JP2002045528A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002045528A
JP2002045528A JP2000233014A JP2000233014A JP2002045528A JP 2002045528 A JP2002045528 A JP 2002045528A JP 2000233014 A JP2000233014 A JP 2000233014A JP 2000233014 A JP2000233014 A JP 2000233014A JP 2002045528 A JP2002045528 A JP 2002045528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
control device
screen
game state
special game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000233014A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP2000233014A priority Critical patent/JP2002045528A/ja
Publication of JP2002045528A publication Critical patent/JP2002045528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技の進行に応じた表示を行う表示装置を備
えた遊技機において、表示によって遊技の興趣を高めう
るものを提供する。 【解決手段】 表示装置20における変動表示画面50
2の終了時に、新たな変動表示を開始するための条件が
成立しておらず、また大当たりも発生していない場合に
は、通常時のデモ画面506または確率変動時のデモ画
面508を表示する。また、大当たり終了画面505、
507の表示後に、新たな変動表示がない場合にも、デ
モ画面506、508を表示する。停止表示画面501
または大当たり終了画面505、507は、デモ画面5
06、508の表示前に、少なくとも待機時間T1また
はT2にわたって表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技の進行に応じ
た表示を行う表示装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機には、遊技の進行に応じた表示を
行う表示装置を備えたものがある。例えば、パチンコ機
では、図柄(識別情報)を表示する表示装置を備え、大
当たりの抽選が行われる度に、図柄が変動する変動表示
画面を表示するとともに、この抽選の結果、大当たりが
発生するとこれを変動した図柄の停止態様により示し、
これに引き続いて大当たり画面の表示を行うようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機では、大当たりの抽選が行われず、大
当たりが発生してもいないときには、表示装置には停止
図柄が表示されるだけであったので、遊技の興趣が十分
に高められているとは言えなかった。また、大当たりが
終了したときには、画面表示は、大当たり画面へ移行す
る直前の、大当たり発生を示す態様で停止した図柄表示
に復帰してしまうので、遊技者が連続して大当たりが発
生したと勘違いしてしまいかねず、紛らわしかった。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、遊技の進行に応じた表示を行う表示装置
を備えた遊技機において、表示によって遊技の興趣を高
めうるものを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、変動開
始条件の成立により識別情報が変動表示される変動表示
画面を表示可能な表示装置と、この表示装置における表
示を制御する表示制御装置と、特別遊技状態発生条件の
成立により遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生さ
せる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機において、
前記表示制御装置は、前記変動表示画面の表示の終了時
に前記変動開始条件と前記特別遊技状態発生条件がいず
れも成立していない場合に、前記表示装置に、前記識別
情報の表示とは異なるデモ画面を表示させるようにし
た。
【0006】第2の発明では、前記表示制御装置を制御
する遊技制御装置を備え、この遊技制御装置に、前記変
動開始条件が成立したか否かを判定する変動開始判定手
段と、前記特別遊技状態発生条件が成立したか否かを判
定する特別遊技状態判定手段とを備えるとともに、前記
デモ画面の表示は前記遊技制御装置からのデモ画面表示
指令の送信に基づいてなされる。
【0007】第3の発明では、前記表示制御装置は、前
記遊技制御装置からの変動停止指令の受信を契機に前記
変動表示画面の表示を終了させ、この変動停止指令受信
前には、前記デモ画面表示指令を受信してもデモ画面を
表示しない。
【0008】第4の発明では、前記表示制御装置は、前
記識別情報の変動開始から所定の変動継続時間の経過に
より前記変動表示画面の表示を終了させ、前記変動継続
時間の経過前には、前記デモ画面表示指令を受信しても
デモ画面を表示しない。
【0009】第5の発明では、前記表示制御装置は、前
記変動表示画面の終了後、待機時間が経過するまではデ
モ画面を表示しない。
【0010】第6の発明では、遊技者にとって有利な特
別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、変動
開始条件の成立により識別情報が変動表示される変動表
示画面と前記特別遊技状態において表示される特別遊技
状態画面とを表示可能な表示装置と、この表示装置にお
ける表示を制御する表示制御装置とを備えた遊技機にお
いて、前記表示制御装置は、前記特別遊技状態の終了時
に前記変動開始条件が成立していない場合に、前記表示
装置に、前記識別情報の表示および特別遊技状態画面の
いずれとも異なるデモ画面を表示させるようにした。
【0011】第7の発明では、前記表示制御装置を制御
する遊技制御装置を備え、この遊技制御装置に、前記変
動開始条件が成立したか否かを判定する変動開始判定手
段と、前記特別遊技状態発生条件が成立したか否かを判
定する特別遊技状態判定手段とを備えるとともに、前記
デモ画面の表示は前記遊技制御装置からのデモ画面表示
指令の送信に基づいてなされる。
【0012】第8の発明では、前記表示制御装置は、前
記遊技制御装置からの特別遊技状態終了表示指令の受信
を契機に前記特別遊技状態画面の表示を終了させ、前記
特別遊技状態終了表示指令の受信前には、前記デモ画面
表示指令を受信してもデモ画面を表示しない。
【0013】第9の発明では、前記表示制御装置は、特
別遊技状態の終了後、待機時間が経過するまではデモ画
面を表示しない。
【0014】第10の発明では、特別遊技状態の発生確
率を変更可能な確率変動手段を備えるとともに、デモ画
面の内容をこの確率変動手段による特別遊技状態の発生
確率変更にともなって変更する。
【0015】
【発明の作用および効果】第1の発明では、変動表示画
面の表示の終了時に、変動開始条件と特別遊技状態発生
条件がいずれも成立していない場合、すなわち、新たな
変動表示が開始せず、また特別遊技画面への移行も無い
ときには、デモ画面が表示される。したがって、変動終
了後に、停止した識別情報がそのまま表示されるのに比
較して、デモ画面において、識別情報表示とは異なる様
々な演出が可能となり、遊技の興趣が高められる。な
お、変動表示画面の表示の終了とは、制御上の一連の画
面表示の終了を意味するもので、必ずしも識別情報の完
全停止を意味するものではない。例えば、変動表示画面
の表示の終了後にも、識別情報が細かく揺動するような
表示を行うことはあり得る。
【0016】第2の発明では、変動開始条件成立および
特別遊技状態発生条件成立の判定を遊技制御装置で行う
一方、表示装置における表示の制御を表示制御装置で行
うので、判定に関する処理と表示に関する処理を2つの
制御装置に分割でき、各制御装置の設計開発を効率的に
行える。
【0017】第3の発明では、遊技制御装置からの変動
停止指令の送信により、変動表示が停止されるので、表
示装置における表示を遊技制御装置において確実にコン
トロールでき、的確なタイミングでデモ画面を表示でき
る。また、ノイズ等により、間違ったデモ画面表示指令
が表示制御装置に入力された場合でも、変動表示画面は
最後まで正しく表示される。
【0018】第4の発明では、変動表示は変動継続時間
の経過によって停止されるので、例えば遊技制御装置か
らの変動停止指令が欠落した場合でも、表示制御装置側
で変動表示を正しく停止でき、適切にデモ画面へ移行で
きる。また、ノイズ等により、間違ったデモ画面表示指
令が表示制御装置に入力された場合でも、変動表示画面
は最後まで正しく表示される。 第5の発明では、変動
表示画面の終了後、少なくとも待機時間が経過してから
デモ画面の表示が開始されるので、遊技者には変動表示
画面の停止態様を確認するための時間が確保される。
【0019】第6の発明では、特別遊技状態の終了時に
変動開始条件が成立しておらず、新たな変動表示が引き
続いて開始されないときには、デモ画面が表示される。
したがって、大当たり終了後に、識別情報が表示される
のに比較して、デモ画面において、識別情報表示とは異
なる様々な演出が可能となり、遊技の興趣が高められ
る。また、大当たり発生時における識別情報表示に復帰
してしまうことはないので、遊技者が大当たりが連続し
て発生したと勘違いしてしまうことはない。
【0020】第7の発明では、変動開始条件成立および
特別遊技状態発生条件成立の判定を遊技制御装置で行う
一方、表示装置における表示の制御を表示制御装置で行
うので、判定に関する処理と表示に関する処理を2つの
制御装置に分割でき、各制御装置の設計開発を効率的に
行える。
【0021】第8の発明では、遊技制御装置からの特別
遊技状態終了表示指令の送信により、特別遊技状態画面
が終了するので、表示装置における表示を遊技制御装置
において確実にコントロールでき、的確なタイミングで
デモ画面を表示できる。また、ノイズ等により、間違っ
たデモ画面表示指令が表示制御装置に入力された場合で
も、特別遊技状態画面は最後まで正しく表示される。
【0022】第9の発明では、大当たり画面の終了後、
少なくとも待機時間が経過してからデモ画面の表示が開
始されるので、遊技者には大当たりの終了画面を確認す
るための時間が確保される。
【0023】第10の発明では、デモ画面には、確率変
動時のものと通常時のものとが備えられるので、遊技者
は、デモ画面を見ることにより、遊技が確率変動状態に
あるか否かを容易に判断できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0025】図1には、弾球遊技機の正面図を示す。
【0026】図示されるように、弾球遊技機1の本体枠
(外枠)2の正面には、前面枠(内枠)3が、上部蝶番
4Aと下部蝶番4Bにより、開閉可能に取り付けられて
いる。この前面枠3に遊技盤10が取り付けられる。
【0027】前面枠3の正面には、透明ガラス5Aが装
着されたガラス枠5が開閉可能に取り付けられ、遊技盤
10正面をガラスで覆うとともに、遊技盤10正面の遊
技領域11が透明ガラス5Aを通して透けて見えるよう
になっている。
【0028】ガラス枠5には鍵装置5Bが設けられ、通
常、前面枠3およびガラス枠5は施錠されている。な
お、前面枠3の開放は、図示されない金枠開放センサに
より検知される。
【0029】遊技盤10は前面枠3から取り外し可能
で、弾球遊技機本体(弾球遊技機の遊技盤10以外の構
成)から分離することができる。これにより、遊技盤1
0の種類で決まって来る遊技の種類を、変更可能となっ
ている。
【0030】遊技領域11のほぼ中央には、表示装置
(画像表示装置)20が配設されている。この表示装置
20は、表示制御装置150(図2参照)に制御されて
遊技の進行状態に対応した可変的な画像表示を行うもの
で、例えば、主たる表示として、遊技状態を表す識別情
報である右図柄、中図柄、左図柄の三つの図柄(特別図
柄)を液晶画面に表示する。これらの特別図柄として
は、例えば、16進法で表現された16個の数字
(「0」〜「F」)が表示され、これらの数字からなる
帯をスクロールさせながら変動表示することができるよ
うになっている。なお、この表示装置20の表示画面部
分は、例えばLCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン
管)等から構成される。
【0031】また、この表示装置20の下部には、4つ
のLEDからなる特別図柄記憶表示器21が備えられて
いる。この特別図柄記憶表示器21は、後述する特別図
柄入賞記憶の蓄積数を表示するものである。
【0032】表示装置20の下方には、内部に大入賞口
を備えた特別変動入賞装置12が配設される。この特別
変動入賞装置12は、大入賞口ソレノイド12A(図2
参照)への通電により開閉される。
【0033】表示装置20および特別変動入賞装置12
の周辺には複数の一般入賞口13が、表示装置20と特
別変動入賞装置12の間には始動口14が、それぞれ配
設されている。さらに、遊技領域11の最下端には、排
出口(アウト口)16が設けられてる。
【0034】遊技領域11内に打ち込まれた遊技球は、
遊技領域11内の各所に配置された風車等の転動誘導部
材17により転動方向を変えられながら遊技領域11表
面を流下し、大入賞口、一般入賞口13、始動口14の
いずれかに入賞するか、または排出口16に入ってアウ
ト球となる。各入賞口(大入賞口、一般入賞口13、始
動口14)への入賞は、各入賞装置毎に設けられたセン
サにより検出される。詳しくは、一般入賞口13への入
賞は各一般入賞口13毎に備えられた一般入賞口センサ
51.1〜51.N(図2参照)により、始動口14へ
の入賞は特別図柄始動センサ52(図2参照)により、
大入賞口への入賞は大入賞口カウントセンサ53によ
り、それぞれ検出される。これらの入賞検出に基づい
て、入賞した入賞装置の種類に応じた数の賞球が供給皿
に払い出される。
【0035】なお、大入賞口の内部にはV入賞口が設け
られており、大入賞口に入賞した遊技球がさらにこのV
入賞口に入賞すると、継続センサ55(図2参照)によ
り検知されるようになっている。
【0036】始動口14には、普通変動入賞装置(電動
ゲート)15が設けられている。この普通変動入賞装置
15は、普通変動入賞装置ソレノイド15A(図2参
照)への通電により動作し、始動口14の入口の広さを
変更するものである。
【0037】始動口14の左右には、遊技球が通過可能
な一対の普通図柄始動ゲート18A、18Bが設けられ
る。この普通図柄始動ゲート18A、18Bへの遊技球
通過は、それぞれに備えられた普通図柄始動ゲートセン
サ53(図2参照)で検知される。
【0038】特別変動入賞装置12の左右には、それぞ
れ普通図柄表示器22、普通図柄記憶表示器23が配設
される。普通図柄表示器22は、普通図柄(例えば7セ
グメント表示による数字表示)を表示する表示器であ
る。また、普通図柄記憶表示器23は、4つのLEDか
らなるもので、後述する普通図柄始動記憶の蓄積数を表
示する表示器である。
【0039】前面枠3の下側には、前面表示パネル(開
閉パネル)30が備えられる。この前面表示パネル30
には、遊技球の供給皿(上皿)31が備えられる。この
供給皿31には、図示されない排出装置(排出ユニッ
ト)からの遊技球(賞球または貸球)が、払い出し口3
1Aから導入される。また、供給皿31前面には、遊技
球を購入するときに操作する球貸ボタン32、プリペイ
ドカードの返却を指令するときに操作するカード返却ボ
タン33がそれぞれ設けられている。
【0040】前面表示パネルの下方には、前面操作パネ
ル(固定パネル)35が備えられる。この前面操作パネ
ル35には、受け皿(下皿)36、図示されない打球発
射装置の操作部(操作ノブ)501等が配設されてい
る。
【0041】受け皿36は、操作レバーの操作により、
球受け入れ口36Aを介して、供給皿31からの余剰の
遊技球を受け入れるものである。さらに、受け皿36内
の遊技球は、操作レバー36Bの操作により、下方に排
出できるようになっている。この受け皿36が遊技球で
満杯になると(オーバーフローすると)、図示されない
オーバーフローセンサにより検知される。
【0042】弾球遊技機1には、サイドランプ41A、
41Bや、遊技領域上に配設された複数の装飾LED
(図示せず)等の各種発光装置が備えられる。また、弾
球遊技機1には、図示されない音出力装置が備えられ、
遊技状態に対応した効果音出力がなされるようになって
いる。
【0043】弾球遊技機1の側部には、カードユニット
(球貸機)90が取り付けられている。このカードユニ
ット90の前面にはカード挿入口91が設けられ、この
カード挿入口91にプリペイドカードを挿入して、前述
の球貸ボタン32を操作することにより、図示されない
排出機構から排出された遊技球が、払い出し口31Aか
ら供給皿31に払い出される。
【0044】図2は、遊技制御装置100および表示制
御装置150を中心とする弾球遊技機1の制御系を示す
構成図である。
【0045】遊技制御装置100は、遊技を統括的に制
御する主制御装置であり、CPU111、ROM11
2、RAM113を内蔵したワンチップ遊技用マイクロ
コンピュータ110、入力インターフェイス101、出
力インターフェース102、発振器103等から構成さ
れる。
【0046】CPU111は、遊技制御装置100によ
る制御(遊技制御)を司るICである。ROM112
は、遊技制御のための不変の情報を記憶しているもの
で、各種プログラムや、遊技制御における大当たりの確
率などの定数が記憶されている。RAM113は、CP
U111による遊技制御時にワークエリアとして利用さ
れるもので、特別図柄乱数カウンタ、特別図柄乱数記
憶、普通図柄乱数カウンタ、普通図柄乱数記憶等が、対
応する格納領域に記憶されている。
【0047】CPU111には、入力インターフェース
101を介して、各種検出装置(一般入賞口センサ5
1.1〜51.N、特別図柄始動センサ52、普通図柄
始動ゲートセンサ53、カウントセンサ54、継続セン
サ55)からの検出信号が入力される。遊技制御装置1
00は、これらの検出信号に基づいて、ROM112に
格納されたプログラム(遊技プログラム)により、遊技
の統括的な制御(遊技制御)を行う。
【0048】詳しく説明すると、遊技制御装置100
は、出力インターフェース102を介して、表示制御装
置150(表示装置20における表示を制御する制御装
置)、音制御装置200(音出力装置からの音出力を制
御する制御装置)、装飾制御装置250(ランプ、LE
D等の各種発光装置を制御する制御装置)、排出制御装
置400(遊技球を排出する排出機構を制御する制御装
置)に、それぞれ表示指令信号、装飾指令信号、音指令
信号、賞球指令信号を送信する。
【0049】また、遊技制御装置100は、出力インタ
ーフェース102を介して、特別変動入賞装置12の駆
動用ソレノイドである大入賞口ソレノイド12A、普通
変動入賞装置15の駆動ソレノイドである普通変動入賞
装置ソレノイド15Aに制御信号を送信し、これらのソ
レノイドへの通電を制御することにより、特別変動入賞
装置12、普通変動入賞装置15の開閉動作を制御す
る。また、出力インターフェース102を介して、普通
図柄表示器22に制御信号を送信し、この表示を制御す
る。また、出力インターフェース102から遊技盤用外
部出力端子71を介して、図示されない管理装置(遊技
店において店内の複数の遊技機1を管理するホストコン
ピュータ)に信号送信を行う。
【0050】遊技制御装置100は、特別図柄および普
通図柄に関する大当たりの抽選を行う。
【0051】遊技制御装置100における特別図柄に関
する大当たりの抽選およびこれに伴う制御は、以下のよ
うに行われる。特別図柄始動センサ52が始動口14へ
の入賞を検知すると、この入賞のタイミング(具体的に
は、遊技制御装置100内に備えられた特別図柄乱数カ
ウンタの入賞検出時点における値)は、遊技制御装置1
00内のRAM113に設けられた第1〜第4の特別図
柄乱数記憶領域に、特別図柄入賞記憶として最大4回分
を限度に順次記憶される。この特別図柄乱数記憶領域内
に記憶されている特別図柄入賞記憶の数は、特別図柄始
動記憶表示器21において、LEDの点灯数で示され
る。
【0052】遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶
に基づいて大当たりの抽選を実行する。この抽選におい
て、始動口14への入賞のタイミングが所定の大当たり
のタイミングでなされた場合(入賞検出時点における特
別図柄乱数カウンタ値が、大当たり値である場合)は
「大当たり」と判定され、それ以外の場合は「はずれ」
と判定される。
【0053】大当たり発生の確率(頻度)は、基準時間
(例えば600ミリ秒)における大当たり発生のための
時間(例えば2ミリ秒)の占める割合で決定される。言
い換えれば、特別図柄乱数カウンタの一巡の時間(例え
ば2×300ミリ秒)における特別図柄乱数カウンタが
大当たり値(例えば「7」)をとる時間(例えば2ミリ
秒)の割合として決定される。
【0054】また、この大当たりの発生確率は、通常の
遊技においては所定の確率(例えば1/300)に保た
れているが、所定の遊技状態の発生、例えば特定の特別
図柄(例えば「777」)による大当たりの発生にとも
なって変更される。すなわち、遊技は、大当たりの発生
確率が通常の確率よりも高い確率(例えば1/50)に
保たれる確率変動状態に移行する。なお、この確率変動
状態は、引き続く大当たりが確率変動を伴わない大当た
り、すなわち特定の特別図柄(例えば「777」)でな
い特別図柄での大当たりの発生があるまで継続される。
【0055】また、特別図柄入賞記憶の存在が確認され
ると、このような大当たりの抽選とともに、表示装置2
0の特別図柄が変動(例えばスクロール回転)を始める
(変動表示画面の開始)。すなわち、特別図柄入賞記憶
の存在(言い換えれば、始動口14に入賞があり、特別
図柄始動センサ52による検出がなされること)が、特
別図柄(識別情報)の変動開始条件となる。
【0056】そして、大当たりが発生したときには、こ
れらの特別図柄が大当たりを示すもので停止し(例え
ば、三つの図柄が同一の図柄で停止し)、さらに、常態
では閉じられていた特別変動入賞装置12が開放状態と
なり、遊技球が大入賞口に入賞し得る状態、すなわち大
当たり状態になる。「大当たり状態」は、特許請求の範
囲における「特別遊技状態」に相当する。なお、「特別
遊技状態」は、特許請求の範囲に記載されたとおり、遊
技者にとって通常状態よりも有利な状態のことを言い、
本実施の形態における「大当たり状態」に限定されるも
のではない。
【0057】特別変動入賞装置12の開放(大当たり)
の1ラウンドは、カウントセンサ55による大入賞口へ
の入賞検出数(カウント数)が所定カウント(例えば1
0カウント)に達するか、または所定カウントに達しな
いまま所定時間が経過するまで継続される。なお、この
カウント数は、表示装置20の画面に表示される。
【0058】そして、この大当たりの各ラウンドでV入
賞口への入賞がある限り、その大当たりのラウンドは、
所定の上限回数(例えば16ラウンド)まで繰り返され
る。このラウンド数は、表示装置20の画面に表示され
る。
【0059】一方、抽選により大当たりが発生しなかっ
た場合には、表示装置20の表示は、大当たりではない
ことを示す態様で停止し(例えば、三つの図柄が揃わず
に停止し)、そのまま通常の(大当たりでない)遊技が
続行される。
【0060】このような大当たり抽選時の図柄停止にお
いては、いわゆるリーチ表示が行われる場合がある。こ
こで、リーチ表示とは、表示装置20の複数の図柄の総
てが変動を停止する前に表示される特殊の表示を言う。
具体例としては、例えば、複数の図柄が同一図柄でライ
ン上に揃った状態となる表示(ライン上に揃った状態と
なる図柄は、停止しているものでもよいし、変動してい
るものでもよい)、およびこの前段階となる表示等があ
る。
【0061】また、遊技制御装置100における普通図
柄に関する大当たりの抽選およびこれに伴う制御は、以
下のように行われる。
【0062】普通図柄始動ゲート18A、18Bを遊技
球が通過すると、普通図柄始動ゲートセンサ53A、5
3Bで検知され、この遊技球通過のタイミング(具体的
には、遊技制御装置100内に備えられた普通図柄乱数
カウンタの通過検出時点での値)が、普通図柄入賞記憶
として、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(普通
図柄乱数記憶領域)に、最大で連続した4回分を限度に
記憶される。この普通図柄入賞記憶の記憶数は、普通図
柄記憶表示器23に、点灯したLEDの数で表示され
る。
【0063】遊技制御装置100は、普通図柄入賞記憶
に基づいて、普通図柄に関する当たりの抽選を行う。こ
の抽選において、遊技球通過タイミングが所定の当たり
のタイミングでなされた場合(通過検出時点における普
通図柄乱数カウンタ値が、当たり値である場合)は「当
たり」と判定され、それ以外の場合は「はずれ」と判定
される。
【0064】また、この普通図柄始動ゲートセンサ53
A、53Bによる検知を契機に、普通図柄表示装置30
に表示される普通図柄が変動を始める。そして、この普
通図柄に関する当たりが発生した場合には、普通図柄が
当たり図柄(当たり番号)で停止するとともに、始動口
14の手前に設けられた普通変動入賞装置15が所定の
時間(例えば0.5秒)だけ大きく開き、遊技球の始動
口14への入賞可能性が高められる。
【0065】なお、普通図柄に関する当たり発生の確率
は、通常状態と確率変動状態とで変更され、例えば、通
常状態では1/10の確率であったものが、確率変動状
態では9/10の高確率に移行する。さらに、普通変動
入賞装置15の開放時間についても、例えば、通常状態
の0.5秒から確率変動状態の5秒に延長される制御も
行われる。これにより、確率変動状態での遊技では、始
動口14への入賞が大幅に容易となり、持ち玉をほとん
ど減らすことなく次回の大当たりを獲得できるようにな
っている。
【0066】発振器103は、一定周期(例えば、2m
sec)のリセット割込信号を生成し、CPU111の
リセット入力端子に入力するものである。遊技制御は、
このリセット割込信号の割込時間(信号周期)を単位と
して実行される。
【0067】表示制御装置150は、CPU151、R
OM152、RAM153、DMAC(ダイレクト・メ
モリ・アクセス・コントローラ)154、インターフェ
イス155、VDC(ビデオ・ディスプレイ・コントロ
ーラ)156、フォントROM157、クロック15
8、γ補正回路159等から構成される。
【0068】CPU151は、インターフェイス155
を介して遊技制御装置100からの通信割り込みを受け
ると、遊技制御装置100からの表示指令信号(表示制
御情報)の読み込みを行うとともに、この表示制御情報
に基づいて画面情報(図柄表示情報、背景画面情報、動
画キャラクタ画面情報など)を作成して、RAM153
に記憶する。
【0069】この画面情報は、VDC156からCPU
151への垂直同期割り込みのタイミングで、VDC1
56から転送指令を受けたDMAC154により、VD
P156に転送される。VDC156は、この画像情報
に基づき、表示装置20の画像データを格納したフォン
トROM157の該当画像データを取り込み、表示装置
20の画面に水平走査、垂直走査を行って、所定の画像
表示を行う。
【0070】なお、γ補正回路159は、表示装置20
の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、表示
装置20の表示照度を調整するものである。
【0071】表示装置20は、上記のような特別図柄
(識別情報)を表示する画面(特別図柄が変動表示され
る「変動表示画面」、および特別図柄が停止表示される
「停止表示画面」)の他に、「大当たり画面」および
「デモ画面」を表示可能である。「大当たり画面」は、
遊技が大当たり状態にあるときに表示される画面で、大
当たり状態の開始を示す大当たり開始画面や、大当たり
の各ラウンドにおいてランウド数やカウント数を表示す
るラウンド表示画面や、各ラウンド間のインターバルに
おいて表示されるインターバル画面や、大当たりの終了
を示す大当たり終了画面等からなる。この「大当たり画
面」は、特許請求の範囲における「特別遊技状態画面」
の一例となる。
【0072】「デモ画面」は、主として遊技がなされて
いないときに表示される客引き用の画面を言うが、本発
明は、後述するように、遊技中であっても「デモ画面」
が表示されることに特徴を持っている。デモ画面におい
ては、キャラクターや背景画面等により、自由な演出の
表示が行われ得る。
【0073】図3は、遊技制御装置100における表示
指令信号の送信に関連した制御を示すフローチャートで
ある。
【0074】ステップS1では、特別図柄始動記憶数が
0であるか否かの判定がなされ、0であればステップS
2に進み、0でなければステップS4に進む。
【0075】ステップS2では、表示制御装置150に
向けての表示指令信号として、デモ画面表示指令が送信
される。続くステップS3では、特別図柄始動記憶数が
0であるか否かの判定がなされ、特別図柄始動記憶が0
でなくなったならば(始動口14への入賞があったなら
ば)、ステップS4に進む。
【0076】ステップS4では、特別図柄始動記憶数を
−1更新する。なお、本フローチャートでは示さない
が、遊技制御装置100では、減算分の特別図柄始動記
憶について、大当たりの抽選がなされることになる。
【0077】ステップS5では、表示制御装置150に
向けての表示指令信号として、変動開始指令が送信され
る。この変動開始指令は、大当たりの抽選結果に基づい
て決定されたもので、変動後の停止図柄等を情報として
含んでいる。
【0078】ステップS6では、所定の変動継続時間T
sの経過を待つ。この変動継続時間Tsが経過すると、
ステップS7に進み、表示制御装置150に向けての表
示指令信号として、変動停止指令を送信する。ステップ
S8では、この変動停止指令の送信から、所定の待機時
間T1の経過を待つ。
【0079】ステップS9では、大当たりが発生したか
否かの判定がなされ、大当たりが発生していれば、ステ
ップS10に進み、大当たりが発生していなければ、ス
テップS1に戻る。このようにして、特別図柄の変動停
止後(ステップS7)、所定の待機時間T1が経過し
(ステップS8)、大当たりが発生しておらず(ステッ
プS9)、さらに特別図柄始動記憶数が0である場合に
(ステップS1)、デモ画面表示指令の送信(ステップ
S2)がなされるようになっている。
【0080】ステップS10では、表示制御装置150
に向けての表示指令信号として、大当たり開始画面表示
指令を送信する。
【0081】ステップS11では、大当たり動作の制御
(例えば、変動入賞装置12の動作制御等)を、大当た
りの終了まで行う。
【0082】ステップS12では、表示制御装置150
に向けての表示指令信号として、大当たり終了表示指令
を送信する。なお、この大当たり終了表示指令には、確
率変動をするか否かの情報が含まれている。
【0083】ステップS13では、ステップS12の大
当たり終了表示指令の送信から、所定の待機時間T2の
経過を待つ。このようにして、大当たり画面の終了後
(ステップS12)、所定の待機時間T2が経過し(ス
テップS13)、特別図柄始動記憶数が0である場合に
(ステップS1)、デモ画面表示指令の送信(ステップ
S2)がなされるようになっている。
【0084】なお、遊技制御装置100においては、こ
の図3のフローチャートに示したものの他にも、各種入
賞装置への入賞検出信号の読み込み処理や、始動口14
への入賞を記憶する処理、上述の大当たりの抽選処理
等、遊技制御の各種処理が実行される。
【0085】図4には、表示制御装置150における制
御(表示制御)の処理手順をフローチャートで示す。
【0086】ステップS21では、表示指令信号の受信
を待ち、受信があれば、ステップS22に進む。。な
お、受信待機において受信する可能性がある表示指令信
号は、、変動開始指令、大当たり開始画面表示指令、デ
モ画面表示指令のいずれかである。
【0087】ステップS22では、受信した表示指令信
号が変動開始指令であるか否かの判定がなされ、変動表
示指令であればステップS23に進み、変動表示指令で
なければステップS26に進む。
【0088】ステップS23では、特別図柄の変動を開
始する。続くステップS24では、変動停止指令の受信
を待ち、変動停止指令を受信したならばステップS25
に進み、特別図柄の変動表示を停止して、ステップS2
1に戻る。
【0089】ステップS26では、受信した表示指令信
号が大当たり開始画面表示指令であるか否かの判定がな
され、大当たり開始画面表示指令であれば、ステップS
27に進む。
【0090】ステップS27では、大当たり画面(大当
たり開始画面およびこれに続く各種画面)の表示を開始
する。続くステップS28では、大当たり終了表示指令
の受信を待ち、大当たり終了画面を受信したところで、
ステップS29に進む。
【0091】ステップS29では、受信した大当たり終
了表示指令は確率変動を指示するものであるか否かの判
定を行い、確率変動を指示するものであれば、ステップ
S30に進み、RAM153に備えられた確変表示フラ
グをセットして、ステップS32に進む。一方、確率変
動を指示しないものであれば、ステップS31に進み、
確率変動フラグをクリアして、ステップS32に進む。
このように、大当たり終了表示指令には、その大当たり
が確率変動を伴うものであるか否かの情報を含まれてい
る。ステップS32では、大当たり終了画面の表示を開
始してステップS21に戻る。
【0092】一方、ステップS26の判定において、受
信した表示指令信号が、大当たり発生画面表示指令でな
ければ(すなわち、デモ画面表示指令であれば)、ステ
ップS33に進む。
【0093】ステップS33では、確変表示フラグがセ
ットされているか否かの判定を行い、セットされていれ
ばステップS34に進み、確変時のデモ画面を表示し
て、ステップS21に戻る。一方、確変表示フラグがセ
ットされていなければ、ステップS35に進み、通常時
のデモ画面を表示して、ステップS21に戻る。このよ
うに、デモ画面には、確率変動時に表示されるものと、
通常時に表示されるものの2種類が備えられている。
【0094】以上のように、デモ画面表示指令を受け入
れ可能なのは、ステップS21においてのみであるの
で、変動表示中(ステップS23〜ステップS25)や
大当たり表示中(ステップS27〜ステップS32)に
デモ画面表示指令を受信したとしても、デモ画面が表示
されることはない。したがって、例えば、デモ画面表示
指令と誤認されるようなノイズの入力があったとして
も、変動表示画面や大当たり画面は最後まで正しく表示
される。
【0095】つぎに図5、図6にしたがって、表示指令
信号の送信にともなう表示装置20における表示を説明
する。
【0096】表示装置20は、図6に示すような停止表
示画面501が表示されているとする。ここで、図5に
示すように、始動口14に2球の入賞があり、特別図柄
始動記憶数が2となったとすると(図3のステップS
3)、特別図柄始動記憶数が1減算されて1にされる
(図3のステップS4)とともに、遊技制御装置100
から表示制御装置150に向けて表示指令信号として変
動開始指令が送信される(図3のステップS5)。
【0097】この変動開始指令の受信(図4のステップ
S22)により、表示制御装置150により制御された
表示装置20においては、変動継続時間Tsにわたる特
別図柄の変動表示が開始され(図4のステップS2
3)、変動表示画面502が表示される。
【0098】変動継続時間Tsが経過すると、特別図柄
は、大当たりの発生/非発生にしたがって、大当たりの
発生を示す停止表示画面503で停止するか、または大
当たりの非発生を示す停止表示画面501で停止する。
なお、図6に示す数字は例示である。また、停止表示画
面501、503では、図柄(数字)を完全に停止させ
た表示を行うとは限らず、例えば図柄がわずかに揺動し
ており、遊技者にとって図柄変動が停止したものと認め
られるような表示としてもよい。
【0099】図5では、大当たりが発生しなかった場合
を示す。この場合、特別図柄始動記憶数には残数1があ
るので、デモ画面の表示はなされず(図3のステップS
1、ステップS2)、特別図柄始動記憶数が1減算され
て0にされるとともに、遊技制御装置100から表示制
御装置150に向けて表示指令信号として変動開始指令
が送信される。この変動表示指令を受信した表示制御装
置150は、上記と同様に、表示装置20における特別
図柄の変動表示を行う。
【0100】図5では、この2度目の変動表示において
も大当たりが発生せず、また特別図柄始動記憶数が0と
なったので(図3のステップS1)、遊技制御装置10
0からはデモ表示指令の送信がなされ(図3のステップ
S2)、表示装置20ではデモ表示画面が開始される。
この場合、デモ表示指令は、変動停止指令送信後、直ち
に送信されるのではなく、所定の待機時間T1経過が待
たれる(図3のステップS8)。このように、変動停止
からデモ画面表示までの間に待機時間T1が挟まれるこ
とにより、停止表示画面501は少なくとも待機時間T
1にわたって表示されることになり、遊技者は、停止図
柄を確実に確認することができる。
【0101】また、デモ画面としては、図6に示すよう
に、通常時のデモ画面506と、確率変動時のデモ画面
508が設けられ、遊技状態が確率変動状態にあるか否
か(確変表示フラグがセットされているか否か)に応じ
て、表示されるデモ画面が変更される(図4のステップ
S33、ステップS34、ステップS35)。
【0102】一方、大当たりが発生したときには、変動
表示画面502は、停止表示画面503で停止する。そ
して、遊技制御装置100からの大当たり開始画面表示
指令受信により(図3のステップS10)、大当たり開
始画面504に始まる大当たり画面が表示される(図4
のステップS27)。
【0103】このような大当たり画面は、遊技制御装置
100からの大当たり終了表示指令受信により(図3の
ステップS12)終了し、大当たり終了画面505また
は507が表示される(図4のステップS32)。この
場合、遊技が確変状態にあるか否かに応じて、通常時の
大当たり終了画面505または確率変動時の大当たり終
了画面507が表示される(図4のステップS29、ス
テップS30、ステップS31)。
【0104】この大当たり終了画面505、507は、
特別図柄始動記憶があるか否かによって、変動表示画面
502またはデモ画面506、508に移行する。した
がって、大当たり終了後に、表示装置20の表示が大当
たりを示す停止表示画面503に戻ってしまうことはな
く、遊技者に連続して大当たりが発生したかのような誤
解を与えてしまうことはない。
【0105】また、この大当たり終了画面505、50
7の表示の後の、遊技制御装置100からの変動開始指
令またはデモ画面表示指令の送信は、大当たり終了表示
指令の送信から待機時間T2経過後になされる(図3の
ステップS13)。したがって、大当たり終了画面50
5、507は、少なくとも待機時間T2にわたって表示
され、遊技者には、大当たり終了画面505、507を
確認する機会が確保される。
【0106】以上のように、変動表示後または大当たり
画面後に連続して変動表示が開始しない場合には、デモ
画面表示がなされるので、デモ画面により遊技の興趣が
高められるとともに、紛らわしい停止図柄の表示がなさ
れることはない。また、デモ画面としては、確率変動時
用のものと通常時用のものが使い分けられるので、遊技
者は、デモ画面を見て、遊技が確率変動状態にあるか否
かを容易に判断できる。
【0107】図7〜図9には、本発明の他の実施の形態
を示す。
【0108】この実施の形態は、上記実施の形態と比較
して、以下の点でのみ異なっている。すなわち、本実施
の形態では、遊技制御装置100からの変動停止指令の
送信がなされず、表示制御装置150は変動表示画面の
開始から所定の変動継続時間Ts経過によって変動表示
を終了する。また、遊技制御装置100による変動開始
指令に続く表示制御信号の送信は、変動開始指令の送信
から所定の停止判定時間T3経過後になされる。ここ
で、停止判定時間T3としては、例えば上記実施の形態
における待機時間T1分だけ、変動継続時間Tsよりも
長い時間が設定される。なお、変動開始指令には、この
変動継続時間Tsを特定する情報が含まれている。
【0109】図7には、遊技制御装置100における表
示指令信号の送信に関連した制御を示す。
【0110】ステップS41〜ステップS45では、そ
れぞれ、上記図3の制御のステップS1〜ステップS5
と同様の処理が実行される。
【0111】ステップS46では、所定の停止判定時間
T3の経過が待たれ、停止判定時間T3が経過したら、
ステップS47に進む。
【0112】ステップS47〜ステップS51では、そ
れぞれ、上記図3の制御のステップS9〜ステップS1
3と同様の処理が実行される。
【0113】図8には、表示制御装置150における制
御を示す。
【0114】ステップS61、ステップS62では、そ
れぞれ、上記図4の制御のステップS21、ステップS
22と同様の処理が実行される。
【0115】ステップS63では、変動タイマを初期設
定し、続くステップS64で、変動表示を開始する。こ
こで、変動タイマとは、変動開始からの時間をカウント
するタイマで、遊技制御装置100から指令された変動
継続時間Tsでタイムアップするようになっている。
【0116】ステップS65では、変動タイマを更新す
る。続くステップS66では、変動タイマがタイムアッ
プしたか否かの判定がなされ、タイムアップしていなけ
ればステップS65に戻って、変動タイマをさらに更新
する。変動タイマがタイムアップしたならば、ステップ
S67に進み、変動表示を停止して、ステップS61に
戻る。
【0117】ステップS68〜ステップS77では、そ
れぞれ、上記図4の制御のステップS26〜ステップS
35と同様の処理が実行される。
【0118】以上のように、デモ画面表示指令を受け入
れ可能なのは、ステップS61においてのみであるの
で、変動表示中(ステップS63〜ステップS67)や
大当たり表示中(ステップS69〜ステップS74)に
デモ画面表示指令を受信したとしても、デモ画面が表示
されることはない。したがって、例えば、デモ画面表示
指令と誤認されるようなノイズの入力があったとして
も、変動表示画面や大当たり画面は最後まで正しく表示
される。
【0119】図9は、遊技制御装置100からの表示指
令信号送信と、表示装置20における表示との関係を示
すタイミングチャートである。
【0120】図示されるように、特別図柄始動記憶数に
残数2があると、この特別図柄始動記憶数の減算ととも
に、2つの変動表示指令が順次送信され、それぞれ変動
継続時間Tsにわたる変動表示がなされる。2つ目の変
動表示指令送信から、停止判定時間T3が経過すると、
デモ画面表示指令が送信され、デモ画面表示が開始され
る。この場合、停止判定時間T3は、変動継続時間Ts
よりも長い時間が設定されているので、変動停止後に、
遊技者が停止図柄を確認するための時間が確保される。
【0121】なお、今回開示された実施の形態は総ての
点で例示であって制限的なものではない。また、本発明
の範囲は、特許請求の範囲によって示されるもので、特
許請求の範囲内での総ての変更を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機を示す正面
図である。
【図2】同じく制御系を示す構成図である。
【図3】同じく遊技制御装置における処理を示すフロー
チャートである。
【図4】同じく表示制御装置における処理を示すフロー
チャートである。
【図5】同じく遊技制御装置からの表示指令信号の送信
と表示装置における表示との関係を示すタイミングチャ
ートである。
【図6】同じく表示装置における表示の変遷を示す説明
図である。
【図7】本発明の他の実施の形態における遊技制御装置
における処理を示すフローチャートである。
【図8】同じく表示制御装置における処理を示すフロー
チャートである。
【図9】同じく遊技制御装置からの表示指令信号の送信
と表示装置における表示との関係を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
20 表示装置 100 遊技制御装置 150 表示制御装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変動開始条件の成立により識別情報が変動
    表示される変動表示画面を表示可能な表示装置と、 この表示装置における表示を制御する表示制御装置と、 特別遊技状態発生条件の成立により遊技者にとって有利
    な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、 を備えた遊技機において、 前記表示制御装置は、前記変動表示画面の表示の終了時
    に前記変動開始条件と前記特別遊技状態発生条件がいず
    れも成立していない場合に、前記表示装置に、前記識別
    情報の表示とは異なるデモ画面を表示させるようにした
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記表示制御装置を制御する遊技制御装置
    を備え、この遊技制御装置に、前記変動開始条件が成立
    したか否かを判定する変動開始判定手段と、前記特別遊
    技状態発生条件が成立したか否かを判定する特別遊技状
    態判定手段とを備えるとともに、前記デモ画面の表示は
    前記遊技制御装置からのデモ画面表示指令の送信に基づ
    いてなされることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】前記表示制御装置は、前記遊技制御装置か
    らの変動停止指令の受信を契機に前記変動表示画面の表
    示を終了させ、この変動停止指令受信前には、前記デモ
    画面表示指令を受信してもデモ画面を表示しないことを
    特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記表示制御装置は、前記識別情報の変動
    開始から所定の変動継続時間の経過により前記変動表示
    画面の表示を終了させ、前記変動継続時間の経過前に
    は、前記デモ画面表示指令を受信してもデモ画面を表示
    しないことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記表示制御装置は、前記変動表示画面の
    終了後、待機時間が経過するまではデモ画面を表示しな
    いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一
    つに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生
    させる特別遊技状態発生手段と、 変動開始条件の成立により識別情報が変動表示される変
    動表示画面と前記特別遊技状態において表示される特別
    遊技状態画面とを表示可能な表示装置と、 この表示装置における表示を制御する表示制御装置と、 を備えた遊技機において、 前記表示制御装置は、前記特別遊技状態の終了時に前記
    変動開始条件が成立していない場合に、前記表示装置
    に、前記識別情報の表示および特別遊技状態画面のいず
    れとも異なるデモ画面を表示させるようにしたことを特
    徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】前記表示制御装置を制御する遊技制御装置
    を備え、この遊技制御装置に、前記変動開始条件が成立
    したか否かを判定する変動開始判定手段と、前記特別遊
    技状態発生条件が成立したか否かを判定する特別遊技状
    態判定手段とを備えるとともに、前記デモ画面の表示は
    前記遊技制御装置からのデモ画面表示指令の送信に基づ
    いてなされることを特徴とする請求項6に記載の遊技
    機。
  8. 【請求項8】前記表示制御装置は、前記遊技制御装置か
    らの特別遊技状態終了表示指令の受信を契機に前記特別
    遊技状態画面の表示を終了させ、前記特別遊技状態終了
    表示指令の受信前には、前記デモ画面表示指令を受信し
    てもデモ画面を表示しないことを特徴とする請求項7に
    記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記表示制御装置は、特別遊技状態の終了
    後、待機時間が経過するまではデモ画面を表示しないこ
    とを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一つに
    記載の遊技機。
  10. 【請求項10】特別遊技状態の発生確率を変更可能な確
    率変動手段を備えるとともに、デモ画面の内容をこの確
    率変動手段による特別遊技状態の発生確率変更にともな
    って変更することを特徴とする請求項1から請求項9の
    いずれか一つに記載の遊技機。
JP2000233014A 2000-08-01 2000-08-01 遊技機 Pending JP2002045528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000233014A JP2002045528A (ja) 2000-08-01 2000-08-01 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000233014A JP2002045528A (ja) 2000-08-01 2000-08-01 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002045528A true JP2002045528A (ja) 2002-02-12

Family

ID=18725607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000233014A Pending JP2002045528A (ja) 2000-08-01 2000-08-01 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002045528A (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159892A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Newgin Corp 遊技機
JP2004159891A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Newgin Corp 遊技機
JP2004321593A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Sankyo Kk 遊技機
JP2007020642A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sankyo Kk 遊技機
JP2007215944A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2009183440A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Heiwa Corp 遊技機
JP2012055627A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012176016A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2013013788A (ja) * 2012-10-22 2013-01-24 Heiwa Corp 遊技機の制御装置
JP2013103101A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2013132531A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2013132528A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2016154999A (ja) * 2016-06-08 2016-09-01 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017099893A (ja) * 2016-12-14 2017-06-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017104529A (ja) * 2015-11-30 2017-06-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017164230A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019048185A (ja) * 2018-12-26 2019-03-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019048184A (ja) * 2018-12-26 2019-03-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019058732A (ja) * 2018-12-12 2019-04-18 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019081047A (ja) * 2019-03-01 2019-05-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019115778A (ja) * 2019-04-24 2019-07-18 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019162535A (ja) * 2019-07-02 2019-09-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020114514A (ja) * 2020-04-22 2020-07-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020189147A (ja) * 2016-03-15 2020-11-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020189126A (ja) * 2018-12-26 2020-11-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020189125A (ja) * 2018-12-26 2020-11-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021035644A (ja) * 2020-12-04 2021-03-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP7044139B2 (ja) 2020-07-30 2022-03-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP7044138B2 (ja) 2020-07-30 2022-03-30 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159892A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Newgin Corp 遊技機
JP2004159891A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Newgin Corp 遊技機
JP2004321593A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Sankyo Kk 遊技機
JP4570335B2 (ja) * 2003-04-25 2010-10-27 株式会社三共 遊技機
JP2007020642A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sankyo Kk 遊技機
JP2007215944A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2009183440A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Heiwa Corp 遊技機
JP2012055627A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012176016A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2013103101A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2013132531A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2013132528A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2013013788A (ja) * 2012-10-22 2013-01-24 Heiwa Corp 遊技機の制御装置
JP2017104529A (ja) * 2015-11-30 2017-06-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020189147A (ja) * 2016-03-15 2020-11-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017164230A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016154999A (ja) * 2016-06-08 2016-09-01 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017099893A (ja) * 2016-12-14 2017-06-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019058732A (ja) * 2018-12-12 2019-04-18 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019048184A (ja) * 2018-12-26 2019-03-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019048185A (ja) * 2018-12-26 2019-03-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020189126A (ja) * 2018-12-26 2020-11-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020189125A (ja) * 2018-12-26 2020-11-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019081047A (ja) * 2019-03-01 2019-05-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019115778A (ja) * 2019-04-24 2019-07-18 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019162535A (ja) * 2019-07-02 2019-09-26 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020114514A (ja) * 2020-04-22 2020-07-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP7044139B2 (ja) 2020-07-30 2022-03-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP7044138B2 (ja) 2020-07-30 2022-03-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021035644A (ja) * 2020-12-04 2021-03-04 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002045528A (ja) 遊技機
JP4164584B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002000855A (ja) 遊技機
JP2004033569A (ja) 遊技機
JP2003251024A (ja) 遊技機
JP2000167129A (ja) 遊技機
JP2004248975A (ja) 遊技機およびシミュレーションゲームプログラム
JP2002085776A (ja) 遊技機
JP2004121340A (ja) 遊技機
JP2001334042A (ja) 遊技機
JP2000342790A (ja) 遊技機
JP2005192854A (ja) 遊技機
JP2000325633A (ja) パチンコ遊技機
JP2004121684A (ja) 遊技機
JP2002058831A (ja) 遊技機
JP2002058830A (ja) 遊技機
JPH0647150A (ja) 遊技機の制御装置
JP4076697B2 (ja) 遊技機
JP2001054643A (ja) 遊技機
JP2004033317A (ja) 遊技機
JPH11313945A (ja) 遊技機
JP2004329288A (ja) 遊技機およびシミュレーションゲームプログラム
JP2003062226A (ja) 遊技機
JP2000202103A (ja) 遊技機
JP2003144701A (ja) 遊技機およびシミュレーションゲームプログラム