JPH04286266A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH04286266A
JPH04286266A JP3073646A JP7364691A JPH04286266A JP H04286266 A JPH04286266 A JP H04286266A JP 3073646 A JP3073646 A JP 3073646A JP 7364691 A JP7364691 A JP 7364691A JP H04286266 A JPH04286266 A JP H04286266A
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JP
Japan
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transmitting station
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handset
slave
base unit
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Pending
Application number
JP3073646A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakajima
孝 中島
Takashi Kamikura
神蔵 隆
Hajime Sakashita
坂下 哉
Kenji Hara
謙治 原
Akito Yamauchi
昭人 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH04286266A publication Critical patent/JPH04286266A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に回線に接続されたファクシミリ装置
と、該ファクシミリ装置に接続された端末ファクシミリ
装置とより成るファクシミリシステムに適用されるファ
クシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、回線に接続されたファクシミ
リ装置(以下、親機という)に端末用のファクシミリ装
置(以下、子機という)を接続した親子ファクシミリシ
ステムが提案されている。このような親子ファクシミリ
システムは、例えば特開昭59−79671号等に開示
されている。
【0003】図14は親子ファクシミリシステムを示す
ブロック図である。同図において、回線に接続された親
機1には複数の子機2−1〜2−Nが接続されている。 このようなシステムでは、親機は、通常のファクシミリ
装置と同様に、スキャナ及びプリンタ、並びに符号化/
復号化装置、通信制御装置等を備え、それ自体で独立し
て画情報通信を行うように構成されている。
【0004】これに対し、子機は必ずしも親機と同様の
構成である必要はなく、スキャナ及びプリンタのうち少
なくとも一方を備えていれば良い。また画情報の符号化
/復号化を親機の機能で実行させれば、符号化/復号化
装置を備える必要もない。したがって、親機よりも構成
を簡略化することが可能である。
【0005】このようなシステムにおいて、ある特定の
子機に対して画情報の送信を行おうとする場合には、送
信局は、まず親機の電話番号にダイヤルし、該親機との
回線を接続した後、子機を特定するためのデータ(子機
のIDや電話番号等、以下、子機指定データという)を
親機に送信する。親機は、送信局との回線を閉じた後は
、送信局から送信される画情報を一旦画像メモリ内に蓄
積し、蓄積が終了した後、前記子機指定データにより指
定された子機を発呼して画情報を子機に送信する。
【0006】親機を、このような処理装置として構成す
る代りに、送信局と子機との中継局として機能するよう
に構成することも可能である。この場合、親機は、子機
の指定が送信局により行われた後、子機を発呼し、子機
が着信を受け付けたら、送信局と子機との回線を直接接
続し、子機と送信局間で直接画情報の通信を実行させる
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(1) 前述のように
、送信局が子機と通信を行おうとする場合には、送信局
は、親機に対して子機指定データを送信する必要がある
。換言すれば、子機と通信することができるのは、親機
との通信プロトコル中に子機指定データを付加すること
のできるユニークな装置に限られる。したがって、前記
のような子機指定データの付加機能を有しないファクシ
ミリ装置は、親機とは通信ができても、子機とは通信を
行うことができない。
【0008】(2) 例えば、所定の送信局は必ず所定
の子機を選択して画情報を送信するようなときには、親
機の記憶装置に送信局と子機との対応関係を示すテーブ
ルを予め記憶しておき、親機では、送信局より発呼があ
った場合には該送信局の電話番号、ID等を検出し、検
出結果に応じて、前記テーブルから子機を特定するよう
にすれば、子機指定データの付加機能を有しない送信局
でも、子機との通信が可能である。しかし、この場合で
も、親機の前記テーブル内に送信局のデータが記憶され
ていないときは、該送信局は子機と通信を行うことがで
きない。
【0009】(3) 前記(1) 又は(2) に示さ
れた手法で子機が特定できても、その子機に故障等が生
じたときには、前記と同様に通信を行うことができない
【0010】本発明は、前述の各問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、送信局の画情報が
所定の子機に出力できないときに、送信局が当該親子フ
ァクシミリシステムのすべての出力装置に対して画情報
送信不能となる事態を防止することできる親機ファクシ
ミリシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、子機と通信ができないときに、送信
局より送信される画情報を、当該親子ファクシミリシス
テムの親機で出力又は保存するようにした点に特徴があ
る。
【0012】
【作用】例えば送信局より送信される画情報に、該画情
報の送り先である子機を識別するためのデータ(子機の
名称、宛先等)を付加しておけば、親機のオペレータは
、親機でハードコピーされた画情報を所定の子機のオペ
レータに渡すことができる。
【0013】親機の記憶装置に送信局の画情報を記憶し
た場合には、必要に応じて該画情報をハードコピーする
こともできるし、その後、子機の故障等が修理された場
合には、該子機に対して親機から画情報を送信すること
もできる。
【0014】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明
する。図2は親機及び子機の具体的構成の一例を示すブ
ロック図である。同図において、親機1は、通常のファ
クシミリ装置と同様に、スキャナ11、プリンタ12、
モデム14、NCU15、画像メモリ16及びそれらを
制御する通信制御部13を備えている。通信制御部13
は、マイクロコンピュータを備えていて、後述するよう
な処理を行う。
【0015】親機1から回線に接続された図示されない
相手局に対して画情報を送信する場合には、スキャナ1
1で読み取られた画情報は、必要に応じて画像メモリ1
6に一旦蓄積された後、モデム14及びNCU15を介
して、回線に送出される。逆に、図示されない相手局か
ら回線を介して親機に対して画情報が送信される場合に
は、回線上の画情報は、NCU15及びモデム14を介
して受信され、必要に応じて画像メモリ16に一旦蓄積
された後、プリンタ12より出力(ハードコピー)され
る。
【0016】子機2−1は、この例においては親機1と
ほぼ同一の構成となっている。すなわち、スキャナ21
、プリンタ22、通信制御部23、モデム24、NCU
25及び画像メモリ26は、それぞれ親機1のそれとほ
ぼ同一の構成である。子機2−1のNCU25は、親機
1のNCU15に接続されている。なお、図示されてい
ないが、符号2−1で示された子機以外の子機も、親機
1に接続されている。
【0017】回線上の図示されない送信局(以下、単に
送信局という)より子機(例えば子機2−1)に画情報
を送信する場合には、送信局は、親機1の電話番号をダ
イヤルし、親機1を呼び出す。その後、送信局は子機を
指定する子機指定データ(すなわち子機の電話番号、I
D等)の送信を行う。
【0018】親機1は、送信局より送信された子機指定
データを記憶すると共に、送信局から送信された画情報
を一旦画像メモリ16に蓄積する。そして、送信局から
の画情報の受信がすべて終了した時点で、送信局との回
線を切断する。その後、前記子機指定データに基づいて
、送信局が送信を希望する子機を呼び出し、該子機に対
して画像メモリ16内に蓄積された画情報を送信する。
【0019】この親機1から子機に対する画情報の送信
は、親機1が送信局と通信を行う場合と同様の処理によ
り行われる。すなわち、画像メモリ16内に蓄積された
画情報は、モデム14及びNCU15を介して、子機の
NCU25に転送され、子機では、NCU25及びモデ
ム24を介して受信した画情報を、必要に応じて画像メ
モリ26に一旦蓄積した後、プリンタ22より出力する
【0020】子機の受信能力を上回る能力、すなわち記
録線密度及び/あるいはサイズで、送信局から画情報が
送信された場合には、親機1から子機への画情報送信の
際、親機1は、受信された画情報を子機の受信能力に応
じて変換して、画情報を子機に送信する。
【0021】図3は親機及び子機の具体的構成の他の例
を示すブロック図である。同図において、図2と同一の
符号は、同一又は同等部分をあらわしている。図3にお
いて、子機2−1及び2−2はそれぞれプリンタ22及
び32のみにより構成されている。
【0022】送信局が子機2−1、2−2…に対して画
情報の送信を行う場合には、送信局は、まず画情報を親
機1に送信する。親機1は、すべての画情報を画像メモ
リ16に受信した後、送信局との通信を終了する。
【0023】この後、親機1は、画像メモリ16内に蓄
積された画情報を復号化すると共に、必要に応じて子機
の受信能力(出力能力)に応じた記録線密度及びサイズ
に画情報を変換した後、送信局より指示された子機に対
して画情報を送信する。この送信は、通信制御部13か
ら直接行われる。
【0024】なお、親機と子機との接続は、有線、無線
どちらであっても良い。また、図3のシステムでは、ス
キャナにより構成される子機を含むものであっても良い
。さらに、図2及び図3で示されたような子機を同一の
システムに備えるようにしても良い。
【0025】図4は本発明の第1の実施例の親機の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートは、
送信局から呼び出しがあった時点で実行される。同図に
おいて、まずステップS1では、送信局から送出される
プロトコルのNSS信号又はTSI信号に付加されてい
る子機指定データを検索する。そして、ステップS2に
おいて子機指定データが検出されれば、ステップS3に
おいて該子機指定データが当該親機の記憶装置に記憶さ
れる。
【0026】ステップS4においては送信局より送信さ
れる画情報を受信し、画像メモリ16(図2又は図3)
に蓄積する。そしてステップS5において画情報の受信
終了が検出された場合には、送信局との回線を切断した
後、ステップS6に移行する。
【0027】画像メモリ16に蓄積された画像データは
、子機との通信を司る親子間送受信制御手段、又は当該
親機の出力装置(例えばプリンタ、CRT)に転送可能
になっている。ステップS6においては、画像データの
送出先を前記親子間送受信制御手段に切り換える。
【0028】ステップS7においては、記憶された子機
指定データに対応する子機に対し、発呼する。ステップ
S8において子機の準備が確認されたならば、ステップ
S9において受信画情報を子機に送信する。そして画情
報の送信終了がステップS10で確認された後は、前記
画像メモリ16に記憶された画情報を消去して、当該処
理は終了する。
【0029】前記ステップS2において子機指定データ
が検出されなければ、ステップS11及びS12に移行
し、前記ステップS4及びS5と同様に、送信局より送
信される画情報を受信し、画像メモリ16に蓄積する。 画情報受信終了後は、ステップS13において、画像デ
ータの送出先を当該親機の出力装置に切り換える。
【0030】ステップS14においては、受信された画
情報を当該親機の出力装置に出力し、ハードコピー(又
はソフトコピー)する。そして、すべての画情報の出力
がステップS15で確認されたならば、前記画像メモリ
16に記憶された画情報を消去した後、当該処理は終了
する。
【0031】図1は本発明の第1の実施例の機能ブロッ
ク図である。同図において、図2又は図3と同一の符号
は、同一又は同等部分をあらわしている。図1において
、送信局から親機1に呼び出しがあると、送信局のプロ
トコルに含まれる子機指定データが子機特定手段56に
より検出され、該手段56内に一時記憶される。そして
、NCU15及びモデム14を介して受信された画情報
は、画像メモリ16内に蓄積される。そして、画情報の
蓄積がすべて終了すると、親機1は送信局との回線を切
断する。
【0032】子機特定手段56は、検出された子機指定
データより送信局が画情報の送信を希望する子機を特定
し、その情報を親子間送受信制御手段52に出力する。 また、切換手段59を付勢し、画像データ送出手段51
の出力線を親子間送受信制御手段52側に切り換える。
【0033】そして、親子間送受信制御手段52が指定
された子機を発呼し、その後、画像データ送出手段51
により、該子機に対して、画像メモリ16に蓄積された
画情報が親子間送受信制御手段52を介して送信される
【0034】なお、子機が、図3に示されたように、プ
リンタのみの構成である場合には、画情報は復号化され
て子機に送信される。また、図2に示されたように親機
と同様の構成である場合(すなわち、復号化手段を備え
ている場合)には、画情報は、符号化された状態で送信
される。
【0035】子機特定手段56は、送信局のプロトコル
に子機指定データが含まれていない場合には、切換手段
59を付勢し、画像データ送出手段51の出力線を出力
装置58側に切り換える。これにより、画像メモリ16
に蓄積された画情報が出力装置58に出力され、ハード
コピーされる。この場合、画情報は復号化されて出力装
置58に出力される。
【0036】なお、子機から、回線上の相手局(図示せ
ず)に対して画情報の送信を行う場合には、親機1の画
像メモリ16に子機で読み取られた画情報が一旦蓄積さ
れるが、この場合における、子機より送信される画情報
の受信及び画像メモリ16への転送は、画像データ受信
手段57で行われる。
【0037】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
5及び図6は、本発明の第2の実施例の親機の動作を示
すフローチャートである。図6において、図4と同一の
符号は、同一又は同等処理をあらわしているので、その
説明は省略する。またこのフローチャートは、送信局か
ら呼び出しがあった時点で実行される。
【0038】図5及び図6において、まずステップS2
1では、送信局から送出されるプロトコルのNSS信号
又はTSI信号に付加されている該送信局の電話番号を
検出し、該番号を一時記憶する。
【0039】ステップS22においては、当該親機の管
理メモリ54(図7に関して後述する。)に予め登録さ
れた相手先(送信局)電話番号のうちの一つを選択し、
前記のように検出された送信局の電話番号と比較する。
【0040】図7は管理メモリ54内に登録された内容
を示す図表である。同図において、管理メモリ54内に
は、1〜N個の相手先電話番号と、各相手先電話番号に
対応する子機の電話番号とが登録されている。この登録
は、送信局と通信を行う前に予め行われている。
【0041】図5及び図6に戻り、ステップS23にお
いては、選択された相手先電話番号と送信局の電話番号
とが一致しているか否かが判別される。一致していなけ
れば、ステップS24において送信局の電話番号が、す
べての相手先電話番号と比較されたか否かが判定される
【0042】すべての相手先電話番号と比較されていな
ければ、ステップS22に戻り、他の相手先電話番号が
選択され、送信局の電話番号と再度比較される。また、
すべての相手先電話番号と比較されていれば、当該処理
はステップS11に移行する。
【0043】前記ステップS23において選択された相
手先電話番号と送信局の電話番号とが一致していること
が判定されると、ステップS25において、選択された
相手先電話番号に対応する子機の電話番号が読み出され
、一時記憶される。その後、ステップS4に移行する。 ステップS26においては、選択された子機の電話番号
にダイヤルされ、発呼される。
【0044】図8は本発明の第2の実施例の機能ブロッ
ク図である。同図において、図1と同一の符号は、同一
又は同等部分をあらわしているので、その説明は省略す
る。
【0045】図8において、管理メモリ54には、図7
に示されたような、複数組の相手先電話番号及び子機の
電話番号が記憶されている。これらのデータは、管理デ
ータ入力手段55により、当該親機1のオペレータによ
り入力、修正可能である。
【0046】送信局から呼び出しがあった場合には、送
信局のプロトコルに含まれる該送信局の電話番号が送信
局電話番号検出手段53により検出され、該手段53内
に一時記憶される。
【0047】子機特定手段56Aは、前記送信局電話番
号検出手段53内に記憶された送信局の電話番号を用い
て、管理メモリ54内に記憶された相手先電話番号を検
索する。送信局の電話番号と同一の相手先電話番号があ
った場合には、該相手先電話番号に対応する子機の電話
番号を読出し、親子間送受信制御手段52により前記電
話番号がダイヤルされる。また画像データ送出手段51
の出力ラインが、切換手段59により親子間送受信制御
手段52側に切り換えられる。
【0048】前記子機特定手段56Aは、管理メモリ5
4内に送信局の電話番号と同一の相手先電話番号がない
場合には、切換手段59を出力装置58側に切り換える
【0049】なお、管理メモリ54には、図7に示され
たように、相手先電話番号と子機の電話番号とが対応し
て記憶されているものとして説明したが、前記各電話番
号の代りに、送信局固有の情報である送信局(相手先)
ID等、及び/あるいは子機固有の情報である子機ID
等を記憶するようにしても良い。すなわち、管理メモリ
54には、送信局及び子機固有の相手先固有データ及び
子機固有データが記憶されれば良い。もちろん、この場
合には、送信局電話番号検出手段53は、相手先固有デ
ータを検出する送信局固有データ検出手段である。また
、子機固有データを記憶する場合には、必要に応じて、
子機を発呼するのに必要な子機電話番号が予め親機に記
憶される。
【0050】図9は本発明の第3の実施例の親機の動作
を示すフローチャートである。同図において、図4と同
一の符号は、同一又は同等処理をあらわしている。また
このフローチャートは、送信局から呼び出しがあった時
点で実行される。
【0051】図9において、まずステップS31では、
送信局から送出されるプロトコルのNSS信号又はTS
I信号に付加されている子機指定データを検出し、該デ
ータが当該親機に一時記憶される。その後、ステップS
4〜S7に移行する。
【0052】子機に対して発呼が行われた後、ステップ
S32においては、発呼された子機に異常(故障、停電
、用紙切れ等)が生じているか否かが判定される。子機
に異常があれば、ステップS13〜S15において当該
親機の出力装置から、送信局より受信された画情報が出
力される。
【0053】子機に異常がなければステップS9に移行
し、送信局より受信された画情報を前記子機に送信する
。ステップS33においては、通信が正常に行われてい
るか否か、すなわち子機側の異常等により通信エラーが
生じたか否かが判定される。通信エラーが生じれば、ス
テップS13以降の処理に移り、送信局より受信された
画情報すべて、あるいは該画情報のうちのエラーが生じ
た後の画情報が、当該親機の出力装置より出力され、そ
の後、画像メモリ内に記憶された画情報が削除された後
、当該処理は終了する。
【0054】ステップS33において通信エラーが検出
されない場合には、ステップS10において画情報の送
信が終了したか否かが判定され、終了していなければス
テップS9に、終了していれば前記画像メモリ内に記憶
された画情報を消去した後、当該処理は終了する。
【0055】なお、ステップS31の処理中に、図4の
ステップS2の判定を実行させ、該ステップが否定判断
であった場合には、図4のステップS11以降の処理に
移行するようにしても良い。また図7の管理メモリ54
を登録しておいて、送信局の電話番号等より子機を識別
しても良い。
【0056】図10は本発明の第3の実施例の機能ブロ
ック図である。同図において、図1と同一の符号は、同
一又は同等部分をあらわしている。図1との対比から明
らかなように、この実施例は子機異常検出手段60を備
えている。この子機異常検出手段60は、子機とのプロ
トコル授受の際、あるいは画情報送信中に、子機に異常
が発生したか否かを検出するものである。子機の異常が
検出された場合には、切換手段59を出力装置58側に
切り換えて、画像メモリ16内の画情報を当該親機1の
出力装置58に出力する。
【0057】次に、本発明の第4の実施例を説明する。 この第4の実施例は、親機が子機の中継局として機能す
る場合の例である。まず、親機が子機の中継局として機
能する場合の一般的な動作を図11を用いて説明する。 図11は親機が子機の中継局として機能する場合の、送
信局、親機及び子機間で授受されるプロトコルの一例を
示すタイムチャートである。
【0058】同図において、送信局が親機を呼出し、回
線が接続されると、親機からCED及びNSFが送信局
に送信される。送信局が親機に対してNSS及びTCF
を送信すると、親機は送信局に対してCFRを送信する
。このCFRコマンドには、送信局を通信保留状態とす
るためのデータが付加されており、送信局は前記コマン
ドの受信により、回線を切断することなく、通信保留状
態となる。親機は、この後、子機を呼び出す。
【0059】なお、この通信保留状態とするためのデー
タ、及び後述する通信を再開させる旨のデータは、特に
含まれなくても良い。
【0060】親機は、子機より送信されるCED及びN
SFが受信されると、該NSFの内容を記憶する。この
後、親機はNSSを送信する。このNSSコマンドには
、当該親機が中継局として機能する旨、換言すれば、子
機と送信局との間で直接プロトコル及び画情報の送受信
を実行させる旨のデータが付加されている。子機は、N
SSの受信の後、CFRを送信する。
【0061】この後、親機は、子機より送信されたNS
Fの内容と同一内容のNSFを送信局に送信する。この
NSFには、通信保留を解除し、通信を再開させる旨の
データが付加されている。この後、親機は、外部回線(
送信局)と子機の回線と直接接続させる。
【0062】送信局は、前記NSFの内容に応じてNS
Sを子機に送信し、その後TCFを送信する。子機は、
TCFによるトレーニングが成功すると、送信局にCF
Rを送信し、受信準備完了状態となる。
【0063】送信局はCFRの受信後、画情報を送信す
る。この後、送信局及び子機間でEOP、MCF及びD
CNが送受信された後、送信局は回線を切断し、送信局
及び子機間の通信は終了する。子機は、この後、送信局
との通信が終了した旨を示す通信終了指令を親機に送信
する。これにより、親機は外部回線と子機との回線を開
放する。
【0064】図12は本発明の第4の実施例の親機の動
作を示すフローチャートである。このフローチャートは
、送信局から呼び出しがあった時点で実行される。同図
において、まずステップS41では、送信局から送出さ
れるプロトコルのNSS信号又はTSI信号に付加され
ている子機指定データを検出し、該データを一時記憶す
る。
【0065】ステップS42においては、CFRコマン
ドに相手機(送信局)を待機させる(通信保留とする)
ためのデータを付加し、送信局に送信する。ステップS
43においては、前記ステップS41で記憶された子機
指定データに対応する子機に対し、発呼する。
【0066】ステップS44においては、発呼された子
機に異常があるか否かを所定の手法により判定する。異
常がなければ、ステップS45において、NSSコマン
ドに、子機と送信局との間で直接プロトコル及び画情報
の送受信を実行させる旨のデータを付加し、子機に送信
する。
【0067】親機は、子機との間で所定のプロトコル授
受の後、ステップS46において、該親機内部で外部回
線と子機との回線を接続する。これにより、送信局と子
機とが直接接続される。ステップS47において子機か
ら通信終了指令が出力されたことが判定されると、ステ
ップS48において親機内部で外部回線と子機との回線
を開放する。
【0068】前記ステップS44において子機に異常が
あると判定された場合には、該子機との接続が開放され
、ステップS49において、送信局から送られる画情報
受信の準備をすると共に、受信画像データの送出先を当
該親機の出力装置に切り換える。
【0069】ステップS50においては、受信された画
情報を当該親機の出力装置に出力し、ハードコピー(又
はソフトコピー)する。この場合、送信局より送信され
た画情報を直接出力するようにしても良いし、あるいは
画像メモリに一旦蓄積してから出力するようにしても良
い。そして、ステップS51において画情報の出力が終
了したことが判定された後、当該処理は終了する。
【0070】図13は本発明の第4の実施例の機能ブロ
ック図である。同図において、図1、図8及び図10と
同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしている。図
10との対比より明らかなように、この実施例は、図1
0の構成に、切換手段61及び62並びに切換制御手段
63を加えたものである。
【0071】切換制御手段63は、送信局が子機との通
信を希望している場合には、その旨の指令を親子間送受
信制御手段52から受け、送信局との間、及び子機との
間で所定のプロトコルの授受の後、切換手段61及び6
2を付勢し、外部回線(図13では、単に「回線」と示
されている。)と子機との回線を直接接続する。これに
より、送信局と子機とが直接接続される。
【0072】また切換制御手段63は、子機と外部回線
とを接続しているときも、子機から出力される通信終了
信号の検出処理を行っており、この通信終了指令が子機
より送信されると、切換手段61及び62を付勢し、前
記の接続を解除する。
【0073】子機異常検出手段60は、親機と子機との
プロトコルの授受の際に、子機に異常が生じているか否
かを判定し、異常が生じている場合には、切換手段59
を付勢して、送信局より受信される画情報を当該親機1
の出力装置58に出力する。
【0074】さて、親機が中継局として機能する場合に
は、第1及び第2の実施例に関して述べたように、子機
の指定ができない場合等に親機の出力装置より送信局の
画情報を出力するようにしても良い。
【0075】また、子機の指定ができるか否かの判断、
及び指定された子機との通信ができるか否かの判断の双
方を行って、それぞれの場合に、親機の出力装置より送
信局の画情報を出力するようにしても良い。
【0076】さらに、送信局の画情報を親機で出力する
場合には、「子機の指定が成されないため、あるいは子
機に異常が生じたために、画情報を子機に送信すること
ができない」旨のメッセージを親機に表示したり、ある
いは前記画情報に含ませる(例えばヘッダ、フッタによ
り、あるいは別頁として、含ませる)ようにしても良い
【0077】さらにまた、送信局の画情報は親機より出
力(ハードコピー)されるものとしたが、画情報を親機
の画像メモリ内に保存しておき、必要に応じて該画情報
をハードコピーするようにしても良いことは当然である
【0078】
【発明の効果】前述したように、子機の選択ができない
場合、あるいは子機の選択ができても該子機に異常等が
生じた場合等、送信局の画情報が子機に送信できない場
合には、送信局より送信された画情報を親機で保存し、
及び/あるいは出力するようにしたので、送信局が当該
親子ファクシミリシステムのすべての出力装置に対して
画情報送信不能となる事態を防止できる。
【0079】そして、例えば送信局より送信される画情
報に、該画情報の送り先である子機を特定するためのデ
ータを付加しておけば、親機のオペレータは、親機でハ
ードコピーされた画情報を所定の子機のオペレータに渡
すことができる。親機の記憶装置に送信局の画情報を保
存した場合には、必要に応じて該画情報をハードコピー
することもできるし、その後、子機の故障等が修理され
た場合には、該子機に対して親機から画情報を送信する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1の実施例の機能ブロック図で
ある。
【図2】  親機及び子機の具体的構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図3】  親機及び子機の具体的構成の他の例を示す
ブロック図である。
【図4】  本発明の第1の実施例の親機の動作を示す
フローチャートである。
【図5】  本発明の第2の実施例の親機の動作を示す
フローチャートである。
【図6】  本発明の第2の実施例の親機の動作を示す
フローチャートである。
【図7】  管理メモリ内に登録された内容を示す図表
である。
【図8】  本発明の第2の実施例の機能ブロック図で
ある。
【図9】  本発明の第3の実施例の親機の動作を示す
フローチャートである。
【図10】  本発明の第3の実施例の機能ブロック図
である。
【図11】  親機が子機の中継局として機能する場合
の、送信局、親機及び子機間で授受されるプロトコルの
一例を示すタイムチャートである。
【図12】  本発明の第4の実施例の親機の動作を示
すフローチャートである。
【図13】  本発明の第4の実施例の機能ブロック図
である。
【図14】  親子ファクシミリシステムを示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…親機、2−1〜2−N…子機、13…通信制御部、
51…画像データ送出手段、52…親子間送受信制御手
段、53…送信局電話番号検出手段、54…管理メモリ
、55…管理データ入力手段、56,56A…子機特定
手段、58…出力装置、59…切換手段、60…子機異
常検出手段、61,62…切換手段、63…切換制御手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回線に接続されると共に、有線又は無
    線により複数の子機を接続し、回線に接続された他のフ
    ァクシミリ装置の着信により所定の子機を選択して、該
    子機に対して前記他のファクシミリ装置の出力画情報の
    送信及び転送の一方を実行するファクシミリ装置におい
    て、送信局の画情報が所定の子機に送信できないときに
    、該画情報の保存及び出力の少なくとも一方を実行する
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
JP3073646A 1991-03-14 1991-03-14 ファクシミリ装置 Pending JPH04286266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310679A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 出力処理装置、出力管理システム及び出力管理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310679A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 出力処理装置、出力管理システム及び出力管理プログラム

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