JPH1132429A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1132429A
JPH1132429A JP9199344A JP19934497A JPH1132429A JP H1132429 A JPH1132429 A JP H1132429A JP 9199344 A JP9199344 A JP 9199344A JP 19934497 A JP19934497 A JP 19934497A JP H1132429 A JPH1132429 A JP H1132429A
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友彦 権田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力端子に印加される過電圧から出力用のト
ランジスタを保護すると同時に、小型化が可能な半導体
集積回路を提供する。 【解決手段】 トランジスタTr1を制御するトランジ
スタ制御回路13の制御信号の立ち下がりエッジをクラ
ンプ制御回路15のエッジ検出回路16で検出し、ソレ
ノイド1がターンオフされた直後の所定時間のみ、タイ
マー17でトランジスタTr2をオンにして、クランプ
回路14を導通させ、インダクタンスL1での逆起電圧
によるサージ電圧をトランジスタTr1で吸収する。通
常動作時には、クランプ回路14は出力端子12から遮
断されているので、クランプ電圧をIGNライン2の通
常電圧まで、下げて設定できるため、サージ電圧により
トランジスタTr1で生じるパワー損失のピークパワー
値を低くでき、トランジスタTr1での発熱を低減でき
るので、小型化が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力用のトランジ
スタを出力端子に印加される過電圧から保護するアクテ
ィブクランプ回路を有する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、出力端子に印加される過電圧とし
ては、静電気によるサージ電圧や負荷の異常による高電
圧が問題とされ、出力用のトランジスタをこれらの過電
圧から保護する過電圧保護回路が種々考案されてきた。
近年、出力用のトランジスタのスイッチング動作の高速
化が進み、スイッチの切り替え時に、負荷回路のインダ
クタンスにより逆起電圧が発生し、特にターンオフ時に
発生する逆起電圧は、出力用のトランジスタが解放状態
となるためブレークダウンを引き起こすことがあり、こ
れらのサージ電圧に対する対策が求められるようになっ
てきた。特に負荷として、ソレノイドを用いる場合に
は、ソレノイドをターンオフする過程で発生する逆起電
圧によるサージ電圧から、出力用のトランジスタを保護
する保護回路が必要とされる。
【0003】図8は、ターンオフ過程でソレノイドによ
り発生するサージ電圧から、出力用のトランジスタを保
護するために、アクティブクランプ回路を使用した過電
圧保護回路の一例である。ソレノイド1はインダクタン
ス成分L1および抵抗成分R1を有し、一方の端子は、
IGNライン2によりオルタネータ3とバッテリ4に接
続され、他方の端子は半導体集積回路40の出力端子1
2へ接続されている。
【0004】半導体集積回路40は、CPU5から入力
端子11を介して入力した制御信号によりソレノイド1
を駆動する駆動回路であり、出力用のトランジスタTr
1と、トランジスタTr1を制御するトランジスタ制御
回路13と、トランジスタTr1を出力端子12から入
ってくるサージ電圧から保護するクランプ回路41と、
抵抗R2およびR3から構成される。クランプ回路41
は、アノード側で直列接続されたダイオードD1とツェ
ナーダイオードZD3から構成される。
【0005】入力端子11はトランジスタ制御回路13
に接続され、トランジスタ制御回路13は、他方が接地
されている抵抗R2とクランプ回路41のダイオードD
1のカソード側と抵抗R3に接続されている。抵抗R3
の他端はトランジスタTr1のゲートg1に接続されて
いる。トランジスタTr1のドレインd1は出力端子1
2とクランプ回路41のツェナーダイオードZD3のカ
ソード側に接続され、ソースs1は接地されている。
【0006】これらの構成により、ターンオフの過程
で、ソレノイド1により発生したサージ電圧が、トラン
ジスタTr1のドレインd1に印加され、オフ状態のト
ランジスタTr1がブレークダウンする前に、クランプ
回路41のツェナーダイオードZD3が導通し、トラン
ジスタTr1のゲートg1がオンになり、サージ電圧は
トランジスタTr1のドレインd1からソースs1へ流
れる。トランジスタTr1がオン状態なので、ドレイン
ーソース間に過大な高電圧が印加されることはなく、素
子が破壊されることはない。ダイオードD1は、トラン
ジスタ制御回路13からの制御信号によりトランジスタ
Tr1をオンさせたときに、ゲートg1からドレインd
1を経由する電流を遮断するために設置されている。
【0007】次に、半導体集積回路40の各部位におけ
る詳細な動作を説明する。CPU5からソレノイド1の
オンまたはオフを制御する図9に示すようなソレノイド
制御信号aが出力されると、トランジスタ制御回路13
はトランジスタTr1をオンまたはオフにするトランジ
スタ制御信号bを出力する。図9の時刻t7において、
ソレノイド制御信号aがオンになると、トランジスタ制
御信号bもオンになり、抵抗成分R1のソレノイド1が
オンになる。このとき、トランジスタTr1のドレイン
ーソース間に流れるドレイン電流をId、トランジスタ
Tr1のオン抵抗の抵抗値をRon、IGNラインの通
常電圧をVign、とすると、トランジスタTr1のオ
ン状態のドレイン電流Idonは、 Idon=Vign/(R1+Ron) と表せる。
【0008】トランジスタTr1のオン抵抗Ronとソ
レノイド1の抵抗成分R1は Ron〓R1 であるので、トランジスタTr1のオン状態でのドレイ
ン電流Idonは Idon〓Vign/R1 (1) とみなすことができる。トランジスタTr1のオン状態
のドレイン電流Idonはソレノイド1に流れる電流で
もあるので、このときソレノイド1に蓄積されるソレノ
イドエネルギーEsは、 Es=1/2・L1・(Vign/R1) となる。
【0009】次に、図9における時刻t8において、ソ
レノイド制御信号aがオン制御からオフ制御に切り替え
られると、トランジスタ制御信号bはオフになり、トラ
ンジスタTr1もオフになり、ソレノイド1には逆起電
圧が発生し、この電圧は、サージ電圧として半導体集積
回路40の出力端子12へ印加される。このサージ電圧
は、ツェナーダイオードZD3のツェナー電圧Vz3お
よびダイオードD1の順方向電圧Vd1およびトランジ
スタTr1のゲートしきい電圧Vgs(th)でクラン
プされる。したがって、クランプ電圧Vc4は、 Vc4=Vz3+Vd1+Vgs(th) (2) となる。
【0010】トランジスタTr1のゲートーソース間電
圧Vgsは、図9に示すように、トランジスタ制御信号
bがオフになった時刻t8で、瞬間的に低減し、トラン
ジスタTr1はオフになるが、直後には、ソレノイド1
から発生した逆起電圧によりクランプ回路41が導通
し、ゲートg1には電圧が印加され、ゲートg1に印加
された電圧がゲートしきい値Vgs(th)を越える
と、トランジスタTr1は、再びオン状態になる。トラ
ンジスタTr1のドレイン−ソース電圧Vdsは、サー
ジ電圧により、クランプ回路41が導通している時刻t
8から時刻t9の間は、クランプ電圧Vc4に保たれ、
サージ電圧が失われクランプ回路41が導通しなくなっ
た時刻t9以後は、IGNライン通常電圧Vignに保
たれる。
【0011】ソレノイド1がオン制御からオフ制御に切
り替えられた直後に、トランジスタTr1で消費される
パワ−P4の瞬時値であるピークパワー値PP4は、ク
ランプ電圧Vc4×ドレイン電流Idonであり、式
(1)と式(2)より PP4=Vc4×Idon =(Vz3+Vd1+Vgs(th))×(Vign/R1) (3) となる。トランジスタTr1でサージ電圧エネルギーE
sを消費する時間をT4とすると、サージ電圧による、
パワー損失P4sは式(3)から P4s〓(T4×PP4)/2 〓T4×(Vz3+Vd1+Vgs(th))×(Vign/R1)/2 となる。
【0012】パワー損失P4sとサージ電圧エネルギー
Esは等しいことから、時間T4は、 T4〓{L1×(Vign/R1)}/(Vz3+Vd1+Vgs(th)) 〓1/2・L1・(Vign/R1)/PP4 となる。つまり、トランジスタTr1で消費されるソレ
ノイドオフ直後のピークパワー値PP4が大きければ時
間T4は小さく、ピークパワー値PP4が小さければ、
時間T4は大きい。
【0013】次にクランプ電圧Vc4の範囲について図
10を用いて説明する。IGNライン2はバッテリ4と
オルタネータ3に接続され、IGNライン2には、通常
は、バッテリ4の電圧が印加されている。しかし、何ら
かの原因で、バッテリ4のプラス端子が外れると、IG
Nライン2には、IGNライン通常電圧Vignを越え
たオルタネータ3からの過電圧Vaが直接印加される。
【0014】このオルタネータからの過電圧Vaによ
り、トランジスタTr1がオンしてしまうと、ソレノイ
ド1は誤動作してしまうので、一般には、トランジスタ
Tr1がオフしている間に、オルタネータ3からの過電
圧VaによりトランジスタTr1がオンすることのない
ように、クランプ電圧Vc4は、ソレノイド1のオン電
圧をVonとすると、 Vc4>Va−Von (5) となるように設定される。
【0015】また、クランプ電圧Vc4がトランジスタ
Tr1のドレイン−ソース間耐圧BVdsよりも高い
と、ソレノイド1で発生するサージ電圧によりトランジ
スタTr1が破壊されるため、クランプ電圧Vc4は、
トランジスタTr1のドレイン−ソース間耐圧BVds
よりも小さくなければならない。すなわちクランプ電圧
Vc4は、 Vc4<BVds (6) となるように設定される。従って、式(5)と式(6)
より、クランプ電圧Vc4の範囲は、 Va−Von<Vc4<BVds (7) となる。
【0016】従って、式(2)と式(7)から、ダイオ
ードD1の順方向電圧Vd1とツェナーダイオードZD
3のツェナー電圧Vz3を VaーVon<Vz3+Vd1+Vgs(th)<BV
ds となるように設定することにより、クランプ回路40
は、トランジスタTr1を過電圧から保護することがで
きる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子機器におけ
る機能向上は目覚ましく、種々の機能を小型機器に搭載
するために、半導体集積回路に対する小型化の要求がま
っている。しかしながら、半導体集積回路を小型化し、
チップ面積が小さくなると、半導体集積回路の放熱効果
が低減してしまう。半導体素子で発生した熱は、チップ
面から接着剤を介して放熱板へ伝導し、放熱されるた
め、放熱効果の低減は、素子の熱暴走を招く。特にパワ
ー損失の大きい出力用のトランジスタにおける発熱は、
半導体集積回路の小型化を妨げる要因のひとつである。
トランジスタのパワー損失が大きければ、温度上昇値が
大きくなることは、当然であるが、パワー損失が同量で
あるときには、トランジスタの発熱は、パワー損失のピ
ークパワー値により影響される。
【0018】ソレノイド1により発生したサージ電圧に
よる、トランジスタTr1におけるパワー損失のピーク
パワー値と、トランジスタTr1の発熱の関係を説明す
る。クランプ電圧Vc4は、オルタネータの過電圧V
a、ソレノイド1のオン電圧Vonと、トランジスタT
r1のドレインーソース間耐圧BVdsにより Va−Von<Vc4<BVds の範囲に設定されている。ピークパワ−値PP4は、ク
ランプ電圧Vc4がオルタネータの過電圧Vaとソレノ
イド1のオン電圧Vonの差(Va−Von)である時
のピークパワー値をPP4a、クランプ電圧Vc4がド
レインーソース間耐圧BVdsである時のピークパワー
値をPP4bとするとピークパワー値PP4は、 PP4a<PP4<PP4b となる。
【0019】パワー損失が同じであれば、ピークパワー
値PP4が大きく、パワー損失の消費時間T4が小さい
場合には、熱伝導による放熱効果が少ないために、半導
体集積回路40の温度は、大きく上昇し、ピークパワー
値PP4が小さく、消費時間T4が大きい場合には、放
熱効果が大きいため、温度上昇は抑えられる。よって、
ピークパワー値PP4aに対する半導体集積回路40の
上昇した温度をTe4a、ピークパワー値PP4bに対
する上昇した温度をTe4bとすると、半導体集積回路
40の上昇した温度Te4は Te4a<Te4<Te4b となる。
【0020】図11に、シュミレーション結果を示す。
図11の(a)は、時間とトランジスタで消費されるパ
ワーの関係を、図11の(b)は、時間と半導体集積回
路の温度の関係を示している。サージ電圧エネルギーを
1mmあたり50mjとし、ピークパワー値PP4c
が50Wで、時間T4cが2msの場合には、温度Te
4cは75℃となり、ピークパワー値PP4dが40W
で、時間T4dが2、5msの場合の温度Te4cは6
6℃となる。
【0021】上記のように、従来のトランジスタ保護回
路では、クランプ回路のクランプ電圧の設定可能範囲が
狭く、そのために、ソレノイドにより発生したサージ電
圧から、アクティブクランプ動作で出力用のトランジス
タを保護する時に発生するパワー損失のピークパワー値
PP4の範囲も狭くなり、半導体集積回路の温度上昇を
低減できないため、小型化が妨げられている。本発明
は、このような従来の問題点に鑑み、出力端子に印加さ
れる過電圧から出力用のトランジスタを保護すると同時
に、小型化が可能な半導体集積回路を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、出
力端子を介して外部に接続された負荷を駆動するトラン
ジスタと、トランジスタを制御するトランジスタ制御回
路と、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電圧
以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を
有する半導体集積回路において、トランジスタ制御回路
の制御信号の変化を検知し、検知結果に基づいて、クラ
ンプ回路の動作を制御するクランプ制御回路を有するも
のとする。また、クランプ制御回路は、トランジスタ制
御回路の出力信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ
検出回路と、エッジ検出回路で立ち下がりエッジを検出
後、トランジスタを保護するに十分な所定時間の間、ク
ランプ回路を制御する信号を出力するタイマーを有する
ことができる。
【0023】さらに、出力端子を介して外部に接続され
た負荷を駆動するトランジスタと、トランジスタを制御
するトランジスタ制御回路と、出力端子と前記トランジ
スタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護
手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路にお
いて、出力端子の電圧を検知し、検知した電圧に基づい
て、クランプ回路の動作を制御するクランプ制御回路を
有することもできる。クランプ制御回路は、出力端子の
電圧と基準電圧を比較するコンパレータと、該コンパレ
ータの出力信号のエッジを検出するエッジ検出回路と、
エッジ検出回路でエッジを検出後、トランジスタを保護
するに十分な所定時間の間、クランプ回路を制御する信
号を出力するタイマーを有することができる。
【0024】なお、負荷はソレノイドであり、クランプ
回路は、ソレノイドがオンからオフに切り替わる過程で
生じる逆起電圧により発生するサージ電圧をクランプす
ることが好ましい。また、クランプ制御回路は、クラン
プ回路を導通させる場合と、導通させない場合に切り替
えるスイッチを有するものとした。さらに、クランプ回
路は複数の直列に接続された過電圧保護手段を有し、ク
ランプ制御回路は前記複数の過電圧保護手段の接続を切
り替えるスイッチを有することもできる。過電圧保護手
段は、ツェナーダイオードを有することが好ましい。
【0025】
【作用】ソレノイド等のインダクタンスを有する外部の
負荷を駆動するトランジスタを制御するトランジスタ制
御回路の制御信号の立ち下がり等の変化を検知して、検
知結果に基づいて、出力端子とトランジスタのゲート間
に所定の電圧以上で導通するツェナーダイオード等から
構成される過電圧保護手段を設けたクランプ回路の動作
を制御することにより、クランプ回路が導通する電圧を
出力端子の通常電圧まで下げて設定することができ、ト
ランジスタで消費されるパワー損失のピークパワー値を
小さくすることができ、半導体集積回路の温度上昇を少
なくできる。トランジスタ制御回路の出力信号の立ち下
がりエッジを検出し、トランジスタを保護するに十分な
所定時間の間、クランプ回路を制御する信号を出力する
タイマーをそなえることにより、トランジスタのターン
オフとほぼ同時にクランプ回路の動作を制御できる。
【0026】出力端子の電圧を検知して、検知結果に基
づいて、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電
圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路
の動作を制御することにより、クランプ回路が動作する
電圧を出力端子の通常電圧まで下げて設定することがで
き、過電圧により生じるトランジスタで消費されるパワ
ー損失のピークパワー値を小さくすることができ、半導
体集積回路の温度上昇を少なくできるとともに、トラン
ジスタ制御回路の信号に変化のない、静電気等を原因と
する過電圧からもトランジスタを保護することができ
る。
【0027】クランプ回路を導通させる場合と、導通さ
せない場合に切り替えるスイッチを有することにより、
トランジスタをオンからオフにするオフ過程以外の時
は、確実にクランプ回路を出力端子から切り離すことが
でき、クランプ動作以外の時の半導体集積回路の動作の
信頼性を向上できる。また、クランプ回路は複数の過電
圧保護手段を有し、クランプ制御回路は過電圧保護手段
を切り替えるスイッチを有することにより、クランプ制
御回路が動作しない場合にも、出力端子に印加された過
電圧からトランジスタ回路を保護することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。図1は第1の実施例の構成を示し、図2は
各信号のタイミングチャートを示す。また図3はクラン
プ電圧の許容範囲を、図4はシュミレーション結果を示
す。半導体集積回路10のクランプ回路14は、アノー
ド側で直列接続されたダイオードD1とツェナーダイオ
ードZD1から構成され、クランプ制御回路15は、エ
ッジ検出回路16、タイマー17およびスイッチング用
のトランジスタTr2から構成される。エッジ検出回路
16は、入力側が、トランジスタ制御回路13の出力に
接続され、出力側はタイマー17に接続され、トランジ
スタ制御回路13の出力の立ち下がりエッジを検出し、
エッジ検出信号をタイマー17に出力する。タイマー1
7の出力はスイッチング用のトランジスタTr2のゲー
トg2に接続されている。トランジスタTr2のソース
s2は、クランプ回路14のツェナーダイオードZD1
に接続され、ドレインd2は出力端子12とトランジス
タTr1のドレインd1に接続されている。その他の構
成は図8に示す従来例と同様である。
【0029】図2に示すタイミングチャートを用いて、
半導体集積回路10の動作を説明する。CPU5からソ
レノイド1を制御するソレノイド制御信号aが出力され
ると、ソレノイド制御信号aのオン、オフに従って、ト
ランジスタ制御回路13はトランジスタTr1をオンま
たはオフにするトランジスタ制御信号bを出力する。ト
ランジスタTr2により、クランプ回路14は、出力端
子12から切り離されているため、ソレノイド制御信号
aがオン状態の場合や、オフ状態の場合、またターンオ
ンのときには、クランプ回路14により、出力端子電圧
がクランプされることはない。
【0030】トランジスタ制御信号bがオンからオフに
切り替わる時刻t1で、、クランプ制御回路15のエッ
ジ検出回路16は、トランジスタ制御回路13のトラン
ジスタ制御信号bの立ち下がりエッジb1を検出し、パ
ルス状のエッジ検出信号cをタイマー17に出力する。
タイマー17では、エッジ検出信号cが入力されると、
予め設定された時間T1の間、トランジスタTr2のゲ
ートをオンにするクランプ制御信号dを出力する。時間
T1は、ソレノイド1により発生するサージ電圧をトラ
ンジスタTr1が吸収するために必要な時間を求め、設
計マージン等を考慮して、適切な時間を設定してある。
従って、トランジスタTr2のゲートは時間T1の間オ
ンになり、クランプ回路14のツェナーダイオードZD
1のカソード側と出力端子12およびトランジスタTr
1のドレインが接続される。
【0031】時間T1が終了し、クランプ制御信号dが
オフになる時刻t2で、トランジスタTr2はオフにな
る。すなわち、クランプ回路14は、タイマー17から
クランプ制御信号dが出力され、トランジスタTr2が
オンにされている時間T1の間のみ、出力端子12とト
ランジスタTr1のゲートg1間に接続され、出力端子
12に印加された電圧をクランプし、それ以外の期間
は、トランジスタTr2がオフにされているため、動作
しない。
【0032】ここで、図3を用いてクランプ回路14の
クランプ電圧Vc1の範囲について説明する。クランプ
回路14は、トランジスタTr1がソレノイドにより発
生するサージ電圧を吸収する時間T1の間のみ出力端子
12とトランジスタTr1のゲート間に接続され、それ
以外の期間は、トランジスタTr2により、出力端子1
2から切り離されている。そのため、クランプ電圧Vc
1は、IGNライン通常電圧Vignより高ければ、十
分であり、オルタネータ3からの過電圧Vaとソレノイ
ドオン電圧Vonの差(VaーVon)より低くなって
も、なんら差し支えない。従って、クランプ電圧Vc1
の最小値はIGNライン通常電圧Vignとなる。ま
た、クランプ電圧Vc1の最大値は、従来例と同様にト
ランジスタTr1のドレインーソース間耐圧BVdsで
ある。
【0033】半導体集積回路10の発熱を抑えるため
に、クランプ電圧Vc1として、最小値であるIGNラ
イン通常電圧Vignとほぼ等しく、かつ、電圧誤差を
考慮してVignより若干高い電圧を設定する。図2に
戻り、トランジスタTr1のドレインーソース電圧Vd
sは、クランプ回路14が接続されている時間T1の間
は、IGNライン通常電圧Vignと略等しいクランプ
電圧Vc1に保たれ、時間T1の終了後、ランプ回路1
4が出力端子12すなわちトランジスタTr1のドレイ
ンから切り離されたときには、IGNライン通常電圧V
ignとなる。
【0034】クランプ電圧Vc1が従来例におけるクラ
ンプ電圧Vc4より小さくなったため、トランジスタT
r1で消費されるパワーP1のターンオフ時におけるピ
ークパワー値PP1の値は、従来例におけるピークパワ
ー値PP4より小さくなる。トランジスタTr1で吸収
するサージ電圧エネルギーが同一であれば、トランジス
タTr1がサージ電圧エネルギーを吸収するためにかか
る時間は、ピークパワー値と反比例するので、時間T1
は、従来例における時間T4より長くなる。図4にシュ
ミレーション結果を示す。図4の(a)は、時間とトラ
ンジスタで消費されるパワーの関係を、図4の(b)
は、時間と半導体集積回路の温度の関係を示している。
ピークパワー値PP1が25Wで、時間T1が4msの
場合、半導体集積回路10のサージ電圧吸収による発熱
温度Te1は、54℃までの上昇に抑えられる。
【0035】以上説明したように、本発明の半導体集積
回路によれば、ソレノイド1を駆動するトランジスタT
r1を制御するトランジスタ制御回路13の制御信号の
立ち下がりを、クランプ制御回路15のエッジ検出回路
16で検知して、タイマー17で所定の時間、トランジ
スタTr2をオンにし、クランプ回路14を導通させる
ことにより、ソレノイド1がターンオフし、逆起電圧に
よるサージ電圧が出力端子12に印加される期間だけ、
クランプ回路14を、出力端子12に電気的に接続し、
その他の期間は、クランプ回路14は出力端子12から
電気的に遮断されているので、クランプ回路14のクラ
ンプ電圧Vc1をほぼIGNラインの通常電圧まで下げ
て設定することができる。
【0036】従って、トランジスタで消費されるパワー
損失のピークパワー値も小さくすることができ、半導体
集積回路の温度上昇を少なくできるので、放熱効果が低
下しても動作温度範囲で動作する範囲内において、半導
体集積回路を小型化することができる。すなわち、出力
端子に印加される過電圧から出力用のトランジスタを保
護すると同時に、半導体集積回路の小型化が可能な半導
体集積回路を提供できる。
【0037】次にクランプ制御回路の構成を変えた本発
明の第2の実施例を説明する。図5は構成を示す図であ
り、図6は各信号のタイミングチャートである。半導体
集積回路20内のクランプ制御回路21は、出力端子電
圧モニター回路22、エッジ検出回路23およびタイマ
ー24から構成される。出力端子電圧モニター回路22
は、基準電圧を出力する基準電圧発生回路25と、出力
端子12に接続される抵抗R4と、抵抗R4とグランド
に接続される抵抗R5と、出力端子12の電圧を抵抗R
4およびR5で分圧した電圧と基準電圧を比較するコン
パレータ26から構成されている。
【0038】出力端子電圧モニター回路22の抵抗R4
およびR5の抵抗値と基準電圧発生回路25の基準電圧
は、出力端子電圧が、オルタネータ3からの過電圧より
大きく、トランジスタTr1のドレインーソース間耐圧
BVdsより小さいサージ電圧検出判定レベルVsより
大きくなったときに、コンパレータ26の出力信号がハ
イレベルからロウレベルに変化するように設定されてい
る。エッジ検出回路23は、コンパレータ26の出力に
接続され、コンパレータ26の出力の立ち下がりエッジ
を検出し、エッジ検出信号をタイマー24に出力する。
タイマー24の出力はスイッチング用のトランジスタT
r2に接続されている。
【0039】図6に示すタイミングチャートを用いて、
半導体集積回路20の動作を説明する。CPU5からソ
レノイド1を制御するソレノイド制御信号aが出力され
ると、ソレノイド制御信号aがオンからオフに切り替わ
ると、トランジスタ制御回路13によりトランジスタT
r1もオンからオフに切り替わる。トランジスタTr1
がオンからオフに切り替わる時、ソレノイド1の有する
インダクタンス成分L1により、逆起電圧が発生し、出
力端子12には、逆起電圧によるサージ電圧が印加され
る。
【0040】出力端子12に印加されたサージ電圧が、
サージ電圧検出レベルVsより大きくなると、出力端子
電圧モニター回路22のコンパレータ26から出力され
るコンパレータ出力信号eがハイレベルからロウレベル
に切り替わる。エッジ検出回路23は、コンパレータ出
力信号eの立ち下がりエッジe1を検出し、パルス状の
エッジ検出信号fをタイマー24に出力する。タイマー
24は、エッジ検出信号fが入力されると、予め設定さ
れた時間T1の間、トランジスタTr2のゲートg2を
オンにするクランプ制御信号gを出力する。実施例1と
同様に、クランプ回路14は、タイマー24からクラン
プ制御信号gが出力され、トランジスタTr2がオンに
されている時間T1の間のみ、出力端子12とトランジ
スタTr1のゲート間に電気的に接続され、出力端子1
2に印加された電圧をクランプし、それ以外の期間は、
トランジスタTr2がオフにされているため、動作しな
い。その他の構成および動作は第1の実施例と同様であ
る。
【0041】第2の実施例では、出力端子にサージ電圧
検出判定レベルVsを越えた電圧が印加されたときに、
クランプ回路を動作させるようにしたので、第1の実施
例の効果に加え、ソレノイド1をターンオフした時以外
に静電気等を原因とするサージ電圧が印加されても、出
力トランジスタTr1を過電圧による破壊から保護する
ことができる。
【0042】次にクランプ回路の構成を変えた本発明の
第3の実施例を説明する。図7は構成を示す図である。
半導体集積回路30のクランプ回路31は、アノード側
で直列接続されたダイオードD1とツェナーダイオード
ZD1と、ツェナーダイオードZD2から構成されてい
る。ツェナーダイオードZD2のアノード側は、ツェナ
ーダイオードZD1のカソード側とクランプ制御回路3
2のスイッチング用のトランジスタTr2のソースs2
に接続され、カソード側はトランジスタTr2のドレイ
ンd2と出力端子12に接続されている。
【0043】スイッチング用のトランジスタTr2がオ
ンのときには、クランプ回路31のツェナーダイオード
ZD2は、クランプ動作に影響を与えないため、クラン
プ回路31は、第1の実施例と同様にクランプ電圧Vc
1で出力端子12の電圧をクランプする。スイッチング
用のトランジスタTr2がオフのときには、ツェナーダ
イオードZD2がクランプ回路31に加わるので、クラ
ンプ電圧Vc2は、ツェナーダイオードZD2のツェナ
ー電圧をVz2とすると、 Vc2=Vc1+Vz2 となる。クランプ電圧Vc2が、オルタネータの過電圧
をVa、ソレノイドのオン電圧をVon、トランジスタ
Tr1のドレインーソース間耐圧をBVdsとすると、 Va−Von<Vc2<BVds となるように、ツェナーダイオードZD2のツェナー電
圧Vz2は設定されている。
【0044】第3の実施例では、クランプ制御回路が動
作していない時にも、クランプ動作が行われるようにし
たので、第1の実施例の効果に加え、半導体集積回路3
0の電源がオフになっていても、出力トランジスタTr
1を過電圧による破壊から保護することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路によれば、ソレノイド等のインダクタンスを有す
る外部の負荷を駆動するトランジスタを制御するトラン
ジスタ制御回路の制御信号の立ち下がり等の変化を検知
して、検知結果に基づいて、出力端子とトランジスタの
ゲート間に所定の電圧以上で導通するツェナーダイオー
ド等から構成される過電圧保護手段を設けたクランプ回
路の動作を制御することにより、クランプ回路が導通す
る電圧を出力端子の通常電圧まで下げて設定することが
できる。これにより、トランジスタで消費されるパワー
のピークパワー値を小さくすることができ、半導体集積
回路の温度上昇を少なくできるので、放熱効果が低下し
ても動作温度範囲で動作する範囲内において、半導体集
積回路を小型化することができる。トランジスタ制御回
路の出力信号の立ち下がりエッジを検出し、トランジス
タを保護するに十分な所定時間の間、クランプ回路を制
御する信号を出力するタイマーをそなえることにより、
トランジスタのターンオフとほぼ同時にクランプ回路の
動作を制御できるので、クランプ動作の信頼性を保こと
ができる。
【0046】また、出力端子の電圧を検知して、検知結
果に基づいて、出力端子とトランジスタのゲート間に所
定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクラン
プ回路の動作を制御することにより、クランプ回路が動
作する電圧を、出力電圧の通常電圧まで下げて設定する
ことがでる。これにより、過電圧によりトランジスタで
消費されるパワーのピークパワー値を小さくすることが
でき、半導体集積回路の温度上昇を少なくできるととも
に、トランジスタ制御回路から出力されるトランジスタ
制御信号に変化のない、静電気等を原因とする過電圧か
らもトランジスタを保護することができる。
【0047】クランプ回路を導通させる場合と、導通さ
せない場合に切り替えるスイッチを有することにより、
トランジスタをオンからオフにするオフ過程以外の時
は、確実にクランプ回路を出力端子から切り離すことが
でき、クランプ動作以外の時の半導体集積回路の動作の
信頼性を向上できる。また、クランプ回路は複数の過電
圧保護手段を有し、クランプ制御回路は過電圧保護手段
を切り替えるスイッチを有することにより、クランプ制
御回路が動作しない場合にも、出力端子に印加された過
電圧からトランジスタ回路を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例における各信号のタイミングチャ
ートである。
【図3】クランプ電圧の範囲を説明する図である。
【図4】半導体集積回路の温度上昇のシュミレーション
結果を示す図である。
【図5】第2の実施例の構成を示す図である。
【図6】第2の実施例における各信号のタイミングチャ
ートである。
【図7】第3の実施例の構成を示す図である。
【図8】従来例の構成を示す図である。
【図9】従来例における各信号のタイミングチャートで
ある。
【図10】クランプ電圧の範囲を説明する図である。
【図11】半導体集積回路の温度上昇のシュミレーショ
ン結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド 2 IGNライン 3 オルタネータ 4 バッテリ 5 CPU 10、20、30、40 半導体集積回路 11 入力端子 12 出力端子 13 トランジスタ制御回路 14、31、41 クランプ回路 15、21 クランプ制御回路 16、23 エッジ検出回路 17、24 タイマー 22 出力電圧モニター回路 25 基準電圧発生回路 26 コンパレータ D1 ダイオード d1、d2 ドレイン g1、g2 ゲート L1 インダクタンス成分 R1 抵抗成分 R2、R3、R4、R5 抵抗 s1、s2 ソース Tr1、Tr2 トランジスタ ZD1、ZD2、ZD3 ツェナーダイオー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子を介して外部に接続された負荷
    を駆動するトランジスタと、該トランジスタを制御する
    トランジスタ制御回路と、前記出力端子と前記トランジ
    スタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護
    手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路にお
    いて、前記トランジスタ制御回路の制御信号の変化を検
    知し、検知結果に基づいて、クランプ回路の動作を制御
    するクランプ制御回路を有することを特徴とする半導体
    集積回路。
  2. 【請求項2】 前記クランプ制御回路は、前記トランジ
    スタ制御回路の出力信号の立ち下がりエッジを検出する
    エッジ検出回路と、該エッジ検出回路で立ち下がりエッ
    ジを検出後、前記トランジスタを保護するに十分な所定
    時間の間、前記クランプ回路を制御する信号を出力する
    タイマーを有することを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路。
  3. 【請求項3】 出力端子を介して外部に接続された負荷
    を駆動するトランジスタと、該トランジスタを制御する
    トランジスタ制御回路と、前記出力端子と前記トランジ
    スタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護
    手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路にお
    いて、前記出力端子の電圧を検知し、検知した電圧に基
    づいて、前記クランプ回路の動作を制御するクランプ制
    御回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記クランプ制御回路は、前記出力端子
    の電圧と基準電圧を比較するコンパレータと、該コンパ
    レータの出力信号のエッジを検出するエッジ検出回路
    と、該エッジ検出回路でエッジを検出後、前記トランジ
    スタを保護するに十分な所定時間の間、前記クランプ回
    路を制御する信号を出力するタイマーを有することを特
    徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記負荷はソレノイドであり、前記クラ
    ンプ回路は、ソレノイドがオンからオフに切り替わる過
    程で生じる逆起電圧により発生するサージ電圧をクラン
    プすることを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記クランプ制御回路は、クランプ回路
    を導通させる場合と、導通させない場合に切り替えるス
    イッチを有することを特徴とする請求項1、2、3、4
    または5記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記クランプ回路は複数の直列に接続さ
    れた過電圧保護手段を有し、前記クランプ制御回路は前
    記複数の過電圧保護手段の接続を切り替えるスイッチを
    有することを特徴とする請求項1、2、3、4または5
    記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記過電圧保護手段は、ツェナーダイオ
    ードを有することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6または7記載の半導体集積回路。
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