JPH11311285A - ロータリダンパ - Google Patents
ロータリダンパInfo
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- JPH11311285A JPH11311285A JP13121998A JP13121998A JPH11311285A JP H11311285 A JPH11311285 A JP H11311285A JP 13121998 A JP13121998 A JP 13121998A JP 13121998 A JP13121998 A JP 13121998A JP H11311285 A JPH11311285 A JP H11311285A
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Abstract
に亙り所定の減衰トルク差を確保しつつ、併せて、車両
としての操縦安定性と加工性および加工精度に優れた減
衰トルク差設定手段を提供する。 【解決手段】相対回動運動を行うベーン25,26によ
ってセパレートブロック5,6を有するケーシング4の
内部を交互に拡張および収縮を繰り返す作動油室27,
28,29,30に区画し、かつ、ベーン25,26に
対し交互に拡張および収縮を繰り返す作動油室27,2
8と作動油室29,30を相互に連通する連通孔33,
34を穿つと共に、当該連通孔33,34に小径部3
5,36を備えるピン部材37,38を挿通して絞り油
路39,40を形成し、当該絞り油路39,40を一方
では抵抗油路(49)を通して常にロータシャフト9の
内部に設けた貯油室(23)に連通し、また他方では、
絞り油路39,40と直列に設けたチェックバルブ4
3,44により当該絞り油路を39,40減衰トルク差
設定用の絞り油路として構成する。
Description
して外部振動を減衰する油圧式のロータリダンパに関
し、さらに詳しくは、自動車やオートバイまたは産業車
両や特殊車両等の車体振動、或いは、その他の機器また
は装置の外部振動を減衰するシールレスタイプのロータ
リダンパの特性改善手段に関する。
タリダンパにあっては、例えば、先に特許出願人が提案
した特開平8−100829号公報に示されるように、
所定方向への回動時にのみ収縮側の作動油室からベーン
に設けた錐穴を通してチェックバルブを開きつつ拡張側
の作動油室へとオイルを逃がすことで、回動方向に応じ
た減衰トルク差の設定を行うようにしている。
によれば、錐穴を通して流れるオイルの流動抵抗が二乗
特性になるとは言え、オイルの発生圧力の低い低速度域
でのロータリダンパの動作時には、錐穴を通して容易に
オイルが流動を起こすために回動方向に応じた比較的大
きな減衰トルク差が得られる。
高速度域での動作に際しては、錐穴を通るオイルの流動
抵抗が二次曲線的に急上昇して当該錐穴へと分流するオ
イルの流れが殆ど無くなることから、回動方向に応じた
減衰トルク差が充分に得られなくなるという問題点を有
していた。
ータリダンパの動作時において回動方向に応じた比較的
大きな減衰トルク差が得られるとは言え、その反面、錐
穴を流れるオイルの流動抵抗が二乗特性であるがために
減衰トルクが不足気味となってフワフワ感を生じ、車両
としての操縦安定性が損なわれることになる。
分にとるためにはベーンに対して加工長さの長い小径の
錐穴を穿ってやらなければならならず、小径ドリルによ
る深い穴加工が必要となって錐穴加工と精度管理に困難
を来すという問題点をも有していた。
から高速度域の全速度域に亙る動作に際し回動方向に応
じて所定の減衰トルク差を確保すると共に、車両として
の操縦安定性は勿論のこと加工性および加工精度に優れ
た減衰トルク差設定手段を備えたロータリダンパを提供
することである。
明において、相対回動運動を行うベーンによってセパレ
ートブロックを有するケーシングの内部を交互に拡張お
よび収縮を繰り返す作動油室に区画し、かつ、ベーンに
対して交互に拡張および収縮を繰り返す両作動油室を相
互に連通する連通孔を穿つと共に、当該連通孔に小径部
を備えるピン部材を挿通して絞り油路を形成し、当該絞
り油路を一方では抵抗油路を通して常にロータシャフト
の内部に設けた貯油室に連通し、また他方では、絞り油
路と直列に設けたチェックバルブにより当該絞り油路を
減衰トルク差設定用の絞り油路として構成することによ
り達成される。
で、連通孔とピン部材で形作った絞り油路は、従来例に
おける錐穴として構成した絞り油路のように二乗特性の
オイル流れではなく、単なる連通路として働く一次特性
のチョーク作用を行いつつオイルを流す。
速度域でのロータリダンパの回動方向に応じた減衰トル
ク差を所定の値に大きく保ち、車両用ダンパとしての減
衰性能を充分に引き出すことが可能になる。
ダンパの動作時における減衰トルクを高めることができ
ることから、低速度域における減衰トルクが不足気味と
なってフワフワ感を生じ、車両としての操縦安定性が損
なわれることもなくなる。
簡単になることから、当該絞り油路の加工および精度管
理も著しく容易となる。
発明の実施の形態であるシールレスタイプのロータリダ
ンパ1について説明することにする。
るように、外郭部分を形作るハウジング2と、当該ハウ
ジング2の軸線に沿って回動自在に支架したロータ3の
二つの主要部分とで構成されている。
摺動性に優れた耐圧強度をもつ金属材料を用いて円筒状
に形成したケーシング4を有し、当該ケーシング4の内
周面に180度の位相差をもって二つのセパレートブロ
ック5,6(勿論、一つ或いは三つ以上であってもよ
い)を形成している。
鉄系燒結合金等の摺動性に優れた耐圧強度をもつ材料で
作った肉厚のベアリング7,8を宛てがい、これらベア
リング7,8でケーシング4を左右から挟み込みつつロ
ータシャフト9を摺接支持すると共に、それらの上を薄
肉プレス材等で成形したパッキンケース10とエンドキ
ャップ11で覆って構成してある。
の間には、予めスペースの大きいセパレートブロック
5,6の部分を利用して各二本づつの位置決めピン1
2,13を挿通し、これら位置決めピン12,13でケ
ーシング4とベアリング7,8の同芯を確保しつつ回転
方向へのずれをも規制している。
介装して他方のベアリング7との間にケーシング4を挟
み、これらをエンドキャップ11と共にパッキンケース
10の開口端から内部に納め、かつ、パッキンケース1
0の開口端を加締めることによりシール14でベアリン
グ8とパッキンケース10およびエンドキャップ11と
の間を油密状態に保つようにしている。
10とケーシング4およびベアリング7,8との間は接
着剤で固定し、かつ、エンドキャップ11を宛てがった
状態でパッキンケース10の開口端を加締め止めするこ
とにより、回り止めと併せて内部作動圧力により加締部
を押し開こうとする推力をも負担している。
4は、必要とする減衰トルクが低い場合には上記した接
着剤による固着手段だけでもよいが、必要とする減衰ト
ルクが高い場合には、レーザー溶接やプラグ溶接等の溶
着手段により固着してハウジング2を一体化してやれば
よい。
は、ナット体等で構成した外部連結用の取付部材15を
プロジェクション溶接等の手段によって固着し、これら
取付部材15を利用してハウジング2側を外部振動体の
一方即ち車両であれば車体側に対して直接或いはリンク
等を介して結合するようにしてある。
リング7,8によって回動自在に両持ち支持したロータ
シャフト9と、これらベアリング7,8の内壁面に摺接
してロータシャフト9にキー形結合の一種であるセレー
ション16を用いて一体的に結合したベーン体17とか
らなっている。
材料を用いて冷間鍛造等の塑性加工により所定の形状に
成形し、かつ、セレーション16を介してベーン体17
を回転方向に規制して結合してある。
およびベアリング7,8に比べて線膨張係数の大きいア
ルミ材で作ってあり、これらケーシング4およびベアリ
ング7,8と互に共働してロータリダンパ1内における
作動オイルの温度の高低に関係なく両者の間の摺接隙間
をできるだけ一定に保つようにしている。
ケース10の側壁を貫通して外部へと延び、この外部へ
と突出した部分を取付部18として外部振動体の他方即
ち車両であれば車輪側に対し直接或いはリンク等を介し
て結合すると共に、当該ロータシャフト9の突出部分を
パッキンケース10に設けたオイルシール19で油密状
態に保っている。
キャップ11の内部と対向する部分で終わっており、か
つ、ロータシャフト9の内部には、エンドキャップ11
の内部に連通して軸線方向に沿う有底の中空穴20を設
けてある。
ル21を有するフリーピストン22を移動可能に収装
し、このフリーピストン22によって中空穴20の内部
をエンドキャップ11の内部に連通する貯油室23と、
当該貯油室23内のオイル圧力に応じて圧縮および膨張
するガス室24とに区画している。
る中空穴20の内部をフリーピストン22で貯油室23
とガス室24とに区画することにより、当該ロータシャ
フト9の内部をアキュムレータとして構成している。
ータシャフト9へと結合したベーン体17は、ハウジン
グ2側におけるケーシング4のセパレートブロック5,
6と同数で同位相のベーン25,26を外周面に設けて
構成してある。
におけるセパレートブロック5,6の先端面と摺接する
と共に、ベーン25,26の先端面はケーシング4の内
壁面と摺接し、これらセパレートブロック5,6とベー
ン25,26とによってロータリダンパ1の内部をハウ
ジング2とロータ3との相対回動運動に伴って交互に収
縮と拡張を繰り返す作動油室27,28と作動油室2
9,30とに区画している。
の内壁面には僅かな段差を設け、ハウジング2とロータ
3間のスラスト力でベーン25,26がベアリング7,
8へと強く押し付けられることがないように、当該段差
でベーン25,26との間に極微小(図1では誇張して
ある)のクリアランス31,32を設けてある。
7,28と作動油室29,30を相互に連通する連通孔
33,34を穿ち、これら連通孔33,34に図3の部
分拡大図にられるような小径部35,36を備えるピン
部材37,38を挿通して連通孔33,34との間に作
動油室27と28および作動油室29と30を互に連通
する減衰トルク差設定用の絞り油路39,40をそれぞ
れ形成している。
35,36をピン部材37,38に対し最大に偏芯して
形成し、これら小径部35,36によって連通孔33,
34の一方の側壁との間に間隙を残して、回動方向に応
じた減衰トルク差設定用の絞り油路39,40を形成し
てある。
路39,40をピン部材37,38に穿った油孔41,
42から、ピン部材37,38とそれぞれ直列に並べて
ベーン25,26の連通孔33,34に嵌着したチェッ
クバルブ43,44を通して各作動油室27,29へと
連通したのである。
ーン25,26の内部に設けた油路45,46、およ
び、セレーション16の噛合部に設けた油路47,4
8、並びに、ロータシャフト9とベアリング8の軸受面
との間に設けた抵抗油路49を通し、さらに、ここから
エンドキャップ11の内部を通してロータシャフト9の
内部に配設した貯油室23へと連通している。
リング7の軸受面間に対しても同様の油路50を設けて
あるが、この油路50は、収縮する高圧の作動油室から
洩れるオイルでベアリング7とオイルシール19との間
に籠った圧力オイルを拡張する低圧側の作動油室に逃が
すためのものである。
直接およびリンク等の連結機構を通してロータリダンパ
1のハウジング2側における取付部材15とロータ3側
におけるロータシャフト9の取付部18との間に伝えら
れる。
グ2とロータ3は、外部振動体の振動に伴って軸心周り
に相対回動運動を起こし、セパレートブロック5,6と
ベーン25,26との間の作動油室27,29と作動油
室28,30を交互に収縮および拡張させる。
9或いは作動油室28,30内の高圧オイルがベーン2
5,26の先端とケーシング4の内壁面の間の隙間、お
よびベーン25,26の側面とベアリング7,8の内側
面の間の隙間、さらにはベーン体17の外周面とセパレ
ートブロック5,6の先端面の間の隙間を通して拡張す
る側の作動油室28,30或いは作動油室27,29に
押し出され、これら微少の隙間を流れるオイルの流動抵
抗で所定の減衰トルクを発生する。
いは作動油室28,30内の高圧オイルは、ベーン体1
7の側面とベアリング8の内側面の間の隙間からロータ
シャフト9とベアリング7の内周面の間の抵抗油路49
を通してロータシャフト9内の貯油室23に流出しよう
とする。
いは作動油室28,30内の動圧に対しては、ロータシ
ャフト9とベアリング8の間の隙間および抵抗油路49
が絞り効果を発揮して高圧をカットしつつ貯油室23へ
と流入し、それによって、貯油室23が高圧とならない
ことからエンドキャップ11を薄肉プレス材で構成する
ことが可能になる。
ガス室24の圧力によってフリーピストン22が常に貯
油室23側へと付勢されているので、抵抗油路49から
油路47,48および油路45,46並びに油孔41,
42を通り、かつ、絞り油路39,40からまたはチェ
ックバルブ43,44を押し開いて拡張する作動油室2
8,30或いは作動油室27,29へと供給され、これ
ら作動油室28,30或いは作動油室27,29内にキ
ャビテーションが発生するのを防止する。
ロータリダンパ1における減衰トルクの発生は、ベーン
25,26の周囲の各隙間および絞り油路39,40を
オイルが流れるときの発生差圧Δpによるものであっ
て、したがって、減衰トルクの計算に当っては、ロータ
リダンパ1を構成する各部品の寸法に基づくそれぞれの
隙間と絞り油路39,40によって生じる発生差圧を求
めてやればよく、図4にはそれらの油圧回路図を、ま
た、図5と図6に計算モデルをそれぞれ示す。
ダンパ1の各部における隙間での絞りおよび絞り油路3
9,40による絞りは互に並列に配置されており、この
中の絞り油路39,40による絞りが同一回動方向へと
向けて開き動作するチェックバルブ43,44と共同し
てロータリダンパ1の所定の回動方向への発生減衰トル
クに差を与える絞りとなる。
6の周囲の各部隙間であるそれぞれの絞りを通して流れ
るオイル流量Q1,Q21,Q22,Q3,Q4は平行
隙間流れの式を用いて計算でき、また、一方向への回動
に際して収縮する作動油室28,30からそれぞれの絞
り油路39,40を通してチェックバルブ43,44を
押し開きつつ流れるオイル流量Q5は環状隙間流れの式
を適用して計算可能である。
1,Q22,Q3,Q4,Q5は以下に示す
る。
は、ピン部材37,38に対して小径部35,36を同
芯状に形成した場合の式であって、これら小径部35,
36をピン部材37,38に対し偏芯して形成した場合
のオイル流量Q5を求める式は、上式を変更して
5,36を最大に偏芯して設けた場合には、「ε=1」
となってオイル流量Q5を求める式は、
得ることができる。
Q22,Q3,Q4およびQ5の関係は、ベーンの枚数
をnとすると、下記式の
方向に向ってハウジング2とロータ3が相対的に回動す
る場合の減衰トルク発生時には「Q5=0」となる。
ハウジング2とロータ3の相対回動運動に伴うオイルの
排除体積よっても求めることができ、ワンストローク当
りである「θrad」当りの排除体積Dは、
トローク当りの排除堆積Dとの関係は、
は、ロータリダンパ1の形状諸元と入力角速度によって
求めることができる。
いときの差圧Δpを求めて上記した発生減衰トルクTの
式に代入することにより減衰トルクを求めることができ
る。
ン25,26の周囲の各部隙間であるそれぞれの絞りを
通して流れるオイル流量と絞り油路39,40による絞
りを通して流れるオイル流量を求める式から式によ
って分かるように、計算された差圧Δpは入力角速度ω
に対して図7の減衰トルク特性図のように線形となるた
めに、減衰トルクTも入力角速度ωに対して線形のリニ
アな特性となる。
いた従来のロータリダンパにあっては、オリフィス径を
d,オイル密度をρ,流量係数をcとすると、当該オリ
フィスを通して流れるオイル流量Q51は
発生する差圧Δpはオイル流量Q5の二乗に比例する特
性となる。
二乗に比例する特性となり、入力角速度ωが大きくなる
のに連れてベーンの周囲の各部隙間であるそれぞれの絞
りへと分流するオイル流量Q1,Q21,Q22,Q
3,Q4が増加していき、結果として、オリフィスを通
るオイル流量が少なくなることから入力角速度に対する
減衰トルク特性が図8に示すようになり、高速度域での
回動方向に応じた減衰トルクに差が得られないことにな
る。
ば、ベーンに対して交互に拡張および収縮を繰り返す両
作動油室を相互に連通する連通孔を穿ち、当該連通孔に
小径部を備えるピン部材を挿通して減衰トルク差設定用
の絞り油路を形成し、この絞り油路を一方ではチェック
バルブを通して拡張側の作動油室に、また他方では、抵
抗油路を通してロータシャフトの内部に設けた貯油室へ
と連通したことにより、絞り油路によって発生する減衰
トルクは、オリフィスによる二乗特性ではなく発生差圧
に対して一次的に比例するリニアな特性となり、したが
って、ロータリダンパの低速度域から高速度域に亙る回
動方向に応じて一定した大きな減衰トルク差が得られる
ことになって、外部振動に対し一層優れた減衰特性を発
揮しつつ振動吸収を行うことが可能になる。
とした一次比例の減衰トルクを発生させることができる
ことになるので、減衰トルクの不足によるフワフワ感を
除去しつつ車両としての操縦安定性を良好に保つことが
可能になる。
にとるためにベーンに対して加工長さの長い小径の錐穴
を穿つ必要もなく、ベーンに対して連通孔を穿つと共に
当該連通孔に対し小径部をもつピン部材を挿通してやれ
ばよいことことから、回動方向に応じて減衰トルク差を
与えるための絞り油路作成時の精度管理の低減および加
工時間の短縮を図ることも可能になるのである。
に穿った連通孔へと挿通したピン部材の小径部を当該ピ
ン部材に対し偏芯して設けるだけで、ピン部材に対し同
芯状態を保って小径部を設けた場合よりも発生差圧に対
するオイル流量を二倍半とすることができ、小さなスペ
ースの下でより大きな減衰トルク差を与え得ることか
ら、これら減衰トルク差の設定の自由度を容易に広げる
ことが可能になるのである。
ンパの一実施の形態を示すもので、図2のA−A線に沿
って切断した展開縦断正面図である。
面図である。
示す縦断側面図である。
各部品の寸法による隙間を流れるオイル流量を示す油圧
回路図である。
の計算モデルを示す正面図である。
めの計算モデルを示す側面図である。
対する発生減衰トルクの関係を示す減衰トルク特性図で
ある。
する発生減衰トルクの関係を示す減衰トルク特性図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 相対回動運動を行うベーンによってセパ
レートブロックを有するケーシングの内部を交互に拡張
および収縮を繰り返す作動油室に区画し、かつ、ベーン
に対して交互に拡張および収縮を繰り返す両作動油室を
相互に連通する連通孔を穿つと共に、当該連通孔に小径
部を備えるピン部材を挿通して絞り油路を形成し、当該
絞り油路を一方では抵抗油路を通して常にロータシャフ
トの内部に設けた貯油室に連通し、また他方では、絞り
油路と直列に設けたチェックバルブにより当該絞り油路
を減衰トルク差設定用の絞り油路として構成したことを
特徴とするロータリダンパ。 - 【請求項2】 ベーンに穿った連通孔へと挿通したピン
部材の小径部を当該ピン部材に対して偏芯して設けた請
求項1のロータリダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13121998A JP3662109B2 (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | ロータリダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13121998A JP3662109B2 (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | ロータリダンパ |
Publications (2)
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JPH11311285A true JPH11311285A (ja) | 1999-11-09 |
JP3662109B2 JP3662109B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=15052827
Family Applications (1)
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JP13121998A Expired - Fee Related JP3662109B2 (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | ロータリダンパ |
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JP (1) | JP3662109B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6283404B1 (ja) * | 2016-11-24 | 2018-02-21 | 株式会社ソミック石川 | ロータリダンパ |
CN117432782A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-01-23 | 中国核动力研究设计院 | 一种用于超临界二氧化碳发电系统的防护装置 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP13121998A patent/JP3662109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
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JP6283404B1 (ja) * | 2016-11-24 | 2018-02-21 | 株式会社ソミック石川 | ロータリダンパ |
WO2018096774A1 (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 株式会社ソミック石川 | ロータリダンパ |
EP3530979A4 (en) * | 2016-11-24 | 2020-07-29 | Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa | ROTARY SHOCK ABSORBER |
CN117432782A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-01-23 | 中国核动力研究设计院 | 一种用于超临界二氧化碳发电系统的防护装置 |
CN117432782B (zh) * | 2023-12-19 | 2024-03-19 | 中国核动力研究设计院 | 一种用于超临界二氧化碳发电系统的防护装置 |
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