JP4703916B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、回胴式遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機などの遊技機に関し、特に、汎用的に使用できる部分が多くリサイクル性に優れた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大衆娯楽機器のうち、運が良いと出資した以上の景品を取得できるものとしてパチンコ機などが広く一般に親しまれている。このパチンコ機では、液晶画面などに各種のキャラクタを出現させてゲームの進行を盛上げている。
【0003】
このような遊技機を楽しむ遊技者は、一般に、常に新しいゲーム性を望む傾向にあるため、遊技ホールでは次々と新機種を導入して遊技者の期待に応えるようにしている。そのため、パチンコ機などの遊技機は、その耐久年数とは無関係に比較的短期間のうちに遊技ホールから撤去されるのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、遊技ホールから撤去される遊技機をどのように処分するかが大きな問題となり、廃棄や焼却には相当のコストがかかることを考えると、全ての遊技ホールに適正な処理を期待することはできない。したがって、遊技機メーカとしても遊技機のリサイクルの問題に正面から取り組む必要があり、確実なリサイクル・システムを構築すると共に、機器設計上もリサイクル容易な機器を完成させる必要がある。すなわち、ゲーム性の異なる新機種を次々と提供して遊技者の要請に応えつつ、リサイクル性を考慮して汎用的に使用できる部分を多く含むような回路設計とすべきである。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであって、汎用的に使用できる部分を多く含みリサイクル性に優れた遊技機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、遊技者に有利な利益状態を発生させるか否かの抽選を行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を制御する制御回路を備えた遊技機において、前記制御回路は、遊技動作を実現する制御プログラムを記憶するメモリ、及び前記制御プログラムを実行するCPUを備える第1基板と、この第1基板から制御コマンドを受ける一方、外部から受けた情報を前記第1基板に伝える第2基板とに区分されて構成され、前記第1基板には、データの伝送方向を変更可能な中継回路が設けられ、前記第2基板からの指令信号によって中継回路のデータ伝送方向が制御され、前記中継回路を経由して第1基板と第2基板の間でデータ送受信がされるよう構成されている。
【0007】
本発明では、データの伝送方向を変更可能な中継回路が設けられ、第2基板からの指令信号によって中継回路のデータ伝送方向が制御されるので、第2基板の設計が変っても第1基板を変更する必要がなく、第1基板を汎用的に使用することができる。すなわち、第1基板のメモリ部の制御プログラムを書き換えるだけで、回路構成を変更することなく新規の遊技機を実現できる。なお、本発明における第2基板は必ずしも単数個である必要はない。
【0008】
【発明の実施の態様】
以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳細に説明する。図1は、本実施例に係るパチンコ機の制御系を示す回路構成図である。このパチンコ機は、2枚の基板からなる主制御回路1と、図柄制御基板2と、音声制御基板3と、ランプ制御基板4と、払出制御基板5とを中心的な構成要素としており、それぞれCPU、ROM、RAMを備えるコンピュータ回路で構成されている。主制御回路1は、第1基板1aと第2基板1bとからなり、遊技動作を中心的に制御する部分である。その他の制御基板2〜5は、主制御回路1(具体的には主制御回路1の第2基板1b)から制御コマンドを受けて所定の遊技動作を実現するようになっている。
【0009】
図柄制御基板2は、LCDモニタ8を駆動する基板であり、例えば、入賞口に遊技球が入った場合には、主制御基板1からの制御コマンドにしたがってLCDモニタ8の画面内容を変動表示している。音声制御基板3とランプ制御基板4とは、それぞれ主制御基板1からの制御コマンドにしたがって遊技動作を音声的又は視覚的に盛上げる動作を実現している。
【0010】
払出制御基板5は、主制御基板1からの制御コマンドにしたがって動作するが、賞球計数スイッチなどのスイッチ入力を受けて、所定数の賞球の払出しを実現している。なお、払出制御基板5は、補給切れ検出スイッチ、下受け皿スイッチ、玉貸し計数スイッチなどからの情報も受けている。また、払出制御基板5は、発射制御基板7に対して指令信号(発射許可信号)を出力しており、発射制御基板7は、遊技者の操作に応答して遊技球を発射させる機能を果たしている。なお、図1において、電源基板6は、AC24Vを受けて装置各部に直流電圧を供給する部分である。
【0011】
図2は、主制御基板1の内部構成を図示したものである。図示の通り、主制御基板1は、第1基板1aと第2基板1bとがコネクタCN1,CN2及びケーブルCBLによって接続されて構成されている。第1基板1aは、電源基板6からの直流電圧を受けて各部に供給する電源回路部10と、電源基板6から電源リセット信号や電源異常信号などを受けてCPU用のリセット信号やNMI(Non Maskable Interrupt)信号を生成するリセット回路部11と、CPU、ROM、RAMその他のICからなるCPU回路部(ワンチップマイコン)12と、アドレス信号をデコードしてチップセレクト信号CSを生成するデコード回路部13とで構成されている。なお、ワンチップマイコン12には、Z80CPU(Zilog社)相当品が内蔵されている。
【0012】
第2基板1bは、第1基板1aから受けた制御コマンドを各制御基板2〜5に送信する機能の他、遊技盤上に配置された入賞口や電動チューリップなどからのスイッチ信号を第1基板1aに伝える機能を果たしている。そのため、第2基板1bは、第1基板1aから他の制御基板2〜5に制御データを出力する出力ポート回路部14と、遊技盤に配置された各種各遊技部品からのデータなどを受ける入力ポート回路部15と、出力駆動用のインターフェイス部である出力駆動回路部16と、スイッチ類との入力インターフェイス部であるスイッチ入力回路部17とで構成されている。
【0013】
図3は出力ポート回路部14及び入力ポート回路部15と、第1基板1aとの接続関係を図示したものである。CPUのデータバスD0−D7と入出力ポート回路部14,15とは、中継回路18及びコネクタCN1,CN2を通して接続されている。中継回路18は、この実施例では、3つのバストランシーバ18a〜18c(74245相当品)で構成されている。なお、第3のバストランシーバ18cは、この実施例では未使用状態である。
【0014】
中継回路18を構成しているバストランシーバは、CPUのバスライン(8ビット)増強用のICであり、イネーブル端子GがLレベルの状態で、方向制御端子DRの電圧レベルをHレベルにするとA側端子からB側端子に向けて信号が伝送され、逆に、方向制御端子DRの電圧レベルをLレベルにするとB側端子からA側端子に向けて信号が伝送されるようになっている。すなわち、中継回路18の各ICは、信号伝送方向を制御可能な方向制御端子DRを有しており、この方向制御端子DRを第2基板1bから制御するようにしている。
【0015】
図示の回路例の場合、バストランシーバ18aの方向制御端子DRは、第2基板1bからの方向指令信号によってHレベルに設定されているので、データバスの信号は、第2基板1bの出力ポート回路部14に伝えられることになる。一方、バストランシーバ18bの方向制御端子DRは、第2基板1bからの信号によってLレベルに設定されているので、バストランシーバ18bは、第2基板1bの入力ポート回路部15からの信号を受けて、これをCPU側に伝えることになる。
【0016】
出力ポート回路部14は、この実施例では、4個のD形フリップフロップ(74273相当品)によって構成されており、それぞれ出力駆動回路16を構成する4個のバスバッファ(74244相当品)を経由して、図柄制御基板2、音声制御基板3、ランプ制御基板4、払出制御基板5に制御コマンド(8bit)を出力している。
【0017】
図4(a)は、出力ポート回路部14の動作内容を説明するタイムチャートである。Z80CPUがOUT命令を実行すると、IOREQ信号やWR信号の立下りに対応してデータバスには制御コマンドが出力される。また、それに合わせてバストランシーバ18aは、制御コマンドを第2基板1bに出力する。一方、チップセレクト信号CSoは、WR信号よりやや遅れて立ち上がるよう回路設計されているので、チップセレクト信号CSoがD型フリップフロップのクロック端子CKに供給されるタイミングで、バストランシーバ18aから受けた制御コマンドがD型フリップフロップ14から出力される。
【0018】
この制御コマンドは、出力駆動回路部たるバスバッファ16を介して、各種の制御基板2,3,4,5に供給される。なお、チップセレクト信号CSo2に同期して図柄制御基板2への制御コマンドが出力され、チップセレクト信号CSo3に同期して音声制御基板3への制御コマンドが出力され、チップセレクト信号CSo4に同期してランプ制御基板4への制御コマンドが出力され、チップセレクト信号CSo5に同期して払出制御基板5への制御コマンドが出力される。
【0019】
入力ポート回路部15は、この実施例では、2個のバスバッファ(74541相当品)によって構成されており、それぞれスイッチ入力回路部17を構成する2個のコンパレータ回路を経由して、スイッチ信号を受けている。コンパレータ回路には基準電圧とスイッチ信号とが入力されており、入力信号のレベルが基準電圧を超えるか否かが検出されている。また、バスバッファは、2つの制御端子G1,G2が共にLレベルとなると、入力された8ビットデータを出力する。そして、制御端子G1,G2には、CPUが出力するRD信号と、デコーダ回路部13が出力するチップセレクト信号CSiとが第1基板1aから供給されている。
【0020】
図4(b)は、入力ポート回路部15の動作内容を説明するタイムチャートである。Z80CPUがIN命令を実行すると、IOREQ信号やRD信号が立下がる。これに合わせて、デコーダ回路部13からはチップセレクト信号CSiが出力されるので、CPUのデータバスにはスイッチ回路からのスイッチ信号が出力されてCPUに取得されることになる。
【0021】
ところで、この実施例の場合、第2基板1bで実際に必要とされるチップセレクト信号は6種類であるが、制御プログラムを書き換えることによって第1基板1aを汎用的に使用するため、6個以上のチップセレクト信号を出力している。図示例の場合には、出力ポート用としてCSo1〜CSon(n個)、入力ポート用としてCSi1〜CSim(m個)を出力している。また、予備のバストランシーバ18cを第1基板1aに搭載しており、入出力ポートの数が増加したり、或いは、第2基板とは別の第3基板とのデータの授受にも対処できるようにしている。
【0022】
しかも、中継回路18を構成するバストランシーバ(74245相当品)の方向制御端子DRは、第1基板1a以外から制御するように構成されているので、遊技機の回路構成が変っても第1基板1aの回路構成を変更することなく、そのまま使用することができる。すなわち、第1基板1aと第2基板1b側の間に設けられた中継回路18は、その使用方法(データの伝送方向)が別の基板から方向指令信号で制御できるので、遊技機の機種変更に自由に対処できる。なお、第1基板1aには、予備のものも含め3つのバストランシーバ18cが搭載されているので、各々を入出力用に自由に使用できる。
【0023】
また、この実施例は、未使用の端子の終端方法にも特徴がある。先に説明したように、この実施例では、パチンコ機の機種に応じて第2基板1bの回路構成が変ったとしても、第1基板1aを汎用的に使用するため、最大数のチップセレクト信号CSo1〜CSon及びCSi1〜CSimを出力するようにしている。そのため、未使用のチップセレクト信号が発生する場合があるが、それら未使用のチップセレクト信号に対応する全ての端子は、第2基板側1bにおいて保護用抵抗r(不図示)を介してグランドに落とすようにしている。ここで、保護用抵抗rの値は、第1基板1a側の対応素子からHレベルの電圧が出力された場合でも最大定格電流以下になるような値に設定されている。したがって、仮に、第1基板側1aにおいてCPUが暴走して、第1基板1aからHレベルの電圧が出力されても、これらのICが破損する恐れはない。
【0024】
また、保護用抵抗の抵抗値としては、最小限の値を選択し、常にスレシホールドレベル以下の電圧しか出力できないようにするのが好ましい。なお、第1基板1a側の対応素子に電流制限用の素子や回路が内蔵されている場合には、保護用抵抗rを用いることなく、未使用のチップセレクト信号に対応する端子を全てグランドに直結するのが好ましい。
【0025】
以上、本発明の実施例について説明したが、具体的な説明内容は特に本発明を限定する趣旨ではない。例えば、中継回路としてバストランシーバを例示したが特にこれに限定されるものではない。また、第1基板の回路構成は適宜に変更可能であり、CPU回路部は、複数個のICで構成しても良いし、ワンチップマイコンを用いても良い。なお、出力ポートとしてD型フリップフロップを例示し、入力ポートとしてバスバッファを例示したが、その他の回路構成を採っても良いのは勿論である。
【0026】
続いて、上記した回路を備えるカード式弾球遊技機について確認的に説明する。図5は、本実施例のパチンコ機22を示す斜視図であり、図6は、同パチンコ機22の側面図である。
【0027】
図5に示すパチンコ機22は、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠23と、外枠23に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着される前枠24とで構成されている。なお、このパチンコ機22は、カード式球貸し機21に電気的に接続された状態で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個が配設されている。
【0028】
ヒンジHを介して外枠23に枢着される前枠24には、遊技盤25が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤25の前側に対応して、窓部を有するガラス扉26と前面板27とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板27には発射用の遊技球を貯留する上皿28が装着され、前枠24の下部には、上皿28から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿29と、発射手段30の発射ハンドル31とが設けられている。
【0029】
発射手段30は、回動操作可能な発射ハンドル31と、この発射ハンドル31の回動角度に応じた打撃力で打撃槌32(図8)により遊技球を発射させる発射モータなどを備えている。上皿28の右部には、カード式球貸し機21に対する球貸し操作用の操作パネル33が設けられ、この操作パネル33には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部33aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ33bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ33cとが設けられている。
【0030】
図7に示すように、遊技盤25には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール35がほぼ環状に設けられ、このガイドレール35の内側の遊技領域25aには、カラーの液晶ディスプレイ(LCDモニタ)8、検出スイッチを備える図柄始動口(図柄始動手段兼入賞手段)37、開閉式入賞手段(大入賞手段)38、複数の普通入賞手段39(上段の普通入賞手段39以外に、開閉式入賞手段38の左右両側部に6つの普通入賞手段39)、2つのゲート40(通過口)が夫々所定の位置に配設されている。
【0031】
液晶ディスプレイ8は、変動図柄を表示するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表示する第1図柄表示手段42(可変表示装置)として機能する。第1図柄表示手段42は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表示するとともに、左右方向に並ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部42a〜42cを有し、図柄始動口37に遊技球が入賞することを条件に、各図柄表示部42a〜42cの表示図柄が所定時間だけ変動表示(スクロール表示)され、図柄始動口37への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄パターンで停止する。
【0032】
液晶ディスプレイ8の直ぐ上側に、普通入賞手段39と第2図柄表示手段43とが設けられている。第2図柄表示手段43は1個の普通図柄を表示する普通図柄表示部を有し、ゲート40を通過した遊技球が検出されたとき、普通図柄表示部(可変表示装置)の表示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート40通過時点において抽選された抽選用乱数値により決定される停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始動口37は、開閉自在な左右1対の開閉爪37aを備えた電動式チューリップであり、第2図柄表示手段43の変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合に、開閉爪37aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなっている。
【0033】
開閉式入賞手段38は前方に開放可能な開閉板38aを備え、第1図柄表示手段42の変動後の停止図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、開閉板38aが前側に開放される。この開閉式入賞手段38の内部に特定領域38bがあり、この特定領域38bを入賞球が通過すると、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊技者に有利な第1状態に相当する。
【0034】
開閉式入賞手段38の開閉板38aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞して開閉板38aが閉じるときに、遊技球が特定領域38bを通過していない場合には特別遊技が終了するが、特定領域38bを通過していれば最大で例えば16回まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
【0035】
前枠24の裏側には、図8に示すように、遊技盤25を裏側から押さえる裏機構板50が着脱自在に装着され、この裏機構板50には開口部50aが形成され、その上側に賞球タンク53と、これから延びるタンクレール54とが設けられ、このタンクレール54に接続された払出手段55が裏機構板50の側部に設けられ、裏機構板50の下側には払出手段(払出モータ)55に接続された通路ユニット56が設けられている。払出手段55から払出された遊技球は通路ユニット56を経由して上皿排出口28a(図1)から上皿8に払出される。
【0036】
裏機構板50の開口部50aには、遊技盤25の裏側に装着された裏カバー57と、入賞手段37〜39に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー57に装着されたケース58の内部に主制御基板1が配設され、その前側に図柄制御基板2が配設されている(図6)。主制御基板1の下側で、裏カバー57に装着されたケース61aの内部にランプ制御基板4が設けられ、このケース61aに隣接するケース61bの内部に音声制御基板3が設けられている。
【0037】
これらケース61a,61bの下側で裏機構板50に装着されたケース64の内部には、電源基板6と払出制御基板5が夫々設けられている。この電源基板6には、図8に示すように、電源スイッチ80と初期化スイッチ85とが配置されている。これら両スイッチ80,85に対応する部位はケース64が切欠かれ、両スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可能になっている。
【0038】
また、発射手段30の後側に装着されたケース67の内部には、発射制御基板7が設けられている。図1に関して説明したように、これら制御基板1〜7は夫々独立の基板であり、電源基板6と発射制御基板7を除く制御基板1〜5には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路が搭載されており、主制御基板39と他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続されている。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、汎用的に使用できる部分を多く含む遊技機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の全体構成図である。
【図2】主制御部の回路構成を示すブロック図である。
【図3】主制御部の第1基板と第2基板の接続関係を示すブロック図である。
【図4】図3の回路動作を説明するタイムチャートである。
【図5】実施例に係るパチンコ機の斜視図である。
【図6】図5のパチンコ機の側面図である。
【図7】図5のパチンコ機の正面図である。
【図8】図5のパチンコ機の背面図である。
【符号の説明】
1 制御回路(主制御回路)
22 遊技機(パチンコ機)
1a 第1基板
1b 第2基板
18 中継回路(バストランシーバ)

Claims (6)

  1. 遊技者に有利な利益状態を発生させるか否かの抽選を行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を制御する制御回路を備えた遊技機において、
    前記制御回路は、遊技動作を実現する制御プログラムを記憶するメモリ、及び前記制御プログラムを実行するCPUを備える第1基板と、この第1基板から制御コマンドを受ける一方、外部から受けた情報を前記第1基板に伝える第2基板とに区分されて構成され、
    前記第1基板には、データの伝送方向を変更可能な中継回路が設けられ、前記第2基板からの指令信号によって中継回路のデータ伝送方向が制御され、前記中継回路を経由して第1基板と第2基板の間でデータ送受信がされるよう構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1基板と第2基板とは複数本の信号線で接続され、前記信号線は、第2基板の回路構成に応じて信号伝送方向が任意に使用可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2基板からの指令信号は、Hレベル又はLレベルに固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記中継回路と、第2基板に設けられた複数個の出力ポートとは、第1基板と第2基板を連結する同一の接続線を経由して接続され、第1基板から第2基板に出力される選択信号によって、複数個の出力ポートの何れか一つが選択されるようになっていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記中継回路と、第2基板に設けられた複数個の入力ポートとは、第1基板と第2基板を連結する同一の接続線を経由して接続され、第1基板から第2基板に出力される選択信号によって、複数個の入力ポートの何れか一つが選択されるようになっていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記制御回路は、遊技動作を中心的に制御する主制御部であり、前記複数個の出力ポートは、前記主制御部から制御コマンドを受けて、これを各々対応する複数個の副制御部に伝送し、各副制御部では前記制御コマンドに応じて所定の遊技動作を実行していることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
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