JP4369664B2 - 移送装置および再転写印刷装置 - Google Patents

移送装置および再転写印刷装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、フィルム等の帯状の媒体を往復移動させるための移送装置に関するものであり、さらには当該移送装置を用いて、フィルムやインクリボン等の移送を行うことで、印刷画像を所定の記録媒体に再転写する再転写印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、セキュリティを高める目的で顔写真を入れたカードが発行されるようになってきている。一般にこのようなカードの発行にあたっては、高品位な印刷画像を得ることが可能な昇華型カードプリンタなどの再転写印刷装置が用いられている。
【0003】
再転写印刷装置は、フィルムに画像を形成するための記録部と、フィルムに形成された画像をカードに再転写するための再転写部とを備えており、記録部では、移送されるフィルムにインクリボンを重畳させ、インクリボンの各色をフィルムに転写することで、当該フィルム上に画像を形成する。同様に、再転写部においても、搬送されるカードにフィルムを重畳させることで、フィルム上の画像をカードに再転写する。
【0004】
つまり、再転写印刷装置においては、フィルムやインクリボンなどの各種媒体の安定搬送が高品位な印刷画像を得るのに不可欠な要素となっている。
【0005】
一般に、再転写印刷装置において、フィルムやインクリボンなどの媒体は、供給ロールと巻き取りロールとの間に張架され、巻き取りロールが媒体を巻き取る際に、媒体に適度なテンションが加えられることで、該媒体の安定移送が実現される。かかる安定移送を実現するための技術として、例えば、特開2002−200831号公報には、トルクリミッタを配する移送装置が開示されている。具体的には、供給側に力量の小さなトルクリミッタを配し、巻き取り側には供給側より力量が大きく、なおかつ印画ヘッド押圧より小さなトルクリミッタを配し、所定のトルク以上でインクリボンを巻き取らないよう制限する一方、インクリボンに適度なバックテンションを与えることで、安定した移送を実現するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−200831号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例に記載した移送機構は、インクリボンやフィルムを供給側から巻き取り側へ移送するのには適しているが、移送方向が逆転した場合には適切なテンションを加えることができず、安定移送が困難であるという問題がある。
【0008】
つまり、移送方向を逆転させた場合の巻き取り側(移送方向正転時の供給側にあたる)には、力量の小さいトルクリミッタが配され、また、供給側(移送方向正転時の巻き取り側にあたる)には、力量の大きいトルクリミッタが配されることとなるため、巻き取ることができない。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、フィルムやインクリボンなどの各種媒体の移送にあたり、移送方向に関わらず適度なテンションを維持し、安定移送させることが可能な移送装置ならびに、該移送装置を備える再転写印刷装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明に係る移送装置は以下のような構成を備える。即ち、
第1の移送機構と第2の移送機構とが備える各ローラにロール状に巻き回され、該2つの移送機構の間に張架された帯状の媒体を、該いずれかの移送機構のローラが巻き取ることにより、該移送機構間における該媒体の移送を行う移送装置であって、
前記第1および第2の移送機構は、それぞれ、
回転軸に駆動モータの回転を断続的に伝達するクラッチと、
前記回転軸に接続され、該回転軸を回転させるための回転力を制限する回転軸トルクリミッタと、
前記ローラに接続され、前記回転軸から前記ローラへ伝達される、前記駆動モータによる回転力を制限するローラトルクリミッタと、を備え、
前記クラッチは、前記媒体の巻取り時には前記駆動モータによる回転力を前記回転軸に伝達する一方、前記媒体の送出し時には、前記駆動モータによる回転力を前記回転軸に伝達せず、
前記回転軸トルクリミッタおよびローラトルクリミッタの力量は、前記媒体の巻取り時には、該ローラトルクリミッタによる制限が効くように、前記媒体の送出し時には、前記回転軸トルクリミッタによる制限が効くように設定されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
<再転写印刷装置>
図1は、本発明の一実施形態にかかる再転写印刷装置である、溶融型カードプリンタの全体構成を示す図である。再転写印刷装置は、プラテンローラ101にフィルム102を巻き付け、インクリボン103を重畳させてサーマルヘッド104により加圧し、熱エネルギーを付与することでフィルム102に画像を形成する記録部110と、フィルム102の受像面とカード105を対向させてヒートローラ121と加圧ローラ122の間で加圧及び加熱して、フィルム102に形成された画像をカード105に再転写する再転写部120と、を備え、フィルム102及びインクリボン103の移送は、フィルム供給ロール130及びフィルム巻き取りロール140、インクリボン供給ロール150及びインクリボン巻き取りロール160によって行われる。
【0013】
図2(A)に示すように、フィルム102には、画像を形成する先頭位置を決めるためのフレーム位置出しマーク2aが設けてある。なお、同図(B)に示すように、フィルム102は基材シート2b、剥離層2c、透明受像層2dの3層構造になっており、後述する再転写後の剥離過程においては、剥離層2cと基材シート2aが透明受像層2bから剥離可能に構成されている。
【0014】
また、図3に示すように、インクリボン103にはイエロー・マゼンタ・シアンの3色(またはブラックを加えた4色)の染料が面順次に塗布されており、これらの色を頭出しするためのマーク3aが設けてある。
【0015】
次にこの溶融型カードプリンタ動作を説明する。図示しないホストコンピュータの出力司令により溶融型カードプリンタはプラテンローラ101を回転させてフィルム102のフレーム頭出しと、インクリボン103の巻き取りロール160を駆動させてイエローの頭出しを行う。
【0016】
次にサーマルヘッド104をプラテンローラ101側に圧着しプラテンローラ101を時計方向に回転させながら記録を行う。第1色目(イエロー)の記録が終了したらサーマルヘッド104をプラテンローラ101より離間させプラテンローラ101を反時計方向に回転させて、フィルム102は第1色目の頭出しと同じ位置に停止させる。以降、第1色目と同じ動作を繰り返してマゼンタ・シアンについての転写を行いカラー画像を形成する。これら記録動作中はフィルムロールならびにインクリボンローラの供給側及び巻き取り側の図示しない駆動部を制御してフィルム102およびインクリボン103に適度のテンションを与えながらフィルム102およびインクリボン103の移送を行う。
【0017】
フィルム102への記録が終了するとプラテンローラ101を時計方向に回転させると共にフィルム102を巻き取りロール側へ移送し、ヒートローラ121手前でフレームの頭出しを行い、カードホッパー123より供給されたカード105の転写面と位置合わせをしてヒートローラ121と加圧ローラ122に挟み、押圧及び加熱して透明受像層をカード105に再転写する。再転写の温度は、カードの材質にもよるが通常160℃〜200℃で、カードの表面が軟化する程度の熱エネルギーが加えられる。
【0018】
熱圧着されたフィルム102とカード105とは、両者を充分冷却してから(軟化点以下になってから)剥離される(このような剥離を冷時剥離と称す)。フィルムとカードの温度が高い状態で、剥離すると、カードの端面のフィルムが剥離せず、残ってしまうからである。
【0019】
冷時剥離されたカード105は、カードスタッカ124に蓄積される一方、フィルム102はフィルム巻き取りロール140によって巻き取られる。
【0020】
<移送機構の構成>
図4A、Bに本発明の一実施形態にかかる移送装置を構成する移送機構を示す(図4A(A)は移送機構の機械図面のうち側面図を、図4A(B)は移送機構の機械図面のうち断面図をそれぞれ示す。また、図4Bは図4A(A)の機構を簡略化して示したもので、対応する部分は同一の参照番号を付している)。また、当該移送機構は、上述のインクリボンまたはフィルムの移送用に共通に用いられ、当該移送機構により、フィルム巻き取りローラおよびフィルム供給ローラ、またはインクリボン供給ローラおよびインクリボン巻き取りローラの回転が制御される。
【0021】
同図において、401はDCモータであり、本実施形態では、DCモータ401の回転は、モータのホイールに接続されたウォームギアを介して1/30に減速される。
【0022】
ウォームギアの他端には、軸402を介してギア403が取り付けられており、当該ギア403はギア404に動力を伝達する。
【0023】
また、ギア404の回転軸405には、トルクリミッタB(406)が配されているとともに、マイクロ電磁クラッチ407(以下、単に「クラッチ」と称す)が取り付けられている。トルクリミッタB(406)は、一定量以上の回転トルクを伝達しないように制御する機能を有する。また、クラッチ407は、信号のON/OFFにより、ギア404とクラッチとの接続/非接続を制御する。
【0024】
なお、ギア404と回転軸405とは接合されておらず、回転軸405はギア404に対して回動自在にある(つまり、クラッチがOFFの状態では、ギア404の回転は、回転軸405へは伝達されず、また、回転軸405の回転は、ギア404へは伝達されない)。一方、クラッチ407と回転軸405とは接合されており、回転軸405が回動すると、あわせてクラッチ407も回動する。
【0025】
かかる機構により、クラッチ407がONし、ギア404とクラッチ407とが接続されると、ギア404の回転は、クラッチ407を介して回転軸405に伝達されることとなる。
【0026】
回転軸405の両端はベアリング412−1、412−2により、回動自在に軸支されている。
【0027】
さらに、回転軸405の回転はギア408とギア411とを介してロー409に伝達される。ギア408とローラ409との間には、トルクリミッタA(410)が配され、一定量以上の回転トルクをローラ409に伝達しないように制御される。
【0028】
なお、トルクリミッタA(410)の力量とトルクリミッタB(406)の力量とは、A>Bの関係にある。
【0029】
図5は、図4に示す移送機構の機能を簡略化して図示したものであり、DCモータ401の回転は、クラッチ407を介して、トルクリミッタB(406)を備える回転伝達機構501(回転軸405、各種ギア等)およびトルクリミッタA(410)を備えるローラ409に伝達される。
【0030】
このように、移送機構はクラッチ407により、モータ401の回転をローラ409に伝達したり、伝達しなかったりすることができる点に特徴がある。また、力量の異なる2つのトルクリミッタを配している点に特徴がある(なお、かかる力量の異なる2つのトルクリミッタの作用については、下記「移送装置の説明」にて詳説するものとする)。さらに、移送装置は、かかる移送機構がフィルムまたはインクリボンの巻き取り側および供給側の双方にそれぞれ配されている点に特徴がある。
【0031】
<移送装置の動作説明>
図6は、本発明の一実施形態にかかる移送装置の動作(正転動作)を説明するための図である。ここで、移送装置とは、図6に示すように、図5の移送機構を2つ備えたものであり、当該移送機構の各ローラにロール状に巻き回され、該2つの移送機構の間に張架された帯状の媒体(フィルム、インクリボン)を、いずれかの移送機構のローラが巻き取ることにより、移送機構間における媒体の移送を行う装置をいう。
【0032】
はじめに図6と図1との対比を簡単に説明する。巻き取り対象がフィルム102であった場合には、図6の巻き取り側移送機構600−1に示すローラ605−1とは、図1のフィルム巻き取りロール140に相当し、図6の供給側移送機構600−2に示すローラ605−2とは、図1のフィルム供給ロール130にそれぞれ相当する。
【0033】
また、巻き取り対象がインクリボン103であった場合には、図6の巻き取り側移送機構600−1に示すローラ605−1とは、図1のインクリボン巻き取りロール160に相当し、図6の供給側移送機構600−2に示すローラ605−2とは、図1のインクリボン供給ロール150にそれぞれ相当する。
【0034】
図6に示すように、巻き取り側移送機構600−1にてフィルムまたはインクリボンを巻き取る場合には、巻き取り側移送機構600−1のクラッチ604−1がONし接続される一方、供給側移送機構600−2のクラッチ604−2がOFFする。つまり、クラッチは、フィルムまたはインクリボンの巻き取り時にはモータの回転力を回転軸に伝達する一方、送り出し時には、モータによる回転力は回転軸に伝達しない。
【0035】
この結果、巻き取り側移送機構600−1のモータ601−1が起動すると、回転伝達機構602−1およびクラッチ604−1を介して、モータ601−1の回転が伝達され、ローラ605−1が回転する。モータ601−1からのトルク伝達経路には、トルクリミッタ606−1が介在しており、巻き取り側移送機構600−1のモータ601−1のトルクは、トルクリミッタA(606−1)でリミットがかけられるため、ローラ605−1はインクリボンまたはフィルムをトルクリミッタAの力量で巻き取ることとなる。
【0036】
一方、フィルムまたはインクリボン供給側においては、供給側移送機構600−2のクラッチ604−2がOFFしているため、ローラ605−2は、供給側移送機構600−2のモータ601−2の影響を受けることなく回転する。ただし、ローラ605−2にはトルクリミッタA(606−2)およびトルクリミッタB(603−2)が接続されており、さらに「トルクリミッタBの力量<トルクリミッタAの力量」の関係にあるため、ローラ605−2はトルクリミッタB(603−2)の力量に応じたトルクで回動されることとなる。つまり、トルクリミッタB(603−2)は、巻き取られる(供給する)際のフィルムまたはインクリボンのバックテンションを制御する。
【0037】
図7は、本発明の一実施形態にかかる移送装置の動作(逆転動作)を説明するための図である。同図に示す様に、本来の供給側の移送機構600−2にてフィルムまたはインクリボンを巻き取る場合には、本来の巻き取り側の移送機構600−1のクラッチ604−1がOFFし、接続が解除される一方、本来の供給側の移送機構600−2のクラッチ604−2がONし接続される。
【0038】
この結果、モータ601−2が起動すると、回転伝達機構602−2およびクラッチ604−2を介して、ローラ605−2が回転する。モータ601−2からのトルク伝達経路にはトルクリミッタ606−2が介在しており、モータ601−2のトルクは、トルクリミッタA(606−2)でリミットがかけられるため、ローラ605−2はインクリボンまたはフィルムをトルクリミッタAの力量で巻き取ることとなる。
【0039】
一方、フィルムまたはインクリボンの本来の巻き取り側の移送機構600−1においては、クラッチ604−1がOFFしているため、ローラ605−1は、モータ601−1の影響を受けることなく回転する。ただし、ローラ605−1にはトルクリミッタA(606−1)およびトルクリミッタB(603−1)が接続されており、さらに「トルクリミッタBの力量<トルクリミッタAの力量」の関係にあるため、トルクリミッタB(603−1)の力量に応じたトルクで回動されることとなる。つまり、トルクリミッタBは、巻き取られる(供給する)際のフィルムまたはインクリボンのバックテンションを制御する。
【0040】
このように、フィルムまたはインクリボンの巻き取り側および供給側の双方に、上記移送機構を配することで、トルクリミッタBはバックテンションとして、また、トルクリミッタAは巻き取り時の巻き取りトルクの制御を行うものとして機能する。
【0041】
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、インクリボンまたはフィルムの移送において、移送方向に関わらず適度なテンションを維持することが可能となる。
【0042】
【他の実施形態】
上記実施形態では、「トルクリミッタBの力量<トルクリミッタAの力量」としたがこれに限られない。つまり、トルクリミッタBおよびトルクリミッタAの力量は、フィルムまたはインクリボンの巻取り時には、トルクリミッタAによる制限が効くように、送出し時には、トルクリミッタBによる制限が効くように設定されていればよい。
【0043】
また、上記実施形態(図4A、Bの説明)では、回転軸405とローラ409とをギアを介して異なる軸上に配することとしたがこれに限られない。回転軸405とローラ409とを同軸上に配し、直接的に接続してもよい。
【0044】
また、上記実施形態(図4A、Bの説明)では、ローラ409は移送機構の一部として説明したがこれに限られない。ローラはフィルムやインクリボンとともに着脱可能な構造としてもよい。その場合、ローラは、トルクリミッタAの回転する軸に取り付け可能な構造を有していることが必要となる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によればフィルムやインクリボンなどの各種媒体の移送にあたり、移送方向に関わらず適度なテンションを維持して、安定移送させることが可能となる。
【符号の説明】
101 プラテンローラ
102 フィルム
103 インクリボン
104 サーマルヘッド
105 カード
110 記録部
120 再転写部
130 フィルム供給ロール
140 フィルム巻き取りロール
150 インクリボン供給ロール
160 インクリボン巻き取りロール
401 DCモータ
402 軸
403、404、408、411 ギア
405 回転軸
406 トルクリミッタB
407 マイクロ電磁クラッチ
409 ローラ
410 トルクリミッタA
412−1、2 ベアリング
600−1、2 移送機構
601−1、2 モータ
602−1、2 回転伝達機構
603−1、2 トルクリミッタB
604−1、2 クラッチ
605−1、2 ローラ
606−1、2 トルクリミッタA
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる再転写印刷装置の概略構成を示す図である。
【図2】フィルムの構成を示す平面図および拡大断面図である。
【図3】インクリボンの構成を示す平面図である。
【図4A】本発明の実施形態にかかる移送装置を構成する移送機構を示す図である。
【図4B】本発明の実施形態にかかる移送装置を構成する移送機構を示す図である。
【図5】本発明の実施形態にかかる移送装置を構成する移送機構の機能を端的に示した図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる移送装置の動作(正転動作)を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる移送装置の動作(逆転動作)を説明するための図である。

Claims (4)

  1. 第1の移送機構と第2の移送機構とが備える各ローラにロール状に巻き回され、該2つの移送機構の間に張架された帯状の媒体を、該いずれかの移送機構のローラが巻き取ることにより、該移送機構間における該媒体の移送を行う移送装置であって、
    前記第1および第2の移送機構は、それぞれ、
    回転軸に駆動モータの回転を断続的に伝達するクラッチと、
    前記回転軸に接続され、該回転軸を回転させるための回転力を制限する回転軸トルクリミッタと、
    前記ローラに接続され、前記回転軸から前記ローラへ伝達される、前記駆動モータによる回転力を制限するローラトルクリミッタと、を備え、
    前記クラッチは、前記媒体の巻取り時には前記駆動モータによる回転力を前記回転軸に伝達する一方、前記媒体の送出し時には、前記駆動モータによる回転力を前記回転軸に伝達せず、
    前記回転軸トルクリミッタおよびローラトルクリミッタの力量は、前記媒体の巻取り時には、該ローラトルクリミッタによる制限が効くように、前記媒体の送出し時には、前記回転軸トルクリミッタによる制限が効くように設定されていることを特徴とする移送装置。
  2. 第1の移送機構と第2の移送機構とが備える各ローラにロール状に巻き回され、該2つの移送機構の間に張架された帯状の媒体を、該いずれかの移送機構のローラが巻き取ることにより、該移送機構間における該媒体の移送を行う移送装置であって、
    前記第1および第2の移送機構は、それぞれ、
    回転軸に駆動モータの回転を断続的に伝達するクラッチと、
    前記回転軸に接続され、該回転軸を回転させるための回転力を制限する回転軸トルクリミッタと、
    前記ローラに接続され、前記回転軸から前記ローラへ伝達される、前記駆動モータによる回転力を制限するローラトルクリミッタと、を備え、
    前記媒体が前記第1の移送機構から第2の移送機構へ移送される場合には、前記第1の移送機構のクラッチがOFFされるとともに、前記第2の移送機構のクラッチがONされ、前記媒体が、前記第2の移送機構から第の移送機構へ移送される場合には、前記第1の移送機構のクラッチがONされるとともに、前記第2の移送機構のクラッチがOFFされ
    前記回転軸トルクリミッタおよびローラトルクリミッタの力量は、前記媒体の巻取り時には、該ローラトルクリミッタによる制限が効くように、前記媒体の送出し時には、前記回転軸トルクリミッタによる制限が効くように設定されていることを特徴とする移送装置。
  3. 前記ローラトルクリミッタの力量は、前記回転軸トルクリミッタの力量より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の移送装置。
  4. 前記帯状の媒体は、インクリボンまたはフィルムである請求項1乃至3のいずれかに記載の移送装置を備えることを特徴とする再転写印刷装置。
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