JPH1054405A - ロータリアクチュエータ - Google Patents

ロータリアクチュエータ

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JPH1054405A
JPH1054405A JP22599396A JP22599396A JPH1054405A JP H1054405 A JPH1054405 A JP H1054405A JP 22599396 A JP22599396 A JP 22599396A JP 22599396 A JP22599396 A JP 22599396A JP H1054405 A JPH1054405 A JP H1054405A
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shaft
rotary actuator
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hydraulic oil
torsion bar
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洋 松本
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/055Stabiliser bars
    • B60G21/0551Mounting means therefor
    • B60G21/0553Mounting means therefor adjustable
    • B60G21/0555Mounting means therefor adjustable including an actuator inducing vehicle roll
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/20Type of damper
    • B60G2202/22Rotary Damper

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トーションバー式スタビライザーのプリロー
ド制御用油圧ロータリアクチュエータの小型化とシール
性能の安定化とを図る。 【解決手段】 各組同志の作動油室を相互に連通する連
絡油路を、シャフト15に挿入したプラグ30で作った
環状油路34,35と当該シャフト15に穿った油孔3
6,37とで構成し、もともとあるシャフト15の貫通
孔29を利用してこれら連絡油路を作ることでロータリ
アクチュエータ1を小型化する。また、環状油路34,
35の両側壁面にそれぞれ面積差を与えて油圧力により
プラグ30に加わるスラスト力をハウジング2で受け止
め、その反力でシャフト15をハウジング2に押し付け
てシャフト15の位置決めを行うと共に、シャフト15
に対してベーン16a,16bをキー23a,23bに
より軸方向へと相対変位可能に取り付けることによって
シール性能を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
のカーブ走行時において、横加速度により車体に生じた
ロール運動を抑制するトーションバー式スタビライザー
のプリロード制御用油圧ロータリアクチュエータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリアクチュエータ
としては、例えば、平成7年特許出願公開第18668
1号公報にみられるようなものが知られている。
【0003】すなわち、このものは、ハウジングを構成
する円筒部材の両端延長部内にサイドカバーとサイドプ
レートを嵌め、当該サイドカバーを加締め手段によって
円筒部材に固定すると共に、サイドプレートを溶接によ
って同じく円筒部材にそれぞれ固定し、これら円筒部材
とサイドカバーおよびサイドプレートによってハウジン
グを構成している。
【0004】上記ハウジングの内壁面には、サイドカバ
ーとサイドプレートの間に位置してセパレートブロック
が固定して設けてあり、当該セパレートブロックにより
ハウジングの内部を複数に区画してシリンダとしてい
る。
【0005】一方、ロータを構成するシャフトは、サイ
ドカバーとサイドプレートにより両持ち支持してハウジ
ング内に回動自在に配置してあり、かつ、シリンダと対
向するシャフトの外周面に溝を設けてベーンの基端を嵌
着し、これらベーンとシャフトを一体化してロータを構
成している。
【0006】かくして、シリンダ側のセパレートブロッ
クとシャフト側のベーンは、互いに協同してそれぞれに
設けたシール部材とベーンシールによりシリンダの内部
を交互にかつ一つ置きに並ぶ二組の作動油室に区画して
いる。
【0007】そして、上記二組の作動油室は、サイドカ
バーに設けた軸方向油路から半径方向油路を通してサイ
ドカバーの外周面に設けた二つの環状油路に各別に通
じ、これら軸方向油路と半径方向油路および環状油路か
らなる連絡流路を通して二組の作動油室を各組毎にそれ
ぞれ相互に連通している。
【0008】また、サイドプレートには、これら各組に
おける一つの作動油室に通じる作動油の給排ポートが設
けてあり、このようにして、ハウジング側のサイドプレ
ートとロータ側のシャフトの各端部に二分割したトーシ
ョンバーのそれぞれの基端側を相互結合機構であるセレ
ーションまたはスプラインで結合している。
【0009】これにより、各組における一つの作動油室
に給排ポートを通して作動油を供給してやることによ
り、当該作動油がサイドカバーにおける連絡流路を通し
てその組の全ての作動油室の流入し、また、他方の組の
作動油室内にある作動油が他方の連絡流路から給排ポー
トをもつ作動油室を通して排出される。
【0010】その結果、ロータリアクチュエータは、二
つの給排ポートへの作動油の給排操作を切り換えてやる
ことにより正逆両方向に向って選択的に回動し、トーシ
ョンバーに所定の方向の捩り剛性力を付加してスタビラ
イザーのプリロードを可変制御することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
例にあっては、二組の作動油室を各組毎に相互に連通す
るのに、ハウジングの一端延長部内に嵌着したサイドカ
バーに軸方向油路と半径方向油路および環状油路からな
る連絡流路を設けることによってそれを行っている。
【0012】そのために、ロータリアクチュエータのト
ルク発生には直接関与しないサイドカバーの部分に連絡
流路を独立させるためのシールを設けるスペースが必要
となり、当該サイドカバーの厚みの増大に伴ってロータ
リアクチュエータとしての軸方向の形態が大型化するこ
とになる。
【0013】それに加えて、連絡流路の構成に複雑な加
工が必要となって製作費の高騰を招くばかりか、流路長
の長大化により作動油の流動抵抗が大きくなって二組の
作動油室間の圧力差が低減し、発生トルクが低下してロ
ータリアクチュエータとしての性能に悪影響を及ぼすと
いう問題点をも有する。
【0014】また、従来例では、ロータ側のシャフトを
軸線方向に対しサイドカバーとサイドプレートとの間に
軸方向シールを挟んでハウジングにより位置決めしてい
るだけであるために、シャフトがスラスト力を受けると
比較的その方向に容易に移動して反対側の軸方向シール
の締め代が減少し、当該部分に作動油の洩れが生じてロ
ータリアクチュエータの性能低下をもたらす。
【0015】さらに、ロータリアクチュエータの作動時
には、トーションバーの捩り剛性力でロータ側のシャフ
トに捩り反力が加わるにも拘らずが、当該従来例では、
二分割した一方のトーションバーの基端側をシャフトの
端部に対して結合するようにしている。
【0016】そのために、シャフトの受ける捩り応力が
大きくなってその分シャフトを大径化しなければなら
ず、これによっても、ロータリアクチュエータの形態が
外径方向へと大型化することになる。
【0017】しかも、そればかりでなく、ロータを構成
する際にベーンをシャフト側の溝に嵌めることで両者を
一体結合するという構成をとっているために、上記シャ
フトの移動に伴いベーンも共に同方向へと移動してサイ
ドカバー或いはサイドプレートに対するベーンシールの
一方の締め代が減少し、当該部分からも作動油が洩れて
ロータリアクチュエータとしての性能が低下するという
問題もあった。
【0018】さらにまた、二分割したトーションバーの
各基端側をハウジング側のサイドプレートとロータ側の
シャフトに結合する際に、ロータリアクチュエータの作
動位置に合わせて両トーションバーを同じ状態で結合し
てやる必要がある。
【0019】それにも拘らず、従来例にあっては、それ
らの結合手段に何等の規制機構をも有していないために
位置決め作業に手数を要し、組付に多大の時間と手数が
掛るという不都合をも有していた。
【0020】したがって、この発明の目的は、この種の
トーションバー式スタビライザーのプリロード制御用油
圧ロータリアクチュエータの小型化と、シール性能の安
定化および組付の容易化とを図ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記した目的の小型化
は、この種の油圧可変型スタビライザー用のロータリア
クチュエータにおいて、外周面に二つの環状溝を有する
プラグをロータのシャフト内に挿入して配置し、これら
環状溝とシャフトの内壁面とで二つの環状油路を画成す
ると共に、当該環状油路をシャフトに対し軸方向へとず
らして穿った油孔によりハウジングにおけるシリンダ内
の各作動油室に交互にかつ一つ置きに連通し、これら環
状油路と油孔を通してシリンダ内の各組同志の作動油室
を相互に連通することによって達成される。
【0022】すなわち、上記のように構成することによ
って、シリンダ内の各組同志の作動油室を相互に連通す
る連絡油路を当該シリンダの一端を塞ぐサイドカバーに
設けてやることなく、もともとあるロータ側のシャフト
の中空部を利用して設けることができる。
【0023】その結果、耐圧強度のみに基いてサイドカ
バーの厚みを決定することができるので当該サイドカバ
ーの厚みを必要最小限にとることができ、それによっ
て、軸方向に対するロータリアクチュエータの形態を小
型化することが可能になる。
【0024】しかも、プラグの外周面に画成した環状油
路とシャフトに穿った半径方向の油孔のみで、軸方向油
路を用いることなくシリンダ内の各組同志の作動油室を
相互に連通する連絡流路を構成することができる。
【0025】そのために、連絡流路の加工を簡素化して
加工費の低減を図ることができるばかりか、軸方向油路
の廃止により連絡流路の流路長をも短くして作動油の流
動抵抗を低減し、二組の作動油室間の圧力差を大きくし
て発生トルクを増大し、ロータリアクチュエータとして
の性能をも向上させることができる。
【0026】また、上記と併せて、プラグの外周面に画
成した二つの環状油路の両側壁面にそれぞれ面積差を与
えて油圧力によりプラグとシャフトに反対向きのスラス
ト力を付与し、当該プラグ側のスラスト力をハウジング
で受け止めつつシャフトをハウジングへと押し付けてシ
リンダに対するシャフトの位置決めを行うようにしてや
る。
【0027】このようにすることで、上記したロータリ
アクチュエータの形態のコンパクト化は勿論のこと、ス
ラスト力を受けた場合のシャフトの軸方向への動きをも
防いでハウジングとロータ間の軸方向シールの締め代の
低減を少なく抑え、当該部分からの作動油の洩れを阻止
してロータリアクチュエータの性能低下を防止すること
もできる。
【0028】さらに、上記した小型化は、ロータとトー
ションバーの結合部分を当該ロータにおけるシャフトの
大径部である作動油室の範囲内に配置することによって
も達成される。
【0029】何となれば、ロータリアクチュエータの作
動時にトーションバーの捩り剛性力でシャフトに捩り反
力が作用するが、この捩り反力を受けるシャフトの支持
部分が駆動部分である作動油室と対向する部分にあるの
で当該シャフトの受ける捩り応力は小さくなり、したが
って、その分シャフトの大径部を細くすると共にシリン
ダ径をも小さくして、ロータリアクチュエータの外径方
向の形態の小型化を図ることができるからである。
【0030】さらにまた、シール性能の安定は、ロータ
側のシャフトに対してベーンをキー結合により軸方向へ
と相対変位可能に取り付けることによってより一層好ま
しい形で達成される。
【0031】すなわち、このようにすれば、シャフトが
スラスト力を受けて軸方向に動くことがあったとして
も、それに伴ってベーンは動くことなく作動油室内で正
規のセンタリング位置を保持する。
【0032】したがって、サイドカバーとサイドプレー
トに対するベーンシールの締め代に影響を与えることが
ないばかりでなく、局部的なフリクションの増大や作動
油洩れをも阻止してロータリアクチュエータの性能低下
を防止することになる。
【0033】また、もう一つの目的である組付の容易化
に対しては、ハウジングとロータに対するトーションバ
ーの相互結合機構であるセレーションまたはスプライン
の一部を欠歯して構成してやる。
【0034】このようにすれば、ハウジングとロータに
対して二分割したトーションバーの基端側を結合する際
に、それぞれの欠歯部分を合わせてトーションバーの基
端側を挿入しないと差し込むことができない。
【0035】このことから、予め、これらの欠歯部分を
所定の相対位置関係で構成しておくことにより、ロータ
リアクチュエータのトーションバーへの組付時における
位置合わせが簡単となって車両への組み付けが容易化さ
れる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基いてこの発明
の好ましい実施の形態を説明する。
【0037】図1は、ロータリアクチュエータ1を縦断
して示す正面図であって、当該ロータリアクチュエータ
1は、ハウジング2とその内部に回動自在に配置したロ
ータ3とで構成されている。
【0038】ハウジング2は、円筒部材からなるケーシ
ング4の両端にサイドカバー5とサイドプレート6を嵌
着して作られており、これらサイドカバー5とサイドプ
レート6との間のケーシング4の内部をシリンダ7とし
て形成している。
【0039】この場合、サイドカバー5は、外周面に介
装したシール8で密封状態を保ちつつケーシング4の一
端に嵌め、かつ、ケーシング4の内壁に形成した段部9
と当該ケーシング4にねじ込んだリングナット10とで
挟んで固定してある。
【0040】それに対して、サイドプレート6は、脚部
6aをケーシング4の他端に差し込んで嵌着すると共
に、この状態でケーシング4とサイドプレート6の接合
部分に溶接11を施すことで同じく密封状態を保って取
り付けてある。
【0041】上記ケーシング4におけるシリンダ7の内
壁面には、サイドカバー5とサイドプレート6の間に亙
って軸方向に沿い二個のセパレートブロック12a,1
2bが配設してある。
【0042】これらセパレートブロック12a,12b
は、サイドカバー5とサイドプレート6との間に介装し
たピン13でハウジング2に対し180度の間隔を保っ
て固定してある。
【0043】また、セパレートブロック12a,12b
には、それぞれの外周面を取り巻いてシール部材14
a,14bが配設してあり、当該シール部材14a,1
4bでシリンダ7とサイドカバー5およびサイドプレー
ト6のそれぞれの内壁面に対する当接面を油密状態に保
っている。
【0044】一方、ロータ3は、管状部材からなるシャ
フト15と、図2の横断平面図で示したように、当該シ
ャフト15の外周面に180度の間隔を保って配置した
二枚のベーン16a,16bとで作られている。
【0045】シャフト15は、ハウジング2内に位置し
てサイドカバー5とサイドプレート6に嵌着したベアリ
ング17で回動自在に両持ち支持してあり、かつ、この
状態で、ハウジング2側のシリンダ7と対向する部分が
大径部15aとして構成されている。
【0046】これらベアリング17の内方側に連設して
大径部15aの側面とサイドカバー5およびサイドプレ
ート6との間には、当該大径部15aと同じ外径をもつ
バックアッププレート18と、断面直角三角形状のリン
グシール19aとバックアップリング19bを断面が四
角形状になるように組み合わせたシール部材19が両者
の間にばね要素20を挟んで配設してある。
【0047】なお、当該実施の形態にあっては、後記す
るように、シャフト15に働くスラスト力を受け止める
ために、サイドカバー5側におけるシャフト15の外径
を二段構成とし、当該二段構成によって作った段部21
をサイドカバー5の鍔部5aとの間に低摩擦材料で作っ
たブッシュ22を挟んで当接している。
【0048】シャフト15側に配置される二枚のベーン
16a,16bは、サイドカバー5とサイドプレート6
との間に亙る大径部15aの外周面にキー23a,23
bにより180度の間隔を保って軸方向へと相対変位可
能に取り付けてある。
【0049】これにより、シャフト15とベーン16
a,16bは、回動方向に対してキー23a,23bに
より一体となって動くと共に、シャフト15にスラスト
力が加わったとしても当該スラスト力がベーン16a,
16bに伝達されるのを阻止している。
【0050】そして、これらベーン16a,16bの外
周面にも前記したセパレートブロック12a,12bと
同様に、それらを取り巻いてベーンシール24a,24
bが配設してあり、これらベーンシール24a,24b
でシリンダ7とサイドカバー5およびサイドプレート6
のそれぞれの内壁面に対する当接面を油密状態に保って
いる。
【0051】また、セパレートブロック12a,12b
とベーン16a,16bの各先端面は、シール部材14
a,14bとベーンシール24a,24bを介してシャ
フト15の大径部15aの外周面とシリンダ7の内壁面
とにそれぞれ摺接し、これらの摺接面をも油密状態に保
っている。
【0052】このようにして、図3の縦断側面図にみら
れるように、シリンダ7の内部をセパレートブロック1
2a,12bとベーン16a,16bとで対角位置にあ
る作動油室25a,25bと作動油室26a,26bの
二組の作動油室に区画している。
【0053】上記二組の作動油室における作動油室25
aと26aは、サイドプレート6に設けた給排ポート2
7,28(図2と図3参照)によって外部に通じてお
り、これら給排ポート27,28を通して作動油の給排
を行うようにしてある。
【0054】図1および図2に戻って、上記作動油室2
5a,26aと併せてそれぞれの組の作動油室25b,
26bにも作動油の給排を行うために、ロータ3のシャ
フト15に設けた貫通孔29の内部にプラグ30を挿入
して配置してある。
【0055】プラグ30は、外周面に三個のシール3
1,32,33を設けて貫通孔29の内壁面に接し、当
該貫通孔29の内壁面とこれら三個のシール31,3
2,33の間に並べて設けた環状溝とで二つの環状油路
34,35を油密状態に保って形成している。
【0056】上記環状油路34,35は、シャフト15
の大径部15aに軸方向へとずらして穿った半径方向の
油孔36,37(図3参照)で作動油室25a,25b
と作動油室26a,26bにそれぞれ通じ、シリンダ7
内における各組同志の作動油室25aと25bおよび作
動油室26aと26bを相互に連通している。
【0057】また、プラグ30には、シール31,3
2,33の部分を順次に大径化して段差を与え、これに
合わせて、シャフト15の貫通孔29の該当部分をも段
状に形成して、各環状油路34,35の両側壁面にそれ
ぞれ面積差を与えている。
【0058】これらの面積差によってプラグ30は、環
状油路34または35内の油圧力でサイドプレート6側
に向うスラスト力を受け、このスラスト力を、プラグ3
0から軸方向に延びるピン38を通してサイドプレート
6に嵌着したキャップ39で受け止めている。
【0059】その結果、シャフト15には、プラグ30
に加わるスラスト力の反力としてサイドカバー5側に向
う反対方向のスラスト力が作用し、当該スラスト力によ
ってシャフト15の段部21をサイドカバー5に設けた
低摩擦のブッシュ22へと押し付けている。
【0060】かくして、ハウジング2とロータ3は、段
部21とブッシュ22で軸方向への相対移動を規制しつ
つ両者の位置決めを行いながらベアリング17を通して
相対回動運動可能に組み合わされる。
【0061】しかも、この状態において、シール部材1
9のリングシール19aは、ばね要素20によってバッ
クアップリング19bとの接合斜面に働く楔効果で常に
サイドカバー5の内壁面とシャフト15の外周面へと一
定の荷重で押し付けられ、当該部分における密封性を良
好に保つ。
【0062】また、そればかりでなく、仮令シャフト1
5が軸方向に移動したとしても、上記ばね要素20によ
るシール部材19の楔効果でリングシール19aの密封
性を安定して確保する。
【0063】さらに、シャフト15の大径部15aにキ
ー23a,23bを介してそれぞれのベーン16a,1
6bを軸方向へと相対変位可能に取り付けたことによ
り、これらベーン16a,16bは、シャフト15の軸
方向への移動に関係なくベーンシール24a,24bの
密封性をも常に安定して確保する。
【0064】一方、これらハウジング2とロータ3に
は、スタビライザーを構成する二分割したトーションバ
ー40a,40bの各基端側をそれぞれ結合するための
相互結合機構41a,41bが設けてある。
【0065】これら結合機構41a,41bは、セレー
ションまたはスプラインで構成されており、かつ、ハウ
ジング2側の結合機構41aは、サイドプレート6を穿
って形成してある。
【0066】それに対して、ロータ3側の結合機構41
bは、トーションバー40bの捩り反力で生じるシャフ
ト15の捩り応力が小さくなる作動油室25a,25b
および26a,26bの範囲内に位置して当該シャフト
15における貫通孔29の内壁面の部分に形成してあ
る。
【0067】しかも、これら結合機構41a,41bお
よびトーションバー40a,40bにおけるセレーショ
ンまたはスプラインの一部を、図4および図5に示すよ
うにそれぞれ一部を欠歯して構成している。
【0068】このようにすることで、ハウジング2とロ
ータ3に対し二分割したトーションバー40a,40b
の基端側を結合する際に、それぞれの欠歯部分を合わせ
てこれらトーションバー40a,40bの基端側を挿入
しないと差し込むことができないことになる。
【0069】したがって、予め、ハウジング2とロータ
3の結合機構41a,41bとトーションバー40a,
40bのセレーションまたはスプラインの部分にこれら
欠歯部分を所定の相対位置関係で構成しておくことによ
り、ロータリアクチュエータ1のトーションバー40
a,40bへの組付時における位置合わせが簡単となっ
て車両への組み付けが容易化される。
【0070】次に、以上のように構成したロータリアク
チュエータ1の作動について説明することにする。
【0071】例えば、車両が直進走行しているときのよ
うに車体に横加速度が作用しないときには、ロータリア
クチュエータ1の給排ポート27,28を共にブロック
しておく。
【0072】この給排ポート27,28のブロックによ
ってロータリアクチュエータ1内にある作動油が密封さ
れ、ハウジング2とロータ3の相対回動運動が阻止され
ることから、二分割したスタビライザーのトーションバ
ー40a,40bは、ロータリアクチュエータ1を通し
て一体的に結合された状態を保つ。
【0073】その結果、トーションバー40a,40b
は、車体の上下振動によって捩られることなく、互いに
一体となって通常のスタビライザーとしての作用を行う
ことになる。
【0074】それに対して、例えば車両が急なカーブを
切り、そのときに生じた横加速度で車体が外側へと大き
く傾こうとした場合には、ロータリアクチュエータ1に
おける給排ポート27,28を開き、傾きの方向に合わ
せて給排ポート27,28の一方から圧力作動油を送り
込んでやる。
【0075】ここで、今、車体の傾きの方向に合わせて
給排ポート27から圧力作動油を送り込んでやったとす
ると、この圧力作動油は、作動油室25aを通してここ
から油孔36と環状油路34により作動油室25aと組
の作動油室25bにも流入する。
【0076】これにより、一方の組の作動油室25a,
25bは、共に容積を拡張しつつセパレートブロック1
2aとベーン16aおよびセパレートブロック12bと
ベーン16bをそれぞれ遠ざける方向に向って押す。
【0077】また、これに伴って、他方の組の作動油室
26a,26bの容積は収縮し、作動油室26b内の作
動油を油孔37と環状油路35を通して作動油室26a
に押し出し、ここで作動油室26a内の作動油と一緒に
なって給排ポート28から排出される。
【0078】その結果、図3において、ハウジング2が
反時計回りにまたロータ3が時計回りへと相対回動運動
を起してトーションバー40a,40bを捩り、所望の
方向にスタビライザーの剛性力を高めて車両の傾きを抑
える。
【0079】それに対して、車両が逆の方向にカーブを
切り、そのときに生じた横加速度で車体が反対方向に大
きく傾こうとした場合には、今度は、給排ポート28か
ら圧力作動油を送り込んでやる。
【0080】すると、給排ポート28からの圧力作動油
は、作動油室26aを通してここから油孔37と環状油
路35により作動油室26aと組の作動油室26bに流
入する。
【0081】その結果、先の場合とは反対に、作動油室
26a,26bが共に容積を拡張してセパレートブロッ
ク12aとベーン16bおよびセパレートブロック12
bとベーン16aをそれぞれ遠ざける方向に向って押
す。
【0082】また、これに伴い、他方の組の作動油室2
5a,25bの容積が収縮して、作動油室25b内の作
動油を油孔36と環状油路34を通して作動油室25a
に押し出し、ここで作動油室25a内の作動油と一緒に
なって給排ポート27から排出される。
【0083】これにより、今度は、図3においてハウジ
ング2が時計回りにまたロータ3が反時計回りへと相対
回動運動を起し、トーションバー40a,40bを逆の
方向に捩って、先の場合とは逆の方向にスタビライザー
の剛性力を高めて車両の傾きを抑えることになる。
【0084】しかも、これら何れの場合にあっても、ロ
ータ3側に結合したトーションバー40bの捩り反力
が、結合部分であるシャフト15の結合機構41bを通
して駆動部分の作動油室25a,25bまたは26a,
26bと対応するシャフト15の大径部15aに加わ
る。
【0085】そのために、シャフト15の捩り応力が小
さくなってその分大径部15aを細く構成でき、ロータ
リアクチュエータ1としての外径方向の形態を縮めて小
型にすることができる。
【0086】なお、高速でカーブを走行するときとかカ
ーブが特にきつい場合には、車体に生じる横加速度が著
しく大きくなるのでロータリアクチュエータ1を作動限
界まで急速に動作させる必要が生じる。
【0087】このとき、ハウジング2側のセパレートブ
ロック12a,12bとロータ3側のベーン16a,1
6bが激しくぶつかって衝撃を発生したり、或いはロー
タリアクチュエータ1の耐久性を低下させてしまう恐れ
が生じる。
【0088】これら点が危惧される場合には、図3にお
ける給排ポート27,28の位置をセパレートブロック
12aからもっと離して、作動限界のより手前で給排ポ
ート27,28をベーン16aまたは16bで塞ぎ、戻
り側の作動油をブロックしてオイルロックを働かせるな
り、或いは、セパレートブロック12a,12bの両側
作用面にバンプラバー42a,42bを設けてやるよう
にすればよい。
【0089】しかも、これらバンプラバー42a,42
bを設ける際に、図3のようにバンプラバー42a,4
2bの基端側の装着部を梯形状に形成し、当該梯形状の
装着部をシリンダ7とセパレートブロック12a,12
bで挟み込んでやることにより、特に抜け止めを施すこ
となく所定の部分にバンプラバー42a,42bを設け
ることができる。
【0090】また、当該実施の形態にあっては、バンプ
ラバー42a,42bをセパレートブロック12a,1
2bの両側作用面に設けるようにしたが、これに代えて
ベーン16a,16bの両側作用面に同様にして設ける
ようにしもよいことは勿論である。
【0091】さらに、上記した実施の形態では、二つの
セパレートブロック12a,12bとベーン16a,1
6bとで二つづつ一組の作動油室25a,25bと作動
油室26a,26bに分けたロータリアクチュエータ1
について述べてきた。
【0092】しかし、これらセパレートブロックとベー
ンの数を変えて一組の作動油室数を三つ以上にしたロー
タリアクチュエータに対しても、それに合わせて、ロー
タ3側のシャフト15の油孔36,37の数を殖やすこ
とによりそのまま適用し得ることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、外周面に二つの環状溝を有するプラグをロータのシ
ャフト内に挿入して配置し、これら環状溝とシャフトの
内壁面とで二つの環状油路を画成すると共に、当該環状
油路をシャフトに対し軸方向へとずらして穿った油孔に
よりハウジングにおけるシリンダ内の各作動油室に交互
にかつ一つ置きに連通し、これら環状油路と油孔を通し
てシリンダ内の各組同志の作動油室を相互に連通するよ
うにしたので、ハウジングを作動油圧力による耐圧強度
のみに基いて構成することができる。
【0094】このように、ロータリアクチュエータの外
郭部分を形作るハウジングを作動油圧力による耐圧強度
のみに基いて必要最小限に構成し得ることから、ロータ
リアクチュエータの形態を軸方向に短くして小型化する
ことができる。
【0095】しかも、プラグの外周面に画成した環状油
路とシャフトに穿った半径方向の油孔のみで、シリンダ
内の各組同志の作動油室を相互に連通する連絡流路を構
成することができるので、これら連絡流路の加工を簡素
化して加工費の低減を図ることができるばかりでなく、
当該連絡流路の流路長を短くして作動油の流動抵抗を低
減し、二組の作動油室間の圧力差を大きく保って発生ト
ルクを増大しつつロータリアクチュエータとしての性能
をも向上させることができる。
【0096】請求項2の発明によれば、プラグの外周面
に画成した二つの環状油路の両側壁面にそれぞれ面積差
を与えて油圧力によりプラグとシャフトに反対向きのス
ラスト力を付与し、当該プラグ側のスラスト力をハウジ
ングで受け止めつつシャフトをハウジングへと押し付け
てシリンダに対するシャフトの位置決めを行うようにし
たことにより、上記の効果に加えて、スラスト力を受け
た場合のシャフトの軸方向への動きを防いでハウジング
とロータ間の軸方向シールの締め代の低減を少なく抑
え、当該部分からの作動油の洩れを阻止してロータリア
クチュエータの性能低下をも防止することができる。
【0097】また、請求項3の発明のように、ロータと
トーションバーの結合部分をロータにおけるシャフトの
大径部である作動油室の範囲内に位置して配置してやる
ことにより、トーションバーの捩り反力で生じるシャフ
トの捩り応力を小さく保ってその分シャフトの大径部を
細くすると共にシリンダ径をも小さくし、ロータリアク
チュエータの外径方向の形態をその分細くして小型化を
図ることができる。
【0098】さらに、請求項4の発明によれば、ロータ
側のシャフトに対してベーンをキー結合により軸方向へ
と相対変位可能に取り付けたことにより、仮令、シャフ
トがスラスト力を受けて軸方向に動いたとしても、それ
に伴ってベーンは動くとなく作動油室内で正規のセンタ
リング位置を保持する。
【0099】これにより、サイドカバーとサイドプレー
トに対するベーンシールの締め代に影響を与えることが
なく、かつ、局部的なフリクションの増大や作動油洩れ
をも阻止してロータリアクチュエータとしての性能低下
を防止することができる。
【0100】さらにまた、請求項5の発明によれば、ハ
ウジングとロータに対するトーションバーの相互結合機
構であるセレーションまたはスプラインの一部を欠歯し
て構成したので、ハウジングとロータに対して二分割し
たトーションバーの基端側を結合する際に、それぞれの
欠歯部分を合わせてトーションバーの基端側を挿入しな
いと差し込むことができない。
【0101】したがって、予め、これらの欠歯部分をハ
ウジングおよびロータと二分割したトーションバーの各
セレーションまたはスプラインの部分に所定の相対位置
関係で構成しておくだけで、ロータリアクチュエータの
トーションバーへの組付時における位置合わせが容易と
なり、車両への組付作業が簡単になって手数を掛けるこ
となく短時間で組み付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による油圧可変型スタビライザー用の
ロータリアクチュエータを示す縦断正面図である。
【図2】同じく、上記ロータリアクチュエータの横断平
面図である。
【図3】同上、図1におけるA−A線からの縦断側面図
である。
【図4】ロータリアクチュエータ側の結合機構であるセ
レーション穴を拡大して示す断面図である。
【図5】上記セレーション穴に結合するトーションバー
側のセレーション軸を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 ロータリアクチュエータ 2 ハウジング 3 ロータ 4 ケーシング 5 サイドカバー 5a サイドカバーの鍔部 6 サイドプレート 7 シリンダ 12a,12b セパレートブロック 13 セパレートブロック固定用のピン 14a,14b セパレートブロックのシール部材 15 シャフト 15a シャフトの大径部 16a,16b ベーン 17 ベアリング 18 バックアッププレート 19 シール部材 20 ばね要素 21 シャフトの段部 22 スラストブッシュ 23a,23b ベーン固定用のキー 24a,24b ベーンのシール部材 25a,25b 一方の組の作動油室 26a,26b 他方の組の作動油室 27 一方の組の作動油室の一つに通じる給排ポート 28 他方の組の作動油室の一つに通じる給排ポート 30 プラグ 31,32,33 プラグに設けたシール 34,35 プラグの外周に画成した環状油路 36,37 各環状油路を通して同じ組同志の作動油室
を連通する油孔 38 プラグに設けたピン 39 ピンを介してプラグのスラスト力を受け止めるキ
ャップ 40a,40b スタビライザー用の二分割したトーシ
ョンバー 41a,41b セレーションまたはスプラインからな
る結合機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二分割したトーションバーの基端側をハ
    ウジングとロータに結合し、油圧力によってトーション
    バーのプリロードを制御する油圧可変型スタビライザー
    用のロータリアクチュエータにおいて、外周面に二つの
    環状溝を有するプラグをロータのシャフト内に挿入して
    配置し、これら環状溝とシャフトの内壁面とで二つの環
    状油路を画成すると共に、当該環状油路をシャフトに対
    し軸方向へとずらして穿った油孔によりハウジングにお
    けるシリンダ内の各作動油室に交互にかつ一つ置きに連
    通し、これら環状油路と油孔を通してシリンダ内の各組
    同志の作動油室を相互に連通したことを特徴とするロー
    タリアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 プラグの外周面に画成した二つの環状油
    路の両側壁面にそれぞれ面積差を与えて油圧力によりプ
    ラグとシャフトに反対向きのスラスト力を付与し、当該
    プラグ側のスラスト力をハウジングで受け止めつつシャ
    フトをハウジングへと押し付けてシリンダに対するシャ
    フトの位置決めを行うようにした請求項1のロータリア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】 二分割したトーションバーの基端側をハ
    ウジングとロータに結合し、油圧力によってトーション
    バーのプリロードを制御する油圧可変型スタビライザー
    用のロータリアクチュエータにおいて、ロータとトーシ
    ョンバーの結合部分を当該ロータにおけるシャフトの大
    径部である作動油室の範囲内に配置したことを特徴とす
    るロータリアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 二分割したトーションバーの基端側をハ
    ウジングとロータに結合し、油圧力によってトーション
    バーのプリロードを制御する油圧可変型スタビライザー
    用のロータリアクチュエータにおいて、ロータ側のシャ
    フトに対してベーンをキー結合により軸方向へと相対変
    位可能に取り付けたことを特徴とするロータリアクチュ
    エータ。
  5. 【請求項5】 二分割したトーションバーの基端側をハ
    ウジングとロータに結合し、油圧力によってトーション
    バーのプリロードを制御する油圧可変型スタビライザー
    用のロータリアクチュエータにおいて、ハウジングとロ
    ータに対するトーションバーの相互結合機構であるセレ
    ーションまたはスプラインの一部を欠歯して構成したこ
    とを特徴とするロータリアクチュエータ。
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