JP2005027729A - 遊技機用サブ基板及びこれを備える遊技機並びに検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤挿入が生じないケーブルインタフェースを提供し、保守性・作業性を向上させる。
【解決手段】CPUと、CPUのシリアルバスに接続された複数のコネクタとを備える遊技機用サブ基板において、前記複数のコネクタはそれぞれの物理的及び電気的接続条件が共通である。前記複数のコネクタにはサブリール基板や演出表示基板等の周辺基板が接続される。前記周辺基板がいずれかのコネクタに接続されたとき、前記処理部は前記コネクタに接続された周辺基板と通信を行って情報を取得し、当該周辺基板が予定されているものであるとき当該周辺基板を有効にする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は遊技機用サブ基板に関し、特に周辺基板を接続するためコネクタの物理的・電気的特性を共通化して使用するケーブルのコスト削減とともに作業性を向上させたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技機にはメダルの投入口が設けられており、遊技者は所定の枚数のメダルを投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
【0003】
この種の遊技機は、遊戯に係る抽選処理を行うメイン基板と、前記メイン基板からコマンド信号を受けて演出処理を行うサブ基板と、前記サブ基板の出力信号に基づき演出用表示などを行う周辺基板とを備える。これら基板の間は各種ケーブルで相互に接続されている。周辺基板の演出内容は液晶表示装置を用いるものであったり、発光ダイオード(LED)を用いるものであったり、スピーカを用いた音響演出であったりさまざまである。したがって、サブ基板と周辺基板を接続するケーブルや基板上のコネクタの信号線数などの物理的・電気的特性は多種多様であり、各周辺基板専用のケーブルを用意していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように専用のケーブルを用いる場合、次のような問題点がある。
(1)多種のケーブルを手配しなければならず、コストが嵩む。汎用品を使用できれば安いケーブルを利用できるが、オーダーメードの専用ケーブルを使用する場合、そのコストは数倍〜数十倍にもなる。
(2)ケーブルの誤挿入によりトラブルが生じる。ケーブルを接続する相手のコネクタは予め決められていて、特定の周辺基板のケーブルはサブ基板の特定のコネクタに挿入しなければならない。万一、誤挿入が生じると正しく機能しないばかりではなく、基板上の部品が破損しかねない。従来、誤挿入を防止するために同じピン数のコネクタをひとつしか使わないようにし、正しいコネクタでなければ挿入できないようにしていた。しかし、このやり方ではコネクタ・ケーブルの種類が増えて生産管理上・コスト上問題であるし、しかも誤挿入を完全に防止できなかった。
(3)さらに、ケーブルには封印などの対策が取られていないので細工が可能であり、不正行為の対象となっていた。
【0005】
そこで、この発明は、そもそも誤挿入が生じないようなケーブルインタフェースを提供し、保守性・作業性を向上させるとともに、ケーブルのコストを削減し、しかも誤動作及び不正行為を防止することのできる遊技機用サブ基板及びこれを備える遊技機を提供することを目的とする。さらに、当該サブ基板の検査に好適な検査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る遊技機用サブ基板は、処理部と、前記処理部のバスに接続された複数のコネクタとを備え、
前記複数のコネクタにはサブリール基板や演出表示基板等の周辺基板が接続され、前記複数のコネクタはそれぞれの物理的及び電気的接続条件が共通であって、各周辺基板はいずれかの前記コネクタに接続可能であり、
前記周辺基板がいずれかのコネクタに接続されたとき、前記処理部は前記コネクタに接続された周辺基板と通信を行って情報を取得し、当該周辺基板が予定されているものであるとき当該周辺基板を有効にし、そうでないとき当該周辺基板を無効にする、ことを特徴とするものである。
【0007】
例えば、前記コネクタは、少なくとも電源端子、シリアルデータ端子及びタイミング信号端子を備える。シリアル伝送方式を採用することによりコネクタを容易に共通化できる。
【0008】
例えば、前記処理部は、複数のフェーズからなる通信を周期的に繰り返し、フェーズごとに所定の周辺基板と通信する。
【0009】
好ましくは、予め定められた周辺基板に対応するドライバソフトウエアを備えるとともに、予定外の周辺基板が誤接続されたときに当該周辺基板が動作しないように予定外のドライバソフトウエアを禁止する。例えば、予定外のドライバソフトウエアを搭載しない、動作を受け付けない、エラー報知するなどである。
【0010】
好ましくは、前記処理部は、前記フェーズにおいて所定の周辺基板からの応答の有無を判定し、その結果を報知手段(LED、ブザー、外部へのエラー信号の送出等)により報知する。
【0011】
この発明に係る遊技機は、遊戯に係る抽選処理を行うメイン基板と、前記メイン基板からコマンド信号を受けて演出処理を行う遊技機用サブ基板と、演出用の周辺基板とを備えるものであって、
前記遊技機用サブ基板は、処理部と、前記処理部のバスに接続された複数のコネクタとを備え、前記複数のコネクタにはサブリール基板や演出表示基板等の周辺基板が接続され、前記複数のコネクタはそれぞれの物理的及び電気的接続条件が共通であって、各周辺基板はいずれかのコネクタに接続可能であり、周辺基板がいずれかのコネクタに接続されたとき、前記処理部は前記コネクタに接続された周辺基板と通信を行って情報を取得し、当該周辺基板が予定されているものであるとき当該周辺基板を有効にし、そうでないとき当該周辺基板を無効にする、ことを特徴とするものである。
【0012】
この発明に係る検査装置は、メイン基板からコマンド信号を受けて演出処理を行う遊技機用サブ基板のコネクタ又は当該サブ基板のバスに接続されている周辺基板のコネクタに接続され、前記サブ基板の処理部と通信を行って前記サブ基板の動作状態、プログラムやデータが正しいか及び/又はプログラムやデータが書き換えられていないかをチェックするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は、発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)の正面図である。スロットマシン10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、スロットマシン10の正面に設けられた上皿内に設けられている。
【0014】
スロットマシン10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
【0015】
図2はスロットマシン10の電気的な構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン10は、遊戯者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのメイン基板2と、メイン基板2からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのサブ基板1を備える。サブ基板1にはサブリール基板3a、LED基板3b、3c、筐体上部の表示基板3d、液晶表示装置の制御基板3eなどの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。これらはサブ基板1上のコネクタ5a〜5eに接続されている。これらコネクタ5a〜5eはCPU4のシリアルデータバスに接続されている。バス接続構成を採用しているので、任意の周辺基板3からのケーブルをコネクタ5a〜5eのいずれに挿入しても正常にデータ通信を行うことができる。
【0016】
なお、シリアルデータバスは不正行為防止の点でも効果がある。なぜなら、パラレルデータバスでは特定の信号線(電線)が特定の意味を持つことが多く、不正行為を行うときに特定の信号線に不正行為を行うための電子機器を接続すればよかったが、シリアルデータバスは図2及び図3のようにさまざまな信号がひとつの信号線を流れるため、パラレルの場合のように簡単にはできないからである。すなわちデータと同期をとり、データを分析することが必要になる。このために装置は複雑になるとともに、安定して動作させることは難しくなり、限られた時間や作業しにくい環境での不正行為は失敗する可能性が高くなるのである。
【0017】
サブ基板1には、必要なローカル基板3のドライバソフトが搭載される。コストの面及びトラブル防止の面で不要なドライバソフトは搭載しない。このようにすれば、例えば、液晶表示装置を持たないスロットマシンのサブ基板に誤ってLCD基板を接続してもドライバがないので動作しない。誤動作によるトラブルを防止できる。最小限のドライバソフトを搭載することで、不正な電子装置が接続された場合にこれを検出して当該装置を無効とすることができ、不正行為を防止することができる。
【0018】
図3はCPU4の概略タイミングチャートを示す。前述のようにコネクタ5a〜5eはバス接続されているから、データ通信は時分割で行う必要がある。この発明の実施の形態において、例えば、各周辺基板3とはフェーズを単位に通信を行う。ひとつのフェーズでひとつの周辺基板3と通信する(通信の例、I/Oドライブ用通信、コマンド送信用通信)。ひとつのフェーズは、フェーズの始まりを示すSTART、通信すべき相手を特定するアドレス、送信/受信を指定するR/W、相手(周辺基板)からの応答ACK、データ、フェーズの終わりを示すSTOPを備える。図3はフェーズ1〜8でひとつの周期を構成する例を示す。フェーズの数は、周辺基板3の数に応じて適宜増減することができる。サブ基板1と周辺基板3の間の通信は原則としてひとつのフェーズ内で完了する。フェーズ内に通信を完了しなかったときは、次回のフェーズで続きを行ってもよい。
【0019】
次に、本発明の実施の形態に係るサブ基板が周辺基板を認識する手順について図4を参照して説明する。
S1:図3のタイミングチャートにしたがって、サブ基板1は各周辺基板3と通信する。各フェーズで応答すべき周辺基板は予め定められていて、サブ基板1は当該周辺基板に対応する固有のアドレスを指定してデータを送信する。
S2:当該周辺基板が接続されている場合、サブ基板1に応答を返す。応答がある場合(YES)には次のステップに進み、応答がない場合(NO)には当該周辺基板は接続されていないものと判断してこれ以降通信を行わない(S5)。
なお、周辺基板3が接続されたとき、あるフェーズ(例えば空きフェーズ)でサブ基板1に応答を返すようにしてもよい。サブ基板1は新たに周辺基板3が接続されたことを認識し、次に当該周辺基板3と通信すべきかどうか(本来接続されるべき基板かどうか)判断する(S3)ようにしてもよい。
S3:サブ基板1は応答内容を分析して当該周辺基板3が正しいデバイスかどうか判断する。例えば、当該周辺基板3に対応するドライバソフトウエアがあれば当該周辺基板3と通信を行い(S4)、そうでなければこれ以降通信を行わない(S5)。
【0020】
なお、S5において当該基板との通信を禁止するようにしてもよい。すなわち、当該基板宛に信号を送らないこととし、仮に相手基板から信号や通信要求が送られてきてもサブ基板1はこれを無視する。例えば、予め予定されていない周辺基板が接続されたとき、メモリに当該周辺基板を無効にするためのフラグを立てる。当該フラグが立っている間は当該周辺機器との通信を禁止する。装置をリセットするまでフラグを維持したり、保守点検の際に手動でリセットするようにしてもよい。以上のように処理することにより、間違った基板が接続されたときに当該基板の動作を確実に防止できるとともに、不正行為を防止することができる。不正行為の防止という観点からは、S2又はS3の判定において予め定められたコマンド以外は受け付けず、予定外のコマンドを繰り返し受けた場合にはその要求元との通信を停止することも考えられる。不正な電子機器を接続する際にはノイズが発生しやすいと考えられるがこれを検出して(例えばでたらめなコマンドを繰り返し受けたことなどを検出して)ステップS5の処理を行うようにしてもよい。
【0021】
本発明の実施の形態に係るサブ基板の特徴は次の点である。
(1)バス構成及びシリアルデータ伝送方式を採用しているので各コネクタのピンアサインは共通である。ピンアサインの例を図5に示す。しかも、電気的特性も同じである。
(2)各コネクタの物理的・機械的構造が共通である。
(3)したがって、サブ基板と各周辺基板をつなぐケーブルは共通のものを使用できる。周辺基板のケーブルはサブ基板の任意のコネクタに差し込むことができる。
(4)図3、図4の手順に従って、サブ基板は周辺基板を認識し、通信を行う。
【0022】
以上の特徴により、ケーブルのコストを削減することのできるとともに、誤挿入によるトラブルを防止できる。この結果、保守性・作業性を向上させることができる。
【0023】
本発明の実施の形態に係るインタフェースはシリアル通信によるが、従来はパラレル信号を用いていた。そのためコネクタの接点数に応じて多種多様なケーブルを必要とし、ケーブルのコストが高くなり、不良品も生じやすい。しかも、従来、誤挿入を防止するために同じピン数の同じコネクタをひとつしか使わないという制約があり、コネクタ・ケーブルの種類が増えて生産管理上・コスト上問題となっていた。
【0024】
本発明の実施の形態によれば、このような欠点を解消することができる。すなわち、シリアル信号で通信することによりコネクタの接点数を減らしケーブルのコストを削減するとともに、通信プロトコルにより接続相手を自動的に判別することによりどのケーブルをどのコネクタ(ポート)に接続しても正常に動作するようにすることができる。本発明の実施の形態においては、接続相手をソフトウエアで認識するのでコネクタ・ケーブルが共通になり、コストダウンが可能である。その結果、ケーブルの価格が著しく低下する。しかも、開発段階で信号数を決めなくてはいけなかったのが、サブ基板側のソフトウエアを変更し、ローカル基板を変更すれば開発後でも信号線の増減に対応できる。その代わり、LEDのドライブ回路等をサブ基板側ではなく、ローカル基板に搭載することが好ましい。
【0025】
さらに、周辺基板が誤接続されたときに当該基板を無効にできて誤動作を防止できる。しかも、不正な電子機器が取り付けられたことを検出できて不正行為を防止することができる。
【0026】
発明の実施の形態2.
本発明の実施の形態に係るシリアルインタフェースはバス構造であり、信号線は共通である。そこで、サブ基板1のいずれかのコネクタあるいは予備コネクタに試験装置あるいは保守装置を接続してサブ基板1のチェック、例えば動作状態、プログラムやデータが正しいか、書きかえられていないかなどを行うことができる。
【0027】
図6は保守用基板4を周辺基板(ローカル基板)3の延長コネクタ33に接続した場合を示す。周辺基板3はコネクタ31でサブ基板1と接続されている。コネクタ31から分岐された信号線がコネクタ33に接続されている。32は当該周辺基板3のLEDドライブ回路等の処理・表示部である。保守用基板4はコネクタ33を介してサブ基板1のバスに接続されることになる。
【0028】
図7は保守用基板4の動作手順の概略を示す。
S10:サブ基板1と通信する。これは前述の周辺基板3の通信と同様である。
S11:サブ基板1のCPU4と通信してメンテナンス処理を行う。例えば次のような処理を行う。
・CPU4に対してコマンドを出し、サブ基板1を含む各基板の動作チェックを行わせ、その結果をチェックする。
・ROMの内容(バージョン情報、チェックサムなど)を確認する。不正に書き換えられていないかどうかチェックする。
・動作の履歴を調べ、不正行為がなされたかどうかチェックする。
・チェック結果が不良のときにエラー報知を行う。
【0029】
保守用基板4を用いることによりデバッグがやりやすくなる。その際、サブ基板1あるいは周辺基板3の任意のコネクタを利用することができる。周辺基板3をどのコネクタに接続してもデバッグできるので、作業しやすいようにケーブルの差し込み位置を適宜変更できる。
【0030】
保守用基板4を用いることにより不正に書き換えられたROMを容易に発見することができる。不正なROMはその外観で判断することが困難であったが、本発明の実施の形態によれば容易に発見することができる。
【0031】
本発明の実施の形態に係る通信ではハンドシェイクを行う。そこで、ACKが返ってこなかったのか等を判別し、その結果をモニタLEDの点灯によって報知することができる。これによりトラブルの有無・トラブルの内容も容易にわかる。同様の機能をサブ基板1側に設けてもよい。例えばコネクタにケーブルが接続されていないとき、サブ基板1上のLEDを点灯させるようにしてもよい。ハンドシェイクによるプロトコルを利用して不正な電子機器の接続を判定することができる。例えば、上記例でACKが返ってこなかった等を検出したとき、その通信の相手を無効にするとともにその旨をLEDなどによって報知する。
【0032】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、複数のコネクタの物理的及び電気的接続条件を共通にするとともに、予定されている周辺基板が接続されたとき当該基板を有効にし、そうでないときは無効にしたので、保守性・作業性が向上されるとともに、ケーブルのコストを削減し、しかも誤動作及び不正行為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機(スロットマシン)の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの電気的ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るサブ基板と周辺基板のデータ送受信の概略タイミングチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るサブ基板が周辺基板を認識する手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るサブ基板のコネクタの信号線を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る保守用基板を周辺基板の延長コネクタに接続した様子を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る保守用基板の概略動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 サブ基板
2 メイン基板
3 周辺基板(ローカル基板)
4 CPU
5 コネクタ
10 スロットマシン
11 筐体
12 表示窓
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
30 スタートスイッチ
31 コネクタ
32 処理・表示部
33 コネクタ
40 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄
62 液晶表示部
100 メダル投入口
304 メダル払い出し口
311 メダル受け部(下皿)

Claims (7)

  1. メイン基板からコマンド信号を受けて演出処理を行う遊技機用サブ基板であって、
    処理部と、前記処理部のバスに接続された複数のコネクタとを備え、
    前記複数のコネクタにはサブリール基板や演出表示基板等の周辺基板が接続され、前記複数のコネクタはそれぞれの物理的及び電気的接続条件が共通であって、各周辺基板はいずれかの前記コネクタに接続可能であり、
    前記周辺基板がいずれかのコネクタに接続されたとき、前記処理部は前記コネクタに接続された周辺基板と通信を行って情報を取得し、当該周辺基板が予定されているものであるとき当該周辺基板を有効にし、そうでないとき当該周辺基板を無効にする、ことを特徴とする遊技機用サブ基板。
  2. 前記コネクタは、少なくとも電源端子、シリアルデータ端子及びタイミング信号端子を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機用サブ基板。
  3. 前記処理部は、複数のフェーズからなる通信を周期的に繰り返し、フェーズごとに所定の周辺基板と通信することを特徴とする請求項1記載の遊技機用サブ基板。
  4. 予め定められた周辺基板に対応するドライバソフトウエアを備えるとともに、前記処理部は、予定外の周辺基板が誤接続されたときに当該周辺基板が動作しないように予定外のドライバソフトウエアを禁止することを特徴とする請求項1記載の遊技機用サブ基板。
  5. 前記処理部は、前記フェーズにおいて所定の周辺基板からの応答の有無を判定し、その結果を報知手段により報知することを特徴とする請求項3記載の遊技機用サブ基板。
  6. 遊戯に係る抽選処理を行うメイン基板と、前記メイン基板からコマンド信号を受けて演出処理を行う遊技機用サブ基板と、演出用の周辺基板とを備える遊技機であって、
    前記遊技機用サブ基板は、処理部と、前記処理部のバスに接続された複数のコネクタとを備え、前記複数のコネクタにはサブリール基板や演出表示基板等の周辺基板が接続され、前記複数のコネクタはそれぞれの物理的及び電気的接続条件が共通であって、各周辺基板はいずれかのコネクタに接続可能であり、周辺基板がいずれかのコネクタに接続されたとき、前記処理部は前記コネクタに接続された周辺基板と通信を行って情報を取得し、当該周辺基板が予定されているものであるとき当該周辺基板を有効にし、そうでないとき当該周辺基板を無効にする、ことを特徴とする遊技機。
  7. メイン基板からコマンド信号を受けて演出処理を行う遊技機用サブ基板のコネクタ又は当該サブ基板のバスに接続されている周辺基板のコネクタに接続され、前記サブ基板の処理部と通信を行って前記サブ基板の動作状態、プログラムやデータが正しいか及び/又はプログラムやデータが書き換えられていないかをチェックすることを特徴とする検査装置。
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