JP5669469B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記可動役物開閉制御部は、ラウンドを単位として前記可動役物を複数のラウンドにわたり開閉するものであり、
さらに、前記ラウンドの回数を数えるラウンドカウンタを備え、
前記メモリは、
前記入賞判定部による抽選の結果とこれに対応する前記メモリ上の位置を指定する第1アドレスオフセット値の関係を予め記憶する可動役物開放制御テーブル選択用テーブルと、
前記ラウンドの回数とこれに対応する前記メモリ上の位置を指定する第2アドレスオフセット値の関係を示す開閉制御テーブルを前記抽選の結果ごとに記憶するラウンド回数開閉パターンテーブルと、
互いに異なる複数の開閉パターンを記憶する開放パターンテーブルと、を含み、
前記可動役物開閉制御部は、前記複数のラウンドの一部又は全部において、
前記入賞判定部の抽選結果に基づき前記可動役物開放制御テーブル選択用テーブルから前記抽選結果に対応する前記第1アドレスオフセット値を取得し、
前記第1アドレスオフセット値に基づき前記ラウンド回数開閉パターンテーブルから前記抽選結果に対応する前記開閉制御テーブルを選択し、
前記ラウンドの回数に基づき、選択された前記開閉制御テーブルから前記第2アドレスオフセット値を取得し、
前記第2アドレスオフセット値に基づき前記開放パターンテーブルから当該ラウンドに対応する前記開閉パターンを取得し、
取得した前記開閉パターンに基づき当該ラウンドにおいて前記可動役物の開閉制御を行う、ものである。
前記開放パターンテーブルの前記開閉パターンは、開閉回数と、これに対応する開放又は閉鎖情報、及び、開放又は閉鎖時間情報とを含むものであり、
前記可動役物開閉制御部は、
前記開閉回数カウンタの開閉回数に基づき、取得された前記開閉パターンから順番に前記開放又は閉鎖情報、及び、開放又は閉鎖時間情報を取得する第1ステップと、
取得した前記開放又は閉鎖情報に基づき前記可動役物を開放又は閉鎖する第2ステップと、
取得した前記開放又は閉鎖時間情報に基づき前記開閉タイマを起動する第3ステップと、
前記開閉タイマが計時を完了したとき前記開閉回数カウンタの開閉回数を増やす第4ステップとを行い、
前記開閉回数が予め定められた回数になるまで、上記第1ステップ乃至第4ステップの処理を繰り返す、ようにしてもよい。
前記メモリは、前記可動役物を開放する開放時間情報を複数記憶する開放時間データテーブルと、前記可動役物を閉鎖する閉鎖時間情報を複数記憶する閉鎖時間データテーブルと、を含み、
前記開放パターンテーブルの開閉パターンは、開閉回数と、これに対応する前記開放時間データテーブル又は前記閉鎖時間データテーブルのメモリ上の位置を指定する第3アドレスオフセット値の関係を示すものであり、
前記可動役物開閉制御部は、
前記開閉回数カウンタの開閉回数に基づき、取得された前記開閉パターンから順番に前記第3アドレスオフセット値を取得する第1ステップと、
前記第3アドレスオフセット値に基づき前記開放時間データテーブル又は前記閉鎖時間データテーブルにアクセスし、前記開放時間データテーブルからいずれかの前記開放時間情報を読み出すか、又は、前記閉鎖時間データテーブルからいずれかの前記閉鎖時間情報を読み出す第2ステップと、
前記開放時間データテーブルから情報を読み出したときは前記可動役物を開放し、前記閉鎖時間データテーブルから情報を読み出したときは前記可動役物を閉鎖する第3ステップと、
読み出した前記開放又は閉鎖時間情報に基づき前記開閉タイマを起動する第4ステップと、
前記開閉タイマが計時を完了したとき前記開閉回数カウンタの開閉回数を増やす第5ステップとを行い、
前記開閉回数が予め定められた回数になるまで、上記第1ステップ乃至第5ステップの処理を繰り返す、ようにしてもよい。
前記メモリは、前記第1時間とは異なる第2時間だけ前記可動役物を閉鎖するタイミングを、前記入賞判定部による抽選の結果ごとに予め記憶するラウンド間閉鎖パターン判定テーブルを含み、
前記可動役物開閉制御部は、
前記入賞判定部の抽選結果に基づき、前記ラウンド間閉鎖パターン判定テーブルから前記抽選結果に対応する前記タイミングを取得し、
取得した前記タイミングを前記ラウンドカウンタのラウンドの回数と比較し、
前記比較に結果に基づき前記可動役物を前記第2時間だけ閉鎖する、ようにしてもよい。
弾球遊技機(パチンコ機)の構造概略について図1及び図2を参照して説明を加える。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。なお、一般的には、「盤面」は遊技領域の形成される遊技盤10の表面を意味するが、本発明の実施の形態では、遊技盤10を構成する部材(例えば、アクリル等でできた透明な板であって、その中に後述の電飾基板102を含むもの)そのものも意味する。以下の説明において、両者を特に区別する必要のないときは「盤面」と記し、遊技盤10の表面ではなく、上記部材全体を指すときは「盤面体」と記すことにする。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(底の深い上面開放の箱状の容器)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御装置である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御するランプ制御部である(後の説明の役物装置制御部55)。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面(遊技盤の表面)に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3において、11は遊技盤10の盤面(盤面体)である。
盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
30bは、入賞部としてスルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。なお、図示しないが、アタッカー30eの内部には、それを駆動するためのソレノイドが設けられている。
以下の説明で、30b乃至30eをまとめて入賞口30などと記すことがある。
31は、LEDなどの発光素子からなる電飾装置である。電飾装置31はそれ単体で盤面11に設けられるほか、普通入賞装置30cや排出口13に併せて設けられている。なお、電飾装置31は、後述の役物装置56の下位概念である。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30d、30eの内部には球通過検出器20b、20c、20d、20eが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。スルーチャッカー30bを遊技球が通過したことを契機に抽選がなされ、それが当たりとなったときに入賞を容易にするために、スタートチャッカー30dの可動片が開放され、その入賞口が拡大される。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。スタートチャッカー30dに遊技球が入ったことを契機に抽選がなされ、それが当たりとなったときに入賞を著しく容易にするために、アタッカー30eの可動扉が開口状態になる。
可変表示装置30a、スタートチャッカー30d及びアタッカー30eは、盤面11において可動する可動役物である。可動役物は、後述の役物装置56の下位概念である。
以下の説明において、電飾装置31と可動役物30a,30d,30eを併せて、役物装置56と記すことにする。電飾装置31と可動役物30a等を区別する必要があるときは、その旨記載する。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30eを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20eの信号を入力とし、入賞口30b〜30eの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。入賞判定部40aは、予め定められた手順により抽選用乱数を発生させており、発生された乱数(具体的には、遊技球の通過タイミングなどの所定のタイミングで抽出された乱数)に基づき当選したかどうかの判定を行っている。
55は、役物装置56に発光動作及び/又は可変動作を行わせる役物装置制御部である。発光動作とは、役物装置56に内蔵されている発光素子(LEDなど)を点滅させることであり、可変動作とは、可動装置(ソレノイドなど)を動かすこと(いわゆる電動チューリップの一対の可動片を動かして入賞口を開放すること、アタッカー30eの開放扉を開放すること、など)である。すなわち、役物装置制御部55は、制御部40からの制御信号に基づき、可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプを点灯させたり、LCD(液晶表示装置)に演出に係る画像を表示させるとともに、スタートチャッカー30dの可動片を開放したり、アタッカー30eの可動扉を開口状態にする。
言い換えれば、役物装置制御部56は、制御部40に設けられた入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、始動入賞装置30dヘの遊技球の入賞等)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、その識別表示情報(可変表示装置(センター役物)30aのLCDに演出表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置でもある。さらに、役物装置制御部56は、入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、予め定められた通過口ヘの遊技球の通過)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、識別点灯情報(可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプに点灯表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置でもある。
43は、入賞条件の達成により遊技利益として入賞口30b〜30eの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
46は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
例えば、図7で、図柄データが+03Hであるとき、アドレスオフセットT1−4が取得される。
例えば、アドレスオフセットT1−4が取得されたとき、16R確変図柄1開閉制御テーブルT2−4が選択される。
指定されたラウンド数だけ開閉制御を行うためである。図6の例では、T2−1、T2−3のとき10ラウンド制御し、T2−7のとき2ラウンド制御し、それら以外のとき16ラウンドを制御する。なお、16ラウンドのとき、S3でラウンドカウンタ=16とし、S8でデクリメントするようにし、ラウンドカウンタ=0のときに図11の処理を終了するようにしてもよい。
例えば、16R確変図柄1開閉制御テーブルT2−4が選択されたとき、図8に示すように、ラウンドカウンタの値が1,2,・・・16であるとき、T2−4−1、T2−4−2,・・・T2−4−16のオフセット値が取得される。
図8の例では、開閉パターンA〜Cが混在しているから、それぞれに応じて開閉パターンT3−1〜T3−3のいずれかを選択する。この処理の詳細は、さらに後述する。
所定回数に達していなければ(図6の例で、2、10、16ラウンドのいずれかに達していなければ)、S4〜S8の処理を繰り返す。その際、図10(a)に示すようにラウンド間に閉鎖210を設けるラウンド間閉鎖処理S10を行う。ラウンド間閉鎖処理S10の他の例については、発明の実施の形態3を参照されたい。
ひとつのラウンドにおいて、予め定められた回数だけ開閉制御を繰り返すためである。図9及び図10の例では、開閉制御パターンAは1回、同Bは13回、同Cは7回、1ラウンドで開閉を繰り返す。なお、S20で開閉切替オフセット=1、13、7のいずれかに設定し、S25でデクリメントするようにし、開閉切替オフセット=0のときに図12の処理を終了するようにしてもよい。
例えば、開閉パターンB(テーブルT3−2)が選択されている場合、開閉切替オフセット=+00H,+02H、・・・+18H(2を単位として増加する)に応じて、データT3−2−1、T3−2−2,・・・T3−2−13が取得される。ここで、データT3−2−1、T3−2−2,・・・T3−2−13は2バイトデータであるので、開閉切替オフセットが1増加するごとに、上記のようにテーブルT3−2のアドレスが2だけ増加する。
前述のように、データT3−2−1、T3−2−2,・・・T3−2−13の最上位ビットは開放又は閉鎖(1が開放、0が閉鎖)を示す。これに従いアタッカー30eを開放するか閉鎖するかを決定する。そして、残り15ビットのデータに基づき開閉時間を求める。具体的には、開閉タイマ103をセットするためのデータを得る。このデータが、タイマの計時の単位に合わせてあれば、当該データでタイマを直接セットすることができる。
規定回数に達してなければ、S21〜S25を繰り返し、規定回数に達したら、図12の処理を終了する(図11のS8に進む)
開放パターンテーブルT3に開放又は閉鎖情報、及び、開放又は閉鎖時間情報を保持する代わりに、開閉制御テーブルT2のようにアドレスオフセットを保持するとともに、開放又は閉鎖情報、及び、開放又は閉鎖時間情報を別のテーブル(開放時間データテーブル、閉鎖時間データテーブル)で持つようにしてもよい。この例について、図13〜図18を参照して説明を加える。なお、発明の実施の形態1との相違点について説明を加え、異ならない構成・処理については同一符号を付し、説明は省略する。
開閉パターンT’3−1〜T’3−3は、図8の開閉パターンA〜Cに対応している。
開放時間データテーブルT4は、3つの開放パターンA〜Cの開放時間を記憶している。開放パターンAは、アタッカー30eを図10の通常パターン200のように開放する(例えば29.0秒開放する)。開放パターンBは、アタッカー30eを図10の開放パターンB(201−1、201−3、・・・、201−13)のように開放する(例えば0.5秒開放する)。開放パターンCは、アタッカー30eを図10の開放パターンC(202−7)のように開放する(例えば25.0秒開放する)。
図10の例では、ラウンド間の閉鎖時間は一定であった(図22(a)参照)。発明の実施の形態3では当該閉鎖時間を適宜選択できるようにする(図22(b)参照)。この例について、図19〜図22を参照して説明を加える。なお、発明の実施の形態1又は2との相違点について説明を加え、異ならない構成・処理については同一符号を付し、説明は省略する。
有効時間とは、アタッカー30eの閉鎖時においてアタッカー30e内の残存球を排出するための待機時間である。いわば、残存球を残さないための閉鎖時間の最小値である。この処理は閉鎖時間を第1時間と第2時間で切り替える処理とは直接関係がなく、場合によってはS30の処理を省略することが可能である。
これにより、以下に述べる特定の処理(S35)が実行されない限り、閉鎖時間は第1時間となる。
図20の例であれば、図柄データが+05Hのときは第4ラウンド(04H)の後の閉鎖時間が第2時間となり、+07Hのときは第7ラウンド(07H)の後の閉鎖時間が第2時間となる。他はいずれも指定タイミングが00Hで該当がないので、第2時間は設定されない。
なお、本発明の実施の形態の制御対象である可動役物はアタッカーに限定されない。開閉動作を行う役物、例えば、スタートチャッカーなどを制御対象とすることができる。
40a 入賞判定部
100 アタッカー開閉制御部(可動役物開閉制御部)
101 ラウンドカウンタ
102 開閉回数カウンタ
103 開閉タイマ
110 アタッカー駆動用ソレノイドコイル
Claims (2)
- 所定の契機で抽選を行う入賞判定部と、遊技機の盤面上に設けられ、開閉動作を行う可動役物と、前記入賞判定部による抽選の結果に応じて前記可動役物を開閉制御する可動役物開閉制御部と、予め所定のテーブルを記憶するメモリとを備え、
前記可動役物開閉制御部は、ラウンドを単位として前記可動役物を複数のラウンドにわたり開閉するものであり、
さらに、前記ラウンドの回数を数えるラウンドカウンタを備え、
前記メモリは、
前記入賞判定部による抽選の結果とこれに対応する前記メモリ上の位置を指定する第1アドレスオフセット値の関係を予め記憶する可動役物開放制御テーブル選択用テーブルと、
前記ラウンドの回数とこれに対応する前記メモリ上の位置を指定する第2アドレスオフセット値の関係を示す開閉制御テーブルを前記抽選の結果ごとに記憶するラウンド回数開閉パターンテーブルと、
互いに異なる複数の開閉パターンを記憶する開放パターンテーブルと、を含み、
前記可動役物開閉制御部は、前記複数のラウンドの一部又は全部において、
前記入賞判定部の抽選結果に基づき前記可動役物開放制御テーブル選択用テーブルから前記抽選結果に対応する前記第1アドレスオフセット値を取得し、
前記第1アドレスオフセット値に基づき前記ラウンド回数開閉パターンテーブルから前記抽選結果に対応する前記開閉制御テーブルを選択し、
前記ラウンドの回数に基づき、選択された前記開閉制御テーブルから前記第2アドレスオフセット値を取得し、
前記第2アドレスオフセット値に基づき前記開放パターンテーブルから当該ラウンドに対応する前記開閉パターンを取得し、
取得した前記開閉パターンに基づき当該ラウンドにおいて前記可動役物の開閉制御を行い、
さらに、前記ラウンドにおいて前記可動役物の開閉回数を数える開閉回数カウンタと、前記可動役物の開放時間又は閉鎖時間を測るための開閉タイマと、を備え、
前記メモリは、前記可動役物を開放する開放時間情報を複数記憶する開放時間データテーブルと、前記可動役物を閉鎖する閉鎖時間情報を複数記憶する閉鎖時間データテーブルと、を含み、
前記開放パターンテーブルの前記開閉パターンは、開閉回数と、これに対応する前記開放時間データテーブル又は前記閉鎖時間データテーブルのメモリ上の位置を指定する第3アドレスオフセット値の関係を示すものであり、
前記可動役物開閉制御部は、
前記開閉回数カウンタの開閉回数に基づき、取得された前記開閉パターンから順番に前記第3アドレスオフセット値を取得する第1ステップと、
前記第3アドレスオフセット値に基づき前記開放時間データテーブル又は前記閉鎖時間データテーブルにアクセスし、前記開放時間データテーブルからいずれかの前記開放時間情報を読み出すか、又は、前記閉鎖時間データテーブルからいずれかの前記閉鎖時間情報を読み出す第2ステップと、
前記開放時間データテーブルから情報を読み出したときは前記可動役物を開放し、前記閉鎖時間データテーブルから情報を読み出したときは前記可動役物を閉鎖する第3ステップと、
読み出した前記開放時間情報又は前記閉鎖時間情報に基づき前記開閉タイマを起動する第4ステップと、
前記開閉タイマが計時を完了したとき前記開閉回数カウンタの開閉回数を増やす第5ステップとを行い、
前記開閉回数が予め定められた回数になるまで、上記第1ステップ乃至第5ステップの処理を繰り返す、ことを特徴とする遊技機。 - 所定の契機で抽選を行う入賞判定部と、遊技機の盤面上に設けられ、開閉動作を行う可動役物と、前記入賞判定部による抽選の結果に応じて前記可動役物を開閉制御する可動役物開閉制御部と、予め所定のテーブルを記憶するメモリとを備え、
前記可動役物開閉制御部は、ラウンドを単位として前記可動役物を複数のラウンドにわたり開閉するものであり、
さらに、前記ラウンドの回数を数えるラウンドカウンタを備え、
前記メモリは、
前記入賞判定部による抽選の結果とこれに対応する前記メモリ上の位置を指定する第1アドレスオフセット値の関係を予め記憶する可動役物開放制御テーブル選択用テーブルと、
前記ラウンドの回数とこれに対応する前記メモリ上の位置を指定する第2アドレスオフセット値の関係を示す開閉制御テーブルを前記抽選の結果ごとに記憶するラウンド回数開閉パターンテーブルと、
互いに異なる複数の開閉パターンを記憶する開放パターンテーブルと、を含み、
前記可動役物開閉制御部は、前記複数のラウンドの一部又は全部において、
前記入賞判定部の抽選結果に基づき前記可動役物開放制御テーブル選択用テーブルから前記抽選結果に対応する前記第1アドレスオフセット値を取得し、
前記第1アドレスオフセット値に基づき前記ラウンド回数開閉パターンテーブルから前記抽選結果に対応する前記開閉制御テーブルを選択し、
前記ラウンドの回数に基づき、選択された前記開閉制御テーブルから前記第2アドレスオフセット値を取得し、
前記第2アドレスオフセット値に基づき前記開放パターンテーブルから当該ラウンドに対応する前記開閉パターンを取得し、
取得した前記開閉パターンに基づき当該ラウンドにおいて前記可動役物の開閉制御を行い、
前記可動役物開閉制御部は、前記ラウンドと前記ラウンドの間において予め定められた第1時間だけ前記可動役物を閉鎖するものであり、
前記メモリは、前記第1時間とは異なる第2時間だけ前記可動役物を閉鎖するタイミングを、前記入賞判定部による抽選の結果ごとに予め記憶するラウンド間閉鎖パターン判定テーブルを含み、
前記可動役物開閉制御部は、
前記入賞判定部の前記抽選結果に基づき、前記ラウンド間閉鎖パターン判定テーブルから前記抽選結果に対応する前記タイミングを取得し、
取得した前記タイミングを前記ラウンドカウンタのラウンドの回数と比較し、
前記比較に結果に基づき前記可動役物を前記第2時間だけ閉鎖する、ことを特徴とする遊技機。
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