JPH11290529A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11290529A
JPH11290529A JP11428298A JP11428298A JPH11290529A JP H11290529 A JPH11290529 A JP H11290529A JP 11428298 A JP11428298 A JP 11428298A JP 11428298 A JP11428298 A JP 11428298A JP H11290529 A JPH11290529 A JP H11290529A
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詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技制御基板の流用可能性を高め、開発コス
トや製造コストを低減できるとともにリサイクル性に優
れた遊技機が要望されている。 【解決手段】 メイン基板31と、共通回路基板35、
賞球基板37、表示制御基板80およびスイッチ基板4
2がシリアル送受信を行う通信線41で接続されてい
る。CPU56は、I/Oポート57を介して各基板上
の各回路を指定する信号を送出するとともに、通信回路
47を介して各基板上の各回路に情報送信し、各回路か
ら情報受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機等の遊技機に関し、特に、始動入賞等にも
とづいて特別の遊技が実行可能になり、遊技の結果、特
定の条件が成立すると所定の遊技価値が付与可能となる
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機として、遊技球などの遊技媒体を
発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けら
れている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞する
と、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。
さらに、表示状態が変化可能な可変表示部が設けられ、
可変表示部の表示結果があらかじめ定められた特定の表
示態様となった場合に所定の遊技価値を遊技者に与える
ように構成されたものがある。
【0003】可変表示部には複数の表示領域があり、通
常、複数の可変表示の表示結果を時期を異ならせて表示
するように構成されている。可変表示部には、例えば、
図柄等の複数の識別情報が可変表示される。可変表示部
の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態様の組
合せとなることを、通常、「大当り」という。なお、遊
技価値とは、遊技機の遊技領域に設けられた可変入賞球
装置の状態が打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な
状態になることや、遊技者にとって有利な状態となるた
めの権利を発生させたりすることである。「大当り」が
発生すると、例えば、遊技者に大量の賞球などの価値が
払い出される。
【0004】また、「大当り」の組合せ以外の「はず
れ」の表示態様の組合せのうち、複数の可変表示部の表
示結果のうちの一部が未だに導出表示されていない段階
において、既に表示結果が導出表示されている可変表示
部の表示態様が特定の表示態様の組合せとなる表示条件
を満たしている状態を「リーチ」という。遊技者は、大
当りをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行
う。
【0005】そのような遊技機には、可変表示部を実現
する表示装置、遊技効果を増すためのランプやLED、
電動部品を駆動するためのソレノイド、賞球および玉貸
しのための機構、入賞や打球通過を検出するためのスイ
ッチ等、多数の電気部品が設けられている。それらの電
気部品は遊技の進行に伴って動作する必要があるので、
遊技の進行を制御する遊技制御手段から指令を受けた
り、遊技制御手段にセンサ情報を出力する必要がある。
遊技機の機種が異なると、各電気部品の構成の仕方(数
や配置など)が異なってくるので、基板も各機種対応に
設計および製造を行う必要がある。なお、遊技制御手段
は、一般には、マイクロコンピュータで実現される。ま
た、電気部品とは、電気的に駆動される全ての部品を指
す概念である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、遊技機の機種
が異なると、遊技制御マイクロコンピュータおよび各電
気部品の駆動回路を搭載した遊技制御基板を変更しなけ
ればならない。すなわち、新たな機種を開発する際に従
来の機種の遊技制御基板を流用できなくなり開発コスト
および製造コストがかさむ。また、従来機種の遊技制御
基板を他機種に流用できないので、不要になったときに
は廃棄せざるを得ず、環境問題も生じてくる。
【0007】そこで、本発明は、各機種間で遊技制御マ
イクロコンピュータを搭載した主基板の共用化を図るこ
とができ、開発コストや製造コストを低減できるととも
にリサイクル性に優れた遊技機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による遊技機は、
表示状態が変化可能な可変表示装置を含み、可変表示装
置に表示される識別情報の表示結果があらかじめ定めら
れた特定の表示態様となった場合に所定の遊技価値が付
与可能となる遊技機であって、遊技の進行を制御する主
制御部と情報通信制御部とが搭載された主制御基板と、
遊技機に設けられた電気部品の作動に関わる回路部と主
制御基板との間の情報通信を行う情報通信部とが設けら
れた回路基板とを備え、主制御基板と回路基板とは通信
可能に接続され、主制御部は、回路基板に情報を送信し
て各電気部品を制御するように構成されたものである。
【0009】回路基板は、どの遊技機種にも共通して使
用される共通回路基板と、遊技機種に応じて使用される
独自の個別基板とから構成されていてもよい。また、回
路基板は、少なくとも所定の遊技機種のグループ毎に共
用され、グループにおける最大想定数のポートを有する
共通回路基板であってもよい。遊技機は、主制御部に供
給される情報を取り込む情報入力回路部を備え、情報入
力回路部は、主制御基板との間の情報通信を行う情報通
信部を有する情報入力回路基板に搭載された構成であっ
てもよい。情報通信部は、遊技制御部からの呼出に応じ
て、取り込んだ情報を主制御基板に送出する構成であっ
てもよい。情報通信制御部と情報通信部とは、シリアル
ラインで情報転送を行う構成であってもよい。また、主
制御部は、各回路に情報を送信する際に回路指定情報を
送出するように構成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチン
コ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチン
コ遊技機1を正面からみた正面図、図2はパチンコ遊技
機1の内部構造を示す全体背面図、図3はパチンコ遊技
機1の遊技盤を背面からみた背面図である。なお、ここ
では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本
発明はパチンコ遊技機に限られず、例えばコイン遊技機
やスロットマシン等であってもよく、また、始動入賞等
にもとづいて特別の遊技が実行可能になり、遊技の結
果、特定の条件が成立すると所定の遊技価値が付与可能
となる全ての遊技機に適用可能である。
【0011】図1に示すように、パチンコ遊技機1は、
額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠
2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の
下部には、打球供給皿3からあふれた景品玉を貯留する
余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作
ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、
遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。また、遊技
盤6の前面には遊技領域7が設けられている。
【0012】遊技領域7の中央付近には、複数種類の図
柄を可変表示するための画像表示部9と7セグメントL
EDによる可変表示器10とを含む可変表示装置8が設
けられている。画像表示部9には、「左」、「中」、
「右」の3つの図柄表示エリアがあり、これらの図柄表
示エリアは可変表示部を構成する。可変表示装置8の側
部には、打球を導く通過ゲート11が設けられている。
通過ゲート11を通過した打球は、玉出口13を経て始
動入賞口14の方に導かれる。通過ゲート11と玉出口
13との間の通路には、通過ゲート11を通過した打球
を検出するゲートセンサ12がある。また、始動入賞口
14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動
口センサ17によって検出される。
【0013】また、始動入賞口14の下部には開閉動作
を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞
球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされ
る。可変入賞球装置15の下部には、特定遊技状態(大
当り状態)においてソレノイド21によって開状態とさ
れる開閉板20が設けられている。開閉板20から遊技
盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(Vゾーン)に
入った入賞球はVカウントセンサ22で検出され、他方
に入った入賞球はカウントセンサ23で検出される。
【0014】遊技盤6には、複数の入賞口19,24が
設けられている。遊技領域7の左右周辺には、遊技中に
点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、
入賞しなかった打球を吸収するアウト口26がある。ま
た、遊技領域7の外側の左右上部には、効果音を発する
2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外
周の枠部には、遊技効果ランプ・LED(枠ランプ)2
8が設けられている。そして、この例では、一方のスピ
ーカ27の近傍に、景品玉払出時に点灯する賞球ランプ
51が設けられ、他方のスピーカ27の近傍に、補給玉
が切れたときに点灯する玉切れランプ52が設けられて
いる。さらに、図1には、パチンコ遊技台1に隣接して
設置され、プリペイドカードが挿入されることによって
玉貸しを可能にするカードユニット50も示されてい
る。
【0015】打球発射装置から発射された打球は、打球
レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7
を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートセ
ンサ12で検出されると、可変表示器10の表示数字が
連続的に変化する状態になる。また、打球が始動入賞口
14に入り始動口センサ17で検出されると、図柄の変
動を開始できる状態であれば、画像表示部9内の図柄が
回転を始める。図柄の変動を開始できる状態でなけれ
ば、始動入賞記憶を1増やす。画像表示部9内の画像の
回転は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の
画像の組み合わせが大当り図柄の組み合わせであると、
大当り遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20が、
一定時間の経過と、所定個数(例えば10個)の打球の
入賞とのうちのいずれかの条件が成立するまで開放す
る。そして、開閉板20の開放中に打球が特定入賞領域
に入賞しVカウントセンサ22で検出されると、継続権
が発生し開閉板20の開放が再度行われる。この継続権
の発生は、所定回数(例えば16ラウンド)許容され
る。
【0016】停止時の画像表示部9内の画像の組み合わ
せが確率変動を伴う大当り図柄の組み合わせであって、
可変表示器10の示す図柄が所定の図柄である場合に
は、その後、可変入賞球装置15が高い頻度で開状態と
なるとともに、次に大当りとなる確率が高くなる。すな
わち、遊技者にとってさらに有利な状態となる。
【0017】次に、パチンコ遊技機1の裏面の構造につ
いて図2を参照して説明する。可変表示装置8の背面に
は、図2に示すように、機構板36の上部に景品玉タン
ク38が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置島に
設置された状態でその上方から景品玉が景品玉タンク3
8に供給される。景品玉タンク38内の景品玉は、誘導
樋39を通って玉払出装置に至る。
【0018】機構板36には、中継基板30を介して画
像表示装置9を制御する可変表示制御ユニット29、基
板ケース32に覆われ遊技制御用マイクロコンピュータ
等が搭載された主制御基板31、可変表示制御ユニット
29と主制御基板31との間の信号を中継するための中
継基板33、および景品玉の払出制御と玉貸し制御とを
行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された賞
球基板37が設置されている。さらに、機構板36に
は、モータの回転力を利用して打球を遊技領域7に発射
する打球発射装置34が設置されている。
【0019】また、遊技盤6の裏面には、図3に示すよ
うに、各入賞口および入賞球装置に入賞した入賞玉を所
定の入賞経路に沿って導く入賞玉集合カバー40が設け
られている。入賞玉集合カバー40に導かれる入賞玉の
うち、開閉板20を経て入賞したものは、玉払出装置9
7が相対的に多い景品玉数(例えば15個)を払い出す
ように制御される。始動入賞口14を経て入賞したもの
は、玉払出装置(図3において図示せず)が相対的に少
ない景品玉数(例えば6個)を払い出すように制御され
る。そして、その他の入賞口24および入賞球装置を経
て入賞したものは、玉払出装置が相対的に中程度の景品
玉数(例えば10個)を払い出すように制御される。
【0020】このような制御を行うために、始動口セン
サ17およびカウントセンサ23からの信号が、主制御
基板31に送られる。遊技制御基板31に各センサから
の信号が送られると、遊技制御基板31から賞球基板3
7に、各入賞に対する玉払出個数を示す賞球個数信号が
送られる。
【0021】図4は、遊技制御用のマイクロコンピュー
タを搭載した主制御基板(メイン基板)31とメイン基
板31に電気的に接続される各基板との構成の一例を示
すブロック図である。図4に示す構成では、メイン基板
31共通回路基板35、賞球基板37、スイッチ基板4
2および表示制御基板80が設けられている。メイン基
板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制
御する基本回路53が設けられている。基本回路53
は、各基板との間の情報通信を行う通信回路47、ゲー
ム制御用のプログラム等を記憶するROM54、ワーク
メモリとして使用されるRAM55、制御用のプログラ
ムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポー
ト部57を含む。なお、ROM54,RAM55はCP
U56に内蔵されている場合もある。
【0022】CPU56には、スイッチ基板42および
通信回路47を介して、ゲートセンサ12、始動口セン
サ17、Vカウントセンサ22およびカウントセンサ2
3からの信号が入力される。また、CPU56は、通信
回路47および共通回路基板35を介して、可変入賞球
装置15を開閉するソレノイド16および開閉板20を
開閉するソレノイド21を駆動する信号を与え、7セグ
メントLEDによる可変表示器10を駆動する信号を与
える。また、I/Oポート57を介して、大当りの発生
を示す大当り情報、画像表示部9の画像表示開始に利用
された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動
が生じたことを示す確変情報等をホール管理コンピュー
タ等のホストコンピュータに対して出力する。
【0023】表示制御基板80には、可変表示部を構成
する画像表示部(例えばCRT)9の表示制御を行う回
路が搭載される。CPU56は、通信回路47を介して
表示制御基板80に対して、遊技の進行に応じて、表示
内容を指示する表示制御コマンドデータを送信する。ま
た、CPU56は、遊技の進行に応じて、通信回路47
を介して、装飾ランプ25を点灯または滅灯させるため
の信号を共通回路基板35に送信する。さらに、通信回
路47を介して、賞球基板37に賞球個数信号を送信す
る。また、通信回路47を介して、共通回路基板35に
ソレノイドをON/OFFするための信号を送信する。
【0024】さらに、メイン基板31には、電源投入時
に基本回路53をリセットするための初期リセット回路
65と、定期的(例えば、2ms毎)に基本回路53に
リセットパルスを与えてゲーム制御用のプログラムを先
頭から再度実行させるための定期リセット回路66と、
基本回路53から与えられるアドレス信号をデコードし
てI/Oポート部57のうちのいずれかのI/Oポート
を選択するための信号を出力するアドレスデコード回路
67とが設けられている。
【0025】実施の形態1.図5は、本発明の第1の実
施の形態の各基板上の回路構成を示すブロック図であ
る。図に示すように、この実施の形態では、メイン基板
31と、共通回路基板35、賞球基板37、表示制御基
板80およびスイッチ基板42が通信線41で接続され
ている。共通回路基板35は、遊技機の全ての機種で共
用が可能な基板である。すなわち、各機種において備え
られるであろうと考えられる個数の電気部品を駆動でき
るだけの駆動回路とメイン基板31からの情報を受信す
る受信回路とが設けられている。各機種において備えら
れるであろうと考えられる個数は最大値であるから、搭
載された駆動回路のうちには、機種によっては、使用さ
れない駆動回路もありうる。なお、この実施の形態で
は、共通回路基板35はソレノイド16,21および装
飾ランプ25を駆動するために用いられるので、ランプ
回路350およびソレノイド(SOL)回路360とい
う名称の駆動回路(受信回路を含む)が図示されている
が、ランプやソレノイド以外の電気部品も駆動対象とす
ることができる。なお、スイッチ基板42に搭載される
回路も、共通回路基板35に搭載するようにしてもよ
い。
【0026】各機種において独自の電気部品、または、
数機種では共用されるものの全機種で使用されるもので
はない電気部品を駆動するために、個別回路基板が設け
られる。この実施の形態では、賞球制御回路370を備
えた賞球基板37、表示制御回路800を備えた表示制
御基板80、およびスイッチ回路を備えたスイッチ基板
42が設けられている。賞球制御回路370は、メイン
基板31から賞球個数信号を受信し、玉払出装置97か
ら玉が払い出されるように制御する。表示制御回路80
0は、メイン基板31から表示制御コマンドデータを受
信し、表示制御コマンドデータに従った表示が画像表示
部9において行われるように制御する。
【0027】図6は、各基板における要部を示すブロッ
ク図である。なお、この例では、通信線41から分岐し
たラインに、共通回路基板35、賞球基板37、表示制
御基板80およびスイッチ基板42が接続される形態が
示されている。メイン基板31において、CPU56
は、I/Oポート57を介して各基板上の各回路を指定
する信号を送出するとともに、通信回路47を介して各
基板上の各回路に情報送信し、各回路から情報受信す
る。通信回路47として、例えば、汎用LSIである汎
用同期/非同期レシーバトランスミッタ(USART)
を用いることができる。
【0028】通信回路47は、CPU56から1バイト
のデータを入力すると、クロック信号に同期してそのデ
ータを通信線41にシリアル出力する。また、クロック
信号に同期して通信線41からシリアル信号を入力し、
1バイトのパラレルデータとしてCPU56に転送す
る。クロック信号は通信線41にも供給されるが、ここ
では、I/Oポート57からの各基板上の各回路を指定
する信号(回路指定信号)がアクティブになっていると
きにのみ通信線41にクロック信号が出力されるとす
る。そのような制御回路は図6には示されていないが、
ゲート回路を用いることによって容易に実現できる。
【0029】共通回路基板35には、通信線41のシリ
アルデータを入力しクロック信号で入力データをシフト
するシフトレジスタ(シリアル−パラレル変換器)35
2、シフトレジスタ352の出力を通信線41からの回
路指定信号でラッチするラッチ回路353、およびラッ
チ回路353の出力を例えば12Vに変換するドライバ
回路354が搭載される。シフトレジスタ352、ラッ
チ回路353およびドライバ回路354は、ランプ回路
350の実現例である。また、通信線41のシリアルデ
ータを入力しクロック信号で入力データをシフトするシ
フトレジスタ(シリアル−パラレル変換器)362、シ
フトレジスタ362の出力を通信線41からの回路指定
信号でラッチするラッチ回路363、およびラッチ回路
363の出力を例えば12Vに変換するドライバ回路3
64が搭載される。シフトレジスタ362、ラッチ回路
363およびドライバ回路364は、ソレノイド回路3
60の実現例である。
【0030】なお、12V電源は、通信線41を介して
メイン基板31から供給されている。また、この例では
ランプ回路350とソレノイド回路360とを分けた
が、共通回路基板35に1つの共通回路を設け、1つの
シフトレジスタおよび1つのラッチ回路を備えた構成と
してもよい。
【0031】賞球基板37には、メイン基板31の通信
回路と47と同様の通信回路371、玉払出制御を行う
CPU372、および玉払出装置97を構成する各機構
部品を駆動するドライバ回路373が搭載されている。
表示制御基板80には、メイン基板31の通信回路と4
7と同様の通信回路801、表示制御コマンドデータを
解釈して画像データを作成するCPU802、およびC
PU802が作成した画像データをCRTで表示できる
映像データに変換するCRT制御部803が搭載されて
いる。
【0032】スイッチ基板42には、各センサの出力を
入力するレシーバ回路421、およびレシーバ回路42
1の各出力を通信線41からのクロック信号でシフトし
て通信線41に送出するパラレル−シリアル変換器(P
−S変換器)422が搭載されている。なお、レシーバ
回路421は、例えば各センサ出力を受けるトランジス
タである。
【0033】図7は、通信線41の他の実現例を示すブ
ロック図である。図7に示された例では、通信線41
は、共通回路基板35、賞球基板37、表示制御基板8
0およびスイッチ基板42で中継される。
【0034】図8は、図7に示された各基板における要
部を示すブロック図である。共通回路基板35には、通
信線41における下り通信線(メイン基板31から各基
板に至る情報を伝えるライン:丸囲み1のライン)から
データを受信してそのデータをシフトレジスタ352に
出力するとともに、受信したデータをドライバ356に
出力するレシーバ355が設けられている。ドライバ3
56は、レシーバ355からのデータを下り通信線に送
出する。また、通信線41における上り通信線(各基板
からメイン基板31に至る情報を伝えるライン:丸囲み
2のライン)からのデータ(この場合にはソレノイド回
路360のドライバ366からの下りデータ)は、レシ
ーバ355で受信され、ドライバ356を介して上り通
信線に送出される。
【0035】また、下り通信線からデータ(この場合に
はランプ回路350のドライバ356からの下りデー
タ)を受信してそのデータをシフトレジスタ362に出
力するとともに、受信したデータをドライバ366に出
力するレシーバ365が設けられている。ドライバ36
6は、レシーバ365からのデータを下り通信線に送出
する。また、通信線41における上り通信線からのデー
タ(この場合には賞球制御回路370のドライバ376
からの上りデータ)は、レシーバ365で受信され、ド
ライバ366を介して上り通信線に送出される。
【0036】賞球基板370には、下り通信線からデー
タ(この場合にはソレノイド回路360のドライバ36
6からの下りデータ)を受信してそのデータを通信回路
372に出力するとともに、受信したデータをドライバ
376に出力するレシーバ375が設けられている。ド
ライバ376は、レシーバ375からのデータを下り通
信線に送出する。また、通信線41における上り通信線
からのデータ(この場合には表示制御回路800のドラ
イバ806からのデータ)は、レシーバ375で受信さ
れ、ドライバ376を介して上り通信線に送出される。
【0037】表示制御基板80には、下り通信線からデ
ータ(この場合には賞球制御回路370のドライバ37
6からの下りデータ)を受信してそのデータを通信回路
802に出力するとともに、受信したデータをドライバ
806に出力するレシーバ805が設けられている。ド
ライバ806は、レシーバ805からのデータを下り通
信線に送出する。また、通信線41における上り通信線
からのデータ(この場合にはスイッチ回路420のドラ
イバ426からのデータ)は、レシーバ805で受信さ
れ、ドライバ806を介して上り通信線に送出される。
【0038】スイッチ基板42には、下り通信線からデ
ータ(この場合には表示制御回路800のドライバ80
6からの下りデータ)を終端する終端器(終端抵抗)4
26と、P−S変換器422からのデータを上り通信線
に送出するドライバ426が設けられている。なお、各
基板におけるその他の構成は、図6に示された構成と同
じである。また、図6に示された構成と図8に示された
構成とは、通信線41に対する入出力構成が異なるだけ
で、情報送受信制御は同じである。
【0039】次に動作について説明する。図9は、メイ
ン基板31における基本回路53のメイン動作の一例を
示すフローチャートである。上述したように、この処理
は、定期リセット回路66が発するリセットパルスによ
って、例えば2ms毎に起動される。この例では、基本
回路53が起動されると、CPU56は、まず、スタッ
クポインタの指定アドレスをセットするためのスタック
セット処理を行う(ステップS1)。次いで、初期化処
理を行う(ステップS2)。初期化処理では、CPU5
6は、RAM55にエラーが含まれているか判定し、エ
ラーが含まれている場合には、RAM55を初期化する
などの処理を行う。そして、表示制御基板80に送出さ
れる表示制御コマンドデータをRAM55の所定の領域
に設定する処理を行った後に(ステップS3)、入賞球
信号処理を行う(ステップS4)。入賞球信号処理で
は、入賞があったか否かの判定と、入賞があった場合の
賞球個数を決定する処理が行われる。
【0040】次いで、CPU56は、各基板に情報を送
出する処理および各基板から情報を受信する処理(デー
タ入出力処理)を行う(ステップS5)。図10は、デ
ータ入出力処理を示すフローチャートである。また、図
11は通信線41で伝送される信号を示し、図12は情
報送受信タイミングの一例を示すタイミング図である。
図11に示すように、この例では、メイン基板31から
各基板に対して、送信データ、同期クロック(クロック
信号)、回路指定信号となるイネーブル#0〜#4が通
信線41の下り通信線に送出され、スイッチ基板42か
らの受信データが通信線41の上り通信線に送出され
る。
【0041】この実施の形態では、データ入出力処理に
おいて、ランプ回路350への情報送信、ソレノイド回
路360への情報送信、賞球制御回路370への情報送
信、表示制御回路800への情報送信、およびスイッチ
回路420からの情報受信のいずれかが実行される。す
なわち、2msの1回の基本回路53の動作において、
いずれかの送受信動作が実行される。いずれが実行され
るのかは、通信カウンタの値で決まる。
【0042】データ入出力処理において、CPU56
は、まず、通信カウンタの値を1増やす(ステップS5
1)。通信カウンタの値が5であったなら0に戻す。そ
して、通信カウンタの値=0ならば共通回路基板35に
おけるランプ回路350への情報送信を行い、通信カウ
ンタの値=1ならば共通回路基板35におけるソレノイ
ド回路360への情報送信を行い、通信カウンタの値=
2ならば賞球基板37への情報送信を行い、通信カウン
タの値=3ならば表示制御基板80への情報送信を行
い、通信カウンタの値=4ならばスイッチ基板42から
の情報受信を行う。
【0043】CPU56は、通信カウンタの値が4であ
るならば(ステップS52)、I/Oポート57を介し
てスイッチ回路イネーブル信号(イネーブル#4)をア
クテイブであるローレベルにする(ステップS53)。
よって、スイッチ基板42のみに通信線41を介してイ
ネーブル信号が与えられる。また、通信線41にクロッ
ク信号が出力される。イネーブル信号が与えられると、
スイッチ基板42のP−S変換器422は動作可能状態
になる。すると、図12(B)に示すように、P−S変
換器422はクロック信号立ち上がりに同期してシフト
動作を行い、情報を1ビットずつ通信線41の受信デー
タのラインに送出する。
【0044】メイン基板31の通信回路47は、CPU
56によって受信イネーブル状態に設定される(ステッ
プS54)。通信回路47はもクロック信号が入力され
るので、通信回路47は、図12(B)に示すように、
クロック信号の立ち下がりに同期して、通信線41の受
信データのラインを取り込み、8ビットのデータの取り
込みが完了すると受信終了通知をCPU56に出力す
る。
【0045】受信終了通知を受けると、CPU56は、
通信回路47から受信データを入力し、それを保存する
(ステップS54,S55)。保存されたデータは各セ
ンサの状態を示す情報であり、例えば、入賞球信号処理
(ステップS4)で使用される。
【0046】通信カウンタが0であるならば(ステップ
S61)、CPU56は、I/Oポート57を介してラ
ンプ回路イネーブル信号(イネーブル#0)をアクテイ
ブであるローレベルにする(ステップS62)。また、
通信回路47に、装飾ランプ25の点灯/滅灯および可
変表示器10に表示される普通図柄を示す1バイトのデ
ータを設定する(ステップS63)。通信回路47には
クロック信号が入力されるので、通信回路47は、図1
2(A)に示すように、CPU56によって設定された
データをクロック信号の立ち上がりに同期して1ビット
ずつ通信線41の送信データのラインに出力する。
【0047】この場合、共通回路基板35のランプ回路
350のみに通信線41を介してイネーブル信号が与え
られる。また、通信線41にクロック信号が出力され
る。イネーブル信号が与えられると、図12(A)に示
すように、共通回路基板35のシフトレジスタ352は
クロック信号に同期して通信線41の送信データのライ
ンからデータを取り込みそれをシフトする。
【0048】通信回路47は、8ビットのデータ送出が
完了すると送信完了通知をCPU56に出力する(ステ
ップS64)。すると、CPU56は、I/Oポート5
7を介してイネーブル信号を非アクティブにする(ステ
ップS65)。共通回路基板35のラッチ回路354
は、イネーブル#0の立ち上がりでシフトレジスタのパ
ラレル出力をラッチし、そのデータをドライバ回路35
4に出力する。よって、ドライバ回路354は、メイン
基板31のCPU56が設定した装飾ランプ25の点灯
/滅灯を示すデータに応じて装飾ランプ25を点灯また
は滅灯させることができ、CPU56が設定した普通図
柄を可変表示器10に表示することができる。
【0049】通信カウンタが1であるならば(ステップ
S66)、CPU56は、I/Oポート57を介してソ
レノイド回路イネーブル信号(イネーブル#1)をアク
テイブであるローレベルにする(ステップS67)。ま
た、通信回路47に、ソレノイド16,21の駆動状態
を示すデータを設定する(ステップS68)。そして、
CPU56は、通信回路47から送信完了通知を受ける
と、I/Oポート57を介してイネーブル信号を非アク
ティブにする(ステップS64,S65)。すると、ラ
ンプ回路350の場合と同様に、シフトレジスタ362
およびラッチ回路363が動作し、メイン基板31のC
PU56が設定したソレノイド16,21の駆動状態を
示すデータに応じてソレノイド16,21が駆動され
る。
【0050】通信カウンタが2であるならば(ステップ
S69)、CPU56は、I/Oポート57を介して賞
球制御回路イネーブル信号(イネーブル#2)をアクテ
イブであるローレベルにする(ステップS70)。ま
た、通信回路47に、賞球個数信号を示す1バイトのデ
ータを設定する(ステップS72)。通信回路47は、
図12(A)に示すように、CPU56によって設定さ
れたデータをクロック信号の立ち上がりに同期して1ビ
ットずつ通信線41の送信データのラインに出力する。
【0051】この場合には、賞球基板37のみに通信線
41を介してイネーブル信号が与えられている。イネー
ブル信号が与えられると、図12(A)に示すように、
賞球基板37の通信回路371はクロック信号に同期し
て通信線41の送信データのラインからデータを取り込
みそれをシフトする。
【0052】メイン基板31の通信回路47は、8ビッ
トのデータ送出が完了すると送信完了通知をCPU56
に出力する(ステップS64)。すると、CPU56
は、I/Oポート57を介してイネーブル信号を非アク
ティブにする(ステップS65)。一方、賞球基板37
の通信回路371は、8ビットのデータ入力が完了する
と、賞球基板37のCPU372に対して受信完了通知
を出力する。CPU372は、その通知に応じて通信回
路371が受信したデータを入力する。よって、賞球基
板37のCPU372は、メイン基板31のCPU56
が送信した賞球個数信号を受信し、その信号に応じて玉
払出制御を行うことができる。
【0053】通信カウンタが0,1,2,4でないなら
ば、CPU56は、I/Oポート57を介して表示制御
回路イネーブル信号(イネーブル#3)をアクテイブで
あるローレベルにする(ステップS72)。また、通信
回路47に、表示制御コマンドデータを示す1バイトの
データを設定する(ステップS73)。通信回路47
は、図12(A)に示すように、CPU56によって設
定されたデータをクロック信号の立ち上がりに同期して
1ビットずつ通信線41の送信データのラインに出力す
る。
【0054】この場合には、表示制御基板80のみに通
信線41を介してイネーブル信号が与えられている。イ
ネーブル信号が与えられると、図12(A)に示すよう
に、表示制御基板80の通信回路801はクロック信号
に同期して通信線41の送信データのラインからデータ
を取り込みそれをシフトする。
【0055】メイン基板31の通信回路47は、8ビッ
トのデータ送出が完了すると送信完了通知をCPU56
に出力する(ステップS64)。すると、CPU56
は、I/Oポート57を介してイネーブル信号を非アク
ティブにする(ステップS65)。一方、表示制御基板
80の通信回路801は、8ビットのデータ入力が完了
すると、表示制御基板80のCPU802に対して受信
完了通知を出力する。CPU802は、その通知に応じ
て通信回路801が受信したデータを入力する。よっ
て、表示制御基板80のCPU802は、メイン基板3
1のCPU56が送信した表示制御コマンドデータを受
信し、表示制御コマンドデータに応じてCRTに表示す
る画像データを作成することができる。
【0056】なお、クロック信号の周波数は例えば20
kHz(周期50μs)であり、400μs(=0.4
ms)で1バイトのデータ転送が完了する。すなわち、
2msのCPU56の動作時間に対して、データ入出力
処理に0.4ms費やされる。ただし、クロック周波数
20kHzは単なる例であって、実際の遊技機では、C
PU56の処理量や通信線41の長さ等を考慮して適宜
選定される。
【0057】その後、メイン基板31のCPU57は、
パチンコ遊技機1の内部に備えられている自己診断機能
によって種々の異常診断処理が行われ、その結果に応じ
て必要ならば警報が発せられる(エラー処理:ステップ
S6)。また、各判定用乱数(大当りとするか否か決定
するための乱数等)を示す各カウンタを更新する処理を
行う(ステップS7)。
【0058】次に、CPU56は、特別図柄プロセス処
理を行う(ステップS8)。特別図柄プロセス制御で
は、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で
制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当す
る処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄プ
ロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新
される。また、普通図柄プロセス処理を行う(ステップ
S9)。普通図柄プロセス処理では、7セグメントLE
Dによる可変表示器10を所定の順序で制御するための
普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出
されて実行される。そして、普通図柄プロセスフラグの
値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。その
後、CPU56は、次に定期リセット回路66からリセ
ットパルスが与えられるまで、ステップS10の表示用
乱数(大当り図柄を決定するための乱数等)の更新処理
を繰り返す。すなわち、各表示用乱数を発生させるため
の各カウンタの値の1加算を行う。
【0059】実施の形態2.第1の実施の形態では、メ
イン基板31のCPU56は、各基板上の回路を指定す
る信号である各イネーブル信号を各基板に転送した。し
かし、送信データ中にアドレス信号を含めることによっ
て各基板上の回路を指定することもできる。図13は、
そのような実施の形態を示すブロック図である。
【0060】この実施の形態では、共通制御基板35に
も、通信回路358およびCPU359が搭載される。
そして、CPU359には、メイン基板31から通信線
41を介して、送信データがアドレスであるかデータで
あるのかを示す信号(A/D信号)が入力される。ま
た、スイッチ回路42にも通信回路428およびCPU
429が搭載される。そして、CPU429には、メイ
ン基板31から通信線41を介してA/D信号が入力さ
れる。そして、賞球基板37および表示制御基板80の
CPU372,802にもA/D信号が入力される。
【0061】図14は、この実施の形態での通信線41
で伝送される信号を示し、図15は情報送受信タイミン
グの一例を示すタイミング図である。図14に示すよう
に、メイン基板31から各基板に対して、送信データ、
同期クロック(クロック信号)、回路指定信号となるA
/D信号が通信線41の下り通信線に送出され、スイッ
チ基板42からの受信データが通信線41の上り通信線
に送出される。なお、A/D信号は、ローレベルで送信
データがアドレスであることを示し、ハイレベルで送信
データがデータであることを示すとする。
【0062】メイン基板31のCPU56は、いずれか
の基板に情報を送信するときおよびいずれかの基板から
情報を入力するときには、まず、図15(A)に示すよ
うに、ローレベルのA/D信号をI/Oポート57から
通信線412に出力する。そして、送信対象の基板また
は受信対象の基板に割り当てられたアドレスデータを通
信回路47に出力する。通信回路47は、クロック信号
の立ち上がりに同期してアドレスデータを通信線41に
送出する。
【0063】各基板において、A/D信号は各CPU3
59,372,802,429に入力されている。従っ
て、各CPU359,372,802,429は、各通
信回路358,371,801,428を介して受信し
たデータがアドレスであるのかデータであるのか認識で
きる。各通信回路358,371,801,428は、
通信線41からのクロック信号の立ち下がりに同期して
通信線41からのデータを取り込み、8ビットのデータ
を受信したらCPU359,372,802,429に
受信完了通知を出力する。各CPU359,372,8
02,429は、受信完了通知を受けたら各通信回路3
58,371,801,428からデータを入力する。
このデータはアドレスデータであるから、各CPU35
9,372,802,429は、受信したアドレスデー
タが自身のアドレスを指しているのかどうか判定する。
【0064】次いで、メイン基板31のCPU56は、
A/D信号をハイレベルにして、直前に送出したアドレ
スデータに対応する基板に送出するデータを通信回路4
7に設定する。または、直前に送出したアドレスデータ
に対応する基板からデータを受信するために通信回路4
7を受信可能状態に設定する。
【0065】通信回路47は、データが設定されると、
クロック信号の立ち上がりに同期してデータを通信線4
1に送出する。このデータは、図15(B)に示すタイ
ミングで全ての基板の通信回路358,371,80
1,428において受信され、各CPU359,37
2,802,429に転送される。各CPU359,3
72,802,429は、直前に自身のアドレスと一致
するアドレスデータを受信していた場合にのみ、そのデ
ータを使用する。そうでなければ、そのデータを廃棄す
る。なお、各CPU359,372,802,429
は、直前に自身のアドレスと一致するアドレスデータを
受信していない場合には、通信回路358,371,8
01,428を受信可能状態にしないようにしてもよ
い。
【0066】アドレスデータがスイッチ基板42を指定
していた場合には、メイン基板31のCPU56は、通
信回路47を受信可能状態にする。また、スイッチ基板
42のCPU429は、レシーバ回路421を介して入
力したした各センサのON/OFF状態を通信回路42
8に設定する。通信回路428は、CPU429からデ
ータを受信すると、図15(C)に示すように、通信線
41からのクロック信号の立ち上がりに同期して1ビッ
トずつデータを通信線41に送出する。メイン基板31
の通信回路47は、クロック信号の立ち下がりに同期し
て通信線41からデータを取り込み、8ビットのデータ
の取り込みが完了したら、CPU56に受信完了通知を
出力する。CPU56は、受信完了通知に応じて、通信
回路47からデータを入力し、そのデータをスイッチ情
報として保存する。
【0067】以上のようにして、メイン基板31から各
基板に対する情報転送と、各基板からメイン基板31へ
の情報転送とが実現される。この場合には、本来のデー
タの他にアドレスデータも送信する必要があるので、ク
ロック周波数が例えば20kHzである場合には、1回
の情報送受信に0.8msかかる。
【0068】実施の形態3.共通回路基板35は、全て
の機種で共用が可能な基板であるから、変更が施されな
い基板である。すると、全ての機種間で共通化されるメ
イン基板31に共通回路基板35に搭載される回路を設
けてもよいことになる。図16は、そのような考え方に
もとづく第3の実施の形態を示すブロック図である。第
1および第2の実施の形態では共通回路基板35に搭載
されていた各回路は、メイン基板31における共通回路
部35aとして実現される。ただし、この実施の形態で
は、共通回路部35aは、CPU56とI/Oポート5
7で接続される。よって、共通回路部35aには、ラン
プやソレノイドを駆動するドライバ回路のみが設けられ
ている。ドライバ回路の個数は、各機種において備えら
れるであろうと考えられる個数の電気部品を駆動できる
だけの個数、すなわち想定しうる最大値である。
【0069】図17は、この実施の形態の各基板上の回
路構成を示すブロック図である。図に示すように、この
実施の形態では、メイン基板31と、賞球基板37、表
示制御基板80およびスイッチ基板42が通信線41で
接続されている。また、図18は、各基板における要部
を示すブロック図である。賞球基板37、表示制御基板
80およびスイッチ基板42の構成は、図6に示された
構成と同じである。従って、メイン基板31との間の情
報送受信の仕方は、第1の実施の形態の場合と同じであ
る。なお、図18には通信線41から分岐したライン
に、賞球基板37、表示制御基板80およびスイッチ基
板42が接続される形態が示されているが、図8に示さ
れたような、通信線41が、賞球基板37、表示制御基
板80およびスイッチ基板42で中継される形態として
もよい。また、図13に示されたようなA/D信号によ
って各基板を指定する構成にしてもよい。
【0070】実施の形態4.スイッチ基板42はメイン
基板31の遊技制御手段に情報を送り込むものである。
よって、不正信号が遊技制御手段に送り込まれる可能性
を低減するために、スイッチ基板42に搭載される回路
をメイン基板31に設けてもよい。図19は、そのよう
な考え方にもとづく第4の実施の形態を示すブロック図
である。第1〜第3の実施の形態ではスイッチ基板42
に搭載されていた各回路は、メイン基板31におけるス
イッチ回路部42aとして実現される。ただし、この実
施の形態では、スイッチ回路部42aは、CPU56と
I/Oポート57で接続される。よって、スイッチ回路
部42aには、各センサの情報を入力するレシーバ回路
のみが設けられている。なお、メイン基板31と賞球制
御基板37および表示制御基板80との間は、上記の各
実施の形態の場合と同様に、通信線41で接続される。
【0071】以上のように、CPU56を含み遊技制御
手段を構成する基本回路53が搭載されたメイン基板3
1と、電気部品の駆動回路が搭載された各基板との間を
シリアルデータ転送を行う通信線41で接続したので、
新たな機種を開発する場合には、メイン基板31以外の
基板を設計・製造するとともに、基本回路53のソフト
ウェアを変更すればよい。従って、メイン基板31のハ
ードウェアを変更する必要はなく、各機種間でメイン基
板31を共通に使用することができる。
【0072】また、各機種において備えられるであろう
と考えられる個数の電気部品を駆動できるだけの駆動回
路を搭載した共通回路基板35を備えた場合には、各機
種間でその共通回路基板35共通に使用できるので、設
計・製造のコストをさらに低減することができる。
【0073】実施の形態5.上記の各実施の形態の遊技
機は、始動入賞にもとづいて画像表示部9に可変表示さ
れる特別図柄の停止図柄が所定の図柄の組み合わせにな
ると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種パ
チンコ遊技機であったが、第1種パチンコ遊技機、第2
種パチンコ遊技機および第3種パチンコ遊技機のそれぞ
れの遊技機において必要とされる駆動回路数は、機種が
異なっても似かよっている。そこで、第1種パチンコ遊
技機用の共通回路基板、第2種パチンコ遊技機用の共通
回路基板および第3種パチンコ遊技機用の共通回路基板
35をそれぞれ用意し、メイン基板31に搭載される回
路以外の全ての電気回路を、それぞれの共通回路基板3
5に搭載しておいてもよい。
【0074】図20はそのような実施の形態を示すブロ
ック図である。図20に示すように、共通回路基板35
には、通信回路358とCPU359が搭載される。そ
して、CPU359には、各線からの情報を入力するレ
シーバ回路356と、各電気部品を駆動するドライバ回
路357が接続される。そして、このような共通回路基
板35が、第1種パチンコ遊技機、第2種パチンコ遊技
機および第3種パチンコ遊技機のそれぞれに応じて用意
される。各共通回路基板35のドライバ回路357にお
けるドライバの数は、第1種パチンコ遊技機、第2種パ
チンコ遊技機および第3種パチンコ遊技機のそれぞれに
ついて想定される最大数とする。
【0075】図21は、この実施の形態での通信線41
で伝送される信号を示す。図に示すように、メイン基板
31から共通回路基板35に対して、送信データおよび
同期クロック(クロック信号)が通信線41の下り通信
線に送出され、共通回路基板35からの受信データが通
信線41の上り通信線に送出される。メイン基板31と
共通回路基板35との間の情報送受信の仕方は上記の各
実施の形態の場合と同様であるが、この場合には、例え
ば、nバイト(n:整数)のコマンドがメイン基板31
から共通回路基板35に送信される。そして、nバイト
のうちの第1バイトがヘッダとされる。CPU359
は、通信回路358を介してヘッダを受信すると、その
後に送られてくる(n−1)バイトを取り込む。(n−
1)バイトのデータ中には、ランプやソレノイドの駆動
を示す信号、賞球個数信号、表示制御コマンドデータ等
が含まれる。CPU359は、それらのデータに従っ
て、各電気部品および機構部品を駆動する。
【0076】また、nバイトのコマンドに加えて1バイ
トの情報受信を示すコマンドが定義される。メイン基板
31から共通回路基板35にそのコマンドが送信される
と、CPU357はそのコマンドを解釈し、レシーバ回
路356を介して入力したセンサ情報を、通信回路35
8を介して通信線41に送出する。なお、この実施の形
態でも、レシーバ回路356をメイン基板31に搭載す
るようにしてもよい。
【0077】このように、第1種パチンコ遊技機、第2
種パチンコ遊技機および第3種パチンコ遊技機のそれぞ
れに応じた共通の共通回路基板35を用意しておけば、
遊技機全体でさらに基板の共通化を図ることができる。
なお、第2種パチンコ遊技機および第3種パチンコ遊技
機用の共通回路基板35には、それぞれ、ランプ回路、
ソレノイド回路以外にも例えばモータ回路が搭載され
る。また、第1種パチンコ遊技機、第2種パチンコ遊技
機および第3種パチンコ遊技機に応じて分けられる3種
類の共通回路基板35を用意しておくことは好ましい一
例であるが、他の観点によって分けられる複数種類の共
通回路基板35を用意してもよい。さらに、全ての機種
に適用可能な共通回路基板35を用意してもよい。その
ような共通回路基板35では、入出力ポート(例えばレ
シーバとドライバ)を最大の機種に合わせて設けておく
必要があるが、遊技機全体でより基板の共通化を図るこ
とができる。
【0078】実施の形態6.第5の実施の形態における
共通回路基板35は、あるグループ(例えば、第1種パ
チンコ遊技機、第2種パチンコ遊技機または第3種パチ
ンコ遊技機)で共用が可能な基板、または、全ての機種
で共用が可能な基板であるから、機種間で共通化される
メイン基板31に、共通回路基板35に搭載される回路
を設けてもよいことになる。図22は、そのような考え
方にもとづく第6の実施の形態を示すブロック図であ
る。第5の実施の形態では共通回路基板35に搭載され
ていた各回路は、メイン基板31における共通回路部3
5bとして実現される。この実施の形態では、共通回路
部35bは、CPU56とI/Oポート57で接続され
る。よって、共通回路部35bには、レシーバ回路およ
びドライバ回路のみが設けられている。ドライバ回路の
個数は、各機種において備えられるであろうと考えられ
る個数の電気部品を駆動できるだけの個数、すなわち想
定しうる最大値である。
【0079】実施の形態7.上述したように、共通回路
基板35は、全ての遊技機種に適用できるように、また
は、遊技機種をグループ分けした場合の各グループに共
通に適用できるように、想定しうる必要最大限の入出力
ポートを備えていた。そのような共通回路基板35を用
いてもポート数が不足してしまう場合には、図23に示
すように、共通基板35とともに機種専用基板44を設
けてもよい。図23に示すように、機種専用基板44に
は、通信回路441が搭載されるとともに、スイッチ回
路442、ランプ回路443およびソレノイド回路44
4が搭載される。スイッチ回路442、ランプ回路44
3およびソレノイド回路444は、各機種で共用される
共通回路基板35では足りないポートを追加するために
用いられる。従って、スイッチ回路442、ランプ回路
443およびソレノイド回路444のうちには搭載され
ないものもある。なお、通信回路441、スイッチ回路
442、ランプ回路443およびソレノイド回路444
が搭載される。スイッチ回路442、ランプ回路443
およびソレノイド回路444は、共通回路基板35やス
イッチ基板42に搭載されていたものと同じ機能を果た
す。
【0080】このように、各機種専用の機種専用基板4
4を用いる場合には、共通回路基板35によると不足す
るポートを容易に設けることができる。よって、ある機
種において共通回路基板35によるポートでは足りない
場合に、共通回路基板35の変更等を行う必要がなく、
その結果、共通回路基板35をより広範囲の機種で共用
できる。
【0081】なお、上記の各実施の形態では、共通回路
基板35以外の基板として賞球基板37および表示制御
基板80を例示したが、共通回路基板35以外の基板構
成として、機種に応じて種々の構成を採用することがで
きる。
【0082】メイン基板31から各基板に対してシリア
ルデータで情報を転送するようにした場合には、装置の
検査を容易に行うことができる。図24は、検査時の各
基板の接続を示すブロック図である。図24に示すよう
に、検査時には、コネクタ(CN1〜CN4)121〜
124を有する中継基板110が設置される。コネクタ
121〜124には、例えば、検査装置200に至るケ
ーブルが接続される。なお、ここでは、共通回路基板3
5、賞球基板37、表示制御基板80およびスイッチ基
板42を有する形態を例にする。
【0083】また、中継基板110には、メイン基板3
1のコネクタ(CNA)69からの情報を入力するため
のコネクタ(CNM)120、表示制御基板80のコネ
クタ(CNC)100に対して情報を出力するためのコ
ネクタ(CNF)113、スイッチ基板42のコネクタ
(CN31)301からの情報を入力するためのコネク
タ(CNG)114、賞球基板37のコネクタ(CN4
1)401に対して情報を出力するためのコネクタ(C
NH)115、および共通回路基板35のコネクタ(C
N51)501に対して情報をで力するためのコネクタ
(CNL)116が設けられている。
【0084】中継基板110に搭載されている変換回路
111は、シリアルデータ送受信機能の他に、コネクタ
121〜124を介して検査装置200と入出力される
検査データの変換機能を有する。
【0085】図25および図26は、中継基板110に
検査装置200から入出力される信号のフォーマットの
一例を示す説明図である。図25に示された例では、フ
ォーマット1には、以下の信号が含まれる。なお、フォ
ーマット1による信号は、中継基板110から検査装置
200に出力される信号である。
【0086】発射球信号:発射球センサ33のオン/オ
フ情報。 図柄番号: 後述するフォーマット2で指定される桁の
表示図柄の図柄番号。変換回路110は、メイン基板3
1からの表示制御コマンドデータにもとづいて図柄番号
を設定する。 カラーデータ: 図柄の色を示す。同一図柄であっても
色違いのものがある場合に設定される。変換回路110
は、メイン基板31からの表示制御コマンドデータにも
とづいてカラーデータを生成する。
【0087】保留ランプ1信号〜保留ランプ4信号:
メイン基板31の基本回路53が制御する始動入賞記憶
に対応したもの。 大入賞口ソレノイド信号: 大入賞口を開閉するための
ソレノイドの状態を示す。この実施の形態では、開閉板
20を開閉するためのソレノイド21の状態であり、メ
イン基板31から出力される信号である。 始動口ソレノイド信号: 始動口を開閉するためのソレ
ノイドの状態を示す。この実施の形態では、可変入賞球
装置15を開閉するためのソレノイド16の状態であ
り、メイン基板31から出力される信号である。
【0088】大当たり信号: 大当たりとなる図柄の組
合せの停止時から大当たり処理終了までオンにする。変
換回路110は、例えば、表示制御コマンドデータによ
る情報から、この大当たり信号を生成する。 普通図柄当たり信号: この実施の形態では、7セグメ
ントLEDによる可変表示器10の表示態様による当た
り時にオンにする。変換回路110は、メイン基板31
から出力される可変表示器10の表示図柄からこの信号
を生成する。
【0089】確率変動中信号: 高確率時にオン、低確
率時にオフにする。 図柄変動中信号: 図柄の変動中にオンにする。変換回
路110は、メイン基板31から入力した表示制御コマ
ンドデータから、この信号を生成する。 図柄確定信号: 図柄の変動が停止してから所定期間
(例えば1秒間)オンにする。変換回路110は、メイ
ン基板31から入力した表示制御コマンドデータから、
この信号を生成する。 エラー信号: 遊技機がエラー状態になるとオンにす
る。 入賞口信号1〜6:通常の入賞口へ入賞したときにオン
にする。
【0090】ここでは、フォーマット1において、図柄
番号として8ビットが用意されているので、256種類
の図柄を扱うことができる。また、カラーデータとして
4ビットが用意されているので、16種類の色を扱うこ
とができる。このように多くの図柄および色を取り扱え
るように決められているのは、多数の図柄表示領域をも
つ遊技機を考慮したためである。すなわち、多くの機種
間でこのフォーマットを共用したいからである。
【0091】図26に示された例では、フォーマット2
には、以下の信号が含まれる。なお、フォーマット2に
よる信号は、検査装置200から中継基板110に入力
される信号である。なお、検査装置200から中継基板
110に入力される信号は、変換回路111でフォーマ
ット逆変換された後、表示制御基板80にシリアルデー
タとして与えられる。
【0092】図柄桁指定コード: フォーマット1に設
定されるべき図柄番号の表示桁を指定する信号。変換回
路110は、図柄桁指定コードで指定された桁の表示図
柄を図柄番号に変換してフォーマット1に設定する。こ
こでは図柄表示領域は3つであるので、図柄桁指定コー
ドでは、1〜3のいずれかが指定される。
【0093】始動口スイッチ: 図柄変動を開始させる
ためのパルス信号。この実施の形態では、スイッチ基板
42からの始動口センサ17のオンに対応した信号であ
る。この信号が検査装置200からメイン基板31に与
えられることによって、検査のために図柄変動を開始さ
せることができる。 変動時間短縮ボタン: 図柄の変動時間を短縮させるた
めのパルス信号。この信号が表示制御基板80側に与え
られることによって、検査装置200から検査のために
図柄変動時間を短縮させることができる。 10カウントスイッチ: 大入賞口に入賞する打玉の代
わりとなるパルス信号。この実施の形態では、カウント
センサ23のオンに対応した信号である。この信号が検
査装置200から遊技機に与えられることによって、検
査のために大入賞口に打玉が入賞した状態を生成するこ
とができる。 Vスイッチ: 大入賞口の特定領域(Vゾーン)に入賞
する打玉の代わりとなるパルス信号。この実施の形態で
は、Vカウントセンサ22のオンに対応した信号であ
る。この信号が検査装置200からメイン基板31に与
えられることによって、検査のために大入賞口内のVゾ
ーンに打玉が入賞した状態を生成することができる。
【0094】ここでは、フォーマット2において、図柄
桁指定コードとして4ビットが用意されているので、図
柄表示領域として16桁を扱うことができる。このよう
に多くの桁を取り扱えるように決められているのは、多
くの機種間でこのフォーマットを共用したいからであ
る。
【0095】図26に示された例では、フォーマット3
には、以下の信号が含まれる。なお、フォーマット3に
よる信号は、中継基板110から検査装置200への信
号である。
【0096】普通図柄番号: 後述するフォーマット4
で指定される桁の普通図柄の図柄番号。この実施の形態
では、可変表示器10に表示される図柄の番号に相当す
る。変換回路110は、メイン基板31から入力した普
通図柄に関する情報を図柄番号に変換する。 普通図柄カラーデータ: 普通図柄の色を示す。同一図
柄であっても色違いのものがある場合に設定される。こ
の実施の形態では可変表示器10は7セグメントLED
で構成されているので、普通図柄カラーデータはない。
その場合には0が設定される。
【0097】保留ランプ1信号〜保留ランプ4信号:
普通図柄表示器に対する保留ランプが設けられている場
合には、変換回路111は、メイン基板31から出力さ
れる保留ランプの点灯信号を用いて生成する。
【0098】ここでは、フォーマット3において、普通
図柄番号として4ビットが用意されているので、16種
類の図柄を扱うことができる。また、カラーデータとし
て4ビットが用意されているので、16種類の色を扱う
ことができる。このように多くの図柄および色を取り扱
えるように決められているのは、多くの機種間でこのフ
ォーマットを共用したいからである。
【0099】図26に示された例では、フォーマット4
には、以下の信号が含まれる。なお、フォーマット2に
よる信号は、検査装置200から中継基板110への信
号である。
【0100】普通図柄桁指定コード: フォーマット3
に設定されるべき普通図柄番号の表示桁を指定する信
号。変換回路110は、普通図柄桁指定コードで指定さ
れた桁の表示図柄を普通図柄番号に変換してフォーマッ
ト3に設定する。この実施の形態では普通図柄表示領域
は1つであるので、図柄桁指定コードでは、1が指定さ
れる。
【0101】作動口スイッチ: 普通図柄変動を開始さ
せるためのパルス信号。この実施の形態では、ゲートセ
ンサ12のオンに対応した信号である。この信号が検査
装置200からメイン基板31に与えられることによっ
て、検査のために可変表示器10の図柄変動を開始させ
ることができる。 変動時間短縮ボタン: 普通図柄の変動時間を短縮させ
るためのパルス信号。この信号が検査装置200からメ
イン基板31に与えられることによって、検査のために
普通図柄変動時間を短縮させることができる。 入賞スイッチ: 普通電動役物によって作動する入賞口
に入賞する打玉の代わりとなるパルス信号。この実施の
形態では、可変入賞球装置15への入賞に対応した信号
である。この信号が検査装置200からメイン基板31
に与えられることによって、検査のために入賞口に打玉
が入賞した状態を生成することができる。
【0102】ここでは、フォーマット4において、普通
図柄桁指定コードとして4ビットが用意されているの
で、普通図柄表示領域として16桁を扱うことができ
る。このように多くの桁を取り扱えるように決められて
いるのは、多くの機種間でこのフォーマットを共用した
いからである。
【0103】図24に示された中継基板110におい
て、各コネクタ121〜124が、検査装置200との
間でフォーマット1〜4の信号を入出力するコネクタと
なる。このように、遊技機内部の情報を外部に伝達する
ための中継基板110を設け、かつ、変換回路111に
よって、所定のフォーマットで遊技機と検査装置200
との間で信号授受を行えるように構成すれば、検査が容
易になるとともに、各機種間で共通の検査装置200を
使用することができる。従って、機種に応じて検査装置
を作成する必要はなく、検査の簡略化を図ることができ
る。また、遊技機稼働時には、メイン基板31と他の基
板との間はシリアルデータ転送を行う通信線41で接続
されるので、変換回路111にシリアル通信機能を備え
ることによって、容易に各基板に試験のための信号を送
ったり、各基板からの情報を検査装置200に送出する
ことができる。なお、図25および図26に示されたフ
ォーマットは簡単な一例であって、遊技機の機能に応じ
て種々の変形や追加を行うことができる。また、中継基
板110は、一般に、装置出荷時には装置から外されて
いる。
【0104】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遊技機
を、遊技の進行を制御する主制御部と情報通信制御部と
が搭載された主制御基板と、遊技機に設けられた電気部
品の作動に関わる回路部と主制御基板との間の情報通信
を行う情報通信部とが設けられた回路基板とを備えた構
成とし、主制御基板と回路基板とを通信可能に接続し、
主制御部が回路基板に情報を送信して各電気部品を制御
するように構成したので、主制御基板の流用可能性が高
められて、開発コストや製造コストを低減でき、かつ、
リサイクル性に優れた遊技機を提供できる効果がある。
【0105】回路基板が、どの遊技機種にも共通して使
用される共通回路基板と、遊技機種に応じて使用される
独自の個別基板とから構成されている場合には、共通回
路基板によって基板の共通化が図れるとともに、個別基
板によって機種に最適の構成をとることができるので、
全体として、製造コストを低減できる。回路基板を、少
なくとも所定の遊技機種のグループ毎に共用されるもの
とし、グループにおける最大想定数のポートを有する共
通回路基板で構成した場合には、回路基板の側において
さらに共通化を図ることができる。
【0106】主制御部に供給される情報を取り込む情報
入力回路部が備えられ、情報入力回路部が、主制御基板
との間の情報通信を行う情報通信部を有する情報入力回
路基板に搭載された場合には、主制御部に供給される情
報を取り扱う基板を機種特有の基板とすることができ、
その結果、入力側の空きをなくすことによって不正入力
を防止できる効果がある。情報入力回路基板の情報通信
部が、遊技制御部からの呼出に応じて情報を主制御基板
に送出するように構成されている場合には、情報通信部
は情報出力タイミングを特定でき、ラッチ回路等を有す
ることなく構成できる。情報通信制御部と情報通信部と
が、シリアルラインで情報転送を行うように構成されて
いる場合には、情報転送のためのライン数が少なくて済
む。そして、主制御部が、各回路に情報を送信する際に
回路指定情報を送出するように構成されている場合に
は、各回路基板における情報転送制御が簡略化されると
ともに、回路基板を容易に増設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機を正面からみた正面図であ
る。
【図2】 パチンコ遊技機の内部構造を示す全体背面図
である。
【図3】 パチンコ遊技機の遊技盤を背面からみた背面
図である。
【図4】 主制御基板とそれに電気的に接続される各基
板との構成の一例を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の各基板上の回路
構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示された各基板における要部を示すブ
ロック図である。
【図7】 通信線の他の実現例を示すブロック図であ
る。
【図8】 図7に示された各基板における要部を示すブ
ロック図である。
【図9】 基本回路のメイン処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図10】 データ入出力処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】 通信線で伝送される信号を示す説明図であ
る。
【図12】 情報送受信タイミングの一例を示すタイミ
ング図である。
【図13】 第2の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図14】 第2の実施の形態での通信線で伝送される
信号を示す説明図である。
【図15】 第2の実施の形態での情報送受信タイミン
グの一例を示すタイミング図である。
【図16】 第3の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図17】 第3の実施の形態の各基板上の回路構成を
示すブロック図である。
【図18】 図17に示された各基板における要部を示
すブロック図である。
【図19】 第4の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図20】 第5の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図21】 第5の実施の形態での通信線で伝送される
信号を示す説明図である。
【図22】 第6の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図23】 第7の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図24】 検査時の各基板の接続を示すブロック図で
ある。
【図25】 中継基板に検査装置から入出力される信号
のフォーマットの一例を示す説明図である。
【図26】 中継基板に検査装置から入出力される信号
のフォーマットの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
25 装飾ランプ 31 主制御基板(メイン基板) 35 共通回路基板 37 賞球基板 41 通信線 53 基本回路 54 ROM 56 CPU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定入賞部への遊技媒体の進入により特
    別遊技を行い、特別遊技の結果が所定の態様になったこ
    とにもとづいて遊技者に所定の遊技価値が付与可能とな
    る遊技機であって、 遊技の進行を制御する主制御部と情報通信制御部とが搭
    載された主制御基板と、 遊技機に設けられた電気部品の作動に関わる回路部と前
    記主制御基板との間の情報通信を行う情報通信部とが設
    けられた回路基板とを備え、 前記主制御基板と回路基板とは通信可能に接続され、 前記主制御部は、前記回路基板に情報を送信して各電気
    部品を制御することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 回路基板は、どの遊技機種にも共通して
    使用される共通回路基板と、遊技機種に応じて使用され
    る独自の個別基板とから構成される請求項1記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 回路基板は、少なくとも所定の遊技機種
    のグループ毎に共用される共通回路基板であり、 前記共通回路基板は、グループにおける最大想定数のポ
    ートを有する請求項1記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 主制御部に供給される情報を取り込む情
    報入力回路部を備え、前記情報入力回路部は、前記主制
    御基板との間の情報通信を行う情報通信部を有する情報
    入力回路基板に搭載された請求項1記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 特定入賞部への遊技媒体の進入により特
    別遊技を行い、特別遊技の結果が所定の態様になったこ
    とにもとづいて遊技者に所定の遊技価値が付与可能とな
    る遊技機であって、 遊技の進行を制御する主制御部と情報通信制御部とが搭
    載された主制御基板と、 前記主制御部に供給される情報を取り込む情報入力回路
    部とを備え、 前記情報入力回路部は、前記主制御基板との間の情報通
    信を行う情報通信部を有する情報入力回路基板に搭載さ
    れたことを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 情報通信部は、遊技制御部からの呼出に
    応じて、取り込んだ情報を主制御基板に送出する請求項
    5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 情報通信制御部と情報通信部とは、シリ
    アルラインで情報転送を行う請求項1ないし請求項6記
    載の遊技機。
  8. 【請求項8】 情報通信部は、回路指定情報で指定され
    た回路を認識可能であり、 主制御部は、各回路に情報を送信する際に回路指定情報
    を送出する請求項1ないし請求項7記載の遊技機。
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