JP2010005055A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機の制御部又は副制御部からデータを受け、当該データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信するシリアル通信部と、前記シリアル通信部から受けた前記シリアルデータをパラレルデータへ変換し、前記変換されたパラレルデータに基づき所定の処理を実行する周辺基板とを備える。シリアル通信部40Sから周辺基板44−1,44−2へデータを転送しつつ、当該データをシリアル通信部40Sへ戻すループバック構造を採用し、シリアル通信部40Sの比較部40S−6でループバックされたデータを送信済データと比較することで、シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する。
【選択図】 図4
Description
(1)普通入賞装置
(2)スタートチャッカー(始動入賞装置)
(3)アタッカー(大入賞装置)
(4)スルーチャッカー(入賞チャッカー)
アタッカー(大入賞装置)は特別入賞装置とも呼ばれる。
前記制御部で生成した情報に基づき所定の処理を実行する副制御部と、
前記制御部又は前記副制御部からデータを受け、当該データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信するシリアル通信部と、
前記シリアル通信部から受けた前記シリアルデータをパラレルデータへ変換するシフトレジスタ、及び、前記シフトレジスタで変換された前記パラレルデータを格納するストレージレジスタを含み、前記パラレルデータに基づき所定の処理を実行する周辺基板とを備え、
前記シリアル通信部は、前記周辺基板へ送信すべきデータを格納する送信データバッファと、前記送信データバッファからデータを読み出して当該データを前記シリアルデータに変換して送り出すパラレル−シリアル変換部と、前記送信データバッファから読み出して送信したデータを格納する送信済データ格納レジスタと、戻された前記シリアルデータをパラレルデータに変換するループバックシフトレジスタと、前記ループバックシフトレジスタで変換されたパラレルデータを格納するループバックレジスタと、前記ループバックレジスタのデータを前記送信済データ格納レジスタのデータと比較することにより前記シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する比較部とを備え、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端が接続され、前記周辺基板のシフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されているものである。
隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記シフトレジスタの出力端と他方の周辺基板の前記シフトレジスタの入力端が接続されることで前記複数の周辺基板は鎖状に連結され、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置するものの前記シフトレジスタの入力端が接続され、
鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置するものの前記シフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されている。
nを2以上の整数として、前記周辺基板の数をn個としたとき、前記比較部は、前記ループバックレジスタに格納されたデータを、当該データの受信されたサイクルよりもnサイクル前に送信された前記送信済データ格納レジスタのデータと比較するようにする。
前記シリアル通信部と前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスとを備えるようにしてもよい。
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置する前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置する前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスと、
隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記出力用コネクタ及び前記ループバック用コネクタと他方の前記周辺基板の入力用コネクタを接続する第3ハーネスとを備えるようにしてもよい。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部(「メイン基板」とも呼ばれる)である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
シリアル通信部40Sは、CPUがプログラムを実行することによりソフトウエアで、あるいは、複数のICを組み合わせることによりハードウエアで実現される。
各ICは、8つのDタイプフリップフロップDFF1と、8つのDタイプフリップフロップDFF2と、8つのバッファBUFとを含む。8つのDFF1は8ビットのシフトレジスタを構成する。8つのDFF2は8ビットのストレージレジスタを構成する。8つのBUFはストレージレジスタの出力を制御する(出力するか出力しないか(L又はHレベルを出力するかハイインピーダンス状態にするか))ものである。各ICは他にも複数のバッファ(NOTゲート)を含むが、これらの説明は省略する。
図9は、シリアル通信部40SからデータBを送信し、周辺基板AからデータAを送信しているとき状態を示す。図9は、図8(a)と図8(b)の中間の状態を示している。
40b 副制御部
40S シリアル通信部
40S−1 送信データバッファ
40S−2 パラレル−シリアル変換部
40S−3 送信済データ格納レジスタ
40S−4 ループバックシフトレジスタ
40S−5 ループバックレジスタ
40S−6 比較部
40S−7 報知部
44−1 第1電飾制御部(周辺基板)
44−2 第2電飾制御部(周辺基板)
INV インバータ(NOTゲート)
SP1a〜SP1c シリアル−パラレル変換(直列並列変換)IC
SP2a〜SP2c シリアル−パラレル変換(直列並列変換)IC
DFF1 シフトレジスタ
DFF2 ストレージレジスタ
CI 入力用コネクタ
CO 出力用コネクタ
CL ループバック用コネクタ
W ワイヤ(プリント基板のパターン)
H1〜H3 ハーネス
Claims (5)
- 遊技に係る制御を実行する制御部と、
前記制御部で生成した情報に基づき所定の処理を実行する副制御部と、
前記制御部又は前記副制御部からデータを受け、当該データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信するシリアル通信部と、
前記シリアル通信部から受けた前記シリアルデータをパラレルデータへ変換するシフトレジスタ、及び、前記シフトレジスタで変換された前記パラレルデータを格納するストレージレジスタを含み、前記パラレルデータに基づき所定の処理を実行する周辺基板とを備え、
前記シリアル通信部は、前記周辺基板へ送信すべきデータを格納する送信データバッファと、前記送信データバッファからデータを読み出して当該データを前記シリアルデータに変換して送り出すパラレル−シリアル変換部と、前記送信データバッファから読み出して送信したデータを格納する送信済データ格納レジスタと、戻された前記シリアルデータをパラレルデータに変換するループバックシフトレジスタと、前記ループバックシフトレジスタで変換されたパラレルデータを格納するループバックレジスタと、前記ループバックレジスタのデータを前記送信済データ格納レジスタのデータと比較することにより前記シリアルデータが正しく伝送されたかどうか判定する比較部とを備え、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端が接続され、前記周辺基板のシフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されていることを特徴とする遊技機。 - 前記周辺基板を複数備え、
隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記シフトレジスタの出力端と他方の周辺基板の前記シフトレジスタの入力端が接続されることで前記複数の周辺基板は鎖状に連結され、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置するものの前記シフトレジスタの入力端が接続され、
鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置するものの前記シフトレジスタの出力端と前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端が接続されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記シリアル通信部は、予め定められたサイクルに従ってシリアルデータを伝送するものであり、
nを2以上の整数として、前記周辺基板の数をn個としたとき、前記比較部は、前記ループバックレジスタに格納されたデータを、当該データの受信されたサイクルよりもnサイクル前に送信された前記送信済データ格納レジスタのデータと比較することを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 前記周辺基板は、前記シフトレジスタの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタと、前記シフトレジスタの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と前記ループバック用コネクタの端子を接続する配線とを含み、
前記シリアル通信部と前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスとを備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記複数の周辺基板は、それぞれ、前記シフトレジスタの入力端と接続される端子を含む入力用コネクタと、前記シフトレジスタの出力端と接続される端子を含む出力用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と接続される端子を含むループバック用コネクタと、前記入力用コネクタの他の端子と前記ループバック用コネクタの端子を接続する配線とを含み、
前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで一方の端に位置する前記周辺基板の前記入力用コネクタに接続されることで、前記シリアル通信部のパラレル−シリアル変換部の出力端と前記周辺基板のシフトレジスタの入力端を接続する第1ハーネスと、
鎖状に連結された前記複数の周辺基板のうちで他方の端に位置する前記周辺基板の前記出力用コネクタと前記ループバック用コネクタに接続されることで、前記シリアルデータを前記シリアル通信部のループバックシフトレジスタの入力端へ戻す第2ハーネスと、
隣接する周辺基板同士において一方の周辺基板の前記出力用コネクタ及び前記ループバック用コネクタと他方の前記周辺基板の入力用コネクタを接続する第3ハーネスとを備えることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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