JP2000076199A - デバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置 - Google Patents
デバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置Info
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- JP2000076199A JP2000076199A JP10244059A JP24405998A JP2000076199A JP 2000076199 A JP2000076199 A JP 2000076199A JP 10244059 A JP10244059 A JP 10244059A JP 24405998 A JP24405998 A JP 24405998A JP 2000076199 A JP2000076199 A JP 2000076199A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CPUのデバッグ用として配置されるピンの
本数をCPUの内臓数に対して削減すること。 【解決手段】 デバッグ端子56と各デバッグI/F
(1)〜(4)との間に、入出力制御部1を設ける。入
出力制御部1は、デバッグ端子56に入力されたデータ
を複数のCPU(1)〜(4)のうち指定されたCPU
に伝送すると共に各デバッグI/F(1)〜(4)から
出力されるデータを同一のデバッグ端子56に伝送す
る。
本数をCPUの内臓数に対して削減すること。 【解決手段】 デバッグ端子56と各デバッグI/F
(1)〜(4)との間に、入出力制御部1を設ける。入
出力制御部1は、デバッグ端子56に入力されたデータ
を複数のCPU(1)〜(4)のうち指定されたCPU
に伝送すると共に各デバッグI/F(1)〜(4)から
出力されるデータを同一のデバッグ端子56に伝送す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバッグ端子を有
するマルチプロセッサ装置に係り、特に、デバッグ端子
を介して複数のプロセッサのデバッグが可能なデバッグ
端子を有するマルチプロセッサ装置に関する。
するマルチプロセッサ装置に係り、特に、デバッグ端子
を介して複数のプロセッサのデバッグが可能なデバッグ
端子を有するマルチプロセッサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来例を示す。この図4におい
て、マルチプロセッサ装置50は、4つのCPU(1)
〜(4)を備えている。各CPU(1)〜(4)には、
各々FIFOメモリ(1)〜(4)が併設されている。
CPU(1)は、FIFOメモリ(1)に対し処理に必
要なデータの読み出し及び書き込みを行う。同様に、C
PU(2)はFIFOメモリ(2)に対し、CPU
(3)はFIFOメモリ(3)に対し、CPU(4)は
FIFOメモリ(4)に対し、各々データの読み出し及
び書き込みを行う。また、各FIFOメモリ(1)〜
(4)には、データ転送手段55が併設されている。こ
のデータ転送手段55は、FIFOメモリ(1)に格納
されているデータを、FIFOメモリ(2)→FIFO
メモリ(3)→FIFOメモリ(4)へと順に転送する
機能を備えている。このデータ転送手段55によるデー
タ転送のタイミングは、データ入力制御端子53に入力
される信号と、データ出力制御端子54に入力される信
号とによって制御される。始めにFIFO(1)に格納
されるデータは、データ入力端子51から供給される。
また、FIFO(4)まで転送されたデータは、CPU
(4)によって加工された後、データ出力端子52から
外部に出力される。
て、マルチプロセッサ装置50は、4つのCPU(1)
〜(4)を備えている。各CPU(1)〜(4)には、
各々FIFOメモリ(1)〜(4)が併設されている。
CPU(1)は、FIFOメモリ(1)に対し処理に必
要なデータの読み出し及び書き込みを行う。同様に、C
PU(2)はFIFOメモリ(2)に対し、CPU
(3)はFIFOメモリ(3)に対し、CPU(4)は
FIFOメモリ(4)に対し、各々データの読み出し及
び書き込みを行う。また、各FIFOメモリ(1)〜
(4)には、データ転送手段55が併設されている。こ
のデータ転送手段55は、FIFOメモリ(1)に格納
されているデータを、FIFOメモリ(2)→FIFO
メモリ(3)→FIFOメモリ(4)へと順に転送する
機能を備えている。このデータ転送手段55によるデー
タ転送のタイミングは、データ入力制御端子53に入力
される信号と、データ出力制御端子54に入力される信
号とによって制御される。始めにFIFO(1)に格納
されるデータは、データ入力端子51から供給される。
また、FIFO(4)まで転送されたデータは、CPU
(4)によって加工された後、データ出力端子52から
外部に出力される。
【0003】ここで、各CPU(1)〜(4)には、各
々デバッグ端子(1)〜(4)が併設されている。これ
らデバッグ端子(1)〜(4)は、CPU(1)〜
(4)の動作をデバッグする際のデータの入出力に用い
られる。各デバッグ端子(1)〜(4)と各CPU
(1)〜(4)との間のデータのやり取りは、各CPU
(1)〜(4)に個別に設けられたデバッグインタフェ
ース(デバッグI/F)(1)〜(4)によって制御さ
れる。
々デバッグ端子(1)〜(4)が併設されている。これ
らデバッグ端子(1)〜(4)は、CPU(1)〜
(4)の動作をデバッグする際のデータの入出力に用い
られる。各デバッグ端子(1)〜(4)と各CPU
(1)〜(4)との間のデータのやり取りは、各CPU
(1)〜(4)に個別に設けられたデバッグインタフェ
ース(デバッグI/F)(1)〜(4)によって制御さ
れる。
【0004】例えば、CPU(1)についてデバッグを
行う場合は、デバッグに必要なデータをデバッグ端子
(1)に入力する。この入力データは、デバッグI/F
(1)を介してCPU(1)に入力され、CPU(1)
においてデバッグが実行される。CPU(1)における
デバッグの結果は、デバッグI/F(1)を介し、デバ
ッグ端子(1)から取り出される。他のCPU(2)〜
(4)についても、各々対応するデバッグ端子(2)〜
(4)及びデバッグI/F(2)〜(4)を用いて同様
にデバッグを行うことができるようになっていた。
行う場合は、デバッグに必要なデータをデバッグ端子
(1)に入力する。この入力データは、デバッグI/F
(1)を介してCPU(1)に入力され、CPU(1)
においてデバッグが実行される。CPU(1)における
デバッグの結果は、デバッグI/F(1)を介し、デバ
ッグ端子(1)から取り出される。他のCPU(2)〜
(4)についても、各々対応するデバッグ端子(2)〜
(4)及びデバッグI/F(2)〜(4)を用いて同様
にデバッグを行うことができるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、一つのCPUに対してデバッグ端子が
一つ必要になるため、内蔵するCPUの数が増えると、
これに応じてデバッグ端子の数も増加し、マルチプロセ
ッサチップの大型化、設計や製造の困難性の上昇などを
伴う不都合があった。
来例にあっては、一つのCPUに対してデバッグ端子が
一つ必要になるため、内蔵するCPUの数が増えると、
これに応じてデバッグ端子の数も増加し、マルチプロセ
ッサチップの大型化、設計や製造の困難性の上昇などを
伴う不都合があった。
【0006】これを端子ピンの本数で考えると、例え
ば、一つのCPUのデバッグに、制御信号の入出力用と
して4本のピンを要し、トレース情報の入出力用として
10本のピンを要する場合、一つのデバッグ端子を構成
するピン数は14本になる。従って、4つのCPUを含
むマルチプロセッサチップであれば、デバッグ用として
56本のピンを配置しなければならず、また、更にCP
Uを増やすごとに14ピンずつ増加させなければならな
いという不都合があった。
ば、一つのCPUのデバッグに、制御信号の入出力用と
して4本のピンを要し、トレース情報の入出力用として
10本のピンを要する場合、一つのデバッグ端子を構成
するピン数は14本になる。従って、4つのCPUを含
むマルチプロセッサチップであれば、デバッグ用として
56本のピンを配置しなければならず、また、更にCP
Uを増やすごとに14ピンずつ増加させなければならな
いという不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、CPUのデバッグ用として配置される
ピンの本数をCPUの内臓数に対して削減することので
きるマルチプロセッサ装置を提供することを、その目的
とする。また、これにより、チップの大型化の抑制と、
設計及び製造の困難性の緩和を図りうるマルチプロセッ
サ装置を提供することを、その目的とする。
を改善し、特に、CPUのデバッグ用として配置される
ピンの本数をCPUの内臓数に対して削減することので
きるマルチプロセッサ装置を提供することを、その目的
とする。また、これにより、チップの大型化の抑制と、
設計及び製造の困難性の緩和を図りうるマルチプロセッ
サ装置を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、複数のCPUと、これら
CPUのデバッグに必要なデータを外部から入力し又は
外部に出力するデバッグ端子と、各CPUに各々併設さ
れデバッグ端子と各CPUとの間におけるデバッグに必
要なデータの送受を制御するデバッグI/Fとを備えて
いる。このうち、デバッグ端子と各デバッグI/Fとの
間に、デバッグ端子に入力されたデータを複数のCPU
のうち指定されたCPUに伝送すると共に各デバッグI
/Fから出力されるデータを同一のデバッグ端子に伝送
する入出力制御部を備えた、という構成を採っている。
め、請求項1記載の発明では、複数のCPUと、これら
CPUのデバッグに必要なデータを外部から入力し又は
外部に出力するデバッグ端子と、各CPUに各々併設さ
れデバッグ端子と各CPUとの間におけるデバッグに必
要なデータの送受を制御するデバッグI/Fとを備えて
いる。このうち、デバッグ端子と各デバッグI/Fとの
間に、デバッグ端子に入力されたデータを複数のCPU
のうち指定されたCPUに伝送すると共に各デバッグI
/Fから出力されるデータを同一のデバッグ端子に伝送
する入出力制御部を備えた、という構成を採っている。
【0009】請求項2記載の発明では、入出力制御部
は、複数のCPUのうち一つのCPUを指示する指示信
号を外部から取込むCPU選択端子と、このCPU選択
端子に入力された指示信号の指示する一つのCPUを選
択しその選択したCPUのデバッグI/Fをデバッグ端
子56に接続する選択接続手段とを備えている、という
構成を採っている。
は、複数のCPUのうち一つのCPUを指示する指示信
号を外部から取込むCPU選択端子と、このCPU選択
端子に入力された指示信号の指示する一つのCPUを選
択しその選択したCPUのデバッグI/Fをデバッグ端
子56に接続する選択接続手段とを備えている、という
構成を採っている。
【0010】請求項3記載の発明では、入出力制御部
は、デバッグ端子とCPUとの間でデータを送受するた
めのバスを備え、当該バス上でデータがぶつかり合わな
いようにする伝送制御機能を備えた、という構成を採っ
ている。
は、デバッグ端子とCPUとの間でデータを送受するた
めのバスを備え、当該バス上でデータがぶつかり合わな
いようにする伝送制御機能を備えた、という構成を採っ
ている。
【0011】請求項4記載の発明では、入出力制御部
は、データ送受用のバスと、外部からデバッグ端子にデ
ータが入力されたとき当該データを所定のCPUに伝送
するためにバスの使用許可を申し込む入出力I/Fと、
各デバッグI/Fに各々併設され各CPUから各デバッ
グI/Fにデータが入力されたとき当該データをデバッ
グ端子に伝送するためにバスの使用許可を申し込む複数
のバスI/Fとを備えている。また、入出力I/F又は
バスI/Fからのバスの使用許可の申し込みに対し択一
的にバスの使用許可を与えるバス調停手段を有する。そ
して、バス調停手段からバスの使用許可を与えられたI
/Fがバスを専有しデータの出力を行う、という構成を
採っている。
は、データ送受用のバスと、外部からデバッグ端子にデ
ータが入力されたとき当該データを所定のCPUに伝送
するためにバスの使用許可を申し込む入出力I/Fと、
各デバッグI/Fに各々併設され各CPUから各デバッ
グI/Fにデータが入力されたとき当該データをデバッ
グ端子に伝送するためにバスの使用許可を申し込む複数
のバスI/Fとを備えている。また、入出力I/F又は
バスI/Fからのバスの使用許可の申し込みに対し択一
的にバスの使用許可を与えるバス調停手段を有する。そ
して、バス調停手段からバスの使用許可を与えられたI
/Fがバスを専有しデータの出力を行う、という構成を
採っている。
【0012】請求項5記載の発明では、入出力制御部
は、外部からデバッグ端子に入力されたデータを一時蓄
積する入出力I/Fと、各デバッグI/Fに併設され各
CPUから各デバッグI/Fに入力されたデータを一時
蓄積する複数のリングI/Fとを備えている。そして、
入出力I/F及び複数のリングI/Fを環状に接続し当
該各I/F間でトークンリング方式によるデータ伝送を
行う、という構成を採っている。これらにより、前述し
た目的を達成しようとするものである。
は、外部からデバッグ端子に入力されたデータを一時蓄
積する入出力I/Fと、各デバッグI/Fに併設され各
CPUから各デバッグI/Fに入力されたデータを一時
蓄積する複数のリングI/Fとを備えている。そして、
入出力I/F及び複数のリングI/Fを環状に接続し当
該各I/F間でトークンリング方式によるデータ伝送を
行う、という構成を採っている。これらにより、前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分につい
ては同一符号を付して重複説明を省略する。
に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分につい
ては同一符号を付して重複説明を省略する。
【0014】図1のマルチプロセッサ装置10では、デ
バッグ端子56とデバッグI/F(1)〜(4)との間
に、デバッグに必要なデータの入出力を制御する入出力
制御部1を設けている。装置に含まれる4つのCPU
(1)〜(4)に対し、設けられているデバッグ端子の
数は一つだけである。
バッグ端子56とデバッグI/F(1)〜(4)との間
に、デバッグに必要なデータの入出力を制御する入出力
制御部1を設けている。装置に含まれる4つのCPU
(1)〜(4)に対し、設けられているデバッグ端子の
数は一つだけである。
【0015】入出力制御部1は、4つのCPU(1)〜
(4)のうち一つのCPUを指示する指示信号を外部か
ら取込むCPU選択端子1aと、このCPU選択端子1
aに入力された指示信号の指示する一つのCPUを選択
し、その選択したCPUのデバッグI/Fをデバッグ端
子56に接続する選択接続手段1bとを備えている。
(4)のうち一つのCPUを指示する指示信号を外部か
ら取込むCPU選択端子1aと、このCPU選択端子1
aに入力された指示信号の指示する一つのCPUを選択
し、その選択したCPUのデバッグI/Fをデバッグ端
子56に接続する選択接続手段1bとを備えている。
【0016】本実施形態において、CPU選択端子1a
は、2本のピンで構成され、2本の信号線で選択接続手
段に指示信号を入力するようになっている。この2本の
信号線を2ビットに見立て、00,01,10,11の
4通りの信号入力パターンによって4つのCPUのうち
一つを指示する。また、選択接続手段1bは、例えばゲ
ート回路として構成される。
は、2本のピンで構成され、2本の信号線で選択接続手
段に指示信号を入力するようになっている。この2本の
信号線を2ビットに見立て、00,01,10,11の
4通りの信号入力パターンによって4つのCPUのうち
一つを指示する。また、選択接続手段1bは、例えばゲ
ート回路として構成される。
【0017】例えば、CPU(1)のデバッグを行う場
合、CPU選択端子1aにCPU(1)を指示する信号
を入力する。すると、選択接続手段1bがCPU(1)
のデバッグI/F(1)を選択し、これをデバッグ端子
56に接続する。以降、従来例と同様にデバッグ端子5
6を通じてCPU(1)のデバッグが行われる。他のC
PUをデバッグする場合も、CPU選択端子1aに入力
する信号を切替えることによって、同一のデバッグ端子
56からデバッグを行うことができる。
合、CPU選択端子1aにCPU(1)を指示する信号
を入力する。すると、選択接続手段1bがCPU(1)
のデバッグI/F(1)を選択し、これをデバッグ端子
56に接続する。以降、従来例と同様にデバッグ端子5
6を通じてCPU(1)のデバッグが行われる。他のC
PUをデバッグする場合も、CPU選択端子1aに入力
する信号を切替えることによって、同一のデバッグ端子
56からデバッグを行うことができる。
【0018】これによると、一つのデバッグ端子56を
構成するピン数を従来例と同一の14本とすれば、CP
U選択端子1aの構成に必要なピンは2本であるから、
全部で16本のピンで足りる。従って、CPUを2つ以
上含むマルチプロセッサチップであれば、従来例の構成
に比べデバッグに必要なピンの本数を大幅に削減するこ
とができる。また、この16本のピンは、内蔵するCP
Uの数が増加しても増加することがない。このため、マ
ルチプロセッサチップの大型化を防止することができ、
また、設計及び製造の困難性を緩和することができる。
構成するピン数を従来例と同一の14本とすれば、CP
U選択端子1aの構成に必要なピンは2本であるから、
全部で16本のピンで足りる。従って、CPUを2つ以
上含むマルチプロセッサチップであれば、従来例の構成
に比べデバッグに必要なピンの本数を大幅に削減するこ
とができる。また、この16本のピンは、内蔵するCP
Uの数が増加しても増加することがない。このため、マ
ルチプロセッサチップの大型化を防止することができ、
また、設計及び製造の困難性を緩和することができる。
【0019】次に、本発明の他の実施形態を図2に基づ
いて説明する。従来例と同一部分については同一符号を
付して重複説明を省略する。
いて説明する。従来例と同一部分については同一符号を
付して重複説明を省略する。
【0020】この図2に示すマルチプロセッサ装置20
は、入出力制御部2の構成に特徴を有し、その他の部分
の構成は、先の実施形態と同一である。
は、入出力制御部2の構成に特徴を有し、その他の部分
の構成は、先の実施形態と同一である。
【0021】本実施形態において、入出力制御部2は、
内部にバスBを有し、このバスBを介してデバッグ端子
56と各CPUのデバッグI/Fとの間のデータ送受を
行うようになっている。デバッグ端子56とバスBとの
間のデータ送受は、入出力I/F2aによって制御され
る。また、バスBと各デバッグI/F(1)〜(4)と
の間のデータ送受は、各デバッグI/F毎に装備された
バスI/F(1)〜(4)によって制御される。
内部にバスBを有し、このバスBを介してデバッグ端子
56と各CPUのデバッグI/Fとの間のデータ送受を
行うようになっている。デバッグ端子56とバスBとの
間のデータ送受は、入出力I/F2aによって制御され
る。また、バスBと各デバッグI/F(1)〜(4)と
の間のデータ送受は、各デバッグI/F毎に装備された
バスI/F(1)〜(4)によって制御される。
【0022】しかし、バスBに対し各I/Fから一斉に
データが出力されると信号の衝突を生じるので、この信
号の衝突を防止すべくバス調停手段2bが設けられてい
る。このバス調停手段2bは、入出力I/F2a及び各
バスI/F(1)〜(4)に接続されている。バス調停
手段2bは、例えばゲート回路によって実現される。
データが出力されると信号の衝突を生じるので、この信
号の衝突を防止すべくバス調停手段2bが設けられてい
る。このバス調停手段2bは、入出力I/F2a及び各
バスI/F(1)〜(4)に接続されている。バス調停
手段2bは、例えばゲート回路によって実現される。
【0023】そして例えば、デバッグ端子56にCPU
(3)を宛先としたデータが入力されると、このデータ
は入出力I/F2aに一時蓄積される。データを蓄積し
た入出力I/F2aは、バス調停手段2bにバス使用許
可を申し込み、バス使用の許可を待つ。バス使用許可の
申し込みを受けたバス調停手段2bは、その申し込みを
待ち行列に蓄積する。そして、バス調停手段2bは、バ
スを専有しているI/Fから専有終了の報告がある度
に、待ち行列から順次申し込みを読み出し、その申し込
みを行ったI/Fに対しバスBの使用許可を与える。例
えば、先ほど申し込みを行った入出力I/F2aの順番
が回ってくると、バス調停手段2bから入出力I/F2
aに対しバスBの使用許可が与えられる。バスBの使用
許可を受けた入出力I/F2aは、既に蓄積したCPU
(3)宛てのデータをバスBに出力し、デバッグI/F
(3)を介してCPU(3)に入力する。これにより、
入出力制御部2の伝送制御機能が実現されている。
(3)を宛先としたデータが入力されると、このデータ
は入出力I/F2aに一時蓄積される。データを蓄積し
た入出力I/F2aは、バス調停手段2bにバス使用許
可を申し込み、バス使用の許可を待つ。バス使用許可の
申し込みを受けたバス調停手段2bは、その申し込みを
待ち行列に蓄積する。そして、バス調停手段2bは、バ
スを専有しているI/Fから専有終了の報告がある度
に、待ち行列から順次申し込みを読み出し、その申し込
みを行ったI/Fに対しバスBの使用許可を与える。例
えば、先ほど申し込みを行った入出力I/F2aの順番
が回ってくると、バス調停手段2bから入出力I/F2
aに対しバスBの使用許可が与えられる。バスBの使用
許可を受けた入出力I/F2aは、既に蓄積したCPU
(3)宛てのデータをバスBに出力し、デバッグI/F
(3)を介してCPU(3)に入力する。これにより、
入出力制御部2の伝送制御機能が実現されている。
【0024】また、各デバッグI/F(1)〜(4)の
動作も入出力I/F2aと同様である。CPU(1)か
らデバッグ端子56にデバッグに関するデータを出力す
る場合、そのデータはデバッグI/F(1)に一時蓄積
され、バス調停手段2bからバスBの使用許可が与えら
れた時に、バスBに出力される。そして、入出力I/F
2aを介してデバッグ端子56に送られる。
動作も入出力I/F2aと同様である。CPU(1)か
らデバッグ端子56にデバッグに関するデータを出力す
る場合、そのデータはデバッグI/F(1)に一時蓄積
され、バス調停手段2bからバスBの使用許可が与えら
れた時に、バスBに出力される。そして、入出力I/F
2aを介してデバッグ端子56に送られる。
【0025】このように、バスBを介し、一つのデバッ
グ端子56と各CPU(1)〜(4)との間のデータ送
受を行うようにし、かつ、バスBを使用するI/Fはバ
ス調停手段2bに申し込みを行い、バス調停手段2bの
許可を受けてからバスBを使用するようにしたので、バ
ス上でのデータの衝突を防止しながら一つのデバッグ端
子56と各CPU(1)〜(4)との間でデータ送受を
行うことができる。このため、デバッグ端子の数は一つ
で済み、ゆえに、デバッグ用に必要なピンの本数を削減
することができる。特に、本実施形態では、外部からC
PUを選択する操作が不要であるため、CPU選択端子
も不要であり、先の実施形態よりも更にピン数を削減す
ることができる。
グ端子56と各CPU(1)〜(4)との間のデータ送
受を行うようにし、かつ、バスBを使用するI/Fはバ
ス調停手段2bに申し込みを行い、バス調停手段2bの
許可を受けてからバスBを使用するようにしたので、バ
ス上でのデータの衝突を防止しながら一つのデバッグ端
子56と各CPU(1)〜(4)との間でデータ送受を
行うことができる。このため、デバッグ端子の数は一つ
で済み、ゆえに、デバッグ用に必要なピンの本数を削減
することができる。特に、本実施形態では、外部からC
PUを選択する操作が不要であるため、CPU選択端子
も不要であり、先の実施形態よりも更にピン数を削減す
ることができる。
【0026】ここで、本実施形態では、入出力制御部2
にバスBを導入しているが、このバス上のデータ伝送制
御方式として、CSMA/CD方式やトークンバス方式
を採用し入出力制御部2の伝送制御機能を実現されても
よい。
にバスBを導入しているが、このバス上のデータ伝送制
御方式として、CSMA/CD方式やトークンバス方式
を採用し入出力制御部2の伝送制御機能を実現されても
よい。
【0027】次に、本発明の更に他の実施形態を図3に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0028】この図3に示すマルチプロセッサ装置30
も、入出力制御部3の構成に特徴を有する。その他の構
成は、最初の実施形態と同一である。
も、入出力制御部3の構成に特徴を有する。その他の構
成は、最初の実施形態と同一である。
【0029】本実施形態において、デバッグ端子56
は、入出力I/F3aに接続されている。また、各デバ
ッグI/F(1)〜(4)は、リングI/F(1)〜
(4)に個別に接続されている。そして、入出力I/F
3a及び各リングI/F(1)〜(4)が環状に接続さ
れている。この環状の伝送路には図3上における反時計
回りにトークンが送受され、トークンリング方式による
データの送受が行われるようになっている。
は、入出力I/F3aに接続されている。また、各デバ
ッグI/F(1)〜(4)は、リングI/F(1)〜
(4)に個別に接続されている。そして、入出力I/F
3a及び各リングI/F(1)〜(4)が環状に接続さ
れている。この環状の伝送路には図3上における反時計
回りにトークンが送受され、トークンリング方式による
データの送受が行われるようになっている。
【0030】これによると、先の各実施形態と同様の効
果を奏することができる他、2番目の実施形態に含まれ
ていたバス調停手段が不要となり、マルチプロセッサチ
ップの小型化及び低価格化を実現することが可能であ
る。
果を奏することができる他、2番目の実施形態に含まれ
ていたバス調停手段が不要となり、マルチプロセッサチ
ップの小型化及び低価格化を実現することが可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、入出力制御部が、複数のCPU
と一つのデバッグ端子との間のデータ送受を制御するの
で、マルチプロセッサチップに内蔵されるCPUの数に
対し、デバッグ端子の数を削減することができる。この
ため、マルチプロセッサチップの大型化を防止し、ま
た、設計及び製造の困難性を緩和することができる、と
いう従来にない優れたデバッグ端子を有するマルチプロ
セッサ装置を提供することができる。
るので、これによると、入出力制御部が、複数のCPU
と一つのデバッグ端子との間のデータ送受を制御するの
で、マルチプロセッサチップに内蔵されるCPUの数に
対し、デバッグ端子の数を削減することができる。この
ため、マルチプロセッサチップの大型化を防止し、ま
た、設計及び製造の困難性を緩和することができる、と
いう従来にない優れたデバッグ端子を有するマルチプロ
セッサ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の更に他の実施形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1,2,3 入出力制御部 1a CPU選択端子 1b 選択接続手段 2a,3a 入出力I/F 2b バス調停手段 10,20,30 マルチプロセッサ装置 B バス
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のCPUと、これらCPUのデバッ
グに必要なデータを外部から入力し又は外部に出力する
デバッグ端子と、前記各CPUに各々併設され前記デバ
ッグ端子と前記各CPUとの間における前記デバッグに
必要なデータの送受を制御するデバッグI/Fとを備え
たデバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置におい
て、 前記デバッグ端子と前記各デバッグI/Fとの間に、前
記デバッグ端子に入力されたデータを前記複数のCPU
のうち指定されたCPUに伝送すると共に前記各デバッ
グI/Fから出力されるデータを同一のデバッグ端子に
伝送する入出力制御部を備えたことを特徴とするデバッ
グ端子を有するマルチプロセッサ装置。 - 【請求項2】 前記入出力制御部は、前記複数のCPU
のうち一つのCPUを指示する指示信号を外部から取込
むCPU選択端子と、このCPU選択端子に入力された
指示信号の指示する一つのCPUを選択しその選択した
CPUのデバッグI/Fを前記デバッグ端子に接続する
選択接続手段とを備えていることを特徴とした請求項1
記載のデバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置。 - 【請求項3】 前記入出力制御部は、前記デバッグ端子
と前記CPUとの間でデータを送受するためのバスを備
え、当該バス上でデータがぶつかり合わないようにする
伝送制御機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の
デバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置。 - 【請求項4】 前記入出力制御部は、データ送受用のバ
スと、外部から前記デバッグ端子にデータが入力された
とき当該データを所定のCPUに伝送するために前記バ
スの使用許可を申し込む入出力I/Fと、前記各デバッ
グI/Fに各々併設され前記各CPUから各デバッグI
/Fにデータが入力されたとき当該データを前記デバッ
グ端子に伝送するために前記バスの使用許可を申し込む
複数のバスI/Fと、前記入出力I/F又はバスI/F
からのバスの使用許可の申し込みに対し択一的にバスの
使用許可を与えるバス調停手段とを備え、 前記バス調停手段からバスの使用許可を与えられたI/
Fが前記バスを専有しデータの出力を行うことを特徴と
した請求項1記載のデバッグ端子を有するマルチプロセ
ッサ装置。 - 【請求項5】 前記入出力制御部は、外部から前記デバ
ッグ端子に入力されたデータを一時蓄積する入出力I/
Fと、各デバッグI/Fに併設され前記各CPUから各
デバッグI/Fに入力されたデータを一時蓄積する複数
のリングI/Fとを備え、 前記入出力I/F及び複数のリングI/Fを環状に接続
し当該各I/F間でトークンリング方式によるデータ伝
送を行うことを特徴とした請求項1記載のデバッグ端子
を有するマルチプロセッサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244059A JP2000076199A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | デバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244059A JP2000076199A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | デバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000076199A true JP2000076199A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17113127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10244059A Pending JP2000076199A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | デバッグ端子を有するマルチプロセッサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000076199A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007189003A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置 |
US8296602B2 (en) | 2005-06-28 | 2012-10-23 | Renesas Electronics Corporation | Processor and method of controlling execution of processes |
EP3327573A1 (en) | 2016-11-28 | 2018-05-30 | Renesas Electronics Corporation | Multi-processor and multi-processor system |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10244059A patent/JP2000076199A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8296602B2 (en) | 2005-06-28 | 2012-10-23 | Renesas Electronics Corporation | Processor and method of controlling execution of processes |
US8984334B2 (en) | 2005-06-28 | 2015-03-17 | Renesas Electronics Corporation | Processor and method of controlling execution of processes |
US9342416B2 (en) | 2005-06-28 | 2016-05-17 | Renesas Electronics Corporation | Processor and method of controlling execution of processes |
US10235254B2 (en) | 2005-06-28 | 2019-03-19 | Renesas Electronics Corporation | Processor and method of controlling execution of processes |
JP2007189003A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置 |
EP3327573A1 (en) | 2016-11-28 | 2018-05-30 | Renesas Electronics Corporation | Multi-processor and multi-processor system |
US10489271B2 (en) | 2016-11-28 | 2019-11-26 | Renesas Electronics Corporation | Multi-processor and multi-processor system for code debugging |
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Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030422 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040423 |