JP2002346129A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002346129A
JP2002346129A JP2001158762A JP2001158762A JP2002346129A JP 2002346129 A JP2002346129 A JP 2002346129A JP 2001158762 A JP2001158762 A JP 2001158762A JP 2001158762 A JP2001158762 A JP 2001158762A JP 2002346129 A JP2002346129 A JP 2002346129A
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JP
Japan
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symbol
game
ball
fluctuation
shortening
Prior art date
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Application number
JP2001158762A
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English (en)
Inventor
Hideki Ono
秀樹 大野
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示手段における遊技図柄の変動表示の
変動時間を短縮できるようにすること、遊技図柄の変動
時間の短縮化を図って保留球数の消化を積極的に促進す
るようにすること、遊技者の興趣性の向上を図ることが
できるようにすること。 【解決手段】 特別遊技図柄の変動中に遊技球が図柄始
動手段に入賞したときの短縮判定抽選の結果、短縮判定
の場合には、遊技球の図柄始動手段への入賞タイミング
直後にリーチ状態が発生し、特別遊技図柄の変動時間が
全体的に格段に短縮されている。それ故、もしかしたら
リーチ状態から大当たりに発展するのではないか、とい
う期待感を遊技者に十分に抱かせておいてから、最終的
に大当たり態様が決定し、遊技者の満足度を向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は弾球遊技機に関
し、特に図柄表示手段に表示される遊技図柄の変動中
に、遊技球検出手段に遊技球が入賞する場合に、遊技図
柄の変動時間を短縮するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、遊技盤に図柄始動手段と図柄表示手段とアタッ
カーと呼ばれる可変入賞手段(開閉式入賞手段)等を備
え、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件に図柄
表示手段の複数個の特別遊技図柄が所定変動時間だけ変
動して、その変動後の停止図柄が特定図柄態様(所謂、
大当たりの図柄態様)を表示したときに、可変入賞手段
が所定条件に基づいて設定回数まで開閉動作を繰り返
し、遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。
【0003】通常機の場合には、図柄表示手段における
遊技図柄の変動時間が常時一定であり、また所謂時短機
の場合には、変動後の停止図柄が大当たり図柄態様とな
ったときに、それに伴って発生する利益状態の終了後
に、大当たり図柄態様の種類等に応じて図柄表示手段に
おける特別遊技図柄の変動時間を短縮制御するようにし
たものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 この種の弾球遊技機
においては、変動時間を短縮するか否かを問わず、図柄
表示手段における特別遊技図柄の変動時間は予め遊技プ
ログラムによって設定されており、その変動時間を変更
することはできないようになっている。このため、遊技
者によっては、特別遊技図柄の変動中の時間を非常に長
く感じたり、焦燥感を抱きながら遊技を行うことがあ
る。即ち、変動後の停止図柄が大当たり図柄態様で停止
する場合には、その後に遊技者に有利な利益状態が発生
するため、特別遊技図柄の変動時間が多少長くても、別
段、問題はない。
【0005】しかし、変動後の停止図柄の殆どが外れ図
柄態様で停止し、しかもその後に遊技者に有利な状態が
発生する可能性が低いにも関わらず、図柄表示手段にお
ける特別遊技図柄の変動動作毎に、その外れ図柄の確定
を持つだけのために、長時間を無駄に費やすことにな
る。このため、遊技者によっては、長時間の図柄変動の
度に非常な苛立ちを覚え、それが際限なく続くことによ
り、遊技の続行への意欲を喪失することがある。
【0006】また、多くの弾球遊技機では、図柄表示手
段の変動動作中に、図柄始動手段が所定の保留個数(例
えば、4個)以上の遊技球を検出しても、上限保留個数
以上を保留することはなく、単なる入賞として処理する
ようにしているため、保留個数が上限に達した場合、遊
技者は保留球数が所定数未満に減るまで、遊技球の発射
を停止させて遊技を中断して待機する。この場合、特別
遊技図柄の変動時間が長ければ長い程、遊技者の待機時
間が長くなり、これが遊技者の興趣を損なう原因の1つ
にもなる。
【0007】本発明の目的は、図柄表示手段における遊
技図柄の変動表示の変動時間を短縮できるようにするこ
と、遊技図柄の変動時間の短縮化を図って保留球数の消
化を積極的に促進するようにすること、遊技者の興趣性
の向上を図ることができるようにすること、等である。
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1の弾球遊技機
は、図柄始動手段と、遊技図柄を変動表示する図柄表示
部を有する図柄表示手段と、図柄始動手段が遊技球を検
出することを条件に遊技図柄を変動表示させる図柄制御
手段と、変動後に停止した遊技図柄が予め定められた特
定態様となることを条件に遊技者に有利な利益状態を発
生させる利益状態発生手段とを備えた弾球遊技機におい
て、遊技盤の所定部位に遊技球が入ったことを検出する
遊技球検出手段と、遊技図柄の変動中に遊技球検出手段
が遊技球を検出した場合に、その変動中の遊技図柄の変
動時間を短縮させる変動時間短縮手段とを備えたもので
ある。
【0009】図柄始動手段に遊技球が入賞し、図柄始動
手段が遊技球を検出した場合、図柄制御手段は図柄表示
手段の図柄表示部において、遊技図柄を変動表示させ
る。そして、利益状態発生手段は、変動後に停止した遊
技図柄が、例えば「777」等の予め定められた特定態
様となる場合に、遊技者に有利な利益状態を発生させ
る。ところで、遊技図柄の変動中に、遊技球検出手段が
遊技盤の所定部位に遊技球が入ったことを検出した場
合、変動時間短縮手段により、その変動中の遊技図柄の
変動時間が短縮される。それ故、遊技図柄の変動表示の
短縮化を図って保留球数の消化を積極的に促進すること
ができる。
【0010】請求項2の弾球遊技機は、請求項1におい
て、前記遊技球検出手段が遊技球を検出した際に変動時
間短縮手段を作動させるか否かを抽選により判定する短
縮判定手段を備え、この短縮判定手段の判定結果に基づ
いて変動時間短縮手段が作動するものである。この場
合、短縮判定手段による抽選により変動時間短縮手段を
作動させる場合には、遊技図柄の変動時間を短縮できる
とともに、短縮判定手段による抽選で変動時間短縮手段
を作動させない場合には、もしかしたら大当たりになる
のではないか、という期待感を遊技者に抱かせることが
できる。
【0011】請求項3の弾球遊技機は、請求項1又は2
において、前記特定態様にするか否かを抽選により判定
する利益判定手段を備え、変動停止後の遊技図柄が特定
態様となる変動中には、変動時間短縮手段が作動しない
ものである。この場合、利益判定手段により、変動停止
後の遊技図柄が、大当たり図柄態様等の特定態様にする
ように判定された場合、変動時間短縮手段による変動時
間短縮が行われないため、もしかしたら大当たりになる
のではないかという期待感を、図柄の変動期間中に、遊
技者に十分に抱かせておいてから、最終的に特定態様が
決定するため、遊技者の満足度を向上させることができ
る。
【0012】請求項4の弾球遊技機は、請求項1又は2
において、前記特定態様となるリーチ状態を伴う変動中
には変動時間短縮手段が作動しないものである。この場
合、リーチ状態を伴う遊技図柄の変動時間を短縮しない
ため、もしかしたらリーチ状態から大当たりに発展する
のではないか、という期待感を遊技者に十分に抱かせる
ことができる。
【0013】請求項5の弾球遊技機は、請求項1〜3の
何れかにおいて、前記遊技球検出手段は、図柄始動手段
に遊技球が入ったことを検出する手段である。この場
合、図柄始動手段に入賞した遊技球を遊技球検出手段で
検出することができ、この検出を条件に遊技図柄の変動
時間を短縮できるため、図柄始動手段に入賞する遊技球
が保留球として記憶される場合でも、保留球の消化を促
進することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0015】図1〜図4に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この
外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード
式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠
3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。
前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、
遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス
扉6と発射用の遊技球を貯留する球受け皿8の前面板
(図示略)とが夫々開閉自在に枢着されている。前枠4
の下部には、球受け皿8から溢流し又は抜き取った遊技
球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル1
1とが設けられている。
【0016】この発射手段10は、回動操作可能な発射
ハンドル11と、この発射ハンドル11を回動操作した
回動角度に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発
射させる発射モータ13(図3,図4参照)などを備え
ている。球受け皿8の右部には、カード式球貸し機1に
対する球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、この
操作パネル14には、カード残額を3桁の数字で表示す
るカード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球の球
貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時に
カードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設けら
れている。
【0017】図2に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、センターケース24と、そのセンターケ
ース24内に設けられたカラーの液晶ディスプレイ16
(これが可変表示装置に相当する)と、図柄始動手段
(図柄始動兼入賞手段)17と、可変入賞手段(開閉式
入賞手段)18と、複数の普通入賞手段19(この場
合、上段の普通入賞手段19以外に、可変入賞手段18
の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)と、
2つの作動口(通過口又はゲート)20等が夫々所定の
位置に配設されている。
【0018】液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示
するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画、吹き
出しの動作などを演出表示する演出表示機能を有し、更
に、3つの遊技図柄からなる特別遊技図柄を変動表示す
る特別図柄表示手段22として機能するとともに、2つ
の遊技図柄からなる普通遊技図柄を変動表示する普通図
柄表示手段23として機能する図柄表示手段21であ
る。特別図柄表示手段22は、例えば左右方向に並ぶ3
個(左、中、右)の図柄表示部22a〜22cを有し、
図柄始動手段17に遊技球が入賞することを条件に、図
柄表示部22a〜22cに特定遊技図柄が所定時間だけ
変動表示(スクロール表示)される。
【0019】そして、各図柄表示部22a〜22cにお
いては、図柄始動手段17への遊技球の入賞タイミング
に応じた抽選結果に基づいて決定される図柄態様で停止
する。普通図柄表示手段23は、例えば図柄表示手段2
1の右下部に、左右方向に並ぶ2個(左、右)の図柄表
示部23a,23bを有し、作動口20を通過した遊技
球を検出したとき、各図柄表示部23a,23bに普通
遊技図柄を所定時間だけ変動表示し、遊技球の作動口2
0通過時点において抽選された抽選用数値により決定さ
れる図柄態様を表示して停止するようになっている。
【0020】ここで、センターケース24の上部には、
特別図柄用の保留球数表示器25が設けられている。こ
の保留球数表示器25は、7セグメントからなる2つの
LEDを有する表示器であり、特別遊技図柄が変動中に
図柄始動手段17に入賞した遊技球を保留球数として、
最高で20個まで表示可能になっている。図柄始動手段
17は開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動
式チューリップと一体的に構成され、遊技球検出手段と
して機能するものである。それ故、これら図柄始動手段
17と、可変入賞手段18と、普通入賞手段19と、作
動口20は、遊技盤5の所定部位に遊技球が入ったこと
を検出する遊技球検出手段として機能する。
【0021】普通図柄表示手段23の変動後に停止した
普通遊技図柄が当たり図柄となった当たり発生時に、開
閉爪17aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。
可変入賞手段18は前方に開放可能な開閉板18aを備
え、通常、開閉板18aは閉じた状態であるが、特別図
柄表示手段22の変動後に停止した遊技図柄が「77
7」、「444」等の特定態様のとき、所謂「大当た
り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方
開放状に切換えられて遊技者に有利な状態が発生する。
【0022】この可変入賞手段18の内部に特定入賞領
域18bと普通入賞領域18cとが設けられ、特定入賞
領域18bを遊技球が通過したとき、特別遊技が継続さ
れる。ここで、特別遊技状態が遊技者に有利な利益状態
である。可変入賞手段18の開閉板18aが前方に開放
された後、所定時間(例えば、約20秒間)が経過し、
又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞して開閉板
18aが閉じるときに、遊技球が特定入賞領域18bを
通過していないときに特別遊技が終了するが、特定入賞
領域18bを通過していれば最大所定回数(例えば16
回)まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制
御される。
【0023】図3、図4に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形
成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタ
ンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に
接続された払出し手段35が裏機構板30の側部に設け
られ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続さ
れた払出し球誘導路36が設けられている。払出し手段
35から払出された遊技球は払出し球誘導路36を経由
して球受け皿8に払出される。
【0024】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(図示
略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着
された基板ケース38の内部に主制御基板39が配設さ
れ、その前側に図柄制御基板40が配設されている。主
制御基板39の下側で、裏カバー37に装着された基板
ケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、
この基板ケース41aに隣接する基板ケース41bの内
部にサウンド制御基板43が設けられている。
【0025】これら基板ケース41a,41bの下側で
裏機構板30に装着された基板ケース44の内部には、
電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられてい
る。更に、発射手段10の後側に装着された基板ケース
47の内部には、発射制御基板48が設けられている。
これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,
48は夫々独立のプリント基板で構成され、電源基板4
5と発射制御基板48を除くその他の制御基板39,4
0,42,43,46には、CPUとROMやRAM等
を有する1チップ集積回路からなるマイクロコンピュー
タ(図示略)が夫々設けられている。
【0026】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっ
ている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、
普通遊技図柄や特別遊技図柄の図柄停止に関する不正を
確実に防止できるとともに、後述する主制御手段49の
制御負荷を格段に軽減でき、制御コマンドの送信制御を
格段に簡単化することができる。
【0027】次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納
した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機
能について、図5の機能ブロック図により説明する。但
し、これら種々の機能は、前述したマイクロコンピュー
タ及びROMに格納した種々の制御プログラム等によ
り、これらの手段50〜60、61〜64、70、7
1、73、75で達成される。
【0028】主制御基板39上に構成された主制御手段
50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や各種の
遊技球検出手段17〜20に設けられた遊技球検出スイ
ッチ等に対する信号の入出力に関わる遊技盤5の遊技制
御を主として司るとともに、後述する図柄制御手段6
1、払出し制御手段70、ランプ制御手段71、サウン
ド制御手段73等に必要に応じて制御コマンドを送信出
力する。図柄制御基板40上に構成された図柄制御手段
61は、主制御手段50から送信されてくる図柄制御コ
マンドに基づいて、各図柄表示部23a,23bの普通
遊技図柄を変動制御し、指示された普通図柄態様を表示
するように変動停止を制御する。
【0029】図柄制御手段61は、更に、受信した図柄
制御コマンドに基づいて、各図柄表示部22a〜22c
の特別遊技図柄を変動制御し、指示された特別図柄態様
を表示するように変動停止を制御したり、液晶ディスプ
レイ16に演出表示させる演出表示制御を実行する。払
出し制御基板46上に構成された払出し制御手段70
は、主制御手段50から払出し制御コマンドを受信し、
払出し手段35による遊技球の払出し制御を司る。ラン
プ制御基板42上に構成されたランプ制御手段71は、
主制御手段50からランプ制御コマンドを受信し、遊技
盤5等に設けられた多数の装飾用ランプや演出用ランプ
等を含むランプ群72の点灯制御、更には保留球数表示
器25の表示制御を司る。
【0030】サウンド制御基板43上に構成されたサウ
ンド制御手段73は、主制御手段50からサウンド制御
コマンドを受信し、球受け皿8の裏側に設けられたスピ
ーカ74に対する各種の音響効果音の為のサウンド出力
制御を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御
手段75は、発射モータ13を駆動して遊技球の発射制
御を司る。
【0031】主制御手段50は、利益状態を発生させる
か否かを抽選する抽選手段51と、利益判定手段52
と、利益状態発生手段53と、確率変動手段54と、図
柄決定手段55と、コマンド送信手段56と、保留球数
記憶手段57と、短縮判定手段58と、変動時間短縮手
段59等を備えている。抽選手段51は、抽選用カウン
タを用いて微小な更新周期(例えば、約2msec周期)で
抽選用数値を所定の範囲(例えば、0〜299)で更新
し、特別遊技図柄に関して、図柄始動手段17に遊技球
が入賞したときの数値を抽出することにより、当たり外
れに関する抽選を行なうとともに、確率変動型大当たり
か否かについても抽選する。
【0032】抽選手段51は、更に、普通遊技図柄に関
しても作動口20を遊技球が通過したときの数値を抽出
することにより、当たり外れに関する抽選を行う。即
ち、抽選手段51は遊技動作、つまり遊技態様や遊技球
の挙動に応じて抽選を行う。利益判定手段52は、図柄
始動手段17や作動口20に遊技球が入賞したときに抽
選手段51から供給される抽選された数値に基づいて、
特別遊技図柄に関して「大当り」又は「外れ(外れリー
チを含む)」の何れであるかを判定するとともに、確率
変動型大当たりに関しても判定し、更に普通遊技図柄に
関しても「当り」又は「外れ」の何れであるかを判定す
る。
【0033】利益状態発生手段53は、利益判定手段5
2から大当たりの判定結果を受ける、若しくは、特別図
柄表示手段22の変動後の停止図柄が大当たり図柄とな
ることを条件に、遊技制御に含まれる所定の利益状態発
生ルーチンにより可変入賞手段18の開閉板18aを前
述したように開閉作動させるとともに、利益判定手段5
2から確率変動型大当たりの判定結果を受けた場合、確
率変動手段54に高確率状態を設定するように指令し、
遊技者に利益状態を与える。
【0034】確率変動手段54は、利益状態発生手段5
3から高確率である利益状態とするように指令された場
合に、確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の大
当たり迄、或いは所定回数だけ特別遊技図柄が変動する
迄、利益判定手段52による大当たり判定に際して大当
たりとする特定数値の数を通常のときよりも多くし、大
当たり確率を高くするように利益判定手段52に指令す
る。ところで、普通遊技図柄が「当たり」の場合には、
利益状態発生手段53により、図柄始動手段17の開放
時間が延長されて入賞し易くなり、遊技者に有利な利益
状態が付与される。
【0035】図柄決定手段55は、利益判定手段52か
らの判定結果に応じて、所定の抽選プログラムにより、
普通遊技図柄に関して、「当たり」のときには当たり普
通遊技図柄及び普通図柄変動パターンを抽選により決定
するとともに、「外れ」のときには外れ普通遊技図柄及
び普通図柄変動パターンを抽選により決定する。図柄決
定手段55は、更に、特別遊技図柄や演出表示に関し
て、「大当たり」のときには大当たりの特別遊技図柄及
び特別図柄変動パターンを抽選により決定するととも
に、「外れ」のときには外れ特別遊技図柄及び特別図柄
変動パターンを抽選により決定する。
【0036】コマンド送信手段56は、図柄決定手段5
5で決定された変動パターンに基づいて、図柄制御手段
61に対して、普通遊技図柄や特別遊技図柄の為の変動
パターンを指定する変動パターン指定コードと、停止図
柄と、変動停止コマンドとを図柄変動毎に送信出力する
だけでなく、払出し制御手段70とランプ制御手段71
とサウンド制御手段73等に対して、必要に応じてその
図柄変動に伴う種々の制御コマンドを送信する。
【0037】保留球数記憶手段57は、特別遊技図柄の
変動中に図柄始動手段17に遊技球が入賞する毎に保留
球数をインクリメントし、記憶した保留球数を図柄変動
が終了する毎にデクリメントする。それ故、保留球数記
憶手段57に記憶した保留球数がランプ制御手段71に
より特別図柄変動用の保留球数表示器25に表示され
る。短縮判定手段58は、図柄始動手段17に遊技球が
入賞した際に、変動時間短縮手段59を作動させるか否
か、つまり変動時間を短縮するか否かを抽選により判定
し、その短縮判定の結果、変動時間を短縮する場合に
は、変動時間短縮手段59に変動時間短縮を指令する。
【0038】変動時間短縮手段59は、短縮判定手段5
8から変動時間の短縮指令を受けた場合、コマンド送信
手段56を介して図柄制御手段61に特別遊技図柄の変
動を短縮させるように指令する。図柄制御手段61は、
普通図柄表示手段23を制御する普通図柄制御手段62
と、特別図柄表示手段22を制御する特別図柄制御手段
63と、変動パターン記憶手段64等を有し,コマンド
送信手段56から送信される図柄制御コマンドを受信
し、受信した図柄制御コマンドを解析する。
【0039】そして、普通図柄表示手段23により各図
柄表示部23a,23bにおける普通図柄変動が制御さ
れ、特別図柄制御手段63により各図柄表示部22a〜
22cにおける特別図柄変動が制御される。変動パター
ン記憶手段64には、複数の変動パターン番号の各々に
普通遊技図柄や特別遊技図柄の動作内容(変動時間を含
む)を対応づけて記憶されている。この場合、変動パタ
ーン記憶手段64には、各種のキャラクタや背景により
演出表示する演出パターンのパターン情報も記憶してい
るものとする。
【0040】ここで、主制御手段50に設けられたマイ
クロコンピュータ及びROMに有する利益状態発生制御
プログラム等により利益状態発生手段53が構成され、
そのマイクロコンピュータ及びROMに有する変動時間
短縮判定制御プログラム等により短縮判定手段58が構
成され、またそのマイクロコンピュータ及びROMに有
する変動時間短縮制御プログラム等により変動時間短縮
手段59が構成されている。
【0041】次に、主制御手段50により実行される変
動パターン決定制御について、図6のフローチャートに
基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=1、
2、3・・・)は各ステップである。図柄始動手段17
に遊技球が入賞する毎に、抽選手段51により、数値を
抽出することにより、当たり/外れに関する抽選が行わ
れ(S1)、その抽選された数値に基づいて利益判定手
段52により当たり又は外れの判定が行われる(S
2)。
【0042】その判定の結果、大当たりのときには(S
3:Yes )、複数のリーチパターンのうちから1つのリ
ーチパターンが抽選で決定される(S4)。但し、この
抽選対象の複数のリーチパターンのうちには、単なるリ
ーチパターンだけでなく、スーパーリーチとしてのリー
チパターンも含まれている。次に、リーチ状態を経て最
終的に停止表示する大当たり図柄態様と、リーチパター
ンを含む一連の図柄変動を指定する1つの図柄変動パタ
ーン番号が複数の図柄変動パターンのうちから抽選によ
り決定され(S5)、この制御を終了し、メインルーチ
ンにリターンする。
【0043】そして、図柄決定手段55から、図柄変動
パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンドと、右図
柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図柄停止コ
マンド等の一連の図柄制御コマンドが図柄制御手段61
に送信される。利益判定手段52による判定の結果、外
れのときには(S3:No)、リーチ状態を発生するか否
かが抽選により決定され(S6)、リーチ状態を発生す
る場合には(S7:Yes )、「左図柄」と「右図柄」と
して表示するリーチ図柄が抽選により決定されるととも
に、図柄変動を指定する1つの図柄変動パターン番号が
複数の図柄変動パターンのうちから抽選により決定され
る(S8)。
【0044】次に、最終的に停止表示する「中図柄」が
抽選により決定され(S9)、同様にメインルーチンに
リターンする。この場合にも、図柄決定手段55から、
図柄変動パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンド
と、右図柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図
柄停止コマンド等の一連の図柄制御コマンドが図柄制御
手段61に送信される。ところで、リーチ状態を発生さ
せない場合には(S7:No)、3つの外れ遊技図柄が抽
選により決定されるとともに、図柄変動を指定する1つ
の図柄変動パターン番号が複数の図柄変動パターンのう
ちから抽選により決定され(S10)、この制御を終了
し、メインルーチンにリターンする。
【0045】この場合にも、図柄決定手段55から、図
柄変動パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンド
と、右図柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図
柄停止コマンド等の一連の図柄制御コマンドが図柄制御
手段61に送信される。次に、変動時間短縮手段59に
より実行される変動時間短縮制御について、図7のフロ
ーチャートに基づいて説明する。この制御が開始される
と、先ず遊技球が図柄始動手段17に入賞するまでS11
が繰り返して実行され、図柄始動手段17に遊技球が入
賞した場合に(S11:Yes )、特別遊技図柄が変動中で
ないときには(S12:No)、S11〜S12が繰り返して実
行される。
【0046】遊技球が図柄始動手段17に入賞したとき
に(S11:Yes )、特別遊技図柄が変動中であり(S1
2:Yes )、抽選手段51による抽選結果が大当たりの
場合には(S13:大当たり態様)、変動時間を短縮する
ことなく、S11に戻る。しかし、抽選結果がリーチ状態
を伴わない外れの場合には(S13:外れ態様)、短縮判
定手段58により短縮判定抽選が行われ(S14)、変動
時間を短縮する場合には(S15:Yes )、変動時間を短
縮するように指令され(S16)、S11に戻る。ところ
で、抽選結果が外れリーチの場合に(S13:外れリーチ
態様)、図柄始動手段17への遊技球の入賞がリーチ状
態の発生以前の変動状態の場合には(S17:Yes )、短
縮判定抽選が行われる(S18)。
【0047】その短縮判定抽選の結果、変動時間を短縮
する場合には(S19:Yes )、リーチ状態が発生するま
での変動時間を短縮するように指令され(S20)、S11
に戻る。一方、図柄始動手段17への遊技球の入賞がリ
ーチ状態の発生よりも後の変動状態の場合には(S17:
No)、短縮判定抽選が行われ(S21)、S15〜S16を経
てS11に戻る。
【0048】次に、抽選手段51による抽選結果が外れ
態様の場合に変動時間を短縮する作用について説明す
る。図8に示すように、例えば、外れ態様の場合であっ
て、変動時間を約20秒とする変動パターンAによる特
別遊技図柄の変動中に、遊技球が図柄始動手段17に入
賞したときの短縮判定抽選の結果、非短縮判定の場合
(変動時間短縮を行わない場合)には、変動時間は基本
変動時間(約20秒)と同様である。
【0049】しかし、短縮判定抽選の結果、短縮判定の
場合(変動時間短縮を行う場合)には、遊技球の入賞と
同時に、変動時間短縮手段59から変動時間を約2秒と
する変動短縮コマンド(2) が図柄制御手段61に送信さ
れ、約2秒後に変動停止コマンドがコマンド送信手段5
6から図柄制御手段61に送信される。それ故、遊技球
の図柄始動手段17への入賞タイミングから約2秒後に
図柄変動が終了して停止する。
【0050】即ち、外れ態様における特別遊技図柄の変
動時間が格段に短縮されている。このように、特別遊技
図柄の変動中に、図柄始動手段17である遊技球検出手
段が遊技球を検出した場合、特別遊技図柄の変動時間が
短縮される。それ故、特別遊技図柄の変動時間を格段に
短縮することができ、保留球数の消化を促進することが
できる。しかも、遊技者の遊技に対する興趣を増大する
ことができる。
【0051】次に、抽選手段51による抽選結果が外れ
リーチ態様の場合であって、遊技球の図柄始動手段17
への入賞がリーチ状態の発生以前の場合に、変動時間を
短縮する作用について説明する。図9に示すように、外
れリーチ態様の場合であって、変動時間を約25秒とす
る変動パターンBによる特別遊技図柄の変動中に、遊技
球が図柄始動手段17に入賞したときの短縮判定抽選の
結果、非短縮判定の場合には、変動時間は基本変動時間
(約25秒)と同様である。
【0052】しかし、短縮判定抽選の結果、短縮判定の
場合には、例えば、変動時間短縮手段59から変動時間
が短縮された(例えば、約6秒)とする異なる変動パタ
ーンCが図柄制御手段61に再送信される。そして、約
6秒後に変動停止コマンドが図柄制御手段61に送信さ
れる。それ故、遊技球の図柄始動手段17への入賞タイ
ミングから約6秒後に図柄変動が終了して停止する。
【0053】即ち、外れリーチ態様における特別遊技図
柄の変動時間が全体的に格段に短縮されている。このよ
うに、遊技球が図柄始動手段17に入賞した時期からリ
ーチ状態発生までの変動時間を短縮し、しかもリーチ状
態発生後の変動時間を短縮しないため、もしかしたらリ
ーチ状態から大当たりに発展するのではないか、という
期待感を遊技者に十分に抱かせておいてから、最終的に
大当たり態様が決定し、遊技者の満足度を向上させるこ
とができる。
【0054】次に、抽選手段51による抽選結果が外れ
リーチ態様の場合であって、遊技球の図柄始動手段17
への入賞がリーチ状態の発生以降の場合に、変動時間を
短縮する作用について説明する。図10に示すように、
変動時間を約30秒とする変動パターンDによる特別遊
技図柄の変動中に、遊技球が図柄始動手段17に入賞し
たときの短縮判定抽選の結果、非短縮判定の場合には、
変動時間は基本変動時間(約30秒)と同様である。
【0055】しかし、短縮判定抽選の結果、短縮判定の
場合には、遊技球の図柄始動手段17への入賞タイミン
グと同時に、変動停止コマンドが図柄制御手段61に送
信される。それ故、遊技球に入賞と略同時に図柄変動が
終了して停止する。即ち、外れリーチ態様における特別
遊技図柄の変動時間が全体的に格段に短縮されている。
このように、遊技球が図柄始動手段17に入賞した時期
以降の変動時間を格段に短縮するため、保留球数記憶手
段57に記憶する保留球数の消化を促進することがで
き、しかも遊技者の遊技に対する興趣を増大することが
できる。
【0056】ところで、抽選手段51による抽選結果が
大当たり態様の場合には、図11に示すように、リーチ
状態の発生以前と以降とに、遊技球が図柄始動手段17
に夫々入賞するような場合であっても、大当たり態様の
変動時間については、基本変動時間と同様である。それ
故、図柄始動手段17への遊技球の入賞にも関わらず、
特別遊技図柄の変動時間短縮が行われないため、もしか
したら大当たりになるのではないかという期待感を、遊
技図柄の変動期間中に、遊技者に十分に抱かせておいて
から、最終的に大当たりが決定するため、遊技者の満足
度を向上させることができる。
【0057】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 1〕図12に示すように、抽選手段51による抽選結果
が大当たり態様の場合に、変動パターンコマンドによる
特別遊技図柄の変動中に、遊技球が図柄始動手段17に
入賞したときの短縮判定抽選の結果、非短縮判定の場合
には、変動時間は基本変動時間と同様である。しかし、
短縮判定抽選の結果、短縮判定の場合には、遊技球の図
柄始動手段17への入賞タイミング直後にリーチ状態が
発生した後、前述したように、変動時間が短く設定した
変動短縮コマンドを送信したり、変動パターンコマンド
を送信する等して、変動時間が短縮される。
【0058】この場合、大当たり態様(特定態様)とな
るリーチ状態を伴う変動中には、遊技球が図柄始動手段
17に入賞した場合でも、リーチ状態を伴う特別遊技図
柄の変動時間を短縮しないため、もしかしたらリーチ状
態から大当たりに発展するのではないか、という期待感
を遊技者に十分に抱かせることができる。但し、リーチ
状態中に遊技球が入賞した場合にも変動時間を短縮する
ようにしてもよい。
【0059】2〕変動時間短縮制御のS14、S18、S21
に用いる短縮確率は、任意の短縮確率を適用するように
してもよい。 3〕保留球数記憶手段57に記憶可能な保留球数は、2
0個に限られるものではなく、30個でも、50個で
も、それ以上であってもよい。 4〕図柄始動手段17以外の、可変入賞手段18や普通
入賞手段19や作動口20等の遊技球検出手段に遊技球
が入ったことを検出した場合に、特別遊技図柄の変動時
間を短縮するようにしてもよい。
【0060】5〕普通図柄表示手段23に表示する普通
遊技図柄の変動中に作動口20に入賞する入賞球数を保
留球数として、保留球数記憶手段57に20個まで記憶
するようにし、この普通遊技図柄の保留球数についても
前記実施形態と同様に、予め設定した短縮変動時間を適
用するようにしてもよい。 6〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を
付加し、更に、パチンコ機に限らず、遊技球やコイン等
の各種の賞媒体を用いるアレンジボール機、雀球機等の
種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、図柄始動手
段と図柄表示手段と図柄制御手段と利益状態発生手段と
を備え、遊技球検出手段と、変動時間短縮手段とを設け
たので、遊技図柄の変動中に、遊技球検出手段が遊技盤
の所定部位に遊技球が入ったことを検出した場合、変動
時間短縮手段により、その変動中の遊技図柄の変動時間
が短縮される。それ故、遊技図柄の変動時間を格段に短
縮することができ、保留球数の消化を積極的に促進する
ことができる。しかも、遊技者の遊技に対する興趣を増
大することができる。
【0062】請求項2の発明によれば、前記遊技球検出
手段が遊技球を検出した際に変動時間短縮手段を作動さ
せるか否かを抽選により判定する短縮判定手段を備え、
この短縮判定手段の判定結果に基づいて変動時間短縮手
段が作動するので、短縮判定手段による抽選により変動
時間短縮手段を作動させる場合には、遊技図柄の変動時
間を短縮できるとともに、短縮判定手段による抽選で変
動時間短縮手段を作動させない場合には、もしかしたら
大当たりになるのではないか、という期待感を遊技者に
抱かせることができる。その他請求項1と同様の効果を
奏する。
【0063】請求項3の発明によれば、前記特定態様に
するか否かを抽選により判定する利益判定手段を備え、
変動停止後の遊技図柄が特定態様となる変動中には、変
動時間短縮手段が作動しないので、利益判定手段によ
り、変動停止後の遊技図柄が、大当たり図柄態様等の特
定態様にするように判定された場合、変動時間短縮手段
による変動時間短縮が行われないため、もしかしたら大
当たりになるのではないかという期待感を、図柄の変動
期間中に、遊技者に十分に抱かせておいてから、最終的
に特定態様が決定するため、遊技者の満足度を向上させ
ることができる。その他請求項1又は2と同様の効果を
奏する。
【0064】請求項4の発明によれば、前記特定態様と
なるリーチ状態を伴う変動中には変動時間短縮手段が作
動しないので、リーチ状態を伴う遊技図柄の変動時間を
短縮しないため、もしかしたらリーチ状態から大当たり
に発展するのではないか、という期待感を遊技者に十分
に抱かせることができる。その他請求項1又は2と同様
の効果を奏する。
【0065】請求項5の発明によれば、前記遊技球検出
手段は、図柄始動手段に遊技球が入ったことを検出する
手段であるので、図柄始動手段に入賞した遊技球を遊技
球検出手段で検出することができ、この検出を条件に遊
技図柄の変動時間を短縮できるため、図柄始動手段に入
賞する遊技球が保留球として記憶される場合でも、保留
球の消化を促進することができる。その他請求項1〜3
の何れかと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】変動パターン決定制御のフローチャートであ
る。
【図7】変動時間短縮制御のフローチャートである。
【図8】外れ態様の場合の特別図柄の変動時間短縮を説
明するタイムチャートである。
【図9】外れリーチ態様の場合の特別図柄の変動時間短
縮を説明するタイムチャートである。
【図10】外れリーチ態様の場合の特別図柄の変動時間
短縮を説明するタイムチャートである。
【図11】大当たり態様の場合の特別図柄の変動時間短
縮を説明するタイムチャートである。
【図12】変更形態に係る図11相当図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 5 遊技盤 17 図柄始動手段 18 可変入賞手段 19 普通入賞手段 20 作動口(ゲート) 21 図柄表示手段 22a〜22c 図柄表示部 53 利益状態発生手段 58 短縮判定手段 59 変動時間短縮手段 61 図柄制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄始動手段(17)と、遊技図柄を変動表
    示する図柄表示部(22a〜22c)を有する図柄表示手段(21)
    と、前記図柄始動手段(17)が遊技球を検出することを条
    件に遊技図柄を変動表示させる図柄制御手段(61)と、変
    動後に停止した遊技図柄が予め定められた特定態様とな
    ることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利
    益状態発生手段(53)とを備えた弾球遊技機において、 遊技盤(5) の所定部位に遊技球が入ったことを検出する
    遊技球検出手段(17 〜20) と、 前記遊技図柄の変動中に遊技球検出手段(17 〜20) が遊
    技球を検出した場合に、その変動中の遊技図柄の変動時
    間を短縮させる変動時間短縮手段(60)と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技球検出手段(17 〜20) が遊技球
    を検出した際に変動時間短縮手段(60)を作動させるか否
    かを抽選により判定する短縮判定手段(59)を備え、この
    短縮判定手段(59)の判定結果に基づいて変動時間短縮手
    段(60)が作動することを特徴とする請求項1に記載の弾
    球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特定態様にするか否かを抽選により
    判定する利益判定手段(52)を備え、変動停止後の遊技図
    柄が特定態様となる変動中には、前記変動時間短縮手段
    (60)が作動しないことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記特定態様となるリーチ状態を伴う変
    動中には変動時間短縮手段(60)が作動しないことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技球検出手段(17 〜20) は、前記
    図柄始動手段(17)に遊技球が入ったことを検出する手段
    であること特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾
    球遊技機。
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