JPH11342537A - ラミネーター - Google Patents

ラミネーター

Info

Publication number
JPH11342537A
JPH11342537A JP15149298A JP15149298A JPH11342537A JP H11342537 A JPH11342537 A JP H11342537A JP 15149298 A JP15149298 A JP 15149298A JP 15149298 A JP15149298 A JP 15149298A JP H11342537 A JPH11342537 A JP H11342537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
paper
roll
image
receiving sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15149298A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sawano
充 沢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP15149298A priority Critical patent/JPH11342537A/ja
Publication of JPH11342537A publication Critical patent/JPH11342537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリヤを使用しないで高速化し、かつ、使
用環境に左右されずにベコを防止することもできるラミ
ネーターを提供する。 【解決手段】 熱接着性の画像を非接着性の用紙に転写
するラミネーターにおいて、キャリヤを使用せずに受像
シート8とその受像シートの画像を転写する用紙7を重
ねて投入し、用紙をプレヒートする用紙側ヒートロール
2と対となる受像シート側のロールを非加熱ロール3で
構成する第1ヒートローラと、次段の用紙および受像シ
ート側の上下のロールを転写用ヒートロール4、5で構
成する第2ヒートローラを備えて、第1ヒートローラで
用紙をプレヒートして延ばして置いてから、第2ヒート
ローラで熱転写させてベコを防止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー熱転写プ
リンター等で形成した熱接着性の画像を非接着性の用紙
に転写するラミネーターのヒートローラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3の従来のヒートローラの
機構図に示すように、上下両側からヒートローラで挟ん
でラミネートする転写方式では、図3(b)のように、
0.3mm厚程度のアルミ板のキャリヤ33の上に、用
紙34と受像シート35を重ねて載置し、0.2μm厚
程度のポリイミドのカバー38に、耐熱テープ39の抑
え、といった構成にして、図3(a)のような、ヒート
ローラへ挿入する。保温カバー32でカバーされた駆動
側のヒートロール31と従動側のヒートロール30の間
で用紙(又は本紙)34に熱転写されて、次段の搬送ロ
ール36、37を介して排出される。搬送ロール36は
駆動側でシリコンゴム製であり、用紙側の搬送ロール3
7は従動で用紙34の冷却効果を考えて金属製としてい
る。
【0003】図4は図3に示したヒートローラ部の断面
拡大図であり、下側の用紙側のヒートロール31がスト
レートタイプで、従動側のヒートロール30は左右端部
の径35.8mmに対して中央部の径が36.1mmと
太くなっている断面樽型のクラウン・タイプのロールで
あり、金属管上にシリコンゴム層を形成したものであ
る。例えば、長さは400mm、押し付け力は片側20
Kg±4Kg、ゴム硬度はヒートロール31、32が各
々50°、70°といった程度である。
【0004】図5はキャリヤを使用しないヒートローラ
の機構図であり、図3に示すヒートローラはアルミのキ
ャリヤ33を使用しているので、ラミネートによって用
紙に発生するしわ(ベコという)は少なくなるが、操作
に手間が掛かることと、転写速度が遅いことから、図5
の例はキャリヤ33を使用しないで、用紙34と受像シ
ート35を重ねて、そのままヒートローラへ挿入して転
写速度を速くした例である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、転写速度を速めるためにキャリヤの使用を止
め、用紙と受像シートだけを投入する方式をとっている
が、この場合に用紙の部分的な伸びによる凹凸がシワと
なって現れるベコが発生しやすく、特に環境の湿度が高
い場合、梅雨時等に画像転写後の用紙(本紙)にベコが
残りやすいという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、キャリヤを使用しない
で用紙(本紙)と受像シートだけを投入する高速方式を
採用しても、使用環境に左右されずにベコの発生を防止
できる2段ヒートローラを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、キャリヤを使用せずに受像
シートと該受像シートの画像を転写する用紙を重ねて投
入し、熱接着性の画像を非接着性の用紙に転写するラミ
ネーターにおいて、前記用紙をプレヒートする用紙側プ
レヒートロールと該ロールと対をなす受像シート側の非
加熱ロールとを有する第1段ヒートローラと、用紙側お
よび受像シートをそれぞれ加熱する複数の転写用ヒート
ロールとを有する第2段ヒートローラと、から構成され
ることを特徴としている。この構成によれば、第1ヒー
トローラで用紙をプレヒートして伸ばしてから、転写用
の第2ヒートローラで熱転写されるので、ベコの発生を
抑止することができる。また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載のラミネーターにおいて、前記第2段ヒー
トローラの次段に金属ロール製の搬送ローラを備えたこ
とを特徴としている。この構成によれば、熱転写後の加
熱した用紙が金属ロールで冷却されるため、剥離しやす
くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態に係る2段ヒートローラの機構図である。図
1において、1は本発明のヒートロールを2組備えた2
段ヒートローラである。2は用紙プレヒート用の用紙側
ヒートロールで、ストレートタイプのロールでありモー
タ等の駆動源により回転駆動される。3はヒートロール
2と対となる受像シート側ロールで加熱タイプではない
通常のゴムロールで、クラウンタイプでありヒートロー
ル2の回転に従動して回転する。このヒートロール2と
ゴムロール3とで第1ヒートローラを構成している。
【0009】4は次段の熱転写ローラを構成する用紙側
ヒートロールで、クラウンタイプの従動ローラである。
5は対となる受像シート側のヒートロールで、ストレー
トタイプであり駆動源により回転駆動される駆動ロール
である。7は図4の従来例と同じ用紙(又は本紙)で、
例えば、転写用アート紙等である。8は用紙7に画像を
転写するための受像シートで、従来例の場合と同様にレ
ーザ熱転写プリンター等により画像形成されたものであ
る。
【0010】つぎに動作について説明する。キャリヤを
使用しないで、用紙7と受像シート8を重ねてヒートロ
ーラに挿入する。この場合の受像シート8の画像は、P
ET(ポリエチレンテレフタレート)ベースに光熱変換
層、K(黒)・M(マゼンタ)・C(シアン)・Y(イ
エロー)等の各色のトナー層を積層したトナーシート
と、PETベースにトナー受像層を有する受像シートを
重ねて、ドラム上で画像信号により変調されたレーザ光
を照射して熱接着性の像形成を行い、トナーシートを受
像シートから剥離して受像シート上にカラー画像を形成
する、レーザ熱転写プリンターや、あるいは、重ね合わ
せ密着したインクリボンと、受像シートをサーマルヘッ
ドとプラテンにより押圧し、画像信号によりサーマルヘ
ッドで加熱して受像シートに熱転写し、インクリボンと
受像シートを剥離して画像を形成するサーマル熱転写プ
リンター、又は、ディザによる階調表示を行いノズルか
ら各色インクを吹き付けて用紙に画像形成するインクジ
ェットプリンター等によって形成されるもので、本紙転
写用の熱接着性を有する用紙(受像シート)にプリント
できるプリンターで形成されたものであれば何れでもよ
い。
【0011】用紙(又は本紙)7と受像シート8が挿入
されるヒートローラ1のヒートロール2、4、5につい
ては、例えば、内部に加熱ヒータを設けた金属パイプ形
態の芯金に、かなりの厚さのシリコンゴム層を形成し表
層をPET等の耐熱性のシリコン、フッソ樹脂でコーテ
ィングしたロールである。なお、これらのロール形態は
限定するものではなく、その他の類似の形態のものも使
用可能である。又、ゴムロール3は加熱ヒータは内蔵し
ていない。
【0012】第1ヒートローラに挿入される用紙7と受
像シート8は、ヒートロール2によって用紙7だけがプ
レヒートされて延びた状態にしてから、次段の第2ヒー
トローラの熱転写ローラ4、5へ投入し、加熱・圧着さ
せて熱転写する。この場合に、受像シート8は大抵PE
Tベース等を使用しているので伸び縮みは用紙7に比べ
て発生しにくいので、第1ヒートローラでは受像シート
側はゴムロール3にして加熱せず、用紙7だけをヒート
ロール2でプレヒートして延ばして置くので、熱転写ロ
ール4、5で加熱しても用紙7はそれ以上の延びが少な
く、用紙7と受像シート8の延びの差は小さくなる。こ
れによって熱転写によるベコを防止することができる。
なお、図は、上下のローラが離間しているように描いて
あるが、接触していてもかまわない。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態について
図を参照して説明する。図2は本発明の第2の実施の形
態に係る2段ヒートロールの機構図である。図2に示す
第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に
搬送ロール9、10を付加した例であり、その他の構成
要素は第1の実施の形態と同一なので重複する説明は省
略する。
【0014】ここでは、第1の実施の形態と同様に用紙
7と受像シート8を重ねて投入し、第1ヒートローラの
ヒートロール2で用紙をプレヒートして、第2ヒートロ
ーラ4、5で熱転写されて、その後、用紙側(図の下
側)を金属製の従動ロール9、上側をゴム製の駆動ロー
ル10で構成する搬送ローラへ投入して、金属ロール9
により用紙7を冷却し、用紙7と受像シート8の剥離を
容易にする。
【0015】なお、本発明はここまでヒートローラを用
いてラミネートする場合について説明したが、これ以外
にも各種の画像形成における熱定着装置などにも適用で
きるものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒートローラを2段設けて、先ず用紙をプレヒートした
後に熱転写を行うように構成したので、キャリヤを使用
しなくても使用環境などに左右されることなくベコの発
生を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る2段ヒートロ
ーラの機構図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る2段ヒートロ
ーラの機構図である。
【図3】従来のヒートローラの機構図である。
【図4】図3に示すヒートローラー部の拡大断面図であ
る。
【図5】従来のキャリヤを使用しないヒートローラの機
構図である。
【符号の説明】
1 2段ヒートローラ 2 ヒートロール 3 ゴムロール 4 転写下側ヒートロール 5 転写上側ヒートロール 6 保温カバー 7 用紙 8 受像シート 9 金属製搬送ロール 10 ゴム製搬送ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤを使用せずに受像シートと該
    受像シートの画像を転写する用紙を重ねて投入し、熱接
    着性の画像を非接着性の用紙に転写するラミネーターに
    おいて、 前記用紙をプレヒートする用紙側プレヒートロールと該
    ロールと対をなす受像シート側の非加熱ロールとを有す
    る第1段ヒートローラと、 用紙側および受像シートをそれぞれ加熱する複数の転写
    用ヒートロールとを有する第2段ヒートローラと、 から構成されることを特徴とするラミネーター。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のラミネーターにおいて、 前記第2段ヒートローラの次段に金属ロール製の搬送ロ
    ーラを備えたことを特徴とするラミネーター。
JP15149298A 1998-06-01 1998-06-01 ラミネーター Pending JPH11342537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15149298A JPH11342537A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ラミネーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15149298A JPH11342537A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ラミネーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11342537A true JPH11342537A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15519687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15149298A Pending JPH11342537A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ラミネーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11342537A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305999A (ja) * 2004-03-26 2005-11-04 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム貼着装置及びフイルム貼着方法
JP2006088511A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Eco & Engineering Co Ltd ラミネート装置
WO2007116504A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Eco. & Engineering Co., Ltd. ラミネート装置
JP2014174197A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像転写装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305999A (ja) * 2004-03-26 2005-11-04 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム貼着装置及びフイルム貼着方法
JP2006088511A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Eco & Engineering Co Ltd ラミネート装置
WO2007116504A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Eco. & Engineering Co., Ltd. ラミネート装置
JP2014174197A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像転写装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7411600B2 (en) Thermal printing device, method for printing an image using said printing device and system for printing an image
JPH0452223B2 (ja)
JPH07186419A (ja) 像形成素子を製造する装置
JPH11342537A (ja) ラミネーター
JP2000141727A (ja) 再転写カード記録装置
JP2557622B2 (ja) 熱昇華転写画像記録装置
JP3109386B2 (ja) 熱転写プリンタ
JP2004050775A (ja) 熱転写画像形成方法、熱転写画像形成装置
JP4369664B2 (ja) 移送装置および再転写印刷装置
JPH08187887A (ja) 熱転写記録装置
JP3324193B2 (ja) 熱転写記録方法及び中間媒体
JPH09300601A (ja) 熱転写シート及びこれを用いた方法
JPH04158069A (ja) 記録装置
JPH1158956A (ja) 熱転写性ラミネート層の転写方法
JPH08142363A (ja) 染料熱転写記録装置
JP2005017753A (ja) 定着装置
JPH08187888A (ja) 熱転写記録装置
JPH07156428A (ja) 記録装置
JP2000326640A (ja) 熱転写記録方法及び熱処理シ−ト
JP2001002273A (ja) 画像記録装置
JPH09267498A (ja) 熱転写記録装置
JPH091944A (ja) インクシート、及びインクシートを用いた熱転写記録方式
JPH01216863A (ja) 画像出力方法
JPH0542692A (ja) 熱記録装置
JPH05201037A (ja) 画像形成方法および画像形成装置