JP2003251024A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003251024A JP2002056372A JP2002056372A JP2003251024A JP 2003251024 A JP2003251024 A JP 2003251024A JP 2002056372 A JP2002056372 A JP 2002056372A JP 2002056372 A JP2002056372 A JP 2002056372A JP 2003251024 A JP2003251024 A JP 2003251024A
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孝典 山佳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機本来の制御動作に支障をきたすことが
なく、且つ適合性テストが複雑化することもないにも係
わらず、演出動作のバリエーションを増加させることの
できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技動作に関連して遊技者に有利な状態
を発生させるか否かの抽選処理を行い、その抽選結果に
基づいて遊技動作を制御する主制御基板1を備えた遊技
機において、主制御基板1から制御コマンドを受けてラ
ンプ及び音声演出を行う音声ランプ制御基板5と、音声
ランプ制御基板5から制御コマンドを受けて図柄変動動
作を図柄制御基板2とを設け、音声ランプ制御基板5で
は、主制御基板1からの制御コマンドをそのまま転送す
る第1処理(ST3)と、所定の制御コマンドを受けた
際に起動して新たな制御コマンドを生成して図柄制御基
板2に伝送する第2処理(ST4−ST6)とを設けて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機などの遊技機
に関し、特に、演出動作のバリエーションを増やしても
本来の遊技制御に支障をきたさない遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技球
の通過を検知する検知ゲートと、検知ゲートの検知動作
に対応して普通図柄の変動を開始させる普通図柄表示部
と、普通図柄表示部の表示結果として当り図柄が揃って
表示されると所定時間開放される特別図柄始動口と、特
別図柄始動口に遊技球が入賞すると特別図柄の変動が開
始される特別図柄表示部と、特別図柄表示部の表示結果
が大当り図柄で停止すると大当りゲームとして開閉板が
開閉駆動される大入賞口などを備えて構成されている。
【0003】ここで、特別図柄表示部に大当り図柄を揃
えるか否かは、大当り抽選によって予めランダムに決定
されており、この大当り抽選に当選した場合には、更に
図柄抽選処理を行い、どの特別図柄を停止させるかを決
定している。そして、大当り抽選の当否結果に係わら
ず、特別図柄表示部では、特別図柄始動口への遊技球の
入賞を契機として変動動作が開始されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】変動動作としては、例
えば、図9に示すように、3つの特別図柄の通常変動を
開始させた後(図9(1))、左右の特別図柄が揃うと
(図9(3))リーチ変動を開始させるようになってい
る。また、リーチ変動が一旦停止した後(図8(6))、
中央の図柄のみが再変動する場合もある(図9(7))。
そして、3つの図柄が揃った場合には、再抽選変動と称
される動作が開始され(図9(8))、最終的に特別図柄
が整列して停止するような図柄演出が実行されることも
ある(図9(11))。なお、このような図柄演出に合わせ
て、ランプ類が点滅すると共に各種の音声演出も実行さ
れる。
【0005】このような変動動作は、既に決定されてい
る抽選結果を報知するまでの一連の演出動作ではある
が、遊技者にとっては、大入賞口が繰返し開放される大
当りゲームに当選しているか否かをドキドキしながら待
っている最も緊張する時間帯となる。したがって、変動
動作の演出の適否や、そのバリエーションの豊富さは遊
技機の価値を決める重量なファクタとなる。
【0006】しかしながら、変動動作のバリエーション
を増加させて複雑な演出を実現するには、そのためのプ
ログラム処理時間を消費するので、単純に演出バリエー
ションを増加させることはできない。すなわち、単純に
演出バリエーションを増加させたのでは、限られた時間
内に各処理を終えねばならない遊技機本来の動作に支障
をきたすおそれがある。
【0007】また、パチンコ機などの遊技機は、健全な
大衆娯楽機器として公的機関の審査を受ける必要がある
が、その適合性テストに合格するため複雑な検査工程が
新たに必要となるのは妥当でない。すなわち、演出動作
のバリエーションを豊富化させた結果、適合性テストが
複雑化してしまうのは妥当でなく、従来と同じ手法の検
査で足りる遊技機が強く望まれる。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、遊技機本来の制御動作に支障をきた
すことがなく、且つ適合性テストが複雑化することもな
いにも係わらず、演出動作のバリエーションを増加させ
ることのできる遊技機を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る遊技機は、遊技動作に関連して遊技
者に有利な状態を発生させるか否かの抽選処理を行い、
その抽選結果に基づいて遊技動作を制御する主制御部を
備えた遊技機において、前記主制御部から命令信号を受
けて所定の遊技制御を実行する第1サブ制御部と、前記
第1サブ制御部から命令信号を受けて所定の遊技制御を
実行する第2サブ制御部とを設け、前記第1サブ制御部
は、前記主制御部から所定の命令信号を受けた場合に
は、これに関連する複数の命令信号を、時間差を設けて
前記第2サブ制御部に伝送するようにしている。
【0010】請求項2に係る発明は、遊技動作に関連し
て遊技者に有利な状態を発生させるか否かの抽選処理を
行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を制御する主制
御部を備えた遊技機において、前記主制御部から命令信
号を受けて所定の遊技制御を実行する第1サブ制御部
と、前記第1サブ制御部から命令信号を受けて所定の遊
技制御を実行する第2サブ制御部とを設け、前記第1サ
ブ制御部は、前記主制御部から所定の命令信号を受けた
場合には、これに関連する動作を起動させる第1信号を
前記第2サブ制御部に伝送した後、動作内容を特定する
第2信号を前記第2サブ制御部に伝送するようにしてい
る。
【0011】請求項3に係る発明は、遊技動作に関連し
て遊技者に有利な状態を発生させるか否かの抽選処理を
行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を制御する主制
御部を備えた遊技機において、前記主制御部から命令信
号を受けて所定の遊技制御を実行する第1サブ制御部
と、前記第1サブ制御部から命令信号を受けて所定の遊
技制御を実行する第2サブ制御部とを設け、前記第1サ
ブ制御部は、主制御部からの命令信号をそのまま前記第
2サブ制御部に転送する第1手段と、所定の命令信号を
受けた際に起動して新たな命令信号を生成して前記第2
サブ制御部に伝送する第2手段とを備えている。
【0012】上記各発明によれば、主制御部で決定した
演出種別よりも、第1や第2のサブ制御部で実行される
演出動作の種類を増加させることができ、遊技機本来の
制御動作に支障をきたすことがなく、演出動作のバリエ
ーションを増加させることができる。また、主制御部か
ら命令信号を受けると、直ちに関連する命令信号を第2
サブ基板に伝送することによって、従来と同一の検査方
法で足り適合性テストが複雑化することもない。なお、
上記各発明の特徴部分は適宜に組合せることができ、適
宜に組合せてなる発明は更に好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機を実施例に
基づいて更に詳細に説明する。図1は、実施例に係るパ
チンコ機の全体構成を図示したブロック図である。図示
のパチンコ機は、遊技動作を中心的に制御する主制御基
板1と、表示装置8の動作を制御する図柄制御基板2
と、スピーカ3を駆動すると共にランプ類4を点滅動作
させる音声ランプ制御基板5と、遊技球を払出す払出制
御基板6と、払出制御基板6に制御されて遊技球を発射
する発射制御基板7と、AC24Vを受けて装置各部に
直流電圧を供給する電源基板9とを中心に構成されてい
る。
【0014】この実施例では、図12に示すように、単
一の表示装置(液晶ディスプレイ)8に、普通図柄表示
部39と特別図柄表示部Da〜Dcとが実現されてい
る。また、図1に示すように、主制御基板1は、遊技盤
から各種のスイッチ信号(遊技盤情報)を受け、これ
を、遊技機の動作状態を示す遊技制御情報と共に、試射
テスト用信号として出力可能である。また、図柄制御基
板2も、表示装置8の動作状態(図柄変動状態など)を
示す信号を、試射テスト信号として出力可能である。こ
れらの試射テスト用信号は、公的機関による適合性テス
トにおいて、専用の試射試験機に供給されるものであ
る。なお、適合性テストの際には、例えば、主制御基板
1から出力される変動開始信号に起因して直ちに表示装
置8で図柄変動が開始されるかなど、各種のテストが実
施される。
【0015】主制御基板1、図柄制御基板2、音声ラン
プ制御基板5、及び払出制御基板6は、それぞれワンチ
ップマイコンを備えるコンピュータ回路で構成されてお
り、各サブ制御基板2,5,7は、主制御基板1からの
制御コマンドに基づいて個別的な制御動作を実現してい
る。この制御コマンドは、詳細には、主制御基板1から
音声ランプ制御基板5と払出制御基板6に伝送されるメ
イン制御コマンドと、音声ランプ制御基板5を経由して
図柄制御基板2に伝送されるサブ制御コマンドに区分さ
れる。
【0016】また、音声ランプ制御基板5が出力するサ
ブ制御コマンドには、主制御基板1から受けたメイン制
御コマンドをそのまま転送する制御コマンドだけでな
く、メイン制御コマンドに基づく振分け抽選によって新
規に生成される制御コマンドも含まれている。具体的に
は、音声ランプ制御基板5は、主制御基板1から図柄変
動パターン指定コマンドを受けた場合には、これを仮の
変動パターン指定コマンドとして図柄制御基板2に転送
した後、振分け抽選処理によって演出内容を確定し、新
規に生成した変動パターン指定コマンドを図柄制御基板
2に伝送するようにしている。また、これに合わせてラ
ンプ演出と音声演出を開始している。
【0017】図柄制御基板2と音声ランプ制御基板5
は、表示装置8、スピーカ3、及びランプ類4を駆動し
て各種の演出動作を実行するが、その演出内容(演出パ
ターン)を特定する制御コマンドが変動パターン指定コ
マンドである。この変動パターン指定コマンドは、特別
図柄始動口に遊技球が入賞した場合に、音声ランプ制御
基板5に伝送され、この変動パターン指定コマンドに基
づいた演出パターンの演出動作が開始されるようになっ
ている。
【0018】但し、この実施例では、演出パターンを、
主制御基板1で確定するのではなく、音声ランプ制御基
板5において確定するようにしている。図2は、この関
係を図示したものであり、主制御基板1で決定されるN
種類の演出パターンと、音声ランプ制御基板5で決定さ
れるM種類の演出パターンを図示したものである。図示
の通り、この実施例では、主制御基板1で決定された演
出パターンPに対応して、単数又は複数の演出パターン
Pa〜Peが用意されており、複数の演出パターンがあ
る場合には、その何れかが音声ランプ制御基板5におけ
る振分け抽選によって選択されるようになっている。
【0019】演出パターンは、具体的には、制御コマン
ドたる変動パターン指定コマンドによって指定される
が、演出動作の動作時間と具体的な演出内容とを特定す
るようになっている。なお、音声ランプ制御基板5で選
択される演出パターンPa〜Peは、その何れの演出動
作が選択された場合にも演出動作の動作時間は同一であ
る。
【0020】このように、この実施例では、図柄変動や
ランプ演出などの演出パターンを主制御基板1で確定す
るのではなく、音声ランプ制御基板5で確定するので、
演出パターンの種類を幾ら増やしても主制御基板1にお
ける遊技制御動作に支障を与えるおそれがない。また、
演出パターンの振分け処理(乱数抽選処理)の一部が、
音声ランプ制御基板5で実行されるので、この意味でも
主制御基板1の制御動作に負担を与えることなく、豊富
なバリエーションの演出動作を実行できる。また、ラン
プ演出と音声演出を単一の制御基板(同一のCPU)で
実行するので、ランプ演出と音声演出とを正確に同期さ
せることができる。
【0021】図3は、主制御基板1(主制御部)の回路
構成を示すブロック図である。図示の通り、主制御基板
1は、ROMやRAMを内蔵したワンチップマイコンか
らなるCPU回路50と、CPU回路50からのアドレ
ス信号に基づき各部のチップセレクト信号CSを生成す
るデコード回路51と、CPU回路からのデータを出力
するための出力ポート回路52と、外部データをCPU
回路に取り込むための入力ポート回路53と、各制御基
板に制御コマンドなどを出力する出力駆動回路54と、
遊技盤各部のスイッチ類のON/OFF状態を入力する
スイッチ入力回路55とを中心に構成されている。
【0022】スイッチ入力回路55から入力ポートに入
力されたスイッチ類のON/OFF信号は、遊技盤情報
として出力コネクタ56に供給される。また、変動パタ
ーン指定コマンドなどの各種の制御コマンドも、遊技制
御情報の一部として出力コネクタ56に供給される。
【0023】図4は、音声ランプ制御基板5(サブ制御
部)の回路構成を示すブロック図である。音声ランプ制
御基板5は、ワンチップマイコン60と不図示の付属回
路とで構成され、ワンチップマイコン60は、CPUコ
ア60a、RAM60b、ROM60cの他に、入力ポ
ート60dと、出力ポート60eと、D/Aコンバータ
60fとを内蔵して構成されている。
【0024】ここで入力ポート60dは、主制御基板1
からのメイン制御コマンドを受ける部分であり、出力ポ
ート60eは、図柄制御基板2にサブ制御コマンドを出
力する部分である。また、主制御基板1からの制御コマ
ンドに基づいて生成されたランプ用の駆動信号は、出力
ポート60eからランプ類に供給され、一方、主制御基
板1からの制御コマンドに基づいて生成された音声デー
タは、D/Aコンバータ60fでアナログ信号に変換さ
れた後、スピーカに供給されるようになっている。
【0025】図5は、主制御基板1の制御プログラムの
うち、タイマ割込み処理プログラム(TIMER INT)を示す
フローチャートである。このタイマ割込み処理が所定時
間(2ms)毎に起動されることによって、遊技機の中
心的な遊技制御が実質的に全て実行されることになる。
以下、図5のフローチャートに従って説明する。
【0026】CPUに割込みがかかると、先ず、各レジ
スタの内容がスタック領域に退避された後(S1)、乱
数作成処理が行なわれる(S2)。この乱数作成処理に
は、普通図柄処理S9や特別図柄処理S11における抽
選動作で使用される当り用カウンタRGや大当たり用カ
ウンタCTの更新処理を含んでいる。なお、特別図柄処
理S11では、表示装置8やランプ類などにおける変動
動作を規定する変動パターンや、その後の停止状態で表
示する大当り図柄やハズレ図柄も決定するが、乱数生成
処理S2には、大当り図柄を決定する図柄カウンタZU
Hの更新も含んでいる。
【0027】一方、ハズレ図柄を決定する図柄カウンタ
ZU Nや変動パターンを決定する演出カウンタは、割
込み処理のために中断されるメインルーチンにおいて無
限ループ状に更新されている。演出ウンタは0〜250
の範囲内で循環されており、特別図柄の変動開始前に取
得され、各サブ制御基板5,6に伝送するべき変動パタ
ーン指定コマンドを決定する。なお、大当り抽選の当選
時には、演出カウンタの値と図柄カウンタZU Hの値
などに基づいて特別図柄の変動パターンが決定される。
一方、大当り抽選にハズレた場合には、演出カウンタの
値と図柄カウンタZU Nの値などに基づいて特別図柄
の変動パターンが決定される。
【0028】いずれにしても、乱数作成処理S2が終わ
ると、各種の遊技動作の時間を管理しているタイマにつ
いて、その減算処理が行なわれた後(S3)、特別図柄
始動口や検知ゲート38の検出スイッチを含む各種スイ
ッチ類の信号が入力され記憶される(S4)。なお、ス
テップS3の処理で減算される各タイマは、エラー、普
通図柄の変動時間、特別図柄の変動時間、普通図柄の停
止時間、特別図柄の停止時間、普通電動役物の作動時
間、特別図柄の作動時間、遊技演出などの管理を行うた
めのものである。
【0029】続いて、この段階で生成されている制御コ
マンドをサブ制御基板に伝送した後(S5)、エラー管
理処理が行われる(S6)。エラー管理処理は、遊技球
の補給が停止したり、遊技球が詰まっていないかなど、
機器内部に異常が生じていないかの判定である。次に、
盤面上の入賞口などに設けた各種スイッチ類からの入力
信号に基づき賞球数の算出を行い、払出制御基板6向け
の制御コマンドを作成した後(S7)、上記の各処理で
生成されている制御コマンドを該当するサブ制御基板に
伝送する(S8)。
【0030】次に、普通図柄処理(S9)と普通電動役
物処理(S10)とを行い、続いて、特別図柄処理(S
11)と特別電動役物処理(S12)とを行う。普通図
柄処理とは、電動チューリップなどを作動させるか否か
の判定である。具体的には、ステップS4のスイッチ入
力結果によって遊技球が検知ゲートを通過していると判
定された場合に、乱数生成処理S2で更新された当り用
カウンタRGを、当り当選値と対比して行われる。そし
て、対比結果が当選状態であれば、電動チューリップな
ど普通電動役物の作動を開始させる(S10)。
【0031】また、特別図柄処理(S11)とは、大入
賞口の開閉動作を行うか否かの判定である。具体的に
は、ステップS4のスイッチ入力結果によって遊技球が
特別図柄始動口を通過していると判定された場合に、乱
数生成処理S2で更新された大当り用カウンタCTを、
大当り当選値Hitと対比して行われる。そして、対比
結果が当選状態であれば、大入賞口など特別電動役物の
作動を開始させる(S11)。
【0032】その後、上記の各処理で生成された制御コ
マンドを該当するサブ制御基板に伝送する。例えば、特
別図柄処理(S12)が実行された場合には、その抽選
結果に対応した制御コマンド(変動パターン指定コマン
ド)が、音声ランプ制御基板5に伝送され、これを受け
た音声ランプ制御基板5では、図柄制御基板2にこれを
転送すると共に、演出パターンの確定に向けた処理を開
始する。なお、音声ランプ制御基板5から図柄制御基板
2に変動パターン指定コマンドが転送されたことによ
り、表示装置8では図柄変動動作が開始されることにな
る。
【0033】次に、外部端子情報処理として、大当りの
発生、特別図柄確定、普通図柄確定、特別図柄始動口の
遊技球検出などの遊技状態示す信号を、遊技場の遊技島
管理に使用されるコンピュータなど遊技機外部に対して
出力する(S14)。更に、試射試験情報処理として、遊
技機の検査に使用するための多数の各種遊技情報信号を
遊技機外部に出力する(S15)。次にタイマ変数NUM
の値が最大値MAXに達していないことを条件に、タイ
マ変数NUMがインクリメントされる(S16,S1
7)。なお、このタイマ変数NUMは、図柄指定のため
の制御コマンドを伝送する際に使用される(図6のS3
9)。最後にステップS1の処理で退避しておいたレジ
スタを復帰させて(S16)、割込み処理を終える。そ
の結果、割込み処理ルーチンからメインルーチンに処理
が戻ることになる。
【0034】図6は、特別図柄処理S11(図5)を具
体的に図示したフローチャートである。先ず、ステップ
S4の処理によって検出されているスイッチの検出結果
に基づいて、特別図柄始動口に遊技球が入賞したか否か
が判定され(S21)、もし遊技球が入賞していれば、
保留数が上限値(=4)に達していないかが判定される
(S22)。ここで、保留数とは、特別図柄表示部にお
ける変動動作を開始することなく保留されている入賞状
態の保留数を意味する。変動動作は、かなりの時間継続
されるので、その間に次々と特別図柄始動口に遊技球が
入賞することもあり、かかる場合には、例えば4個を上
限値として入賞状態が保留されるのである。
【0035】したがって、ステップS22の判定時に既
に保留数が4個に達していた場合には、遊技球が特別図
柄始動口に入賞しても所定数の賞球が得られるだけであ
り、そうでない場合には大当り用乱数値の取得処理が行
われる(S23)。具体的には、ステップS2の乱数生
成処理で更新されている大当り用カウンタCTの値が大
当り用乱数値RNDとして取得され記憶される。なお、
この実施例では、大当り用カウンタCTは0〜630の
範囲で循環している。
【0036】次に入賞保留数をインクリメント(+1)
した後(S24)、現在が大当り中モードか否かが判定
される(S25)。大当り中モードとは、ステップS3
1の大当り抽選において当選し、大入賞口の開閉に係わ
る特別電動役物が作動状態になっていることを意味し、
ステップS45の処理によって大当り中モードに設定さ
れる。今は、特別図柄始動口に最初の遊技球が入賞した
段階であると仮定すると、特別図柄表示部の変動動作も
開始されていないので、大当り中モードではない。した
がって、次に、待機中の動作モードであるか否かが判定
される(S26)。
【0037】待機中の動作モードとは、特別電動役物が
非作動状態か、特別図柄表示部が非作動状態であること
を意味する。今現在は、正にこの待機中の動作モードで
あるので、入賞保留数がゼロでないことを条件に(S2
7)、入賞保留数をデクリメントした後(S30)、特
別図柄に係る大当り抽選処理を行い、その抽選結果を記
憶する(S31)。一方、入賞保留数がゼロである場合
には、現在がデモ画面表示中でなければ(S28)、デ
モ画面用の制御コマンドを音声ランプ制御基板5に伝送
してサブルーチン処理を終える(S29)。なお、音声
ランプ制御基板5は、受けた制御コマンドをそのまま図
柄制御基板2に転送するので、表示装置8にはデモ画面
が表示される。
【0038】ステップS31の大当り判定とは、ステッ
プS23の処理で取得された大当り用乱数値RNDと当
選値Hitとを比較して行う大当り抽選を意味するが、
この実施例では、大当り用カウンタCTの数値範囲が0
〜630であるのに対して、当選値Hitは低確率状態
では特定の2個の数値であるので、当選確率は2/63
1ということになる。一方、高確率状態(いわゆる確変
状態)では、当選値は特定の10個の数値であるので、
当選確率は10/631である。
【0039】このような大当り抽選処理(S31)が終
わると、次に、停止図柄と変動パターンとが決定される
(S32)。停止図柄は、ステップS31の当否結果に
よって相違し、当り状態なら当り図柄カウンタZU
の値に基づいて決定され、一方、ステップS31の当否
結果がハズレ状態ならハズレ図柄カウンタZU Nの値
に基づいてハズレ図柄の組合せが決定される。
【0040】以上の処理が終われば、動作モードを特別
図柄の変動中に設定した後(S33)、制御コマンドた
る変動パターン指定コマンドを音声ランプ制御基板5に
向けて送信し、カウンタNUMの値を1に初期設定する
(S34)。図柄変動に係わる制御コマンドは、カウン
タNUMの値によって制御されて、変動パターン指定コ
マンドCM1、左図柄指定コマンドCM2、中図柄指定
コマンドCM3、右図柄指定コマンドCM4、変動停止
コマンドCM5の順番に複数回に分けて送信されるが
(図9参照)、ステップS34の処理では、変動パター
ン指定コマンドCM1が音声ランプ制御基板5に送信さ
れる。この変動パターン指定コマンドCM1は、図柄制
御基板2に転送されるので、表示装置8では変動動作を
開始することになる。
【0041】主制御基板1では変動パターン指定コマン
ドCM1の送信(S34)によってサブルーチン処理
(特別図柄処理)を終えるので、図5のステップS12
の処理に移行するが、この段階では特別電動役物処理
(S12)では実質的に何も実行されず、タイマ割込み
処理を終えることになる。
【0042】次回のタイマ割込み時には、特別図柄表示
部が作動しているので、待機中の動作モードではないこ
とになる。したがって、ステップS21〜S25の処理
の後、ステップS26の判定がNOとなり、動作モード
が特別図柄変動中か否かが判定されることになる(S3
5)。ここでは、特別図柄表示部での変動動作が終了し
ていないので、ステップS35の判定がYes、ステッ
プS36の判定がNOとなる。
【0043】次に、カウンタ変数NUMの値が判定され
(S39)、カウンタ変数NUMの値(2,4,6)に
応じて左図柄指定コマンドCM2、中図柄指定コマンド
CM2、右図柄指定コマンドCM3の何れかが音声ラン
プ制御基板5に送信される(S40)。なお、これらの
制御コマンドは、図柄制御基板2に転送されて記憶され
る。この実施例では、時間間隔2mSのタイマ割込みの
たびにカウンタ変数NUMがインクリメントされている
ので(S17)、変動パターン指定コマンドCM1の送
信後(S34)、それぞれ4mS後、8mS後、12m
S後に、左図柄指定コマンドCM2、中図柄指定コマン
ドCM3、右図柄指定コマンドCM4が送信されること
になる。なお、ステップS39の判定条件を変更するだ
けで、上記の各制御コマンドCM2〜CM4を任意の時
間間隔(2ms×N)で送信することができる。
【0044】このようなタイマ割込み処理を何回か繰り
返すと、やがて、変動パターンによって決定される変動
動作時間Tに、余裕時間τを加算して得られる演出時間
(T+τ)が満了するので、ステップS36の判定がY
esとなる。なお、余裕時間τとは、主制御基板1が仮
の変動パターン指定コマンドCM1を送信してから、こ
れを受けた音声ランプ制御基板5が、振分け処理によっ
て変動パターン指定コマンドCM1’を確定して送信す
るまでの時間であり、余裕を持った大きめの数値が採用
されている。
【0045】ここで演出時間(T+τ)が満了した場合
には、動作モードを図柄停止中に切り換えた後(S3
7)、図柄制御基板2に向けて変動停止コマンドCM5
を送信してサブルーチン処理を終える(S38)。な
お、動作モードが図柄停止中とは、完全に変動図柄が停
止するまでの過渡的な時間帯を意味し、例えば1秒程度
に設定されている。
【0046】次回のタイマ割込みでは、ステップS21
〜S26からステップS35に移行した後、ステップS
35の判定結果はNOになる。そこで、次に、動作モー
ドが図柄停止中か否かが判定され(S41)、その結果
がYesとなり、続いて停止時間を経過したか否かが判
定される(S42)。停止時間は、例えば1秒に設定さ
れているので、その時間分の何回かのタイマ割込みの
後、ステップS43の処理に移行することになる。
【0047】ステップS43では、ステップS31の処
理によって記憶されている大当り当選結果が読み出さ
れ、その当選結果が確認される(S44)。そして、当
選状態であった場合には、大当り中に動作モードを切り
換えた後(S45)、サブルーチン処理(特別図柄処
理)を終える。なお、大当り中に動作モードを切り換え
られた場合には、その後、特別電動役物処理(S12)
が実効化されて大入賞口が繰返し開閉される大当りゲー
ムが開始される。
【0048】以上のように、主制御基板1は、適宜な時
間間隔(2mS×N)で、変動パターン指定コマンドC
M1、左図柄指定コマンドCM2、中図柄指定コマンド
CM3、右図柄指定コマンドCM4を送信するが、図7
(a)は、これを受ける音声ランプ制御基板5の動作概
要を示すフローチャートである。
【0049】音声ランプ制御基板5(サブ制御部)で
は、制御コマンドを受信すると(ST1)、制御コマン
ドの受信履歴などに基づいて正当性をチェックし(ST
2)、正当であれば受信した制御コマンドを図柄制御基
板2に転送する(ST3)。なお、主制御基板1から受
けた制御コマンドのうち、ランプ演出や音声演出に固有
の制御コマンドを転送しないのは勿論である。
【0050】ステップST3の処理の後、転送した制御
コマンドが変動パターン指定コマンドCM1であったか
否かが判定され(ST4)、もし変動パターン指定コマ
ンドであれば、制御コマンドの振分け処理を行う(ST
5)。この実施例では、主制御基板から受けるN種類の
変動パターン指定コマンドCM1各々に対して、変動時
間は同一であるが、具体的な演出内容の異なる複数の演
出動作が用意されている(図2参照)。そして、これら
複数個の演出動作に対応してM種類の変動パターン指定
コマンドCM1’が規定されている(M>N)。
【0051】そこで、音声ランプ制御基板5では、受信
した仮の変動パターン指定コマンドCM1に基づいて乱
数抽選を行い、M種類の変動パターン指定コマンドCM
1’の何れかを選択する(ST6)。そして、選択され
た変動パターン指定コマンドCM1’を図柄制御基板2
に伝送する(ST6)。次に、図柄制御基板2での演出
動作に同期したランプ演出と音声演出を行うべく、決定
された変動パターン指定コマンドCM1’に応じた演出
動作を開始させる(ST7)。
【0052】図8は、以上の関係を含めて図示したもの
であり、音声ランプ制御基板は、t1のタイミングで仮
の変動パターン指定コマンドCM1を受信し、これを図
柄制御基板2に転送している。その後、ステップST5
の処理に時間τを要した後、t2のタイミングで確定し
た変動パターン指定コマンドCM1’を改めて伝送して
いる。なお、t1のタイミングの後、適宜な時間間隔
(2mS×N)で主制御基板1から伝送される制御コマ
ンドCM1,CM2,CM3,CM4や、演出時間(T
+τ)経過後に伝送されてくる制御コマンドCM5は、
そのまま図柄制御基板2に転送される。
【0053】図7(b)は、図柄制御基板2(サブ制御
部)の動作内容を説明するフローチャートである。制御
コマンドを受信すると(ST10)、受信した制御コマ
ンドの解析処理が行われ(ST11)、変動パターン指
定コマンドCM1か否かが判定される(ST12)。変
動パターン指定コマンドには仮の変動パターン指定コマ
ンドCM1と、確定した変動パターン指定コマンドCM
1’とが存在するが、その何れかであるかが判定され
る。なお、本装置では、全ての制御コマンドが16ビッ
ト構成となっているが、N種類の変動パターン指定コマ
ンドCM1及びM種類の変動パターン指定コマンドCM
1’は、いずれも上位の数ビットが同一のビットパター
ンになっている。
【0054】そして、変動パターン指定コマンドである
と判定された場合には、フラグFGの値が1か否かが判
定され(ST13)、もしFL≠1なら変動パターン指
定コマンドCM1に応じた変動動作を開始すると共にフ
ラグFGの値を1に設定して処理を終える(ST1
5)。この実施例では、フラグFG=0は仮の変動パタ
ーン指定コマンドCM1の受信を意味し、フラグFG=
1は確定した変動パターン指定コマンドCM1’の受信
を意味している。
【0055】このように、ステップST14の処理で開
始される動作は、主制御基板1から音声ランプ制御基板
5に伝送され転送されてきた仮の変動パターン指定コマ
ンドCM1に基づく動作であり、主制御基板1からの制
御コマンドの出力に応答して直ちに開始される。したが
って、主制御基板1から出力される試射テスト用信号と
の遅れ時間もなく、公的機関の実施する適合テストには
何の支障も与えない。
【0056】一方、ステップST13の判定において、
FL=1と判定された場合には、フラグFGをゼロに戻
した後(ST16)、確定した変動パターン指定コマン
ドCM1’に基づいた動作を開始する(ST17)。な
お、図8にも図示しているように、表示装置8の図柄変
動は、仮の変動パターン指定コマンドCM1を受信した
段階で開始されているので、トータルの演出時間はT+
τとなる。一方、音声ランプ制御基板5によって制御さ
れる音声演出とランプ演出の動作時間はTであるが、確
定した変動パターン指定コマンドCM1’による図柄変
動の動作時間と同一であるので何の問題もなく、互いに
正しく同期する。
【0057】なお、ステップST12の判定において変
動パターン指定コマンドではないと判定された場合に
は、図柄指定コマンドか否かが判定され(ST18)、
図柄指定コマンドであれば、それに対応した処理が実行
される(ST19)。また、図柄指定コマンドではない
と判定された場合には、変動停止コマンドか否かが判定
され(ST20)、変動停止コマンドであればそれに対
応した処理が実行される(ST21)。
【0058】続いて、本発明が好適に適用される弾球遊
技機について確認的に説明する。図図10は、本実施例
のパチンコ機21を示す斜視図であり、図11は、同パ
チンコ機21の側面図である。なお、パチンコ機21
は、カード式球貸し機22に電気的に接続された状態
で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個が配
設されている。
【0059】図示のパチンコ機21は、島構造体に着脱
可能に装着される矩形枠状の木製外枠23と、外枠23
に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着される前
枠24とで構成されている。この前枠24には、遊技盤
25が裏側から着脱自在に装着され、その前側には、ガ
ラス扉26と前面板27とが夫々開閉自在に枢着されて
いる。
【0060】前面板27には発射用の遊技球を貯留する
上皿28が装着され、前枠24の下部には、上皿28か
ら溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿29
と、発射ハンドル30とが設けられている。発射ハンド
ル30は発射モータと連動しており、発射ハンドルの回
動角度に応じて動作する打撃槌31(図13参照)によ
って遊技球が発射される。
【0061】上皿28の右部には、カード式球貸し機2
2に対する球貸し操作用の操作パネル32が設けられ、
この操作パネル32には、カード残額を3桁の数字で表
示するカード残額表示部32aと、所定金額分の遊技球
の球貸しを指示する球貸しスイッチ32bと、ゲーム終
了時にカードの返却を指令する返却スイッチ32cとが
設けられている。ガラス扉26の上部には、大当り状態
を示す大当りLEDランプP1が配置されている。ま
た、この大当りLEDランプP1に近接して、補給切れ
状態や下皿の満杯状態を示す異常報知LEDランプP
2,P3が設けられている。
【0062】図12に示すように、遊技盤25には、金
属製の外レールと内レールとからなるガイドレール33
が環状に設けられ、その内側の遊技領域25aの略中央
には、表示装置8(液晶カラーディスプレイ)が配置さ
れている。また、遊技領域25aの適所には、特別図柄
始動口35、大入賞口36、複数個の普通入賞口37
(大入賞口36の左右に4つ)、2つの通過口である検
知ゲート38が配設されている。これらの入賞口35〜
38は、それぞれ内部に検出スイッチを有しており、遊
技球の通過を検出できるようになっている。
【0063】表示装置8は、大当り状態に係わる特定図
柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタな
どをアニメーション的に表示する装置である。この表示
装置8は、中央部に特別図柄表示部Da〜Dcと右上部
に普通図柄表示部39を有している。普通図柄表示部3
9は普通図柄を表示するものであり、検知ゲート38を
通過した遊技球が検出されると、表示される普通図柄が
所定時間だけ変動し、遊技球の検知ゲート38の通過時
点において抽出された抽選用乱数値により決定される停
止図柄を表示して停止するようになっている。
【0064】特別図柄始動口35は、左右1対の開閉爪
35aを備えた電動式チューリップで開閉されるよう例
えば構成され、普通図柄表示部39の変動後の停止図柄
が当り図柄を表示した場合には、開閉爪35aが所定時
間だけ開放されるようになっている。そして、可変入賞
口たる特別図柄始動口35に遊技球が入賞すると、特別
図柄表示部Da〜Dcの表示図柄が所定時間だけ変動
し、特別図柄始動口35への遊技球の入賞タイミングに
応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄で停止す
る。
【0065】大入賞口36は、例えば前方に開放可能な
開閉板36aで開閉制御されるが、特別図柄表示部Da
〜Dcの図柄変動後の停止図柄が「777」などの大当
り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始さ
れ、開閉板36aが開放されるようになっている。大入
賞口36の内部に特定領域36bがあり、この特定領域
36bを入賞球が通過すると、遊技者に有利な特別遊技
が継続される。
【0066】大入賞口36の開閉板36aが開放された
後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の
遊技球が入賞すると開閉板36aが閉じる。このとき、
遊技球が特定領域36bを通過していない場合には特別
遊技が終了するが、特定領域36bを通過していれば、
最大で例えば15回まで特別遊技が継続され、遊技者に
有利な状態に制御される。さらに、変動後の停止図柄が
特別図柄のうちの特別状態発生図柄であった場合には、
特別状態を発生させる。
【0067】特別状態の例としては、次の何れかが好適
である。(1)非特別状態の場合に比べて、特別図柄表示
部Da〜Dcの図柄変動後の停止図柄が「777」など
の大当り図柄となる確率を高くする特別図柄高確率状態
や、(2)非特別状態の場合に比べて、遊技球がより多く
入賞し易いように大入賞口の開放時間を長くする大入賞
口開放時間延長状態や、(3)非特別状態の場合に比べ
て、遊技球がより多く入賞し易いように大入賞口の開放
回数を増加する大入賞口開放回数増加状態や、(4)非特
別状態の場合に比べて、遊技球がより多く入賞し易いよ
うに大入賞口の開口量を増大する大入賞口開口量増大状
態や、(5)非特別状態の場合に比べて、普通図柄表示部
39の図柄変動後の停止図柄が当り図柄となる確率を高
くする普通図柄高確率状態や、(6)非特別状態の場合に
比べて、遊技球がより多く入賞し易いように電動チュー
リップの開放時間を長くする電動チューリップ開放時間
延長状態や、(7)非特別状態の場合に比べて、遊技球が
より多く入賞し易いように電動チューリップの開放回数
を増加する電動チューリップ開放回数増加状態や、(8)
非特別状態の場合に比べて、遊技球がより多く入賞し易
いように電動チューリップの開口量を増大する電動チュ
ーリップ開口量増大状態や、(9)非特別状態の場合に比
べて、特別図柄の変動時間を短縮する特別図柄変動短縮
状態や、(10)非特別状態の場合に比べて、特別図柄の有
効停止ラインを増加する有効停止ライン増加状態や、(1
1)非特別状態の場合に比べて、普通図柄の変動時間を短
縮する普通図柄変動短縮状態などが考えられる。
【0068】なお、これらのうちの何れか複数を組合せ
ても良く、また、発生した特別状態は、所定条件の成立
で終了させるのが好ましい。ここで所定条件とは、所定
回の特別図柄表示部Da〜Dcの図柄変動、所定回の普
通図柄表示部39の図柄変動、所定時間の経過、普通図
柄表示部39の図柄変動後に所定図柄を停止表示した場
合、特別図柄表示部Da〜Dcの図柄変動後に所定図柄
を停止表示した場合、所定の入賞口に遊技球が入賞した
場合、所定の検知ゲート38を遊技球が通過した場合な
どが典型的である。
【0069】図13に示すように、前枠24の裏側に
は、遊技盤25を裏側から押さえる裏機構板40が着脱
自在に装着されている。この裏機構板40には開口部4
0aが形成され、その上側に賞球タンク41と、これか
ら延びるタンクレール42とが設けられている。裏機構
板40の側部には、タンクレール42に接続された払出
装置43が設けられ、裏機構板40の下側には払出装置
43に接続された通路ユニット44が設けられている。
払出装置43から払出された遊技球は、通路ユニット4
4を経由して上皿排出口28a(図10)から上皿28
に払出されることになる。
【0070】裏機構板40の開口部40aには、遊技盤
25の裏側に装着された裏カバー45と、入賞口35〜
37に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図
示)とが嵌合されている。この裏カバー45に装着され
たケースCA1の内部に主制御基板1が配設され、その
前側に図柄制御基板2が配設されている(図11参
照)。主制御基板1の下側で、裏カバー45に装着され
たケースCA2の内部に音声ランプ制御基板5が設けら
れている。
【0071】ケースCA2の下側で、裏機構板40に装
着されたケースCA4の内部には、電源基板9と払出制
御基板6が設けられている。この電源基板9には、電源
スイッチ53とRAMクリアスイッチ54とが配置され
ている。これら両スイッチ53,54に対応する部位は
切欠かれ、両スイッチを指で同時に操作可能になってい
る。発射ハンドル30の後側に装着されたケースCA5
の内部には、発射制御基板7が設けられている。そし
て、これらの回路基板1,2,5,6,7,9は夫々独
立して構成され、電源基板9と発射制御基板7を除く制
御基板2〜6には、ワンチップマイコンを備えるコンピ
ュータ回路が搭載されている。
【0072】以上、本発明の一実施例を具体的に説明し
たが、記載内容は特に本発明を限定するものではなく適
宜に変更可能である。例えば、音声ランプ制御基板で
は、受信した制御コマンドの正当性をチェックし、エラ
ーと判定された制御コマンドを破棄しているが(図7
(a)のST2)、主制御部1と音声ランプ制御基板5
とを双方向通信可能に接続して、エラー時には制御コマ
ンドの再送を要求する構成とするのも好適である。な
お、音声ランプ制御基板5と図柄制御基板2とを双方向
通信可能に構成しても良い。また、実施例では、主制御
基板1から変動パターン指定コマンドを受信した際、音
声ランプ制御基板5では、これをそのまま転送している
が、この構成に代えて、専用の図柄変動開始コマンドを
伝送するのでも良い。この場合には、制御コマンドのビ
ット長を8ビット長にできるので送受信のプログラム負
担を軽減できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技機本来の制御動作に支障をきたすことがなく、且つ
適合性テストが複雑化することもないにも係わらず、演
出動作のバリエーションを増加させることのできる遊技
機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】主制御基板で決定される演出パターンとサブ制
御基板で実行される演出パターンの関係を図示したもの
である。
【図3】主制御基板の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】音声ランプ制御基板の回路構成を示すブロック
図である。
【図5】主制御基板におけるタイマ割込み処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】図5の一部を詳細に示すフローチャートであ
る。
【図7】音声ランプ制御基板と図柄制御基板の動作内容
を説明するフローチャートである。
【図8】各制御基板での動作を説明するタイムチャート
である。
【図9】図柄変動動作を例示したものである。
【図10】実施例に係るパチンコ機の斜視図である。
【図11】図10のパチンコ機の側面図である。
【図12】図10のパチンコ機の遊技盤の正面図であ
る。
【図13】図10のパチンコ機の背面図である。
【符号の説明】
1 主制御部(主制御基板) 2 第2サブ制御部(図柄制御基板) 5 第1サブ制御部(音声ランプ制御基
板) ST3 第1手段 ST4〜ST6 第2手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作に関連して遊技者に有利な状態
    を発生させるか否かの抽選処理を行い、その抽選結果に
    基づいて遊技動作を制御する主制御部を備えた遊技機に
    おいて、前記主制御部から命令信号を受けて所定の遊技
    制御を実行する第1サブ制御部と、前記第1サブ制御部
    から命令信号を受けて所定の遊技制御を実行する第2サ
    ブ制御部とを設け、 前記第1サブ制御部は、前記主制御部から所定の命令信
    号を受けた場合には、これに関連する複数の命令信号
    を、時間差を設けて前記第2サブ制御部に伝送するよう
    にしていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技動作に関連して遊技者に有利な状態
    を発生させるか否かの抽選処理を行い、その抽選結果に
    基づいて遊技動作を制御する主制御部を備えた遊技機に
    おいて、前記主制御部から命令信号を受けて所定の遊技
    制御を実行する第1サブ制御部と、前記第1サブ制御部
    から命令信号を受けて所定の遊技制御を実行する第2サ
    ブ制御部とを設け、 前記第1サブ制御部は、前記主制御部から所定の命令信
    号を受けた場合には、これに関連する動作を起動させる
    第1信号を前記第2サブ制御部に伝送した後、動作内容
    を特定する第2信号を前記第2サブ制御部に伝送するよ
    うにしていることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技動作に関連して遊技者に有利な状態
    を発生させるか否かの抽選処理を行い、その抽選結果に
    基づいて遊技動作を制御する主制御部を備えた遊技機に
    おいて、前記主制御部から命令信号を受けて所定の遊技
    制御を実行する第1サブ制御部と、前記第1サブ制御部
    から命令信号を受けて所定の遊技制御を実行する第2サ
    ブ制御部とを設け、 前記第1サブ制御部は、主制御部からの命令信号をその
    まま前記第2サブ制御部に転送する第1手段と、所定の
    命令信号を受けた際に起動して新たな命令信号を生成し
    て前記第2サブ制御部に伝送する第2手段とを備えてい
    ることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 前記第2手段が生成する命令信号は、乱
    数抽選によって選択される場合がある請求項3に記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第1サブ制御部は、主制御部からの
    命令信号を受信する入力ポートと、前記第2サブ制御部
    に命令信号を出力する出力ポートとを内蔵したワンチッ
    プマイコンを備えている請求項1〜4のいずれかに記載
    の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記第1サブ制御部は、音声演出、ラン
    プ演出、図柄演出の少なくとも一つを実行し、前記第2
    サブ制御部は、音声演出、ランプ演出、図柄演出の少な
    くとも一つであって前記第1サブ制御部とは別の演出動
    作を実行している請求項1〜5のいずれかに記載の遊技
    機。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2のサブ制御部は、それぞ
    れ別々の回路基板上に実現されている請求項1〜6のい
    ずれかに記載の遊技機。
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