JPH1141435A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1141435A
JPH1141435A JP9189590A JP18959097A JPH1141435A JP H1141435 A JPH1141435 A JP H1141435A JP 9189590 A JP9189590 A JP 9189590A JP 18959097 A JP18959097 A JP 18959097A JP H1141435 A JPH1141435 A JP H1141435A
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tsi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ受信においては、ファクシミリ装置か
らFAXアプリにTSI等の相手先識別情報を通知でき
ない。 【解決手段】 メッセージ前手順でやり取りされたTS
Iをシステムメモリ9等に記録しておき、画情報メモリ
6に蓄積したファクシミリ情報をPC13(FAXアプ
リ)に送出する際、記録しておいたTSIを通知する主
制御部(CPU)1を設けた構成とする。また、発信電
話番号表示サービスにより交換機から通知される発信側
電話番号を、TSIと同様に記録し、TSIを記録して
いない場合には、この発信側電話番号をFAXアプリに
通知する構成とする。また、FAXアプリで解読できな
いコード(0〜9、スペース、+以外のコード)を全て
スペースに置き換えてFAXアプリに通知する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下、「PC」と記載)やワークステーション
等の情報処理装置とのインタフェース機能を有するファ
クシミリ装置に係り、特に、メモリ受信によりファクシ
ミリ装置の伝送制御機能を利用した高信頼なファクシミ
リ通信を、情報処理装置上のファクシミリ通信用のアプ
リケーション(以下、「FAXアプリ」と記載)に提供
可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置を利用して、例
えばPC上のFAXアプリと相手先の装置(ファクシミ
リ装置やPC)との間でファクシミリ情報を送受信する
技術では、ファクシミリ装置を単にモデムとして用いて
いるものが一般的である。しかし、この技術では、ファ
クシミリ装置が有する高信頼で効率的な伝送制御機能、
例えば、ECM(Error Correction Mode、送信中に電
話回線等の影響により画情報を正常に送信できなかった
ときに、その部分を自動的に送り直す機能)などの伝送
エラー制御機能やデータ圧縮機能などを利用できない。
【0003】このような問題を解決して、ファクシミリ
装置が有する高信頼で効率的な伝送制御機能を利用する
技術としては、SAF(Store and Forward)技術を用
いたメモリ受信がある。このメモリ受信では、回線から
送られてきた画情報を画情報メモリに一旦蓄積した後、
この画情報メモリからPCのFAXアプリに送信するの
で、回線を介してのファクシミリ情報の伝送制御を、フ
ァクシミリ装置の伝送制御機能を用いて行うことができ
る。
【0004】すなわち、PCのFAXアプリでは、クラ
ス2(EIA/TIA−SP2388A規格)での通信
を行うのでECM通信を使用することができず、また一
般的には非標準機能に対応しておらず使用することがで
きないが、このように、一度画情報メモリにファクシミ
リ情報を蓄積してからのメモリ受信では、FAXアプリ
に依存しないので、ECM通信や非標準機能を使用する
ことができる。
【0005】このようにしてメモリ受信したファクシミ
リ情報のファクシミリ装置からFAXアプリへの送信
は、一般的にATコマンド(米国HAYES社が開発し
たモデム制御命令)を用いた標準的な手順を使用して行
なわれる。すなわち、それぞれ異なるメーカで製造され
たファクシミリ装置とFAXアプリとを任意に組み合わ
せて使用できるようにするために、ファクシミリ装置と
FAXアプリ間での信号のやり取りは、FAXアプリと
モデム装置間で一般的に用いられているATコマンドに
基づき行われることが多い。
【0006】このように、ファクシミリ装置とFAXア
プリ間では、ATコマンド等の標準的な交信手順が用い
られている。しかし、メモリ受信時にファクシミリ装置
が交信する送信局識別(TSI:Transmitting Station
Identification)等に関しては、非標準プロトコルで
交信されている場合、そのコード体系等がATコマンド
で定義されているものと異なることがある。例えば、A
Tコマンドにおいては、TSIフレームとして標準で
「0」〜「9」、「スペース」、「+」の使用が定めら
れているが、非標準プロトコルでは、これらのコード以
外のコードがTSIフレームに入る場合がある。そのた
め、ファクシミリ装置とFAXアプリ間の通信において
は、TSIはファクシミリ装置からFAXアプリに通知
されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、メモリ受信においては、ファク
シミリ装置からFAXアプリには、TSIが通知されて
いない点である。本発明の目的は、これら従来技術の課
題を解決し、任意のFAXアプリでの、メモリ受信によ
るファクシミリ装置の高度な伝送制御手順による画情報
の受信と送信元の確認を可能とするファクシミリ装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置は、呼設定手順後のメッ
セージ前手順でやり取りされたTSIをシステムメモリ
9等(TSI記憶手段)に記憶しておき、主制御部(C
PU)1(通知手段)により、シリパラ変換装置12を
介してPC13(FAXアプリ)に、受信して画情報メ
モリ6に蓄積しておいたファクシミリ情報を送出する際
に、記憶しておいたTSIを通知する構成とする。ま
た、発信電話番号表示サービスにより交換機から通信前
に通知される発信側電話番号を、TSIと同様に記憶し
(発信電話番号記憶手段)、TSIを記憶していない場
合には、この発信側電話番号をFAXアプリに通知する
構成とする。また、テスト用に任意のTSIをFAXア
プリに通知して、FAXアプリで解読できないコードを
予め判別し登録しておき、受信したTSIのコードの
内、FAXアプリで解読できないコード(「0〜9、ス
ペース、+」以外)を全てスペースに置き換えてFAX
アプリに通知する構成とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明のファクシミリ装
置の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。本例のファクシミリ装置は、主制御部(図中、「C
PU」と記載)1、スキャナ2、プロッタ3、ページメ
モリ4、圧縮再生装置5、画情報メモリ6、バス7、オ
ペポート8、システムメモリ9、通信制御装置10、網
制御装置11、シリパラ変換装置12により構成され、
シリパラ変換装置12を介してPC(パーソナルコンピ
ュータ)13に、また、網制御装置11を介して回線1
4に接続されている。
【0010】主制御部1はCPU(Central Processing
Unit)からなりファクシミリ装置の全体動作制御を行
い、スキャナ2は送信原稿からのファクシミリ情報の読
み込みを行う。ページメモリ4はファクシミリ情報をペ
ージ単位で記録し、プロッタ3はページメモリ4からの
ファクシミリ情報を印字出力する。圧縮再生装置5はフ
ァクシミリ情報の符号化(圧縮)/復号化(伸長)を行
い、画情報メモリ6は送受信対象のファクシミリ情報を
蓄積する。バス7は各処理構成部間を接続して信号を伝
送する。
【0011】オペポート8はLCD(Liquid Crystal D
isplay)やキーボタン等を有し操作者との入出力処理を
行い、システムメモリ9は主制御部1の処理用のプログ
ラムや処理結果等を記憶する。通信制御装置10はモデ
ム(MODEM:MOduler/DEModuler)機能を有してデ
ィジタル信号とアナログ信号の変換を行い、網制御装置
11は回線14との接続制御を行い、シリパラ変換装置
12はRS232CによるPC13との接続制御を行
う。
【0012】このような構成での本例のファクシミリ装
置によるメモリ受信は、図2(a)、(b)に示すよう
に二つの動作に分かれる。図2は、図1におけるファク
シミリ装置のメモリ受信に係る機能の構成例を示すブロ
ック図である。図2(a)は、回線14から画情報メモ
リ6への通常の受信動作を示しており、まず、回線14
からのファクシミリ情報を、網制御装置(図中、「NC
U」と記載)11を介して受信する。
【0013】このファクシミリ情報は通信制御装置(図
中、「モデム」、「ECMバッファ」と記載)10に送
られ、通信制御装置10では、具備したモデム機能によ
りアナログデータをディジタルデータに変換してECM
バッファに出力する。このディジタルデータまでは圧縮
データであり、この圧縮データを画像メモリ(図中、
「SAF」と記載)6に蓄積すると同時に、圧縮再生装
置(図中、「DCR」と記載)5により生データ(非圧
縮データ)に戻し、ECMにより、回線14からのデー
タが正しいか否かをチェックする。
【0014】その後、画像メモリ6に蓄積したファクシ
ミリ情報を、図1のプロッタ3で出力せず、図2(b)
に示すように、PC13へ送信する。図2(b)は、画
像メモリ6に蓄積したファクシミリ情報をATコマンド
を使用してPC13側に送信する動作を示している。P
C13上のFAXアプリ(ファクシミリ通信用のアプリ
ケーション)は、回線を使用しての通常のクラス2での
受信を行っていることになっているが、ファクシミリ装
置側では、PC13とのATコマンドのやり取りだけを
行っている。
【0015】すなわち、画情報メモリ6から圧縮データ
を取り出し、圧縮再生装置(図中、「DR」、「L
B」、「DC」、「バッファ」と記載)5に渡す。圧縮
再生装置5では、まず、画情報メモリ6から取り出した
圧縮データをデコード(復号化、伸長)して生データに
変換しラインバッファに格納し、さらに、FAXアプリ
のモードに合わせて生データを圧縮(符号化)する。
尚、この圧縮を行う前に、時刻等の付加情報をファクシ
ミリ情報に埋め込んでも良い。このようにして圧縮され
たファクシミリ情報(圧縮データ)を、バッファを介し
てPC13との接続速度に整合させ、シリパラ変換装置
(図中、「232C」と記載)12でパラレル/シリア
ル変換してPC13に送信する。
【0016】このように、一度、画情報メモリ6にファ
クシミリ情報を蓄積してからPC13へ送信するメモリ
受信では、回線上での交信はFAXアプリに依存しな
い。このことにより、従来のFAXアプリではできなか
ったECM通信や非標準機能を使用することが可能とな
る。これにより、非標準でのTSIを入手できる。非標
準プロトコルでのコード体系がATコマンドで定義され
ているもの(「0〜9」、「スペース」、「+」)と異
なる場合には、非標準でのTSIに関しては、FAXア
プリでは正しく解読できない場合もがあるが、解読でき
る場合もある。
【0017】そこで、本例のファクシミリ装置では、図
1の主制御部1により、メモリ受信動作で入手したTS
Iをそのまま、もしくは、ATコマンドで定義されてい
るもの(「0〜9」、「スペース」、「+」)以外のコ
ードを全て「スペース」に置き換えてPC13のFAX
アプリ側に送出する。以下、図3を用いて、メモリ受信
時のファクシミリ装置とPC13間での、TSIの通知
を含めた交信手順を説明する。
【0018】図3は、図1におけるファクシミリ装置と
PC間での交信手順例を示す説明図である。本例は、特
に、メモリ受信終了後のファクシミリ装置とPC間での
交信動作例を示し、図中のDTEコマンドはPC上のF
AXアプリ側から送出されるATコマンドであり、DC
Eレスポンスはファクシミリ装置側からの信号(メモリ
受信で相手先装置から既に受信済で記録しておいたもの
を含む)である。まずフェーズAにおいて、ファクシミ
リ装置からPCに「RING」を送信し、PCのFAX
アプリに起動をかける。起動したFAXアプリは、受信
の準備ができると「ATA(アンサーモードで応答す
る)」を返す。
【0019】次のフェーズBにおいて、「ATA」を受
けたファクシミリ装置は、「+FCON」でフラグの受
信を、また、「+FTSI」で「TSIフレーム」を、
「+FDCS」で「DCS」コードを通知し、そして、
「OK」を返してコマンドが正しく実行されたことを通
知する。この「OK」を受け取ったFAXアプリは、
「AT+FDR」を送出して「TCF」のチェックを要
求する。この要求に対応してファクシミリ装置は「+F
CFR」を返し、「TCF」のチェック結果を「CF
R」で相手先装置に送出した(送出済み)旨を通知す
る。
【0020】次のフェーズCにおいて、ファクシミリ装
置はFAXアプリに、相手先装置からの「キャリア」を
受信した旨を「CONNECT」で通知する。この通知
を受けたFAXアプリは、「DC2」を送出して、ファ
クシミリ情報の受信を要求する。この要求に対応してフ
ァクシミリ装置は、画情報メモリに蓄積済みのファクシ
ミリ情報をFAXアプリに転送し、「DLE」と「ET
X」を送出して、相手先装置からの「RTC」の受信
(受信済み)を通知する。
【0021】さらにフェーズDにおいて、ファクシミリ
装置はFAXアプリに、「+FPTS:1」により、相
手先装置から受信したページが正常であることを通知
し、また、「+FET:2」により、相手先装置から
「EOP」を受けたことを通知し、そして、「OK」を
返してコマンドが正しく実行されたことを通知する。こ
の「OK」を受けたFAXアプリは、「AT+FDR」
を返し、それに対応してファクシミリ装置は、「+FH
NG」と「OK」をFAXアプリに通知する。
【0022】そしてフェーズEにおいて、FAXアプリ
はファクシミリ装置に「ATH0」を送出して回線断を
指示し、これに対応して、ファクシミリ装置はFAXア
プリに「OK」を返す。このような手順で、ファクシミ
リ装置とFAXアプリ間での交信が行われ、そのフェー
ズBにおいて、TSIがFAXアプリに渡される。この
ようにメモリ受信では、相手先識別情報として、相手先
装置から送られてくるTSIフレームから得ることがで
きる。
【0023】このTSIフレームについては、上述した
ように、標準モードの交信では、「0〜9」と「スペー
ス」および「+」が使用コードとして決まっているが、
非標準モードの交信では各メーカに任せられており決め
る必要はない。一方、ATコマンドでは標準モードの交
信となり、非標準モードの交信で受信したTSIフレー
ムをFAXアプリに対して送出すると、機種によっては
受け付けられない場合がある。しかし、FAXアプリ側
でも、1バイトで有限個(256文字)の文字で表示で
きる可能性もあり、本実施例では、ファクシミリ装置の
機能を用いて受信したTSIフレームを、FAXアプリ
が表示できるか否かに係らず、そのままFAXアプリに
送出している。
【0024】FAXアプリ側で「0〜9」と「スペー
ス」および「+」以外のコードを解読できない場合に対
処するために、TSIフレームをFAXアプリに送出す
る時点で、図1の主制御部1により1文字ずつチェック
し、「0〜9」と「スペース」および「+」以外のコー
ドを全て「スペース」に置き換える。このように、TS
Iフレームを、コードを置き換えて送るか、そのまま送
るかは、図1のオペポート8からのユーザ操作で指示設
定できる。あるいは、予めテストによりFAXアプリで
表示できないコードを確認しておき、当該コードのみを
「スペース」等に置き換えるようにすることもできる。
【0025】すなわち、予めTSIフレームのテスト用
のパターンを用意しておき、テストモードでそのパター
ンをFAXアプリに送出し、FAXアプリの受信結果を
検証することにより、この送出したパターンの内、FA
Xアプリで表示できないコードを抽出する。テスト用の
パターンとしては、256文字を、20文字あるいは1
6文字ずつ順次に選択して構成し、それを「+FTS
I」として、FAXアプリとの1交信毎に送出する。そ
して、各交信毎、あるいは、テスト交信が全て終わった
後に、パターンをファクシミリ装置側の表示部に表示、
もしくはレポートとして印字出力し、FAXアプリ側の
受信ログと照らし合わせ、不一致となったコードを、
「スペース」への置き換え対象として登録しておく。
【0026】また、相手先識別情報としては、「TSI
フレーム」以外にも、例えば、網(交換機)側から提供
される通信前情報通知サービスにおける発信電話番号表
示サービスを利用することができる。この発信電話番号
表示サービスは、発信回線の電話番号等の情報を通知す
るサービスであり、この情報は、交換機からITU−T
勧告V.23に準拠したMODEM信号により送出され
る。その情報内容は、キャラクタ20文字以内でローマ
字用JIS単位符号である。
【0027】発信電話番号表示サービスの契約者回線に
接続されたファクシミリ装置に着信があると、ファクシ
ミリ装置からの一次応答信号(直流ループ)の受信後、
加入者線交換機からファクシミリ装置に、発信電話番号
が送出されるので、ファクシミリ装置は、この発信電話
番号を相手先識別情報として記録しておく。そして、相
手先装置からのファクシミリ情報のメモリ受信後、蓄積
したファクシミリ情報の送信前に、記録した発信電話番
号をFAXアプリに送出する。このように、着信時に発
信電話番号表示サービスを利用することにより、例え
ば、回線上でTSIフレームを送ってこない場合にも、
相手先装置を識別することができる。
【0028】図4は、相手先識別情報を記録するメモリ
の領域構成例を示す説明図である。本例では、TSIフ
レームを記録する領域41と、発信電話番号表示サービ
スによる発信電話番号を記録する領域42、さらに、本
体のCSI(Called Station Identification、被呼局
識別)を記録する領域43が設けられている。そして、
図1のファクシミリ装置の主制御部1は、領域41、領
域42、領域43の順で検索し、最初に検出した情報
(TSIフレーム、発信電話番号、CSI)をFAXア
プリに通知する。
【0029】以下、図5、図6を用いて上述のファクシ
ミリ装置の動作説明を行う。図5および図6は、図1に
おけるファクシミリ装置の本発明に係る動作例を示すフ
ローチャートである。本例のファクシミリ装置は、ま
ず、図5に示すように、着呼を受けると(ステップ50
1)、フェーズA,Bでの呼設定およびメッセージ前手
順の交信を行い(ステップ502)、その交信時に得た
TSIフレームを図4に示した領域41に記録する(ス
テップ503)。尚、発信電話番号表示サービスを利用
している場合には、発信電話番号を図4の領域42に、
また、常に本体のCSIを図4の領域43に記録する。
【0030】その後、フェーズCでのファクシミリ情報
(ファクシミリメッセージ)のメモリ受信を行い(ステ
ップ504)、受信終了すれば(ステップ505)、フ
ェーズDでのメッセージ後手順、および、フェーズEで
の呼復旧を行い回線を解放する(ステップ506)。こ
のようにしてメモリ受信が終了した後、以下図6に示す
ように、PCのFAXアプリに「RING」(ベルがな
っている状態)を送出し、FAXアプリからの「AT
A」(アンサーモードで応答)を待つ(ステップ60
1,602)。
【0031】FAXアプリからの「ATA」を受け取る
と、図4に示したメモリ領域41〜43を検索する(ス
テップ603)。まず、図4の領域41を検索してTS
Iフレームが記録されているか否かを判別し(ステップ
604)、記録されていれば、このTSIフレームの内
容が標準コードで構成されているか否かを判別する(ス
テップ605)。全て標準コードであればそのまま、ま
た、非標準コードを含む場合は、当該コードをスペース
に置き換えて(ステップ606)、FAXアプリ側に送
出する(ステップ607)。
【0032】また、ステップ604において、図4の領
域41にTSIフレームが記録されていなければ、図4
の領域42に発信電話番号が記録されているか否かを判
別する(ステップ608)。記録されていれば、この発
信電話番号をFAXアプリ側に送出し(ステップ60
9)、また、記録されていなければ、図4の領域43に
記録されている本体CSIをFAXアプリ側に送出する
(ステップ610)。
【0033】このようにして、TSIフレーム、発信電
話番号、本体CSIのいずれかをFAXアプリに送出し
た後、図5のステップ504で受信し画情報メモリに蓄
積したファクシミリ情報を、復号化、再圧縮(FAXア
プリに合わせて)等した後、FAXアプリ側に送出する
(ステップ611)。全ての送信が完了すれば(ステッ
プ612)、FAXアプリとの接続を切る(ステップ6
13)。
【0034】以上、図1〜図6を用いて説明したよう
に、本実施例のファクシミリ装置では、メモリ受信時
に、相手先装置から通知されたTSIフレームを記録し
ておき、メモリ受信で蓄積したファクシミリ情報のFA
Xアプリへの送信時に、記録しておいたTSIフレーム
を通知する。このことにより、ファクシミリ装置で非標
準通信を行うと共に、FAXアプリに相手先識別情報を
渡すことができ、FAXアプリ側で相手先を確認するこ
とができる。
【0035】また、予めFAXアプリで解読できないコ
ードを特定し登録しておくことにより、非標準通信で入
手したTSIフレームの内、FAXアプリで解読できな
いコードを判別し、当該コードをスペース等に置き換え
てFAXアプリに渡すことが容易にできる。また、送信
先識別情報としては、TSIフレームだけではなく、発
信電話番号表示サービスで通知される発信電話番号も利
用することができ、TSIフレームが入手できなかった
場合には、この発信電話番号をFAXアプリへ通知する
こともできる。
【0036】尚、本発明は、図1〜図6を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本例で
は、図4に示す構成で、TSIフレームと発信電話番号
およびCSIをまとまった領域に登録しているが、CS
Iは予め決まっているので別の領域に登録する構成とし
ても良い。また、本例ではPC(パーソナルコンピュー
タ)を例として説明したが、ワークステーション等、F
AXアプリを使用できる情報処理装置にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ受信において、
ファクシミリ装置からFAXアプリにTSI等の相手先
識別情報を通知でき、任意のFAXアプリでの、メモリ
受信によるファクシミリ装置の高度な伝送制御手順によ
るファクシミリ情報の受信と送信元の確認が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の本発明に係る構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるファクシミリ装置のメモリ受信に
係る機能の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1におけるファクシミリ装置とPC間での交
信手順例を示す説明図である。
【図4】相手先識別情報を記録するメモリの領域構成例
を示す説明図である。
【図5】図1におけるファクシミリ装置の本発明に係る
動作例の1/2部分を示すフローチャートである。
【図6】図1におけるファクシミリ装置の本発明に係る
動作例の2/2部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:主制御部、2:スキャナ、3:プロッタ、4:ペー
ジメモリ、5:圧縮再生装置、6:画情報メモリ、7:
バス、8:オペポート、9:システムメモリ、10:通
信制御装置、11:網制御装置、12:シリパラ変換装
置、13:PC(パーソナルコンピュータ)、14:回
線、41〜43:領域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された情報処理装置上のファクシミ
    リ通信用のアプリケーション(FAXアプリ)宛のファ
    クシミリ情報を受信して全て画情報メモリに一時記憶し
    た後、該画像メモリから上記FAXアプリに送出するフ
    ァクシミリ装置であって、メッセージ前手順でやり取り
    される送信局識別情報(TSI)を記憶するTSI記憶
    手段と、上記画情報メモリに一時記憶した上記ファクシ
    ミリ情報を上記FAXアプリに送出する際に、上記TS
    I記憶手段で記憶したTSIを上記FAXアプリに通知
    する通知手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、交換機から通信前に通知される発信側電話番号を
    記憶する発信電話番号記憶手段を設け、上記通知手段
    は、上記TSI記憶手段で上記TSIを記憶していない
    場合、上記発信電話番号記憶手段で記憶した上記発信側
    電話番号を上記FAXアプリに通知することを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載のファクシミリ装置において、上記TSIのコ
    ードの内、所定の標準コード(0〜9、スペース、+)
    以外のコードを全てスペースに置き換える手段を設け、
    上記TSIに所定の標準コード以外のコードがあれば該
    コードをスペースに置き換えて上記FAXアプリに通知
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のファクシミリ装置にお
    いて、操作者がテスト用に作成して入力した上記TSI
    を上記FAXアプリに通知する手段を設け、上記FAX
    アプリによる解読結果に基づき予め上記所定の標準コー
    ド以外のコードを特定しておくことを特徴とするファク
    シミリ装置。
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