JP5242442B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)などの遊技機に関し、特に遊技機の内部に不正に基板を設けて行う不正行為を防止する技術に関する。
遊技機設置営業店(ホール)などに設置されている弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)は、遊技球(遊技媒体とも呼ぶ)を用いて遊技を行うものである。借り受けた遊技球を弾球遊技機の遊技盤に設けられている盤面へ打ち出し、当該遊技球が予め定められた入賞口に入るごとに所定数の遊技球を払い出すようになっている。払い出される遊技球は賞球と呼ばれる。
弾球遊技機の盤面に設けられている入賞口には次のようなものがある。
(1)普通入賞装置
(2)スタートチャッカー(始動入賞装置)
(3)アタッカー(大入賞装置)
(4)スルーチャッカー(入賞チャッカー)
スタートチャッカー(始動入賞装置)は特定入賞装置とも呼ばれる。遊球球がスタートチャッカー(始動入賞装置)に受け入れられて入賞状態になったとき、賞球を払い出すとともに電子的な抽選を行い、当選の場合に通常状態から遊技者にとって有利な遊技状態となるよう、アタッカー(大入賞装置)を開放状態にするものである。
アタッカー(大入賞装置)は特別入賞装置とも呼ばれる。
スルーチャッカー(入賞チャッカー)は直接賞球を払い出すものではないが、本明細書において入賞口に含める。遊技球がスルーチャッカー(入賞チャッカー)を通過したことが検知されたとき、電子的な抽選を行い、当選したときは遊技者にとって有利な遊技状態となるよう、スタートチャッカー(始動入賞装置)を所定時間開放し、遊技球がスタートチャッカー(始動入賞装置)に入りやすくする。スルーチャッカー(入賞チャッカー)に受け入れられた遊技球はそのまま盤面を移動し、他の入賞口又は排出口(アウト口)に受け入れられる。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機は、パチンコ球等の遊技媒体に一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得した遊技媒体を種々の景品に交換することができる。遊技機には、その筐体内部に、遊技媒体の供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置(制御部と副制御部)を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、所定の識別情報(図柄)を変動表示し得る液晶画像表示装置等の図柄可変表示装置を内蔵し、所定条件を満たしたときに識別情報を変動させた後に停止表示させるように図柄可変表示装置を作動させるものが主流となっている。このような制御は、主に遊技処理を実行する制御部から、主に演出処理を実行する副制御部へ予め定められたコマンドを送信することで実現されている。
特開2000−300776号公報 特開2000−126429号公報 特開平11−346158号公報 特開平11−114166号公報
ところで、遊技機に対する不正行為が大きな問題になっている。不正行為にはさまざまなものがある。ROMを交換したり、制御部そのものを交換することのほか、制御部と副制御部の間に不正に基板(ぶら下がり基板)を設け、制御部から副制御部へ送られるコマンドを改変して遊技者に有利な演出を行わせるという不正行為(ぶら下がりゴト)が存在する。当該不正行為では、副制御部による画面表示やランプの点灯などは正常に行わせているので、一見して不正行為とはわからない。したがって、このような不正行為の摘発は困難である。
本発明は、上記不正行為を防止するためになされたもので、ぶら下がり基板によるコマンドの改変を検知することで上記不正行為を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、遊技に係る制御処理を実行する制御部と、前記制御部からコマンドを受けて当該コマンドに基づき演出などの所定の処理を行う副制御部とを備える遊技機において、
前記コマンドは、複数のビットからなる先行コマンドと、前記先行コマンドに引き続く後続コマンドとを含むものであり、
前記制御部は、少なくとも前記先行コマンドを生成して前記副制御部へ送信するコマンド生成部を含み、
前記副制御部は、前記先行コマンドの受信に基づき計数を行うコマンドカウンタと、少なくとも前記先行コマンドを受信するコマンド受信部とを含み、
前記コマンド生成部は、
前記先行コマンドの予め定められた第1ビットをセットする第1送信ステップと、
前記先行コマンドの予め定められた第2ビットをセットする第2送信ステップと、
前記第1送信ステップ及び第2送信ステップにより生成された前記先行コマンドを送信する第3送信ステップと、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから予め定められたビット数だけ離れたビットを設定する第4送信ステップと、
前記第1送信ステップ乃至前記第4送信ステップを繰り返すステップと、を実行し、
前記コマンド受信部は、
受信した前記先行コマンドの前記第1ビットがセットされているかどうかを調べる第1受信ステップと、
前記コマンドカウンタの計数値に基づき前記第2ビットの位置を設定する第2受信ステップと、
前記第2受信ステップで設定された前記第2ビットがセットされているかどうかを調べる第3受信ステップと、
前記第1受信ステップで前記第1ビットがセットされていると判定され、かつ、前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていると判定されたとき、前記後続コマンドを受け入れて前記副制御部に予め定められた処理を実行させる第4受信ステップと、
少なくとも前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていなかったと判定されたとき、エラー処理を行う第5受信ステップと、を実行するものである。
前記コマンド生成部は、
前記第2送信ステップで、最初に前記第2ビットをセットするとき、最下位ビットを前記第2ビットとして設定して当該ビットをセットし、
前記第4送信ステップで、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最上位ビット側へ移動したビットを設定する第41送信ステップと、
前記第2ビットとして最上位ビットがセットされるまでの間、前記第41送信ステップを繰り返す第42送信ステップと、
次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最下位ビット側へ移動したビットを設定する第43送信ステップと、
前記第2ビットとして最下位ビットがセットされるまでの間、前記第43送信ステップを繰り返す第44送信ステップと、
今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最下位ビットであるとき、次に前記第41送信ステップを実行する第45送信ステップと、
今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最上位ビットであるとき、次に前記第43送信ステップを実行する第46送信ステップと、を実行し、
前記コマンドカウンタは、前記コマンドを受信したとき、下記第1コマンドカウンタステップ乃至第4コマンドカウンタステップいずれかの動作を行う、ようにしてもよい。
前回の動作が所定値の加算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた上限値に達していないとき、前記計数値に所定値を加算する第1コマンドカウンタステップ、
前記計数値が予め定められた上限値に達していたとき、前記計数値から所定値を減算する第2コマンドカウンタステップ、
前回の動作が所定値の減算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた下限値に達していないとき、前記計数値に所定値から減算する第3コマンドカウンタステップ、
前記計数値が予め定められた下限値に達していたとき、前記計数値に所定値を加算する第4コマンドカウンタステップ
前記コマンド生成部は、今回生成したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第41送信ステップと前記第43送信ステップにおいて移動方向を反転させ、
前記コマンドカウンタは、受信したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第1コマンドカウンタステップで加算を減算に変更するとともに、前記第3コマンドカウンタステップで減算を加算に変更する、ようにしてもよい。
この発明によれば、メイン基板は先行コマンドを生成する際に所定の第2ビットをセットするとともに、そのセット位置をコマンド送信ごとに変化させる(流動化させる)ことで、流動化されたビットに基づき先行コマンドが正規のものであるかどうか判定することができる。したがって、ぶら下がり基板からの不正なコマンドを正常なコマンドと区別することができて、不正行為を検知することができる。不正行為を検知した後にエラー処理を行い、遊技機の遊技を不能にするなどの措置をとることで不正行為を失敗に終わらせることができる。
遊技機の表面構造を示す斜視図である。 遊技機の裏面構造を示す斜視図である。 遊技者から見た盤面の様子を示す図(正面図)である。 発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。 発明の実施の形態に係るコマンドの説明図である。 発明の実施の形態に係る先行コマンドの説明図である。 発明の実施の形態に係る先行コマンドの説明図(時系列の変化を示す図)である。 発明の実施の形態に係る先行コマンドの説明図(副制御部のステータス変化及びコマンドカウンタの変化を示す図)である。 発明の実施の形態に係るコマンドの生成・送信処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る先行コマンドの生成処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係るコマンドの受信処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る先行コマンドのチェック処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る先行コマンドの他の生成処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る先行コマンドの他のチェック処理フローチャートである。
発明の実施の形態1.
弾球遊技機の構造概略について図1及び図2を参照して説明を加える。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
球受皿付き扉53は、遊技機前面において本体部材51の下部に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、遊技球を貯留する球受皿を少なくとも備えた扉部材である。なお、本実施形態における球受皿付き扉には、以下の部材が取り付けられている。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
次に、図2を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の内部的構成を説明する。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3は遊技機の遊技盤の正面図である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
前述した盤面11の遊技領域は、誘導レール12(遊技球を滑走させる滑走部と遊技球を規制する規制部を含む)により略円形状となるように区画形成され、打出された遊技球の移動範囲を規制する領域である。前記滑走部に規制部が続くように設けられている。前記滑走部は全体として螺旋をなして盤面11に配設されている。
前記排出口(アウト口)13は、遊技領域に投入された遊技球が集束する位置に設けられた回収開口部である。
障害物14としての遊技釘は、遊技球と接触させることにより移動方向を不規則にし、又は移動方向を規制するために、盤面11の適宜な位置に打込まれる複数の棒状部材である。
30aは、遊技領域の中央やや上側に設けられ、演出用表示ランプやLCD(液晶表示装置)などの可変表示部をひとつ又は複数有する可変表示装置(センター役物)である。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー30dの始動入賞装置は特定入賞装置と、アタッカー30eの大入賞装置は特別入賞装置とも呼ばれる。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
図4は本発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
入賞判定部40aは、抽選用の乱数を発生する乱数発生部40a−1を含む。乱数発生部40a−1は、各種抽選用に複数の乱数を発生している。それらの発生方法は、具体的には、メモリの所定の領域(番地)のデータを乱数値と定義しておき、当該データを所定の時間間隔で+1するというカウント動作である。乱数値が増加して最大値MAXに達すると最小値MIN(例えば0000)に戻る。そして、再び同じことが繰り返される。この処理を乱数の更新処理とも呼ぶ。なお、メモリクリアスイッチMCLRをオンにした状態で電源をオンにしたときはメモリクリアされるので、その際は、乱数発生部40a−1の乱数値は初期値(例えば0000)に戻る。
41は可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプを点灯させたり、LCD(液晶表示装置)に演出に係る画像を表示させる表示制御部である。表示制御部41は、制御部40に設けられた入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、始動入賞装置30dヘの遊技球の入賞等)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、その識別表示情報(可変表示装置(センター役物)30aのLCDに演出表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置でもある。さらに、表示制御部41は、入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、予め定められた通過口ヘの遊技球の通過)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、識別点灯情報(可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプに点灯表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置である。
可変表示装置(センター役物)30aのLCDは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。スタートチャッカー(始動入賞装置)30dを遊技球が通過したことが検出されると、表示される図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のスタートチャッカー(始動入賞装置)30dの通過時点において抽選された抽選用乱数値により決定される停止図柄をLCDに表示して停止するようになっている。アタッカー30eは、前方に開放可能な開閉板を備える。LCDの変動停止後の図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、アタッカー30eの開閉板が予め定めた回数だけ開放されるようになっている。アタッカー30eの開閉板が開放された後、所定時間が経過し、又は所定数の遊技球が入賞すると開閉板が閉じる。
42は、入賞判定部40aの信号を受けて入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた遊技球払出装置43を制御する払出制御部である。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
40bは、制御部40にて生成した処理情報を得ることにより、光の点滅・音響の発生などの演出を含む所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
44は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたランプ・電飾52aなどを点灯制御するためのランプ制御部である。
46は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
30は、制御部40からの信号を中継して図示しないホールコンピュータへ送る集中端子板である。
遊技領域に設けられた入賞装置30b〜30dには、それぞれ内部に球通過検出器(例えばスイッチ)20b〜20dが設けられ、遊技球の通過を検出できるようになっている。いずれかの入賞装置30b〜30dの位置を通過すると、これを球通過検出器20b〜20dが検出し、これを受けて入賞判定部40aが所定の抽選・判定処理を行う。例えば、球通過検出器20bがスルーチャッカー(入賞チャッカー)30bを通過した遊技球を検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを所定時間開放する。すなわち、スタートチャッカー(始動入賞装置)30dの左右両側に互いに対向して設けられた一対の可動片を、それぞれ外側へ開放させる。併せて当選の旨を可変表示装置(センター役物)30aに表示する。そして、遊技球がスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを通過したことを検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはアタッカー30eの大入賞装置を開放する。
制御部40は、副制御部40bへ所定のコマンドを生成して送信するコマンド生成部100を含む。なお、コマンド生成部100は、制御部40とは別に設けられていてもよい。
副制御部40bは、制御部40からのコマンドを受けるコマンド受信部110、コマンド受信に基づき計数を行うコマンドカウンタ111及びコマンド受信部110でイレギュラーな先行コマンドを受信したときにエラー処理を行うエラー処理部112を含む。なお、コマンド受信部110、コマンドカウンタ111は、副制御部40bとは別に設けられていてもよい。
図5は、制御部40のコマンド生成部100で生成するコマンドの説明図である。コマンドは8ビットのデータからなる(言うまでもなく8ビットは例示であって、16ビットなどでもよい)。同図に示すように、コマンドは、先行コマンドとこれに引き続く後続コマンドからなる。先行コマンドは、その最上位ビット(MSB)が1であり、後続コマンドでは0である。これらは固定的であり、変化(流動)しない。コマンドを受信するコマンド受信部110は、コマンドの最上位ビットに基づき先行コマンドと後続コマンドを区別することができる。なお、最上位ビットの1と0を逆にすることもできる。このことを踏まえて、先行コマンドでは最上位ビットを「セット」するものと定義しておき、当該ビットを正論理では1にすることを、負論理では0にすることを「最上位ビットをセットする」ということにする。
本発明の実施の形態は先行コマンドに関するものであるので、以下において、もっぱら先行コマンドについて説明を加える。
図6は、8ビットのコマンドにおいて、先行コマンドとなり得る全てのビットパターンを示す。すなわち、先行コマンドは、最上位ビットのみが1であるパターン(=80H)と、最上位ビットと他の1ビットのみが1であるパターン(=81H〜C0H)の合計8種類がある。残りの6ビットは全て0である(セットされていない)。図6及び以下の説明から理解できるように、最上位ビット以外の1ビットが常に変化する、言い換えれば1ビットが流動化することにより、コマンドの解析が困難になり、このため、不正な基板(ぶら下がり基板)を設けて不正なコマンドを送っても、これが副制御部40bに受け入れられる可能性が低くなる。
以下の説明で、コマンドごとに位置が変化してセットされるビットを「流動化された1ビット」あるいは「第2ビット」、変化しないビット(図6の例では最上位ビット)を「第1ビット」と呼ぶことがある。
図7は、先行コマンドの最上位ビット以外の1ビットの変化を示す図である。同図は、時系列に従って上から下へ先行コマンドを並べている。左端の左シフト、右シフトは上記1ビットが動く方向を示している。右端はコマンドの内容とともにそのときの先行コマンドの値を16進数で記している。
副制御部40bでステータス管理(図示せず)を行っているので、次に来るべきコマンドを把握することができる。図7のような先行コマンドを受けて、副制御部40bで受けたコマンドがどのようなものであるか把握することができる(図7の右欄参照)。そのため、図7において、先行コマンドとコマンドの内容が一対一で対応していない。例えば、80Hは、電源オン時のコマンドと変動終了時のコマンドに対応している。他方、始動口入賞時の先行コマンドは、81H、90H、C0Hの3種類となっている。
同図からわかるように、電源オン時の初期状態において、最上位ビットのみ1である。それ以降においては、最上位ビット以外に1であるビットがひとつ存在し、それが順番に最下位ビットから最上位ビットに向かって移動する(左シフト)。当該ビットが最上位ビットに重なると、それ以降は、当該ビットが順番に最上位ビットから最下位ビットに向かって移動する(右シフト)。以下、上記手順が繰り返される。
以上の手順において、制御部40と副制御部40bのいずれもが、流動化された1ビットがどの位置にあるかを把握できる。したがって、制御部40は先行コマンドを生成する際に規定の位置に流動化された1ビットをセットすることができるとともに、副制御部40bは規定の位置に当該流動化された1ビットがセットされているかを判定することができる。これに対し、稼動中の遊技に不正な基板(ぶら下がり基板)を取り付けると、流動化された1ビットを正しくセットすることができない。仮に、先行コマンドを傍受することでそのときの流動化された1ビットの位置を知ることができるが、その移動方向は知ることができない。したがって、流動化された1ビットを、コマンドが正規のものであるかどうかの判定に使用することができる。
図8を参照して、制御部40から副制御部40bへのコマンド送信の様子、及び、コマンドカウンタ111の計数値の変化について説明する。上から下へ時系列に従うことは図7と同じである。説明の便宜上、符号t1、・・・を付しているが、これらは時刻を示す。すなわち、時間は、t1、・・・の順番で経過していくとする。
時刻t1において、制御部40から副制御部40bへ電源オン時のコマンドが送信される。このときの先行コマンドは、前述したように最上位ビットのみが1である(80H)。これを受けて、副制御部40bのステータスは初期状態(MODE_INT)になる。そして、所定の初期設定処理を終了すると遊技状態(MODE_PLAY)になる。電源オン時のコマンドによってコマンドカウンタ111はリセットされ、その計数値は0(ゼロ)になる。
次に送信されるコマンドは始動入賞時のコマンドである。時刻t2において当該コマンドが送信される。これを受けて、副制御部40bのステータスは停止状態(MODE_STOP)になる。始動入賞時のコマンドを受けることで、コマンドカウンタ111はインクリメント(+1)され、その計数値は1になる。
続いて、はずれ変動時のコマンドと、その他の必要なコマンドが送信される。これらのコマンドの先行コマンドは、図7の規則に従い、それぞれ81H、82Hとなる。コマンドカウンタ111は、インクリメントが2回繰り返され、その計数値は3になる。
時刻t3において、変動終了時のコマンドが送信される。その先行コマンドは88Hである。これを受けて、副制御部40bのステータスは遊技状態(MODE_PLAY)に戻る。コマンドカウンタ111は、インクリメントされ、その計数値は4になる。
時刻t4とt6において始動入賞時のコマンドが送信され、同様の手順が繰り返される。時刻t5とt7において変動終了時のコマンドが送信され、同様の手順が繰り返される。それらの先行コマンドは、図7の規則に従い変化する。コマンドカウンタ111は、それぞれのコマンドについてインクリメントされ、時刻t5において最大値8に到達し、ここでシフト方向が変わる。以下、コマンドカウンタ111は、7,6、・・・と減少していき、時刻t7におけるその計数値は4になる。
時刻t8において、大当たりに当選したので大当たり開始コマンドが送信される。その先行コマンドは84Hである。これを受けて、副制御部40bのステータスはボーナス状態(MODE_BONUS)になる。コマンドカウンタ111は、デクリメント(−1)され、その計数値は3になる。
時刻t9において、ラウンドが開始するのでラウンド開始コマンドが送信される。その先行コマンドは82Hである。これを受けて、副制御部40bのステータスはラウンド状態(MODE_ROUND)になる。コマンドカウンタ111は、デクリメントされ、その計数値は2になる。
コマンドカウンタ111の計数値は、コマンドを受けてカウント動作を行った状態において、当該コマンドの先行コマンドの流動化された1ビットの位置を示している(最下位ビットの位置を1、最上位ビットの位置を8として)。当該計数値に基づき流動化された1ビットの位置を特定し、先行コマンドをチェックすればよい。図8の例では、コマンドカウンタ111の計数値は、今回の先行コマンドの流動化された1ビットの位置を直接示している。
もし、コマンドを受ける前の計数値(すなわち、前回コマンド受信時の計数値)に基づき流動化された1ビットを特定する場合は、当該前の計数値を+1(左シフトの場合)するか、又は−1(右シフトの場合)すればよい。
図9の発明の実施の形態に係るコマンドの生成・送信処理フローチャートを参照して、制御部40のコマンド生成及び送信処理の概要を説明する。
S1:制御部40の図示しないCPU(あるいはプログラム)から所定のコマンドを送信するように命令を受ける。
S2:上記命令を受けると、図7に示す規則に従って先行コマンドを生成する。
S3:上記命令に対応する後続コマンドを生成する。後続コマンドは公知のものと同じであるので、その説明は省略する。
S4:S2とS3で生成した先行コマンドと後続コマンドを送信する。
図10の発明の実施の形態に係る先行コマンドの生成処理フローチャートを参照して、先行コマンド生成の具体的な手順を説明する。この手順は、図7に示す規則にしたがって先行コマンドを生成するものである。
前述したが、「第2ビット」は、コマンドごとに位置が変化してセットされるビットであり、「第1ビット」は、変化しないビットである。
S11:先行コマンドの予め定められた第1ビットをセットする。
S12:先行コマンドの予め定められた第2ビットをセットする。最初(電源オン直後)に第2ビットをセットするとき、最上位ビットを第2ビットとして設定して当該ビットをセットする(図7、図8のt1参照)。
S13:次回生成する先行コマンドの第2ビットとして、今回生成した先行コマンドの第2ビットから予め定められたビット数だけ離れたビットを次回生成する先行コマンドの第2ビットとして設定する(第4送信ステップ)。
図9に示すように、上記S1〜S4及びS11〜S13は、コマンド送信ごとに繰り返される。
S13の処理は、具体的には次のような処理を含む。
・次回生成する先行コマンドの第2ビットとして、今回生成した先行コマンドの第2ビットから所定ビットだけ最上位ビット側へ移動したビットを次回生成する先行コマンドの第2ビットとして設定する(第41送信ステップ、図7、図8のt2〜t5参照)。
・第2ビットとして最上位ビットがセットされるまでの間、前記第41送信ステップを繰り返す(第42ステップ、図7、図8のt2〜t5参照)。
・次回生成する先行コマンドの第2ビットとして、今回生成した先行コマンドの第2ビットから所定ビットだけ最下位ビット側へ移動したビットを次回生成する先行コマンドの第2ビットとして設定する(第43送信ステップ、図7、図8のt5〜t9参照)。
・第2ビットとして最下位ビットがセットされるまでの間、第43送信ステップを繰り返す(第44送信ステップ、図7、図8のt5〜t9参照)。
・今回生成した先行コマンドの第2ビットが最下位ビットであるとき、第41送信ステップを実行する(第45送信ステップ、図7、図8のt2参照)。
・今回生成した先行コマンドの第2ビットが最上位ビットであるとき、第43送信ステップを実行する(第46送信ステップ、図7、図8のt6参照)。
図11の発明の実施の形態に係るコマンドの受信処理フローチャートを参照して、副制御部40bの受信処理の概要を説明する。
S21:コマンドを受信する。
S22:受信したコマンドの先頭に位置する先行コマンドをチェックする。具体的には、第1ビットと第2ビットの両方をチェックする。
S23:第1ビットがセットされ、かつ、第2ビットがセットされているかどうかチェックする。セットとは、正論理で1、負論理で0であることである。
第1ビットがセットされていなければ、後続コマンドの可能性があり、何らかの原因で先頭コマンドが失われた可能性がある。第2ビットがセットされていなければ、図7の規則に従っていないから、不正な基板(ぶら下がり基板)からのコマンドである可能性がある。前者であれば基板の故障の可能性があり、後者であれば不正行為の可能性がある。いずれにしても、エラー処理を行うことが好ましい。したがって、S23でNOであれば、S26のエラー処理を実行する。好ましくは、少なくとも第2ビットがセットされていなかったと判定されたとき、エラー処理を行う。
S24:先行コマンドのチェック結果がOKであれば(S23でYES)、それの後続コマンドを受け入れる。すなわち、第1ビットがセットされていると判定され、かつ、第2ビットがセットされていると判定されたとき、後続コマンドを受け入れて副制御部40bに予め定められた処理を実行させる。
S25:受け入れた後続コマンドを副制御部40bのCPU(プログラム)へ送り、当該コマンドを実行させる。
図12の発明の実施の形態に係る先行コマンドのチェック処理フローチャートを参照して、先行コマンドのチェックの具体的な手順を説明する。この手順は、図7に示す規則にしたがって先行コマンドをチェックするものである。
S31:受信した先行コマンドの第1ビットがセットされているかどうかを調べる。
S32:コマンドカウンタ111の計数値に基づき第2ビットの位置を設定する。前述のように、受信したコマンドで計数を行った後の計数値を用いる場合は、コマンドカウンタ111の計数値は、当該コマンドの先行コマンドの流動化された1ビットの位置を示している(最下位ビットの位置を1、最上位ビットの位置を8として)。当該計数値を直接用いて流動化された1ビットの位置を特定し、先行コマンドをチェックする。そして、第2ビットがセットされているかどうか調べる。
もし、コマンドを受ける前の計数値(すなわち、前回コマンド受信時の計数値)に基づき流動化された1ビットを特定する場合は、当該前の計数値を+1(左シフトの場合)するか、又は−1(右シフトの場合)すればよい(S33の説明参照)。
S33:コマンドカウンタ111で計数を行う。
図11に示すように、上記S21〜S25及びS31〜S33は、コマンド送信ごとに繰り返される。
S33の処理は、具体的には次のような処理を含む。
コマンドカウンタ111は、コマンドを受信したとき、下記第1コマンドカウンタステップ乃至第4コマンドカウンタステップいずれかの動作を行う。
・前回の動作が所定値の加算であって、かつ、現在の計数値が予め定められた上限値に達していないとき、前記計数値に所定値(=1)を加算する第1コマンドカウンタステップ、
・計数値が予め定められた上限値に達していたとき、計数値から所定値(=1)を減算する第2コマンドカウンタステップ、
・前回の動作が所定値の減算であって、かつ、現在の計数値が予め定められた下限値に達していないとき、計数値に所定値から減算する第3コマンドカウンタステップ、
・計数値が予め定められた下限値に達していたとき、計数値に所定値を加算する第4コマンドカウンタステップ
図10及び図12の処理により、図7の規則に従う先行コマンドを生成することができる。
発明の実施の形態によれば、制御部から副制御部へ送信されるコマンドの先行コマンドの1ビットをコマンド送信ごとに変化させる(流動化させる)ことで、コマンドを複雑にし、その解析を困難にさせることができる。先行コマンドの1ビットを流動化することで、不正な基板(ぶら下がり基板)を設けて不正なコマンドを送っても、これが副制御部に受け入れられる可能性が低くなる。したがって、不正行為を阻止することができる。
発明の実施の形態2.
図7の例では、流動化を行う際の左シフトと右シフトの切替は、流動化ビットが最上位ビット又は最下位ビットに到達したときにのみ行われた。
発明の実施の形態2では、今回生成したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、移動方向を反転させるものである。これに伴い、コマンドカウンタ111は、受信したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第1コマンドカウンタステップで加算を減算に変更し及び前記第3コマンドカウンタステップで減算を加算に変更する。
特定のコマンドとして、例えば、大当たり開始コマンドを使用することができる。当該コマンドの後は解析がさらに困難になり、したがって、不正行為をより効果的に阻止することができる。
図13は、発明の実施の形態2に係る先行コマンドの生成処理フローチャートを示す。図13は、図10とは、S13bに「ただし、今回生成したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、移動方向を反転させる」が追加されている点で相違する。その他は同じであるので、詳細な説明は省略する。
図14は、発明の実施の形態2に係る先行コマンドのチェック処理フローチャートを示す。図14は、図12とは、S33bに「ただし、受信したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、加算を減算に、減算を加算にそれぞれ変更する」が追加されている点で相違する。その他は同じであるので、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
40 制御部
40b 副制御部
100 コマンド生成部
110 コマンド受信部
111 コマンドカウンタ
112 エラー処理部

Claims (3)

  1. 遊技に係る制御処理を実行する制御部と、前記制御部からコマンドを受けて当該コマンドに基づき演出などの所定の処理を行う副制御部とを備える遊技機において、
    前記コマンドは、複数のビットからなる先行コマンドと、前記先行コマンドに引き続く後続コマンドとを含むものであり、
    前記制御部は、少なくとも前記先行コマンドを生成して前記副制御部へ送信するコマンド生成部を含み、
    前記副制御部は、前記先行コマンドの受信に基づき計数を行うコマンドカウンタと、少なくとも前記先行コマンドを受信するコマンド受信部とを含み、
    前記コマンド生成部は、
    前記先行コマンドの予め定められた第1ビットをセットする第1送信ステップと、
    前記先行コマンドの予め定められた第2ビットをセットする第2送信ステップと、
    前記第1送信ステップ及び第2送信ステップにより生成された前記先行コマンドを送信する第3送信ステップと、
    次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから予め定められたビット数だけ離れたビットを設定する第4送信ステップと、
    前記第1送信ステップ乃至前記第4送信ステップを繰り返すステップと、を実行し、
    前記コマンド受信部は、
    受信した前記先行コマンドの前記第1ビットがセットされているかどうかを調べる第1受信ステップと、
    前記コマンドカウンタの計数値に基づき前記第2ビットの位置を設定する第2受信ステップと、
    前記第2受信ステップで設定された前記第2ビットがセットされているかどうかを調べる第3受信ステップと、
    前記第1受信ステップで前記第1ビットがセットされていると判定され、かつ、前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていると判定されたとき、前記後続コマンドを受け入れて前記副制御部に予め定められた処理を実行させる第4受信ステップと、
    少なくとも前記第3受信ステップで前記第2ビットがセットされていなかったと判定されたとき、エラー処理を行う第5受信ステップと、を実行することを特徴とする遊技機。
  2. 前記コマンド生成部は、
    前記第2送信ステップで、最初に前記第2ビットをセットするとき、最下位ビットを前記第2ビットとして設定して当該ビットをセットし、
    前記第4送信ステップで、
    次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最上位ビット側へ移動したビットを設定する第41送信ステップと、
    前記第2ビットとして最上位ビットがセットされるまでの間、前記第41送信ステップを繰り返す第42送信ステップと、
    次回生成する前記先行コマンドの前記第2ビットとして、今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットから所定ビットだけ最下位ビット側へ移動したビットを設定する第43送信ステップと、
    前記第2ビットとして最下位ビットがセットされるまでの間、前記第43送信ステップを繰り返す第44送信ステップと、
    今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最下位ビットであるとき、次に前記第41送信ステップを実行する第45送信ステップと、
    今回生成した前記先行コマンドの前記第2ビットが最上位ビットであるとき、次に前記第43送信ステップを実行する第46送信ステップと、を実行し、
    前記コマンドカウンタは、前記コマンドを受信したとき、下記第1コマンドカウンタステップ乃至第4コマンドカウンタステップいずれかの動作を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
    前回の動作が所定値の加算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた上限値に達していないとき、前記計数値に所定値を加算する第1コマンドカウンタステップ、
    前記計数値が予め定められた上限値に達していたとき、前記計数値から所定値を減算する第2コマンドカウンタステップ、
    前回の動作が所定値の減算であって、かつ、現在の前記計数値が予め定められた下限値に達していないとき、前記計数値に所定値から減算する第3コマンドカウンタステップ、
    前記計数値が予め定められた下限値に達していたとき、前記計数値に所定値を加算する第4コマンドカウンタステップ
  3. 前記コマンド生成部は、今回生成したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第41送信ステップと前記第43送信ステップにおいて移動方向を反転させ、
    前記コマンドカウンタは、受信したコマンドが予め定められたコマンドであるとき、前記第1コマンドカウンタステップで加算を減算に変更するとともに、前記第3コマンドカウンタステップで減算を加算に変更することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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