JP2003062279A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
ル性に優れた遊技機を提供する。 【解決手段】 主制御回路1は、制御プログラムを記憶
するメモリ部と制御プログラムを実行するCPUとを備
える第1基板1aと、第1基板1aから制御コマンドを
受ける一方、遊技盤からの情報を第1基板に伝える第2
基板1bとに区分して構成されている。第1基板1aの
出力部にはバストランシーバ18が設けられ、バストラ
ンシーバ18の方向制御端子DRは、第2基板1bから
の方向指令信号が供給されている。
Description
式遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機などの遊技機
に関し、特に、汎用的に使用できる部分が多くリサイク
ル性に優れた遊技機に関するものである。
た以上の景品を取得できるものとしてパチンコ機などが
広く一般に親しまれている。このパチンコ機では、液晶
画面などに各種のキャラクタを出現させてゲームの進行
を盛上げている。
に、常に新しいゲーム性を望む傾向にあるため、遊技ホ
ールでは次々と新機種を導入して遊技者の期待に応える
ようにしている。そのため、パチンコ機などの遊技機
は、その耐久年数とは無関係に比較的短期間のうちに遊
技ホールから撤去されるのが実情である。
から撤去される遊技機をどのように処分するかが大きな
問題となり、廃棄や焼却には相当のコストがかかること
を考えると、全ての遊技ホールに適正な処理を期待する
ことはできない。したがって、遊技機メーカとしても遊
技機のリサイクルの問題に正面から取り組む必要があ
り、確実なリサイクル・システムを構築すると共に、機
器設計上もリサイクル容易な機器を完成させる必要があ
る。すなわち、ゲーム性の異なる新機種を次々と提供し
て遊技者の要請に応えつつ、リサイクル性を考慮して汎
用的に使用できる部分を多く含むような回路設計とすべ
きである。
であって、汎用的に使用できる部分を多く含みリサイク
ル性に優れた遊技機を提供することを課題とする。
め、本発明は、遊技者に有利な利益状態を発生させるか
否かの抽選を行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を
制御する制御回路を備えた遊技機において、前記制御回
路は、遊技動作を実現する制御プログラムを記憶するメ
モリ、及び前記制御プログラムを実行するCPUを備え
る第1基板と、この第1基板から制御コマンドを受ける
一方、外部から受けた情報を前記第1基板に伝える第2
基板とに区分されて構成され、前記第1基板には、デー
タの伝送方向を変更可能な中継回路が設けられ、前記第
2基板からの指令信号によって中継回路のデータ伝送方
向が制御され、前記中継回路を経由して第1基板と第2
基板の間でデータ送受信がされるよう構成されている。
な中継回路が設けられ、第2基板からの指令信号によっ
て中継回路のデータ伝送方向が制御されるので、第2基
板の設計が変っても第1基板を変更する必要がなく、第
1基板を汎用的に使用することができる。すなわち、第
1基板のメモリ部の制御プログラムを書き換えるだけ
で、回路構成を変更することなく新規の遊技機を実現で
きる。なお、本発明における第2基板は必ずしも単数個
である必要はない。
明を更に詳細に説明する。図1は、本実施例に係るパチ
ンコ機の制御系を示す回路構成図である。このパチンコ
機は、2枚の基板からなる主制御回路1と、図柄制御基
板2と、音声制御基板3と、ランプ制御基板4と、払出
制御基板5とを中心的な構成要素としており、それぞれ
CPU、ROM、RAMを備えるコンピュータ回路で構
成されている。主制御回路1は、第1基板1aと第2基
板1bとからなり、遊技動作を中心的に制御する部分で
ある。その他の制御基板2〜5は、主制御回路1(具体
的には主制御回路1の第2基板1b)から制御コマンド
を受けて所定の遊技動作を実現するようになっている。
する基板であり、例えば、入賞口に遊技球が入った場合
には、主制御基板1からの制御コマンドにしたがってL
CDモニタ8の画面内容を変動表示している。音声制御
基板3とランプ制御基板4とは、それぞれ主制御基板1
からの制御コマンドにしたがって遊技動作を音声的又は
視覚的に盛上げる動作を実現している。
御コマンドにしたがって動作するが、賞球計数スイッチ
などのスイッチ入力を受けて、所定数の賞球の払出しを
実現している。なお、払出制御基板5は、補給切れ検出
スイッチ、下受け皿スイッチ、玉貸し計数スイッチなど
からの情報も受けている。また、払出制御基板5は、発
射制御基板7に対して指令信号(発射許可信号)を出力
しており、発射制御基板7は、遊技者の操作に応答して
遊技球を発射させる機能を果たしている。なお、図1に
おいて、電源基板6は、AC24Vを受けて装置各部に
直流電圧を供給する部分である。
たものである。図示の通り、主制御基板1は、第1基板
1aと第2基板1bとがコネクタCN1,CN2及びケ
ーブルCBLによって接続されて構成されている。第1
基板1aは、電源基板6からの直流電圧を受けて各部に
供給する電源回路部10と、電源基板6から電源リセッ
ト信号や電源異常信号などを受けてCPU用のリセット
信号やNMI(Non Maskable Interrupt)信号を生成する
リセット回路部11と、CPU、ROM、RAMその他
のICからなるCPU回路部(ワンチップマイコン)1
2と、アドレス信号をデコードしてチップセレクト信号
CSを生成するデコード回路部13とで構成されてい
る。なお、ワンチップマイコン12には、Z80CPU
(Zilog社)相当品が内蔵されている。
制御コマンドを各制御基板2〜5に送信する機能の他、
遊技盤上に配置された入賞口や電動チューリップなどか
らのスイッチ信号を第1基板1aに伝える機能を果たし
ている。そのため、第2基板1bは、第1基板1aから
他の制御基板2〜5に制御データを出力する出力ポート
回路部14と、遊技盤に配置された各種各遊技部品から
のデータなどを受ける入力ポート回路部15と、出力駆
動用のインターフェイス部である出力駆動回路部16
と、スイッチ類との入力インターフェイス部であるスイ
ッチ入力回路部17とで構成されている。
ト回路部15と、第1基板1aとの接続関係を図示した
ものである。CPUのデータバスD0−D7と入出力ポ
ート回路部14,15とは、中継回路18及びコネクタ
CN1,CN2を通して接続されている。中継回路18
は、この実施例では、3つのバストランシーバ18a〜
18c(74245相当品)で構成されている。なお、
第3のバストランシーバ18cは、この実施例では未使
用状態である。
ーバは、CPUのバスライン(8ビット)増強用のIC
であり、イネーブル端子GがLレベルの状態で、方向制
御端子DRの電圧レベルをHレベルにするとA側端子か
らB側端子に向けて信号が伝送され、逆に、方向制御端
子DRの電圧レベルをLレベルにするとB側端子からA
側端子に向けて信号が伝送されるようになっている。す
なわち、中継回路18の各ICは、信号伝送方向を制御
可能な方向制御端子DRを有しており、この方向制御端
子DRを第2基板1bから制御するようにしている。
8aの方向制御端子DRは、第2基板1bからの方向指
令信号によってHレベルに設定されているので、データ
バスの信号は、第2基板1bの出力ポート回路部14に
伝えられることになる。一方、バストランシーバ18b
の方向制御端子DRは、第2基板1bからの信号によっ
てLレベルに設定されているので、バストランシーバ1
8bは、第2基板1bの入力ポート回路部15からの信
号を受けて、これをCPU側に伝えることになる。
は、4個のD形フリップフロップ(74273相当品)
によって構成されており、それぞれ出力駆動回路16を
構成する4個のバスバッファ(74244相当品)を経
由して、図柄制御基板2、音声制御基板3、ランプ制御
基板4、払出制御基板5に制御コマンド(8bit)を
出力している。
作内容を説明するタイムチャートである。Z80CPU
がOUT命令を実行すると、IOREQ信号やWR信号
の立下りに対応してデータバスには制御コマンドが出力
される。また、それに合わせてバストランシーバ18a
は、制御コマンドを第2基板1bに出力する。一方、チ
ップセレクト信号CSoは、WR信号よりやや遅れて立
ち上がるよう回路設計されているので、チップセレクト
信号CSoがD型フリップフロップのクロック端子CK
に供給されるタイミングで、バストランシーバ18aか
ら受けた制御コマンドがD型フリップフロップ14から
出力される。
バスバッファ16を介して、各種の制御基板2,3,
4,5に供給される。なお、チップセレクト信号CSo
2に同期して図柄制御基板2への制御コマンドが出力さ
れ、チップセレクト信号CSo 3に同期して音声制御基
板3への制御コマンドが出力され、チップセレクト信号
CSo4に同期してランプ制御基板4への制御コマンド
が出力され、チップセレクト信号CSo5に同期して払
出制御基板5への制御コマンドが出力される。
は、2個のバスバッファ(74541相当品)によって
構成されており、それぞれスイッチ入力回路部17を構
成する2個のコンパレータ回路を経由して、スイッチ信
号を受けている。コンパレータ回路には基準電圧とスイ
ッチ信号とが入力されており、入力信号のレベルが基準
電圧を超えるか否かが検出されている。また、バスバッ
ファは、2つの制御端子G1,G2が共にLレベルとな
ると、入力された8ビットデータを出力する。そして、
制御端子G1,G2には、CPUが出力するRD信号
と、デコーダ回路部13が出力するチップセレクト信号
CSiとが第1基板1aから供給されている。
作内容を説明するタイムチャートである。Z80CPU
がIN命令を実行すると、IOREQ信号やRD信号が
立下がる。これに合わせて、デコーダ回路部13からは
チップセレクト信号CSiが出力されるので、CPUの
データバスにはスイッチ回路からのスイッチ信号が出力
されてCPUに取得されることになる。
bで実際に必要とされるチップセレクト信号は6種類で
あるが、制御プログラムを書き換えることによって第1
基板1aを汎用的に使用するため、6個以上のチップセ
レクト信号を出力している。図示例の場合には、出力ポ
ート用としてCSo1〜CSon(n個)、入力ポート用
としてCSi1〜CSim(m個)を出力している。ま
た、予備のバストランシーバ18cを第1基板1aに搭
載しており、入出力ポートの数が増加したり、或いは、
第2基板とは別の第3基板とのデータの授受にも対処で
きるようにしている。
ンシーバ(74245相当品)の方向制御端子DRは、
第1基板1a以外から制御するように構成されているの
で、遊技機の回路構成が変っても第1基板1aの回路構
成を変更することなく、そのまま使用することができ
る。すなわち、第1基板1aと第2基板1b側の間に設
けられた中継回路18は、その使用方法(データの伝送
方向)が別の基板から方向指令信号で制御できるので、
遊技機の機種変更に自由に対処できる。なお、第1基板
1aには、予備のものも含め3つのバストランシーバ1
8cが搭載されているので、各々を入出力用に自由に使
用できる。
方法にも特徴がある。先に説明したように、この実施例
では、パチンコ機の機種に応じて第2基板1bの回路構
成が変ったとしても、第1基板1aを汎用的に使用する
ため、最大数のチップセレクト信号CSo1〜CSon及
びCSi1〜CSimを出力するようにしている。そのた
め、未使用のチップセレクト信号が発生する場合がある
が、それら未使用のチップセレクト信号に対応する全て
の端子は、第2基板側1bにおいて保護用抵抗r(不図
示)を介してグランドに落とすようにしている。ここ
で、保護用抵抗rの値は、第1基板1a側の対応素子か
らHレベルの電圧が出力された場合でも最大定格電流以
下になるような値に設定されている。したがって、仮
に、第1基板側1aにおいてCPUが暴走して、第1基
板1aからHレベルの電圧が出力されても、これらのI
Cが破損する恐れはない。
限の値を選択し、常にスレシホールドレベル以下の電圧
しか出力できないようにするのが好ましい。なお、第1
基板1a側の対応素子に電流制限用の素子や回路が内蔵
されている場合には、保護用抵抗rを用いることなく、
未使用のチップセレクト信号に対応する端子を全てグラ
ンドに直結するのが好ましい。
が、具体的な説明内容は特に本発明を限定する趣旨では
ない。例えば、中継回路としてバストランシーバを例示
したが特にこれに限定されるものではない。また、第1
基板の回路構成は適宜に変更可能であり、CPU回路部
は、複数個のICで構成しても良いし、ワンチップマイ
コンを用いても良い。なお、出力ポートとしてD型フリ
ップフロップを例示し、入力ポートとしてバスバッファ
を例示したが、その他の回路構成を採っても良いのは勿
論である。
球遊技機について確認的に説明する。図5は、本実施例
のパチンコ機22を示す斜視図であり、図6は、同パチ
ンコ機22の側面図である。
着脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠23と、外
枠23に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着さ
れる前枠24とで構成されている。なお、このパチンコ
機22は、カード式球貸し機21に電気的に接続された
状態で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個
が配設されている。
枠24には、遊技盤25が裏側から着脱自在に装着さ
れ、この遊技盤25の前側に対応して、窓部を有するガ
ラス扉26と前面板27とが夫々開閉自在に枢着されて
いる。前面板27には発射用の遊技球を貯留する上皿2
8が装着され、前枠24の下部には、上皿28から溢れ
出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿29と、発射
手段30の発射ハンドル31とが設けられている。
ドル31と、この発射ハンドル31の回動角度に応じた
打撃力で打撃槌32(図8)により遊技球を発射させる
発射モータなどを備えている。上皿28の右部には、カ
ード式球貸し機21に対する球貸し操作用の操作パネル
33が設けられ、この操作パネル33には、カード残額
を3桁の数字で表示するカード残額表示部33aと、所
定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ3
3bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却ス
イッチ33cとが設けられている。
製の外レールと内レールとからなるガイドレール35が
ほぼ環状に設けられ、このガイドレール35の内側の遊
技領域25aには、カラーの液晶ディスプレイ(LCD
モニタ)8、検出スイッチを備える図柄始動口(図柄始
動手段兼入賞手段)37、開閉式入賞手段(大入賞手
段)38、複数の普通入賞手段39(上段の普通入賞手
段39以外に、開閉式入賞手段38の左右両側部に6つ
の普通入賞手段39)、2つのゲート40(通過口)が
夫々所定の位置に配設されている。
るとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表
示する第1図柄表示手段42(可変表示装置)として機
能する。第1図柄表示手段42は、背景画やキャラクタ
をアニメーション的に表示するとともに、左右方向に並
ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部42a〜42cを有
し、図柄始動口37に遊技球が入賞することを条件に、
各図柄表示部42a〜42cの表示図柄が所定時間だけ
変動表示(スクロール表示)され、図柄始動口37への
遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決
定される停止図柄パターンで停止する。
賞手段39と第2図柄表示手段43とが設けられてい
る。第2図柄表示手段43は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート40を通過した遊技球が
検出されたとき、普通図柄表示部(可変表示装置)の表
示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート40通過
時点において抽選された抽選用乱数値により決定される
停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始
動口37は、開閉自在な左右1対の開閉爪37aを備え
た電動式チューリップであり、第2図柄表示手段43の
変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合に、開閉爪
37aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなってい
る。
閉板38aを備え、第1図柄表示手段42の変動後の停
止図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」
と称する特別遊技が開始され、開閉板38aが前側に開
放される。この開閉式入賞手段38の内部に特定領域3
8bがあり、この特定領域38bを入賞球が通過する
と、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊
技者に有利な第1状態に相当する。
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10
個)の遊技球が入賞して開閉板38aが閉じるときに、
遊技球が特定領域38bを通過していない場合には特別
遊技が終了するが、特定領域38bを通過していれば最
大で例えば16回まで特別遊技が継続され、遊技者に有
利な状態に制御される。
遊技盤25を裏側から押さえる裏機構板50が着脱自在
に装着され、この裏機構板50には開口部50aが形成
され、その上側に賞球タンク53と、これから延びるタ
ンクレール54とが設けられ、このタンクレール54に
接続された払出手段55が裏機構板50の側部に設けら
れ、裏機構板50の下側には払出手段(払出モータ)5
5に接続された通路ユニット56が設けられている。払
出手段55から払出された遊技球は通路ユニット56を
経由して上皿排出口28a(図1)から上皿8に払出さ
れる。
25の裏側に装着された裏カバー57と、入賞手段37
〜39に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図
示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー57に装着
されたケース58の内部に主制御基板1が配設され、そ
の前側に図柄制御基板2が配設されている(図6)。主
制御基板1の下側で、裏カバー57に装着されたケース
61aの内部にランプ制御基板4が設けられ、このケー
ス61aに隣接するケース61bの内部に音声制御基板
3が設けられている。
構板50に装着されたケース64の内部には、電源基板
6と払出制御基板5が夫々設けられている。この電源基
板6には、図8に示すように、電源スイッチ80と初期
化スイッチ85とが配置されている。これら両スイッチ
80,85に対応する部位はケース64が切欠かれ、両
スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可能になっ
ている。
ース67の内部には、発射制御基板7が設けられてい
る。図1に関して説明したように、これら制御基板1〜
7は夫々独立の基板であり、電源基板6と発射制御基板
7を除く制御基板1〜5には、ワンチップマイコンを備
えるコンピュータ回路が搭載されており、主制御基板3
9と他の制御基板40,42,43,46とは、複数本
の信号線でコネクタを介して電気的に接続されている。
汎用的に使用できる部分を多く含む遊技機を実現でき
る。
すブロック図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 遊技者に有利な利益状態を発生させるか
否かの抽選を行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を
制御する制御回路を備えた遊技機において、 前記制御回路は、遊技動作を実現する制御プログラムを
記憶するメモリ、及び前記制御プログラムを実行するC
PUを備える第1基板と、この第1基板から制御コマン
ドを受ける一方、外部から受けた情報を前記第1基板に
伝える第2基板とに区分されて構成され、 前記第1基板には、データの伝送方向を変更可能な中継
回路が設けられ、前記第2基板からの指令信号によって
中継回路のデータ伝送方向が制御され、前記中継回路を
経由して第1基板と第2基板の間でデータ送受信がされ
るよう構成されていることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記第1基板と第2基板とは複数本の信
号線で接続され、前記信号線は、第2基板の回路構成に
応じて信号伝送方向が任意に使用可能とされていること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記第2基板からの指令信号は、Hレベ
ル又はLレベルに固定されていることを特徴とする請求
項1又は2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記中継回路と、第2基板に設けられた
複数個の出力ポートとは、第1基板と第2基板を連結す
る同一の接続線を経由して接続され、第1基板から第2
基板に出力される選択信号によって、複数個の出力ポー
トの何れか一つが選択されるようになっていることを特
徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記中継回路と、第2基板に設けられた
複数個の入力ポートとは、第1基板と第2基板を連結す
る同一の接続線を経由して接続され、第1基板から第2
基板に出力される選択信号によって、複数個の入力ポー
トの何れか一つが選択されるようになっていることを特
徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記制御回路は、遊技動作を中心的に制
御する主制御部であり、前記複数個の出力ポートは、前
記主制御部から制御コマンドを受けて、これを各々対応
する複数個の副制御部に伝送し、各副制御部では前記制
御コマンドに応じて所定の遊技動作を実行していること
を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
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