JP3154076B2 - ロータリダンパ - Google Patents

ロータリダンパ

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JP3154076B2 JP07905493A JP7905493A JP3154076B2 JP 3154076 B2 JP3154076 B2 JP 3154076B2 JP 07905493 A JP07905493 A JP 07905493A JP 7905493 A JP7905493 A JP 7905493A JP 3154076 B2 JP3154076 B2 JP 3154076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、揺動運動を減衰する
ベーン部シールレス式高粘度作動油使用のロータリダン
パーに関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリダンパは、内部に2つの隔壁を
対設した円筒状のケーシングにシャフトを回転自在に支
架し、かつ、シャフトにベーンをスプライン結合し、こ
のベーンをケーシングの内面にそれぞれ摺接させること
により、ハウジング内に隔壁とベーンとで区画された複
数の油室を形成している。
【0003】外部からアームを介してシャフトに揺動運
動が伝えられると、これらの油室が拡張或いは収縮を繰
り返し、収縮する側の油室内の作動油がベーンとケーシ
ングの摺接隙間を通して拡張する油室側に流れ、このと
き摺接隙間を流れる作動油の流動抵抗で減衰力を発生
し、シャフトを介して外部の揺動運動を減衰する。
【0004】上記のロータリダンパはシャフトが片持ち
方式のタイプと両持ち方式のタイプのものが開発されて
いる。
【0005】片持ち方式のタイプはケーシングに対して
一側が軸受けを介して支持され、両持ち方式のタイプは
例えば特開昭63−173778号公報又は特開平2−
270616号公報に開示されているようにケーシング
に対して両側が軸受けを介して支持されているものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記片持ち方式のロー
タリダンパはシャフトに結合されたアームが揺動するこ
とによりシャフトにねじり荷重と共に曲げ荷重が負荷さ
れることになり、軸受けを変形させる為、耐久性におい
て不具合がある。
【0007】又ロータリダンパを車両に搭載したときア
ームにねじれが作用しやすく取付性に劣る不具合があ
る。
【0008】他方、両持ち方式のロータリダンパは上記
のような片持ち方式の不具合は解消できる反面、温度補
償用のアキュームレータをシャフト内に設けることがス
ペース的に困難であり、設けたとしても構造が複雑とな
り、全体をコンパクトにするのが難しい不具合がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、軸受けに対する
負荷荷重を低減して耐久性を向上させ、車両への取付性
を向上し、温度補償用のアキュームレータをシャフト内
にコンパクトに設けられ、全体がコンパクトな両持ち方
式タイプのロータリダンパを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の構成はケーシングの内側に複数の隔壁を設
け、ケーシング内中央にはベーンを設けたシャフトが回
転自在に挿入され、前記隔壁とベーンとによって複数の
油室が区画されているロータリダンパにおいて、シャフ
トが分割された同一形状の第1のシャフトと第2のシャ
フトとからなり、第1、第2のシャフトはケーシング内
に回転自在に支持されると共に各内端部がベーンの中央
に突き合わされながら結合され、ベーンの内周と第1、
第2のシャフトの内端部外周との間に軸方向に沿う油路
が形成され、この油路はベーンに設けた通路とチェック
弁を介して前記油室に開閉自在に接続され、更に第1、
第2のシャフト内には伸縮自在なアキュームレータが設
けられ、当該アキュームレータは第1、第2のシャフト
の内端間に形成したオリフィスを介して前記油路に接続
されていることを特徴とするものである。
【0011】アキュームレータはシャフト内の空気室と
この空気室内に移動自在に挿入されたフリーピストンと
で構成するか、又はシャフト内の油室と油室内に区画さ
れた気体室とで構成するのが好ましい。
【0012】又アキュームレータに接続されるオリフィ
スは第1、第2のシャフトの内端間に形成した隙間、又
は第1、第2のシャフトの内端に形成した切欠きで構成
するのが好ましい。
【0013】更に第1、第2のシャフトの内端間に皿ば
ねを介在してもよい。
【0014】
【作用】シャフトが第1、第2のシャフトに分割されて
いる為に、両持ち方式でケーシングに支持でき、又、第
1、第2のシャフトが突き合わされながら配置している
ので、第1、第2のシャフト内にコンパクトにアキュー
ムレータが配設でき、オリフィスは油路からアキューム
レータに対する変動圧力をカットする。
【0015】
【実施例】図1および図2において、ケーシング1は、
シリンダ3と、このシリンダ3の両端開口部を塞ぐサイ
ドプレート4,5とからなり、これらは両サイドプレー
ト4,5を固定ボルト6で結合することによりシリンダ
3を挾んで一体的に結合されている。
【0016】シリンダ1の内周側にはシリンダ1と一体
な相対向する二つのセパレータブロックたる隔壁2a,
2bが配設されている。
【0017】隔壁2a,2bはシリンダ1と独立して結
合されていてもよい。
【0018】二つのサイドプレート4,5間には通しボ
ルト34a,34bが貫通し、この通しボルト34a,
34bは、各隔壁2a,2bを貫通し、この通しボルト
34a,34bを介してシリンダ1と各隔壁2a,2b
が二つのサイドプレート4,5間に挾持されている。
【0019】ケーシング1内には、シリンダ3と同心に
ベーン7を構成するベーン基体8が回転自在に納められ
ており、ベーン基体8には2枚のベーン体9a,9bが
180度の間隔をもって一体に形成されている。
【0020】ケーシング1におけるサイドプレート4,
5の内面側にはリング状の摺動部材10,11が設けら
れており、ベーン基体8の両側面は、サイドプレート
4,5で挾み込まれた状態でこれら摺動部材10,11
と摺接し、またベーン基体8の外周面はシリンダ3側に
おける隔壁2a,2bの先端内周に摺接している。
【0021】一方、ベーン9a,9bはケーシング1に
おけるシリンダ3の隔壁2a,2b間に位置し、これら
隔壁2a,2bとベーン9a,9bとによってケーシン
グ1内に高粘度の作動油で満たされた4つの油室12
a,12bと13a,13bとに区画している。
【0022】この実施例の場合、温度変化に対応して上
記クリアランスによる発生減衰力をほぼ一定に自動調整
できるような減衰力温度補償構造とするために、ケーシ
ング1は熱膨張係数の小さい材料、例えば鉄系の材料で
構成され、かつ、ベーン基体8とベーン9a,9bは熱
膨張係数の大きい材料、例えばアルミ材で構成されてい
るのが好ましい。
【0023】ベーン基体8と共にベーンアッセンブリを
構成するシャフト14は、シリンダ3と同心にケーシン
グ1内へと挿入され、サイドプレート4,5に設けたベ
アリング15,16によって両持ち方式で回転自在に支
持されている。
【0024】シャフト14はケーシング1から両側に延
びる第1のシャフト14aと第2のシャフト14bとで
構成され、第1、第2のシャフト14a,14bの内端
は突き合わされて配置されている。
【0025】一方、シリンダ3内においてベーン基体8
を回動させたために、シャフト14はスプライン17等
でベーン基体8と一体に結合されており、かつ、シャフ
ト14の両端はサイドプレート4,5を貫通して外部へ
と突出し、この突出部分にはアーム等の外部装着機構
(図示せず)へと連結するためのスプライン18が刻ま
れている。
【0026】サイドプレート4,5とシャフト14の間
は、サイドプレート4,5に設けたオイルシール19と
ダストシール20によって作動油の漏洩とダストの侵入
とを阻止しており、また、ケーシング1におけるシリン
ダ3とサイドプレート4,5間も、サイドプレート4,
5に設けたOリング21,22で密封されていて、これ
らオイルシール19とOリング21,22とでケーシン
グ1の各油室12a,12bおよび13a,13b内の
作動油が外部に漏洩するのを防止している。
【0027】シャフト14は同一形状で形成された第1
のシャフト14aと第2のシャフト14bとで構成さ
れ、第1、第2のシャフト14a,14bの内端突き合
わせ部にはオリフィスaを構成する隙間が設けられてい
る。
【0028】第1、第2のシャフト14a,14bの内
端は当接していてもよく、この場合には第1、第2のシ
ャフト14a,14bの内端部に半径方向の切欠きを形
成し、この切欠きでオリフィスを形成してもよい。
【0029】第1、第2のシャフト14a,14b内に
は内端側から軸方向に沿って切り抜いた空気室A,Bを
設けている。
【0030】各空気室A,B内にはOリング40,41
を介してフリーピストン42,43が移動自在に挿入さ
れ、各フリーピストン42,43間の内端には突起が設
けられ、内側に移動したとき各突起が当接するようにな
っている。
【0031】各フリーピストン42,43の内端間には
油室Cが区画され、この油室Cは前記オリフィスaと連
通している。
【0032】前記空気室A,Bとフリーピストン42,
43と油室CとでアキュームレータQを構成している。
【0033】シャフト14は同一形状の第1、第2のシ
ャフト14a,14bとで構成されているから、ケーシ
ング1に対して両持ち方式で支持でき、又、各第1、第
2のシャフト14a,14bの内端から軸方向に沿って
空気室A,Bを形成し、第1、第2のシャフト14a,
14bを突き合わせたとき各空気室A,Bが連通するか
ら、アキュームレータQをシャフト14の内部中央にコ
ンパクトに設けることができ、加工性も向上する。
【0034】アキュームレータQは作動油の温度変化や
外部漏洩によってケーシング1内の油室12a,12b
および13a,13bに封入された作動油に過不足が生
じるのを補償するものである。
【0035】アキュームレータQはオリフィスaを介し
て前記スプライン17側に通じている。
【0036】このスプライン17の部分において、ベー
ン9a,9bの根本に対向する部分を欠歯状態に成形し
て軸方向油路26a,26bを形成しており、この軸方
向通路26a,26bは前記オリフィスaを介してアキ
ュームレータQに連通している。
【0037】また、これら軸方向油路26a,26bに
連通してベーン9a,9bには放射方向通路27a,2
7bが形成され、それぞれの放射方向通路27a,27
bの端部はスチールボール28a,28bによって塞が
れている。
【0038】さらに、放射方向通路27aはベーン9
a,9bを横切って穿った通路29a,29bを介して
ケーシング1内の各油室12a,12bおよび13a,
13bにそれぞれ連通しており、かつ、これら通路29
a,29bの各油室12a,12bおよび13a,13
bに対する開口部分には、油室12a,12bおよび1
3a,13b側に向かって開くリーフバルブからなるチ
ェックバルブ31a,31bがそれぞれ設けられてい
る。
【0039】これにより、アキュームレータQの出入口
は、オリフィスaを通してスプライン17側の軸方向油
路26a,26b、ベーン9a,9bの放射方向通路2
7a、通路29a,29bからチェックバルブ31a,
31bを介してそれぞれケーシング1内の各油室12
a,12bおよび13a,13bに通じることになる。
【0040】次に上記実施例による高粘度作動油用のロ
ータリダンパの作用について説明する。
【0041】車両等に接続される外部装着機構からロー
タリダンパのシャフト14に揺動運動が伝わると、この
シャフト14とスプライン17で結合するベーン基体8
と共にベーン9a,9bがケーシング1内で揺動し、油
室12a,12bと13a,13bが交互に拡縮され
る。
【0042】このとき縮小する側の油室内の作動油がベ
ーン9a,9bとシリンダ3およびベーン基体8と隔壁
2a,2bとの間のクリアランスを通して拡大する油室
側に押し出され、これら微小クリアランスを通る作動油
の流動抵抗で所定の減衰力を発生する。
【0043】ロータリダンパが静止しているときの温度
変化に伴う作動油の膨張・収縮時のように、比較的ゆっ
くりとした油室12a,12bおよび13a,13b内
の油圧の変動に際しては、上昇時には油室12a,12
bおよび13a,13b内の作動油が、ベーン基体8と
摺動部材10,11間の隙間から、軸方向通路26a,
26b、オリフィスaを介してアキュームレータQを構
成する油室Cへと流れ、フリーピストン42,43を空
気室A,Bへ移動させて吸収される。
【0044】また、吸収時にはアキュームレータQ内の
作動油が、オリフィスaとスプライン17側の軸方向通
路26a,26b、ベーン9a,9bの放射方向通路2
7a,27b、通路29a,29bを通してチェックバ
ルア31a,331bを押し開きつつ油室12a,12
bおよび13a,13bに補給され、かくして、これら
油室12a,12bおよび13a,13b内に作動油の
過不足が生じるのを防止する。
【0045】図4、図5は本発明の他の実施例を示す。
【0046】図4は第1、第2のシャフト14a,14
bの内端にオリフィスaたる切欠きa1,a2を形成
し、第1、第2のシャフト14a,14bの内端間に皿
ばね45を介在させた例を示し、図5は一方の第2のシ
ャフト14bのみの内端にオリフィスaたる切欠きa2
を形成し、第1、第2のシャフト14a,14b間に皿
ばね45を介在させた例を示す。
【0047】切欠きa1,a2は上記のようにシャフト
に形成してもよいが、このような切欠きa1,a2を形
成したスペーサを介在させてもよい。
【0048】図4、図5の実施例では第1、第2のシャ
フト14a,14bのスプライン17の長さをベーン基
体8の巾に対して短かく設定してベーン基体8両側のク
リアランスに悪影響を与えないようにし、又、皿ばね4
5でシャフト14に負荷されるスラスト力に抗するよう
にしている。
【0049】図6は本発明の他の実施例を示し、これは
アキュームレータQとして、第1、第2のシャフト14
a,14b内に空気室A,Bと同一形状の油室A1,B
1を形成し、油室A1,B1内にブーツ46等の伸縮可
能な隔壁部材を介して空気、ガス等の気体室C1を設
け、油室A1,B1と気体室C1とでアキュームレータ
Qを構成したものである。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0051】1)シャフトを第1、第2のシャフトに分
割し、各第1、第2のシャフトをケーシングに回転自在
に支持しているから、シャフトが両持ち方式で支持され
ることになり、シャフトに負荷されるねじり荷重と曲げ
荷重が低減され、これによりシャフトを支持する軸受け
の耐久性を向上できる。
【0052】2)同じく、シャフトが両持ち方式の第
1、第2のシャフトで構成されているから、シャフトに
結合される揺動アームの設計の自由度が増し、車両への
取付性が向上する。
【0053】3)同じく、シャフトは同一形状の第1、
第2のシャフトで構成し、各第1、第2を突き合わせな
がら配置している為に、第1、第2のシャフトの内端か
ら軸方向によりアキュームレータを設けることが可能と
なり、これによりアキュームレータをシャフト内にコン
パクトに設けられ、アキュームレータの成形も容易とな
り、全体がコンパクトとなり、加工性も向上する。
【0054】4)オリフィスはベーン動作により動圧が
直接アキュームレータに伝わるのを減衰できる。
【0055】しかもこのオリフィスは、第1、第2シャ
フトの突き合わせ部に設けられているから加工が容易で
あり、あるいはわざわざ加工することなく第1、第2の
シャフトの突き合わせ面の隙間を利用するだけでもよい
から、加工性、経済性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロータリダンパの縦断
正面図である。
【図2】図1のX−Y線拡大断面図である。
【図3】図1のアキュームレータ部の一部拡大断面図で
ある。
【図4】他の実施例に係るアキュームレータ部の一部拡
大断面図である。
【図5】他の実施例に係るアキュームレータ部の一部拡
大断面図である。
【図6】他の実施例に係るアキュームレータ部の一部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2a,2b 隔壁 7 ベーン 12a,12b,13a,13b 油室 14 シャフト 14a 第1のシャフト 14b 第2のシャフト 17 スプライン 26a,26b 油路 27a,27b,29a,29b 通路 31a.31b チェック弁 42,43 フリーピストン 45 皿ばね 46 隔壁部材 A,B 空気室 C 油室 A1,B1 油室 C1 気体室 Q アキュームレータ a オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 充広 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 福山 修 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−129467(JP,A) 特開 平5−60161(JP,A) 実開 平2−63293(JP,U) 実開 平2−94948(JP,U) 実開 平4−62936(JP,U) 実開 昭64−17045(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 9/14 F16F 9/52

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの内側に複数の隔壁を設け、
    ケーシング内中央にはベーンを設けたシャフトが回転自
    在に挿入され、前記隔壁とベーンとによって複数の油室
    が区画されているロータリダンパにおいて、シャフトが
    分割された同一形状の第1のシャフトと第2のシャフト
    とからなり、第1、第2のシャフトはケーシング内に回
    転自在に支持されると共に各内端部がベーンの中央に突
    き合わされながら結合され、ベーンの内周と第1、第2
    のシャフトの内端部外周との間に軸方向に沿う油路が形
    成され、この油路はベーンに設けた通路とチェック弁を
    介して前記油室に開閉自在に接続され、更に第1、第2
    のシャフト内には伸縮自在なアキュームレータが設けら
    れ、当該アキュームレータは第1、第2のシャフトの内
    端間に形成したオリフィスを介して前記油路に接続され
    ていることを特徴とするロータリダンパ。
  2. 【請求項2】 第1、第2のシャフトの各内端部がベー
    ンの内周にスプライン結合され、油路がベーンの通路に
    対応する位置から欠歯しながらスプラインに沿って形成
    されている請求項1記載のロータリダンパ。
  3. 【請求項3】 アキュームレータが第1、第2のシャフ
    トの内端部内側に形成した第1、第2の空気室と、各空
    気室に移動自在に挿入された相対向する一対のフリーピ
    ストンと、各フリーピストン間に区画された油室とで構
    成されている請求項1記載のロータリダンパ。
  4. 【請求項4】 アキュームレータが第1、第2のシャフ
    トの内端部内に設けた油室と、この油室内に伸縮自在な
    隔壁部材で区画された気体室とからなる請求項1記載の
    ロータリダンパ。
  5. 【請求項5】 第1、第2のシャフトの内端間にオリフ
    ィスを区画すると共に皿ばねを介在させている請求項1
    記載のロータリダンパ。
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