ26に伝達するタイミングベルト30、このタイミングベルト30を張設するアイドルプーリ31、記録ヘッド24へ電気基板からのヘッド駆動信号を伝達するためのフレキシブル基板32等を装備している。
【0036】
上記記録ヘッド24はインクタンクと一体に構成され、交換可能な記録ヘッドであり、キャリッジ26と一体となって走査されることにより、プラテン22上を搬送されるシートPにインクによる文字画像を記録する。
【0037】
記録ヘッドの種類としては、主に文書中心に使用されるモノクロ高速記録ヘッド、またはカラー文書、グラフィック等を記録するときに使用されるカラー記録ヘッド、あるいは写真調の高画質専用のフォト記録ヘッド等があり、それぞれの記録ヘッドにIDを持ち、キャリッジに搭載された時にどの種類のヘッドが付いたか認識できるようになっている。
【0038】
クリーニング部40は、図1に示すように、記録ヘッド24のクリーニングを行う不図示のポンプと、記録ヘッド24の乾燥を抑えるための不図示のキャップ、及び送紙ローラ14からの駆動をシート給送装置1及ぴポンプに切り換える不図示の駆動切り換えアーム等を装備している。
【0039】
排紙部33は、図1、2に示すように、排紙ローラ34と該排紙ローラに送紙ローラ14の駆動を伝達する伝達ローラ35、シートPの排出を補助する拍車36、この拍車36に付着したインクを吸収するための拍車クリーナ37を装備しており、上記排紙ローラ34及び拍車36により記録後のシート記録面を汚すことなく排紙する。
【0040】
この実施の形態1においては、拍車36は、拍車取り付け部である拍車ステー38に取り付けられており、弾性軸36sを中心に回転するように取り付けられ、シートPに対する押付力は、その弾性軸36sによって発生する。
【0041】
排紙部33において、排紙ローラ34は一本の軸で構成されており、その駆動は送紙部13の送紙ローラ14から伝達ローラ35を通して得ている。伝達ローラ35は、不図示の弾性軸によって排紙ローラ34の駆動力被伝達部に圧接されている。
【0042】
上記構成において、シート給送装置1によるシー卜P側面でのレジストレーションを取るには、特開平07−165338号公報に記載されているように、同軸上でシートPの幅方向に設けられた2個の給送ローラ2に形成された離間領域の長さの差により、回転力を与え、シートPをシート基準面に突き当てる構成になっている(サイドレジストレーション方式)。したがって、給紙から印字するためのシートPの頭だしまでの時間が一連の動作で終了するため、スループットの向上につながる。
【0043】
次にサイドレジストレーションを行う前記給紙部1の構成について詳細に説明する。給紙部1は、図6に示すように、ベース5に各部品が取り付けられて、ユニットを形成している。本実施例の給紙部1は、記録シートPの片側を基準としたものであり、ベース5の右側板5bがシート基準面を形成する基準部材となっている。上記ベース5は圧板6が図7に示すように退避でき、かつ給紙ローラ2のローラ部2bにほぼ対向する位置に圧板バネ7を設けるための凹部が形成されている。また上記圧板6は、図7に示すように両側面上部に形成された圧板軸6aによりベース5に結合されており、該圧板軸6aを中心に回動可能に取り付けられている。また図6に示すように、上記圧板6の給紙ローラ2に対向する位置には人工皮等の摩擦係数の比較的大きい材質からなる分離パット46が設けられており、記録シートPの積載枚数が少なくなった時の重送等を防止している。また、上記圧板6上には、左右にスライドできる可動サイドガイド4が取り付けられており、サイズの異なる記録シートPをシート基準面としての基準部材面にセットできるように構成されている。
【0044】
給紙ローラ2は、ベース5に両端を保持され、回転可能に取り付けられている。この給紙ローラ2は図8に示すようにローラ部2bと軸部2cからなるプラスチック等の一体成型品であり、ローラ部2bの周りに記録シートPの搬送を行なうための給紙ローラゴム2aが巻き付けられている。上記ローラ部2bはD型断面形状(または半月形状)をなし、ローラ部2bの各外側に給紙ローラ2に取り付けられた給紙ローラゴム2aの半径より0.5〜3mm小さい半径のローラコロ46が設けられており、給紙時以外に記録シートPが給紙ローラ2の給紙ローラゴム2aに触れることにより、画像の汚れ或いは給紙ローラ2の位置ずれを防止している。
【0045】
また上記ローラ部2bは図6に示すように軸部2cに2個取り付けられており、基準部材より各々約40mmと約170mmの位置に固定されている。従って、A4サイズ等は2個のローラ部2bで搬送し、葉書等は基準部材側の1個のローラ部2bのみで搬送している。また各ローラ部2bの両側面には、上記給紙ローラゴム2aより大きな半径に設定したリブ2dを立てた領域(以下『離間領域』という)を、図9(a)に示すように基準部材側の給紙ローラ2のローラ部2bで円周方向距離1mm、図9(b)に示すように他方の給紙ローラ2のローラ部2bで3mmとし、その各離間両域は同半径で各領域の中心位置角度(α°)を各給紙ローラ2において一致させた。
【0046】
図10,図11に示す入力ギヤ8aは、アイドラギヤ8b,8cを介して給紙ローラ2に結合している給紙ローラギヤ8dに駆動を伝達し、給紙ローラ2を回転させることで記録シートPを搬送することができる。更に給紙ローラギヤ8dは、クラッチギヤ8e、アイドラギヤ8fを介してリリースカム9に駆動が伝達される。この時、給紙ローラ2とリリースカム9は1回転ごとの位相が合うように構成されており、図11及び図12に示す圧板6をリリースした状態においては、給紙ローラ2は図12に示すように切欠部(半月部)が圧板6に対向するように構成されている。
【0047】
リリースカム9は給紙ローラ2の半月部の中心角度約120°の間のみ圧板6を解除するような形状になっており、給紙ローラ2の半月部以外が圧板6と対向する時は、必ず記録シートP又は圧板6と200g〜500gの圧力で接するように構成されている。更にリリースカム9は図6に示すようにベース5の右側板5bに開いた穴より突出した圧板6の押し下げ部6bを押し下げることで圧板6の圧接を解除している。この時図12に示すベース5に取り付けられた圧板カム47を、圧板6の押し下げ部6bに近い側のカム6cが押し下げ、圧板カム47が支点47aを中心に回転し、該圧板カム47はカム6dを押し下げる。
【0048】
以上により、圧板6の端部の押し下げ部6bを押し下げても、圧板6はベース5に対して傾かず、ほぼ平行に押圧が解除される。クラッチギヤ8eの中部にはクラッチバネ48が設けられており、図10の矢印B方向にはバネが締まる方向に嵌め込まれており、逆転しないように構成されている。
【0049】
分離爪3は、図10に示すように、支点3aを中心に回転可能であり、爪バネ10により記録シートP又は圧板6に20g〜100gで付勢されている。上記分離爪3はいわゆる普通紙の記録シートPの給紙の際の分離を行なうもので、図2に示すように、基準部材側のみに設けられており、記録シートPの角部を三角形に覆うような形状をしている。記録シートPは、分離爪3の三角形の部分で抵抗を受けることで、1枚ずつ分離することができる。また、普通紙以外の厚紙等の分離は、分離爪3を記録シートPにかけずにベース5の下ガイド部5a(図12参照)に突き当てることで該下ガイド部5aの抵抗を用いて1枚ずつ分離することができる。
【0050】
解除レバー11及び解除カム12は、図10に示すように、リリースカム9と同軸上に設けられている。上記解除レバー11及び解除カム12はリリースカム9とは連動しておらず、独立に駆動され、ユーザーが記録シートPをセットするためのものである。上記解除レバー11及び解除カム12はギヤを介して連結されており、解除レバー11は(I)フィードポジション(II)厚紙セットポジション(III)普通紙セットポジションの3つのポジションを有しており、各々のポジションが約20°〜50°の角度位置間隔で設けられている。この解除レバー11の3つのポジションに対応し、解除カム12が約90°ずつ回転するように互いのギヤ比が設定されている。
【0051】
(I)フィードポジションにおいては、解除カム12は圧板6の押し下げ部6bのみを押し下げるので、分離爪3の押し下げ部3bには働かない。通常の給紙時は、このポジションにある。
【0052】
(II)厚紙ポジションにおいては、解除カム12が圧板6の押し下げ部6bのみを押し下げるので、分離爪3は圧板6に沿って下がり、分離爪3を記録シートPに掛けないように厚紙をセットできる。
【0053】
(III)普通紙セットポジションにおいては、解除カム12が圧板6の押し下げ部6b及び分離爪3の押し下げ部3bの両方を押し下げるので、分離爪3が圧板6に対して浮き上がり、分離爪3を記録シートPの角部にかけるようにして普通紙セットを行なうことができる。
【0054】
尚、前述したギヤ群(給紙ローラ軸を除く)及び分離爪3、解除レバー11、解除カム12等は、ベース5の右側板5b上に配置した軸に設けられており、該軸中心に回転可能に取り付けられている。
【0055】
次に前記給紙部1の離間領域の効果により、給紙状態を安定することができる過程について説明する。先ず前記給紙部1に示すように、記録シートPの先端を規制する分離爪3が片側にしか存在しない場合には、図13に示すように、記録シートPの積載状態は分離爪3を支点に分離爪3の無い側が落ち気味にセットされ易い。この状態から給紙ローラ2を回転させて圧板6に支持された記録シートPが給送ローラ2に圧接して給紙が開始される。
【0056】
次に図14に示すように、給紙ローラ2の回転が進むと記録シートPが分離爪3より外れ始める。図15に分離爪3による分離終了後の状態を示す。この時点ではまだ記録シートPは積載状態と同様に傾斜したままである。分離爪3による分離終了後から各給紙ローラ2のリブ2dが記録シートPに接触し始め、給紙ローラゴム2aと記録シートPが離間した離間状態となる。上記リブ2dは給紙ローラ2と一体でプラスチックの低摩擦部材により形成されているため、給送中の記録シートPと圧板6上に積載された記録シートPとの間に発生する摩擦力が、給送中の記録シートPと給紙ローラ2との間に発生する摩擦力より大きくなり、給送中の記録シートPは停止状態になる。本実施例においては、リブ2dが離間手段と記録シートPの動きを規制する規制手段とを兼ねている。
【0057】
基準部材側の給紙ローラ2に対し・他方の給紙ローラ2の方が給紙ローラゴム2aと記録シートPとの離間距離を長く設定してあるため、図16に示すように、給送中の記録シートPは、基準部材から遠い側のローラ部2bを中心に回転し、記録シートPの基準部材側の辺がガイド手段であるベース5の右側板5bに突き当てられた状態になる。このように、給紙ローラゴム2aが記録シートPと離間状態になるまでに、記録シートPが反時計方向に傾斜した場合は、両ローラ部2bの離間領域幅の差により時計方向に回転させられ、記録シートPの基準部材側の辺がベース5の右側板5bに突き当てられた時点で、反時計方向に回転する力が発生し、その力が積載状態にある記録シートPと給送中の記録シートPの摩擦力に打ち勝ち、両ローラ部2bがスリップ状態の時に、記録シートPは給紙方向に平行に修正される。
【0058】
上記給紙ローラゴム2aが記録シートPと離間状態になるまでに、記録シートPが時計方向に傾斜した場合には、両ローラ部2bの離間領域幅の差により、更に時計回り方向に回転させられるが、ローラ部2bが双方の離間領域に到達し、記録シートPはスリップ状態になった時に、記録シートPの基準部材側の辺が、ベース5の右側板5bから反時計方向に回転させる力が発生し、その力が積載状態にある記録シートPと給送中の記録シートPの摩擦力に打ち勝ち、記録シートPは給細方向に平行に修正される。
【0059】
また両ローラ部2bの離間領域が記録シートPから外れるタイミングを基準部材側で多少早めることで、記録シートPの基準部材側の辺が、ベース5の右側板5bに突き当てられたときに受ける反時計方向の回転力により、右側板5bから離れてしまうことを防止している。
【0060】
上記ローラ部2bのスリップ量の差は、図13に示すように、分離爪3に記録シートPの片側のみ支持されることにより生じる記録シートPの傾きにより生じる隙間t(約1mm)と2個のローラ部2bの距離からtを0にするために要する記録シートPの回転量を算出し、それに基づき上記設定を行なった。
【0061】
一方、シート先端でシートPのレジストレーションをとる時には、給紙装置1の給紙ローラ2を回転させることにより給送されたシート先端を、停止させた搬送ローラ14とピンチローラ15のニップに当接させ、給紙ローラ2によってシートPをさらに送り込んで給紙ローラ2とニップとの間でシートにループを形成させる。その結果シート先端は搬送ローラ14とピンチローラ15のニップ押し付けられて斜行が矯正される(トップレジストレーション方式)。
【0062】
その後、搬送ローラ14を回転させて記録位置にシートを搬送するようにしている(頭出し)。したがって、シートPをより正確に記録位置に送ることが可能となる。
【0063】
この他にも、搬送ローラ14とピンチローラ15間のニップでレジストレーションを取るには、逆転している搬送ローラ対のニップにシート先端を突き当てる方式や、シート先端を搬送ローラ対によって一旦ニップの下流側まで送り出してその後、搬送ローラを逆転させて搬送ローラ対のニップに突き当てるようにする方式のものがあるが、どの方式でも搬送ローラの駆動が一方向での連続駆動で無い為、給紙から記録位置までシートを搬送するまでの時間がサイドレジストレーション方式よりも、余計にかかってしまうことになる。
【0064】
次に、図3により、この実施の形態1の制御動作について説明する。
【0065】
図3において、記録装置がステップS1で印字データを受信すると、ステップS2で受信データが文書データかどうかを判別する。文書データであればステップS3ではサイドレジストレーション方式のみによりシートPの記録部までの頭だしを行う。
【0066】
すなわち、給紙ローラ2を回転させ、上述したとおり給紙ローラ2のリブ2dの作用によってシートPの基準部材側の側緑をシート基準面5bに押し付けながら給送する。
【0067】
そしてシート先端は、反時計方向に回転中の搬送ローラ14とピンチローラ15によって挟持されてそのままさらに下流側に搬送され、記録位置まで送られて停止する。
【0068】
ステップS2において受信データが文書データ以外のもの、すなわち写真調等の高画質の画像データの場合、ステップS4のサイドレジストレーション+トップレジストレーションを行い、シートPの頭出しを行う。
【0069】
すなわち、ステップS3と同様に給紙ローラ2によってシートPの側縁シート基準面5bに押し付けて斜行矯正を行い、さらに送られるシートPの先端を停止中の搬送ローラ14とピンチローラ15のニップに突き当ててループを形成し、シート先端の斜行を矯正する。
【0070】
その後、搬送ローラ14を回転させて頭出しを行う。
【0071】
さらに、ステップS5に移り印字がスタートし、ステップS6の排紙動作で印字が終了する。
【0072】
以上の動作により、印字内容に即したシートPのレジストレーション方式をとるため、文書の場合は、スループット向上、それ以外の時には高精度の印字が可能になる。
【0073】
〈実施の形態2〉
上述の実施の形態1においては、記録モードに応じてレジストレーション方式を選択可能にしていたのに対して、この実施の形態2においては、記録媒体に応じてレジストレーションの方式を選択可能にしたものである。なお、記録装置の構成は実施の形態1と同様である。
【0074】
図4により、この実施の形態2の制御動作について説明する。
【0075】
図4において、実施の形態1と同様に記録装置がステップS1で印字データを受信する。このデータの先頭には画質に応じた記録媒体の種類を判別するデータが含まれている。例えば高画質の画像データでは高品位専用紙を選択するデータが含まれている。
【0076】
ステップS2で受信データから、記録媒体が普通紙かどうかを判別して、普通紙であればステップS3のサイドレジストレーション方式によりシートPの記録部までの頭だしを行い、そうでなければステップS4のサイドレジストレーション+トップレジストレーションを行い、シートPの頭だしを行う。その後、ステップS5に移り印字がスタートし、ステップS6の排紙動作で印字が終了する。
【0077】
以上の動作により、記録媒体に即したシートPのレジストレーション方式をとるため、普通紙の場合は、スループット向上、それ以外の時(はがき、光沢紙、光沢フィルム、高品位専用紙(コート紙)等)には高精度の印字が可能になる。
【0078】
〈実施の形態3〉
図5において、この発明に係る記録装置の別の実施の形態3について説明するり記録装置の構成は実施の形態1と同様であるから説明を省略する。
【0079】
ステップS1において、記録装置上にあるキャリッジ26に搭載された記録ヘッド24が、ノーマルヘッドか写真調の記録を行うフォトヘッドかを、記録ヘッドについているIDにより判別する。フォトヘッドであれば、ステップS2で印字データを受信した時に、ステップS4のサイドレジストレーション+トップレジストレーションを行い、フォトヘッドでなければ、ステップS3で印字データを受信した時に、ステップS5のサイドレジストレーションを行う。その後、ステップS6で印字がスタートし、ステップS7の排紙動作で印字が終了する。
【0080】
以上の動作により、記録ヘッドに応じたシートPのレジストレーション方式をとるため、ノーマルヘッドの場合は、スループット向上、フォトヘッドの時には高精度の印字が可能になる。
【0081】
〈実施の形態4〉
上記の各実施の形態例においては給紙装置1の左右の給紙ローラ2には長さの異なるリブ2dが形成されているため、右側板5b(基準面)と協働して必ずサイドレジストレーションをとる構成になっていた。
【0082】
しかし、サイドレジストレーションを行わない通常の給紙ローラを有する記録装置においても本発明は適用できる。
【0083】
この場合、写真調等の高画質の画像データを記録する場合はトップレジストレーションを取り、文書データの記録の場合は斜行矯正を行わない。
【0084】
かかる本実施の形態4の動作を図17を用いて説明する。
【0085】
なお、本実施の形態4の記録装置の構成は給紙ローラにリブ2dが形成されていない点を除いて図2のものと同じであるので、図2も参照する。
【0086】
図17においてステップS11でコンピュータ等から送られてきた印字データを受信し、ステップS12でそのデータが高画質の画像データか否かを判断する。
【0087】
文書データの場合は給紙ローラ2を回転させてシートPを送り出す(ステップS13)。給紙とほぼ同時もしくは所定時間経過後に搬送ローラ14も駆動回転させ(ステップS14)、送られてきたシートPを直ちにプラテン22と記録ヘッド24の間に送り頭出しを行う。
【0088】
ステップS15において頭出しが完了したと判断されたら、印字をスタートし(ステップS16)、排紙動作を行う(ステップS17)。
【0089】
ステップS12でその受信データが高画質の画像データであると判断された場合、ステップS18で給紙ローラ2によりシートPを送り出す。そして停止している搬送ローラ14とピンチローラ15のニップにシート先端を突き当てる。給紙ローラ12の駆動開始からの経過時間等で、シートに所定のループができたものと判断されたら(ステップS19)搬送ローラ14を駆動して(ステップS20)頭出しを行う(ステップS15)。そして記録動作を行い、排紙する(ステップS17、S18)。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、記録データが画像データのときは、記録シートを基準部材に突き当てるサイドレジストレーション動作に加えてトップレジストレーション動作を行うため、高精度の記録を行うことができる。また、記録データが文書データのときは、サイドレジストレーション動作で斜行の矯正をしつつ、スループットの低下なく記録を行うことができる。
【0091】
また、記録ヘッドがフォトヘッドのときは、記録シートを基準部材に突き当てるサイドレジストレーション動作に加えてトップレジストレーション動作を行うため、高精度の記録を行うことができる。また、記録ヘッドがノーマルヘッドのときは、サイドレジストレーション動作で斜行の矯正をしつつ、スループットの低下なく記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による記録装置を示す正面図である。
【図2】 その記録装置の側板を外した側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3の動作を説明するフローチャートである。
【図6】 シート給送装置の正面図である。
【図7】 シート給送装置の側面図である。
【図8】 給紙ローラの説明図である。
【図9】 給紙ローラの説明図である。
【図10】 シート給送装置の駆動伝達系を示す側面図である。
【図11】 シート給送装置の駆動伝達系を示す側面図である。
【図12】 シート給送装置の側面図である。
【図13】 給紙動作を示す説明図である。
【図14】 給紙動作を示す説明図である。
【図15】 給紙動作を示す説明図である。
【図16】 給紙動作を示す説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態4の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 シート給送装置(自動給紙装置)、14 送紙ローラ(搬送ローラ)、15 ピンチローラ(搬送ローラ)、24 記録ヘッド、25 記録部、S シート(記録媒体)。
Claims (6)
- 記録シートを積載するシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載された記録シートを送り出す給紙ローラと、
シート基準を構成する基準部材と、
前記給紙ローラにより送り出された記録シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラに従動して回転するピンチローラと、
を備え、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙する記録装置であって、
記録データが画像データのときは、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙した後に前記搬送ローラと前記ピンチローラにより記録シートの先端の斜行を矯正するトップレジストレーション動作を行い、記録データが文書データのときは前記トップレジストレーション動作を行わないことを特徴とする記録装置。 - 記録シートを積載するシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載された記録シートを送り出す給紙ローラと、
シート基準を構成する基準部材と、
前記給紙ローラにより送り出された記録シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラに従動して回転するピンチローラと、
を備え、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙する記録装置であって、
記録ヘッドを搭載するためのキャリッジを備え、該キャリッジにフォトヘッドが搭載されているときは、前記給紙ローラにより記録シートの前記基準部材側の端部が該基準部材に突き当たるように給紙した後に前記搬送ローラと前記ピンチローラにより、記録シートの先端の斜行を矯正するトップレジストレーション動作を行い、前記キャリッジにノーマルヘッドが搭載されているときは前記トップレジストレーション動作を行わないことを特徴とする記録装置。 - 記録ヘッドのIDにより前記キャリッジに搭載されている記録ヘッドの種類を判別することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記給紙ローラに記録シートの搬送を行うための給紙ローラゴムを取り付けるためのローラ部を複数配置し、各ローラ部は前記給紙ローラゴムと記録シートとを離間させるための離間手段を有し、前記基準部材側に配置されたローラ部の離間手段の離間領域を他のローラ部の離間手段の離間領域よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記トップレジストレーション動作は、停止している前記搬送ローラと前記ピンチローラのニップに記録シートの先端を当接させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記トップレジストレーション動作は、逆転している前記搬送ローラと前記ピンチローラのニップに記録シートの先端を当接させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置。
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