JP2003284852A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003284852A
JP2003284852A JP2002088923A JP2002088923A JP2003284852A JP 2003284852 A JP2003284852 A JP 2003284852A JP 2002088923 A JP2002088923 A JP 2002088923A JP 2002088923 A JP2002088923 A JP 2002088923A JP 2003284852 A JP2003284852 A JP 2003284852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control board
pattern
symbol display
test signal
main control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002088923A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Ikeda
勝弘 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JB KK
Original Assignee
JB KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JB KK filed Critical JB KK
Priority to JP2002088923A priority Critical patent/JP2003284852A/ja
Publication of JP2003284852A publication Critical patent/JP2003284852A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機において、VDPの機能を十分に利用
した高度な画像表示を行いつつ、主制御基板との間で通
信漏れが発生したり、試験信号の出力タイミングにずれ
が発生する不都合を回避できる。 【解決手段】 パチンコ遊技機1は、図柄を変動表示可
能な特別図柄表示器7と、該特別図柄表示器7における
図柄変動パターンおよび停止図柄を指定する主制御基板
14と、該主制御基板14から送信される指定コマンド
を受信し、該受信コマンドに応じて前記図柄表示器7を
表示制御する図柄表示制御基板15と、該図柄表示制御
基板15の動作状況を、予め規定された試験信号として
出力する試験端子28とを備えており、前記図柄表示制
御基板15は、少なくとも、前記試験端子28に対する
試験信号出力処理と、前記特別図柄表示器7の画像表示
処理とを個別に実行する複数のCPU26、27を備え
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
パチスロ遊技機等の遊技機に関し、詳しくは、図柄表示
制御基板を備えた遊技機の技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネル等の図柄表示器を搭載
し、該図柄表示器における図柄変動表示によって大当り
抽選を演出する遊技機が広く普及している。この種の遊
技機は、図柄表示器における図柄変動パターンおよび停
止図柄を指定する主制御基板と、図柄表示器を表示制御
する図柄表示制御基板とを別々に備えており、該図柄表
示制御基板は、上記主制御基板から送信される指定コマ
ンドを受信し、該受信コマンドに応じて図柄表示器を表
示制御するように構成される。ところで、パチンコ遊技
機、パチスロ遊技機等の遊技機は、新機種の販売に際
し、所定の検査機関で試験を受けることが義務付けられ
ている。この試験においては、図柄表示制御基板(図柄
表示器)の動作状況を試験信号として取り出すため、こ
の種の遊技機では、上記試験信号の出力処理を行う試験
信号出力処理プログラムと、試験信号を出力する試験端
子とを備える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遊技機においては、主制御基板との通信処理、図柄
表示器の画像表示処理、試験信号の出力処理等の多くの
処理を、図柄表示制御基板に設けられる1つのCPU
(Central Processing Unit:中央処理装置)で行って
いるため、下記に示すような問題がある。 (1)上記CPUの負荷が大きいため、VDP(Video
Display Processor:画像処理IC)の機能を十分に発
揮できない。 (2)上記CPUにおいて画像表示処理を優先した場
合、主制御基板との間で通信漏れが発生したり、試験信
号の出力タイミングにずれが発生する可能性がある。 (3)新機種の開発に際し、通信仕様や試験仕様に変更
がなくても、プログラム全体の再構築が必要になるた
め、表示制御プログラムのみを変更する場合に比べ、バ
グが発生する可能性が高くなると共に、バグの発見が難
しくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、図柄を変動表示可能な図柄表示器
と、該図柄表示器における図柄変動パターンおよび停止
図柄を指定する主制御基板と、該主制御基板から送信さ
れる指定コマンドを受信し、該受信コマンドに応じて前
記図柄表示器を表示制御する図柄表示制御基板と、該図
柄表示制御基板の動作状況を、予め規定された試験信号
として出力する試験端子とを備える遊技機において、前
記図柄表示制御基板は、少なくとも、前記試験端子に対
する試験信号出力処理と、前記図柄表示器の画像表示処
理とを個別に実行する複数のCPUを備えることを特徴
とする。つまり、画像表示処理を専ら行うCPUを備え
ることにより、VDPの機能を十分に利用した高度な画
像表示を行うことができる。また、試験信号出力処理を
別のCPUで行うことにより、主制御基板との間で通信
漏れが発生したり、試験信号の出力タイミングにずれが
発生する不都合を回避できる。また、試験信号出力処理
プログラムと画像表示処理プログラムを別々に開発でき
るため、開発効率を高めることができる。また、新機種
の開発に際し、通信仕様や試験仕様に変更がない場合に
は、試験信号出力処理プログラムの流用が可能になるた
め、新機種開発時にプログラム全体を再構築していた従
来に比べ、バグの発生を抑制できるうえに、バグの発見
を容易にすることができる。また、前記図柄表示制御基
板は、前記主制御基板との通信処理および前記試験信号
出力処理を実行する主CPUと、前記画像表示処理を実
行する副CPUとを備えることを特徴とする。この場合
においては、仕様変更が少ない通信処理および試験信号
出力処理を主CPUで担当することにより、CPU、R
OM等の流用が容易になり、また、副CPUを画像表示
処理専用とすることにより、表現力豊かな画像表示を行
うことができる。また、前記主CPUには、通信処理プ
ログラムおよび試験信号出力処理プログラムを格納する
ROMが内蔵されていることを特徴とする。この場合に
おいては、通信仕様および試験仕様が共通な機種との間
で主CPUおよびROMの流用が容易になり、図柄表示
制御基板の製造コストを削減することができる。また、
前記主CPUは、前記主制御基板から送信される指定コ
マンドを、7本のデータ信号線を介して入力することを
特徴とする。この場合においては、データ信号線が8本
であった従来に比べ、基板構成が簡素になり、コストダ
ウンを図ることができる。また、前記図柄表示制御基板
は、前記複数のCPUをリセットするリセット回路を備
えることを特徴とする。この場合においては、各CPU
毎にリセット回路を設ける場合に比べ、基板構成が簡素
になり、コストダウンを図ることができる。また、前記
リセット回路は、前記副CPUをリセットした後、前記
主CPUをリセットすることを特徴とする。この場合に
おいては、コマンド経路の下流側である副CPUからリ
セットすることにより、主CPU側のイニシャライズ処
理を問題なく行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はパチン
コ遊技機であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島
の遊技球還元経路から供給される遊技球を貯溜する遊技
球タンク2と、該遊技球タンク2から遊技球を払い出す
払出装置3と、該払出装置3から払い出された遊技球を
貯溜する上皿4と、該上皿4から送り込まれる遊技球を
発射する発射装置5と、該発射装置5から発射された遊
技球を入賞口6a、始動入賞口6b、ゲート6c、大入
賞口6dまたはアウト口6eに導く遊技盤6と、該遊技
盤6において特別図柄を変動表示する特別図柄表示器
(液晶表示器)7と、前記遊技盤6において普通図柄を
変動表示する普通図柄表示器(LED表示器)8と、遊
技状態に応じて発光表示を行う発光表示ランプ(LE
D)9と、遊技状態に応じて効果音を発生させるスピー
カ10と、前記上皿4における余剰球を貯溜する下皿1
1と、遊技球の貸し出し操作を行う貸出操作部12とを
備えて構成される。パチンコ遊技機1の一側部には、プ
リペイドカードユニット13が並設されており、該ユニ
ット13のカード挿入口13aにプリペイドカードを挿
入した上、前記貸出操作部12を操作することにより、
払出装置3から所定数の遊技球が貸し出され、パチンコ
遊技が可能になる。
【0006】次に、パチンコ遊技機1の基本動作を説明
する。上皿4に遊技球が溜った状態で発射装置5の発射
ハンドル5aを回し操作すると、遊技盤6に向けて遊技
球が発射される。発射された遊技球が入賞口6a(始動
入賞口6b、大入賞口6dを含む)に入賞した場合は、
所定個数の遊技球が賞品球として払出装置3から払い出
される。また、遊技球がゲート6cを通過した場合は、
普通図柄表示器8において普通図柄の変動表示が行わ
れ、その停止図柄が所定の当たり図柄である場合は、始
動入賞口6bに設けられる普通電動役物が所定時間に亘
って開放動作される。また、遊技球が始動入賞口6bに
入賞した場合は、特別図柄表示器7において特別図柄の
変動表示が行われ、その停止図柄が揃った場合は、大当
り(特定遊技状態)となり、大入賞口6dに設けられる
特別電動役物が開放動作される。この開放動作は、所定
時間の経過(例えば30秒)もしくは所定個数の入賞
(例えば10球)を条件として終了するが、開放動作中
に入賞した遊技球が大入賞口6d内のVゾーン(図示せ
ず)を通過した場合は、上記開放動作が所定のラウンド
数(例えば15ラウンド)を限度として繰り返される。
【0007】図3は、パチンコ遊技機の制御系全体を示
すブロック図である。この図に示すように、パチンコ遊
技機1は、制御基板として、主制御基板14、図柄表示
制御基板15、音制御基板16、ランプ制御基板17、
払出制御基板18および発射モータ制御基板19を備え
る。主制御基板14には、遊技球の入賞口6aへの入賞
を検出する入賞口スイッチSW1、始動入賞口6bへの
入賞を検出する始動入賞口スイッチSW2、ゲート6c
の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口6d
への入賞を検出する大入賞口スイッチSW4、Vゾーン
の通過を検出するVスイッチSW5等のスイッチ類と、
特別電動役物を開閉動作させる特別電動役物ソレノイド
SOL1、普通電動役物を開閉動作させる普通電動役物
ソレノイドSOL2等のソレノイド類と、上記制御基板
15〜18とが接続されており、上記各スイッチSW1
〜SW5の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、普通
図柄抽選処理、特別図柄指定コマンド送信処理、普通図
柄指定コマンド送信処理、効果音指定コマンド送信処
理、ランプ表示指定コマンド送信処理、払出指定コマン
ド送信処理、ソレノイド駆動処理等の処理が行われる。
【0008】特別図柄抽選処理は、始動入賞口スイッチ
SW2の入賞検出に応じて実行されるもので、乱数を用
いた大当り/外れの決定処理、停止図柄(例えば3つ)
の決定処理、図柄変動パターンの決定処理等が含まれ
る。普通図柄抽選処理は、ゲートスイッチSW3の通過
検出に応じて実行されるもので、乱数を用いた当り/外
れの決定処理や停止図柄(例えば2つ)の決定処理が含
まれる。特別図柄指定コマンド送信処理は、上記特別図
柄抽選処理において決定した図柄変動パターンや停止図
柄を、所定のコマンドとして図柄表示制御基板15に送
信するためのもので、これを受信した図柄表示制御基板
15は、受信コマンドに応じて特別図柄表示器7の表示
制御を行う。普通図柄指定コマンド送信処理は、上記普
通図柄抽選処理において決定した停止図柄を、所定のコ
マンドとしてランプ制御基板17に送信するためのもの
で、これを受信したランプ制御基板17は、受信コマン
ドに応じて普通図柄表示器8の表示制御を行う。効果音
指定コマンド送信処理は、上記図柄変動パターン等に対
応する効果音パターンを、所定のコマンドとして音制御
基板16に送信するためのもので、これを受信した音制
御基板16は、受信コマンドに応じてスピーカ10から
効果音を発生させる。ランプ表示指定コマンド送信処理
は、上記図柄変動パターン等に対応するランプ表示パタ
ーンを、所定のコマンドとしてランプ制御基板17に送
信するためのもので、これを受信したランプ制御基板1
7は、受信コマンドに応じて発光表示ランプ9の発光制
御を行う。払出指定コマンド送信処理は、スイッチSW
1、SW2、SW4の入賞検出に応じて実行されるもの
で、各入賞口に対応する賞品球の払出個数を、所定のコ
マンドとして払出制御基板18に送信する。また、ソレ
ノイド駆動処理は、特別図柄抽選や普通図柄抽選の結果
に応じてソレノイドSOL1、SOL2の駆動制御を行
うものである。
【0009】払出制御基板18には、玉切れスイッチ2
0、払出センサ21、払出モータ22等が接続されてお
り、上記主制御基板14からの払出指定コマンドに応じ
て遊技球の払い出しを行う他、プリペイドカードユニッ
ト13からの貸出指定コマンドに応じて遊技球の払い出
しを行う。また、発射モータ制御基板19には、発射ス
イッチ23、タッチセンサ24、発射モータ25等が接
続されており、発射スイッチ23およびタッチセンサ2
4がONのとき、発射モータ25の駆動により発射装置
5を動作させる。
【0010】図4は、図柄表示制御基板を示すブロック
図である。この図に示すように、図柄表示制御基板15
は、主CPU26および副CPU27を備える。主CP
U26は、主制御基板14との通信処理や、試験端子2
8に対する試験信号出力処理を行うためのもので、通信
処理プログラムおよび試験信号出力処理プログラムを格
納するROM(read Only Memory)と、その実行領域で
あるRAM(Random Access Memory)が内蔵されてい
る。これにより、通信仕様および試験仕様が共通な機種
との間で主CPU26およびROMの流用が容易にな
り、図柄表示制御基板15の製造コストを削減すること
が可能になる。
【0011】通信処理は、主制御基板14が送信した指
定コマンドを、入力インタフェース回路29を介して受
信する一方向通信処理であり、主制御基板14から所定
ビット単位で送信される指定コマンド(所定ビット+所
定ビット)を、ストローブ信号による割込みで受信処理
する。本実施形態では、7本のデータ信号線(DATA
1〜DATA7)と1本の転送信号線(STB)を用い
て指定コマンドを受信しており、その結果、データ信号
線が8本であった従来に比べ、基板構成が簡素になり、
コストダウンを図ることが可能になる。
【0012】試験端子28は、所定の検査機関で試験を
受ける際に使用されるものであり、図柄表示制御基板1
5の動作状況を、規定の試験信号(大当り信号、図柄変
動信号、図柄停止信号等)として出力することが要請さ
れている。試験信号出力処理は、この要請に応えるため
のもので、規定の試験信号が所定のタイミングで出力さ
れるように出力処理を行う。因みに、試験信号は、主C
PU26と試験端子28との間に介在する試験端子用出
力IC30によって生成される。また、試験端子28
は、68ピンのコネクタであり、図柄表示制御基板15
に4個まで設けることができる。
【0013】副CPU27は、主制御基板14からの指
定コマンドに応じて特別図柄表示器7の画像表示処理を
行うためのもので、画像表示処理プログラムは、外部の
プログラムROM31に格納される。上記画像表示処理
は、主CPU26が受信した指定コマンドに対応する表
示指令を、フレーム単位でVDP32に順次出力する処
理であり、表示指令を受けたVDP32は、指令内容に
応じて図柄データROM33から図柄データを読み出す
と共に、指定された画像処理を施した上、デジタルRG
B信号として特別図柄表示器7に出力する。一般に、主
制御基板14が送信する指定コマンドは、図柄変動パタ
ーン、停止図柄(3つ)、図柄停止タイミング、大当り
時の演出表示、大当り時の各ラウンド表示(1〜15)
等の多くの指定項目を含み、これらを逐次処理する図柄
表示制御基板15においては、その処理負荷が大きくな
るが、本発明の図柄表示制御基板15は、画像表示処理
を専ら実行する副CPU27を備えることにより、前記
通信処理や試験信号出力処理に悪影響を及ぼすことな
く、VDP32の機能を十分に発揮した高度な画像表示
を行うことが可能になる。
【0014】図柄表示制御基板15は、さらに、特別図
柄表示器7のバックライト7aを駆動させるバックライ
ト回路34と、電源基板35から供給される電流を変圧
して基板上の各デバイスに供給する電源回路36と、各
デバイスのクロックパルスを生成する発振器回路37
と、電源基板35からのリセット信号に応じてリセット
処理を行うリセット回路38とを備える。本実施形態の
リセット回路38は、リセット信号を入力した場合、主
CPU26および副CPU27をリセットする。これに
より、リセット回路38を兼用して基板構成を簡素化す
ることが可能になる。また、リセット回路38は、副C
PU27をリセットした後、主CPU26をリセットす
るように構成される。これにより、コマンド経路の下流
側である副CPU27からリセットが行われ、主CPU
26のイニシャライズ処理を外乱なく行うことが可能に
なる。
【0015】叙述の如く構成されたものにおいて、パチ
ンコ遊技機1は、図柄を変動表示可能な特別図柄表示器
7と、該特別図柄表示器7における図柄変動パターンお
よび停止図柄を指定する主制御基板14と、該主制御基
板14から送信される指定コマンドを受信し、該受信コ
マンドに応じて前記図柄表示器7を表示制御する図柄表
示制御基板15と、該図柄表示制御基板15の動作状況
を、予め規定された試験信号として出力する試験端子2
8とを備えており、前記図柄表示制御基板15は、少な
くとも、前記試験端子28に対する試験信号出力処理
と、前記特別図柄表示器7の画像表示処理とを個別に実
行する複数のCPU26、27を備えて構成される。つ
まり、画像表示処理を専ら行うCPU27を備えること
により、VDP32の機能を十分に利用した高度な画像
表示を行うことができる。また、試験信号出力処理を別
のCPU26で行うことにより、主制御基板14との間
で通信漏れが発生したり、試験信号の出力タイミングに
ずれが発生する不都合を回避できる。また、試験信号出
力処理プログラムと画像表示処理プログラムを別々に開
発できるため、開発効率を高めることができる。また、
新機種の開発に際し、通信仕様や試験仕様に変更がない
場合には、試験信号出力処理プログラムの流用が可能に
なるため、新機種開発時にプログラム全体を再構築して
いた従来に比べ、バグの発生を抑制できるうえに、バグ
の発見を容易にすることができる。
【0016】また、前記図柄表示制御基板15は、前記
主制御基板14との通信処理および前記試験信号出力処
理を実行する主CPU26と、前記画像表示処理を実行
する副CPU27とを備えるため、仕様変更が少ない通
信処理および試験信号出力処理を主CPU26で担当す
ることにより、CPUやROMの流用が容易になり、ま
た、副CPU27を画像表示処理専用とすることによ
り、表現力豊かな画像表示を行うことができる。
【0017】また、前記主CPU26には、通信処理プ
ログラムおよび試験信号出力処理プログラムを格納する
ROMが内蔵されているため、通信仕様および試験仕様
が共通な機種との間で主CPU26およびROMの流用
が容易になり、図柄表示制御基板15の製造コストを削
減することができる。
【0018】また、前記主CPU26は、前記主制御基
板14から送信される指定コマンドを、7本のデータ信
号線を介して入力するため、データ信号線が8本であっ
た従来に比べ、基板構成が簡素になり、コストダウンを
図ることができる。
【0019】また、前記図柄表示制御基板15は、前記
複数のCPU26、27をリセットするリセット回路3
8を備えるため、各CPU26、27毎にリセット回路
を設ける場合に比べ、基板構成が簡素になり、コストダ
ウンを図ることができる。
【0020】また、前記リセット回路38は、前記副C
PU27をリセットした後、前記主CPU26をリセッ
トするため、コマンド経路の下流側である副CPU27
からリセットすることにより、主CPU26側のイニシ
ャライズ処理を問題なく行うことができる。
【0021】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いことは勿論であって、パチンコ遊技機の他、パチスロ
遊技機等の遊技機でも本発明が実施できることは言うま
でもない。また、前記実施形態では、指定コマンドの伝
達順序から複数のCPU26、27に主副の関係を持た
せたが、複数のCPUを並列状に接続し、各CPUが個
別に指定コマンドを受信するように構成しても良い。以
下、2つのCPUを並列状に接続した実施形態を図面に
沿って説明する。但し、第一実施形態と共通する構成に
ついては、第一実施形態の符号を援用し、詳細な説明を
省略する。
【0022】図5は、第二実施形態における図柄表示制
御基板を示すブロック図である。この図に示すように、
第二実施形態の図柄表示制御基板15は、入力インタフ
ェース回路29に並列状に接続された第一CPU39お
よび第二CPU40を備える。第一CPU39は、前記
第一実施形態の主CPU26に相当し、主制御基板14
との通信処理および試験端子28に対する試験信号出力
処理を行う。一方、第二CPU40は、第一実施形態の
副CPU27と同様に、主制御基板14からの指定コマ
ンドに応じて特別図柄表示器7の画像表示処理を行う
が、第一CPU39との通信は行わず、入力インタフェ
ース回路29から指定コマンドを直接受信する。これに
より、第一CPU39と第二CPU40が主副の関係を
持たずに独立的に動作することになる。尚、この実施形
態においては、第二CPU40から第一CPU39への
フィードバックが不可能となるが、試験信号の生成に必
要なタイミング信号は、全て主制御基板14から送信さ
れるため、試験信号出力処理に影響はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】同上背面図である。
【図3】パチンコ遊技機の制御系全体を示すブロック図
である。
【図4】図柄表示制御基板を示すブロック図である。
【図5】第二実施形態における図柄表示制御基板を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 6 遊技盤 7 特別図柄表示器 14 主制御基板 15 図柄表示制御基板 26 主CPU 27 副CPU 28 試験端子 32 VDP 38 リセット回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を変動表示可能な図柄表示器と、該
    図柄表示器における図柄変動パターンおよび停止図柄を
    指定する主制御基板と、該主制御基板から送信される指
    定コマンドを受信し、該受信コマンドに応じて前記図柄
    表示器を表示制御する図柄表示制御基板と、該図柄表示
    制御基板の動作状況を、予め規定された試験信号として
    出力する試験端子とを備える遊技機において、前記図柄
    表示制御基板は、少なくとも、前記試験端子に対する試
    験信号出力処理と、前記図柄表示器の画像表示処理とを
    個別に実行する複数のCPUを備えることを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記図柄表示制御基
    板は、前記主制御基板との通信処理および前記試験信号
    出力処理を実行する主CPUと、前記画像表示処理を実
    行する副CPUとを備えることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記主CPUには、
    通信処理プログラムおよび試験信号出力処理プログラム
    を格納するROMが内蔵されていることを特徴とする遊
    技機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記主CP
    Uは、前記主制御基板から送信される指定コマンドを、
    7本のデータ信号線を介して入力することを特徴とする
    遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4において、前記図柄表示制
    御基板は、前記複数のCPUをリセットするリセット回
    路を備えることを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5において、前記リセット回
    路は、前記副CPUをリセットした後、前記主CPUを
    リセットすることを特徴とする遊技機。
JP2002088923A 2002-03-27 2002-03-27 遊技機 Pending JP2003284852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002088923A JP2003284852A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002088923A JP2003284852A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003284852A true JP2003284852A (ja) 2003-10-07

Family

ID=29234649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002088923A Pending JP2003284852A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003284852A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223585A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Daiman:Kk 遊技機
JP2013150916A (ja) * 2013-05-16 2013-08-08 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2015198998A (ja) * 2015-08-11 2015-11-12 株式会社藤商事 遊技機
JP2016083422A (ja) * 2016-01-20 2016-05-19 株式会社藤商事 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223585A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Daiman:Kk 遊技機
JP2013150916A (ja) * 2013-05-16 2013-08-08 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2015198998A (ja) * 2015-08-11 2015-11-12 株式会社藤商事 遊技機
JP2016083422A (ja) * 2016-01-20 2016-05-19 株式会社藤商事 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2896369B1 (ja) 遊技機
JP4811802B2 (ja) 遊技機
JPH11104312A (ja) 遊技機
JP5590282B2 (ja) 遊技機
JP7177506B2 (ja) 遊技機
JP7177503B2 (ja) 遊技機
JP7177507B2 (ja) 遊技機
JP6374158B2 (ja) 遊技機
JP2896370B1 (ja) 遊技機
US7762882B2 (en) Slot machine and playing method thereof
US9064371B2 (en) Gaming terminal with rotatable lever handle
AU2011247856B2 (en) Gaming machine running common game
AU2016219539A1 (en) Gaming machine and game control method thereof
JP2002219226A (ja) 遊技機
US9214061B2 (en) Gaming machine running common game
JP2003284852A (ja) 遊技機
JP2004121340A (ja) 遊技機
JPH11192365A (ja) 遊技機
JP2004121684A (ja) 遊技機
JP6238029B2 (ja) 遊技機
JP2015112407A (ja) 遊技機
US20080113757A1 (en) Gaming Machine and Gaming Method Thereof
JP5928749B2 (ja) 遊技機
JP7141729B2 (ja) 遊技機
JP7219487B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080717