JP5242442B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
(1)普通入賞装置
(2)スタートチャッカー(始動入賞装置)
(3)アタッカー(大入賞装置)
(4)スルーチャッカー(入賞チャッカー)
アタッカー(大入賞装置)は特別入賞装置とも呼ばれる。
前記コマンドは、複数のビットからなる先行コマンドと、前記先行コマンドに引き続く後続コマンドとを含むものであり、
前記制御部は、少なくとも前記先行コマンドを生成して前記副制御部へ送信するコマンド生成部を含み、
前記副制御部は、前記先行コマンドの受信に基づき計数を行うコマンドカウンタと、少なくとも前記先行コマンドを受信するコマンド受信部とを含み、
前記コマンド生成部は、
前記先行コマンドの予め定められた第1ビットをセットする第1送信ステップと、
前記先行コマンドの予め定められた第2ビットをセットする第2送信ステップと、
前記第1送信ステップ及び第2送信ステップにより生成された前記先行コマンドを送信する第3送信ステップと、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから予め定められたビット数だけ離れたビットを設定する第4送信ステップと、
前記第1送信ステップ乃至前記第4送信ステップを繰り返すステップと、を実行し、
前記コマンド受信部は、
受信した前記先行コマンドの前記第1ビットがセットされているかどうかを調べる第1受信ステップと、
前記コマンドカウンタの計数値に基づき前記第2ビットの位置を設定する第2受信ステップと、
前記第2受信ステップで設定された前記第2ビットがセットされているかどうかを調べる第3受信ステップと、
前記第1受信ステップで前記第1ビットがセットされていると判定され、かつ、前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていると判定されたとき、前記後続コマンドを受け入れて前記副制御部に予め定められた処理を実行させる第4受信ステップと、
少なくとも前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていなかったと判定されたとき、エラー処理を行う第5受信ステップと、を実行するものである。
前記第2送信ステップで、最初に前記第2ビットをセットするとき、最下位ビットを前記第2ビットとして設定して当該ビットをセットし、
前記第4送信ステップで、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最上位ビット側へ移動したビットを設定する第41送信ステップと、
前記第2ビットとして最上位ビットがセットされるまでの間、前記第41送信ステップを繰り返す第42送信ステップと、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最下位ビット側へ移動したビットを設定する第43送信ステップと、
前記第2ビットとして最下位ビットがセットされるまでの間、前記第43送信ステップを繰り返す第44送信ステップと、
今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最下位ビットであるとき、次に前記第41送信ステップを実行する第45送信ステップと、
今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最上位ビットであるとき、次に前記第43送信ステップを実行する第46送信ステップと、を実行し、
前記コマンドカウンタは、前記コマンドを受信したとき、下記第1コマンドカウンタステップ乃至第4コマンドカウンタステップいずれかの動作を行う、ようにしてもよい。
前回の動作が所定値の加算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた上限値に達していないとき、前記計数値に所定値を加算する第1コマンドカウンタステップ、
前記計数値が予め定められた上限値に達していたとき、前記計数値から所定値を減算する第2コマンドカウンタステップ、
前回の動作が所定値の減算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた下限値に達していないとき、前記計数値に所定値から減算する第3コマンドカウンタステップ、
前記計数値が予め定められた下限値に達していたとき、前記計数値に所定値を加算する第4コマンドカウンタステップ
前記コマンドカウンタは、受信したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第1コマンドカウンタステップで加算を減算に変更するとともに、前記第3コマンドカウンタステップで減算を加算に変更する、ようにしてもよい。
弾球遊技機の構造概略について図1及び図2を参照して説明を加える。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
46は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
以下の説明で、コマンドごとに位置が変化してセットされるビットを「流動化された1ビット」あるいは「第2ビット」、変化しないビット(図6の例では最上位ビット)を「第1ビット」と呼ぶことがある。
前述したが、「第2ビット」は、コマンドごとに位置が変化してセットされるビットであり、「第1ビット」は、変化しないビットである。
図7の例では、流動化を行う際の左シフトと右シフトの切替は、流動化ビットが最上位ビット又は最下位ビットに到達したときにのみ行われた。
40b 副制御部
100 コマンド生成部
110 コマンド受信部
111 コマンドカウンタ
112 エラー処理部
Claims (3)
- 遊技に係る制御処理を実行する制御部と、前記制御部からコマンドを受けて当該コマンドに基づき演出などの所定の処理を行う副制御部とを備える遊技機において、
前記コマンドは、複数のビットからなる先行コマンドと、前記先行コマンドに引き続く後続コマンドとを含むものであり、
前記制御部は、少なくとも前記先行コマンドを生成して前記副制御部へ送信するコマンド生成部を含み、
前記副制御部は、前記先行コマンドの受信に基づき計数を行うコマンドカウンタと、少なくとも前記先行コマンドを受信するコマンド受信部とを含み、
前記コマンド生成部は、
前記先行コマンドの予め定められた第1ビットをセットする第1送信ステップと、
前記先行コマンドの予め定められた第2ビットをセットする第2送信ステップと、
前記第1送信ステップ及び第2送信ステップにより生成された前記先行コマンドを送信する第3送信ステップと、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから予め定められたビット数だけ離れたビットを設定する第4送信ステップと、
前記第1送信ステップ乃至前記第4送信ステップを繰り返すステップと、を実行し、
前記コマンド受信部は、
受信した前記先行コマンドの前記第1ビットがセットされているかどうかを調べる第1受信ステップと、
前記コマンドカウンタの計数値に基づき前記第2ビットの位置を設定する第2受信ステップと、
前記第2受信ステップで設定された前記第2ビットがセットされているかどうかを調べる第3受信ステップと、
前記第1受信ステップで前記第1ビットがセットされていると判定され、かつ、前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていると判定されたとき、前記後続コマンドを受け入れて前記副制御部に予め定められた処理を実行させる第4受信ステップと、
少なくとも前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていなかったと判定されたとき、エラー処理を行う第5受信ステップと、を実行することを特徴とする遊技機。 - 前記コマンド生成部は、
前記第2送信ステップで、最初に前記第2ビットをセットするとき、最下位ビットを前記第2ビットとして設定して当該ビットをセットし、
前記第4送信ステップで、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最上位ビット側へ移動したビットを設定する第41送信ステップと、
前記第2ビットとして最上位ビットがセットされるまでの間、前記第41送信ステップを繰り返す第42送信ステップと、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最下位ビット側へ移動したビットを設定する第43送信ステップと、
前記第2ビットとして最下位ビットがセットされるまでの間、前記第43送信ステップを繰り返す第44送信ステップと、
今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最下位ビットであるとき、次に前記第41送信ステップを実行する第45送信ステップと、
今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最上位ビットであるとき、次に前記第43送信ステップを実行する第46送信ステップと、を実行し、
前記コマンドカウンタは、前記コマンドを受信したとき、下記第1コマンドカウンタステップ乃至第4コマンドカウンタステップいずれかの動作を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
前回の動作が所定値の加算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた上限値に達していないとき、前記計数値に所定値を加算する第1コマンドカウンタステップ、
前記計数値が予め定められた上限値に達していたとき、前記計数値から所定値を減算する第2コマンドカウンタステップ、
前回の動作が所定値の減算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた下限値に達していないとき、前記計数値に所定値から減算する第3コマンドカウンタステップ、
前記計数値が予め定められた下限値に達していたとき、前記計数値に所定値を加算する第4コマンドカウンタステップ - 前記コマンド生成部は、今回生成したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第41送信ステップと前記第43送信ステップにおいて移動方向を反転させ、
前記コマンドカウンタは、受信したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第1コマンドカウンタステップで加算を減算に変更するとともに、前記第3コマンドカウンタステップで減算を加算に変更することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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