JP4223343B2 - 遊技機の制御データ送受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やスロットマシンのような遊技機における遊技部品を制御するシリアルデータの送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機の制御データ送受信装置には、次のようなものが知られている。制御装置が表示制御データとアドレスデータとからなるシリアルデータを伝送ラインに送出する。表示制御データは、複数の表示基板上に設けられた表示灯を駆動するための数ビット構成のデータである。アドレスデータは上記表示制御データの伝送先である表示用基板のアドレス番号を示すデータである。この制御装置から伝送ラインに送出されたデータは、伝送ラインに接続された各表示用基板のシリアル・パラレル変換回路に取り込まれてパラレルデータに変換される。変換されたデータのうち、アドレスデータが各表示用基板の比較回路に入力される。比較回路は、入力されたアドレスデータが自回路に設定されたアドレス番号に存在するか判定する。変換された各データのうち、表示制御データが各表示用基板のラッチ回路に入力される。ラッチ回路は、入力された表示制御データを比較回路による判定結果が得られるまで保持する。そして、入力されたアドレス番号が自回路のアドレス番号に存在することを比較回路が判定すると、その判定結果をラッチ回路に出力することによって、ラッチ回路が保持していた表示制御データを各表示用基板の駆動回路に出力し、駆動回路が与えられた表示制御データに応じて各表示灯基板の表示灯を駆動する。一方、入力されたアドレス番号が自回路のアドレス番号に存在しないことを比較回路が判定すると、その判定結果をラッチ回路に出力することによって、ラッチ回路が保持していた表示制御データを消去(破棄)し、駆動回路が各表示灯基板の表示灯を駆動しない(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−61037号公報(段落番号0028;0029、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例は、受信側である表示用基板がアドレスデータにより表示制御データを受信すべきか否かを判断し、受信すべき場合にだけ、表示用基板が伝送ラインから表示制御データを受け取る構成になっている。このため、表示制御データを受信すべきか否かを判断する判定手段が表示用基板ごとに必要となり、表示用基板が複数の場合、判定手段の数も複数となり、構造が複雑なる。しかも、表示用基板の判定手段が表示制御データを受信すべきでないと判断したことを、送信側である制御装置が知らないので、送信側装置から受信側装置に制御データを送信するデータ線にノイズが侵入し、アドレスデータが違うアドレスデータとなった場合、正規のアドレスデータに対応する表示灯が動作せず、正規と違ったアドレスデータに対応する表示灯が誤動作するという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明は、送信側装置に判定手段を設けることによって、表示用基板が複数の場合でも判定手段の数が増えることなく、構造を簡素化することができ、かつ、複雑なる送信側装置から出力されたシリアルデータが受信側装置を経由して送信側装置に戻され、この送信側装置に戻されたシリアルデータを送信側装置が上記受信側に出力したシリアルデータと一致するか不一致であるかを判定し、一致するまで、送信側装置が受信側装置にシリアルデータを再出力することによって、制御対象である遊技部品を正確に動作することができる遊技機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
1つの本発明にあっては、送信側装置と受信側装置とが、送信側装置から出力された制御データであるシリアルデータを受信側装置を経由して送信側装置に戻す巡回形式のデータ線と、クロック信号を送信側装置から受信側装置に出力するクロック線と、前段ラッチ信号を送信側装置から受信側装置に出力する前段ラッチ線と、後段ラッチ信号を送信側装置から受信側装置に出力する後段ラッチ線とで接続され、上記送信側装置が出力手段と判定手段とを備え、この出力手段がシリアルデータをデータ線に出力しかつシリアルデータと同じビット数のクロック信号をクロック線に出力した後、前段ラッチ信号を前段ラッチ線に出力し、その後、上記出力手段が上記シリアルデータと同じビット数の空シリアルデータをデータ線に出力しかつ空シリアルデータと同じビット数のクロック信号をクロック線に出力し、上記判定手段が受信側装置を経由して送信側装置に戻されたシリアルデータを上記受信側装置に出力したシリアルデータと一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を出力手段に出力し、この判定手段からの一致判定結果により上記出力手段が後段ラッチ信号を後段ラッチ線に出力し、上記判定手段からの不一致判定結果により上記出力手段が上記データ線に出力したシリアルデータと同じシリアルデータをデータ線に再出力し、上記受信側装置がシフトレジスタと前段ラッチ回路と後段ラッチ回路とを備え、このシフトレジスタがクロック線のシリアルデータと同じビット数のクロック信号によりデータ線のシリアルデータを先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、上記前段ラッチ回路が前段ラッチ線からの前段ラッチ信号により上記シフトレジスタに取り込まれたパラレルデータを保持し、上記後段ラッチ回路が後段ラッチ線からの後段ラッチ信号により上記前段ラッチ回路に保持されたパラレルデータを保持することによって、送信側装置が判定手段を備えたので、受信側装置が複数であっても、送信側装置の判定手段の数が増えることなく、構造を簡素化することができる。しかも、送信側装置がシリアルデータとクロック信号とを出力すると、シフトレジスタがクロック信号でシリアルデータを先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、次に、送信側装置が前段ラッチ信号を前段ラッチ回路に出力すると、前段ラッチ回路がシフトレジスタからパラレルデータを保持し、受信側装置から送信側装置に戻されたシリアルデータが全体的に受信側装置に出力したシリアルデータと一致する場合は、送信側装置が後段ラッチ信号を後段ラッチ回路に出力し、後段ラッチ回路が前段ラッチ回路からパラレルデータを保持する一方、上記シリアルデータの一部でも不一致の場合は、送信側装置が上記出力したシリアルデータと同じシリアルデータをシフトレジスタに再出力するので、送信側装置から受信側装置に制御データを送信するデータ線にノイズが侵入し、当該ノイズの侵入によって、データ線のシリアルデータが全体的に正規でない間違ったシリアルデータに変換された場合、当該間違ったシリアルデータが受信側装置に正規のシリアルデータとして保持されることなく破棄されるとともに、当該間違ったシリアルデータが受信側装置から送信側装置に戻され、判定手段における判定でシリアルデータが全体的に「正」となるまで、正規のシリアルデータが送信側装置から受信側装置に再出力されるので、受信側装置が正確な制御データで動作することができる。別の1つの本発明にあっては、送信側装置と受信側装置とが、送信側装置から出力された正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータを受信側装置を経由して送信側装置に戻す巡回形式のデータ線と、クロック信号を送信側装置から受信側装置に出力するクロック線と、ラッチ信号を送信側装置から受信側装置に出力するラッチ線とで接続され、上記送信側装置が出力手段と判定手段とを備え、この出力手段が正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータをデータ線に出力しかつこの出力された正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータと同じビット数のクロック信号をクロック線に出力することによって、この出力されたシリアルデータのうちで制御データであるシリアルデータが正誤判定データであるシリアルデータを判定手段に押し出した後、上記判定手段が受信側装置を経由して送信側装置に戻された正誤判定データであるシリアルデータを上記受信側装置に出力した正誤判定データであるシリアルデータと一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を出力手段に出力し、この判定手段からの一致判定結果により上記出力手段がラッチ信号をラッチ線に出力し、上記判定手段からの不一致判定結果により上記出力手段が上記データ線に出力した正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータと同じシリアルデータをデータ線に再出力し、上記受信側装置がシフトレジスタとラッチ回路とを備え、このシフトレジスタがクロック線の正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータと同じビット数のクロック信号によりデータ線の制御データであるシリアルデータが先入れ先出し方式で正誤判定データであるシリアルデータを押し出すとともに当該データ線の制御データであるシリアルデータを先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、上記ラッチ回路がラッチ線からのラッチ信号により上記シフトレジスタに取り込まれたパラレルデータを保持することによって、送信側装置が判定手段を備えたので、受信側装置が複数であっても、送信側装置の判定手段の数が増えることなく、構造を簡素化することができる。しかも、送信側装置が正誤判定データをヘッド部として有するシリアルデータとクロック信号とを出力すると、シフトレジスタがクロック信号で正誤判定データだけを先入れ先出し方式で判定手段に戻すとともに、シフトレジスタがクロック信号で正誤判定データの除かれたシリアルデータだけを先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、受信側装置から送信側装置に戻された正誤判定データが全体的に受信側装置に出力した正誤判定データと一致する場合は、送信側装置がラッチ信号をラッチ回路に出力すると、ラッチ回路がシフトレジスタからパラレルデータを保持する一方、上記正誤判定データの一部でも不一致の場合は、送信側装置が上記出力した正誤判定データをヘッド部として有するシリアルデータと同じシリアルデータをシフトレジスタに再出力するので、送信側装置から受信側装置に制御データを送信するデータ線にノイズが侵入し、当該ノイズの侵入によって、データ線の正誤判定データが全体的に正規でない間違った正誤判定データに変換された場合、当該間違った正誤判定データをヘッド部として有するシリアルデータが受信側装置に正規のシリアルデータとして保持されることなく破棄され、判定手段における判定で正誤判定データが全体的に「正」となるまで、正規の正誤判定データをヘッド部として有するシリアルデータが送信側装置から受信側装置に再出力されるので、受信側装置が正確な正誤判定データをヘッド部として有するシリアルデータで動作することができる。また、上記2つの本発明にあっては、受信側装置が複数である場合、送信側装置に対する上流側の受信側装置におけるシフトレジスタのS−OUT端子と送信側装置に対する下流側の受信側装置におけるシフトレジスタのS−IN端子とが互いに接続されれば、複数の受信側装置が分離配置される場合であっても、複数のシフトレジスタをデータ線に直列的に配置した簡単な構造で達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1−図5はパチンコ機の第1実施形態である。図1はパチンコ機の制御データ送受信装置の詳細を示す。図2は制御データ送受信装置の概略を示す。図3は制御データの送受信タイミングを示す。図4は制御データの送受信処理を示す。図5はパチンコ機を模式的に示す。
【0008】
図5を参照し、パチンコ機について説明する。パチンコ機は、パチンコ店の島と呼ばれる遊技機設置設備に設置される遊技機枠1を備える。遊技機枠1の前部には、ガラスまたは合成樹脂からなる透過性パネル2で閉鎖された開口部3、開口部3よりも下方に設けられた球皿4、球皿4の右側に設けられた発射操作機構5、開口部3の周囲に設けられた表示灯部品6;7、開口部3の周囲に設けられた放音孔部8を備える。遊技機枠1の内部には、遊技盤9および発射機構11を備える。遊技盤9は開口部3の裏側に位置するように遊技機枠1に交換可能に格納される。遊技盤9の前面である意匠盤面と透過性パネル2との間には、発射機構11から発射された球の飛び交う遊技領域12が、ガイドレール13で囲まれた内側の領域として形成される。
【0009】
遊技領域12には、図柄表示器14、始動入賞部品15、可変入賞部品16、一般入賞部品17、アウト口18、表示灯部品19、図外の障害釘や遊技釘と呼ばれる釘が設けられる。表示灯部品19は、サイドランプまたはランプ風車などである。開口部3の周囲における表示灯部品6;7や遊技領域12における表示灯部品19の内部には表示灯21;22;23が個別に設けられる。放音孔部8の裏側にはスピーカ24が設けられる。
【0010】
遊技機枠1の裏部または遊技盤9の裏部に取り付けられた制御装置は、主制御装置25、図柄制御装置26、音制御装置27、表示灯制御装置28、払出発射制御装置29などに機能分割された形態である。主制御装置25はCPUとROMとRAMとからなるマイクロコンピュータを備え、主制御装置25のマイクロコンピュータは払出関係スイッチや遊技関係スイッチなどのスイッチから入力された検出信号が配線を介して入力されると、CPUがROMに設定されたプログラムに基づき、RAMを処理過程の記録手段として入力処理、エラー処理、図柄制御処理、賞品払出制御処理、外部情報処理、コマンドセット処理などの遊技全般の遊技処理を実行し、その処理結果であるコマンドを図柄制御装置26、音制御装置27、表示灯制御装置28、払出発射制御装置29に別々に配線を介して個別に一方向に出力する。主制御装置25には遊技盤9に設けられた可変入賞部品16の開閉体37を開閉する可変駆動源36、外部情報基板などが配線により接続される。
【0011】
図柄制御装置26は、主制御装置25から入力されたコマンドにより図柄を図柄表示器14に表示するためのコンピューターによる制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線により図柄表示器14に出力する。図柄表示器14は、液晶表示器、CRT表示器、プラズマディスプレイなどのような電気的に表示形態を変えられる画像を表示画面に表示する表示器により構成される。主制御装置25から図柄表示器14へのコマンドの種類には、デモ表示、図柄変動開始、図柄変動停止、大当たり決定表示、大当たり中表示、特定入賞表示、大当たり終了表示、エラー表示などがある。
【0012】
音制御装置27は、主制御装置25から入力されたコマンドにより効果音をスピーカ24で発生するためのコンピューターによる制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線によりスピーカ24に出力する。主制御装置25から音制御装置27へのコマンドの種類には、始動入賞音、図柄変動中音、リーチ音、図柄停止音、大当たり決定音、大当たり中音、大当たり終了音、エラー音などがある。
【0013】
表示灯制御装置28は、主制御装置25から入力されたコマンドにより表示灯を点灯、点滅、消灯するためのコンピューターによる制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線により表示灯に出力する。主制御装置25から表示灯制御装置28へのコマンドの種類には、デモ表示、図柄変動中表示、リーチ表示、大当たり決定表示、大当たり中表示、大当たり終了表示、エラー表示、特定入賞表示、賞球表示、賞球表示終了、完了表示、完了表示終了などがある。
【0014】
払出発射制御装置29は、主制御装置25から入力されたコマンドにより賞品払出を払い出すためのコンピューターによる制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線により払出機構31に出力する。主制御装置25から払出発射制御装置29へのコマンドの種類には、賞品払出停止、賞品払出許可、発射禁止、発射許可、賞球払出数指示などがある。払出発射制御装置29は、遊技者が発射操作機構5を操作すると、発射操作機構5の可変抵抗器32が操作量に応じた可変抵抗値を払出発射制御装置29に出力し、払出発射制御装置29が可変抵抗値に応じた発射出力で、例えば一分間当たり100発未満に設定された一定回数を以って、発射機構11を駆動するための制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線により発射駆動源33に出力する。払出発射制御装置29への入力は発射許可および発射禁止情報、遊技者の発射操作機構操作量に応じて発射強度調整を行う可変抵抗値情報、遊技者が発射操作機構に触れていることを確認するためのタッチスイッチからのタッチ情報、遊技者が球の発射を停止させるためのストップスイッチからの球発射停止情報などがある。
【0015】
図5のパチンコ機において、主制御装置25、図柄制御装置26、音制御装置27、表示灯制御装置28、払出発射制御装置29が電力供給で起動し、球が球皿4に入れられた状態において、遊技者が発射操作機構5を操作すると、発射機構11が球皿4から供給された球を1個ずつ遊技領域12に発射する。この遊技領域12に発射された球が一般入賞部品17に入賞すると、一般球検出器34が一般入賞部品17に入賞した球を検出した信号を主制御装置25に出力し、主制御装置25が主制御装置25に一般入賞に対する賞として定められた定数の賞球を払い出すための払出信号を払出発射制御装置29に出力し、払出発射制御装置29が上記主制御装置25からの定数の賞球を払い出すべく払出機構31を駆動する。これによって、払出機構31が賞球としての球を遊技機枠1の裏側から球皿4に払い出す。
【0016】
上記遊技領域12に発射された球が始動入賞部品15に入賞すると、始動球検出器35が始動入賞部品15に入賞した球を検出した信号を主制御装置25に出力する。すると、主制御装置25が当たり外れの抽選処理を行うとともに図柄変動開始信号を図柄制御装置26に出力する。これによって、図柄制御装置26が図柄表示器14を駆動し、図柄表示器14が複数の図柄を可変表示する。そして、上記図柄変動開始信号の出力から所定時間経過後に、主制御装置25が当たり外れの抽選結果信号および図柄変動停止信号を図柄制御装置26に出力する。これによって、図柄制御装置26が当たり外れの抽選結果を反映すべく上記図柄表示器14の可変表示を停止する。これと並行し、抽選結果が当たりの場合、主制御装置25が可変入賞部品16の可変駆動源36を駆動する。これによって、可変駆動源36が可変入賞部品16の開閉体37を駆動し、開閉体37が下部の回転中心を中心として前後方向に開閉する。上記抽選結果が外れの場合、主制御装置25が上記可変入賞部品16に対する制御を行わない。
【0017】
上記開閉体37の開放中において、遊技領域12に発射された球が可変入賞部品16の内部に取り込まれ、当該内部に取り込まれた球が可変入賞部品16の内部に設けられた図外の特定入賞口に入賞し、特定球検出器38が特定入賞口に入賞した球を検出した信号を主制御装置25に出力する。また、上記開閉体37の開放中において、遊技領域12に発射された球が可変入賞部品16の内部に取り込まれ、当該内部に取り込まれた球が可変入賞部品16の内部に設けられた図外の普通入賞口に入賞し、普通球検出器39が普通入賞口に入賞した球を検出した信号を主制御装置25に出力する。
【0018】
普通球検出器39からの球の検出した信号が主制御装置25に入力されると、主制御装置25は普通球検出器39からの信号と主制御装置25に定められた設定入賞数とをカウントアップまたはカウントダウンの演算処理するとともに、開閉体37の開放開始からの経過時間と主制御装置25に定められた設定開放時間とをカウントアップまたはカウントダウンの演算処理し、それぞれの演算処理の結果として、設定入賞数の球の入賞または設定開放時間のいずれか早い方の終了によって、開閉体37を閉じる。この開閉体37の1回の開放中において、特定球検出器38からの球の検出した信号が主制御装置25に入力されると、主制御装置25が当該1回の開放終了後に、開閉体37を再び開放する継続遊技制御を行う。
【0019】
上記普通球検出器39からの信号または上記特定球検出器38からの信号によって、主制御装置25が主制御装置25に普通入賞に対する賞として定められた定数の賞球または特定入賞に対する賞として定められた定数の賞球を払い出すための払出信号を払出発射制御装置29に出力し、払出発射制御装置29が上記主制御装置25からの定数の賞球を払い出すべく払出機構31を駆動する。これによって、払出機構31が賞球としての球を遊技機枠1の裏側から球皿4に払い出す。図5において、結合子Cは互いに接続され、結合子Dは互いに接続される。
【0020】
図2を参照し、パチンコ機の制御データ送受信装置の概略について説明する。制御データ送受信装置は、図5の表示灯制御装置28と複数の表示灯部品6;7;19との間で制御データであるシリアルデータを送受信する部分を例として説明する。図2では、図5の表示灯制御装置28が送信側装置41を構成し、図5の複数の表示灯部品6;7または複数の表示灯部品19が第1・第2受信側装置42;43を構成する。そして、送信側装置41と第1・第2受信側装置42;43とが、1つの送信ライン44で互いに接続される。送信ライン44は送信側装置41から出力された制御データであるシリアルデータを第1・第2受信側装置42;43を経由して送信側装置41に戻す配線形式になっている。
【0021】
送信側装置41は出力手段45と判定手段46とを備える。第1受信側装置42は、1つの回路基板47に、シフトレジスタ48と前段ラッチ回路49と後段ラッチ回路50とドライバ51と表示灯52とを備える。第2受信側装置43は、1つの回路基板53に、シフトレジスタ54と前段ラッチ回路55と後段ラッチ回路56とドライバ57と表示灯58とを備える。シフトレジスタ48;54と前段ラッチ回路49;55および後段ラッチ回路50;56は、8ビット形式である。表示灯52;58は、図5の表示灯21−23のいずれか2つに相当する。例えば、表示灯52が図5における左側のサイドランプである表示灯部品19に対する表示灯23とし、表示灯58が図5における右側のサイドランプである表示灯部品19に対する表示灯23とする。
【0022】
図1を参照し、図2に示した制御データ送受信装置の詳細について説明する。送信側装置41の出力手段45と判定手段46と第1受信側装置42のシフトレジスタ48と第2受信側装置43のシフトレジスタ54とが互いに図2の送信ライン44に相当するデータ線59で接続される。具体的には、出力手段45とシフトレジスタ48のS−IN端子60とが互いにデータ線59で接続され、シフトレジスタ48のS−OUT端子61とシフトレジスタ54のS−IN端子62とが互いにデータ線59で接続され、シフトレジスタ54のS−OUT端子63と判定手段46とが互いにデータ線59で接続される。出力手段45とシフトレジスタ48のクロックIN端子64とシフトレジスタ54のクロックIN端子65とが互いにクロック線66で接続される。
【0023】
出力手段45と前段ラッチ回路49の前段ラッチIN端子67と前段ラッチ回路55の前段ラッチIN端子68とが互いに前段ラッチ線69で接続される。出力手段45と後段ラッチ回路50の後段ラッチIN端子70と後段ラッチ回路56の後段ラッチIN端子71とが互いに後段ラッチ線72で接続される。シフトレジスタ48と前段ラッチ回路49と後段ラッチ回路50とドライバ51とが互いに8本のデータ線で接続される。シフトレジスタ54と前段ラッチ回路55と後段ラッチ回路56とドライバ57とが互いに8本のデータ線で接続される。ドライバ51と表示灯52とが互いに電力線で接続される。ドライバ57と表示灯58とが互いに電力線で接続される。図1において、結合子Aは互いに接続され、結合子Bは互いに接続される。
【0024】
第1実施形態の動作について図1と図3とを用いて説明する。図1の出力手段45が図3に示す16ビットのシリアルデータD1を図1のデータ線59に出力しかつ図3に示す当該シリアルデータD1と同じビット数のクロック信号CSを図1のクロック線66に出力する。これによって、図1のシフトレジスタ54がクロック線66からの図3に示すクロック信号CSにより図1に示すデータ線59からの16ビットのシリアルデータD1のうちの前半部の8ビット(以下、先8ビットという)のシリアルデータD2(図3参照)を先入れ先出し(FIFO)方式でパラレルデータとして取り込み、図1のシフトレジスタ48がクロック線66からのクロック信号によりデータ線59からの16ビットのシリアルデータD1のうちの後半部の8ビット(以下、後8ビットという)のシリアルデータD3(図3参照)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込む。
【0025】
このように図1の出力手段45からデータ線59に出力された図3に示す16ビットのシリアルデータD1が先入れ先出し方式で図1のシフトレジスタ48;54に8ビットずつ分配された後、図1の出力手段45が図3の前段ラッチ信号RS1を図1の前段ラッチ線69に出力する。これによって、図1の前段ラッチ線69から図3の前段ラッチ信号RS1を受信した図1の前段ラッチ回路49がシフトレジスタ48から図3に示す後8ビットのシリアルデータD3に相当するパラレルデータを保持し、図1の前段ラッチ線69から図3の前段ラッチ信号RS1を受信した図1の前段ラッチ回路55がシフトレジスタ54から図3に示す先8ビットのシリアルデータD2に相当するパラレルデータを保持する。
【0026】
この後、図1の出力手段45が上記16ビットのシリアルデータD1と同じビット数の空シリアルデータD4(図3参照)を図1のデータ線59に出力しかつ16ビットの空シリアルデータD4と同じビット数のクロック信号CS(図3参照)を図1のクロック線66に出力する。これによって、図1のシフトレジスタ48;54から図3に示す先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3とが16ビットの空シリアルデータD4で図1の送信側装置41に押し出される。つまり、図3に示す16ビットの空シリアルデータD4は、図1のシフトレジスタ48;54に取り込まれた図3に示す16ビットのシリアルデータD1を図1の送信側装置41に押し出すためのデータである。この空シリアルデータD4で押し出されることによって、図3に示す16ビットのシリアルデータD1が図1の第1・第2受信側装置42;43を経由して送信側装置41に戻される。
【0027】
このように図3に示す16ビットのシリアルデータD1が図1のシフトレジスタ48;54から送信側装置41に戻されると、図1の判定手段46が送信側装置41に戻された図3の16ビットのシリアルデータD1を図1の上記第1・第2受信側装置42;43に出力した図3の16ビットのシリアルデータD1と一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を図1の出力手段45に出力する。図1の判定手段46から一致判定結果が出力手段45に出力されると、出力手段45が図3の後段ラッチ信号RS2を図1の後段ラッチ線72に出力する。これによって、図1の後段ラッチ線72から図3の後段ラッチ信号RS2を受信した図1の後段ラッチ回路50が前段ラッチ回路49から図3に示す後8ビットのシリアルデータD3に相当するパラレルデータを保持し、図1の後段ラッチ線72から図3の後段ラッチ信号RS2を受信した図1の後段ラッチ回路56が前段ラッチ回路55から図3に示す先8ビットのシリアルデータD2に相当するパラレルデータを保持する。
【0028】
逆に、図1の判定手段46から不一致判定結果が出力手段45に出力されると、出力手段45が上記データ線59に出力した図3に示す16ビットのシリアルデータD1と同じシリアルデータD1を図1のデータ線59に再出力し、かつ、図3に示す当該16ビットのシリアルデータD1と同じビット数のクロック信号CSを図1のクロック線66に再出力し、図1の出力手段45からデータ線59に出力された図3に示す16ビットのシリアルデータD1が先入れ先出し方式で図1のシフトレジスタ48;54に8ビットずつ分配された後、図1の出力手段45が図3の前段ラッチ信号RS1を図1の前段ラッチ線69に再出力する。この前段ラッチ線69から再出力された前段ラッチ信号を受信した前段ラッチ回路49;55は、上記再出力された新たな16ビットのシリアルデータD1を更新するように保持する。その後、図1の出力手段45が図3に示す再出力された16ビットのシリアルデータD1と同じビット数の空シリアルデータD4を図1のデータ線59に再出力しかつ図3に示す再出力された16ビットの空シリアルデータD4と同じビット数のクロック信号CSを図1のクロック線66に出力する。この再出力された16ビットの空シリアルデータD4で図1のシフトレジスタ48;54から図3に示す再出力された先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3とが図1の送信側装置41に押し出される。
【0029】
その後、図1の判定手段46がシフトレジスタ48;54から送信側装置41に戻された図3に示す再出力された16ビットのシリアルデータD1を図2の上記第1・第2受信側装置42;43に出力した図3の再出力された16ビットのシリアルデータD1と一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を図1の出力手段45に出力する。図1の判定手段46から一致判定結果が出力手段45に出力されると、出力手段45が図3の後段ラッチ信号RS2を図1の後段ラッチ線72に出力する。これによって、図1の後段ラッチ線72から出力された図3のラッチ信号RS3を受信した図1の後段ラッチ回路50が前段ラッチ回路49で保持されている図3に示す後8ビットの再出力されたシリアルデータD3に相当するパラレルデータを保持し、図1の後段ラッチ線72から出力された図3の後段ラッチ信号RS2を受信した図1の後段ラッチ回路56が前段ラッチ回路55で保持されている図3に示す先8ビットの再出力されたシリアルデータD2に相当するパラレルデータを保持する。このように、図1の判定手段46が出力手段45からシフトレジスタ48;54に出力された16ビットのシリアルデータD1と出力手段45からシフトレジスタ48;54を経由して判定手段46に戻された16ビットのシリアルデータD1とからの一致判定結果を出力手段45に出力するまで、出力手段45が図1に示す16ビットのシリアルデータD1の再出力を繰り返す。
【0030】
そして、ドライバ51は、後段ラッチ回路50で保持された図3に示す上記の後8ビットのシリアルデータD3に相当するパラレルデータにより、図1の表示灯52を点灯・点滅・消灯するように駆動する。ドライバ57は、後段ラッチ回路56で保持された図3に示す上記の先8ビットのシリアルデータD2に相当するパラレルデータにより、図1の表示灯58を点灯・点滅・消灯するように駆動する。
【0031】
図4を参照し、送信側装置41と受信側装置75との間での先入れ先出し方式で制御データであるシリアルデータD5を通信する処理について説明する。受信側装置75は図2の第1・第2受信側装置42;43に相当し、シリアルデータD5は図3の16ビットのシリアルデータD1に相当する。そして、受信側装置75が図1のシフトレジスタ48;54に相当する図外のシフトレジスタを備え、当該図外のシフトレジスタが例えば8ビット形式であれば、シリアルデータD5は8ビットである。当該図外のシフトレジスタが例えば16ビット形式であれば、シリアルデータD5は16ビットになる。ステップ101では、送信側装置41がシリアルデータD5を保有する。ステップ102では、送信側装置41がシリアルデータD5を送信側装置41から受信側装置75に送信するデータ線76に出力する。
【0032】
ステップ103では、受信側装置75がシリアルデータD5をデータ線76から受信する。ステップ104では、送信側装置41がシリアルデータD5と同数のビット数を有する空シリアルデータD6(図3の16ビットの空シリアルデータD4に相当する)をデータ線76に出力する。ステップ105では、受信側装置75が空シリアルデータD6をデータ線76から受信するのに伴い、空シリアルデータD6がシリアルデータD5を受信側装置75から送信側装置41に送信するデータ線77に押し出す。ステップ106では、受信側装置75が空シリアルデータD6をデータ線77に出力するのに伴い、空シリアルデータD6がシリアルデータD5を送信側装置41に押し出す。
【0033】
第1実施形態の構造によれば、送信側装置41と第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)とが、送信側装置41から出力された制御データであるシリアルデータD1(D2;D3;D5)を第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)を経由して送信側装置41に戻す巡回形式のデータ線59と、クロック信号CSを送信側装置41から第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力するクロック線66と、前段ラッチ信号RS1を送信側装置41から第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力する前段ラッチ線69と、後段ラッチ信号RS2を送信側装置41から第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力する後段ラッチ線72とで接続され、送信側装置41が出力手段45と判定手段46とを備え、出力手段45がシリアルデータD1(D2;D3;D5)をデータ線59に出力しかつシリアルデータD1(D2;D3;D5)と同じビット数のクロック信号CSをクロック線66に出力した後、前段ラッチ信号RS1を前段ラッチ線69に出力し、その後、出力手段45がシリアルデータD1(D2;D3;D5)と同じビット数の空シリアルデータD4(D6)をデータ線59に出力しかつ空シリアルデータD4(D6)と同じビット数のクロック信号CSをクロック線66に出力し、判定手段46が第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)を経由して送信側装置41に戻されたシリアルデータD1(D2;D3;D5)を第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力したシリアルデータD1(D2;D3;D5)と一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を出力手段45に出力し、この判定手段46からの一致判定結果により出力手段45が後段ラッチ信号RS2を後段ラッチ線72に出力し、判定手段46からの不一致判定結果により出力手段45がデータ線59に出力したシリアルデータD1(D2;D3;D5)と同じシリアルデータD1(D2;D3;D5)をデータ線59に再出力し、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)がシフトレジスタ48;54と前段ラッチ回路49;55と後段ラッチ回路50;56とを備え、シフトレジスタ48;54がクロック線66のシリアルデータD1(D2;D3;D5)と同じビット数のクロック信号CSによりデータ線59のシリアルデータD1(D2;D3;D5)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、前段ラッチ回路49;55が前段ラッチ線69からの前段ラッチ信号RS1によりシフトレジスタ48;54に取り込まれたパラレルデータを保持し、後段ラッチ回路50;56が後段ラッチ線72からの後段ラッチ信号RS2により前段ラッチ回路49;55に保持されたパラレルデータを保持する。
【0034】
したがって、送信側装置41がシリアルデータD1(D2;D3;D5)とクロック信号CSとを出力すると、シフトレジスタ48;54がクロック信号CSでシリアルデータD1(D2;D3;D5)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、次に、送信側装置41が前段ラッチ信号RS1を前段ラッチ回路49;55に出力すると、前段ラッチ回路49;55がシフトレジスタ48;54からパラレルデータを保持し、受信側装置42;43から送信側装置41に戻されたシリアルデータD1(D2;D3;D5)が受信側装置42;43に出力したシリアルデータD1(D2;D3;D5)と一致する場合は、送信側装置41が後段ラッチ信号RS2を後段ラッチ回路50;56に出力し、後段ラッチ回路50;56が前段ラッチ回路49;55からパラレルデータを保持する一方、上記シリアルデータD1(D2;D3;D5)の不一致の場合は、送信側装置41が上記出力したシリアルデータD1(D2;D3;D5)と同じシリアルデータD1(D2;D3;D5)をシフトレジスタ48;54に再出力する。
【0035】
これによって、送信側装置41から第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に制御データを送信するデータ線59;76にノイズが侵入し、当該ノイズの侵入によって、データ線59;76のシリアルデータD1(D2;D3;D5)が正規でない間違ったシリアルデータに変換された場合、当該間違ったシリアルデータが第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に正規のシリアルデータとして保持されることなく破棄されるとともに、当該間違ったシリアルデータが第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)から送信側装置41に戻され、判定手段46における判定が「正」となるまで正規のシリアルデータD1(D2;D3;D5)が送信側装置41から第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に再出力されるので、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)が正確な制御データで動作することができる。
【0036】
要するに、第1実施形態の構造によれば、送信側装置41から出力された制御データであるシリアルデータD1(D2;D3;D5)を第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)を経由して送信側装置41に戻す巡回形式であって、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)を経由して送信側装置41に戻されたシリアルデータD1(D2;D3;D5)が上記第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力したシリアルデータD1(D2;D3;D5)と不一致である場合に、上記第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力したシリアルデータD1(D2;D3;D5)と同じシリアルデータD1(D2;D3;D5)を再出力するので、アドレスデータやヘッダデータで送信側装置41が送るべき正規の相手側である第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に正誤の不明なシリアルデータを送る場合に比べ、送信側装置41が送るべき正規の相手側である第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に正規なシリアルデータD1(D2;D3;D5)を送り、送信側装置41が送るべき正規の相手側である第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に間違ったシリアルデータを送るような不都合を解消することができる。換言するならば、アドレスデータやヘッダデータを用いた通信の場合は送り先の正確さを追求したのに対し、第1実施形態の場合はデータの内容の正確さを追求したものである。
【0037】
第1実施形態では、受信側装置42;43が複数であって、送信側装置41から出力される制御データの流れに対する上流側の受信側装置42におけるシフトレジスタ48のS−OUT端子61と送信側装置41から出力される制御データの流れに対する下流側の受信側装置43におけるシフトレジスタ54のS−IN端子62とが互いに接続されたので、受信側装置42が図5における左側のサイドランプである表示灯部品19に対する回路基板47、シフトレジスタ48、前段ラッチ回路49、後段ラッチ回路50、ドライバ51、表示灯52から構成され、受信側装置43が図5における右側のサイドランプである表示灯部品19に対する回路基板53、シフトレジスタ54、前段ラッチ回路55、後段ラッチ回路56、ドライバ57、表示灯58から構成される。
【0038】
したがって、図1の複数の受信側装置42;43が図5の遊技領域12の左右に分離配置される場合であっても、図1の複数のシフトレジスタ48;54をデータ線59に直列的に配置すればよい。この場合、シフトレジスタ48を4ビット形式とし、シフトレジスタ54を8ビット形式にしてもよい。この場合、送信側装置41から受信側装置42;43に出力されるシリアルデータD1は12ビットである。また、複数の受信側装置42;43の個数は2つに限定されるものではなく、3個以上であってもよい。例えば、複数の受信側装置が3個であり、各受信側装置が同じビット形式のシフトレジスタを1個ずつ備える場合であって、1個のシフトレジスタが8ビット形式であるならば、送信側装置41から3個の受信側装置に出力されるシリアルデータD1は24ビットである。
【0039】
図1の送信側装置41を図5の主制御装置25で構成し、図4の受信側装置75を図5の図柄制御装置26または音制御装置27または払出発射制御装置29で構成したり、または、図1の送信側装置41を図5の図柄制御装置26で構成し、図4の受信側装置75を図5の図柄表示器14で構成したり、または、図1の送信側装置41を図5の音制御装置27で構成し、図4の受信側装置75を図5のスピーカ24の搭載される機構で構成したり、または、図1の送信側装置41を図5の払出発射制御装置29で構成し、図4の受信側装置75を図5の払出機構31または発射機構11で構成したりしても同様に適用できる。
【0040】
送信側装置41から第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に出力される正規な制御データとしてのシリアルデータD1(D2;D3;D5)は16ビットに限定されるものではなく、シリアルデータD1(D2;D3;D5)のビット数は、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)に先入れ先出し方式のために設けられたシフトレジスタ48;54との合計のビット数であれば、4ビットまたは8ビットまたは32ビットまたはそれ以上のビットであってもよい。
【0041】
具体的には、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)が1つであって、当該1つの受信側装置が4ビット形式のシフトレジスタを1つ備えている場合には、送信側装置41から上記1つの受信側装置に出力される正規な制御データとしてのシリアルデータD1(D2;D3;D5)は4ビットである。また、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)が1つであって、当該1つの受信側装置が8ビット形式のシフトレジスタを1つ備えている場合には、送信側装置41から上記1つの受信側装置に出力される正規な制御データとしてのシリアルデータD1(D2;D3;D5)は8ビットである。また、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)が1つであって、当該1つの受信側装置が16ビット形式のシフトレジスタを1つ備えている場合には、送信側装置41から上記1つの受信側装置に出力される正規な制御データとしてのシリアルデータD1(D2;D3;D5)は16ビットである。また、第1・第2受信側装置42;43(受信側装置75)が1つであって、当該1つの受信側装置が32ビット形式のシフトレジスタを1つ備えている場合には、送信側装置41から上記1つの受信側装置に出力される正規な制御データとしてのシリアルデータD1(D2;D3;D5)は32ビットである。
【0042】
図6および図7は第2実施形態である。図6はパチンコ機の制御データ送受信装置の詳細を示す。図7は制御データの送受信タイミングを示す。
【0043】
図6を参照し、パチンコ機の制御データ送受信装置について説明する。図6において、図1の前段ラッチ回路49;55または後段ラッチ回路50;56のいずれか一方が図2の回路基板47;53から取り除かれ、残された前段ラッチ回路49;55または後段ラッチ回路50;56に相当するラッチ回路がラッチ回路78;79として図2の回路基板47;53に設けられる。そして、送信側装置41の出力手段45とラッチ回路78;79のラッチIN端子80;81とがラッチ線82で互いに接続される。ラッチIN端子80;81は、図1の前段ラッチIN端子67;68または後段ラッチIN端子70;71のいずれかに相当する。ラッチ線82は、図1の前段ラッチ線69または後段ラッチ線72のいずれかに相当する。
【0044】
そして、シフトレジスタ48;54のそれぞれが8ビット形式であることから、図7に示す正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7と制御データである16ビットのシリアルデータ(先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3とからなる16ビットのシリアルデータ)との連続した形式の24ビットのシリアルデータD8が、図6の送信側装置41からデータ線59に出力される。つまり、24ビットのシリアルデータD8は、正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7をヘッダ部とし、制御データである16ビットのシリアルデータをデータ部として構成した形式になっている。図6において、結合子Eは互いに接続される。
【0045】
第2実施形態の動作について図6および図7を用いて説明する。図6の出力手段45が図7に示す24ビットのシリアルデータD8を図6のデータ線59に出力しかつ図7に示す当該24ビットのシリアルデータD8と同じビット数のクロック信号CSを図6のクロック線66に出力する。これによって、図7に示す24ビットのシリアルデータD8のうちで制御データである16ビットのシリアルデータが8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7を先入れ先出し方式でシフトレジスタ48;54を経由して判定手段46に押し出した後、図6のシフトレジスタ54がクロック線66からの図7に示すクロック信号CSにより図6に示すデータ線59からの16ビットの制御データであるシリアルデータのうちの前半部の8ビット(以下、先8ビットという)のシリアルデータD2(図7参照)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、図6のシフトレジスタ48がクロック線66からのクロック信号によりデータ線59からの16ビットの制御データであるシリアルデータのうちの後半部の8ビット(以下、後8ビットという)のシリアルデータD3(図7参照)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込む。
【0046】
その後、図3に示す8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7が図6のシフトレジスタ48;54から送信側装置41に戻されると、図1の判定手段46が送信側装置41に戻された図3に示す8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7を図2の上記受信側装置42に出力した図7の8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7と一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を図6の出力手段45に出力する。図6の判定手段46から一致判定結果が出力手段45に出力されると、出力手段45が図7のラッチ信号RS3を図6のラッチ線82に出力する。これによって、図6のラッチ線82から図7のラッチ信号RS3を受信した図6のラッチ回路79がシフトレジスタ48から図7に示す先8ビットのシリアルデータD2に相当するパラレルデータを保持し、図6のラッチ線82から図7のラッチ信号RS3を受信した図6のラッチ回路78がシフトレジスタ48から図7に示す後8ビットのシリアルデータD3に相当するパラレルデータを保持する。
【0047】
逆に、図6の判定手段46から不一致判定結果が出力手段45に出力されると、出力手段45が上記データ線59に出力した図7に示す24ビットのシリアルデータD8と同じシリアルデータを図6のデータ線59に再出力しかつ図7に示す当該24ビットのシリアルデータD8と同じビット数のクロック信号CSを図6のクロック線66に再出力する。これによって、再出力された24ビットのシリアルデータD8のうちで制御データである16ビットのシリアルデータが8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7を先入れ先出し方式でシフトレジスタ48;54を経由して判定手段46に押し出した後、図6のシフトレジスタ54がクロック線66からの図7に示すクロック信号CSにより図6に示すデータ線59からの再出力された16ビットの制御データであるシリアルデータのうちの先8ビットのシリアルデータD2(図7参照)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、図6のシフトレジスタ48がクロック線66からのクロック信号によりデータ線59からの16ビットの制御データであるシリアルデータのうちの後8ビットの再出力されたシリアルデータD3(図7参照)を先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込む。
【0048】
その後、図6の判定手段46がシフトレジスタ48;54から送信側装置41に戻された図3に示す再出力された8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7を図2の上記受信側装置42に出力した図7の8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7と一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を図6の出力手段45に出力する。図6の判定手段46から一致判定結果が出力手段45に出力されると、出力手段45が図7のラッチ信号RS3を図6のラッチ線82に再出力する。これによって、図6のラッチ線82から図7の再出力されたラッチ信号RS3を受信した図6のラッチ回路79がシフトレジスタ48から図7に示す先8ビットの再出力されたシリアルデータD2に相当するパラレルデータを保持し、図6のラッチ線82から図7の再出力されたラッチ信号RS3を受信した図6のラッチ回路78がシフトレジスタ48から図7に示す後8ビットの再出力されたシリアルデータD3に相当するパラレルデータを保持する。このように、図6の判定手段46が8ビットの正誤判定データであるシリアルデータD7から一致判定結果を出力手段45に出力するまで、出力手段45が図7に示す24ビットのシリアルデータD8の再出力を繰り返す。
【0049】
そして、ドライバ51は、ラッチ回路78で保持された図7に示す上記の後8ビットのシリアルデータD3に相当するパラレルデータにより、図6の表示灯52を点灯・点滅・消灯するように駆動する。ドライバ57は、ラッチ回路79で保持された図3に示す上記の先8ビットのシリアルデータD2に相当するパラレルデータにより、図6の表示灯58を点灯・点滅・消灯するように駆動する。
【0050】
第2実施形態の構造によれば、正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7と制御データである16ビットのシリアルデータ(先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3とからなる16ビットのシリアルデータ)との連続した形式の24ビットのシリアルデータD8が送信側装置41から受信側装置42に出力されると、ヘッド部である正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7が制御データである先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3とで受信側装置42から送信側装置41に先入れ先出し方式で押し出す巡回形式であって、この押し出された正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7が上記送信側装置41から受信側装置42に出力された正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7と一致するまで、上記送信側装置41から受信側装置42への正誤判定データである8ビットのシリアルデータD7と制御データである先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3との連続した形式の24ビットのシリアルデータD8が再出力される。よって、第1実施形態よりも受信側装置42で受信する先8ビットのシリアルデータD2と後8ビットのシリアルデータD3との正確さは低下するが、受信側装置42が送信側装置41から送られてきたアドレスデータやヘッダデータで受信すべきか否かを判定する場合に比べて、制御対象である表示灯52;58を正確に動作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の制御データ送受信装置の詳細を示す模式図。
【図2】 第1実施形態の制御データ送受信装置の概略を示す模式図。
【図3】 第1実施形態の制御データの送受信を示すタイミングチャート。
【図4】 第1実施形態の制御データの送受信処理を示すフローチャート。
【図5】 第1実施形態のパチンコ機を示す模式図。
【図6】 第2実施形態の制御データ送受信装置の詳細を示す模式図。
【図7】 第2実施形態の制御データの送受信を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
41 送信側装置
42 第1受信側装置(受信側装置)
43 第2受信側装置(受信側装置)
45 出力手段
46 判定手段
48;54 シフトレジスタ
49;55 前段ラッチ回路
50;56 後段ラッチ回路
59 データ線
61 S−OUT端子
62 S−IN端子
66 クロック線
69 前段ラッチ線
72 後段ラッチ線
75 受信側装置
CS クロック信号
D1;D2;D3;D5;D7;D8 シリアルデータ
D4;D6 空シリアルデータ
RS1 前段ラッチ信号
RS2 後段ラッチ信号
RS3 ラッチ信号
Claims (3)
- 送信側装置と受信側装置とが、送信側装置から出力された制御データであるシリアルデータを受信側装置を経由して送信側装置に戻す巡回形式のデータ線と、クロック信号を送信側装置から受信側装置に出力するクロック線と、前段ラッチ信号を送信側装置から受信側装置に出力する前段ラッチ線と、後段ラッチ信号を送信側装置から受信側装置に出力する後段ラッチ線とで接続され、
上記送信側装置が出力手段と判定手段とを備え、この出力手段がシリアルデータをデータ線に出力しかつシリアルデータと同じビット数のクロック信号をクロック線に出力した後、前段ラッチ信号を前段ラッチ線に出力し、その後、上記出力手段が上記シリアルデータと同じビット数の空シリアルデータをデータ線に出力しかつ空シリアルデータと同じビット数のクロック信号をクロック線に出力し、上記判定手段が受信側装置を経由して送信側装置に戻されたシリアルデータを上記受信側装置に出力したシリアルデータと一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を出力手段に出力し、この判定手段からの一致判定結果により上記出力手段が後段ラッチ信号を後段ラッチ線に出力し、上記判定手段からの不一致判定結果により上記出力手段が上記データ線に出力したシリアルデータと同じシリアルデータをデータ線に再出力し、
上記受信側装置がシフトレジスタと前段ラッチ回路と後段ラッチ回路とを備え、このシフトレジスタがクロック線のシリアルデータと同じビット数のクロック信号によりデータ線のシリアルデータを先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、上記前段ラッチ回路が前段ラッチ線からの前段ラッチ信号により上記シフトレジスタに取り込まれたパラレルデータを保持し、上記後段ラッチ回路が後段ラッチ線からの後段ラッチ信号により上記前段ラッチ回路に保持されたパラレルデータを保持することを特徴とする遊技機の制御データ送受信装置。 - 送信側装置と受信側装置とが、送信側装置から出力された正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータを受信側装置を経由して送信側装置に戻す巡回形式のデータ線と、クロック信号を送信側装置から受信側装置に出力するクロック線と、ラッチ信号を送信側装置から受信側装置に出力するラッチ線とで接続され、
上記送信側装置が出力手段と判定手段とを備え、この出力手段が正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータをデータ線に出力しかつこの出力された正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータと同じビット数のクロック信号をクロック線に出力することによって、この出力されたシリアルデータのうちで制御データであるシリアルデータが正誤判定データであるシリアルデータを判定手段に押し出した後、上記判定手段が受信側装置を経由して送信側装置に戻された正誤判定データであるシリアルデータを上記受信側装置に出力した正誤判定データであるシリアルデータと一致するか不一致であるかを判定し、その判定結果を出力手段に出力し、この判定手段からの一致判定結果により上記出力手段がラッチ信号をラッチ線に出力し、上記判定手段からの不一致判定結果により上記出力手段が上記データ線に出力した正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータと同じシリアルデータをデータ線に再出力し、
上記受信側装置がシフトレジスタとラッチ回路とを備え、このシフトレジスタがクロック線の正誤判定データであるシリアルデータと制御データであるシリアルデータとの連続した形式のシリアルデータと同じビット数のクロック信号によりデータ線の制御データであるシリアルデータが先入れ先出し方式で正誤判定データであるシリアルデータを押し出すとともに当該データ線の制御データであるシリアルデータを先入れ先出し方式でパラレルデータとして取り込み、上記ラッチ回路がラッチ線からのラッチ信号により上記シフトレジスタに取り込まれたパラレルデータを保持することを特徴とする遊技機の制御データ送受信装置。 - 受信側装置が複数である場合、送信側装置に対する上流側の受信側装置におけるシフトレジスタのS−OUT端子と送信側装置に対する下流側の受信側装置におけるシフトレジスタのS−IN端子とが互いに接続されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技機の制御データ送受信装置。
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