JPH11310012A - 高安定な薄板、そのような薄板を備えた加硫型、切り込みがそのような薄板によってつくられる踏面を有する自動車タイヤ - Google Patents

高安定な薄板、そのような薄板を備えた加硫型、切り込みがそのような薄板によってつくられる踏面を有する自動車タイヤ

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JPH11310012A
JPH11310012A JP11078455A JP7845599A JPH11310012A JP H11310012 A JPH11310012 A JP H11310012A JP 11078455 A JP11078455 A JP 11078455A JP 7845599 A JP7845599 A JP 7845599A JP H11310012 A JPH11310012 A JP H11310012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、自動車タイヤの踏
面に切り込みを形成するために加硫型に付設される薄板
を提供することである。 【解決手段】 自動車タイヤ3の製造のための加硫
型2中に挿入するための薄板1であって、a)隆起4と
窪み5とを有し、その高さ/深さ(Zt)は、頂点Gの
高さ(Zg)とクレータKの深さ(Zk)との間−好ま
しくは中間に位置し、h)その際これらのピッチ線T
は、2つの群に配設されており、その際ピッチ線Tは各
群の内方に互いに平行に経過しかつ相異なる群のピッチ
線Tと交叉する、前記薄板1において、i)これらのピ
ッチ線Tは2つのみならず3つの群に配列されており、
j)その際相異なる群のピッチ線Tは、略60°の角度
で交叉し、k)そして格子は−略等辺の−三角形から形
成されることを特徴とする、前記薄板1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1又は2の
上位概念による薄板1、請求項13によれば、請求項1
又は2の上位概念による薄板1を有する加硫型2、請求
項14によれば、請求項1及び2の上位概念による薄板
1によって成形される切り込み10を備えた自動車タイ
ヤに関する。
【0002】本発明による薄板は、それ自体公知の方法
で加硫型2に使用することが想定され、その際自動車タ
イヤ3の製造のためのこの加硫型2が特定される。本発
明による薄板は、その形状が−最小の、均等な収縮を度
外視して−薄板形状に対してネガチブである切り込みを
この踏面に形成するために、製造されるべきタイヤの型
取りされるべき踏面の範囲に配設されている。
【0003】本発明の最大の経済的価値が新たな形状の
切り込みを備えた本発明によるタイヤにあるとしても、
本願において先ず本発明による薄板が権利請求されかつ
記載される、そのわけは、薄板に基づいて本発明による
複雑な空間的形状は、タイヤ踏面における切り込みより
も図示が容易だからである。
【0004】薄板による切り込みの圧刻の際に踏面のゴ
ム混合物は尚塑性的でありかつ加硫温度からタイヤ運転
温度への冷却の際にゴムの収縮は僅かでありかつ全部で
3つの空間方向で殆ど均等であり、切り込みの形状は、
実質上、殆ど正確に、この切り込みの形状を有する薄板
の形状と一致する。切り込みと切り込みを形成する薄板
とは、互いにポジチブとネガチブの関係を有し(最小の
収縮を度外視して)、その縁は逆合同であり、即ち同一
の注視方向に対して予備湾曲を備えた薄板の各本体縁に
は、同様に経過するネガチブの縁が相応する。即ち薄板
型の開示によってタイヤの切り込みの形状が描かれる。
【0005】
【従来の技術】そのようにぬかんだ地中での把持持性を
改良するために、タイヤ踏面におけるそのような切り込
みが踏面の撓み及び縁形成に役立ち、従ってそのような
切り込みは冬季タイヤ用として特に多く使用されること
が公知である。
【0006】更に、撓みの程度は、略切り込み深さの3
乗でとなることが知られており、このことは、平滑な切
り込み形状では切り込みのある踏面が略トレッドパター
ン溝深さと等しく、タイヤの新たな状態においては不必
要に柔らかくかつ乾燥状態又は摩耗においては、不利を
伴なう不必要な縁形成を示すことが知られている。
【0007】減少された切り込み深さはこれらの欠点を
除くが、減少した切り込み深さに相応するトレッドパタ
ーン深さの摩耗後、切り込みは最早使用できず、従って
タイヤはぬかるみにおけるその把持性を失うという他の
欠点が生じる。
【0008】良好な解決として、更に、充分な切り込み
深さでは、切り込みの深い領域の作用が、同一の切り込
みの互いに密接して位置する壁の間の形状一体性(凹凸
の噛み合い)が生じるように切り込みが波形にされ又は
湾曲されることによって著しく制限されることが知られ
ている。そのように切り込みの、ラジアル方向外方の小
さい隆起のみが作用し、その際この有効な領域は、摩耗
の増大に伴ってラジアル方向内方に移り、その結果撓み
効果は−有効な変形度の波及のために実際上の切り込み
底まで僅かしか変動しない。
【0009】通常の切り込み幅は、乗用車のタイヤでは
0. 4と1. 0mmの間であり、特に多くの場合乗用車
では略0. 6mmである。乗用車のタイヤは本発明の好
適な使用ケースである。切り込みが、輸送タイヤ、軽貨
物自動車のタイヤ又は重貨物自動車のタイヤでも使用さ
れる限り、その必要な幅は増大し、所定の内圧の膨張を
伴ってかつトレッドパターン深さと共にリニアーに増大
し、重貨物自動車では略4倍の空気圧でかつ二倍のトレ
ッドパターン深さでは、実用的には可能な切り込み幅は
1. 6mmと4. 0mmの間、好ましくは2. 4mmで
ある。
【0010】−切り込み幅に依存して−制限される変形
長さに従って形状一体性をもたらす、公知の提案は、3
つのグループに分けられる。
【0011】第1のグループには波形の切り込みが設け
られるという提案が属する。その際−本発明とは異なり
−全ての隆起は線状の最も高い個所−大抵「山」を、正
確にはかつ従って次に「山の背(BK)」と称される−
及び全ての窪みは、大抵「谷」、ここでは正確には「谷
底(TS)」と称される線状に最も深い個所を有する。
そのような提案は、フランス特許第791250号明細
書の図2、ヨーロッパ特許出願第0564435号明細
書、ドイツ国特許出願公開第4427895号明細書、
オーストリア特許第40160号明細書及び未公開ドイ
ツ国特許出願第19650702. 2号明細書及び第1
9710400. 2号明細書に記載されており、その際
未公開ドイツ国特許出願第19710400. 2号明細
書では他の直線状又は屈曲した直線状の山の背及び谷が
湾曲線状になっている。
【0012】第2のグループでは、−本発明の請求項1
の上位概念とは異なりしかし請求項2の上位概念(特徴
b及びc又はd及びe)と一致し−全ての隆起は線状の
最も高い個所をそして全ての窪みは点状の最も深い個所
を有し又はこれらが反転されるように膨らみをつけられ
た切り込みが形成されるという提案が属する。そのよう
な提案は、英国特許第1150295号明細書に記載さ
れており、本発明の請求項2による発明の変形としてこ
の技術水準は本発明に最も近いものである。
【0013】第3のグループでは、−請求項1の分野を
形成する特徴b及びcと一致して−全ての隆起4は、点
状の最も高い個所(ここでは「頂上(G)」と云う)を
そして全ての窪み5は、点状の最も深い個所(ここでは
「クレータ(K)」と云う)を有するように膨らみをつ
けられた切り込みを設けるという提案が属する。そのよ
うな構成を、国際出願WO96/01189号が教示す
る。その出願は、請求項1による発明の変形として次の
技術水準である。
【0014】技術分野を形成する特徴a)は、−薄板が
タイヤに略アキシャル方向及びラジアル方向に経過する
薄板の通常の組み込み方法から出発して−製造された又
は最終的に製造されるべき自動車タイヤの踏面の周囲面
に対して略平行なものとしての隆起の高さ及び窪みの深
さの測定方向を特定する。窪みの深さは、負の高さとし
て把握される。そのように膨らみ高さ及び膨らみ深さ
(正確には窪み深さ)に対して同一の符号Zが使用され
る。
【0015】前記の全ての提案では、切り込み又は薄板
の全ての山の背又は頂上は1つの平面内に含まれており
かつ正確には同一の切り込み又は同一の薄板の全ての谷
又はクレータは−他の−1つの平面内に含まれ、その際
両平面は互いに平行である。少なくとも第1及び第3の
グループの提案のために、これらの両平面の間の中間に
平らな基準面を特定することは合理的であると思われ
る、そのわけは、基準面からの膨らみ高さ及び深さが測
定されるべきだからであり、基準面を以下Z=0平面は
云う。
【0016】第1のグループの公知の提案では、形成さ
れる交線が直線又は湾曲されている(ドイツ国特許第1
9710400号明細書)。交線は、全て同様でありか
つ交線は、互いに交わらないように互いに平行にずらさ
れている。これらの線の間の距離は、ピッチ長さの半分
に相当する。
【0017】従ってそのように形成された線を次にピッ
チ線Tと云うのが合理的である。
【0018】第2のグループの公知の提案では、同様に
選択された切断平面で分離されて位置する一列にされた
菱形、即ち等辺四辺形を示す。この菱形の一列の辺は、
正確に互いに平行に経過する直線の中断した線(点線)
の2つの群を示す。各群の内方には−中断された−線が
平行に経過し、相異なる群の線は交叉する。
【0019】この提案の周期性は、基準面として平面が
選択され、その内方に線状の極限がある(それが山の背
又は谷底と見做せるかどうかにかかわらず)場合でも簡
単に図示可能である。線状に接触し、一列に整列された
菱形、即ち等辺の四辺形が生じる。この菱形の一列の面
は、正確に、互いに平行に経過し、直線状の中断されな
い−即ち連続的な−線の2つの群を示す。各群の内方に
は−連続的な−線が平行に経過する。相異なる群の線
は、交叉する。従ってそのような線を次にピッチ線Tと
いうことが合理的と思われる。ピッチは、この提案では
二次元、即ち平面である。隣接した平行なピッチ線は、
ピッチ長さに相応する。
【0020】第3のグループの公知の提案の考察のため
に、合理的な方法で頂上を含みかつクレータを含む平面
の間の交線が引かれる。断面として、互いに接触し、一
列に整列された正方形又は矩形が示される。この四辺形
の一列の辺は、正確に平行に互いに経過し、直線状の中
断のない−即ち連続的な−線(以下ピッチ線という)を
描く。各群の内方には−連続的な−ピッチ線が平行に経
過し、相異なる群の線は交叉する。この周期的ピッチも
二次元であり、「平面」と同様な意味である。隣接した
平行ピッチ線の間の間隔はピッチ長さの半分に相応す
る。
【0021】請求項1及び2の上位概念の特徴f)及び
g)によれば、本発明による薄板形状でも隆起及び窪み
の配列は、略均一なピッチに従い、その際前記平面のピ
ッチは、略直線状のピッチ線Tによって描かれており、
請求項1によるその高さ/深さ(Zt;その際合理的な
方法でZt=0が特定される)は、頂上(G)の高さ
(Zg)とクレータKの深さ(Zk)の間−好ましくは
中間−に位置し、しかし請求項2によれば、線状の極限
の高さ(Zbk又はZts)上、即ち山の背(BK)又
は谷底(TS)に位置する。
【0022】その際技術分野を形成する特徴hによれ
ば、請求項1も請求項2も、これらのピッチ線Tは少な
くとも2つの群に整列されており、その際ピッチ線T
は、各群の内方で互いに平行に経過しかつ相異なる群の
ピッチ線(T)は交叉する。
【0023】タイヤ特性を考慮して、切り込みは可能な
限り薄くされるべきであることが知られている。
【0024】発明者は、最適の薄板形は、直接得られる
べきタイヤ特性が考慮されるのみならず、薄板自体の歪
みも考慮されることを認識した。薄板は、その屈曲及び
撓みが確実に回避されるような厚さでなければならな
い。一方最も好適な薄板厚さは従来「経験」によって、
即ち最終的には試行錯誤方法によって設定されており、
本発明者は先ず分析を行った。
【0025】薄板は、ラジアル圧従って屈曲上に、型の
閉鎖後かつ加硫化の開始前にタイヤ素材のトレッドパタ
ーンを形成する残留隆起の間に負荷される。その残留隆
起が切り込み深さよりも小さいようなタイヤの製造の際
に、薄板は、切り込み底を形成する縁が素材周囲と接触
した後セグメント境界領域でラジアル方向及び周囲方向
に作用する圧力で従って屈曲及び曲げを負荷される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】この分析から、本発明
者は、凹凸の噛み合いによって形成される切り込みを区
画する正の面の良好な形状一体性の他に薄板厚さに比し
て大きな曲げ強度及び全く特別に大きな屈曲安定性を提
供するような薄板形状を提供することを課題とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】説明された技術分野を形
成する特徴から出発して、本発明の課題は、請求項1及
び2の一致する特徴によれば、これらのピッチ線Tが、
2つのみならず、3つの群に配列されており、その際相
異なる群のピッチ線Tは、略60度の角度で交叉しかつ
−略等辺の−三角形から成る格子を形成することによっ
て解決される。本発明は、三角形、特に等辺三角形が、
トラスの基本形状として四辺形よりも高い安定性に繋が
るという認識を基礎としている。
【0028】トラスの平面に対して垂直の回転軸線を有
するジョイントとしての平らなトラス棒又はウエブの間
の交点を剛固にすると、棒三角形は安定であり、これに
対して四辺形は不安定であることを示す。四辺形はその
対角線に沿って基本的には据込み可能かつ伸長可能であ
る。そのために薄板の膨らんだ従って撓み易い壁−即ち
仕切りは、トラス建築の用語の範囲で−第2及び第3の
グループから成る公知の提案は、最小の負荷でも仕上げ
られるべきタイヤのラジアルに曲げ歪みを受ける。交点
自体も−ジョイントの前記経過とは異なり−曲げ歪みを
受ける。その結果そのような薄板はその壁の肉厚に比し
て小さいラジアル負荷でも屈曲する。
【0029】これに対して本発明による形状では直線状
のピッチ線の3つの群の近くの板領域は、Z=0の基準
面で安定した平らなトラスのように、作用する。屈曲度
は、平面図において切り込みの略軸線方向の通常の整列
からタイヤ踏面に出発している場合、Z=0の基準面に
対して垂直で仕上げられるべきタイヤの周囲方向にのみ
成立する。Z=0の基準面の内方に屈曲自由度は存在し
ない。
【0030】そのために本発明による薄板は薄板厚さに
比して高いラジアル力まで屈曲安定である。このこと
は、特に小さい撓みでも切り込みを区画し−特に狭い間
隔の−壁が互いに当接されかつ所望の形状一体性を生じ
るようなタイヤ特性への効果を伴う僅かな薄板厚さを可
能にする。こうして本発明によるタイヤは最良の夏タイ
ヤに近づける乾燥処理を達成する。このためにぬかるみ
上の欠点なしに摩耗における僅かな利点が示される。
【0031】それによって切り込み又は薄板の全ての山
の背又は頂上が1つの平面内に含まれておりかつ正確に
は同一の切り込み又は同一の薄板の全ての谷又はクレー
タが前記平面に対して平行な1つの−他の−平面に含ま
れるという、この明細書の7頁の第3パラグラフによる
前記公知の構成は、本発明でも可能でありかつ複数の実
施例で表されている。
【0032】しかし−既に述べたように−Z=0の基準
面における安定したトラスの構成と共働して−、請求項
11が基準面として役立つZ=0の「平面」が正確に平
らではなく、平面図で仕上げられたタイヤ踏面上で−こ
のことは加硫型中で膨張されるべき薄板端面に相応する
−円筒面状又はなお良好にプリズム面状に屈曲されてい
る場合に、薄板厚さの金銀線細工の設計が可能である。
好適な湾曲又は屈曲を考慮して、本発明では「Z=0平
面」ではなく、一般に「Z=0基準面」について言及さ
れる。
【0033】トラス交点の間の格子棒がその幅及び厚さ
に比して屈曲安定であるべきなので、格子棒は、好まし
くは曲げられず、むしろ直線である。好適な湾曲をトラ
ス交点上に集中させることを推奨される。このことは請
求項12の構成に通じ、それによれば、Z=0の基準面
の屈曲線はピッチ線Tの3つの群のうちの1つの少なく
とも単一の(好ましくは全部)のピッチ線(T)と交わ
り、その際屈曲線は更に好ましくは−仕上げられたタイ
ヤに関して−略ラジアル方向に経過する。その際ピッチ
からピッチに3度の屈曲角はかなりの安定をもたらす。
30度以上の屈曲角は不必要と思われる。
【0034】Z=0の基準面の屈曲はジグザグ状であり
得、単調ではなく、その方向が例えば交互に変わる。そ
れから、特別に大きな屈曲角が採用される。
【0035】膨らみのない又は殆ど膨らみのない薄板領
域の本発明による三角形構造の高い安定性のために、乗
用車のタイヤの薄板厚さは0. 4mm以下、Z=0の基
準面の僅かに屈曲した経過と共に略0. 3mm、著しく
屈曲した経過では、屈曲角が7°以下とされ、非常に薄
くなる。
【0036】前記板厚さは、一般に使用された板素材に
関する。仕上げ圧刻された薄板は、Z=0の基準面の領
域でのみ好ましくは厚さを示し、膨らみのある領域では
伸長によって相応して減少した厚さが生じる。
【0037】Z=0の基準面の縁にされた又は屈曲した
経過では、切り込み又は薄板の全ての山の背又は頂上も
湾曲され又は傾けられた又は波形にされた又はジグザグ
状に縁曲げされた面であり、その際好ましくは、両面が
互いに平行であることが確保される。
【0038】その平面の安定したトラス構造と空間的に
安定した全トラスと協働して、請求項11及び12によ
る縁曲げ又は屈曲のこの措置によって、請求項1及び又
は請求項2による形状が許容する単一の屈曲性も、即ち
Z=0の基準面に対して垂直な屈曲性も低下される。
【0039】本発明による薄板の三角形トラスの形状及
び利点は、ピッチ線のまわりの、ウエブ又は棒と称され
る狭い領域が、圧刻による膨らみを受ける場合に特に明
らかに明確になる。請求項9の文言において、このため
に互いに平行なベースライン(B)が順に続く−即ち隣
接する−ピラミッド状の隆起又は窪みが互いに0よりも
大きな間隔を有し、その結果ベースライン(B)は−場
合によっては円形化され又は破断され−本体縁として現
れる。その際隣接するピラミッドの平行なベースライン
の間のウエブ面Sの幅bは、ピラミッド基面の縁長さの
40%よりも小さく、好ましくは略20%であるべきで
ある。
【0040】請求項10によれば、前記ウエブ面Sの幅
bは、高々ウエブ厚さの二倍であり、その際ウエブ厚さ
は最も簡単な仕上げ方法、圧刻では、薄板が製造される
べき板素材の厚さ(肉厚)と略等しい。
【0041】本発明の技術的機能方法及びそこに基礎づ
けられた請求項9〜12による構成のためのこのような
実施形態によれば、本発明による薄板及び切り込みの形
状の記載のために狭い。
【0042】請求項1による本発明の変形のために、極
限(頂上/クレータ)を含む両面の間の略中間(平行で
はない配列では;角の二等分線)に基準面を特定し、い
かなる場合でも、点線で示された個所で、ピッチ線を特
定することが合理的である。この基準面上に頂上及びク
レータの全ての高さ記載及び深さ記載が関係する。この
面は、本願ではこの関係でZ=0の基準面という。−好
適のように−両極端(頂上及びクレータ)を含む両面が
互いに平行である限り、Z=0の基準面も前記面に平行
である。
【0043】請求項2による本発明の変形のために、こ
れらの両面自体−即ち線状の極端(谷底又は山の背)を
含む両面−の1つが山の背又は谷底の全ての高さ付与及
び深さ付与が関係する基準面として特定することは合理
的である。
【0044】本発明の詳細に図示された変形の他に、全
ての膨らみは、その尖端を、Z=0の基準面から可能な
方向が向けられ(請求項2、短縮形;+++++++
+)又は交互にZ=0の可能な両方向に向けられ(請求
項1と請求項6の組合せ、短縮形;+−+−+−+
−)、請求項7によれば他の周期、例えば短縮形+−−
−+−−−)が可能である。
【0045】本発明の前記最後の形状は、請求項1によ
る純粋形と請求項6との組合せと請求項2による他の純
粋形との間の混合形である、そのわけは、前記形状は、
請求項2では優先的であるが、しかし僅かに逆に向けら
れた極限(ここでは「+」で表す)の周縁で請求項1と
6との組合せが計算されるからである。請求項1と2と
の間の混合形は請求項7の目的物である(本発明は主範
囲を2つの副請求項に分けるのではなく、相異なる重要
な技術水準のみを生かす)。従って略直線のピッチ線T
中の等しく交叉する3つの群を含みかつそれによって実
質的に等辺の三角形から成る格子を形成する、Z=0の
基準面から成るそのような混合薄板は、前記交叉するピ
ッチ線の半角の少なくとも1つに沿って突出する相異な
る方向に向けられた膨らみが、交互に+−+−+−+−
とは異なる方向順で、好ましくは短縮形+−−−+−−
−を示し、その際正の膨らみとして隆起がそして負の膨
らみとして窪みが把握されることができ又は反転して逆
に把握される。
【0046】しかしそのように長い周期長さ−前記の例
では4つのピッチ長さ−は、切り込み−深さに比して非
常に小さいピッチ長さの場合にのみ推奨される。切り込
み深さに少なくとも2つの周期長さが適合する。
【0047】選択される周期性の軸線は、三角形基面の
角の二等分線であるべきである。
【0048】請求項3によれば、本発明による薄板1の
各隆起4は、−場合によっては縁円形又は縁破断を度外
視して−基面として略等辺の三角形上に隆起するピラミ
ッドが表されかつ請求項4に類似して本発明による薄板
1の各窪み5は、−場合によっては縁円形又は縁破断を
度外視して−基面として略等辺の三角形上に構成される
最も深いピラミッドとして表される。
【0049】このピラミッドの高さがそのベースライン
長さの1/6倍(略0. 4082)の平方根と等しく選
択されかつ請求項8と一致して(請求項9及び10とは
異なり)隣接する膨らみのベースライン(B)が交わ
り、即ち間隔0を有する場合、かつ請求項6によれば、
膨らみの方向(隆起又は窪み)が基面の角の二等分線に
沿って交互に生じる場合、結果は、交互に尖頭上に交互
に置かれた立方体として表され、即ち立方体内面と立方
体外面とが交互に表される。しかし合理的な方法で最終
的に仕上げられるべきタイヤの充分容易な離型性を考慮
してピラミッド高さは小さく選択され、特に好ましくは
ベースラインの略30%にされる。
【0050】その際前記ピラミッドと前記基面との間の
交線が、正確に平らに又は請求項11によれば湾曲され
た又は縁曲げされたZ=0の基準面で「ベースライン
(B)」と称される。
【0051】請求項1による薄板によって形成される切
り込みは、請求項5によれば全てのピラミッドの全ての
3つのベースラインBが頂上Gの高さZgとクレータK
の深さZkとの間の中間に位置する場合に、前進運転力
及び遅延力に対して等しく、即ち回転方向に依存しない
ように作用する。
【0052】しかし前記の全ての提案とは異なり、Z=
0の基準面を全ての頂上を含みかつ全てのクレータを含
む面の間に中間から外れて位置させることも可能であ
り、その結果クレータ深さの大きさは頂上高さの大きさ
よりも小さくされ又は逆にされる。それによってタイヤ
踏面における切り込みの回転方向に関連した作用が行わ
れる。上記のようにZ=0の基準面が極限を含む面と交
わる請求項2による実施形態は、類似の理由から同様に
回転方向に依存した作用を示す。
【0053】そのような回転方向関連は、特にその後軸
タイヤが略良好な前進に向けられかつその前軸タイヤが
略良好なブレーキ特性に向けられる後輪駆動自動車に利
用され得る。合理的な方法で切り込みのそのような回転
方向と関連した形状は、残りのトレッドパターンを形成
する要素のそれ自体公知の回転方向に関連した形状、例
えば横溝の矢印状の配列と連係される。
【0054】短縮法+−+−+−+−における特別に重
要な周期は、回転方向関連を、可能な最も短い周期長さ
では、即ち2つのピッチ長さで回避するという利点を有
し、このことは逆に、ピッチ長さが幾分大きく選択され
得、乗用車タイヤに対しては好ましくは略3mmである
ことを意味する。小さいピッチ長さは、支持される面積
が小さくなり過ぎ、従って剛性が小さく作用する。この
交互の周期の薄板は、請求項6によれば、三角形ピラミ
ッド状の隆起4の3つのベースラインBの各々にそれぞ
れ1つのベースラインBを備えた三角形ピラミッド状の
窪み5が接続され、そして三角形ピラミッド状の窪み5
の3つのベースラインBの各々にそれぞれ1つのベース
ラインBを備えた三角形ピラミッド状の隆起4が接続す
ることによって特徴づけられる。
【0055】交互に行われない周期、即ち短縮形+++
+++++を備えた薄板は、請求項2に従属し、;Z=
0の基準面はその不変のピッチ線が、線状の極限を含む
面に対している、そのわけは、ピッチ線自体は線状の極
限になるからである。
【0056】本発明による薄板は、タイヤの製造のため
の加硫型の横孔の踏面を圧刻する隆起が固定されるため
に特定される。請求項13によれば、本発明による加硫
型の全ての薄板が本発明によって形成される必要はな
い、多分他の型の薄板との組合せも可能である。本発明
による薄板が最終的に製造されるべきタイヤの肩ポジチ
ブ型を成形することが特に好適である。ドイツ国特許第
19650702号明細書による踏面中央隆起のために
例えば推奨される薄板に対して、本発明による切り込み
は、肩領域で最良の効果を発揮する特別に高い横力伝達
をもたらす。
【0057】同一の理由から本発明による薄板の使用の
下に製造されかつ請求項14によって請求される自動車
タイヤも、請求項1及び又は2による薄板に対して全て
の切り込みにおいてマイナスではないことが必要とされ
る。
【0058】本発明による自動車タイヤの特異性は、そ
の切り込みの少なくともいくつかが、そのような周期的
ピッチで窪まされ及び又は隆起される膨らみを有し、−
場合によってはZ=0の基準面の平滑な湾曲部に従って
−全てのピッチ線が正確に3つの相異なる群と正確に付
設され、その際各内方に実質的に平行なピッチ線が配設
されておりかつ相異なる群のピッチ線は、略60°の角
度で交叉し、その結果ピッチ線は、−略等辺の−三角形
から成る格子を形成する。好ましくは前記60°の理想
角からのずれは、5°よりも小さい。
【0059】本発明を次に5つの実施例I〜Vに基づい
て詳しく説明する。その際図1〜13は、実施例Iに関
し、図14〜17は、実施例IIに関し、図18及び1
9は、実施例IIIに関し、図20〜図25は、実施例
IVに関し、そして図26〜37は、実施例Vに関す
る。従って実施例の各々には、複雑な空間的形状を相異
なる注視角の選択によって具体的にするために、多くの
図が使用される。
【0060】
【実施例】図1は、本発明による自動車タイヤを示す斜
視図である。踏面Lの破断して表されたトレッドパター
ン(溝)は、横溝6の天頂周囲線に対して軸線対称の矢
印のために回転方向に関連している。この例で示すトレ
ッドパターンは、軸線方向に2つの幅の広い周囲リブ7
と5つの狭い周囲溝8とによって構成されている。それ
によって全ての踏面ポジチブ全体は、ブロック9の形で
存在し、そのうち各1つは、周囲溝7によって側方でか
つそれぞれ1つの横溝6によって前方及び後方で区画さ
れている。
【0061】ネガチブの全体には、前記横溝6及び周囲
溝7及び8の他に切り込み10が属する。この例示の形
状のみでは、これらの切り込み10のそれぞれ2つが各
1つのブロック9従って横溝6に対して平行な各ブロッ
ク9を切断する。勿論最長のステップ長さと最短のステ
ップ長さとの間の大きなトレッドパターンステップ長さ
比を有するトレッドパターンステップ列の使用の際に短
いブロックにおけるよりも長いブロックにおける多数の
切り込みも合理的であり得る。
【0062】本発明は、切り込み10に関し、しかしそ
の際−個々で示される−平面図中で見ることができるこ
の切り込み10の形状を第1義的ではなく、その経過が
トレッドパターンの深さに関する。発明の本質を示すた
めに、このトレッドパターンの平面図の小さい隆起が詳
細に示される。この小さい隆起は、次に図2〜図6で詳
しく説明する。
【0063】図2は、図1によるタイヤの踏面の上方及
び僅か右方から見た拡大破断部を伴う斜視図を示し、そ
の際隆起と窪みの交互の配列を伴う本発明による切り込
みのフランク面を見るために、左にあるブロック領域は
破断されている。
【0064】周囲溝7及び8の左及び右の断面の明確な
区画を得るために、タイヤ周囲に対して平行な切断平面
は、切り込み底の最も深い領域よりも幾分高く段をつけ
られており、この最も深い領域は、その他の図を複雑に
しないために、図6においてのみ点線で記載されてい
る。この実施例では好ましくはピラミッド状の−いかな
る場合でも三角形平面図上に基礎を置く膨らみは、さも
なければ図示しない深い切り込み領域まで達しないで、
これらの作図技術は、本発明の本質の開示を狭めない。
【0065】図3〜図5は、同一の尺度で図2と同様な
破断図をし示すが、それぞれ別の注視角で見ており、図
3は、図2よりも僅かに上方からかつ更に右方から見た
図であり、図4は、図3に対して更に僅か上方から見た
図であり、そして図4は、図3に対して僅か上方から見
た図であり、図5は図2に対して僅かに上方からかつ僅
かに右からの代わりに斜め左方から見た図である。
【0066】図6は、図5と同様であるが、ピッチ線T
の一点鎖線の記載を伴う。これらのピッチ線T−及びこ
れらは−Z=0の基準面の内方に位置する。
【0067】語「Z=0の基準面」の図示のために、切
断されたブロック9aの傍らで右に配設されているブロ
ック9bの同様な切り込み10には、そのZ=0の基準
面が表されている。基準面は、ラジアル方向に経過する
y軸及びx軸によって形成される。その際x軸は、切り
込みの左端及び右端を通り、タイヤの略アキシャル方向
に経過する。
【0068】このx−y平面に対して垂直に、即ちZ=
0の基準面に対して垂直に、座標軸Zが配設されてい
る。x軸線が正確にラジアルにおいて正確にアキシャル
方向及びy方向に経過すると、Z軸線は正確にタイヤ周
方向に経過する。しかし騒音の理由から、切り込みを5
°と10°の間の角度だけ正確にアキシャル方向から回
動させることが合理的であることが公知である。音の発
生は、切り込み入口と切り込み出口ととで大きく変わら
ないようにされる。ここでも切り込みは、アキシャル方
向に対して僅かに傾斜している。
【0069】y座標は、ここでは正確にはタイヤのラジ
アル平面に設定されている。y座標は、しかしそれ自体
公知の方法ででも、前進又は遅延との間でひっかかり性
−特殊化を導くために、ラジアル方向に対して略20°
傾けられている。
【0070】相異なる2つのピッチ長さである。特別言
及しない場合は、ピッチ線Tに沿う交点から交点までの
間隔が、図6に示されるように、それぞれピッチ長さt
によって表される。角の二等分線に沿ってピッチが言及
される個所でのみ、ピッチ長さthによって三角形状の
ピラミッド基面の内方の各角の二等分線の長さが表され
る。このピラミッド基面が−好適にはかつ全ての図で表
されているように−正確に等辺三角形である場合、ピッ
チ長さthは交点ピッチ長さtの3倍の平方根の二分の
一である。
【0071】図2〜図6において、ピラミッドは左方及
びラジアル外方からみると(図上左上から見て)窪みで
あることが認められ、図2〜図5において実際の斜視図
の印象をできる限り参照符号及び参照線によって阻害し
ないために、所属の参照符号は5であり−殆ど全ての他
の符号のように−図6中にのみ記載されている。その点
状の極端では、クレータKが対称とされる。同一のピラ
ミッド行において他のクレータKも印されている。
【0072】薄板縁を度外視して、各窪み5にはその角
の二等分線3つのピラミッドベースライン(材料厚さの
二分の一を度外視してピッチ線Tと交わりかつ従ってそ
れ自体この拡大図において表され得ない)に沿って、そ
れぞれ−同様に点状の−極限、頂上Gを備えた窪み4区
画される。そして逆に−勿論薄板縁を度外視して−各窪
み4でかつその3つのピラミッドベースラインに沿って
それぞれ1つの−点状の−極限、クレータKを備えた窪
み5が区画される。
【0073】図2〜5の各々の読み取りは、充分に文字
の記入された図6が傍らにあることを想定している。
【0074】ここに示された切り込みの各1つの左及び
右の縁の切り込み底の図示の領域は、不必要である。最
も新しい認識によれば、好ましくはそのような底の領域
は度外視される、そのわけは、底の領域は本発明による
膨らみのある切り込みフランクの良好な噛み合いに基づ
いてタイヤの意図される良好な処理特性のために必要な
いように思われかつ切り込みを製造する薄板の負荷のた
めには不利であるからであり、そのわけは、薄板はその
縁にはそのような僅かな剛性しか有しないからである。
【0075】図7〜13は、−実施例Iに属する−薄板
1を示し、この薄板によって前記図2〜6において切り
込み10がつくられた。その際薄板は図2〜6中の切り
込みよりも拡大して表されており、即ち図7中では1対
8である。
【0076】図8及び図11〜13において、細い実線
11で、薄板1が挿入されるべき加硫型2の該当するス
プール状の破断部の周縁が表されている。これに対して
図7では、図面規格に則って本発明による加硫型2の破
断部の断面が示され、この線は−太い実線−本体縁を表
す。加硫型2の内方の薄板1が係止される元部12は図
7中では輪郭線によってのみ表される、そのわけは、元
部は加硫型の材料中に隠れているからである。
【0077】示された半円形の凹部13は、それ自体公
知の方法で引き裂き剛性を高める。膨らみのために型開
放抵抗は大きいので、薄板引き裂きの確実な回避のため
に他の貫通孔14の設置が推奨される。しかし他の図の
見通しをよくするために、そのような孔14は図7にの
み表される。
【0078】踏面のゴム混合物中に進入する薄板領域の
ラジアル外方に曝気孔15があり、曝気孔はそれ自体公
知の方法で、加硫型をラジアル外方に貫通する必要な数
の曝気孔を区画するために役立つ。
【0079】図7は、平面図で−x−y平面に対して垂
直で、即ちZ方向、従って略製造されるべきタイヤの周
方向にの矢視に相応する−本発明による薄板1を示す。
薄板は、ラジアル内方並びに両軸線方向領域17では膨
らみなしに平滑に形成されている。それによって閉じ込
められた領域には本発明による方法で膨らみがある。
【0080】図8は、図7と同様な図であるが、本発明
の本質を明らかにさせるために、全ての斜線、貫通孔1
4及びこれまでに取り扱った符号は省略する。同様な目
的でここではピッチ線Tは一点鎖線で示される。
【0081】この拡大尺度で、外側に曲げによって曲げ
半径が少なくとも板厚さに等しく調整されるという詳細
が表され得る。内側には曲げ半径は本質的に小さく、曲
げ半径はこの尺度でもCADによって作成される図にお
いても二重線には分解できない程小さい。
【0082】また、この図7、8、11、12及び13
でも突出する縁は二重線として認められ、その縁は元に
戻され、これに対して一本の線では窪みを示す。頂上及
びクレータの称号は従って著しい。図9及び10中でこ
のことは勿論明確な関係を提供しない、そのわけは、部
分的に線はその非常に偏平な注視角に基づいて互いに入
り組むからである。そこで隆起及び窪みの明確を期すた
めに、そこでは符号によって二三の頂上Gと二三のクレ
ータKとが特徴づけられている。
【0083】図9は、薄板1の端面図かつここでは本発
明による加硫型の空洞壁に対してラジアル方向からラジ
アル方向外方に見た図である。頂上Gは、図面の上方に
現れる。
【0084】その際頂上G1、G2及びG3は、同一の
頂上は同一の符号で表される図7による平面図に対する
関連を明らかにするために、特別に特徴づけられる。図
面上下方にはクレータKが認められる。
【0085】図10は、図9に対して垂直の端面でを示
し−本発明による加硫型を軸線方向において左方から右
方に見た図に略相応する図であり−同一の薄板は、図7
〜図9と同様な尺度で表される。ここでは明らかに薄板
が、図平面のジグザグ状又は波形の経過又はZ=0の基
準面の四角形の平面図上に基礎をおくように−公知の−
膨らみのある薄板の交線に対する相違が認められる。本
発明では、一般にその極限を通るZ=0の基準面に対し
て垂直線に対して軸線対称ではない半波が表される。本
発明では、3つの切断方向のみがあり、即ちそのような
軸線対称が観察され、即ちピッチ線の3つの群の3つの
角の二等分線、この例においては、120°だけ互いに
左方にかつ120°だけ互いに右方に傾いた軸線であ
る。Z=0の基準面におけるその平面図が、矩形又は菱
形上に要素セル(最小単位)として形成される公知の膨
らみでは、軸線対称は、極限を通る各任意の切断方向に
ある。
【0086】図11は、図7の注視角の近くで同一の薄
板を斜視図で示すが、製造されるべきタイヤの周方向を
正確に見るのではなく、むしろ僅かにラジアル内方から
からかつ容易にかつ僅かに左方から右方を見た図であ
る。符号はなくかつ加硫型2の輪郭線を度外視して、薄
板の立体的な形状に集中して見るために、補助線もな
い。
【0087】図12は、図11と同様な図ではなく、ピ
ッチ線Tの一点鎖線で示された図である。
【0088】図13は、図11に類似して同様な薄板1
を斜視図で示すが、ラジアル外方に向かってかつ偏平な
角度で右方から左方を見た図である。それによってクレ
ータは隆起の影になっている。図11に類似して更に本
発明を特徴づける図中央の薄板領域にピッチ線(T)及
び符号の追加は省略される。
【0089】第1実施例は複雑な立体的な形状のために
特別に詳細に図示されたが、第2実施例では簡略され
る。
【0090】図14は、−仕上げられるべきタイヤの略
周方向に相応した注視方向において−本発明による他の
薄板1を平面図で示し、薄板は、同様に交互に隆起4と
窪み5とを有し、しかし全ての隣接した膨らみの間の上
記の図とは異なり、幅bの、略Z=0の基準面に延びる
幅bのウエブSは、そのまま記載されている。次の全て
の図はここに述べた特徴を示す。
【0091】この実施例では、隆起4も窪み5も、ピラ
ミッド状に形成されていることが確保され、本質を明確
にさせるために、縁の実際には必要な円形部、特に突出
する縁も省略される。
【0092】その他、隆起及び又は窪みのために尖った
頂上G及び尖ったクレータKを備えた完全なピラミッド
の代わりに尖端のとかっていないピラミッドを選択する
ことも可能であり、その結果さもなければ点状の頂上
は、平らな三角形の頂平面−幾何学的には卓状山地のよ
うに−され又はさもなければ点状のクレータが偏平な三
角形の谷底に類似して形成される。頂上及びクレータ
は、実際に実体的ではなく、台形のピラミッドジャケッ
ト面の同列点として現れる。この理由から請求項1の特
徴b及びc及び請求項2の特徴c及びdにおいて、各膨
らみは点状の極限を「有する」のではなく、その1つが
付設されていることのみを示し、このことは同列点とし
てのみ把握されるべきである。そのような実施形態は本
発明の略範囲に属する、そのわけは、これは基本的な発
明思想から、Z=0の基準面において三角形の要素ユニ
ットシリンダにベースをおいたトラスを構成し、四角形
の要素ユニット上には形成されないからである。
【0093】その内方で一点鎖線で示されたピッチ線T
及び膨らみの間のウエブSとが位置するZ=0の基準面
は、頂上高さとクレータ深さの間の中間にある必要がな
いことを示すために、隆起4は、ここでは窪み5よりも
幾分大きく選択されている。それ故にピッチ線Tはトラ
ス棒として役立つウエブSの正確に中央には位置しな
い。
【0094】薄板厚さがピッチ線Tに対して無視できる
程小さくない場合均一な大きさのピラミッド延びの場合
でさえ、前方及び後方へ向かってこの押し込みが生じ
る。
【0095】図15〜17は、図14と同様な薄板1を
示すが、種々の注視角度から斜視的にかつピッチ線Tの
記載なしに、即ち図15は僅かにラジアル外方からかつ
僅かに前方からの注視角度であり、図16は明らかにラ
ジアル方向内方かつ僅かに左方からの注視角でかつ図1
7は、僅かにラジアル方向内方からかつ僅かに右方から
の注視角で見た図である。
【0096】−次の両実施例と同様に−この実施例II
では、薄板基面の隆起は設けられていない。上方の図領
域にそれぞれ示された薄板元部は、本発明の本質から逸
脱しないために、実施例Iで充分引用された代表的な固
定部詳細なしに示される。
【0097】−図18及び19が示すように−この実施
例IIから、実施例IIIが導きだされ、その際ピラミ
ッドは再び同じ大きさにされかつ前には沈降していたピ
ラミッドが隆起したピラミッドに反転され、この実施例
ではZ=0の基準面から突出するピラミッドのみが存在
する。これに比して略中央のウエブSは線状の窪みとし
て現される。
【0098】図18は、この変形された薄板1を斜め前
方から見た斜視図であり、図19は、後方から見た斜視
図であり、その結果そこでは全てのピラミッドは窪みと
して現れる。相応して図19中で本発明によるトラスを
形成する全てのウエブは山の背BKとして現れる。
【0099】図20〜25は、結局実施例IVを表す。
−必要な、しかし好適な−実施例IIIからの特徴を保
持しつつ、即ち全ての膨らみは同方向に向けられてお
り、ここでは本質的に平滑ではなく、むしろ傾けられた
薄板1を示し、その際図20には細長片が左では前面図
で−それによって仕上げられたタイヤの略周方向の図に
相応して−現れる。
【0100】ピッチ線T(見通しをよくするために図2
0にのみ表される)を有するZ=0の基準面は、平滑で
はなく、むしろ3つの群の1つのピッチ線Tに沿って傾
けられている。これらの傾きは、さもなければ実質的に
ウエブSの面状に安定したトラスのみの立体的安定化に
役立つ。そのように形成された縁は、これらの薄板を備
えた加硫型従って製造されるべきタイヤの略ラジアル方
向に位置する。
【0101】ピラミッドのベースラインBは、ここでは
各ピッチ線Tに対して対称的に位置しかつウエブSの側
方を区画する。
【0102】図21は、複数のラジアル方向の注視方向
の1つから見た図20と同様な薄板1を示し、図22
は、複数のラジアル方向の注視方向の1つから見た図、
図23は、図22としての複数のラジアル方向の注視方
向の1つから見かつ幾分左方から見た図である。
【0103】図24は、仕上げられたタイヤの少なくと
も略ラジアル方向の注視方向に相応すべき、Z=0の基
準面に接する注視方向における図20〜23と同様な薄
板1を示す図である。
【0104】図25は、結局、ここでは裏側を示し、そ
の結果全ての膨らみは窪みとして現れる、図20〜24
と同様な薄板1を示す。
【0105】複数のそのような−好ましくは、示された
ように定常ではない、−湾曲された複数の領域が互いに
接続し、また交互に湾曲方向を変えることができ、その
結果仕上げられるべきタイヤに関してラジアル方向の矢
視において、ジグザグ−又は波形の経過が得られる。好
ましくは、ここでは図示されるように、膨らみは、それ
ぞれ湾曲部外側から突出する。湾曲が殆ど存在しない転
向部の領域には、有利に、仕上げられるべきタイヤの両
周方向に膨らみ、即ち隆起と窪みとが配設されることが
できる。
【0106】仕上げられたタイヤではピッチ線は、これ
までの図に示すように正確にアキシャル方向に又は、図
26〜37に示すように正確にラジアル方向に経過する
ことは必要ない。摩耗のためにトレッドパターン深さ損
失に渡って増大する作用にとって斜めの整列方向、例え
ば11°を選択することは有利である。
【0107】一方薄板I(図7〜13)が領域16及び
17で平坦であり、薄板Vは図26〜37によれば、こ
の領域では一次元(即ちラジアル方向の線)に畳まれて
おり、残りの領域では薄板は、−実施例Iのように−三
次元に膨らみをつけられている。その他では、薄板V
は、薄板Iに類似して、即ち薄板元部に対する半円形の
凹部13、曝気用の破口15及び突出する縁の円形部
(二重線)をもって形成されている。
【0108】本発明の保護範囲は、実施例IV及びVが
最も合理的であるが、図示の実施例に制限されるもので
はない。また、全ての変形は、その変形が本発明にとっ
て特に本質的な使用をなすもの、即ち薄板のZ=0の基
準面からそのようなばらばらにされた膨らみが一方向又
は両方向に突出させられ、この方向が、Z=0の基準面
においてそれぞれ1つの基面を特徴づけ、これらの基面
が実質的に三角形でありかつその周囲に同列に分けられ
ており、その結果この膨らみのベースライン上又はベー
スラインの間にあるピッチ線上に互いに整列された三角
形から成る少なくとも面状に安定したトラスを形成する
限り、本発明に属する。
【0109】符号の説明で本発明の構成部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による自動車タイヤの斜視図で
ある。
【図2】図2は、上方から見た斜視図及び僅かに右に図
1によるタイヤの踏面細長片の拡大破断図であり、その
際隆起及び窪みの交互の配列を備えた本発明による切り
込みのフランク面を自由にみるために、左にあるブロッ
ク領域が破断されているものを示す図ある。
【図3】図3は、図2と同様な破断図の同一尺度で示す
もの、しかし僅かに上方かつ右方から見た図である。
【図4】図4は、図3と同様な破断図を同様な尺度で表
し、しかし僅かに上方から見た図である。
【図5】図5は、図2と同様な破断図の同様な尺度で表
した図であって、僅かに上方かつ左方から見た図であ
る。
【図6】図6は、図5と同様な平面図であって、しかし
ピッチ線は一点鎖線で示される図である。
【図7】図7は、−製造されるべきタイヤの周方向の矢
視に相応して−図2〜図6よりも拡大した尺度の本発明
による薄板の平面図であり、図2〜図6に表された切り
込みによって置換されたものを示す図である。
【図8】図8は、図7と同様な図であって、しかしピッ
チ線を一点鎖線で示す図である。
【図9】図9は−本発明による加硫型の空洞壁に対して
ラジアル方向内方から外方に略矢視に相応して−同一の
薄板を図7及び8と同一の尺度で表す側面図である。
【図10】図10は、図9に対して垂直の正面図であり
−本発明による加硫型の左から右に軸線方向を見た矢視
図に相応し−同一の薄板が図7〜9と同一の尺度で表さ
れる。
【図11】図11は、同一の薄板の図7の注視角度の近
くの斜視図であって、しかし僅かにラジアル外方かつ僅
かに右方から見た図である。
【図12】図12は、図11と同様な図であって、しか
しピッチ線を一点鎖線で示す図である。
【図13】図13は、同様な薄板の図11と同様な斜視
図であって、しかし著しくラジアル外方からかつ右方か
ら左方に注視した図である。
【図14】図14は、製造されるべきタイヤの略周方向
の注視方向に相応する−平面図であって、他の本発明に
よる薄板は交互の隆起及び窪みを有し、その際全ての隣
接した膨らみの間に略Z=0の基準面に延びるウエブが
見られる図である。
【図15】図15は、前記図と同様な薄板を示し、しか
し僅かにラジアル外方かつ僅かに左方から注視角をもっ
て見た斜視図である。
【図16】図16は、図14と同様な薄板を示す図であ
り、しかし明らかにラジアル内方かつ僅かに左方から注
視各をもって見た斜視図である。
【図17】図17は、図14と同様な薄板の図であっ
て、しかし僅かにラジアル内方からかつ僅かに右方から
見た斜視図である。
【図18】図18は、図14〜17に示された薄板の変
形を示す斜視図であり、その変形は、この注視角で隆起
として現れる全ての膨らみが同一方向に向けられている
ものを示す図である。
【図19】図19は、後方から見た斜視図であって、逆
にされた周囲方向成分をもって、図18に示される薄板
の裏側を示し、その結果全ての膨らみは窪みとして現れ
るものを示す図である。
【図20】図20は、単一の方向の膨らみを備えた他
の、即ち縁曲げされた薄板を示す図であって、その際細
長片は前面図で左に−略周方向で仕上げられるべきタイ
ヤの矢視に相応して−現れる薄板を示す図である。
【図21】図21は、複数のラジアル注視方向から見た
図20と同様な薄板を示す図である。
【図22】図22は、図21と同様な図であって、しか
し複数のラジアル注視方向の1つから見た図である。
【図23】図23は、図22と同様な図であって、しか
し複数のラジアルの注視方向の1つからかつ略左方から
見た図である。
【図24】図24は、図20〜23と同様な薄板を示す
図であって、ここではZ=0の基準面に接する注視方向
で、仕上げられるべきタイヤに少なくとも略ラジアルの
注視方向に相応する注視方向から見た図である。
【図25】図25は、図20〜24と同様な薄板を示す
図であって、ここでは裏側を見て、その結果全ての膨ら
みは窪みとして現れる図である。
【図26】図26は、現寸でかつISO製図規格に相応
する図(加硫型の略周方向に注視した仕上げ加硫型中へ
の薄板の組み込み後)であり、(a)は、中央前面図、
(b)は、薄板を左方から見た図、(c)は、薄板を右
方から見た図、(d)は、薄板を上方から見た図、そし
て(e)は、薄板を下方から見た図であり、図26にお
ける薄板は実施例Iに類似する薄板であるが、撓み線の
模様は30°捩じられているものを示す。
【図27】図27は、図26の中央前面図の拡大図であ
る。
【図28】図28は、図27と同様な尺度で、左方から
見た図である。
【図29】図29は、図27と同様な尺度で、右方から
見た図である。
【図30】図30は、図27と同様な尺度で、上方から
見た図である。
【図31】図31は、図27と同様な尺度で、下方から
見た図である。
【図32】図32は、図27と同様な尺度で、略斜め下
方から見た図であって、しかし明らかに右方からかつ僅
かに前方から見た図である。
【図33】図33は、図27と同様な尺度で、略斜め下
方から見た図であって、しかし明らかに右方からかつ僅
かに前方から見た図である。
【図34】図34は、図27と同様な尺度で、略斜め上
方かつ左方から見た図である。
【図35】図35は、図27と同様な尺度で、図32と
類似した図であって、しかし更に前方から見た図であ
る。
【図36】図36は、図27と同様な尺度で、図35と
類似して斜めに見た図であって、しかし更に前方から見
た図である。
【図37】図37は、図27に類似しかつ同一の尺度で
示す図であって、この薄板の最後の図であって、僅かに
斜め左方かつ上方から見た図である。
【符号の説明】
1 薄板 2 薄板1を備えた加硫型 3 加硫型2でつくられる自動車タイヤ 4 薄板1の隆起 5 薄板1の窪み 6 タイヤ3の踏面Lのトレッドパターンの横溝 7 タイヤ3の踏面Lの広い周囲溝 8 タイヤ3の踏面Lの狭い周囲溝 9 タイヤ3の踏面Lのポジチブとしてのブロック 9a 図2〜図6中の想定される踏面破断部の左方の
ブロック 9b 図2〜図6中の想定される踏面破断部の右方の
ブロック 10 タイヤ3の踏面Lの切り込み 11 加硫型2の空洞の周縁 12 加硫型2中の係止のための薄板1の元部 13 係止の強化のための半円形凹部 14 係止の強化のための元部の貫通孔 15 薄板1の自由領域のラジアル方向外方端の曝気
開口 16 薄板1の平滑なラジアル方向内方領域 17 薄板1のアキシャル方向外方の平滑な領域 b 棒トラスを形成するウエブSの幅 t 3つの互いに交叉するピッチ線Tによって形成さ
れる最小の三角形の縁長さ=大抵はピッチ長さよりも短
くも表される、交点中心点と交点中心点との間の距離 th 前記最小の三角形の角の二等分線の長さ、即ち
向かい合った辺の中点を結ぶ線の長さ=隆起と窪みの順
に周期の可能最小のピッチ長さ(++++++++) B ピラミッドのベースライン(ウエブ幅0のために
実際上Tと重なるため、図2〜13中には示されてな
い)=前記ピラミッドと前記仮想の基面との間の交線;
その際基面は頂上から見て最も深いか又はクレータから
見て、頂上又はクレータの高さ又は深さに対して垂直な
最も高い面であり、これはその上にある又はその下にあ
る平行な全てのピラミッド断面に類似している(即ち三
角形) BK 山の背、領域4の線状の最も高い個所 G 領域4の頂上(点状の最も高い個所) G1 図7及び9の薄板1のラジアル方向内方の左方
の頂上 G2 図7及び9の薄板1のラジアル方向内方の中央
の頂上 G3 図7及び9の薄板1のラジアル方向内方の右方
の頂上 K 窪み5のクレータ(点状の最も深い個所) L 自動車タイヤ3の踏面 S 膨らみの縁の相互間隔によって形成された、Z=
0の基準面のピッチ線Tの周囲の幅bの上(=好適なピ
ラミッド状の膨らみの場合のベースラインB) T ピッチ線 TS 谷底、窪み5の線状の最も深い個所 Z4 踏面Lの周囲面Pに対して略平行に測定した隆
起4の高さ Z5 踏面Lの周囲面Pに対して略平行に測定した窪
み5の深さ Zg 頂上Gの高さ Zk クレータKの深さ Zt Z=0の基準面にゼロに対して定義されるピッ
チ線Tの高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 21:00 105:24 B29L 30:00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車タイヤ(3)の製造のための加硫
    型(2)中に挿入するための薄板(1)であって、 a)隆起(4)と窪み(5)とを有し、その際隆起
    (4)の高さ(Z4)と窪み(5)の深さ(Z5)は、
    最終的に製造されるべき自動車タイヤ(3)の踏面
    (L)の周囲面(P)に対して略平行に向き、 b)その際各隆起(4)に、点状の最も高い個所−以下
    「頂上(G)」と云う−が付設されており、 c)その際各窪み(5)に、点状の最も深い個所−以下
    「クレータ(K)」と云う−が付設されており、 f)その際隆起(4)及び窪み(5)は、略均一な、平
    面のピッチで存在し、 g)その際前記平面のピッチは、略直線状のピッチ線
    (T)によって描かれており、その高さ/深さ(Zt)
    は、頂上(G)の高さ(Zg)とクレータ(K)の深さ
    (Zk)との間−好ましくは中間に位置し、 h)その際これらのピッチ線(T)は、2つの群に配設
    されており、その際ピッチ線(T)は各群の1つの内方
    に互いに平行に経過しかつ相異なる群のピッチ線(T)
    と交叉する、前記薄板(1)において、 i)これらのピッチ線(T)は2つのみならず3つの群
    に配列されており、 j)その際相異なる群のピッチ線(T)は、略60°の
    角度で交叉し、 k)そして格子は−略等辺の−三角形から形成されるこ
    とを特徴とする、前記薄板(1)。
  2. 【請求項2】 自動車タイヤ(3)の製造のための加硫
    型(2)中に挿入するための薄板(1)であって、 a)隆起(4)と窪み(5)とを有し、その際隆起
    (4)の高さ(Z4)と窪み(5)の深さ(Z5)は、
    最終的に製造されるべき自動車タイヤ(3)の踏面
    (L)の周囲面(P)に対して略平行に向き、その際次
    のb)とc)は、即ち b)その際各隆起(4)に、点状の最も高い個所−以下
    「頂上(G)」と云う−が付設されており、 c)その際各窪み(5)に、点状の最も深い個所−以下
    「クレータ(K)」と云う−が付設されているか、又は
    上記b)とc)とが反転され(注視方向に従って)、 e)各窪み(5)が線状の最も深い個所−以下「谷」又
    は「谷間」(S)と云う−を有し、 f)その際隆起(4)及び窪み(5)は、略均一な、平
    面のピッチで存在し、 g)その際前記平面のピッチは、略直線状のピッチ線
    (T)によって描かれており、その高さ/深さ(Zt)
    は、線状の極限〔山背(BK)又は谷底(TS)〕の高
    さ(Zbk又はZts)上に位置し、 h)その際これらのピッチ線(T)は、2つの群に配設
    されており、その際ピッチ線(T)は各群の1つの内方
    に互いに平行に経過しかつ相異なる群のピッチ線(T)
    と交叉する、前記薄板(1)において、 i)これらのピッチ線(T)は2つのみならず3つの群
    に配列されており、 j)その際相異なる群のピッチ線(T)は、略60°の
    角度で交叉し、 k)そして格子は−略等辺の−三角形から形成されるこ
    とを特徴とする、前記薄板(1)。
  3. 【請求項3】 −場合によっては縁円形部又は縁取り部
    を度外視して−各隆起(4)が、基面としての略等辺の
    三角形上に構成される隆起したピラミッドとして表され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄板
    (1)。
  4. 【請求項4】 −場合によっては縁円形部又は縁取り部
    を度外視して−各窪み(5)が、基面としての略等辺の
    三角形上に構成された窪んだピラミッドとして表されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄板
    (1)。
  5. 【請求項5】 全てのピラミッドの全ての3つのベース
    ライン(B)が、頂上(G)の高さ(Zg)とクレータ
    (K)の深さ(Zk)との間の中間に位置することを特
    徴とする、前記ピラミッドの側面と前記基面との交線
    が、「ベースライン(B)」と称される、請求項1、3
    又は4のいずれか1つに記載の薄板(1)。
  6. 【請求項6】 三角形−ピラミッド状の隆起(4)の3
    つのベースライン(B)の各々に平行に三角形−ピラミ
    ッド状の窪み(5)のベースライン(B)が接続し、そ
    して三角形−ピラミッド状の窪み(5)の3つのベース
    ライン(B)の各々に平行に三角形−ピラミッド状の隆
    起(4)のベースライン(B)が接続することを特徴と
    する、請求項1、3又は4のうちのいずれか1つに記載
    の薄板(1)。
  7. 【請求項7】 薄板(1)は、領域的には請求項1及び
    6の特徴の組合せによれば、膨らみを示しかつ残りの領
    域においては請求項2による膨らみを示し、その際正の
    膨らみ(短縮形:+)として隆起(4)がそして負の膨
    らみ(短縮形:「−」)として窪み(5)が把握され又
    は反転される薄板(1)において、薄板(1)は、−実
    質的に直線のピッチ線(T)の3つの均一に交叉する群
    を有しかつそれによって略等辺の三角形から成る格子を
    形成する−Z=0の基準面から前記交叉するピッチ線
    (T)の角の二等分線の少なくとも1つに沿って突出す
    る相異なる方向に向けられた膨らみを、交互に+−+−
    +−+−とは異なる方向順に、好ましくは短縮形+−−
    −+−−−の方向順に有することを特徴とする、前記薄
    板(1)。
  8. 【請求項8】 順に続くピラミッドの互いに平行なベー
    スライン(B)が、互いに間隔0を有し、即ち交わり、
    その結果ベースラインは本体縁としては現れず、そのた
    めにベースラインはピッチ線(T)とも交わることを特
    徴とする、請求項6又は7に記載の薄板(1)。
  9. 【請求項9】 順に続くピラミッドの互いに平行なベー
    スライン(B)が、互いに0よりも大きな間隔を有し、
    その結果ベースラインは、−場合によっては円形の又は
    破断した−本体縁として現れ、その際隣接したピラミッ
    ドの平行なベースラインの間のウエブ面Sの幅bが、ピ
    ラミッドの縁の長さの40%よりも小さく、好ましくは
    略20%であることを特徴とする、請求項6又は7に記
    載の薄板(1)。
  10. 【請求項10】 隣接した平行のベースラインの間のウ
    エブ面Sの幅bが、高々ウエブ厚さの二倍であることを
    特徴とする請求項9に記載の薄板(1)。
  11. 【請求項11】 Z=0の基準面が、平坦ではなく、円
    筒面状又は更に好ましくはポリゴン状に湾曲しており又
    はそのような湾曲が順に交互に波形にされていることを
    特徴とする、請求項1又は2に記載の薄板(1)。
  12. 【請求項12】 Z=0の基準面がピッチ線(T)の3
    つの群の1つの少なくとも単一のピッチ線(T)と交わ
    り、その際ピッチ線(T)が更に好ましくは−仕上がっ
    たタイヤに関して−略ラジアル方向に経過することを特
    徴とする、不連続の、ポリゴン状の湾曲部を備えた請求
    項11に記載の薄板(1)。
  13. 【請求項13】 タイヤ(3)の製造のための加硫型
    (2)であって、その際型(2)は、踏面(L)に切り
    込み(10)をつくるために薄板(1)を有する、前記
    加硫型において、薄板の少なくともいくつかが、請求項
    1又は2、又は好ましくは他の請求項3から12までの
    うちの少なくともいずれか一に記載の薄板(1)によっ
    て成形されることを特徴とする前記自動車タイヤ。
  14. 【請求項14】 切り込み(10)を有する踏面(L)
    を備えた自動車タイヤにおいて、切り込み(10)の少
    なくともいくつかが、請求項1又は2、又は好ましくは
    他の請求項3から12までのうちの少なくともいずれか
    一に記載の薄板(1)によって成形されることを特徴と
    する前記自動車タイヤ。
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