JP5467385B2 - 遊技機 - Google Patents
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(1)普通入賞装置
(2)スタートチャッカー(始動入賞装置)
(3)アタッカー(大入賞装置)
(4)スルーチャッカー(入賞チャッカー)
アタッカー(大入賞装置)は特別入賞装置とも呼ばれる。
前記制御部又は前記副制御部から予め定められた出力データを受け、前記出力データを予め定められた異常確認データ及び入力ブランクデータと組み合わせて送信データを生成し、当該送信データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信してパラレルデータへ変換することで受信データを得るとともに、当該受信データを解析するシリアル通信部と、
前記複数の周辺基板のうちの一部の周辺基板であって、前記シリアル通信部又は前記ループバック接続において隣接する一方の周辺基板から受けた前記シリアルデータに含まれる前記出力データを取得してパラレルデータへ変換するとともに、変換された前記出力データを出力する出力部を含み、前記出力データに基づき所定の処理を実行するとともに、受けた前記シリアルデータを前記ループバック接続において隣接する他方の周辺基板又は前記シリアル通信部へ送信するひとつ又は複数の第1周辺基板と、
前記複数の周辺基板のうちの一部の周辺基板であって、前記シリアル通信部又は前記ループバック接続において隣接する一方の周辺基板から前記シリアルデータを受けるとともに、所定のデバイスから入力値を受けて前記入力値をシリアルデータへ変換し、前記シリアルデータに含まれる前記入力ブランクデータを変換された前記入力値で置き換える入力部を含み、置き換えられた前記入力値を含む前記シリアルデータを前記ループバック接続において隣接する他方の周辺基板又は前記シリアル通信部へ送信するひとつ又は複数の第2周辺基板と、
前記シリアル通信部の出力端と前記第1周辺基板又は前記第2周辺基板の入力端とを接続する配線と、
前記第1周辺基板又は前記第2周辺基板の出力端と前記シリアル通信部の入力端とを接続する配線と、
前記第1周辺基板の出力端又は入力端と前記第2周辺基板の入力端又は出力端を接続する配線とを備え、
前記配線により、前記シリアル通信部の出力端から出た前記シリアルデータが、前記第1周辺基板及び前記第2周辺基板を通り、前記シリアル通信部の入力端に戻されるようになっており、
前記出力データの大きさは、前記第1周辺基板の数に対応して定められ、前記入力ブランクデータの大きさは、前記第2周辺基板の数に対応して定められ、
前記出力データと前記入力ブランクデータの送信の順番は、前記シリアル通信部の出力端から見たときの前記第1周辺基板と前記第2周辺基板の接続の順番に対応している、ものである。
前記予め定められた期間は、前記第1周辺基板の前記出力部又はその接続先に存在するコンデンサや浮遊容量などの容量に蓄積された電荷の放電時間に対応して定められている。
戻された前記シリアルデータをパラレルデータへ変換し、これにより得られた前記受信データに含まれる前記異常確認データを予め定められたデータと比較し、
前記異常確認データが前記予め定められたデータと一致しないときは、前記受信データに含まれる前記第2周辺基板からの前記入力値を破棄するようにしてもよい。
前記異常確認データが前記予め定められたデータと一致しないときは、予め定められたエラーカウンタのカウント数を増加させ、
前記異常確認データが前記予め定められたデータと一致したときは、前記エラーカウンタのカウント数を減少させ、
前記エラーカウンタのカウント数が予め定められた閾値を超えたとき、前記第1周辺基板の前記出力部及び前記第2周辺基板の前記入力部をリセットするためのリセット信号を出力するようにしてもよい。
予め定められた回数だけ受信した複数の前記シリアルデータについて、これらに含まれる前記第2周辺基板からの前記入力値をそれぞれ格納するバッファを備え、
前記バッファの複数の前記入力値が互いに一致しないときは、前記入力値を破棄するようにしてもよい。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部(「メイン基板」とも呼ばれる)である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
42bは、可変表示装置(センター役物)30aに設けられた第2表示装置(ランプなど)を点灯制御する第2表示制御部である。
スタートチャッカーに入賞して抽選が行われた場合、制御部40は、遊技盤上に設けられた第1表示装置(7セグメント表示器)43aに特別図柄に関する抽選結果を表示するとともに、抽選の結果及び後述の可変表示装置(液晶表示装置)30aでの特別図柄(液晶表示装置上の変動図柄)の変動時間(特別図柄の変動時間は抽選により決定される)を後述の副制御部40bに送信する。副制御部40bは、受信した抽選結果及び特別図柄の変動時間に基づいて特別図柄を変動させる。
なお、大当たりとなった場合は、制御部40が副制御部40bに送った変動時間を把握しており、この変動時間を制御部40が計時し終わった際に、大当たり処理(アタッカー30eを開放する処理)を行う。
ちなみに、スルーチャッカー30bに入賞したときは、盤面上に設けられた第2表示装置(ランプ)43bに普通図柄に関する抽選結果を表示し、当選の場合には、スタートチェッカー30dの可動片を開放させる。また、同時に可変表示装置(液晶表示装置)30aの所定領域においても、普通図柄に関する抽選結果を表示する。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
41は可変表示装置(液晶表示装置)30aを制御して演出に係る画像を表示させる表示制御部である。
可動体52cとは、遊技盤10上に打ち出された遊技球の落下動作に変化を与える障害物であって、副制御部40bの処理によって状態が変化するものである(図3において可動体52cの表示は省略している)。可動体52cは、例えば、通常状態とこれと異なる状態の2つを相互に行き来するものである。可動体とは、例えば、平板状、円柱状、円盤状、凹凸を有する歯車状、等のものである。なお、図示しないが可動体52cを駆動するための動力部を備える。可動体制御部47は、実際には、当該動力部を駆動する。動力部は、例えば、モータ、ソレノイドなどの電力又は磁力を用いた駆動装置又は駆動源を備えた制御装置などである。
図6のように、シリアル通信部40Sの出力端から見たとき、そこから遠い順番に第2周辺基板44bと第1周辺基板44aの順で接続されている場合、送信データの送信の順番は、(異常確認用データ)(入力用ブランクデータ)(出力データ)の順となる。(異常確認用データ)は、常に先頭にあるものとする。
図4のように、シリアル通信部40Sの出力端から見たとき、そこから遠い順番に第2周辺基板44−3(44b)、第1周辺基板44−2(44a)、第1周辺基板44−1(44a)の順で接続されている場合、送信データの送信の順番は、(異常確認用データ)(入力用ブランクデータ)(出力データ(その1))(出力データ(その2))の順となる。
受信データの順番は、送信データの順番に対応している。
図8(a)は、ラッチ信号を生成するためのタイマカウンタの計時の様子を示す。タイマカウンタは、一定のクロックに従い連続して動作しているので、最小値(例えば0000H)から最大値(FFFFH)の間を繰り返し計数している。同図で「0」は最小値を示し、「フェーズ時間」は最大値を示す。タイマカウンタの繰り返し周期TFは、前記第1の割り込みのタイミングに一致している。つまり、フェーズ割り込みの周期は、同図のTFである。「切り替え1」「切り替え2」は、最小値と最大値の間の値である。これらの値を替えることで、ラッチ信号を調整することができる。
本発明の実施の形態では、受信→送信→ラッチの順序で処理を行っている。つまり、図8の期間T1においてデータの受信及び送信が完了しているものとする。なお、送信→ラッチ→受信とすることもできる。
異常確認用データについては、既に説明した。
図4の例では、周辺基板44−1と44−2用のデータ(例えばそれぞれ1バイトづつの2つのデータ)を用意する。図6の例では、周辺基板44a用の1つのデータを用意する。S2で用意するデータの数は、出力部を備える周辺基板の数と同じである。
ブランクデータについては、既に説明した。
図4と図6いずれの例でも、入力部を備える周辺基板はひとつであるので、1つのブランクデータを用意する。S3で用意するデータの数は、入力部を備える周辺基板の数と同じである。
送信データの例は、図7(a)に示した。図4のように、シリアル通信部40S、出力部を備える周辺基板44−1,44−2、入力部を備える周辺基板44−3、シリアル通信部40Sの順番に接続されている場合、データの順番はその先頭から、異常確認用データ、入力用ブランクデータ(周辺基板44−3用)、出力データ(周辺基板44−2用)、出力データ(周辺基板44−1用)となる。
図8のフェーズ時間を単位として送信を行う。例えば、図8のタイマカウンタ=0で送信を開始して、時刻taで送信を完了する(異常確認用データがシリアル通信部40Sに戻り、出力データなどが周辺基板44に行き渡るようにする)。
戻されたシリアルデータを受信することで、入力部44INで入力された入力値を受け入れる。図8の時刻tb以降において(図6の例では、時刻tb以降において8つのクロックを与えたときに)、入力値を受けることができる。
次のフェーズ時間において、データ受信部40S−3は入力値を得ることができる。
S13:デバイス毎に用意された所定長のバッファに格納する。
図13は、入力値の例を示す。入力値は1バイト(8ビット)で、各ビットがそれぞれデバイス1乃至デバイス8の値を示すものとする(同図(a))。デバイス1乃至デバイス8それぞれについて、1バイト(8ビット)のバッファが用意されているとする(同図(b)、デバイス3乃至8のバッファの表示は省略)。入力値のバイトから各デバイスの値を取得し、各デバイスのバッファの最後にそれぞれ格納する(同図の矢印)。各デバイスのバッファには、それぞれ受信8回分の値が格納されている。なお、リングバッファのように古いものを順番に破棄するようにしてもよい。これで、入力値のデバイス毎のデータ変換が完了する。
受信した複数の(8個の)異常確認用データを、送信した予め定められた異常確認用データと比較し、一致しているものは「正常」、一致しないものは「異常」と判断する。例えば、そのようなフラグをセットする(図17参照)。
全て一致していたとき(全部正常であるとき)、バッファ内のデータを入力イメージとする(前述のS22と同じ)。そして、予め用意されているエラーカウント数を減少させる(S32)。この処理は、図17(c)の場合に相当する。
エラーカウント数が4に達していなければ(S32でNO)、上記処理を繰り返す。
エラーカウント数が4に達した場合は(S32でYES)、エラーフラグをセットする(S35)。この処理は、図17(b)の場合に相当する。そして、S36:リセット信号を出力して出力部44OUT、入力部44INの動作を停止される。この間もラッチ信号やクロック信号によるデータの送受信は通常通り行われる。これにより、後述のエラー復帰契機となるカウントの減算も行うことができる。ただし、出力部44OUT、入力部44INに含まれるレジスタは停止しているため、それらの出力はオフとなる。
なお、閾値である「4」は言うまでもなく例示であり、これに限定されない。閾値として予め定められている1以上の整数であればよい。閾値を大きくすればエラーフラグがセットされる頻度は少なくなるがエラーを検知することが少なくなり、エラーの生じたままで通信を行ってしまう可能性が高くなる。閾値を小さくすればエラーフラグがセットされる頻度が高くなり、高い確率でエラーを検知できてエラーの生じたままで通信を行う可能性を低くできる。反面、出力部44OUT、入力部44INの動作を停止される関係上、周辺基板から副制御部40bへ渡すべきデータが失われる可能性は高い。例えば、エラー発生頻度が少ないのであれば、閾値を小さくするとよい。最初は閾値を小さくしておき、エラーが頻発するようであれば閾値を少しずつ大きくする(+1する)。これによりエラーフラグをセットする頻度を抑えることができる。しかし、例えば閾値を4より大きくしてもエラーが頻発するようであれば、シリアル伝送系に故障が生じている可能性があるから、閾値を大きくすることに代えて、コネクタの接触不良はないか、ICなどの端子のハンダ付けに問題がないか、配線や接点にゴミが付着して絶縁不良あるいは導通不良が生じていないかなど、シリアル伝送系をチェックすることが望ましい。
S41:チェックの結果を判定する。
S42:エラーカウント数を増加させる。
S43:エラーカウント数を減少させる。
S40乃至S43は、S30、S31、S33、S32と同じ処理である。
エラーカウント数が0でなければ(S44でNO)、上記処理を繰り返す。
エラーカウント数が0であれば(S44でYES)、エラーフラグをリセットする(S45)。この処理は、図17(c)の場合に相当する。そして、S46:リセット信号の出力を停止し、出力部44OUT、入力部44INの動作を再開させる。
40S シリアル通信部
40S−1 データ送信部
40S−2 制御信号生成部
40S−3 データ受信部
40S−4 受信データ解析部
40S−5 異常判定部
44、44−1乃至44−3 周辺基板
44a 出力部を備える周辺基板
44b 入力部を備える周辺基板
44IN 出力部
44OUT 入力部
Claims (4)
- 遊技に係る制御を実行する制御部と、前記制御部で生成した情報に基づき所定の処理を実行する副制御部と、前記制御部又は前記副制御部に接続される複数の周辺基板とを備え、前記制御部又は前記副制御部と前記複数の周辺基板が、環状の接続であるループバック接続されており、前記制御部又は前記副制御部から前記複数の周辺基板のうちの一部へデータを送信するとともに、前記複数の周辺基板のうちの一部からデータを受信する遊技機において、
前記制御部又は前記副制御部から予め定められた出力データを受け、前記出力データを予め定められた異常確認データ及び入力ブランクデータと組み合わせて送信データを生成し、当該送信データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信してパラレルデータへ変換することで受信データを得るとともに、当該受信データを解析するシリアル通信部と、
前記複数の周辺基板のうちの一部の周辺基板であって、前記シリアル通信部又は前記ループバック接続において隣接する一方の周辺基板から受けた前記シリアルデータに含まれる前記出力データを取得してパラレルデータへ変換するとともに、変換された前記出力データを出力する出力部を含み、前記出力データに基づき所定の処理を実行するとともに、受けた前記シリアルデータを前記ループバック接続において隣接する他方の周辺基板又は前記シリアル通信部へ送信するひとつ又は複数の第1周辺基板と、
前記複数の周辺基板のうちの一部の周辺基板であって、前記シリアル通信部又は前記ループバック接続において隣接する一方の周辺基板から前記シリアルデータを受けるとともに、所定のデバイスから入力値を受けて前記入力値をシリアルデータへ変換し、前記シリアルデータに含まれる前記入力ブランクデータを変換された前記入力値で置き換える入力部を含み、置き換えられた前記入力値を含む前記シリアルデータを前記ループバック接続において隣接する他方の周辺基板又は前記シリアル通信部へ送信するひとつ又は複数の第2周辺基板と、
前記シリアル通信部の出力端と前記第1周辺基板又は前記第2周辺基板の入力端とを接続する配線と、
前記第1周辺基板又は前記第2周辺基板の出力端と前記シリアル通信部の入力端とを接続する配線と、
前記第1周辺基板の出力端又は入力端と前記第2周辺基板の入力端又は出力端を接続する配線とを備え、
前記配線により、前記シリアル通信部の出力端から出た前記シリアルデータが、前記第1周辺基板及び前記第2周辺基板を通り、前記シリアル通信部の入力端に戻されるようになっており、
前記出力データの大きさは、前記第1周辺基板の数に対応して定められ、前記入力ブランクデータの大きさは、前記第2周辺基板の数に対応して定められ、
前記出力データと前記入力ブランクデータの送信の順番は、前記シリアル通信部の出力端から見たときの前記第1周辺基板と前記第2周辺基板の接続の順番に対応し、
前記シリアル通信部は、前記第1周辺基板の前記出力部に対して前記出力データを出力するタイミング、及び、前記第2周辺基板の前記入力部に対して前記入力ブランクデータを変換された前記入力値で置き換えるタイミングを指示するとともに、前記第1周辺基板の前記出力部に対して予め定められた期間において出力を行わないように指示するラッチ信号を出力し、
前記予め定められた期間は、前記第1周辺基板の前記出力部又はその接続先に存在する容量に蓄積された電荷の放電時間に対応して定められていることを特徴とする遊技機。 - 遊技に係る制御を実行する制御部と、前記制御部で生成した情報に基づき所定の処理を実行する副制御部と、前記制御部又は前記副制御部に接続される複数の周辺基板とを備え、前記制御部又は前記副制御部と前記複数の周辺基板が、環状の接続であるループバック接続されており、前記制御部又は前記副制御部から前記複数の周辺基板のうちの一部へデータを送信するとともに、前記複数の周辺基板のうちの一部からデータを受信する遊技機において、
前記制御部又は前記副制御部から予め定められた出力データを受け、前記出力データを予め定められた異常確認データ及び入力ブランクデータと組み合わせて送信データを生成し、当該送信データをシリアルデータに変換して送信するとともに、戻された前記シリアルデータを受信してパラレルデータへ変換することで受信データを得るとともに、当該受信データを解析するシリアル通信部と、
前記複数の周辺基板のうちの一部の周辺基板であって、前記シリアル通信部又は前記ループバック接続において隣接する一方の周辺基板から受けた前記シリアルデータに含まれる前記出力データを取得してパラレルデータへ変換するとともに、変換された前記出力データを出力する出力部を含み、前記出力データに基づき所定の処理を実行するとともに、受けた前記シリアルデータを前記ループバック接続において隣接する他方の周辺基板又は前記シリアル通信部へ送信するひとつ又は複数の第1周辺基板と、
前記複数の周辺基板のうちの一部の周辺基板であって、前記シリアル通信部又は前記ループバック接続において隣接する一方の周辺基板から前記シリアルデータを受けるとともに、所定のデバイスから入力値を受けて前記入力値をシリアルデータへ変換し、前記シリアルデータに含まれる前記入力ブランクデータを変換された前記入力値で置き換える入力部を含み、置き換えられた前記入力値を含む前記シリアルデータを前記ループバック接続において隣接する他方の周辺基板又は前記シリアル通信部へ送信するひとつ又は複数の第2周辺基板と、
前記シリアル通信部の出力端と前記第1周辺基板又は前記第2周辺基板の入力端とを接続する配線と、
前記第1周辺基板又は前記第2周辺基板の出力端と前記シリアル通信部の入力端とを接続する配線と、
前記第1周辺基板の出力端又は入力端と前記第2周辺基板の入力端又は出力端を接続する配線とを備え、
前記配線により、前記シリアル通信部の出力端から出た前記シリアルデータが、前記第1周辺基板及び前記第2周辺基板を通り、前記シリアル通信部の入力端に戻されるようになっており、
前記出力データの大きさは、前記第1周辺基板の数に対応して定められ、前記入力ブランクデータの大きさは、前記第2周辺基板の数に対応して定められ、
前記出力データと前記入力ブランクデータの送信の順番は、前記シリアル通信部の出力端から見たときの前記第1周辺基板と前記第2周辺基板の接続の順番に対応し、
前記シリアル通信部は、
戻された前記シリアルデータをパラレルデータへ変換し、これにより得られた前記受信データに含まれる前記異常確認データを予め定められたデータと比較し、
前記異常確認データが前記予め定められたデータと一致しないときは、前記受信データに含まれる前記第2周辺基板からの前記入力値を破棄することを特徴とする遊技機。 - 前記シリアル通信部は、
前記異常確認データが前記予め定められたデータと一致しないときは、予め定められたエラーカウンタのカウント数を増加させ、
前記異常確認データが前記予め定められたデータと一致したときは、前記エラーカウンタのカウント数を減少させ、
前記エラーカウンタのカウント数が予め定められた閾値を超えたとき、前記第1周辺基板の前記出力部及び前記第2周辺基板の前記入力部をリセットするためのリセット信号を出力することを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 前記シリアル通信部は、戻された前記シリアルデータを繰り返し受信し、
予め定められた回数だけ受信した複数の前記シリアルデータについて、これらに含まれる前記第2周辺基板からの前記入力値をそれぞれ格納するバッファを備え、
前記バッファの複数の前記入力値が互いに一致しないときは、前記入力値を破棄することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。
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