JPH05225115A - マイクロコンピュータ制御装置 - Google Patents

マイクロコンピュータ制御装置

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JPH05225115A
JPH05225115A JP4022384A JP2238492A JPH05225115A JP H05225115 A JPH05225115 A JP H05225115A JP 4022384 A JP4022384 A JP 4022384A JP 2238492 A JP2238492 A JP 2238492A JP H05225115 A JPH05225115 A JP H05225115A
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parallel
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JP4022384A
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Satohiko Mise
聰彦 三瀬
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置内部のシリアルデータ転送において、C
PUの読み込みが1リードサイクルで処理できる外部機
器制御用のマイクロコンピュータ制御装置。 【構成】 外部機器にデータを入出力する出力ポートと
入力ポートとを備えたマイクロコンピュータ制御機器の
内部で、前記ポートのパラレルデータをCPU2にシリ
アル転送して扱う場合、シリアルライト転送制御部9は
CPU2がパラレル入力シリアル出力変換レジスタ6X
に書き込んだデータをシリアル入力パラレル出力変換レ
ジスタ7Yにシリアル転送し、シリアルリード制御部1
0はパラレル入力シリアル出力変換レジスタ6Yのデー
タを周期的にシリアル入力パラレル出力変換レジスタ7
Xにシリアル転送しており、CPU2は1リードサイク
ルでそのデータを入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータを
使用して装置を制御するマイクロコンピュータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータ(以下、C
PUと称す)を使用して複雑な制御を行う電子機器が多
種多方面にわたり開発され、それに対応してCPUも高
速化、高機能化されてきた。また、装置の複雑化によっ
て、CPUに対する信号の入力源となる入力ポートや、
CPUの出力信号により制御する出力ポートの数も増大
し、それら入力ポートや出力ポートとCPUとを接続す
るリード線やコネクタなどの数も増え、装置の組み立て
性が悪化する問題が発生する。このような問題を解決す
る手段の一つとして、装置内でデータをシリアル転送し
て、リード線やコネクタなどの数を極力削減するような
手段がとられる。
【0003】以下、装置内でデータをシリアル転送する
従来のマイクロコンピュータ制御装置について、図面を
参照しながら説明する。図2はCPUにおけるデータ書
き込みサイクル(以下、ライトサイクルと称す)、デー
タ読み込みサイクル(以下、リードサイクルと称す)の
動作の一例をタイミングチャートで示す。CPUCLK
を基準クロックとして、外部に対してアドレス信号、ラ
イト信号、リード信号の送出タイミングをとり、データ
の書き込みと読み込みを行う。図3は従来のシリアル転
送方式のマイクロコンピュータ制御装置の構成をブロッ
ク図で示す。図において、1はCPU2が搭載されてい
るCPU基板、2はCPUであって、外部に対してアド
レスバスを介してアドレス信号(複数ビットの信号線で
構成される)、ライト信号(データの書き込みタイミン
グを決定する信号)、リード信号(データの読み込みタ
イミングを決定する信号)を送出し、データの書き込み
と読み込みを制御する。
【0004】データの書き込み、読み込みはデータバス
(複数ビットの信号線で構成される)を介して行われ
る。3はCPUが動作するための基準クロック(CPU
CLK)を発生する発振器、4はCPU2のアドレスバ
スのアドレス信号データをデコードするアドレスデコー
ダ、5はCPU基板1とポート基板8間のデータのシリ
アル転送を制御するシリアル転送制御部である。6はパ
ラレル入力シリアル出力の変換レジスタ(以下、P/S
レジスタと称す)で、CPU基板1に搭載されているP
/Sレジスタを6X、ポート基板8に搭載されているP
/Sレジスタを6Yとする。7はシリアル入力パラレル
出力の変換レジスタ(以下、S/Pレジスタと称す)
で、CPU基板1に搭載されてS/Pレジスタを7X、
ポート基板8に搭載されているS/Pレジスタを7Yと
する。8はP/Sレジスタ6YとS/Pレジスタ7Yと
を搭載しているポート基板である。S/Pレジスタ7Y
には複数の出力ポートが接続され、P/Sレジスタ6X
からシリアル転送データ1が入力する。また、P/Sレ
ジスタ6Yには複数の入力ポートが接続され、S/Pレ
ジスタ7Xにシリアル転送データ2を送出する。
【0005】以下、上記構成要素の相互関係とシリアル
転送動作について説明する。まず、CPU2から出力ポ
ートに対してデータを書き込む場合について説明する。
CPU2がアドレスバスを介してアドレス信号を送出す
る。アドレスデコーダ4がアドレス信号をデコードして
デコード信号1をアクティブとし、ライト信号によって
P/Sレジスタ6Xにデータが書き込まれる。このと
き、アドレスデコーダ4からデコード信号3を出力して
シリアル転送制御部5が動作する。シリアル転送クロッ
ク信号SCLKがP/Sレジスタ6Xに送出されるとと
もに、セレクト信号1により選択されるS/Pレジスタ
7Yに前記SCLKとは位相が180度異なるシリアル
転送クロック信号NSCLKが送出され、CPU2から
P/Sレジスタ6Xに書き込まれた複数ビットのデータ
がSCLKに同期して1ビットずつ取り込まれ、CPU
2が設定したビット数のデータ転送が完了する。シリア
ル転送制御部5からラッチ信号1を出力して、S/Pレ
ジスタ7Yに出力ポートに対するデータを設定する。以
上の動作により、CPU2が指定したアドレスの出力ポ
ートに対するデータのシリアル転送が完了する。図2A
に示すように、以上の動作に際してCPU2が関与する
サイクルは1ライトサイクルのみである。
【0006】つぎに、CPU2が入力ポートのデータの
読み込む場合について説明する。この場合には、まず、
入力ポートのデータをS/Pレジスタ6Xに設定する必
要がある。CPU2がアドレスバスを通じてアドレス信
号を送出し、アドレスデコータ4がアドレス信号をデコ
ードしてデコード信号3を出力し、シリアル転送制御部
5が動作する。ロード信号がアクティブとなって、セレ
クト信号2によって選択されるP/Sレジスタ6Yに入
力ポートのデータがロードされる。つぎに、シリアル転
送クロック信号SCLKがP/Sレジスタ6Yに送出さ
れるとともに、SCLKとは位相が180度異なるシリ
アル転送クロック信号NSCLKがS/Pレジスタ7X
に送出される。
【0007】P/Sレジスタ6Yにロードされた入力ポ
ートのデータがSCLKに同期して1ビットずつS/P
レジスタ7Xに転送される。S/Pレジスタ7Xに転送
されてきたデータ(シリアル転送データ2)はNSCL
Kに同期して1ビットずつ取り込まれ、P/Sレジスタ
6Yにロードされたビット数のデータ転送が完了する
と、シリアル転送制御部5からラッチ信号2が出力さ
れ、S/Pレジスタ7XにCPU2が指定した入力ポー
トのデータが設定される。データ設定が完了すると、再
びCPU2がアドレスデコーダ4にアドレス信号を送出
する。アドレスデコーダはアドレス信号をデコードし、
デコード信号2をアクティブとし、リード信号によって
S/Pレジスタ7Xに転送された入力ポートのデータを
データバスを介してCPU2が読み込む。これで、CP
U2が指定したアドレスの入力ポートデータのCPU2
へのシリアル転送が完了する。以上の動作において、C
PU2が関与するサイクルは、S/Pレジスタ7Xにデ
ータを転送するための1ライトサイクル(または1リー
ドサイクル)と、S/Pレジスタ7Xのデータをデータ
バスを介して読み込むための1リードサイクルとであ
る。(図2A、図2B参照)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマイ
クロコンピュータ制御装置では、入力ポートのデータを
CPU2が読み込むためには、CPUの1ライトサイク
ル(または1リードサイクル)と1リードサイクルとが
必要となる。シリアル転送を行わない場合には、通常、
1つの入力ポートはリード線などによりCPU基板とポ
ート基板間と通信されて、CPUが指定するあるアドレ
スのレジスタのあるビットに1対1で対応する。したが
って、1リードサイクルで指定した入力ポートのデータ
を読み込むことができる。しかし、シリアル転送を行う
場合においては、入力ポートデータを読み込む場合は必
ずCPUの1ライトサククル(または1リードサイク
ル)が余分に必要となる。装置が複雑化すると、CPU
の処理も増大し、出力ポートと入力ポートの数も増加す
る。それらの出力ポートと入力ポートはデータバスのビ
ット数以下ごとにブロック分割され、その各々のブロッ
クにアドレスを割り付けてCPUは出力ポートと入力ポ
ートに対してデータの書き込み、読み込みを行う。入力
ポートのブロック数が増加し、入力ポートの一つのブロ
ックのデータを読み込むときに必ずCPUの1ライトサ
イクル(または1リードサイクル)が余分に必要となる
ことは、CPUの処理に少なからず負担となる。
【0009】本発明は上記の課題を解決するもので、装
置内のデータのシリアル転送を行う場合においても、シ
リアル転送を行わない場合と比較してCPUに極力余分
な処理負担をかけないですむシリアル転送方式を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、外部機器のデータを入力する複数の入力
ポートと、前記外部機器にデータを出力する複数の出力
ポートと、マイクロコンピュータと、前記マイクロコン
ピュータを搭載する基板上に、第1のパラレル入力シリ
アル出力変換レジスタと、第1のシリアル入力パラレル
出力変換レジスタとを備え、前記入力ポートおよび前記
出力ポートを搭載するポート基板上に、第2のパラレル
入力シリアル出力変換レジスタと、第2のシリアル入力
パラレル出力変換レジスタとを備え、前記マイクロコン
ピュータのデータを前記第1のパラレル入力シリアル出
力変換レジスタから前記第2のシリアル入力パラレル出
力変換レジスタにシリアル転送して前記出力ポートにデ
ータを出力し、前記入力ポートのデータを前記第2のパ
ラレル入力シリアル出力変換レジスタから前記第1のシ
リアル入力パラレル出力変換レジスタにシリアル転送し
て前記マイクロコンピュータに取り込んで、前記外部機
器の動作を制御するマイクロコンピュータ制御装置にお
いて、前記第1のパラレル入力シリアル出力変換レジス
タと前記第2のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ
間のシリアル転送を制御するシリアルライト転送制御部
と、前記第2のパラレル入力シリアル出力変換レジスタ
と前記第1のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ間
のシリアル転送を制御するシリアルライト転送制御部と
を備え、前記シリアルライト転送制御部は前記マイクロ
コンピュータの処理が少なくとも1サイクル関与し、前
記シリアルリード制御部は前記マイクロコンピュータの
処理が1サイクルも関与せずに所定周期でデータのシリ
アル転送を制御するようにしたマイクロコンピュータ制
御装置である。
【0011】
【作用】本発明は上記の構成において、CPUが出力ポ
ートに対しデータを出力するとき、CPUのライトサイ
クルによってシリアルライト転送制御部が動作し、第1
のパラレル入力シリアル出力変換レジスタから第2のシ
リアル入力パラレル出力変換レジスタにデータのシリア
ル転送するように制御し、一方、入力ポートのデータは
CPUの処理と無関係にシリアルリード転送制御部が所
定の時間的周期で第2のパラレル入力シリアル出力の変
換レジスタから第1のシリアル入力パラレル出力変換レ
ジスタにデータをシリアル転送するように制御し、CP
Uは第1のシリアル入力パラレル出力変換レジスタに対
してリードサイクルを実行することで入力ポートのデー
タが読み込む。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例のマイクロコンピュ
ータ制御装置について図面を参照しながら説明する。図
1は本発明の一実施例のマイクロコンピュータ制御装置
の構成をブロック図で示す。なお、図3に示した従来例
と同一の構成要素には同一番号を付して説明を省略す
る。9はCPU基板1上のP/Sレジスタ6Xとポート
基板8上のS/Pレジスタ7Y間におけるデータのシリ
アル転送を制御するシリアルライト転送制御部である。
10はポート基板8上のP/Sレジスタ6YとCPU基
板1上のS/Pレジスタ7X間におけるデータのシリア
ル転送を制御するシリアルリード転送制御部である。
【0013】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。まず、CPU2から出力ポートに対して
データの書き込む場合について説明する。CPU2がア
ドレスバスを通じてアドレス信号を送出する。アドレス
デコーダ4でアドレス信号をデコードし、デコード信号
1をアクティブとしてライト信号によりP/Sレジスタ
6Xにデータが書き込まれる。このとき、アドレスデコ
ーダ4はデコード信号3を出力してシリアルライト転送
制御部9が動作する。シリアル転送クロック信号SCL
K1がP/Sレジスタ6Xに送出されるとともに、セレ
クト信号1によって選択されるS/Pレジスタ7YにS
CLK1とは位相が180度異なるシリアル転送クロッ
クNSCLK1が送出される。CPU2からP/Sレジ
スタ6Xに書き込まれた複数ビットのデータはSCLK
1に同期して1ビットずつS/Pレジスタ7Yに転送さ
れる。
【0014】S/Pレジスタ7Yに転送されてきたデー
タ(シリアル転送データ1)はNSCLK1に同期して
1ビットずつ取り込まれ、CPU2が設定したビット数
のデータ転送が完了すると、シリアルライト転送制御部
9からラッチ信号1を出力してS/Pレジスタ7Yに出
力ポートのデータが設定される。このようにCPU2か
ら出力ポートに対してデータの書き込む場合は従来例の
説明で述べた内容と同じで、CPUが関与する処理は1
ライトサイクルである。従来例と唯一異なる点は、図3
に示した従来例におけるシリアル転送制御部5はCPU
2から出力ポートに対してデータの書き込みを行う場合
の制御と、CPU2が入力ポートのデータの読み込みを
行う場合の制御とを行うが、図1に示した本実施例のシ
リアルライト転送制御部9はCPU2から出力ポートに
対してデータの書き込む制御のみを行う点である。
【0015】つぎに、CPU2が入力ポートのデータを
読み込む場合について説明する。シリアルリード転送制
御部10はポート基板8上のP/Sレジスタ6Yに接続
される入力ポートのデータを所定の時間的周期でCPU
基板1上のS/Pレジスタ7Xにデータをシリアル転送
する。その動作は、まず、セレクト信号2によって選択
されるP/Sレジスタ6Yに、ロード信号がアクティブ
になることで入力ポートのデータがロードされる。そし
て、シリアル転送クロック信号SCLK2がP/Sレジ
スタ6Yに送出されるとともに、SCLK2とは位相が
180度異なるシリアル転送クロック信号NSCLK2
がS/Pレジスタ7Xに送出される。P/Sレジスタ6
Yにロードされた入力ポートのデータはSCLK2に同
期して1ビットずつS/Pレジスタ7Xに転送される。
【0016】S/Pレジスタ7Xに転送されてきたデー
タ(シリアル転送データ2)はNSCLK2に同期して
1ビットずつ取り込まれ、P/Sレジスタ6Yにロード
されたビット数のデータ転送が完了すると、シリアルリ
ード転送制御部10からラッチ信号2が出力されてS/
Pレジスタ7Xに入力ポートのデータが設定される。し
たがって、CPU2はS/Pレジスタ7Xのアドレスに
対してリードサイクルを実行すれば、アドレスデコーダ
4の出力であるデコード信号2がアクティブとなり、リ
ード信号によってS/Pレジスタ7Xへシリアルリード
転送制御部10によって転送された入力ポートのデータ
をデータバスを介して読み込むことができる。一般にC
PUが入力ポートのデータを読み込むタイミングは、ソ
フトウエアのタイムシェアリングによって管理されてい
る。
【0017】言い替えれば、所定の時間的周期で入力ポ
ートのデータの読み込みを行っている。したがって、上
述したように、シリアルリード転送制御部10がCPU
1にかわって所定の時間的周期で連続的に入力ポートの
データをCPU基板1上のS/Pレジスタ7Xに転送す
るので、従来例においてはシリアル転送を行わない場合
に比べて従来例ではCPUの処理に1ライトサイクル
(または1リードサイクル)余分に必要であったが、本
実施例においては入力ポートのデータを読み込む場合も
シリアル転送を行わない場合と同様にCPUの処理は1
リードサイクルで済む。
【0018】図1に示した実施例では、出力ポート、入
力ポートはおのおの1ブロックしかないが、装置が複雑
化すると当然出力ポート、入力ポートの数も増加し、そ
れら出力ポート、入力ポートはデータバスのビット数以
下ごとにブロック分割され、複数の出力ポート、入力ポ
ートのブロックにそれぞれアドレスが割り付けられる。
おのおののブロックにP/SレジスタまたはS/Pレジ
スタを一つずつ有し、CPU基板1上にもおのおのに対
応するP/SレジスタまたはS/Pレジスタが設けら
れ、おのおののP/Sレジスタ、S/Pレジスタに固有
のセレクト信号、ラッチ信号などをシリアルライト転送
制御部9またはシリアルリード転送制御部10より送出
し、CPUが指定するアドレスの出力ポート、入力ポー
トのブロックとシリアル転送が行えるように構成され
る。この場合、シリアルリード転送制御部10は、複数
のブロックの入力ポートのデータをそれぞれのブロック
に対応するCPU基板1上のS/Pレジスタにデータの
シリアル転送を所定の時間的周期で連続的に行うように
構成される。したがって、入力ポートのブロックが複雑
になっても、読み込みたい入力ポートのブロックのアド
レスに対してリードサイクルを実行するだけでよいの
で、シリアル転送を行わない場合と同様に1リードサイ
クルで所望するアドレスの入力ポートのデータを読み込
むことができ、従来例のようにCPUに余分な負担をか
けなくて済む。
【0019】以上のように本発明の実施例のマイクロコ
ンピュータ制御装置によれば、CPUのパラレルデータ
をシリアル転送制御するシリアルライト制御部と、入力
パラレルデータをCPUにシリアル転送制御するシリア
ルリード制御部とを設け、シリアルリード制御部は周期
的に第2のパラレル入力シリアル変換レジスタのパラレ
ル入力を第1のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ
にシリアル転送制御し、CPUはそれを1リードサイク
ルで読み込むにしたことにより、CPUのデーダ出力は
通常通りに1ライトサイクルで実行されるのみならず、
CPUのデータ読み込みが従来の2サイクルから1リー
ドサイクルのみで済み、CPUの処理負担が軽減され
る。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
は外部機器のデータを入力する複数の入力ポートと、前
記外部機器にデータを出力する複数の出力ポートと、マ
イクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータを搭
載する基板上に、第1のパラレル入力シリアル出力変換
レジスタと、第1のシリアル入力パラレル出力変換レジ
スタとを備え、前記入力ポートおよび前記出力ポートを
搭載するポート基板上に、第2のパラレル入力シリアル
出力変換レジスタと、第2のシリアル入力パラレル出力
変換レジスタとを備え、前記マイクロコンピュータのデ
ータを前記第1のパラレル入力シリアル出力変換レジス
タから前記第2のシリアル入力パラレル出力変換レジス
タにシリアル転送して前記出力ポートにデータを出力
し、前記入力ポートのデータを前記第2のパラレル入力
シリアル出力変換レジスタから前記第1のシリアル入力
パラレル出力変換レジスタにシリアル転送して前記マイ
クロコンピュータに取り込んで、前記外部機器の動作を
制御するマイクロコンピュータ制御装置において、前記
第1のパラレル入力シリアル出力変換レジスタと前記第
2のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ間のシリア
ル転送を制御するシリアルライト転送制御部と、前記第
2のパラレル入力シリアル出力変換レジスタと前記第1
のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ間のシリアル
転送を制御するシリアルライト転送制御部とを備え、前
記シリアルライト転送制御部は前記マイクロコンピュー
タの処理が少なくとも1サイクル関与し、前記シリアル
リード制御部は前記マイクロコンピュータの処理が1サ
イクルも関与せずに所定周期でデータのシリアル転送を
制御するようにしたマイクロコンピュータ制御装置とす
ることにより、従来のマイクロコンピュータ制御装置に
比べて、装置内でのデータ転送におけるCPUの処理負
担が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマイクロコンピュータ制御
装置の構成を示すブロック図
【図2】CPUのライトサイクル、リードサイクルを示
すタイミングチャート
【図3】従来のマイクロコンピュータ制御装置の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1 CPUを搭載した基板 2 マイクロコンピュータ 6X 第1のパラレル入力シリアル出力変換レジスタ 6Y 第2のパラレル入力シリアル出力変換レジスタ 7X 第1のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ 7Y 第2のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ 8 ポート基板 9 シリアルライト転送制御部 10 シリアルリード転送制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器のデータを入力する複数の入力
    ポートと、前記外部機器にデータを出力する複数の出力
    ポートと、マイクロコンピュータと、前記マイクロコン
    ピュータを搭載する基板上に、第1のパラレル入力シリ
    アル出力変換レジスタと、第1のシリアル入力パラレル
    出力変換レジスタとを備え、前記入力ポートおよび前記
    出力ポートを搭載するポート基板上に、第2のパラレル
    入力シリアル出力変換レジスタと、第2のシリアル入力
    パラレル出力変換レジスタとを備え、前記マイクロコン
    ピュータのデータを前記第1のパラレル入力シリアル出
    力変換レジスタから前記第2のシリアル入力パラレル出
    力変換レジスタにシリアル転送して前記出力ポートにデ
    ータを出力し、前記入力ポートのデータを前記第2のパ
    ラレル入力シリアル出力変換レジスタから前記第1のシ
    リアル入力パラレル出力変換レジスタにシリアル転送し
    て前記マイクロコンピュータに取り込んで、前記外部機
    器の動作を制御するマイクロコンピュータ制御装置にお
    いて、前記第1のパラレル入力シリアル出力変換レジス
    タと前記第2のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ
    間のシリアル転送を制御するシリアルライト転送制御部
    と、前記第2のパラレル入力シリアル出力変換レジスタ
    と前記第1のシリアル入力パラレル出力変換レジスタ間
    のシリアル転送を制御するシリアルライト転送制御部と
    を備え、前記シリアルライト転送制御部は前記マイクロ
    コンピュータの処理が少なくとも1サイクル関与し、前
    記シリアルリード制御部は前記マイクロコンピュータの
    処理が1サイクルも関与せずに所定周期でデータのシリ
    アル転送を制御するようにしたマイクロコンピュータ制
    御装置。
JP4022384A 1992-02-07 1992-02-07 マイクロコンピュータ制御装置 Pending JPH05225115A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062279A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Fuji Shoji:Kk 遊技機

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062279A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Fuji Shoji:Kk 遊技機
JP4703916B2 (ja) * 2001-08-29 2011-06-15 株式会社藤商事 遊技機

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