JP2005087643A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信ラインの本数を少なくすることで、製造時の作業性を向上させる。
【解決手段】 発光制御装置63と、電飾基板とを電力線を用いて鎖状に接続する。主制御装置40からのコマンド信号が発光制御装置63に入力されると、発光制御装置63は、コマンド信号に基づいた制御データを読み出す。その後、制御データを制御信号として発光制御装置から電飾基板に出力される。この制御信号は、発光制御装置63において例えばPSK変調等の変調が行われた後に、発光制御装置から電飾基板に給電を行う電力線65を介して電飾基板に出力される。電飾基板は、入力された制御信号を復調した後に、制御信号に基づいたLEDの発光制御を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技場に設置されるパチンコ機は、遊技領域を有する遊技盤を装着させた枠状の本体部材に、遊技状態に基づいて作動させるLED等の電飾装置やスピーカ等の音声発生装置などの演出装置を設け、遊技者が遊技を行うことによって適宜作動させて遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、遊技盤に、所定の図柄(識別情報)を変動表示し得る図柄表示装置(変動表示装置)を備えたものも多く、この場合には、始動入賞口に遊技球が入賞することを契機として、図柄を変動させた後に停止表示させて遊技状態の推移を告知する図柄表示装置を作動させるものが主流となっている。
このようなパチンコ機の背面側には、遊技を実行させるための様々な制御回路装置が取り付けられている。上記制御回路装置としては、例えばランプの点灯制御を行うランプ制御回路装置、スピーカから出力される音声や音楽等の再生を制御する音声制御回路装置、変動表示装置による図柄の変動及び停止表示を行わせる図柄制御回路装置、遊技媒体(遊技球)の球発射装置の駆動制御を行うための発射制御回路装置、遊技球の払い出し装置の駆動制御を行うための払い出し制御回路装置や、上記制御装置に命令(コマンド)信号を伝送することにより遊技機を機能させる主制御回路装置などが挙げられる。主制御回路装置は、他の制御回路装置と、複数の通信ライン(ハーネス)で接続されており、主制御回路装置から他の制御回路装置に対してのみ通信できるようになっている。
上記通信としては、パラレル通信とシリアル通信とが挙げられる。パラレル通信は、制御回路装置で制御する装置で必要とする箇々の情報やデータのそれぞれに対してハーネスを配線し、上記情報やデータを同時並行的に装置側に伝送する通信である。このパラレル通信を用いた場合には、データ転送を高速に行うことができるという利点がある。しかしながら、このパラレル通信を用いた場合には、各制御回路装置と、回路装置とを繋ぐハーネスの本数が多くなるため、製造時の作業性が悪くなるという問題がある。また、このようなパラレル通信を行うパチンコ機が遊技場に配設された場合には、これらハーネスを用いた不正な行為が行われやすくなるという問題もある。
一方、シリアル通信は、1本又は2本の通信ライン上に、例えば8ビットからなるバイト信号(データ)を、1ビットずつ所定の順序で所定の時間間隔毎に直列に送信する方式である。従って、1つのデータを構成するビット数が増加しても、シリアル通信に必要となる配線の数は増加しないという利点がある。
しかしながら、シリアル通信を用いた場合、データを伝送するハーネスの本数は少なくなるという利点はあるが、例えば各制御回路装置や、回路装置に電力を供給するハーネスが必要となり、削減されるハーネスの本数には限界がある。このため、パチンコ機の製造時における作業性が悪いという問題の他に、このようなパチンコ機を遊技場に配設した場合には、不正な行為が行われやすいという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、各制御装置を接続する通信ラインの本数を少なくすることで、製造時の作業性を向上させるとともに、遊技場に配設された場合に、不正な行為を防止することができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技の際に作動される複数の装置と、前記複数の装置をそれぞれ作動制御する制御装置と、前記複数の装置及び制御装置に電力を供給する電源装置を備えた遊技機であって、前記制御装置と前記複数の装置とを、前記電源装置から供給される電力を伝送する電力線を用いて鎖状に接続し、前記制御装置は、前記電力線を用いて複数の装置のそれぞれに制御信号を伝送することを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、遊技の際に作動される複数の装置と、前記複数の装置をそれぞれ作動制御する制御装置と、前記複数の装置及び制御装置に電力を供給する電源装置を備えた遊技機であって、前記複数の装置と制御装置との間に中継装置を設け、この中継装置と、前記制御装置及び複数の装置のそれぞれとを、前記電源装置から供給される電力を伝送する電力線を用いて接続し、前記制御装置は、制御信号を前記電力線を介して前記中継装置に伝送し、前記中継装置は、前記制御信号を電力線を介して前記複数の装置のそれぞれに伝送することを特徴とする。
また、前記制御装置は、前記伝送する制御信号を変調する変調部を備え、前記複数の装置は、前記変調部で変調された制御信号を復調する復調部を備えていることが好ましい。
本発明の遊技機は、遊技の際に作動される複数の装置と、前記複数の装置をそれぞれ作動制御する制御装置と、前記複数の装置及び制御装置に電力を供給する電源装置を備えた遊技機であって、前記制御装置と前記複数の装置とを、前記電源装置から供給される電力を伝送する電力線を用いて鎖状に接続し、前記制御装置は、前記電力線を用いて複数の装置のそれぞれに制御信号を伝送するから、遊技機の配線の数を減らすことができ、また、遊技機の製造時の作業性を向上させることができる。また、遊技機の配線を簡易にすることができるので、遊技機の構成に自由度を持たせることができる。
また、前記遊技機は、本発明の遊技機は、遊技の際に作動される複数の装置と、前記複数の装置をそれぞれ作動制御する制御装置と、前記複数の装置及び制御装置に電力を供給する電源装置を備えた遊技機であって、前記複数の装置と制御装置との間に中継装置を設け、この中継装置と、前記制御装置及び複数の装置のそれぞれとを、前記電源装置から供給される電力を伝送する電力線を用いて接続し、前記制御装置は、制御信号を前記電力線を介して前記中継装置に伝送し、前記中継装置は、前記制御信号を電力線を介して前記複数の装置のそれぞれに伝送するから、遊技機の配線の数を減らすことができ、また、遊技機の製造時の作業性を向上させることができる。また、遊技機の配線を簡易にすることができるので、遊技機の構成に自由度を持たせることができる。
また、前記制御装置は、前記伝送する制御信号を変調する変調部を備え、前記複数の装置は、前記変調部で変調された制御信号を復調する復調部を備えているから、制御信号を効率よく転送することが可能となる。
図1に、本発明を用いたパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2は、基体となる本体部材3に、上部扉4及び下部扉5からなる2枚の前面扉6が本体部材3に対して回動自在となるように、図示しないヒンジ部を介して組み付けられる。上部扉4の中央には開口4aが設けられており、この開口4aは上部扉4の裏側に組み付けられるガラス7等の透光性を有する部材により遮蔽される。なお、上部扉4が閉じている状態では、遊技の際に遊技領域21(図2参照)を流下する遊技球や、遊技領域21に設けられた構造物は、上記開口4aを遮蔽するガラス7を介して視認される。なお、符号8は、本体部材3を遊技場等に固定するための固定枠である。
下部扉5には、供給皿10、操作ハンドル11が設けられる。供給皿10には、遊技を開始する際に遊技球が供給される他に、遊技領域21(図2参照)を流下する遊技球が、遊技領域21に設けられた入賞口のいずれかに入賞したことを受けて払い出される賞球としての遊技球が受容される。なお、符号13は払出し口であり、この払出し口13を介して、賞球としての遊技球が払い出される。また、符号14は排出ボタンであり、供給皿10に受容された遊技球を排出する際に操作される。
操作ハンドル11は、遊技を行う際に操作され、この操作ハンドル11の操作を受けて内部に設けられた打出し用ボリューム54(図3参照)の出力値が変化することによって、発射装置15の打ち出し強さが変化する。なお、操作ハンドル11を操作しない場合には、操作ハンドル11は、発射装置15における遊技球の打ち出しを行わない初期位置に位置する。
図2に示すように、上部扉4を開けると、ガイドレール20等によって囲まれた遊技領域21が露呈される。この遊技領域21には、図示しない障害釘や風車の他に、通過チャッカー22、始動入賞口を備えたスタートチャッカー23、通常入賞口を備えた入賞チャッカー24等の構造物が設けられる。このうち、スタートチャッカー23には、電動チューリップ25と呼ばれる開閉式の可動物が設けられる。この遊技領域21には、アタッカ26と呼ばれる開閉式の可動物が設けられ、このアタッカ26が開放されると、大入賞口が露呈される。なお、遊技球は、上記障害釘や風車に弾かれるか、センター役物27の側壁面等に弾かれて遊技領域21を流下し、上記入賞口のいずれかに入賞するか、アウト口28によって回収される。
通過チャッカー22は、遊技球が通過するための穴(図示せず)が設けられ、この穴を遊技球が通過することを検知する通過球検知センサ45(図3参照)を備えている。通過チャッカー22の穴を通過した遊技球は、回収されず遊技領域21に戻される。通過チャッカー22の穴を遊技球が通過すると、電動チューリップ26を開放させるか否かの抽選が行われる。なお、この抽選に当選すると、電動チューリップ25が所定時間開き、遊技球が始動入賞口へと入賞しやすくなる。
スタートチャッカー23には、入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ46(図3参照)を備え、この検知センサにより遊技球が検知される(始動入賞口に遊技球が入賞する)と、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、始動入賞口に遊技球が入賞すると、乱数の抽出、及び抽出された乱数が当たりとなる乱数であるか否かの判定が行われる。なお、図柄表示装置30の表示画面30aにおいて図柄の変動表示が行われているときに、始動入賞口へと遊技球が入賞すると、乱数の抽出が行われるが、上記判定を保留して、抽出された乱数をRAM40cに一時記憶する。そして、上記表示画面30aにて上記判定結果が報知された後に、一時記憶された乱数が当たりに設定された乱数であるか否かの判定を行う。また、一時記憶された乱数の数が上限となる場合に、始動入賞口へと遊技球が入賞した場合には、乱数の抽出は行われない。
入賞チャッカー24には、入賞した遊技球を検知する通常入賞球検知センサ47(図3参照)が設けられており、この検知センサにより遊技球が検知される(通常入賞口に遊技球が入賞する)と、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。
アタッカ26は、「大当たり」 状態のときに開口し、所定期間開口された場合や、所定個数の遊技球が入賞した場合に閉口する。この動作を例えば所定回数行うと、「大当たり」状態が終了するようになっている。このアタッカ26を開放すると、大入賞口が露呈される。この大入賞口には入賞した遊技球を検知する大入賞球検知センサ48(図3参照)が設けられている。なお、このアタッカ26の開口時には遊技球が入賞し易く、数多くの賞球が払い出されることになる。
上記構造物が配設された遊技領域21の略中央には、センター役物27が設けられ、センター役物27のほぼ中央に図柄表示装置30の表示画面30aが配設される。この表示画面30aには、遊技中の演出が表示される他に、始動入賞口に遊技球が入賞したときに、抽出される乱数を用いた判定に基づく図柄の変動表示や、上記判定に基づく図柄の停止表示が行われる。
図3に示すように、パチンコ機2は、基本動作を制御する主制御部35と、遊技を行った際に行われる演出等の制御を行う副制御部36とから構成され、電源ユニット75(図5参照)によって、それぞれ給電が行われる。なお、電源ユニット75は、図示はしないが、遊技場に配設されたタップに接続される。また、この電源ユニット75は、フイルタを備えており、このフイルタによって、ノイズを取り除かれ、内部に配設された装置の誤動作や、他の遊技機の誤動作を防止する。
主制御部35は、CPU40a及びROM40b及びRAM40cを有する主制御装置40を備えている。CPU40aは、ROM40bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいてパチンコ機の遊技状態を制御する。ROM40bには、遊技制御プログラム及び乱数生成処理プログラム及び乱数テーブルなど、遊技状態を制御するための情報が所定の領域に格納されており、CPU40aによって適宜読み込み処理が行われ、制御情報を生成する。RAM40cはワーキングエリアとなっており、制御情報、遊技履歴、各遊技で利用されるデータなどが一時記憶され、遊技が行われる毎にこれらデータが書き換えられる。
主制御装置40には、通過球検知センサ45、始動入賞球検知センサ46、通常入賞球検知センサ47、大入賞球検知センサ48からの信号が入力される。これらセンサからの信号が入力されると、主制御装置40は払出制御装置50に命令(コマンド)信号を出力する。このコマンド信号に基づいて、払出制御装置50は払出装置51を作動させて、入賞に応じた個数の遊技球を賞球として払い出す。
可動物制御装置52は、例えばスタートチャッカー23に設けられた電動チューリップ25や、アタッカ26を作動制御するために設けられる。例えば主制御装置40から可動物制御装置52にコマンド信号が出力されると、可動物制御装置43は、図示しないソレノイド等を作動させて、電動チューリップ25の開閉動作や、アタッカ26の開閉動作を行う。
発射制御装置53は、操作ハンドル11が操作されたことに応答して、発射装置15を作動させる。打出し用ボリューム54は、操作ハンドル11の操作量によって、その出力値が変化する。この打出し用ボリューム54からの出力を受けて、発射制御回路装置53は発射装置15を作動させ、打出し用ボリューム54の出力値に応じた打ち出し強さとなるように発射装置15を作動制御する。
主制御装置40には、通過球検知センサ45、始動入賞球検知センサ46、通常入賞球検知センサ47、大入賞球検知センサ48からの信号が入力される。これら入力された信号に基づいて、主制御装置40は制御情報を作成し、副制御部36にコマンド信号を出力する。
副制御部36は、図柄制御装置60、音声制御装置61、発光制御装置62等を備えている。図柄制御装置60は、主制御装置40からのコマンド信号を受けて、図柄表示装置30における図柄の変動表示、及び停止表示時の図柄の表示制御を行う。
音声制御装置61は、主制御装置40からのコマンド信号を受けて、本体部材3や前面扉6に設けられたスピーカ等の音声発生装置62における音声の再生等の制御を行う。
発光制御装置(制御装置)63は、主制御装置40からのコマンド信号を受けて、電飾基板(装置)64に制御データに基づいた制御信号を出力する。図4に示すように、電飾基板64は、パチンコ機の配置構成に応じて複数設けられている。以下では、電飾基板を3枚から構成した場合について説明する。電飾基板64a〜64cは、発光制御装置63に対して鎖状に、且つそれぞれが電力線65によって接続されている。なお、符号66はアース線である。
図5に示すように、発光制御装置63はCPU70を備えており、主制御装置40からのコマンド信号を受けるとROM71を参照して、コマンド信号に基づく制御データを読み出す。そして、読み出された制御データに基づいた制御信号をシリアルインターフェイス72を介してPSK変調回路73に出力する。
PSK(Phase Shift Keying)変調回路(変調部)73は、「0」,「1」のデジタル信号をアナログ信号に変換して、変換したアナログ信号を変調する回路である。図6に示すように、デジタル信号が「1,0,1」という信号の場合、まずこのデジタル信号をアナログ信号に変換し、デジタル信号「0」に対応するアナログ信号の位相を180°変調する。これにより、PSK変調回路によって、デジタル信号が、変調されたアナログ信号として出力される。
パルストランス74は、PSK変調回路73で変調された制御信号を電源ユニット75から供給される電流に重畳させるために設けられる。また、パルストランス74は、電源ユニット(電源装置)75から供給される電力をパルストランス74からPSK変調回路73へ逆流することを防止する。なお、符号76はフイルタであり、制御信号が電源ユニット75に向けて伝送されることを防止する。
電飾基板64は、上述したように、電力線65によってそれぞれ鎖状に接続され、発光制御装置63からの給電が電力線によって行われる。なお、電飾基板64の構成が同一であるため、以下では、電飾基板64aについてのみ説明する。発光制御装置63から電飾基板64aへ給電された電流は、パルストランス80と、DC−DCコンバータ81に入力される他に、電飾基板64bに向けて出力される。パルストランス80は、供給される電流から制御信号を抜き出すために設けられる。
DC−DCコンバータ81は、電圧値を変換するために設けられる。例えば電源ユニット75から給電される電圧値がDC12Vの場合には、このDC−DCコンバータ81によってDC5Vに変換される。また、このDC−DCコンバータ81は、図示はしないがフイルタを備えており、制御信号を取り除く。
PSK復調回路(復調部)82は、PSK変調回路73によってアナログ信号に変換された制御信号をデジタル信号に復調させる回路である。LEDドライバ83は、入力された制御信号からID値の読み取りを行う。そして、読みとったID値が、そのドライバに割り当てられたID値と一致する場合に、制御信号に基づいたLED84の発光制御を行う。
次に、このように構成されたパチンコ機の作用について説明する。遊技場に設置されたパチンコ機2の主電源をオンすると、電源ユニット75から各制御回路装置等に給電が行われる。これを受けて、主制御装置40は、起動プログラムを読み出し実行する。例えば、発光制御装置63にコマンド信号が出力された場合、発光制御装置63のCPU70は、コマンド信号に応じた制御データを読み出す。読み出された制御データは、制御信号としてシリアルインターフェイス72を介してPSK変調回路73に出力される。
PSK変調回路73では、デジタル信号からなる制御信号をアナログ信号に変換した後に、デジタル信号の「0」に当たる位相を180°変調させる。これにより、変調されたアナログ信号からなる制御信号がパルストランス74を介して電飾基板64aへと出力される。なお、パルストランス74から出力される制御信号は、電源ユニット75から供給される電流に重畳された状態で電飾基板64aへと出力される。なお、パルストランス74から出力された制御信号が電源ユニット75に向けて流れた場合には、フイルタ76によって取り除かれるので、パチンコ機2の外部に漏洩することがなくなる。さらに、電源ユニット75にフイルタが内蔵されているので、このフイルタによって、遊技場に配設される他のパチンコ機への影響(誤動作)を防ぐことができる。
発光制御装置63から電飾基板64aに給電が行われると、パルストランス80とDC−DCコンバータ81に出力される。また、電飾基板64bに給電が行われる。パルストランス80は、供給された電流から制御信号を抜き出して、PSK復調回路82に出力する。一方、DC−DCコンバータ81に出力された電流は、フイルタによって制御信号が取り除かれた後に、その電圧値が変換され(DC12VからDC5V)、PSK復調回路82、LEDドライバ83、LED84に給電される。
PSK復調回路82は、変調されたアナログ信号からなる制御信号を、デジタル信号に変換し、LEDドライバ83に出力する。これにより、LEDドライバ83は、入力された制御信号に基づいたLED84の発光制御を行う。なお、LEDドライバ83には、予めID値が割り振られており、制御信号のID値と、LEDドライバ83のID値が一致した場合に、制御信号に基づいたLED84の発光制御が行われる。同様にして、電飾基板64b、64cにそれぞれ給電が行われ、LED84の発光制御が行われる。これにより、電力線65を用いて、制御信号の送信が行えるので、パチンコ機2に配設されるハーネス等の本数を減らすことができ、遊技者が不正な行為を行えないようにすることができる。また、パチンコ機2の製造における作業性を向上させることができる。
本実施形態では、発光制御装置の例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、音声制御装置に本実施形態を用いることも可能である。
本実施形態では、電力線を用いて電飾基板を鎖状に接続したが、これに限定する必要はなく、図8に示すように、例えば中継基板(中継装置)86を用いて、この中継基板86に、電力線88を用いて電飾基板87a〜87cを並列に接続することも可能である。なお、符号89は発光制御装置、符号90はアース線である。なお、中継基板86を用いている点以外は、図4に示す実施形態と同様であるので、ここでの詳細は省略する。
本実施形態では、制御信号を変調及び復調して使用したが、この他に、制御信号を暗号化した状態で変調し、各電飾基板にて復調した後で、暗号化された制御信号を復号することも可能である。この場合、例えば制御信号が8ビットの「0000 0001」という信号の場合、発光制御装置にてコマンド信号をずらすか決定し、ずらすコマ数と、「0000 0100」という信号とを出力する。そして、これら信号を変調して、各電飾基板に出力する。電飾基板では、信号を復調処理した後に復号処理を行うことにより、制御信号を取り出す。これに基づいて、LEDドライバはLEDの発光制御を行う。これにより、不正な行為を防止することができる。
本実施形態では、発光制御装置にフイルタを設けたが、これに限定する必要はなく、電源ユニットの内部に設けることも可能である。
本発明のパチンコ機を示す斜視図である。 パチンコ機の前面扉を開けた状態の外観を示す斜視図である。 パチンコ機の電気的構成を示す機能ブロック図である。 発光制御装置と、電飾基板との接続方法を示すブロック図である。 発光制御装置の電気的構成を示す機能ブロック図である。 制御信号がPSK変調回路によって変調される一例を示すグラフである。 電飾基板の電気的構成を示す機能ブロック図である。 他の接続方法を示すブロック図である。
符号の説明
2 パチンコ機
63 発光制御装置
64(64a〜64c) 電飾基板
65 電力線
73 PSK変調回路
75 電源ユニット
76 フイルタ
82 PSK復調回路
86 中継基板

Claims (3)

  1. 遊技の際に作動される複数の装置と、前記複数の装置をそれぞれ作動制御する制御装置と、前記複数の装置及び制御装置に電力を供給する電源装置を備えた遊技機であって、
    前記制御装置と前記複数の装置とを、前記電源装置から供給される電力を伝送する電力線を用いて鎖状に接続し、
    前記制御装置は、前記電力線を用いて複数の装置のそれぞれに制御信号を伝送することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技の際に作動される複数の装置と、前記複数の装置をそれぞれ作動制御する制御装置と、前記複数の装置及び制御装置に電力を供給する電源装置を備えた遊技機であって、
    前記複数の装置と制御装置との間に中継装置を設け、この中継装置と、前記制御装置及び複数の装置のそれぞれとを、前記電源装置から供給される電力を伝送する電力線を用いて接続し、
    前記制御装置は、制御信号を前記電力線を介して前記中継装置に伝送し、前記中継装置は、前記制御信号を電力線を介して前記複数の装置のそれぞれに伝送することを特徴とする遊技機。
  3. 前記制御装置は、前記伝送する制御信号を変調する変調部を備え、前記複数の装置は、前記変調部で変調された制御信号を復調する復調部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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