JP2010005055A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン基板やサブ基板から周辺基板へシリアル通信でデータを伝送している場合において、当該シリアル通信における不具合を検出する。
【解決手段】遊技機の制御部又は副制御部からデータを受け、当該データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信するシリアル通信部と、前記シリアル通信部から受けた前記シリアルデータをパラレルデータへ変換し、前記変換されたパラレルデータに基づき所定の処理を実行する周辺基板とを備える。シリアル通信部40Sから周辺基板44−1,44−2へデータを転送しつつ、当該データをシリアル通信部40Sへ戻すループバック構造を採用し、シリアル通信部40Sの比較部40S−6でループバックされたデータを送信済データと比較することで、シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、弾球遊技機や回胴式遊技機(スロットマシン)などの遊技機におけるシリアルデータ通信方式に関する。
遊技機設置営業店などにおいて設置されている弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)は、遊技球(遊技媒体とも呼ぶ)を用いて遊技を行うものである。借り受けた遊技球を弾球遊技機の遊技盤に設けられている盤面へ打ち出し、当該遊技球が予め定められた入賞口に入るごとに所定数の遊技球を払出すようになっている。払い出される遊技球は賞球と呼ばれる。
弾球遊技機の盤面に設けられている入賞口には次のようなものがある。
(1)普通入賞装置
(2)スタートチャッカー(始動入賞装置)
(3)アタッカー(大入賞装置)
(4)スルーチャッカー(入賞チャッカー)
スタートチャッカー(始動入賞装置)は特定入賞装置とも呼ばれる。遊球球がスタートチャッカー(始動入賞装置)に受け入れられて入賞状態になったとき、賞球を払い出すとともに電子的な抽選を行い、当選の場合に通常状態から遊技者にとって有利な遊技状態となるよう、アタッカー(大入賞装置)を開放状態にするものである。
アタッカー(大入賞装置)は特別入賞装置とも呼ばれる。
スルーチャッカー(入賞チャッカー)は直接賞球を払い出すものではないが、本明細書において入賞口に含める。遊技球がスルーチャッカー(入賞チャッカー)を通過したことが検知されたとき、電子的な抽選を行い、当選したときは遊技者にとって有利な遊技状態となるよう、スタートチャッカー(始動入賞装置)を所定時間開放し、遊技球がスタートチャッカー(始動入賞装置)に入りやすくする。スルーチャッカー(入賞チャッカー)に受け入れられた遊技球はそのまま盤面を移動し、他の入賞口又は次に説明する排出口(アウト口)に受け入れられる。
弾球遊技機の盤面には、前記入賞口以外にも排出口(アウト口)が設けられている。排出口(アウト口)は、盤面に遊技領域を区画するために螺旋状に配置された誘導レールの下部(重力によって遊技球が集められる個所)に設けられた開口であり、前記入賞口(正確には普通入賞装置、スタートチャッカー(始動入賞装置)、アタッカー(大入賞装置))のいずれにも受け入れられなかった遊技球を受け入れて、盤面の外へ排出するためのものである。
上述のように、弾球遊技機の特定の入賞口に遊技球が受け入れられると電子的な抽選が行われる。多くの場合、当該抽選にはカウンタやレジスタ等のハードウエアで発生された乱数又はソフトウエアで実行されるカウンタで発生された乱数が使用される。
弾球遊技機は、電子的な抽選を含む遊技に関する処理を行うために、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部及び前記制御部にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部を備え、さらに、これらに接続される払出制御部、遊技球払出装置、電飾制御部及び音響制御部などの周辺基板を備える。
特開2004−328369号公報 特開2004−181203号公報
遊技機内で接続されている制御部、副制御部、周辺基板などの基板やデバイスは、特定の通信路を使用してデータの送信及び受信を行っている。伝送方式としてパラレル通信とシリアル通信があるが、最近では、高速な通信を行う必要やコスト削減のためにシリアル通信が多く採用されている。
シリアル通信を行う場合、各基板の接続をチェイン構造にすることで多くのビットを含むデータを容易に転送できるようになったが、チェイン構造のいずれか一箇所で断線したり、各基板のいずれかのICが故障すると、その影響が他の基板にも及ぶようになる。すなわち、チェイン構造には不具合が広い範囲に波及するという問題がある。また、不具合箇所の特定に時間と労力を要するという問題がある。シリアル通信を行うことで、多くのビットを含むデータを容易に転送できるようになったが、断線検出やその他の不具合の対策のために通信路以外に別の構造を設ける必要があった。そのため、コストの増加を招いてしまった。
本発明は、チェイン構造を持つシリアル通信路において、断線などの不具合の検知を容易かつ低コストで実現することのできる遊技機を提供することを目的とする。
この発明に係る遊技機は、遊技に係る制御を実行する制御部と、
前記制御部で生成した情報に基づき所定の処理を実行する副制御部と、
前記制御部又は前記副制御部からデータを受け、当該データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信するシリアル通信部と、
前記シリアル通信部から受けた前記シリアルデータをパラレルデータへ変換するシフトレジスタ、及び、前記シフトレジスタで変換された前記パラレルデータを格納するストレージレジスタを含み、前記パラレルデータに基づき所定の処理を実行する周辺基板とを備え、
前記シリアル通信部は、前記周辺基板へ送信すべきデータを格納する送信データバッファと、前記送信データバッファからデータを読み出して当該データを前記シリアルデータに変換して送り出すパラレル−シリアル変換部と、前記送信データバッファから読み出して送信したデータを格納する送信済データ格納レジスタと、戻された前記シリアルデータをパラレルデータに変換するループバックシフトレジスタと、前記ループバックシフトレジスタで変換されたパラレルデータを格納するループバックレジスタと、前記ループバックレジスタのデータを前記送信済データ格納レジスタのデータと比較することにより前記シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する比較部とを備え、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端が接続され、前記周辺基板のシフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されているものである。
前記周辺基板を複数備える場合は、
隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記シフトレジスタの出力端と他方の周辺基板の前記シフトレジスタの入力端が接続されることで前記複数の周辺基板は鎖状に連結され、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置するものの前記シフトレジスタの入力端が接続され、
鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置するものの前記シフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されている。
前記シリアル通信部が、予め定められたサイクルに従ってシリアルデータを伝送する場合は、
nを2以上の整数として、前記周辺基板の数をn個としたとき、前記比較部は、前記ループバックレジスタに格納されたデータを、当該データの受信されたサイクルよりもnサイクル前に送信された前記送信済データ格納レジスタのデータと比較するようにする。
前記周辺基板は、前記シフトレジスタの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタと、前記シフトレジスタの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と前記ループバック用コネクタの端子を接続する配線とを含み、
前記シリアル通信部と前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスとを備えるようにしてもよい。
前記複数の周辺基板は、それぞれ、前記シフトレジスタの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタと、前記シフトレジスタの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と前記ループバック用コネクタの端子を接続する配線とを含み、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置する前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置する前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスと、
隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記出力用コネクタ及び前記ループバック用コネクタと他方の前記周辺基板の入力用コネクタを接続する第3ハーネスとを備えるようにしてもよい。
この発明によれば、遊技機のシリアル通信部と周辺基板をループバック接続するとともに、前記シリアル通信部にループバックされたデータを送信済データと比較することにより前記シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する比較部を設けたので、シリアル通信における不具合を検出するための専用の装置を必要としないので、コストを抑制しつつシリアル通信の不具合を検知することができる。
弾球遊技機の構造概略について図1及び図2を参照して説明を加える。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
球受皿付き扉53は、遊技機前面において本体部材51の下部に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、遊技球を貯留する球受皿を少なくとも備えた扉部材である。なお、本実施形態における球受皿付き扉には、以下の部材が取り付けられている。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
次に、図2を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の内部的構成を説明する。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3は遊技機の遊技盤の正面図である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
前述した盤面11の遊技領域は、誘導レール12(遊技球を滑走させる滑走部と遊技球を規制する規制部を含む)により略円形状となるように区画形成され、打出された遊技球の移動範囲を規制する領域である。前記滑走部に規制部が続くように設けられている。前記滑走部は全体として螺旋をなして盤面11に配設されている。
前記排出口(アウト口)13は、遊技領域に投入された遊技球が集束する位置に設けられた回収開口部である。
障害物14としての遊技釘は、遊技球と接触させることにより移動方向を不規則にし、又は移動方向を規制するために、盤面11の適宜な位置に打込まれる複数の棒状部材である。
30aは、遊技領域の中央やや上側に設けられ、演出用表示ランプやLCD(液晶表示装置)などの可変表示部をひとつ又は複数有する可変表示装置(センター役物)である。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー30dの始動入賞装置は特定入賞装置と、アタッカー30eの大入賞装置は特別入賞装置とも呼ばれる。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
図4は本発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部(「メイン基板」とも呼ばれる)である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
41は可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプを点灯させたり、LCD(液晶表示装置)に演出に係る画像を表示させる表示制御部である。表示制御部41は、制御部40に設けられた入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、始動入賞装置30dヘの遊技球の入賞等)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、その識別表示情報(可変表示装置(センター役物)30aのLCDに演出表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置でもある。さらに、表示制御部41は、入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、予め定められた通過口ヘの遊技球の通過)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、識別点灯情報(可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプに点灯表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置である。
可変表示装置(センター役物)30aのLCDは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。スタートチャッカー(始動入賞装置)30dを遊技球が通過したことが検出されると、表示される図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のスタートチャッカー(始動入賞装置)30dの通過時点において抽選された抽選用乱数値により決定される停止図柄をLCDに表示して停止するようになっている。アタッカー30eは、前方に開放可能な開閉板を備える。LCDの変動停止後の図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、アタッカー30eの開閉板が予め定めた回数だけ開放されるようになっている。アタッカー30eの開閉板が開放された後、所定時間が経過し、又は所定数の遊技球が入賞すると開閉板が閉じる。
42は、入賞判定部40aの信号を受けて入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた遊技球払出装置43を制御する払出制御部である。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
40bは、制御部40にて生成した処理情報を得ることにより、光の点滅・音響の発生などの演出を含む所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部(「サブ基板」とも呼ばれる)である。副制御部40bは、第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2などの周辺基板へシリアルデータを送信するとともに、周辺基板(第2電飾制御部44−2)からループバックされたシリアルデータを受信しデータに異常がないかどうか判断するシリアル通信部40Sを含む。
シリアル通信部40Sは、第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2などの周辺基板へ送信すべきデータを格納している送信データバッファ40S−1、送信データバッファ40S−1からデータを読み出し当該データをシリアルデータに変換して送り出すパラレル−シリアル変換部40S−2、送信データバッファ40S−1から読み出して送信したデータを格納する送信済データ格納レジスタ40S−3、第2電飾制御部44−2から戻されたシリアルデータ(周辺基板からループバックされたシリアルデータ)をパラレルデータに変換するループバックシフトレジスタ40S−4、変換されたパラレルデータを格納するループバックレジスタ40S−5、送信済データ格納レジスタ40S−3のデータとループバックレジスタ40S−5のデータを比較する比較部40S−6及び比較部40S−6の出力に基づきエラー報知を行う報知部40S−7を含む。シリアル通信部40Sの動作については、後に詳しく説明する。
44は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたランプ・電飾52aなどを点灯制御するための電飾制御部である。図4の例では、第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2の2つを備えている。これら電飾制御部や音響制御部46は、CPUを含む副制御部40bに接続される周辺基板であり、副制御部40bのCPUからデータを受信する受信部(受信側の装置)でもある。以下の説明において、第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2を、周辺基板あるいは受信部(受信側の装置)と表現することがある。本発明の実施の形態は、電飾制御部以外にも、例えば音響制御部に対しても適用することができ、また、nを2以上の整数として、n個(n段)の周辺基板あるいは受信部(受信側の装置)に適用することができる。図4はあくまで一例である。
図4において、第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2はチェイン接続かつループバック接続されている。すなわち、シリアル通信部40Sからのデータは、まず第1電飾制御部44−1で受信されここで処理される。そして、第1電飾制御部44−1は受信したデータをそのままのかたちで第2電飾制御部44−2へ送る(転送する)。当該データは第2電飾制御部44−2で受信されここで処理されるとともに、第2電飾制御部44−2は受信したデータをそのままのかたちでシリアル通信部40Sへ戻す。
チェイン接続とは、n個(n段)の周辺基板が鎖状に連結(接続)されていることである。ループバック接続とは、シリアル通信部40S及びn個(n段)の周辺基板を含めて、それらの接続が環状になっていることであり、言い換えれば、チェイン接続の末端に位置する周辺基板の出力が送信元であるシリアル通信部40Sに戻されることである。
なお、周辺基板をチェイン接続かつループバック接続することは、副制御部40だけでなく、制御部40についても適用することができる。例えば、制御部40に関して、表示制御部41と払出制御部42をチェイン接続かつループバック接続するようにしてもよい。以下において、便宜上、副制御部40bの接続を例にとり説明を加える。
46は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
遊技球が遊技領域に設けられた入賞装置30b〜30dには、それぞれ内部に球通過検出器(例えばスイッチ)20b〜20dが設けられ、遊技球の通過を検出できるようになっている。いずれかの入賞装置30b〜30dの位置を通過すると、これを球通過検出器20b〜20dが検出し、これを受けて入賞判定部40aが所定の抽選・判定処理を行う。例えば、球通過検出器20bがスルーチャッカー(入賞チャッカー)30bを通過した遊技球を検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを所定時間開放する。すなわち、スタートチャッカー(始動入賞装置)30dの左右両側に互いに対向して設けられた一対の可動片を、それぞれ外側へ開放させる。併せて当選の旨を可変表示装置(センター役物)30aに表示する。そして、遊技球がスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを通過したことを検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはアタッカー30eの大入賞装置を開放する。
図5は、副制御部40bのハードウエア構成の説明図である。図4の副制御部40bは、実際には図5のハードウエア構成で実現される。すなわち、複数のビット(配線)からなるBUSに、CPU(処理部)、ROM(不揮発性記憶部)、メモリM(読み出し及び書き込み可能な記憶部、RAM)及びI/O(入出力装置)が接続されている。図4の副制御部40bで実行される遊技に係る処理は、図5のROMに予め記憶されたプログラムに従ってCPUが動作することで実行される。図4のシリアル通信部40Sの処理も同じである。CPUは、処理を行う際に各種データをメモリMに記憶させ、必要に応じて読み出し、処理を行い、必要に応じて再度記憶する、といった処理を行う。メモリMはバッテリバックアップを受けていることがあり、この場合は電源断の間でもその記憶内容は保持されている。
シリアル通信部40Sは、CPUがプログラムを実行することによりソフトウエアで、あるいは、複数のICを組み合わせることによりハードウエアで実現される。
図6は、制御部40に関するチェイン接続かつループバック接続の具体的な接続図を示す。INVはインバータ(NOTゲート)である。SP1a〜SP2cは、それぞれシリアル−パラレル変換(直列並列変換)ICを示す。説明の便宜上、以下において、シリアル−パラレル変換ICのことをその符号で示すこととし、「シリアル−パラレル変換IC」の記載は省略する(他のIC・要素についても記載を省略することがある)。
SP1a〜SP1cは、図4の第1電飾制御部44−1に含まれるICであり、SP2a〜SP2cは、同図の第2電飾制御部44−2に含まれるICである。第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2はそれぞれ3つのICを含み、これらのICは各制御部内部で直列に接続(チェイン接続)されている。第2電飾制御部44−2でチェイン接続されているICのうちの末端のIC(SP2c)の出力(Q’H)は、シリアル通信部40Sの受信端(RxD)に戻されている(ループバック接続)。
第1電飾制御部44−1と第2電飾制御部44−2はそれぞれ3つのICを含み、各ICの出力は8ビットであるから、各制御部におけるデータは3×8ビット=24ビットである。以下の説明では、24ビットをひとつの単位(1ワード)として扱うことにする。この例では、クロックの1周期で1ビットのシリアルデータが伝送されるとして、クロックの24周期で1ワード(24ビット)が揃うことになる。一般的には、1ワードを単位として、後述の受信データと送信データの比較が行われることになる。
なお、上記は一例であって、本発明の実施の形態はこれに限定されないのは言うまでもない。例えば、ICごとに8ビットを1ワードとすることもできる。あるいは、1ビットを1ワードとしてもよい。この場合は、クロックの1周期ごとに後述の受信データと送信データの比較を行うようになる。
図6のCPUの信号(端子)について説明を加える。/LATCHは、各ICのデータ(ワード)を更新するための更新信号(端子)である。24ビットを1ワードとする場合は、クロックの24周期ごとに/LATCHが発生する。SCLKはクロック(端子)である。SCLKは、例えば水晶発振器により安定した繰返し周期一定の信号が供給される。繰り返し周期は予め定められている。TxDはシリアル送信データ(端子)である。TxDは、チェイン接続されている最初の周辺基板の先頭のICの入力端子に接続される。RxDはシリアル受信データ(端子)である。RxDは、チェイン接続されている最後の周辺基板の末端のICの出力端子に接続される。
各ICについて、図7を参照して説明を加える。
各ICは、8つのDタイプフリップフロップDFF1と、8つのDタイプフリップフロップDFF2と、8つのバッファBUFとを含む。8つのDFF1は8ビットのシフトレジスタを構成する。8つのDFF2は8ビットのストレージレジスタを構成する。8つのBUFはストレージレジスタの出力を制御する(出力するか出力しないか(L又はHレベルを出力するかハイインピーダンス状態にするか))ものである。各ICは他にも複数のバッファ(NOTゲート)を含むが、これらの説明は省略する。
シフトレジスタとは、シリアルデータをパラレルデータに変換するものである。ストレージレジスタとは、変換されたパラレルデータを保持するものである。
DFF1のR端子はリセット端子、D端子はデータ入力端子、Q端子はデータ出力端子、SCKはクロック入力端子である。DFF2のD端子はデータ入力端子、Q端子はデータ出力端子、RCKはストレージレジスタへのデータのストア端子である。
各ICのQA〜QHは、それぞれ8つのDFF2のQ端子に接続されたパラレルデータの出力端子である。QH’は末端のDFF1の出力端子であり、これが次段のICの入力端子に接続される。SI端子(図6ではSER端子)は入力端子であり、これが初段のDFF1の入力端子Dに接続される。SCK端子はクロックの入力端子であり、これは8つのDFF1のSCK端子の全部に接続される。/SCLR端子はシフトレジスタのクリア端子であり、これは8つのDFF1のR端子の全部に接続される。なお、図6の接続においては、/SCLR端子は使用されていない(電源電圧にプルアップされている)。RCK端子はストレージレジスタへのデータのストア端子であり、これは8つのDFF2のRCK端子の全部に接続される。/G端子はストレージレジスタの出力イネーブル端子であり、これは8つのBUFの制御端子の全部に接続される。なお、図6の接続においては、SP1a〜SP1cについては/G端子は使用されていない(接地され、常に出力が有効になっている)。SP1a〜SP1cについては/LATCHの反転出力が/G端子に入力されている。
RCK端子はシリアル通信部40Sの/LATCHに接続されている。RCK端子は、予め定められたワード単位で、例えば24ビット(クロックの24周期)ごとに信号を受け、これに従ってシフトレジスタの内容をストレージレジスタに転送させる。なお、1ワード=24ビットつまり1サイクル=クロックの24周期は一例である(このことについては前述した)。
図8〜図10は、本発明の実施の形態に係るループバック構造による受信データと送信データの比較処理の説明図である。図11は、当該比較処理のタイミングチャートである。これらの図面を参照して、本発明の実施の形態の動作を説明する。
図8などでは、ループバックシフトレジスタ40S−4と報知部40S−7の表示は省略している。
図8〜及びその説明においては、第1電飾制御部44−1、第2電飾制御部44−2に代えて周辺基板A、周辺基板Bという表現を用いる。図8〜図10において、4つ連続している四角はバッファ又はレジスタを示し、左側からデータが入力され、右側からデータが出て行く。サイクルが進むごとにデータがひとつ右側の四角に移る。
図11では、データの送信を「サイクル」を単位として示している。ひとつのサイクルで1ワードのデータが伝送される。正確には、ひとつのサイクル、例えばクロックの24周期において24ビットのデータが送信され、その最後のクロック(全24ビットのデータが揃ったタイミング)に同期して更新信号/LATCHが出力され、シフトレジスタDFF1のデータがストレージレジスタDFF2に取り込まれる。図11において、A〜Dの符号を含む四角形は、それに対応するサイクルにおいてA〜Dのワードのデータがシリアル伝送され、その最後(時間軸が右を向いているとしてその右端)でデータがストレージレジスタDFF2に取り込まれることを意味する。比較部40S−6によるデータの比較は、データがストレージレジスタDFF2に取り込まれてから行われる。
図11は6つのサイクルk〜(k+5)を示している。サイクルk〜(k+3)にかけてシリアル通信部40SからデータA〜Dがそれぞれ送信される。サイクル(k+2)〜(k+5)にかけてループバックレジスタ40S−5にデータA〜Eが格納される。なお、データEは、不具合によりデータDが化けたものである。
図8(a)は、送信データバッファ40S−1に送信すべき4つ(これは一例である)のデータA〜Dが格納された状態を示す。データの送信前なので、周辺基板A、B、送信済データ格納レジスタ及びループバックレジスタ40S−5にはデータA〜Dが存在していない。
図8(b)は、データA及びBが送信された状態を示す。図11のサイクル(k+1)のタイミング(正確にはその右端でデータの取り込みが行われたタイミング)に相当する。この状態では、送信データバッファ40S−1にはデータCとDが残り、送信されたデータAとBが送信済データ格納レジスタ40S−3に格納されている。送信されたデータAとBは、周辺基板AのストレージレジスタDFF2にも格納される。周辺基板BのストレージレジスタDFF2にはデータAのみが格納されている。これは、図11に示すように、周辺基板AがデータBを受信しているときに、周辺基板Aは周辺基板BへデータAを送信するからである。言い換えれば、周辺基板Bとシリアル通信部40Sの間にひとつの周辺基板が存在しているためである。一般的に、間にn個(n段)の周辺基板が存在するとき、データの伝送はnサイクルだけ遅れる。
図9は、シリアル通信部40SからデータBを送信し、周辺基板AからデータAを送信しているとき状態を示す。図9は、図8(a)と図8(b)の中間の状態を示している。
図8(c)は、データA〜Dの全部が送信された状態を示す。図11のサイクル(k+3)のタイミングに相当する。ここで、データDをシリアル通信部40Sから周辺基板Aへ伝送する途中で、ワイヤハーネスの断線、コネクタの接触不良、IC不良などの不具合によりデータDを正しく送ることが出来ず、誤ったデータEが送られたとする。周辺基板AのストレージレジスタDFF2には誤ったデータEが格納される。また、図11に示すように、誤ったデータはサイクル(k+4)において、周辺基板Aから周辺基板Bへ送られる。
図8(d)は、図11のサイクル(k+5)における状態を示す。データA〜Dの全てが周辺基板AとBのストレージレジスタに格納されているとともに、ループバックされたデータがループバックレジスタ40S−5に格納されている。このタイミングにおいて、比較部40S−6は、データEがデータDと一致しないことから、シリアル伝送が正しく行われなかったと判定し、報知部40S−7を通じてエラー報知を行う。
比較部40S−6は、サイクルごとに比較を行う。その際、図11の矢印で示すように、あるサイクルを基準として(例えばサイクル(k+5))、ループバックレジスタ40S−5に格納されているデータを、その2つ前のサイクル(例えばサイクル(k+3))で送信されたデータと比較する。データ伝送が正しく行われていれば、シリアル送信部40Sから送出されたデータは、2サイクル後にループバックされる。遅延を示す数字「2」サイクルは、周辺基板の数に対応している。したがって、一般的には、直列に接続されている周辺基板の数がn個(n段)であるとき、比較部40S−6は、ループバックされたデータを、nサイクル前の送信済データと比較する。
比較部40S−6は、シリアルデータ送信を行うごとに上述のデータの比較を行う。なお、特定のタイミング、例えば、電源投入時の初期設定のタイミングにおいてのみ比較を行うようにしてもよい。
発明の実施の形態によれば、シリアル通信部から周辺基板へデータを転送しつつ、当該データをシリアル通信部へ戻すループバック構造を採用するとともに、ループバックされたデータを送信済データと比較することで、シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定することができる。これにより、シリアル通信における不具合を検出することができる。
発明の実施の形態によれば、シリアル通信における不具合を検出するための専用の部材(専用のワイヤハーネスや不具合検出回路)を必要とせず、コストを抑えることができる。
なお、以上の説明では、周辺基板の数としてn=2を例示したが、n=3,4,5、・・・でもよいのは言うまでもない。周辺基板が複数の場合は、それらは直列に接続され、シリアル通信部から見て末端に位置する周辺基板から、シリアル通信部でデータが戻されることが必要である。
また、n=1の場合にも適用できる。この場合は、周辺基板の入力端と出力端を、それぞれ、シリアル通信部の出力端と入力端に接続する。
末端に位置する周辺基板44−2の出力をシリアル通信部40Sに戻すためには、それらの間を接続するワイヤハーネスを用意すればよい。しかし、それではワイヤハーネスが1本増えることになり不経済である。これに対し、図12のように構成すれば、ごく短いワイヤハーネス(あるいはジャンパ)を用意するだけですみ、経済的である。しかも、各周辺基板の物理的インタフェース(コネクタの形状や端子の配置など)は同じであるので、各周辺基板を任意の順番でチェイン接続することもできる。
図12(a)は、シリアル通信部40Sにひとつの周辺基板44−1を接続した例を示す(シフトレジスタSP1c、SP2cの表示は省略している)。周辺基板44−1は、シフトレジスタSP1aの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタCIと、シフトレジスタSP1bの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタCOと、入力用コネクタCOの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタCLと、入力用コネクタCIの他の端子とループバック用コネクタCLの端子を接続する配線Wとを含む。配線Wは、例えばプリント基板のパターンで実現される。
第1ハーネスH1が、シリアル通信部40bのコネクタ(図示せず)と周辺基板44−1の入力用コネクタCIを接続することで、シリアル通信部40bのパラレル−シリアル通信部40S−2の出力端と周辺基板44−1のシフトレジスタSP1aの入力端が接続される。
第2ハーネスH2が、周辺基板44−1の出力用コネクタCOとループバック用コネクタCLを接続することで、シリアルデータがシリアル通信部40Sへ戻される。なお、第2ハーネスH2は2つのコネクタCOとCLを接続する程度の短いもので足りる。第2ハーネスH2は、いわゆるジャンパのようなものでもよい。
第2ハーネス、ワイヤW及び第1ハーネスがループバック接続を構成する。
図12(b)は、シリアル通信部40Sに複数の周辺基板44−1と44−2を接続した例を示す。チェイン接続において両端に位置する周辺基板の接続は、図12(a)と同じである。すなわち、第1ハーネスH1が、シリアル通信部40bと周辺基板44−1の入力用コネクタCIを接続し、第2ハーネスH2が、周辺基板44−2の出力用コネクタCOとループバック用コネクタCLを接続している(図12(b)においてハーネスH1とH2の表示は省略している)。
第3ハーネスH3が、隣接する2つの周辺基板の間を接続する。すなわち、一方の周辺基板44−1の出力用コネクタCO及びループバック用コネクタCLと他方の周辺基板44−2の入力用コネクタCIを接続している。
図12の構成によれば、周辺基板を任意の順番でチェイン接続できるとともに、ループバック用のワイヤハーネスの費用を低減することができる。
以上の説明において、弾球遊技機(パチンコ機)を例にとり説明したが、本発明の実施の形態は、回胴式遊技機(スロットマシン)にも適用することができ、その作用効果の点で異なることがない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
遊技機の表面構造を示す斜視図である。 遊技機の裏面構造を示す斜視図である。 遊技者から見た盤面の様子を示す図(正面図)である。 発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。 制御部のハードウエア構成の説明図である。 発明の実施の形態に係るチェイン接続とループバック接続の具体例を示す図である。 シリアル−パラレル変換ICのブロック図である。 発明の実施の形態に係るシリアル通信の説明図である。 発明の実施の形態に係るシリアル通信の説明図である(続き)。 発明の実施の形態に係るシリアル通信の説明図である(続き)。 発明の実施の形態に係るシリアル通信の説明図(タイミングチャート)である。 発明の実施の形態に係るシリアル通信部と周辺基板を接続するハーネスの説明図である。
符号の説明
40 制御部
40b 副制御部
40S シリアル通信部
40S−1 送信データバッファ
40S−2 パラレル−シリアル変換部
40S−3 送信済データ格納レジスタ
40S−4 ループバックシフトレジスタ
40S−5 ループバックレジスタ
40S−6 比較部
40S−7 報知部
44−1 第1電飾制御部(周辺基板)
44−2 第2電飾制御部(周辺基板)
INV インバータ(NOTゲート)
SP1a〜SP1c シリアル−パラレル変換(直列並列変換)IC
SP2a〜SP2c シリアル−パラレル変換(直列並列変換)IC
DFF1 シフトレジスタ
DFF2 ストレージレジスタ
CI 入力用コネクタ
CO 出力用コネクタ
CL ループバック用コネクタ
W ワイヤ(プリント基板のパターン)
H1〜H3 ハーネス

Claims (5)

  1. 遊技に係る制御を実行する制御部と、
    前記制御部で生成した情報に基づき所定の処理を実行する副制御部と、
    前記制御部又は前記副制御部からデータを受け、当該データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信するシリアル通信部と、
    前記シリアル通信部から受けた前記シリアルデータをパラレルデータへ変換するシフトレジスタ、及び、前記シフトレジスタで変換された前記パラレルデータを格納するストレージレジスタを含み、前記パラレルデータに基づき所定の処理を実行する周辺基板とを備え、
    前記シリアル通信部は、前記周辺基板へ送信すべきデータを格納する送信データバッファと、前記送信データバッファからデータを読み出して当該データを前記シリアルデータに変換して送り出すパラレル−シリアル変換部と、前記送信データバッファから読み出して送信したデータを格納する送信済データ格納レジスタと、戻された前記シリアルデータをパラレルデータに変換するループバックシフトレジスタと、前記ループバックシフトレジスタで変換されたパラレルデータを格納するループバックレジスタと、前記ループバックレジスタのデータを前記送信済データ格納レジスタのデータと比較することにより前記シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する比較部とを備え、
    前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端が接続され、前記周辺基板のシフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記周辺基板を複数備え、
    隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記シフトレジスタの出力端と他方の周辺基板の前記シフトレジスタの入力端が接続されることで前記複数の周辺基板は鎖状に連結され、
    前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置するものの前記シフトレジスタの入力端が接続され、
    鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置するものの前記シフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記シリアル通信部は、予め定められたサイクルに従ってシリアルデータを伝送するものであり、
    nを2以上の整数として、前記周辺基板の数をn個としたとき、前記比較部は、前記ループバックレジスタに格納されたデータを、当該データの受信されたサイクルよりもnサイクル前に送信された前記送信済データ格納レジスタのデータと比較することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記周辺基板は、前記シフトレジスタの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタと、前記シフトレジスタの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と前記ループバック用コネクタの端子を接続する配線とを含み、
    前記シリアル通信部と前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
    前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスとを備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  5. 前記複数の周辺基板は、それぞれ、前記シフトレジスタの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタと、前記シフトレジスタの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と前記ループバック用コネクタの端子を接続する配線とを含み、
    前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置する前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
    鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置する前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスと、
    隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記出力用コネクタ及び前記ループバック用コネクタと他方の前記周辺基板の入力用コネクタを接続する第3ハーネスとを備えることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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