JP2017022510A - 半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路 - Google Patents

半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路 Download PDF

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Abstract

【課題】サージ電圧を抑制しつつ誤動作を防止することが可能な半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路を提供する。【解決手段】半導体スイッチ回路は、パワーMOSFETと、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に接続されたアクティブクランプとしての電圧制限回路と、電圧制限回路に直列接続されてパワーMOSFETをオン状態にする制御信号によってオン状態になるフォトカプラと、パワーMOSFETをオフ状態にする制御信号が入力されてから、予め設定された一定時間だけフォトカプラのオン状態を維持するコンデンサとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路に関する。
電力回路で用いられるリレーは、直流及び交流に拘わらず、機械式のものが多い。このような機械式のリレーの寿命(開閉回数)は、要求される寿命よりも短いことが多い。また、機械式のリレーのサイズは、大きくなる傾向がある。そこで、近年においては、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等の半導体スイッチを用いてリレーを製作することが考えられている。
半導体スイッチを用いたリレーでは、半導体スイッチがオン状態からオフ状態に遷移する際に、半導体スイッチの許容電圧を超える大きなサージ電圧が発生するおそれがあるため、サージ電圧の対策が重要になる。ここで、サージ電圧を抑制するには、サージアブソーバ等のサージ対策部品を使用することが一般的である。しかしながら、サージ電圧は、主に配線のインダクタンスが原因で生ずるため、配線のインダクタンスに応じたサージ対策部品を選定して調整する必要がある。尚、配線のインダクタンスが極めて大きな場合、或いは電力回路に大電流が流れた場合には、サージ電圧(サージ電流)がサージ対策部品の最大許容値を超えてしまい、リレーが破壊される可能性もある。
以下の特許文献1には、サージ等の過電圧からパワーMOSFETを保護する電圧制限回路を備えたパワーMOSFET回路が開示されている。具体的に、以下の特許文献1には、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に、ツェナーダイオードとダイオードとからなるアクティブクランプとしての電圧制限回路が接続され、サージ等の過電圧が発生した場合に、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間を電圧制限回路でクランプするパワーMOSFET回路が開示されている。このようなパワーMOSFET回路を用いれば、サージ電圧を良好に抑制し得るリレーを製作することが可能であると考えられる。
特開平11−261064号公報
ところで、上述した特許文献1等に開示された通常のアクティブクランプ回路は、予め設定された閾値を超えるサージ電圧が発生した場合に、半導体スイッチをオン状態にし、サージ電圧の原因となったエネルギー(配線のインダクタンスに蓄積されたエネルギー)を放出させることで、半導体スイッチの破壊を防止するものである。
しかしながら、通常のアクティブクランプ回路では、半導体スイッチが誤ってオン状態になる可能性があるという問題がある。例えば、半導体スイッチとしてのパワーMOSFETをオフ状態に維持する制御信号がゲートに入力されている場合であっても、ドレインに印加される電圧が大きく変動すると、アクティブクランプ回路の作用によってパワーMOSFETが誤ってオン状態になってしまうことがある。このような誤動作が生ずると、電力回路全体の誤動作が引き起こされることから、半導体スイッチの誤動作が生じないような対策が必要になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、サージ電圧を抑制しつつ誤動作を防止することが可能な半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体スイッチ回路(10、20)は、パワーMOSFET(11、21)と、前記パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に接続されたアクティブクランプとしての電圧制限回路(X)と、前記電圧制限回路に直列接続されて前記パワーMOSFETをオン状態にする制御信号(C1、C2)によってオン状態になるフォトカプラ(PC)と、前記パワーMOSFETをオフ状態にする制御信号(C1、C2)が入力されてから、予め設定された一定時間だけ前記フォトカプラのオン状態を維持するコンデンサ(C)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の半導体スイッチ回路は、前記電圧制限回路が、前記フォトカプラのフォトトランジスタに直列接続されており、前記コンデンサが、前記フォトカプラの発光ダイオードに並列接続されていることを特徴としている。
また、本発明の半導体スイッチ回路は、前記コンデンサが、前記パワーMOSFETをオン状態にする制御信号によって充電されることを特徴としている。
また、本発明の半導体スイッチ回路は、前記コンデンサの容量が、前記パワーMOSFETが接続される回路のインダクタンスの大きさを考慮して設定されていることを特徴としている。
本発明の半導体リレー回路(1)は、上記の何れかに記載の半導体スイッチ回路を第1半導体スイッチ回路(10)及び第2半導体スイッチ回路(20)として備えており、前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのソースが互いに接続されており、前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのゲートに前記制御信号がそれぞれ入力されることを特徴としている。
また、本発明の半導体リレー回路は、前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのドレインが互いに接続されていても良い。
本発明によれば、直列接続された電圧制限回路及びフォトカプラをパワーMOSFETのドレイン・ゲート間に接続し、パワーMOSFETをオフ状態にする制御信号が入力されてから、予め設定された一定時間だけコンデンサによってフォトカプラのオン状態を維持するようにしているため、サージ電圧を抑制しつつ誤動作を防止することが可能であるという効果がある。
本発明の一実施形態による半導体リレー回路の回路図である。 本発明の一実施形態において、評価に用いた半導体リレー回路を示す回路図である。 図2に示す半導体リレー回路のシミュレーション結果を示す図である。 従来の半導体リレー回路のシミュレーション結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による半導体リレー回路の回路図である。図1に示す通り、本実施形態の半導体リレー回路1は、半導体スイッチ回路10(第1半導体スイッチ回路)、半導体スイッチ回路20(第2半導体スイッチ回路)、及びゲートドライバ回路30を備えており、外部から入力される制御信号C0に応じて、端子T1,T2間を導通状態又は非導通状態にする回路である。尚、半導体リレー回路1は、端子T1,T2間が導通状態である場合には、電流が双方向(端子T1から端子T2への方向、及び、端子T2から端子T1への方向)に流れる。
半導体スイッチ回路10は、パワーMOSFET11及びアクティブクランプ回路12を備えており、ゲートドライバ回路30から出力される制御信号C1に応じてオン状態又はオフ状態になる。同様に、半導体スイッチ回路20は、パワーMOSFET21及びアクティブクランプ回路22を備えており、ゲートドライバ回路30から出力される制御信号C2に応じてオン状態又はオフ状態になる。
パワーMOSFET11,21は、例えばエンハンスメント型のNチャネルMOSFETである。パワーMOSFET11は、ドレインが端子T1に接続され、ソースがパワーMOSFET21のソースに接続され、ゲートがアクティブクランプ回路12に接続されている。パワーMOSFET21は、ドレインが端子T2に接続され、ソースがパワーMOSFET11のソースに接続され、ゲートがアクティブクランプ回路22に接続されている。つまり、パワーMOSFET11,21は、ソースが互いに接続された状態で端子T1,T2間に設けられている。尚、パワーMOSFET11,21のゲートには、アクティブクランプ回路12,22を介したゲートドライバ回路30からの制御信号C1,C2がそれぞれ入力される。
アクティブクランプ回路12は、抵抗R1〜R4、ツェナーダイオードTD、ダイオードD1〜D3、フォトカプラPC、及びコンデンサCを備える。このアクティブクランプ回路12は、ゲートドライバ回路30からの制御信号C1をパワーMOSFET11に供給するとともに、パワーMOSFET11の誤動作を防止しつつ、パワーMOSFET11がオン状態からオフ状態に遷移する際に発生するサージ電圧を抑制する回路である。ここで、上記のパワーMOSFET11の誤動作とは、例えば半導体スイッチ回路10(パワーMOSFET11)をオフ状態に維持する制御信号C1がゲートに入力されている場合であっても、ドレインに印加される電圧が大きく変動することによってパワーMOSFET11が誤ってオン状態になってしまう動作である。
抵抗R1は、一端がゲートドライバ回路30に接続され、他端がパワーMOSFET11のゲートに接続されたゲート抵抗である。つまり、ゲートドライバ回路30からの制御信号C1は、抵抗R1を介してパワーMOSFET11のゲートに供給されるようにされている。ツェナーダイオードTD、ダイオードD1、及び抵抗R2が直列接続された回路は、アクティブクランプとしての電圧制限回路Xであり、パワーMOSFET11のドレイン・ゲート間に設けられている。この回路は、パワーMOSFET11がオン状態からオフ状態に遷移する際に発生するサージ電圧を抑制するために設けられる。
具体的に、ツェナーダイオードTDは、アノードがダイオードD1のアノードに接続され、カソードがパワーMOSFET11のドレイン(端子T1)に接続されている。ダイオードD1は、アノードがツェナーダイオードTDのアノードに接続され、カソードが抵抗R2の一端に接続されている。抵抗R2は、一端がダイオードD1のカソードに接続され、他端がフォトカプラPCを介してパワーMOSFET11のゲートに接続されている。
フォトカプラPCは、電圧制限回路Xに直列接続されて、電圧制限回路XとともにパワーMOSFET11のドレイン・ゲート間に設けられている。このフォトカプラPCは、前述したパワーMOSFET11の誤動作を防止するために設けられる。フォトカプラPCは、図1に示す通り、発光ダイオードとフォトトランジスタとを備えており、発光ダイオードから光が発せられない状態ではオフ状態(フォトトランジスタがオフ状態)になり、発光ダイオードから光が発せられている状態ではオン状態(フォトトランジスタがオン状態)になる。
フォトカプラPCのフォトトランジスタは、コレクタが電圧制限回路Xをなす抵抗R2の他端に接続されており、エミッタがパワーMOSFET11のゲートに接続されている。また、フォトカプラPCの発光ダイオードは、アノードがダイオードD2、抵抗R3、及び抵抗R4が直列接続された回路に接続されており、カソードがパワーMOSFET11,21のソースに接続されている。また、フォトカプラPCの発光ダイオードのアノード・カソード間には、抵抗R4を介してコンデンサCが並列接続されているとともに、逆極性のダイオードD3が並列接続されている。
ダイオードD2は、逆流防止のために設けられており、アノードが抵抗R1の一端(ゲートドライバ回路30)に接続され、カソードが抵抗R3の一端に接続されている。抵抗R3は、一端がダイオードD2のカソードに接続され、他端が抵抗R4の一端に接続されている。抵抗R4は、一端が抵抗R3の他端に接続され、他端がフォトカプラPCに設けられた発光ダイオードのアノードに接続されている。
コンデンサCは、フォトカプラPCと同様に、前述したパワーMOSFET11の誤動作を防止するために設けられる。具体的に、コンデンサCは、半導体スイッチ回路10(パワーMOSFET11)をオフ状態にする制御信号C1が入力されてから予め設定された一定時間だけフォトカプラPCのオン状態を維持するために設けられる。尚、コンデンサCは、パワーMOSFET11をオン状態にする制御信号C1(ダイオードD2、抵抗R3、及び抵抗R4が直列接続された回路を介して入力される制御信号C1)によって充電される。
ここで、コンデンサCの容量及び抵抗R4の抵抗値は、端子T1,T2に接続されるインダクタンスの大きさを考慮して設定される。即ち、サージ電圧の原因となるインダクタンスに蓄積されたエネルギーを放出させるために必要な時間を考慮して設定される。コンデンサCの容量及び抵抗R4の抵抗値を調整すれば、コンデンサC及び抵抗R4からなるRC回路の時定数が変わるため、上述したフォトカプラPCのオン状態を維持する時間を調整することが可能である。
アクティブクランプ回路22は、アクティブクランプ回路12と同様の回路であり、ゲートドライバ回路30からの制御信号C2をパワーMOSFET21に供給するとともに、パワーMOSFET21の誤動作を防止しつつ、パワーMOSFET21がオン状態からオフ状態に遷移する際に発生するサージ電圧を抑制する回路である。尚、アクティブクランプ回路22の詳細な説明は省略する。ゲートドライバ回路30は、外部から入力される制御信号C0に応じて、半導体スイッチ回路10を制御する制御信号C1と、第2半導体スイッチ回路20を制御する制御信号C2とを生成して出力する。
次に、上記構成における半導体リレー回路1の動作について説明する。まず、外部から半導体リレー回路1をオン状態にする制御信号C0が入力されると、この制御信号C0に基づいて半導体スイッチ回路10,20をオン状態にする制御信号C1,C2がゲートドライバ回路30で生成される。生成された制御信号C1は、アクティブクランプ回路12に出力され、生成された制御信号C2は、アクティブクランプ回路22に出力される。
アクティブクランプ回路12に入力された制御信号C1は、抵抗R1を介してパワーMOSFET11に供給され、パワーMOSFET11がオン状態になる。また、アクティブクランプ回路22に入力された制御信号C2は、不図示の抵抗(抵抗R1と同様の抵抗)を介してパワーMOSFET21に供給され、パワーMOSFET21がオン状態になる。これにより、端子T1,T2間が導通状態になり、双方向(端子T1から端子T2への方向、及び、端子T2から端子T1への方向)に電流を流すことが可能になる。
また、アクティブクランプ回路12に入力された制御信号C1は、ダイオードD2、抵抗R3、及び抵抗R4を介してフォトカプラPCに供給される。これにより、フォトカプラPCがオン状態になり、電圧制限回路XがフォトカプラPCを介してパワーMOSFET11のドレイン・ゲート間に接続された状態になる。同時に、ダイオードD2及び抵抗R3を介した制御信号C1によって、アクティブクランプ回路12に設けられたコンデンサCが充電される。
尚、アクティブクランプ回路22についても、以上の動作と同様の動作が行われる。つまり、アクティブクランプ回路22に設けられた不図示のフォトカプラ(フォトカプラPCに相当するフォトカプラ)がオン状態になって不図示の電圧制限回路(電圧制限回路Xに相当する電圧制限回路)が不図示のフォトカプラを介してパワーMOSFET21のドレイン・ゲート間に接続された状態になる。また、不図示のコンデンサ(コンデンサCに相当するコンデンサ)が充電される。
次に、外部から半導体リレー回路1をオフ状態にする制御信号C0が入力されると、この制御信号C0に基づいて半導体スイッチ回路10,20をオフ状態にする制御信号C1,C2がゲートドライバ回路30で生成される。生成された制御信号C1は、アクティブクランプ回路12に出力され、生成された制御信号C2は、アクティブクランプ回路22に出力される。
アクティブクランプ回路12に入力された制御信号C1は、抵抗R1を介してパワーMOSFET11に供給され、パワーMOSFET11がオフ状態になる。また、アクティブクランプ回路22に入力された制御信号C2は、不図示の抵抗(抵抗R1に相当する抵抗)を介してパワーMOSFET21に供給され、パワーMOSFET21がオフ状態になる。すると、パワーMOSFET11,21がオフ状態になった瞬間にサージ電圧が発生する。
ここで、アクティブクランプ回路12に設けられたコンデンサCの作用によって、半導体スイッチ回路10をオフ状態にする制御信号C1が入力されてから予め設定された一定時間だけフォトカプラPCのオン状態が維持される。同様に、アクティブクランプ回路22についても、不図示のコンデンサ(コンデンサCに相当するコンデンサ)の作用によって、半導体スイッチ回路20をオフ状態にする制御信号C2が入力されてから予め設定された一定時間だけ不図示のフォトカプラ(フォトカプラPCに相当するフォトカプラ)のオン状態が維持される。
このため、パワーMOSFET11,21がオフ状態になった瞬間は、パワーMOSFET11のドレイン・ゲート間に電圧制限回路Xが接続された状態が維持されるとともにパワーMOSFET21のドレイン・ゲート間に不図示の電圧制限回路(電圧制限回路Xに相当する電圧制限回路)が接続された状態が維持される。パワーMOSFET11,21がオフ状態になった瞬間に発生したサージ電圧は、例えばパワーMOSFET11のドレイン・ゲート間に接続された電圧制限回路Xに印加され、電圧制限回路Xの両端には、ツェナーダイオードTDの降伏電圧(ツェナー電圧)、ダイオードD1の順方向電圧、及び抵抗R2の電圧降下を合計した合計電圧が生ずる。
このような電圧が生ずると、パワーMOSFET11が再びオン状態になり、サージ電圧の原因となったエネルギー(例えば、端子T1に接続されたインダクタンス蓄積されたエネルギー)が放出される。尚、このような動作が行われている間、パワーMOSFET11のドレイン・ソース間の電圧は、おおむね上記の合計電圧、フォトカプラPCのフォトトランジスタによる電圧降下、及びパワーMOSFET11のゲートON閾値電圧を加算した電圧にクランプされる。サージ電圧の原因となったエネルギーが放出されると、パワーMOSFET11はオフ状態になる。
ここで、半導体スイッチ回路10をオフ状態にする制御信号C1がアクティブクランプ回路12に入力されてから前述した一定時間が経過すると、フォトカプラPCがオフ状態になる。同様に、半導体スイッチ回路20をオフ状態にする制御信号C2がアクティブクランプ回路22に入力されてから前述した一定時間が経過すると、不図示のフォトカプラ(フォトカプラPCに相当するフォトカプラ)がオフ状態になる。
すると、パワーMOSFET11のドレイン・ゲート間から電圧制限回路Xが切り離されるとともに、パワーMOSFET21のドレイン・ゲート間から不図示の電圧制限回路(電圧制限回路Xに相当する電圧制限回路)が切り離された状態になる。これにより、パワーMOSFET11,21のドレイン・ゲート間から電圧制限回路が接続されていることに起因して生ずる誤動作(例えば、パワーMOSFET11,21のドレインに印加される電圧が大きく変動することによってパワーMOSFET11,21が誤ってオン状態になってしまう動作)が防止される。
尚、アクティブクランプ回路12に設けられた電圧制限回路Xは、半導体スイッチ回路10をオン状態にする制御信号C1が入力されてフォトカプラPCがオン状態になるまで、パワーMOSFET11のドレイン・ゲート間から切り離された状態にされる。同様に、アクティブクランプ回路22に設けられた不図示の電圧制限回路は、半導体スイッチ回路20をオン状態にする制御信号C2が入力されてフォトカプラ(フォトカプラPCに相当するフォトカプラ)がオン状態になるまで、パワーMOSFET21のドレイン・ゲート間から切り離された状態にされる。
図2は、本発明の一実施形態において、評価に用いた半導体リレー回路を示す回路図である。尚、図2においては、図1に示す構成に相当する構成については同一の符号を付してある。図2に示す通り、評価に用いた半導体リレー回路1は、図1に示すアクティブクランプ回路22を省略し、パワーMOSFET21のゲートとゲートドライバ回路30とを抵抗RVで接続した回路である。このような回路を用いるのは、評価を容易にするためである。
図2に示す半導体リレー回路1の評価を行うために、直流電源PS、信号源S1、及びインダクタンスL1の直列回路を端子T1に接続し、負荷LDを端子T2に接続している。直流電源PSは、負荷LDに対して直流電力を供給する電源である。信号源S1は、パワーMOSFET11のドレインに印加される電圧の変動を模擬するためのものである。インダクタンスL1は、例えばサージ電圧の原因となる配線のインダクタンスを模擬するものである。負荷LDは、直流電源PSからの直流電力が供給される抵抗である。尚、ここでは評価を容易にするために、負荷LDを抵抗成分のみとしている。
また、図2に示す半導体リレー回路1の評価を行うために、ゲートドライバ回路30は、図2に示す通り、信号源S2を備えるものとしている。この信号源S2は、半導体スイッチ回路10を制御する制御信号C1、及び半導体スイッチ回路20を制御する制御信号C2を模擬するパルス状の信号を出力するものである。
図3は、図2に示す半導体リレー回路のシミュレーション結果を示す図である。図4は、従来の半導体リレー回路のシミュレーション結果を示す図である。尚、図4(a)は、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に電圧制限回路が設けられていない半導体リレー回路のシミュレーション結果を示す図であり、図4(b)は、パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に設けられた電圧制限回路を切り離すことができない半導体リレー回路のシミュレーション結果を示す図である。
つまり、図4(a)に示すシミュレーション結果が得られた半導体リレー回路は、図2に示す半導体リレー回路のアクティブクランプ回路12を省略し、パワーMOSFET11のゲートとゲートドライバ回路30とを抵抗(抵抗RVと同様の抵抗)で接続した回路である。また、図4(b)に示すシミュレーション結果が得られた半導体リレー回路は、図2に示す半導体リレー回路のアクティブクランプ回路12に設けられた抵抗R3,R4、ダイオードD2,D3、フォトカプラPC、及びコンデンサCを省略した回路である。
図3及び図4に示すグラフは、直流電源PS及び信号源S1の電圧V0、信号源S2の電圧V1、パワーMOSFET11のソース・ドレイン間の電圧V2、及び負荷LDに流れる電流I1の経時変化を示すグラフである。但し、図3に示すグラフでは、電圧V0の経時変化の図示を省略している。尚、図3及び図4に示すグラフでは、横軸に時間をとり、縦軸に電圧及び電流をとってある。
図3及び図4に示す通り、シミュレーションでは、信号源S2の電圧V1を時刻「1msec」でハイレベルからローレベルに立ち下げて、半導体スイッチ回路10,20を時刻「1msec」でオフ状態にしている。また、図4に示す通り、シミュレーションでは、信号源S1によって電圧V0を時刻「8msec」で変化させて、パワーMOSFET11のドレインに印加される電圧が時刻「8msec」で大きく変化する状態を模擬している。
まず、図4(a)を参照すると、半導体スイッチ回路10,20がオフ状態にされた時刻「1msec」においてサージ電圧が発生し、パワーMOSFET11のソース・ドレイン間の電圧V2がV[V]を超える程度まで急激に上昇していることが分かる。ここで、図3及び図4中のV[V]は、パワーMOSFET11の最大許容電圧であるため、実際の回路では、パワーMOSFET11の破壊が生じていることになる。つまり、電圧制限回路Xが設けられていないと、サージ電圧によってパワーMOSFET11の破壊が生ずる。
また、負荷LDに流れる電流I1(パワーMOSFET11に流れる電流)は、半導体スイッチ回路10,20が共にオン状態である時刻「1msec」よりも前ではI[A]で一定である。尚、半導体スイッチ回路10,20がオフ状態にされた時刻「1msec」以後は、上述の通り、パワーMOSFET11のソース・ドレイン間の電圧V2が最大許容電圧を超えていることから、電流I1は解析不良状態(解析不能状態)である。
次に、図4(b)を参照すると、半導体スイッチ回路10,20がオフ状態にされた時刻「1msec」において、図4(a)と同様に、サージ電圧が発生してパワーMOSFET11のソース・ドレイン間の電圧V2が上昇している。しかしながら、この電圧V2は、電圧制限回路Xの作用によってパワーMOSFET11の最大許容電圧V[V]よりも小さい電圧に抑えられていることが分かる。
また、負荷LDに流れる電流I1は、図4(a)と同様に、半導体スイッチ回路10,20が共にオン状態である時刻「1msec」よりも前ではI[A]で一定である。但し、半導体スイッチ回路10,20がオフ状態にされた時刻「1msec」以後は急激に減少し、2[msec]程度の時間で零になっていることが分かる。
ここで、図4(b)を参照すると、オフ状態にされているパワーMOSFET11のドレインに印加される電圧が大きく変化する時刻「8msec」以降において、負荷LDに流れる電流I1が徐々に上昇していることか分かる。これは、パワーMOSFET11のドレインに印加される電圧が大きく変動すると、電圧制限回路Xの作用によってパワーMOSFET11が再びオン状態になるためである。
続いて、図3を参照すると、半導体スイッチ回路10,20がオフ状態にされた時刻「1msec」において、サージ電圧が発生してパワーMOSFET11のソース・ドレイン間の電圧V2が上昇している。しかしながら、この電圧V2は、図4(b)と同様に、電圧制限回路Xの作用によってパワーMOSFET11の最大許容電圧V[V]よりも小さい電圧に抑えられていることが分かる。
また、負荷LDに流れる電流I1は、図4(b)と同様に、半導体スイッチ回路10,20が共にオン状態である時刻「1msec」よりも前ではI[A]で一定である。但し、半導体スイッチ回路10,20がオフ状態にされた時刻「1msec」以後は急激に減少し、2[msec]程度の時間で零になっていることが分かる。
ここで、図3を参照すると、オフ状態にされているパワーMOSFET11のドレインに印加される電圧が大きく変化する時刻「8msec」以降において、図4(b)とは異なり、負荷LDに流れる電流I1は零のままであることが分かる。これは、フォトカプラPCによって、パワーMOSFET11のドレイン・ゲート間から電圧制限回路Xが切り離された状態にされたためである。尚、図3に示す例において、電圧制限回路Xの切り離しは、時刻「3msec」〜時刻「8msec」の間に行われている。
以上の通り、本実施形態では、電圧制限回路XとフォトカプラPCとが直列接続された回路を、パワーMOSFET11,21のドレイン・ゲート間に接続し、半導体スイッチ回路10,20をオフ状態にする制御信号が入力されてから予め設定された一定時間だけフォトカプラPCのオン状態を維持し、上記の一定時間を経過した後にフォトカプラPCをオフ状態にするようにしている。このため、サージ電圧を抑制しつつ誤動作を防止することが可能である。
以上、本発明の一実施形態による半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、主に2つの半導体スイッチ回路10,20を備える半導体リレー回路1について説明したが、半導体スイッチ回路10,20は単体で用いることも可能である。また、上述した実施形態において、端子T1,T2間に設けられたパワーMOSFET11,21は、ソースが互いに接続されていたが、これらパワーMOSFET11,21は、ドレインが互いに接続されていても良い。
1…半導体リレー回路、10…半導体スイッチ回路、11…パワーMOSFET、20…半導体スイッチ回路、21…パワーMOSFET、C…コンデンサ、C1,C2…制御信号、PC…フォトカプラ、X…電圧制限回路

Claims (6)

  1. パワーMOSFETと、
    前記パワーMOSFETのドレイン・ゲート間に接続されたアクティブクランプとしての電圧制限回路と、
    前記電圧制限回路に直列接続されて前記パワーMOSFETをオン状態にする制御信号によってオン状態になるフォトカプラと、
    前記パワーMOSFETをオフ状態にする制御信号が入力されてから、予め設定された一定時間だけ前記フォトカプラのオン状態を維持するコンデンサと
    を備えることを特徴とする半導体スイッチ回路。
  2. 前記電圧制限回路は、前記フォトカプラのフォトトランジスタに直列接続されており、
    前記コンデンサは、前記フォトカプラの発光ダイオードに並列接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体スイッチ回路。
  3. 前記コンデンサは、前記パワーMOSFETをオン状態にする制御信号によって充電されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体スイッチ回路。
  4. 前記コンデンサの容量は、前記パワーMOSFETが接続される回路のインダクタンスの大きさを考慮して設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の半導体スイッチ回路。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の半導体スイッチ回路を第1半導体スイッチ回路及び第2半導体スイッチ回路として備えており、
    前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのソースが互いに接続されており、
    前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのゲートに前記制御信号がそれぞれ入力される
    ことを特徴とする半導体リレー回路。
  6. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の半導体スイッチ回路を第1半導体スイッチ回路及び第2半導体スイッチ回路として備えており、
    前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのドレインが互いに接続されており、
    前記第1半導体スイッチ回路及び前記第2半導体スイッチ回路に設けられた前記パワーMOSFETのゲートに前記制御信号がそれぞれ入力される
    ことを特徴とする半導体リレー回路。
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