JP2022122329A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】転写フィルムに対して熱溶融型インクの転写後に熱昇華型インクを転写する場合に転写フィルム上の熱溶融型インクが剥離することを抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置において、サーマルヘッド40を制御して、転写フィルム46に対する熱昇華型インク及び熱溶融型インクの転写を制御する制御部60を備え、制御部60は、転写フィルム46に対して熱溶融型インクを転写した後に熱昇華型インクを転写して画像を形成する場合、熱昇華型インクを転写する際に転写フィルム46に転写された熱溶融型インクの少なくとも一部に対して熱昇華型インクを重ねて転写する上書きモードを有する。【選択図】図8
Description
本発明は、インクリボンを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
インクリボンを用いて画像を形成する画像形成装置においては、サーマルヘッドによって画像データに応じてインクリボンを加熱して転写フィルムにインクを一次転写し、一次転写されたインクを記録媒体に二次転写することにより記録媒体に画像を形成する。
ここで特許文献1では、熱昇華型インクが塗布されたインクリボンと熱溶融型インクが塗布されたインクリボンを用い、熱昇華型インクと熱溶融型インクを重ね合わせて画像を形成する画像形成装置が記載されている。熱昇華型インクは、サーマルヘッドの温度を制御することで濃度階調を調整することができる。熱溶融型インクは、転写フィルムにほぼ完全に転写されるため文字形成等に高い鮮明性を持たせることができる。従って、両者を用いて画像を形成することにより高品質な画像を形成することができる。
熱昇華型インクと熱溶融型インクを用いて画像を形成する画像形成装置において、転写フィルムに対し、熱溶融型インクを転写した後に熱昇華型インクを転写して画像を形成する構成が考えられる。このような構成により、熱溶融型インクが二次転写時に記録媒体の表面側に配置されるため、記録媒体において熱溶融型インクで形成された例えば文字等の画像が視認しやすくなる。
しかしながら、転写フィルムに対して熱溶融型インクを転写した後に熱昇華型インクを転写する場合、熱昇華型インクを転写する際に次の課題が生じ得る。例えば転写フィルムにおける熱溶融型インクが転写された部分の直前に熱昇華型インクが転写される場合を考える。この場合、サーマルヘッドが熱昇華型インクを転写した際の余熱によってある程度高温となった状態で、転写フィルムにおける熱溶融型インクが転写された部分がサーマルヘッドを通過することになる。
このようにサーマルヘッドが熱昇華型インクの転写温度未満であるものの、ある程度高温の状態で、転写フィルムにおける熱溶融型インクが転写された部分がサーマルヘッドを通過する場合、転写フィルムに転写された熱溶融型インクがサーマルヘッドの熱によって溶融し、転写フィルムから剥離して熱昇華型インクが塗布されたインクリボンに転移するおそれがある。このように転写フィルムから熱溶融型インクが剥離すると、剥離した熱溶融型インクが記録媒体に二次転写されないため、記録媒体上で画像が抜けて画像不良が生じる。
そこで本発明は、転写フィルムに対して熱溶融型インクの転写後に熱昇華型インクを転写する場合に転写フィルム上の熱溶融型インクが剥離することを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の熱昇華型インクが塗布され、離型剤を含有する第1インクリボンと、ブラック色の熱溶融型インクが塗布された第2インクリボンと、前記第1インクリボンから前記熱昇華型インクが転写され、前記第2インクリボンから前記熱溶融型インクが転写される転写フィルムと、前記第1インクリボンと前記第2インクリボンをそれぞれ前記転写フィルムと共に加熱し、前記熱昇華型インクと前記熱溶融型インクを前記転写フィルムに転写するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドを制御して、前記転写フィルムに対する前記熱昇華型インク及び前記熱溶融型インクの転写を制御する制御部と、前記転写フィルムに転写された前記熱昇華型インクと前記熱溶融型インクを記録媒体に転写する転写部材と、を備える画像形成装置において、前記制御部は、前記転写フィルムに対して前記熱溶融型インクを転写した後に前記熱昇華型インクを転写して画像を形成する場合、前記熱昇華型インクを転写する際に前記転写フィルムに転写された前記熱溶融型インクの少なくとも一部に対して前記熱昇華型インクを重ねて転写するモードを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、転写フィルムに対して熱溶融型インクの転写後に熱昇華型インクを転写する場合に転写フィルム上の熱溶融型インクが剥離することを抑制することができる。
<画像形成装置>
以下、まず本発明に係る画像形成装置の全体構成を、画像形成動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
以下、まず本発明に係る画像形成装置の全体構成を、画像形成動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、画像形成装置Aの断面概略図である。図1に示す画像形成装置Aは、各種証明用のIDカード、クレジットカード等のカード50(記録媒体)に対して文字、写真、マーク等の画像を形成する。画像形成装置Aは、カード50に情報を記録する情報記録部20と、カード50に画像を形成する画像形成部30を有する。また画像形成装置Aは、情報記録部20と画像形成部30にカード50を供給するカード供給部10と、画像形成装置Aからカード50を排出するカード排出部90を備える。
カード供給部10は、装置の枠体(不図示)に着脱可能に構成され、複数のカード50が立位姿勢で整列して収納されるカードカセット11を有する。本実施形態のカード50は、外径が85.6mm×53.9mmの標準サイズのカードである。またカードカセット11の下面の先端には一枚のカード50が通過し得る幅の分離開口11aが形成されている。
またカード供給部10は、カード50の搬送方向を変更する回動ユニット12を有する。回動ユニット12は、回動可能に支持されたフレーム12cと、フレーム12cに支持され、カード50を挟持し搬送する二つの搬送ローラ12a、12bから構成される。フレーム12cは、搬送ローラ12a、12bによりカード50が挟持された状態で不図示のモータの駆動力によって図1に示す矢印R方向に回動し、これにより搬送ローラ12a、12bによるカード50の搬送方向が変更される。
情報記録部20は、磁気式記録ユニット28、非接触式記録ユニット23、接触式記録ユニット27を有する。磁気式記録ユニット28は、カード50に設けられた磁気ストライプに磁気的に情報の書き込みを行う。非接触式記録ユニット23は、磁界や電波などの無線方式を用いてカード50のIDタグに非接触で情報の書き込みを行う。接触式記録ユニット27は、カード50上の端子に画像形成装置A側の端子を接触させ、電気的に情報の書き込みを行う。
画像形成部30は、インクリボン41を用いて転写フィルム46にインク像を一次転写し、このインク像をヒートローラ33(転写部材)によってカード50に二次転写して画像を形成する。インクリボン41は、操出スプール43と巻取スプール44に巻き付けられた状態でインクリボンカセット42に収納されている。転写フィルム46は、操出スプール47と巻取スプール48に巻き付けられた状態で転写フィルムカセット39に収納されている。
図2は、インクリボン41の平面図である。図2に示す様に、インクリボン41は、イエローYのインクが塗布されたイエロー部41a、マゼンタ色のインクが塗布されたマゼンタ部41b、シアン色のインクが塗布されたシアン部41c、ブラック色のインクが塗布されたブラック部41dがインクリボン41の長手方向に順次繰り返し配置されて構成されている。なお、画像形成装置Aのカラーの色再現性を考慮すると、カラーの配置順は上述した順であることが好ましい。
また画像形成部30は、サーマルヘッド40と第一プラテンローラ45と第二プラテンローラ31を備える。サーマルヘッド40と第一プラテンローラ45は、インクリボン41及び転写フィルム46を介して互いに対向して配置されている。ヒートローラ33と第二プラテンローラ31は、転写フィルム46を介して互いに対向して配置されている。
カード排出部90は、デカール機構70と、搬送ローラ57、58と、排出スタッカ49を有する。デカール機構70は、凸状の挟持部材72と、凹状の挟持部材73と、挟持部材72を上下に移動させるカム部材71から構成される。デカール機構70は、搬送ローラ57、58に両端部を保持されたカード50の中央部を挟持部材72、73で挟持することにより、ヒートローラ33から付与された熱によってカード50に生じた反りを矯正する。
次に、画像形成動作について説明する。画像形成に際しては、まずカードカセット11に収納された最前列のカード50がピックアップローラ14により取り込まれ、搬送ローラ15により回動ユニット12に搬送される。なお、カード50は、分離開口11aを通過する際に一枚に分離され、重送が抑制される。
回動ユニット12は、カード50を搬送ローラ12a、12bによって挟持した状態でフレーム12cが回動することによりカード50の向きを変更し、搬送ローラ12a、12bによってカード50を送り出す。フレーム12cは、搬送ローラ12a、12bによってカード50を接触式記録ユニット27、非接触式記録ユニット23、磁気式記録ユニット28のいずれかに向かって送り出すことができる位置に回動する。搬送ローラ12a、12bは、接触式記録ユニット27、非接触式記録ユニット23、磁気式記録ユニット28のいずれかに向かってカード50を送り出す。これによりカード50に対して接触式記録ユニット27、非接触式記録ユニット23、磁気式記録ユニット28のいずれかによって情報が書き込まれる。
次に、回動ユニット12のフレーム12cは、搬送ローラ12a、12bにより挟持されているカード50が水平になる位置に回動する。その後、搬送ローラ12a、12bが回転することでカード50が回動ユニット12から画像形成部30に向けて送り出され、カード50は搬送ローラ55、56を介して画像形成部30に搬送される。
画像形成部30においては、操出スプール43、47と巻取スプール44、48が回転することで、インクリボン41と転写フィルム46がそれぞれ繰り出される。つまり操出スプール47と巻取スプール48は、転写フィルム46を移動させる移動部である。その後、転写フィルム46に密着したインクリボン41に対し、サーマルヘッド40から画像データに応じた加熱が行われ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のインク像が転写フィルム46に一次転写される。
ここでフルカラー画像を形成する場合、インクリボン41に塗布されたインクの転写フィルム46への転写は、次のように行われる。即ち、まずインクリボン41の未使用のブラック部41dと転写フィルム46の未使用部分の頭出しが行われ、ブラック部41dに塗布されたブラックのインクが転写フィルム46に転写される。次に、インクリボン41の未使用のイエロー部41aと転写フィルム46の未使用部分の頭出しが行われ、イエロー部41aに塗布されたイエローのインクが転写フィルム46に転写される。インクリボン41のマゼンタ部41b、シアン部41cに塗布されたインクも、イエロー部41aに塗布されたインクと同様に転写フィルム46上の他の色のインク像に対して重畳的に転写される。つまり画像形成装置Aは、フルカラー画像を形成する際、転写フィルム46に対し、インクリボン41のブラック部41dに塗布されたインクを転写した後、イエロー部41a、マゼンタ部41b、シアン部41cに塗布されたインクを転写する。
次に、転写フィルム46が移送ローラ32によって移送されることで、転写フィルム46に転写されたインク像がカード50と重なる位置に搬送される。その後、転写フィルム46とカード50が第二プラテンローラ31に押圧されながらヒートローラ33によって加熱されることで、転写フィルム46上のインク像がカード50に二次転写される。これによりカード50の表面に画像が形成される。なお、二次転写後の転写フィルム46は、ヒートローラ33と搬送ローラ57との間に配置された剥離ピン79によってカード50から剥離される。
次に、画像が形成されたカード50は、搬送ローラ57によって搬送ローラ58に搬送される。ここで搬送ローラ57、58にカード50の両端部が挟持された状態で、デカール機構70のカム部材71が回動し、挟持部材72が押し下げられる。これによりカード50が挟持部材72、73によって上下方向から挟持されて、カード50の反りが矯正される。その後、カード50は搬送ローラ58によって排出スタッカ49に排出される。
なお、カード50の両面に画像を形成する場合、デカール機構70によってカード50の反りが矯正された後、搬送ローラ56~58によってカード50が回動ユニット12まで搬送され、回動ユニット12によってカード50の表裏が反転される。その後、上述した処理と同様にカード50の裏面に画像が形成されて、カード50が排出スタッカ49に排出される。
<インクリボン>
次に、インクリボン41の構成について説明する。
次に、インクリボン41の構成について説明する。
図3(a)は、インクリボン41を、図2に示すK1-K1断面で切断した断面図である。図3(a)に示す様に、インクリボン41のイエロー部41aは、基材41a1に対し、熱昇華型インクであるイエロー色のイエローインク41axと不図示の離型剤が含有されたインク層41a2が積層されて形成されている。
イエロー部41aがサーマルヘッド40に所定の温度で加熱されると、インク層41a2に含有されたイエローインク41axが昇華して転写フィルム46に転写される。この時、インク層41a2に含有された不図示の離型剤も昇華して、イエローインク41axと共に転写フィルム46に転移する。ここでインク層41a2に含有されたイエローインク41axは、サーマルヘッド40による加熱量が多くなる程、転写フィルム46に転写される量が多くなる。従って、サーマルヘッド40の温度を制御することで画像の濃度階調を調整することができる。
またインクリボン41のマゼンタ部41b、シアン部41cの構成は、インク層41a2の内部の熱昇華型インクの色が異なることを除いてイエロー部41aの構成と同様である。つまりマゼンタ部41bは、基材41b1(図9参照)に対し、マゼンタ色のマゼンタインク41bx(図9参照)と離型剤(不図示)が含有されたインク層41b2(図9参照)が積層されて形成されている。またシアン部41cは、基材(不図示)に対し、シアン色のシアンインク(不図示)と離型剤(不図示)が含有されたインク層(不図示)が積層されて形成されている。
画像形成装置Aは、インクリボン41のイエロー部41a、マゼンタ部41b、シアン部41cで濃度調整しながら画像を形成することで銀塩写真に近い高品位のフルカラー画像を形成することができる。またインクリボン41のイエロー部41a、マゼンタ部41b、シアン部41cのインクを重ねることでブラック色の画像を形成することもできる。
図3(b)は、インクリボン41を、図2に示すK2-K2断面で切断した断面図である。図3(b)に示す様に、インクリボン41のブラック部41dは、基材41d1に対し、離型剤が含有された剥離層41d2が積層され、剥離層41d2の表面にブラック色の熱溶融型インクで構成されたインク層41d3が積層されて形成されている。熱溶融型インクは顔料インクである。
ブラック部41dがサーマルヘッド40に所定の温度で加熱されると、剥離層41d2の基材41d1との間の接着力が低下する。これにより剥離層41d2がインク層41d3と共に基材41d1から剥離し、インク層41d3が転写フィルムに転写される。即ちブラック部41dのインク層41d3は、ブラック色のブラックインク41dxとも言うことができる。このようにブラックインク41dxは、転写フィルム46に対してほぼ完全に転写されるため、文字形成などに極めて高い鮮明性を持たせることができる。つまり画像形成装置Aは、熱昇華型インクと熱溶融型インクを用いてカード50に画像を形成するため高品質な画像を形成することができる。
<転写フィルム>
次に、転写フィルム46の構成について説明する。
次に、転写フィルム46の構成について説明する。
図4(a)は、転写フィルム46の平面図である。図4(b)は、転写フィルム46を図4(a)に示すK3-K3断面で切断した断面図である。図4に示す様に、転写フィルム46は、基材46a、剥離層46b、保護層46c、受容層46dが順に積層されて形成されている。
剥離層46bは、離型剤が含有され、所定の温度で加熱されることにより基材46aとの間の接着力が低下し、基材46aから剥離する層である。保護層46cは、受容層46dの表面を保護する層である。受容層46dは、インクリボン41からインクを受容する層である。二次転写時において、転写フィルム46は、ヒートローラ33によって加熱されることにより剥離層46bが保護層46c、受容層46dと共に基材46aから剥離し、カード50に転写される。
<画像形成装置のシステム構成>
次に、画像形成装置Aのシステム構成について説明する。
次に、画像形成装置Aのシステム構成について説明する。
図5は、画像形成装置Aのシステム構成を示すブロック図である。図5に示す様に、画像形成装置Aの制御部60は、画像形成装置Aの全体の制御を行うMCU62(:マイクロコンピュータユニット)を備える。
MCU62は、各種の演算処理を行うCPUと、制御プログラムなどの各種データが記憶されたROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMと、これらを接続する内部バスから構成されている。MCU62のCPUは、ROMに格納された制御プログラムに基づいてRAMを作業領域に用いながら、MCU62に外部バスを介して接続された情報記録部20や画像形成部30などの各デバイスを制御し、上述した画像形成動作などを実行する。
またMCU62には、外部バスを介して、ホストコンピュータ81との間で通信を行う通信部61が接続されている。ホストコンピュータ81には、キーボードやマウスなどの入力装置83や、デジタルカメラやスキャナなどの画像入力装置84や、モニタ82が接続されている。ユーザは、モニタ82、入力装置83、画像入力装置84を介してホストコンピュータ81を操作し、ホストコンピュータ81から通信部61を介して画像形成装置Aに画像形成指示や画像データなどを送信する。
またMCU62には、外部バスを介して、メモリ67が接続されている。メモリ67には、カード50に形成される画像のデータや、カード50の磁気ストライプやICに記録される書き込みデータなどの各種の情報が格納される。
またMCU62には、外部バスを介して、画像処理部68が接続されている。画像処理部68は、ホストコンピュータ81から送信された画像データを処理し、画像形成装置Aによって画像を形成するために用いられる画像データに変換する。
またMCU62には、外部バスを介して、サーマルヘッド制御部65が接続されている。サーマルヘッド制御部65は、サーマルヘッド40の温度がMCU62のCPUにより指示された温度となるように、サーマルヘッド40が備える加熱素子に付与される熱エネルギーを制御する。
またMCU62には、外部バスを介して、ヒートローラ制御部75が接続されている。ヒートローラ制御部75は、ヒートローラ33の温度がMCU62のCPUにより指示された温度となるように、ヒートローラ33が備える加熱素子に付与される熱エネルギーを制御する。
またMCU62には、外部バスを介して、操作部69を制御する操作制御部66が接続されている。操作部69は、各種の情報や数値等を入力するためのキー(不図示)と、情報が表示されるディスプレイ(不図示)を備える。MCU62のCPUは、操作制御部66を介して操作部69を制御し、操作部69のディスプレイに各種の情報を表示させる。また操作部69は、ユーザがキーを操作して入力した画像形成指示などをMCU62のCPUに出力する。
またMCU62には、外部バスを介して、モータ85~88を駆動するモータドライバを含むアクチュエータ制御部63が接続されている。モータ85~88は、操出スプール43、47と巻取スプール44、48をそれぞれ駆動する。モータ85~88には、ノイズを抑制し、エネルギー効率を高めるために、フライホイールダイオード(不図示)がそれぞれ並列に接続されている。
モータ85~88は、モータドライバが備えるタイマICで生成されたPWM(PulseWidth Modulation)パルスで駆動する。タイマICは、パルス列を発生させてデューティ比(供給電流のオンオフ比)を変更する。デューティ比は、スイッチング周波数の周期をT、通電時間をtとした場合、{(T-t)/T}×100(%)で表される。またモータドライバは、不図示の温度センサで検出された環境温度に応じてPWMパルスを温度補正する。MCU62のCPUは、アクチュエータ制御部63にモータ85~88のデューティ比を指示し、アクチュエータ制御部63は指示されたデューティ比でモータ85~88を駆動する。
また画像形成装置Aは、商用電源から電源の供給を受けて、画像形成装置Aが備える各部材を駆動させるために各部材に供給する電力を生成する電源部64を備える。電源部64は、制御部60、サーマルヘッド40、ヒートローラ33、操作部69、情報記録部20などの画像形成装置Aの各デバイスに電力を供給する。
<上書きモード>
上述の通り、画像形成装置Aは、転写フィルム46に対し、ブラックインク41dxを転写した後、イエローインク41ax、マゼンタインク41bx、シアンインク(不図示)を転写してフルカラー画像を形成する。ここで転写フィルム46にブラックインク41dxが転写された状態でイエローインク41ax、マゼンタインク41bx、又は、シアンインク(不図示)を一次転写する際、次に説明する課題が生じ得る。
上述の通り、画像形成装置Aは、転写フィルム46に対し、ブラックインク41dxを転写した後、イエローインク41ax、マゼンタインク41bx、シアンインク(不図示)を転写してフルカラー画像を形成する。ここで転写フィルム46にブラックインク41dxが転写された状態でイエローインク41ax、マゼンタインク41bx、又は、シアンインク(不図示)を一次転写する際、次に説明する課題が生じ得る。
例えば図6(a)に示す様に、転写フィルム46のブラックインク41dxが転写された部分の周囲にイエローインク41axを転写する場合を考える。図6(a)に示す矢印Vは、転写フィルム46にイエローインク41axを転写する際の転写フィルム46とインクリボン41の移動方向である。この場合、サーマルヘッド40がイエローインク41axを転写した際の余熱によってある程度高温となった状態で、転写フィルム46のブラックインク41dxが転写された部分がサーマルヘッド40を通過することになる。
このようにサーマルヘッド40がイエローインク41axの転写温度未満ではあるものの、ある程度高温の状態で、転写フィルム46のブラックインク41dxが転写された部分がサーマルヘッド40を通過する場合、次の課題が生じ得る。即ち、図6(b)に示す様に、転写フィルム46に転写されたブラックインク41dxがサーマルヘッド40の熱によって溶融し、転写フィルム46から剥離してインクリボン41に転移するおそれがある。このように転写フィルム46からブラックインク41dxが剥離すると、剥離したブラックインク41dxがカード50に二次転写されないため、カード50上で画像が抜けて画像不良が生じる。
そこでMCU62のCPUは、インクリボン41のイエローインク41ax、マゼンタインク41bx、又は、シアンインク(不図示)の一次転写に際し、転写フィルム46上のブラックインク41dxの上にインクを重ねて転写する上書きモードを実行する。これにより転写フィルム46に転写されたブラックインク41dxが転写フィルム46から剥離してインクリボン41に転移することが抑制される。以下、上書きモードについて、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図7に示す様に、まずCPUは、ホストコンピュータ81から画像形成ジョブ信号を受信する(S1)。次に、CPUは、画像形成ジョブ信号に含まれる画像データに基づいてブラック色の画像部分から転写フィルム46の一次転写時の移動方向の上流側の所定の範囲内にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分があるか否かを判定する(S2)。本実施形態では、CPUは、ブラック色の画像部分に対し、転写フィルム46の一次転写時の移動方向の上流側の3ライン以内にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色(カラー色)の画像部分があるか否かを判定する。
CPUは、ブラック色の画像部分から上記3ライン以内にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれの色の画像部分もないと判定する場合、画像処理部68に対して通常の画像処理を指示する(S5)。ここでいう通常の画像処理とは、ホストコンピュータ81から入力された画像データをそのまま画像出力するための画像処理であり、ブラック色の画像部分にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれの色の画像も重ねないように画像処理を行うことを意味する。
次に、CPUは、画像処理部68によって処理された画像データに応じて一次転写が行われるようにサーマルヘッド40やアクチュエータ制御部63を制御する(S6)。これにより転写フィルム46には画像データに応じて各色のインクが一次転写される。その後、CPUは、ヒートローラ33によって転写フィルム46からカード50に二次転写が行われるようにヒートローラ制御部75を制御する(S7)。このようにしてカード50に対して画像が形成される。
一方、CPUは、ブラック色の画像部分から上記3ライン以内にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分があると判定する場合、次の制御を行う。即ち、ブラック色の画像部分から上記3ライン以内に形成されるイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分の濃度が所定以上か否かを判定する(S3)。ここで本実施形態では、CPUは、画像の濃度が最大諧調を100%とした場合に50%以上であるか否かを判定する。この画像の濃度の閾値は、インクリボン41の材料、転写フィルム46の材料、インクリボン41と転写フィルム46の搬送速度、サーマルヘッド40の温度等に応じて適正な値に設定される。
CPUは、ブラック色の画像部分から上記3ライン以内に形成されるイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分の濃度が所定未満と判定する場合、画像処理部68に対して通常の画像処理を指示する(S5)。次に、CPUは、画像処理部68によって処理された画像データに応じて一次転写が行われるようにサーマルヘッド制御部65やアクチュエータ制御部63を制御し、ヒートローラ33によって転写フィルム46からカード50に二次転写が行われるようにヒートローラ制御部75を制御する(S6、S7)。このようにしてカード50に対して画像が形成される。
一方、CPUは、ブラック色の画像部分から上記3ライン以内に形成されるイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分の濃度が所定以上と判定する場合、画像処理部68に対して上書きモード用の画像処理を行うように指示する(S4)。これはブラック色の画像部分から上記3ライン以内に濃度が高いカラー画像が形成される場合、サーマルヘッド40がカラー画像を転写した際の余熱によってある高温となった状態で、転写フィルム46のブラックインク41dxが転写された部分がサーマルヘッド40を通過することになるためである。つまり通常の画像形成を行う場合、転写フィルム46上のブラックインク41dxが転写フィルム46から剥離するおそれがあるためである。
ここで上書きモード用の画像処理とは、ホストコンピュータ81から入力された画像データに対し、ブラック色の画像部分の全域にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像を重ねるように画像データを変換する画像処理を意味する。ブラック色の画像部分に重ねるインクの色は、本実施形態では1色であってその優先度はイエロー、マゼンタ、シアンの順である。つまり4色全ての色のインクを使用して画像を形成する場合、画像処理部68は、ブラック色の画像部分にイエロー色の画像を重ねるように画像データを変換する画像処理を行う。またイエローのインクを使用せずに他の3色のインクを使用して画像を形成する場合、画像処理部68は、ブラック色の画像部分にマゼンタの画像を重ねるように画像データを変換する画像処理を行う。
次に、CPUは、画像処理部68によって処理された画像データに応じて一次転写が行われるようにサーマルヘッド制御部65やアクチュエータ制御部63を制御する(S6)。その後、CPUは、ヒートローラ33によって転写フィルム46からカード50に二次転写が行われるようにヒートローラ制御部75を制御する(S7)。このようにしてカード50に画像が形成される。
ここでステップS4において画像処理部68によって上書きモード用の画像処理が行われた後にステップS6で行われる一次転写について詳しく説明する。ホストコンピュータ81から送信された画像として、転写フィルム46の一次転写時の移動方向において、ブラック色の画像部分の上流側にブラック色の画像部分と隣接してイエロー色、及び、マゼンタ色の画像部分がある画像を想定する。
まず転写フィルム46にブラックインク41dxが転写された後にイエローインク41axを転写する動作について説明する。図8に示す様に、イエローインク41axの一次転写においては、転写フィルム46上のブラックインク41dxが転写された部分の隣だけでなく、ブラックインク41dxに対してもイエローインク41axが上から重ねて転写する。
このようにブラックインク41dxに対してイエローインク41axが重ねて転写されると、インクリボン41のイエロー部41aに含まれる不図示の離型剤もサーマルヘッド40の熱によってイエローインク41axと共に昇華し、転写フィルム46上のブラックインク41dxの表面に転移する。これにより転写フィルム46上のブラックインク41dxの表面はイエローインク41axと不図示の離型剤によってコーティングされた形となって接着性が低下する。このように転写フィルム46上のブラックインク41dxの表面の接着性が低下することにより、ブラックインク41dxが転写フィルム46から剥離してインクリボン41に転移することが抑制される。
このようにCPUは、熱昇華型インクであるイエローインク41axを転写する際に転写フィルム46に転写された熱溶融型インクであるブラックインク41dxに対してイエローインク41axを重ねて転写する上書きモードを実行する。このような構成により、転写フィルム46におけるブラックインク41dxが転写された部分がサーマルヘッド40を通過する場合でも、転写フィルム46からブラックインク41dxが剥離してインクリボン41に転移することを抑制することができる。またカード50上では、ブラックインク41dxの上にカラー色のインクが載っている状態になるものの、ブラックインク41dx上のカラー色のインクは視認されにくいため、画像品質への影響は少ない。
次に、転写フィルム46にブラックインク41dxとイエローインク41axが転写された後にマゼンタインク41bxを転写する動作について説明する。図9に示す様に、マゼンタインク41bxの一次転写においては、転写フィルム46上のブラックインク41dxが転写された部分の隣にはマゼンタインク41bxを転写するものの、ブラックインク41dxに対してはマゼンタインク41bxを重ねて転写しない。これは次の理由による。即ち、転写フィルム46上のブラックインク41dxの表面は、既にイエローインク41axと離型剤によってコーティングされている。従って、サーマルヘッド40がある程度高温の状態で、転写フィルム46におけるブラックインク41dxが転写された部分がサーマルヘッド40を通過する場合でも、ブラックインク41dxが転写フィルム46から剥離してインクリボン41に転移する可能性は低いためである。
なお、図10に示す様に、転写フィルム46上のブラックインク41dxとイエローインク41axに対して、マゼンタインク41bxを重ねて転写する構成としてもよい。これにより転写フィルム46上のブラックインク41dxの表面に転移する離型剤の量が増加するため、ブラックインク41dxが転写フィルム46から剥離することが更に抑制される。しかしながら、この構成では、ブラックインク41dxの表面に転写されるインクの色が増えるため、ブラックインク41dx上のカラー色のインクは視認されにくいものの、ブラックインク41dxの色味が損なわれやすくなる。従って、ブラックインク41dxの剥離抑制と色味とのバランスを見て設定を行うことが好ましい。
また本実施形態では、上書きモードにおいて、イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色のインクのうち、画像形成で使用する色のインクを転写フィルム46上のブラックインク41dxに重ねて転写する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。即ち、画像形成に使用しない色のインクを転写フィルム46上のブラックインク41dxに重ねて転写する構成としてもよい。例えばブラック色の画像部分とマゼンタ色の画像部分のみから構成される画像を形成する場合に、転写フィルム46上のブラックインク41dxにイエローインク41axを重ねて転写する構成としても上記同様の効果を得ることができる。
また本実施形態では、上書きモードにおいて、転写フィルム46上のブラックインク41dxの全域にイエローインク41ax、マゼンタインク41bx、シアンインク(不図示)のいずれかのインクを重ねて転写する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。即ち、例えばブラックインク41dxに重ねて転写するインクの範囲をサーマルヘッド40の温度が冷えるのに必要な所定のライン数に設定する構成など、転写フィルム46上のブラックインク41dxの少なくとも一部にカラーインクを重ねて転写する構成としてもよい。
また本実施形態では、ブラック色の画像部分から所定の範囲内にイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分があり、且つ、その画像部分の濃度が所定以上の場合に上書きモードを実行する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。即ち、ブラック色の画像部分から所定の範囲内に位置するイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分がある場合、濃度の判定を行わず一律に上書きモードを実行する構成としてもよい。またブラック色の画像部分とイエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの色の画像部分がある画像を形成する際に常に上書きモードを実行する構成としてもよい。またユーザがホストコンピュータ81や操作部69を操作して上書きモードの実行の有無を選択できる構成としてもよい。
33…ヒートローラ(転写部材)
40…サーマルヘッド
41a…イエロー部(第1インクリボン)
41b…マゼンタ部(第1インクリボン)
41c…シアン部(第1インクリボン)
41d…ブラック部(第2インクリボン)
46…転写フィルム
47…操出スプール(移動部)
48…巻取スプール(移動部)
50…カード(記録媒体)
60…制御部
A…画像形成装置
40…サーマルヘッド
41a…イエロー部(第1インクリボン)
41b…マゼンタ部(第1インクリボン)
41c…シアン部(第1インクリボン)
41d…ブラック部(第2インクリボン)
46…転写フィルム
47…操出スプール(移動部)
48…巻取スプール(移動部)
50…カード(記録媒体)
60…制御部
A…画像形成装置
Claims (6)
- 熱昇華型インクが塗布され、離型剤を含有する第1インクリボンと、
熱溶融型インクが塗布された第2インクリボンと、
前記第1インクリボンから前記熱昇華型インクが転写され、前記第2インクリボンから前記熱溶融型インクが転写される転写フィルムと、
前記第1インクリボンと前記第2インクリボンをそれぞれ前記転写フィルムと共に加熱し、前記熱昇華型インクと前記熱溶融型インクを前記転写フィルムに転写するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドを制御して、前記転写フィルムに対する前記熱昇華型インク及び前記熱溶融型インクの転写を制御する制御部と、
前記転写フィルムに転写された前記熱昇華型インクと前記熱溶融型インクを記録媒体に転写する転写部材と、
を備える画像形成装置において、
前記制御部は、前記転写フィルムに対して前記熱溶融型インクを転写した後に前記熱昇華型インクを転写して画像を形成する場合、前記熱昇華型インクを転写する際に前記転写フィルムに転写された前記熱溶融型インクの少なくとも一部に対して前記熱昇華型インクを重ねて転写するモードを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記転写フィルムを移動させる移動部を備え、
前記制御部は、前記熱昇華型インクが前記転写フィルムに転写される際の前記転写フィルムの移動方向において、前記転写フィルムにおける前記熱溶融型インクが転写されている部分の上流側の所定の範囲内に前記熱昇華型インクを転写する場合、前記モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記所定の範囲内に前記熱昇華型インクを転写する場合であっても、前記所定の範囲内に前記熱昇華型インクによって形成される画像の濃度が所定未満の場合、前記モードを実行しないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記熱昇華型インクの色は、イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかであり、前記熱溶融型インクの色は、ブラックであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記モードにおいて、前記熱昇華型インクを転写する際に前記転写フィルムに転写された前記熱溶融型インクの全域に前記熱昇華型インクを重ねて転写することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- イエロー、マゼンタ、シアンのうち、前記第1インクリボンに塗布された前記熱昇華型インクの色とは異なる色の熱昇華型インクが塗布され、離型剤を含有する第3インクリボンを備え、
前記制御部は、前記モードにおいて前記転写フィルムに転写された前記熱溶融型インクの全域に前記第1インクリボンに塗布された前記熱昇華型インクを重ねて転写した後に前記第3インクリボンに塗布された前記熱昇華型インクを前記転写フィルムに転写する場合、前記転写フィルムに転写された前記熱溶融型インクに対して前記第3インクリボンの前記熱昇華型インクを重ねて転写しないことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021019473A JP2022122329A (ja) | 2021-02-10 | 2021-02-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021019473A JP2022122329A (ja) | 2021-02-10 | 2021-02-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022122329A true JP2022122329A (ja) | 2022-08-23 |
Family
ID=82939608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021019473A Pending JP2022122329A (ja) | 2021-02-10 | 2021-02-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022122329A (ja) |
-
2021
- 2021-02-10 JP JP2021019473A patent/JP2022122329A/ja active Pending
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