JPH11318619A - 車両のシ―ト - Google Patents

車両のシ―ト

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JPH11318619A
JPH11318619A JP11103250A JP10325099A JPH11318619A JP H11318619 A JPH11318619 A JP H11318619A JP 11103250 A JP11103250 A JP 11103250A JP 10325099 A JP10325099 A JP 10325099A JP H11318619 A JPH11318619 A JP H11318619A
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JP
Japan
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restoring
operating
insert
cam
seat
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Application number
JP11103250A
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English (en)
Inventor
Denis Ganot
ガノウ デニー
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Faurecia Sieges dAutomobile SAS
Original Assignee
Bertrand Faure Equipements SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Bertrand Faure Equipements SA filed Critical Bertrand Faure Equipements SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
    • B60N2/2356Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
    • B60N2/2358Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls and provided with memory locks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のシートにおいて、シートを回動するた
めの機構の重量を軽減することにより製造のコストの増
加を防ぐ。 【解決手段】 回動機構5によりシートの背もたれ4a
がシート部2aに接続されているシートは、カムにより
制御される歯状のインサート18によって固定される2
つのウェブ14、15を備えている、シートの背もたれ
を前方へ傾け、そして原位置へ戻すために、回動用カム
が復原機構9に連結されて、この機構9は、機械的接続
によりこのカムに接続される制御部33を有する。この
ため、カムを駆動しても駆動部を動かさず、従って、復
原機構はカムをそのロック解除位置へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連接機構を備えた
車両シートであり、そのうえこうした車両のための復元
機構も備えている車両シートに関するものである。特
に、本発明は、以下のような第1と第2の車両シート構
成要素と、少なくとも1つの第1の連接機構と、そして
1つの復元機構とを含む車両シートに関するものであっ
て、上記第1と第2の車両シート構成要素は1本の旋回
軸を中心にして互いに対して旋回するように取り付けら
れており、上記少なくとも1つの第1の連接機構は、第
1と第2の車両シート構成要素間の相対的旋回を妨げる
ロック位置か、または第1と第2の車両シート構成要素
間の自由な旋回を許すロック解除位置かに移行すること
ができるロック装置を含み、上記旋回軸を中心にして旋
回しかつ利用者により(直接または間接的に)動かされ
る第1の操作装置によって上記ロック装置は制御され、
上記第1の操作装置は、この操作装置がロック装置をそ
のロック位置にする静止角位置に移行させられたり、ま
たこの操作装置がロック装置をそのロック解除位置にす
る動作角位置になるように動作角方向に動かすことがで
き、そして第1の操作装置の静止および動作角位置は第
1の車両シート構成要素に対して固定されており、そし
て上記1つの復元機構は、この復元機構が第1と第2の
車両シート構成要素の相対的旋回を妨げないようにして
いる静止位置か、または第2の車両シート構成要素の最
近調整された相対的位置から第1の角方向にのみ、第2
の車両シート構成要素に対する第1の車両シート構成要
素の自由な旋回を可能にさせ、そしてそれから、これら
2つのシート構成要素の最後に調整された上記2つの相
対位置にまでだけ、第1の角方向と逆の第2の角方向
に、第2のシート構成要素に対する第1のシート構成要
素の自由な旋回を可能にさせるように、上記復元機構が
作られている動作位置か、そのいずれかに移行され、上
記復元機構は前記旋回軸を中心にして旋回しかつ利用者
により動かされる第2の操作装置によって制御され、第
2の操作装置は、この第2の操作装置が復元機構をその
静止位置に置く静止角位置に移行させられ、そしてまた
第2の操作装置は、この第2の操作装置が復元機構をそ
の動作位置に置く動作角位置になるよう動作角方向に移
行させることができる車両シートに関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許EP−A−0 694 434
号は、特に2サイドドア車のフロントシート用に設計さ
れているシートであって、第1と第2のシート構成要素
はそれぞれ座部と背もたれであるこの種のタイプのシー
トを記載している。従来技術のこのシートには、背もた
れ位置の調整を可能にし、そして、例えば背もたれの位
置を後部車両の方に近づけたいとき、背もたれを先ず前
方に傾け、その後に後方に傾けると、利用者によって調
整された位置に自動的に再度ロックされる歯付きインサ
ートを有する連接機構が備えられている。
【0003】このシート連接機構には、第1のサイドウ
ェブおよび第2のサイドウェブと、そしてこの第1のサ
イドウェブに滑動するように取り付けられており、かつ
第2のサイドウェブに対してそれ自身可動である歯によ
ってかみ合っている幾つかの歯付きインサートとが含ま
れているが、この歯は他の歯付きインサートを介して第
2のサイドウェブに連動されている。
【0004】したがって、この場合、連接機構の2つの
ウェブは2段の歯付きインサートによって互いに連結さ
れているので、連接機構の力を弱める傾向があり、その
結果、機械的抵抗を強めるためにこの機構の重量とコス
トが増大することになる。
【0005】更にこの連接機構は特殊な機構なので、比
較的に少量生産になり、そのため標準の連接機構に比べ
て相対的に割高になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、こう
した欠点を克服することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明にしたがって、当該タイプのシートは主として、復元
機構が第1の連接機構と別個のハウジングの形態をなし
ていることと、第1の操作装置をその動作位置に移行さ
せるために操作するとき、第2の操作装置は固定された
ままになっており、そして第2の操作装置をその静止位
置からその動作位置に移行させるために操作するとき、
第1の操作装置はその静止位置からその動作位置に移行
させられるようになっている空動き機械連連結によっ
て、第1の操作装置と第2の操作装置は互いに連結され
ていることとと、そして第2の操作装置の静止角位置お
よび動作角位置は第1の構成要素に対して定められてい
ることとを特徴とする。
【0008】こうした機構によって、シートの利用者が
その背もたれの傾斜を調整したいとき、第1の操作装置
を操作すると、第1の連接機構のロックが解除される。
第1および第2の操作装置間の空動き機械接続のため
に、また2本の操作装置は同一のシート構成要素に対し
て一定の静止位置と動作位置を有していることによっ
て、第2の操作装置はその時でも静止位置に留まってお
り、その結果、復元機構はそれ自体その静止位置にあ
り、そして第1および第2のシート構成要素の旋回運動
を妨げない。
【0009】一方、シートの利用者が第2のシート構成
要素を第1の角位置に急速に旋回させたいとき、(例え
ば、それが背もたれであれば、この背もたれを最大限前
方に倒すために)利用者は第2の操作装置を操作する
と、その結果、第1の連接機構のロックが解除されるば
かりでなく、第2のシート構成要素が最終的には第1の
シート構成要素に対するその初期位置に戻ることができ
るように、第1と第2のシート構成要素の相対的旋回運
動を限定することによって復元機構をその復元位置に移
行させることができる。
【0010】本発明による第1の連接機構は標準的な構
造にすることも可能であるので、車両の後部に近づくた
めにこのシートを前方に倒すことができるできないに係
わらず、必要ならば、上記背もたれを利用者が動かすこ
とによってこの背もたれが調整できるほぼ全ての種類の
シートに同じ連接機構を用いることができることに、気
付かれるであろう。こうした標準化の可能性によって、
本発明は生産性を向上させることができ、またその結
果、シートのコストを全体的に低下させることができ
る。そのうえ、本発明は第1の連接機構を2段の歯付き
インサートにする必要がなく、そのため単純で強い第1
の連接機構を用いることができる。いずれにしても、第
1の連接機構の機械的な強度は復元機構の存在の有無に
は無関係である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい幾つかの実施態
様においては、以下の幾つかの配置の1つおよび/また
は他の1つを、場合に応じて、使用することができる
が、それはすなわち、復元機構には、第1のウェブおよ
び第2のウェブと復元装置とが含まれており、この第1
のウェブおよび第2のウェブは、第1と第2のシート構
成要素にそれぞれ連動しており、背もたれの回転軸を中
心として互いに対して旋回するように取り付けられてい
て、この復元装置は、第2の操作装置によって制御され
ており、かつ当該復元機構の第1と第2のウェブに機械
的に接続されている復元装置であって、一方では、復元
機構の静止位置に対応している静止位置であり、この位
置で復元装置が復元機構の第1のウェブと第2のウェブ
との間の相対的復元角位置を定める静止位置か、また他
方では、復元機構の動作位置に対応する動作位置のいず
れかに移行することができる。
【0012】当該復元機構は、この復元機構の2つのウ
ェブがそれらの相対的復元位置にないときに、この第2
の操作装置がその動作位置に達すると直ちに、第2の操
作装置をその動作位置にのままに留めるようになってお
り。復元機構の第2のウェブは回転軸を中心にした少な
くとも1つの円弧の周囲の歯に連動しており、復元機構
の操作装置はカムを含み、そして復元装置には、少なく
とも1つの復元インサートと連結解除手段と案内装置と
そして駆動手段とが含まれていて、復元機構の第2のウ
ェブの歯と適宜にかみ合う歯を備えているこの復元イン
サートは、一方ではこの復元インサートの歯が第2のウ
ェブの歯とかみ合っている連結位置か、また他方では復
元インサートが第2のウェブの歯と連結していない引込
み位置のいずれかに移行することができ、復元インサー
トの動きはカムによって制御されている。
【0013】このカムは、上記カムがその静止位置にあ
るとき、上記復元インサートがその引込み位置に置かれ
るように、そして上記カムがその動作位置にあるとき、
復元インサートはその連結位置に置かれるようになって
いて、上記連結解除手段は、カムがその静止位置にある
とき、復元インサートをその引込み位置に置くためのも
のであり、復元機構の第1のウェブに対して半径方向に
運動可能な上記案内装置は、一方ではこの復元インサー
トの半径方向の滑動のみを許すように当該案内装置が復
元インサートと連結している第1の位置か、また他方で
は、上記復元インサートがその連結位置にあるとき、案
内装置が背もたれの回転軸を中心にした復元インサート
の回転を許す第2の位置のいずれかに移行し、この案内
装置(38)がその第1の位置にあるとき、復元インサ
ートおよび案内装置は復元機構の第1および第2のウェ
ブ(28,29)の復元の上記相対的角位置を決定しす
る。
【0014】そしてこの案内装置がその第2の位置にあ
るとき、復元インサートの上記復元位置から、第1のウ
ェブに対する上記第1の角方向にのみ上記復元インサー
トの回転を許すために、上記案内装置は復元インサート
と突合せによって接合し、そして第1および第2のウェ
ブがもはや復元角位置内にないとき、復元インサートは
案内装置に対してその第1の位置に戻ることを禁じるよ
うになっており、そして上記駆動手段は、カムがその静
止位置とその動作位置との間の範囲内に含まれる角位置
があるときには、案内装置をその第1の位置に置くため
に、そして第2のカムがその動作位置にあるときには、
上記案内装置をその第2の位置に置くために、カムと機
械的に連結しており。
【0015】カムをその動作位置に置くためにカムを操
作するとき、第1の操作装置がその動作位置に達する前
に、復元インサートがその動作位置に置かれるように、
カムおよび空動き機械接続が採用されており、動作角方
向は第1の角方向と逆になっており、カムがその静止位
置とその動作位置との間を動いているとき、復元インサ
ートの垂直な滑動を許すために、案内装置は上記第1の
ウェブに対して垂直に移動することができ、そして復元
インサートと連結し、復元インサートの歯は通常に向け
られ、そして連結解除手段には少なくとも復元インサー
トの重量が含まれている。
【0016】第2のカムがその静止位置にあるときに
は、案内装置には復元インサートと一体になっている半
径方向のノッチにはめ込まれるペッグが含まれており、
この半径方向のノッチは、同様に復元インサートと一体
になっていてかつ回転軸を中心にしている円弧状のカッ
トアウトと連絡しており、この円弧状のカットアウト
は、半径方向のノッチ側の一方の端末まで、動作角方向
と逆の角方向に延びており、復元インサートは、回転軸
に垂直に延びている剛性のプレートの形状を成してお
り、半径方向のノッチおよび円弧状のカットアウトはこ
の剛性のプレートに形成されており、案内装置の駆動手
段はカムと連動しているスライドを含み、そしてこのス
ライドにそって案内装置が滑動し、上記スライドは回転
軸に垂直に延びている剛性の小板に作られているカット
アウトで、案内装置には上記カットアウト内に案内され
る突出しているスタッドが含まれる。
【0017】カムは窪みに対応する円形の外面を有し、
復元インサートは、カムがその静止位置にあるとき、上
記窪み内に配置され、そして上記カムがその動作角位置
にあるときは、カムの円形の外面と接する内歯を備えて
おり、シートには、それぞれが第1と第2のシート構成
要素を構成する座部および背もたれが含まれ、シートは
向かい合った第1の側面と第2の側面を有し、第1の連
接機構は座席の第1の側面に配置されており、そして座
席はその外に、その第2の側面に、一方では第1のシー
ト構成要素と第2のシート構成要素との相対的旋回を禁
じるロック位置と、そしてもう一方では第1のシート構
成要素と第2のシート構成要素との自由な旋回を許すロ
ック解除位置とに移行可能なロック装置を含む第2の連
接機構が含まれており、このロック装置は上記回転軸を
中心にして旋回しそして利用者によって操作される第3
の操作装置によって制御され、この第3の操作装置は、
上記第3の操作装置がロック装置をそのロック位置に置
く静止角位置ににさせるように操作でき、そしてこの第
3の操作装置はまた、この第3の操作装置がロック装置
をそのロック解除位置に置く動作角位置に移行させるこ
ともできる。第3の操作装置の静止および動作角位置は
第1のシート構成要素に対して固定されており、第2の
連接機構は、第1および第3の操作装置が同時にその静
止位置に、あるいはその動作位置になるように、横方向
の連結棒によって第1の連接機構と同期されており、そ
して上記空動き機械接続によって復元機構は連結棒と連
動する。その他、本発明の目的はまた、上に定義したよ
うなシートのための復元機構にもある。
【0018】
【実施例】本発明の他の特徴、利点および特性は、添付
の図面を参照しながら、非限定的な例証として示されて
いる幾つかの実施形態の以下の説明を読めば、明らかに
なるであろう。
【0019】様々な図面において、同一の参照番号は同
じか類似の構成要素を示す。
【0020】図1および2に示されているように、本発
明は車両のシート1、特に自動車の前部シートであっ
て、車両のフロア3に設置されている座部2と、この座
部上で横方向の水平軸xを中心として旋回する背もたれ
4とを含むシートに関するものである。より正確には、
背もたれの剛性のフレームは、同一のハンドルによって
制御されている同じまたは同類の2つの回動機構5によ
って、シートの各側面ごとに、座部の剛性のフレーム2
aに連結されている。このハンドルは、2つの回動機構
5のそれぞれ連結されそして軸xにそって延びている金
属製である剛性の連接棒7に連動している。
【0021】図1に示されている角方向8へのハンドル
6の動作によって、シートの使用者が直接に背もたれに
触れて、背もたれの傾斜を調整することができるよう
に、2つの回動機構5を同時にロック解除することがで
き、この背もたれは通常は少なくとも1本のばね(図示
されていない)で前方に引っ張られている。更に、これ
ら両回動機構5の1つは、金属性のロッド10またはそ
の他の機械的連結で旋回するように、場合によっては背
もたれ4上で滑動するように取り付けられているレバー
11に接続されている復元機構9に連結されている。こ
のレバー11はばね12または他の同様な手段で、低い
静止位置に引っ張られており、矢印13の方向に、使用
者がこのレバーを上方に上げられる。
【0022】このレバー11を矢印13の方に動かせ
ば、後に説明されるように、2つの回動機構5のロック
が外れて、図1に破線で示されている位置まで、矢印R
の方向に最大限背もたれ4を倒すことができる。復元機
構9はその時、背もたれ4がその初期位置、すなわち利
用者によって最後に調整された角位置に戻されない限
り、たとえレバー11を放してもロック解除位置に回動
機構5を維持する。このようにして、復元機構9は、背
もたれが前に倒されてからまた起こされても、初期の角
位置にならなければ再度ロックされない。当該の実施例
において、こうした結果がどうして得られるか、以下に
詳細に説明される。
【0023】先ず、2つの回動機構5については、これ
ら2つの機構のうちの1つが分かり易い図3と4を参照
する。図3および4に示されているように、2つの回動
機構のそれぞれが以下の構成要素を有している。すなわ
ち、いわゆる固定の金属ウェブ14、これは軸xに垂直
に延びており、当実施例では、座部の剛性のフレーム2
aと連動している。いわゆる可動の金属ウェブ15、こ
れは軸xに垂直に延びており、当実施例では、背もたれ
のフレーム4aと連動している。金属のリング16、こ
れは固定および可動のウェブの周囲に圧着されており、
これらと共に円形の閉鎖ケーシングを形成する。インサ
ートを有するロック装置17、これは上記ケーシング内
に収まっており、そして、ハンドル6がその静止位置に
ある間は、対応する固定のウェブ14に対して可動であ
るウェブ15を動かなくする。
【0024】図3および4に示されているように、当実
施例では、ロック装置17には以下の要素が含まれる。
すなわち、金属性の3つのロックインサート18、これ
は互いに120°の間隔で配置され、そして可動のウェ
ブ15にある円形の内歯20とかみ合うようになってい
る外歯19を有しており、これらのインサートは、一方
では、回動機構5をロックするためにこれらインサート
の歯19が対応する可動のウェブの歯20とかみ合う連
結位置か、そしてもう一方では、インサート18が可動
のウェブの歯20とかみ合わない引込み位置かいずれか
に移行することができるように、これらのインサートは
それぞれ、対応する固定のウェブ14と一体であるガイ
ド21内に半径方向に滑らせて入れ込まれており、その
ほか各インサートは可動のウェブ15に向かって軸方向
に突出しているペッグ22を含む。
【0025】金属のカム23または他の作動部品、これ
は当実施例では、上記連接棒のスプラインにはめ込むこ
とによって連接棒7に固定される。固定のウェブ14に
取り付けられるばね24、このばねによって、固定のウ
ェブ14がインサート18をその連結位置にする静止位
置にカム23が引っ張られる。上記カムは、インサート
18をその引込み位置に向かって滑らせることが可能に
なる角方向8に旋回し、こうして回動機構5のロックを
解除する。そして金属の剛性の小板25、これはしっか
りとカム23に連結され、そして部分的にインサート1
8を覆っている可動のウェブ15と上記カムとの間で半
径方向に延びていて、この小板は切抜き穴26を有し、
この穴の中にインサートのペッグ22がはめ込まれ、こ
れらのペッグはそれぞれカムの縁27と噛みあい、この
カムの縁は対応するカットアウトを半径方向外側におい
て画し、そしてカムが角方向8に回転するとき、対応す
るインサートを半径方向内側に移動させるように形成さ
れている。
【0026】このようにして、2つの回動機構5のロッ
クインサート18は同時に、対応するカム23がその静
止位置にあるとき、その引込み位置にあるか、またはカ
ム23、ハンドル6および連接棒7が静止位置から角方
向8に少なくともある角運動α1だけ旋回したとき、そ
の連結位置にあり、この最初の角運動α1は例えば約2
7°にすることができる。そのほか、復元機構9に関し
ては先ず、その静止位置状態にあるこの機構がよく分か
る図3と図5〜9を参照して説明する。これらの図から
分かるように、当該の実施例では、復元機構9に以下の
ような要素が含まれている。すなわちいわゆる固定の金
属製のウェブ28、これは、背もたれの回転軸xに垂直
に延びており、そして当該の実施例では、溶接またはそ
の他の固着手段で2つの連接機構5のうちの1つの固定
のウェブ14に固着されており、この固定のウェブ28
はより一般的には、固定のウェブ14と同様なシートの
フレーム、すなわち当該実施例では座部のフレームに固
定されている。
【0027】いわゆる可動の金属製のウェブ15、これ
も、回転軸xに垂直に延びており、そして当該の実施例
では、回動機構5の可動のウェブ15、この場合では背
もたれのフレーム4aに固着されており、フレーム4a
に復元機構の可動なウェブ29を固定するには、例えば
上記フレーム4aに金属クリップ30を使って取り付け
る。(図3参照)金属製のリング31、これは固定のま
たは可動のウェブ28、29の周囲に圧着され、これら
と共に円形の閉鎖ケーシングを形成する。ケーシングに
収められている復元機構32、起動管状ケーシング33
または他の操作装置、これは、回転軸xにそって延びて
おりそして中央孔34を貫通しており、この中央孔では
連接棒7が自由に回転している。この管状のケーシング
33には以下の部品が含まれる。すなわち、一方では、
カムを構成する胴33a、これは、平坦な底と傾斜のあ
る縁を備えた軸方向の溝35を有する円筒形の外形を持
っている。
【0028】もう一方では、連接機構に連結されている
復元機構に向かい合った上記ケーシングの外側に配置さ
れている拡大ヘッド33b。小さな剛性のロッド36、
これは、例えばこの管状のケーシングに隙間なくはめ込
まれそして上記管状のケーシングの軸方向の溝35に入
れられることによって、上記管状のケーシングに固定さ
れており、矢印13の方向に(図1および2)レバー1
1を動かして、小さなロッド36を旋回させそして矢印
8の方向に(図5)起動管状ケーシング33を動かすよ
うに、この小さなロッド36は、それ自体が上記制御レ
バー11に連結されているロッド10が接合されている
自由端まで、回転軸xに垂直な面に延びている。
【0029】そして、蝶形の起動部37(図5および
6)、これは起動管状ケーシングの拡大ヘッド33bの
内部に配置されており、そして起動管状ケーシングの拡
大ヘッド33bの内側に形成され円弧状のくぼみに角間
隙を付けて嵌め込まれ、外部に突出している2つのフラ
ンジ37aを含む。起動部37は、例えばこの連接棒の
軸方向のスプラインにはめ込むことによって、連接棒7
に隙間なくはめ込まれ、そして、起動管状ケーシング3
3がレバー11によって生じたその静止位置にあると
き、上記起動部37のフランジ37aは、起動部37の
フランジ37aが起動管状ケーシングの窪み33cの端
末に接触しなくても、連接棒7はその静止位置から上記
第1の角運動α1を越えて角方向8に旋回できるよう
に、そして起動管状ケーシング33の窪み33cの端末
が、起動部37のフランジ37aに接し、そして次にこ
の起動管状ケーシング33がその静止角位置から角方向
8にむかって小さな角間隙α0(例えば約6°)作ると
直ちに、連接棒7を回転させるように、記起動部37の
窪み33cと連結される。
【0030】更に、復元装置32には、軸xに垂直に延
びており、かつ固定のウェブ28の内側面にはめ込むこ
とによって形成された垂直なガイド39(セミカットア
ウト)において、半径方向に滑動する金属シート板の形
状を成しているインジケータ38(図5と9)が含まれ
る。このインジケータ38には、可動のウェブ39に向
かって軸方向に突き出しているペッグ40と、そしてこ
れもまたペッグ40から可動なウェブ29に向かって軸
方向に突き出しているスタッド41とが含まれている。
【0031】また、この復元装置32には、軸xに垂直
に延びている金属シート板の形状を成していて、かつ固
定のウェブ28の内面に接している復元インサート42
(図5および8参照)も含まれている。復元インサート
42には、起動管状ケーシング33の胴33aに半径方
向の遊びを持って取り付けられている中央の孔43が含
まれ、このインサート42には、孔43の内側に向か
い、軸方向下方に突出しておりかつ起動管状ケーシング
の軸方向の溝35の断面とほぼ相補形の断面を有する歯
44が含まれている。この歯44は、起動管状ケーシン
グ33がその静止位置にあるとき、復元インサート42
の重みで溝35の底にはめ込まれる。
【0032】更に、復元インサートには、軸xを中心に
しておりそしてインジケータ38のペッグ40上で滑動
できる円弧状のカットアウト45がある。復元機構9が
その静止位置にあるとき、インジケータ38のペッグが
はめ込まれている半径方向のノッチ46によって、この
カットアウトはその端末において、半径方向外側に延び
ている。この復元インサート42にはまた、上方に向か
いかつノッチ46にほぼ対応して配置されている外歯4
7が含まれ、管状のケーシング33がその静止位置から
角方向8に旋回するとき、歯44および軸方向の溝35
にはめ込まれているカムによって、これらの歯47は内
歯48とかみ合うようになっている。
【0033】ここで説明されている特定の実施例におい
ては、インサート42は、カットアウト45の角の大き
さにほぼ相当する角分弧の一般的形状を有し、そしてこ
の復元インサート42には更に、外歯47の近辺で半径
方向外側に突出している円弧状の支持面49が含まれ、
この支持面49は、歯47の直径よりも小さい直径を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様による側面の略図である。
【図2】本発明の1実施態様による後面の略図である。
【図3】図1および2のシートに属する連接機構および
復元機構の背後から見た垂直断面図である。
【図4】図3の連接機構の静止位置における断面図であ
り、図3の破線VI−VIにそって切断した断面が示さ
れている。
【図5】図3の復元機構における一部破断されている分
解組立図である。
【図6】その静止位置における図3の復元機構の線VI
−VIにそって切断された断面ずである。
【図7】その静止位置における図3の復元機構の線VI
I−VIIにそって切断された断面ずである。
【図8】その静止位置における図3の復元機構の線VI
II−VIIIにそって切断された断面ずである。
【図9】その静止位置における図3の復元機構の線IX
−IXにそって切断された断面ずである。
【図10】図8と同様な図であるが、図7に示されてい
る小板の形状は図8では点線で示されており、この図1
0は操作レバーの動作の開始時における復元機構を示し
ている。
【図11】図6と同様な図であり、その操作レバーが作
動中の復元機構を示している。この場合、レバーはその
行程の最終位置にあるが、背もたれはまだ通常の使用位
置にある。
【図12】図10と同様な図であり、その操作レバーが
作動中の復元機構を示している。この場合、レバーはそ
の行程の最終位置にあるが、背もたれはまだ通常の使用
位置にある。
【図13】図10と同様な図であり、背もたれは最大限
前に倒されているが、復元機構の操作レバーはやはりそ
の動作位置にあるときの復元機構を示している。
【図14】図10と同様な図であり、背もたれは最大限
前に倒されているが、復元機構の操作レバーはニュート
ラルになっているときの復元機構を示している。
【図15】図6と同様な図であり、背もたれは最大限前
に倒されているが、復元機構の操作レバーはニュートラ
ルになっているときの復元機構を示している。
【符号の説明】
1 車両のシート 2 座部 2a 剛性のフレーム 3 車両のフロア 4 背もたれ 4a 剛性のフレーム 5 回動機構 6 ハンドル 7 連接棒 8 角方向 9 復元機構 10 ロッド 11 レバー 13 矢印 14 固定ウェブ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシートであって、前記車両のシー
    トには、 1本の旋回軸(x)を中心にして互いに対して旋回する
    ように取り付けられている幾つかの第1および第2のシ
    ート構成要素(2、4)と 少なくとも1つの第1の回動機構(5)であって、前記
    第1の回動機構は、一方では、前記第1と第2のシート
    構成要素(2、3)間の相対的旋回を妨げるロック位置
    か、他方では前記第1と第2のシート構成要素間の自由
    な旋回を許すロック解除位置かに移行することができる
    ロック装置(17)を含み、前記旋回軸を中心にして旋
    回しかつ利用者により動かされる第1の操作装置(2
    3)によって前記ロック装置が制御され、前記第1の操
    作装置が、前記操作装置が前記ロック装置(17)をそ
    のロック位置にする静止角位置に移行されたり、また前
    記操作装置が前記ロック装置(17)をそのロック解除
    位置にする動作角位置になるように動作角方向(8)に
    動かすことができ、そして第1の操作装置(23)の前
    記静止および動作角位置が第1の車両のシート構成要素
    (2)に対して固定されている少なくとも1つの第1の
    回動機構と、 そして復元機構(9)であって、一方では、この復元機
    構が前記第1と第2のシート構成要素(2、4)の相対
    的旋回を妨げないようにする静止位置か、またもう一方
    では、前記2つのシート構成要素の最後に調整された相
    対的位置から第1の角方向(R)にのみ、前記第2のシ
    ート構成要素に対する前記第1のシート構成要素の自由
    な旋回を可能にさせ、そして、前記2つのシート構成要
    素の最後に調整された前記2つの相対位置にまでだけ、
    前記第1の角方向と逆の第2の角方向に、前記第2のシ
    ート構成要素に対する前記第1のシート構成要素の自由
    な旋回を可能にさせるように、前記復元機構が設計され
    ている動作位置か、そのいずれかに移行される復元機構
    (9)とが含まれており、前記復元機構(9)が前記旋
    回軸を中心にして旋回しかつ利用者により動かされる第
    2の操作装置(33)によって制御され、前記第2の操
    作装置が、前記第2の操作装置が前記復元機構(9)を
    その静止位置に置く静止角位置に移行され、そして前記
    第2の操作装置が、前記第2の操作装置が前記復元機構
    をその動作位置に置く動作角位置になるよう前記動作角
    方向に移行させることができる車両のシートにおいて、
    前記復元機構(9)が前記第1の連接機構(5)と別個
    のハウジングの形態をなしており、前記第1の操作装置
    (23)をその動作位置に移行させるために操作すると
    き、前記第2の操作装置(33)は固定されたままにな
    っており、 そして前記第2の操作装置(33)をその静止位置から
    その動作位置に移行するために操作するとき、前記第1
    の操作装置(23)はその静止位置からその動作位置に
    移行させられるようになっている空動き機械連結(37
    a、33c)によって、前記第1の操作装置(23)と
    前記第2の操作装置(33)が互いに連結されている車
    両のシート。
  2. 【請求項2】 前記復元機構(9)が、 前記第1と第2のシート構成要素(2、4)にそれぞれ
    連動している第1のウェブおよび第2のウェブ(28、
    29)であって、前記背もたれの前記回転軸(x)を中
    心として互いに対して旋回するように取り付けられてい
    る第1のウェブおよび第2のウェブ(28、29)と、 前記第2の操作装置(33)によって制御されており、
    かつ前記復元機構の前記第1と第2のウェブ(28、2
    9)に機械的に接続されている復元装置(32)を備
    え、 前記復元装置(32)が一方では、前記復元機構の静止
    位置に対応している静止位置であり、該静止位置で前記
    復元装置(32)が前記復元機構(9)の前記第1のウ
    ェブと第2のウェブ(28、29)との間の相対的復元
    角位置を定める静止位置か、また他方では、前記復元機
    構(9)の動作位置に対応する動作位置のいずれかに移
    行することができ、前記復元装置(32)は、前記復元
    機構(9)の前記2つのウェブ(28、29)がそれら
    の相対的復元位置にないときに、前記第2の操作装置が
    その動作位置に達すると直ちに、前記第2の操作装置
    (33)をその動作位置のままに留めるようになってい
    る請求項1記載の車両のシート。
  3. 【請求項3】 前記復元機構の前記第2のウェブ(2
    9)が前記回転軸(x)を中心にした少なくとも1つの
    円弧の周囲の歯(48)に連動しており、前記復元機構
    (9)の前記操作装置(33)はカムを含み、そして前
    記復元装置(32)には、 前記復元機構の前記第2のウェブの前記歯(48)と適
    宜にかみ合う歯(47)を備えている少なくとも1つの
    復元インサート(42)であって、前記復元インサート
    が、一方では前記復元インサートの前記歯(47)が前
    記第2のウェブの前記歯(48)とかみ合っている連結
    位置か、また他方では前記復元インサート(42)が前
    記第2のウェブの前記歯と連結していない引込み位置の
    いずれかに移行することができ、前記復元インサート
    (42)の動きは前記カム(33)によって制御されて
    おり、前記カム(33)は、 このカムがその静止位置にあるとき、前記復元インサー
    ト(42)がその引込み位置に置かれるように、そして
    前記カムがその動作位置にあるとき、その連結位置に置
    かれるようになっている少なくとも1つの復元インサー
    ト(42)と前記カム(33)がその静止位置にあると
    き、前記復元インサート(42)をその引込み位置に置
    くためのロック解除手段と、 前記復元機構の前記第1のウェブ(28)に対して半径
    方向に移行可能な案内装置(38)であって、一方では
    前記復元インサート(42)と半径方向の滑動のみを許
    すように前記案内装置が前記復元インサート(42)と
    連結している第1の位置か、また他方では、前記復元イ
    ンサートがその連結位置にあるとき、前記案内装置が背
    もたれの回転軸を中心にした前記復元インサートの回転
    を許す第2の位置のいずれかに移行し、案内装置(3
    8)がその第1の位置にあるとき、前記復元インサート
    (42)および前記案内装置(38)が前記復元機構の
    第1および第2のウェブ(28,29)の復元の前記相
    対角位置を決定し、前記案内装置がその第2の位置にあ
    るとき、前記復元インサート(42)の前記復元位置か
    ら、前記第1のウェブ(28)に対する前記第1の角方
    向にのみ前記復元インサート(42)の回転を許すため
    に、前記案内装置(38)が前記復元インサート(4
    2)と突合せによって接合し、そして前記第1および第
    2のウェブ(28、29)がもはや復元角位置内にない
    とき、前記復元インサート(42)が前記案内装置(3
    8)に対してその第1の位置に戻ることを禁じるように
    なっている案内装置(38)と、 そして駆動手段(50)であって、前記カム(30)が
    その静止位置とその動作位置との間の範囲内に含まれる
    角位置にあるときには、前記案内装置(38)をその第
    1の位置に置くために、そして前記第2のカムがその動
    作位置にあるときには、前記案内装置をその第2の位置
    に置くために、前記カム(33)と機械的に連結してい
    る駆動手段(50)とが含まれる請求項2記載のシー
    ト。
  4. 【請求項4】 前記カム(33)をその動作位置に置く
    ためにこのカムを操作するときには、前記第1の操作装
    置(23)がその動作位置に達する前に、前記復元イン
    サート(42)がその動作位置に置かれるように、前記
    カム(33)および前記空動き機械接続(37a、33
    C)が用いらている請求項3記載の車両シート。
  5. 【請求項5】 前記動作角方向(89)が前記第1の角
    方向(R)と逆になっている請求項3または4に記載の
    車両のシート。
  6. 【請求項6】 前記カム(33)がその静止位置とその
    動作位置との間を移行するとき、前記復元インサート
    (42)の垂直な滑動を許すために、前記案内装置(3
    8)が前記第1のウェブに対して垂直に移動することが
    でき、そして前記復元インサート(42)と連結し、こ
    の復元インサートの前記歯(47)が通常に上に向けら
    れ、そして前記ロック解除手段には少なくとも前記復元
    インサート(42)の重量が含まれる請求項3〜5のい
    ずれか1項に記載の車両シート。
  7. 【請求項7】 前記第2のカムがその静止位置にあると
    きには、前記案内装置には前記復元インサート(42)
    と一体になっている半径方向のノッチ(46)にはめ込
    まれるペッグ(40)が含まれており、前記半径方向の
    ノッチは、同様に前記復元インサート(42)と一体に
    なっていてかつ前記回転軸(x)を中心とする円弧状の
    カットアウト(45)と連絡しており、この円弧状のカ
    ットアウトは、上記半径方向のノッチ側の一方の端末ま
    で動作角方向(8)と逆の角方向に延びている請求項3
    〜6のいずれか1項に記載の車両のシート。
  8. 【請求項8】 前記復元インサート(42)が前記回転
    軸(x)に垂直に延びている剛性のプレートの形状を成
    しており、前記半径方向のノッチ(46)および前記円
    弧状のカットアウト(45)が剛性のプレートに形成さ
    れている請求項7記載の車両のシート。
  9. 【請求項9】 前記案内装置の前記駆動手段(50)が
    前記カム(33)と連動しているスライド(51)を含
    み、そしてこのスライドにそって前記案内装置(38)
    が滑動する請求項3〜8のいずれか1項に記載の車両の
    シート。
  10. 【請求項10】 前記スライドが前記回転軸(x)に垂
    直に延びている剛性の小板(50)に作られているカッ
    トアウト(51)で、前記案内装置(38)には前記カ
    ットアウト内に案内される突出しているスタッド(4
    1)が含まれる請求項9記載の車両のシート。
  11. 【請求項11】 前記カム(33)が窪み(35)に合
    った円形の外面を有し、前記復元インサート(42)
    が、該カム(33)がその静止位置にあるとき、前記窪
    み内に配置され、そして前記カムがその動作角位置にあ
    るときは、カムの円形の外面と接する内歯(44)を備
    えている請求項3〜10のいずれか1項に記載の車両の
    シート。
  12. 【請求項12】 それぞれが第1と第2のシート構成要
    素を構成する座部(2)ともたれ(4)とが含まれる請
    求項1〜11のいずれか1項に記載の車両のシート。
  13. 【請求項13】 前記シートが向かい合った第1の側面
    と第2の側面を有し、第1の機構が座席の第1の側面に
    配置されており、そしてこのシートがその外に、その第
    2の側面に、一方では第1および第2のシート構成要素
    (2、4)の相対的旋回を禁じるロック位置と、そして
    もう一方では第1および第2のシート構成要素の自由な
    旋回を許すロック解除位置とに移行可能なロック装置
    (17)を含む第2の回動機構(5)が含まれており、
    前記ロック装置が前記回転軸を中心にして旋回しそして
    利用者によって操作される第3の操作装置(23)によ
    って制御され、この第3の操作装置(23)が、前記第
    3の操作装置が前記ロック装置(17)をそのロック位
    置に置く静止角位置にさせるように操作でき、そして前
    記第3の操作装置はまた、この第3の操作装置がロック
    装置をそのロック解除位置に置く動作角位置に移行させ
    ることもでき、第3の操作装置の静止および動作角位置
    は第1のシート構成要素(2)に対して固定されてお
    り、前記第2の回動機構が、第1および第3の操作装置
    が同時にその静止位置に、あるいはその動作位置になる
    ように、横方向の連結棒(7)によって第1の回動機構
    と同期されており、そして前記空動き機械接続(37
    a、33c)によって前記復元機構(9)が連結棒と連
    動する請求項12記載の車両のシート。
  14. 【請求項14】 前記請求項のいずれか1項に記載のシ
    ートのための復元機構。
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