JP2007059444A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、クランプ回路の静電破壊防止機能を損なうことなく、装置の仕様耐圧を高めることが可能な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る半導体集積回路装置は、外部端子T1と接地端との間に接続され、外部端子T1にクランプ電圧以上の電圧Vaが印加されたときに、外部端子T1と接地端との間を短絡させるクランプ回路1と;外部端子T1にクランプ電圧以上の電圧Vaが印加されており、かつ、その印加期間が所定の閾値期間に達したとき、クランプ回路1の動作を禁止するクランプ制御回路2と;を有して成る構成とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クランプ回路を備えた半導体集積回路装置に関するものである。
図6は、半導体集積回路装置の一従来例を示すブロック図(一部に回路図を含む)である。本図に示すように、従来より、半導体集積回路装置の外部端子300には、一般に、それに繋がる内部回路200(過電圧に過敏なロジック回路など)の静電破壊防止手段として、クランプ回路100が内部回路200と並列に挿入されている。
クランプ回路100は、外部端子300と接地端との間に、トランジスタ101を有して成る。トランジスタ101は、外部端子300にクランプ電圧以上の過電圧が印加されたときに、外部端子300と接地端との間を短絡させるトリガ素子である。なお、トランジスタ101は、瞬時的な過電圧(静電サージなど)の印加では破壊されないように、十分高耐圧に設計されている。また、上記のクランプ電圧は、トランジスタ101のベースに接続されるクランプ電圧設定素子102(ツェナダイオードなど)及び抵抗103の調整により、内部回路200の内部素子耐圧よりも低く定められている(図7を参照)。
また、本願発明に関連するその他の従来技術としては、出力トランジスタに供給される制御信号の変化や出力端子の電圧を検知し、その検知結果に基づいて、クランプ回路の動作を制御するクランプ制御回路を有して成る半導体集積回路が開示・提案されている(特許文献1を参照)。
特開平11−032429号公報
確かに、クランプ回路100を備えた半導体集積回路装置であれば、外部端子300にクランプ電圧以上の過電圧が印加されたときに、トランジスタ101を導通させて前記過電圧を接地端に逃がすことができるので、クランプ回路100を具備しない構成(内部回路200の内部素子耐圧のみに依存した構成)に比べて、内部回路200の静電破壊を効果的に防止することが可能となる。
しかしながら、従来の半導体集積回路装置では、外部端子300にクランプ電圧以上の電圧が定常的に印加されると、トランジスタ101が継続的にオン状態となるため、外部端子300の印加電圧がトランジスタ101の設計耐圧以下であっても、トランジスタ101が破壊に至るおそれがあった。
そのため、従来の半導体集積回路装置では、その通常動作時にクランプ回路100が継続的にオン状態とならないように、半導体集積回路装置の仕様耐圧(すなわち、外部端子300の許容印加電圧)が、内部回路200の内部素子耐圧ではなく、より低いクランプ電圧によって律速される結果となっていた(図7を参照)。
なお、クランプ電圧の設定値を高めれば、半導体集積回路装置の仕様耐圧を内部回路200の内部素子耐圧に近付けることができる反面、クランプ回路100の起動トリガが遅れて、その静電破壊保護機能が損なわれるため、必ずしも適切な措置とは言えなかった。
また、特許文献1の従来技術は、あくまで、ソレノイドをターンオフする過程で生じる逆起電圧によるサージ電圧が出力端子に印加される期間だけクランプ回路を動作させ、その他の期間はクランプ回路を非動作とすることにより、出力トランジスタを保護すると同時に、半導体集積回路装置の小型化を実現するための技術であって、上記課題を解決し得る技術ではなかった。
すなわち、特許文献1の従来技術は、半導体集積回路装置の通常動作時におけるクランプ回路の適正制御のみを考慮して創作された技術であって、半導体集積回路装置の単品時(電源非供給時)における静電保護機能については、何ら考慮されていなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、クランプ回路の静電破壊防止機能を損なうことなく、装置の仕様耐圧を高めることが可能な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体集積回路装置は、外部端子と基準電位端との間に接続され、前記外部端子にクランプ電圧以上の電圧が印加されたときに、前記外部端子と前記基準電位端との間を短絡させるクランプ回路と;前記外部端子に前記クランプ電圧以上の電圧が印加されており、かつ、その印加期間が所定の閾値期間に達したとき、前記クランプ回路の動作を禁止するクランプ制御回路と;を有して成る構成(第1の構成)としている。
なお、上記第1の構成から成る半導体集積回路装置において、前記クランプ回路は、コレクタが前記外部端子に接続され、エミッタが前記基準電位端に接続され、ベースがクランプ電圧設定素子を介して前記外部端子に接続される一方、抵抗を介して前記基準電位端に接続された第1のnpn型バイポーラトランジスタと;コレクタが第1のnpn型バイポーラトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記基準電位端に接続され、ベースが前記クランプ制御回路の禁止信号出力端に接続された第2のnpn型バイポーラトランジスタと;を有して成る構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る半導体集積回路装置において、前記クランプ制御回路は、前記外部端子の端子電圧或いはその分圧電圧を監視し、前記外部端子に前記クランプ電圧以上の電圧が印加されているときにはイネーブルとなり、印加されていないときにはディセーブルとなる検出信号を生成する検出回路と;前記検出信号を監視し、そのイネーブル期間が所定の閾値期間に達したときに初めてイネーブルとなるクランプ禁止信号を生成するタイマ回路と;を有して成り、前記クランプ禁止信号のイネーブルに応じて、前記クランプ回路の動作を禁止する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第3いずれかの構成から成る半導体集積回路装置において、前記クランプ制御回路に電源電圧を供給する電源回路は、ドレインが前記外部端子に接続され、ソースが前記クランプ制御回路の電源入力端に接続され、ベースが抵抗を介して前記外部端子に接続される一方、ツェナダイオードを介して前記基準電位端に接続されたNチャネル電界効果トランジスタを有して成る構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成る半導体集積回路装置において、前記外部端子は、外部電源から電力の供給を受けるための電源入力端子、或いは、外部負荷に対して駆動信号を出力するための信号出力端子である構成(第5の構成)にするとよい。
本発明に係る半導体集積回路装置によれば、クランプ回路の静電破壊防止機能を損なうことなく、装置の仕様耐圧を高めることが可能となる。
図1は、本発明に係る半導体集積回路装置の一実施形態を示すブロック図である。本図に示すように、本実施形態の半導体装置は、クランプ回路1と、クランプ制御回路2(分圧回路2a、検出回路2b、及び、タイマ回路2c)と、電源回路3と、内部回路4と、を有して成る。
クランプ回路1は、外部端子T1(本実施形態では外部電源から電力の供給を受けるための電源入力端子)と基準電位端(本実施形態では接地端)との間に接続され、外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧が印加されたときに、外部端子T1と接地端との間を短絡させることで、外部端子T1に繋がる内部回路4の静電破壊を防止するための手段である。なお、クランプ回路1は、後述するクランプ禁止信号Vdのイネーブルに応じて、その動作が禁止される構成とされている。
分圧回路2aは、外部端子T1の端子電圧Vaを抵抗分割して分圧電圧Vbを生成する手段である。
検出回路2bは、外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧が印加されているか否かを検出すべく、分圧電圧Vbと所定の閾値電圧Vthとを比較し、前者が後者よりも高いとき(すなわち外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧が印加されているとき)には、イネーブル(本実施形態ではハイレベル)となり、低いとき(すなわち外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧が印加されていないとき)にはディセーブル(本実施形態ではローレベル)となる検出信号Vcを生成する手段である。
タイマ回路2cは、検出信号Vcを監視し、そのイネーブル期間(ハイレベル期間)が所定の閾値期間tに達したときに初めてイネーブル(本実施形態ではハイレベル)となるクランプ禁止信号Vdを生成する手段である。
すなわち、上記の分割回路2a、検出回路2b、及び、タイマ回路2cは、いずれも、外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧が印加されており、かつ、その印加期間が所定の閾値期間tに達したとき、クランプ回路1の動作を禁止するクランプ制御回路2の一構成要素として機能する。
なお、上記の閾値期間tは、静電サージ等によって生じ得る検出信号Vcのイネーブル期間よりも長く、かつ、クランプ電圧Vclamp以上の電圧が継続的に印加されることでトランジスタ11が破壊されるまでの耐久可能期間よりも短くなるように、適宜設定されている(本実施形態では、数十〜数百[μs])。
電源回路3は、クランプ制御回路2(特に、検出回路2bとタイマ回路2c)に電源電圧Veを供給する手段である。
内部回路4は、過電圧に過敏なロジック回路など、クランプ回路1による保護対象となる回路である。
次に、クランプ回路1の内部構成について、図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、クランプ回路1の一構成例を示す回路図である。
本図に示すように、本実施形態のクランプ回路1は、第1のnpn型バイポーラトランジスタ11と、クランプ電圧設定素子12(ツェナダイオードなど)と、抵抗13と、第2のnpn型バイポーラトランジスタ14と、を有して成る。
トランジスタ11は、コレクタが外部端子T1に接続され、エミッタが接地端に接続され、ベースがクランプ電圧設定素子12を介して外部端子T1に接続される一方、抵抗13を介して接地端に接続されている。トランジスタ11は、外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の過電圧が印加されたときに、外部端子T1と接地端との間を短絡させるトリガ素子である。なお、トランジスタ11は、瞬時的な過電圧(静電サージなど)の印加では破壊されないように、十分高耐圧に設計されている。
クランプ電圧設定素子12及び抵抗13は、各素子定数の調整により、クランプ電圧Vclampを適宜設定するための素子である。なお、クランプ電圧Vclampは、内部回路4の内部素子耐圧よりも低く定められている(図5を参照)。
トランジスタ14は、コレクタがトランジスタ11のベースに接続され、エミッタが接地端に接続され、ベースがクランプ制御回路2の禁止信号出力端(タイマ回路2cの出力端)に接続されている。すなわち、トランジスタ14は、クランプ禁止信号Vdに応じてクランプ動作の許可/禁止を切り替えるためのスイッチ手段として機能する。
次に、電源回路3の内部構成及び動作について、図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、電源回路3の一構成例を示す回路図である。
本図に示すように、本実施形態の電源回路3は、Nチャネル電界効果トランジスタ31と、抵抗32と、ツェナダイオード33、34と、を有して成る。
トランジスタ31は、ドレインが外部端子T1に接続され、ソースがクランプ制御回路2の電源入力端(検出回路2b及びタイマ回路2cの電源入力端)に接続され、ベースが抵抗32を介して外部端子T1に接続される一方、ツェナダイオード33、34を介して接地端に接続されている。
このように、クランプ制御回路2に駆動電力を供給する手段として、出力フィードバック制御を行わない簡易レギュレータを用いることにより、外部端子T1の端子電圧Vaから、迅速に所望の電源電圧Ve(ほぼツェナダイオード33のカソード電圧)を生成することができ、延いては、端子電圧Vaの立上がり後、遅滞なくクランプ制御回路2を起動させることが可能となる。
なお、起動の迅速性よりも、電源電圧の安定性を重視する内部回路4については、出力フィードバックを行う主レギュレータ(不図示)を用いて、より精度の高い電源電圧を別途生成すればよい。
次に、上記構成から成る半導体集積回路装置の静電破壊防止動作(特にクランプ回路1の動作許可/動作禁止)について、図1〜図3のほか、図4を参照して詳細に説明する。
まず、半導体集積回路装置の電源非投入時(装置の単体時)について、図1〜図3のほか、図4(a)を参照しながら詳細に説明する。
この場合、外部端子T1に静電サージ等が印加されていなければ、その端子電圧Vaはゼロレベルであるため、クランプ制御回路2が起動されることはなく、検出信号Vc及びクランプ禁止信号Vdは、いずれもディセーブル(ローレベル)となる。その結果、クランプ回路1のトランジスタ14はオフとなるため、トランジスタ11のベースがトランジスタ14を介して接地端に引き落とされることはなく、クランプ回路1は、その静電破壊防止動作を許可された状態(以下、レディ状態と呼ぶ)となる。
上記レディ状態において、静電サージ等により、外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧が印加されると、クランプ回路1のトランジスタ11がオンとなるため、外部端子T1の端子電圧Vaを接地端に逃がすことができる。従って、クランプ回路1を具備しない構成(内部回路6の内部素子耐圧のみに依存した構成)に比べて、内部回路6の静電破壊を効果的に防止することが可能となる。
なお、上記のクランプ動作が発動すると、外部端子T1の端子電圧Va(延いては、分圧電圧Vb)は、速やかにゼロレベルに復帰する。従って、仮に静電サージ等から電源電圧Veが生成され、クランプ制御回路2が起動された場合であっても、分圧電圧Vbが閾値電圧Vthを上回っている期間(すなわち検出信号Vcのイネーブル期間)が閾値期間tに亘って継続されることはない。従って、クランプ禁止信号Vdは、ディセーブルに維持され、クランプ回路1は、引き続きレディ状態に維持される。もちろん、クランプ回路2が起動されなければ、上記と同様、クランプ回路1はレディ状態に維持される。
このように、本実施形態の半導体集積回路装置は、その電源非投入時においては、クランプ回路1の動作を許可し、内部回路4の静電破壊を効果的に防止することができる。
続いて、半導体集積回路装置の電源投入時(装置の通常動作時)について、図1〜図3のほか、図4(b)を参照しながら詳細に説明する。
この場合、外部端子T1には、外部電源から定常的に外部電源電圧が供給される。従って、電源回路3では、端子電圧Vaから電源電圧Veの生成が行われ、クランプ制御回路2では、端子電圧Vaの立上がりから遅滞なく端子電圧Vaの監視動作が開始される。
ここで、外部端子T1に供給される外部電源電圧がクランプ電圧Vclamp以上である場合には、分圧電圧Vbが閾値電圧Vthを上回るため、検出信号Vcは、端子電圧Va(分圧電圧Vb)の立上がりに伴い、イネーブル(ハイレベル)に遷移される。
一方、クランプ禁止信号Vdは、端子電圧Va(分圧電圧Vb)の立上がり時点ではディセーブル(ローレベル)を維持し、検出信号Vcのイネーブル期間(ハイレベル期間)が所定の閾値期間tに達したときに初めて、半導体集積回路装置が電源投入状態にあるという判断の下、イネーブル(ハイレベル)に遷移される。
その結果、クランプ回路1のトランジスタ14はオンとなるため、トランジスタ11のベースがトランジスタ14を介して接地端に引き落とされ、クランプ回路1は、その静電破壊防止動作を禁止された状態となる。
すなわち、クランプ回路1のトランジスタ11は、電源投入開始から上記の閾値期間tに亘って継続的にオン状態とされ、それ以後は、端子電圧Vaに依ることなく、オフ状態に維持されることになる。
このように、本実施形態の半導体集積回路装置は、その電源投入時においては、クランプ回路1の動作を禁止し、トランジスタ11の破壊を未然に防止することができる。
上記した通り、本実施形態の半導体集積回路装置は、外部端子T1と接地端との間に接続され、外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧Vaが印加されたときに、外部端子T1と接地端との間を短絡させるクランプ回路1と;外部端子T1にクランプ電圧Vclamp以上の電圧Vaが印加されており、かつ、その印加期間が所定の閾値期間tに達したとき、クランプ回路1の動作を禁止するクランプ制御回路2(分圧回路2a、検出回路2b、及び、タイマ回路2c)と;を有して成る構成としている。
このような構成とすることにより、クランプ電圧Vclampによる装置仕様耐圧(すなわち、外部端子T1の許容印加電圧)の律速を解消し、その仕様耐圧をより高い電圧レベル(最高レベルとしては、内部回路4の内部素子耐圧)にまで引き上げることが可能となる(図5を参照)。従って、クランプ回路1の静電破壊防止機能を損なうことなく、装置の仕様耐圧を高めることが可能となる。
なお、上記の実施形態では、外部電源から電力の供給を受けるための電源入力端子につき、本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、外部負荷に対して駆動信号を出力するための信号出力端子(例えばモータ駆動装置のモータコイル接続端子)などにも広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、タイマ回路2cの後段にクランプ制御信号Vdを保持するラッチ回路を設けたり、検出回路2bの閾値電位Vthにヒステリシスを持たせる構成とすれば、クランプ制御回路2の制御動作をより高精度なものとすることができる。
本発明は、半導体集積回路装置(プリンタ向けICなど、高耐圧IC全般)の仕様耐圧を高める上で有用な技術である。
は、本発明に係る半導体集積回路装置の一実施形態を示すブロック図である。 は、クランプ回路1の一構成例を示す回路図である。 は、電源回路3の一構成例を示す回路図である。 は、クランプ回路1の動作許可/動作禁止を説明するための図である。 は、クランプ電圧によるIC仕様耐圧の律速解消を説明するための図である。 は、半導体集積回路装置の一従来例を示すブロック図(一部に回路図を含む)である。 は、クランプ電圧によるIC仕様耐圧の律速を説明するための図である。
符号の説明
1 クランプ回路
2 クランプ制御回路
2a 分圧回路
2b 検出回路
2c タイマ回路
3 電源回路
4 内部回路
11 第1のnpn型バイポーラトランジスタ
12 クランプ電圧設定素子(ツェナダイオードなど)
13 抵抗
14 第2のnpn型バイポーラトランジスタ
31 Nチャネル電界効果トランジスタ
32 抵抗
33、34 ツェナダイオード
T1 外部端子(電源入力端子)

Claims (5)

  1. 外部端子と基準電位端との間に接続され、前記外部端子にクランプ電圧以上の電圧が印加されたときに、前記外部端子と前記基準電位端との間を短絡させるクランプ回路と;前記外部端子に前記クランプ電圧以上の電圧が印加されており、かつ、その印加期間が所定の閾値期間に達したとき、前記クランプ回路の動作を禁止するクランプ制御回路と;を有して成ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記クランプ回路は、コレクタが前記外部端子に接続され、エミッタが前記基準電位端に接続され、ベースがクランプ電圧設定素子を介して前記外部端子に接続される一方、抵抗を介して前記基準電位端に接続された第1のnpn型バイポーラトランジスタと;コレクタが第1のnpn型バイポーラトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記基準電位端に接続され、ベースが前記クランプ制御回路の禁止信号出力端に接続された第2のnpn型バイポーラトランジスタと;を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記クランプ制御回路は、前記外部端子の端子電圧或いはその分圧電圧を監視し、前記外部端子に前記クランプ電圧以上の電圧が印加されているときにはイネーブルとなり、印加されていないときにはディセーブルとなる検出信号を生成する検出回路と;前記検出信号を監視し、そのイネーブル期間が所定の閾値期間に達したときに初めてイネーブルとなるクランプ禁止信号を生成するタイマ回路と;を有して成り、前記クランプ禁止信号のイネーブルに応じて、前記クランプ回路の動作を禁止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記クランプ制御回路に電源電圧を供給する電源回路は、ドレインが前記外部端子に接続され、ソースが前記クランプ制御回路の電源入力端に接続され、ベースが抵抗を介して前記外部端子に接続される一方、ツェナダイオードを介して前記基準電位端に接続されたNチャネル電界効果トランジスタを有して成ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記外部端子は、外部電源から電力の供給を受けるための電源入力端子、或いは、外部負荷に対して駆動信号を出力するための信号出力端子であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
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