JP2002035383A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002035383A
JP2002035383A JP2000223341A JP2000223341A JP2002035383A JP 2002035383 A JP2002035383 A JP 2002035383A JP 2000223341 A JP2000223341 A JP 2000223341A JP 2000223341 A JP2000223341 A JP 2000223341A JP 2002035383 A JP2002035383 A JP 2002035383A
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signal
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Kazuhiro Sato
和浩 佐藤
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】試験信号を出力させるための工数を低減可能な
遊技機を提供する。 【解決手段】特別図柄表示装置101は、外部の試験機
に対して試験信号を出力するための出力ポート1200
とPLD500とを搭載した基板410と、これ以外の
デバイス群とを搭載した基板400に分けられて、この
デバイス群の内で試験信号を出力する試験信号出力デバ
イスとなるCPU1020と出力ポート1200との間
に試験信号出力のための信号処理を行うPLD500を
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部に試験信号を
出力可能な遊技機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ機の動作制御内容は徐々
に複雑になってきており、各種の効果的演出を行うため
にその周辺装置に対して複雑な動作制御を行わせるよう
にしている。ところで、試験機関による遊技機試験のた
めに、遊技機から試験信号を出力するようにして試験を
行っているが、この際、周辺装置に設けた出力ポートか
ら様々な試験信号が出力されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、このような試
験信号の出力仕様は機種毎に異なるものであり、これを
考慮して試験信号を外部出力するようにするためには、
かなりの工数がかかるものであった。
【0004】本発明は、かかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、試験信号を出力させるための工数
を低減可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、遊技動作の全体的な制御を行う主制御手段が複数種
類の周辺装置の動作制御を行うように構成された遊技機
において、前記複数種類の周辺装置の内の少なくとも1
つは、外部の試験機に対して試験信号を出力するための
出力ポートと、これ以外のデバイス群とが少なくとも設
けられて、このデバイス群の内で試験信号を出力する試
験信号出力デバイスと前記出力ポートとの間に試験信号
出力のための信号処理を行う信号処理手段を設けたこと
を特徴としている。
【0006】この発明によれば、試験信号出力のための
信号処理を行う信号処理手段を試験信号出力デバイスと
出力ポートとの間に設けたので、この信号処理手段の処
理内容を変更するだけで、機種毎に異なる試験信号出力
仕様に容易に対応することができる。
【0007】また、信号処理手段としては、試験信号出
力デバイスからの試験信号を整形して出力ポートへ供給
する手段であることを特徴とするようにすれば、正確な
試験を行うようにすることができる。この信号処理手段
は、PLD(プログラマブルロジックデバイス)にて形
成されているようにすれば、機種毎の試験信号仕様変化
に対しても容易に対応できる。
【0008】また、上記遊技機において、前記デバイス
群と前記出力ポートとは夫々別の基板上に搭載されてい
るようにすれば、出力ポート側の基板のみを除くことに
よって製品化に必要なデバイス群のみを残すことができ
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は遊技盤10の模式的な説
明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ図柄
(左、中、右)を表示可能な表示エリアを有していて、
表示エリアにおいて、独立して数字やキャラクタによる
図柄で構成される識別情報が変動表示可能である特別図
柄表示装置100が配設されており、その真下には特別
図柄始動口104が配設されていて、この特別図柄始動
口104の両側には普通図柄作動ゲート102、102
が配設されている。また、一対の開閉部材120、12
0が特別図柄始動口104を形成するように離間して開
閉可能に設けられている。
【0009】さらに、特別図柄始動口104の下方に
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
【0010】そして、特別図柄始動口104に遊技玉が
入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大
当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも
1つの識別情報の変動表示が開始されその後、所定パタ
ーン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装
置100によって行われ、大入賞口106が所定パター
ンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り遊技状
態となる。さらに、大当たり出目のうちでも特定の出目
になると、大当たり確率が小から大となる確率変動機能
を有すると共に、変動表示回数が所定数回、例えば50
回の間は図柄変動時間が短縮されて遊技者にとって有利
となる時間短縮機能を有している。
【0011】また、普通図柄作動ゲート102が遊技玉
の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された
乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108
の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表
示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊
技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様
に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値であ
る時には、表示エリアにおける変動表示が開始されその
後、所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示
が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口1
06が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有
利な大当り状態となる。一方、入賞されない打玉はアウ
ト口114を介して排出される。
【0012】図2は、このような遊技の進行状況に応じ
た遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。主制御部200は、CPUを内蔵
したマイクロプロセッサを搭載していて、後に説明す
る、特別図柄表示装置100を制御するための各種のコ
マンドを、少なくとも含む多種多様な制御コマンドを格
納するコマンドデータテーブル領域202および一連の
遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ
等を格納するROM201とワークエリアが形成される
RAM203とが設けられていて、一体型のワンチップ
マイコンとなっている。
【0013】主制御部200には、入力ポート210を
介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の
特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動
スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設
けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイ
ッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ
遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口ス
イッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信
号を受信可能となっている。
【0014】また、主制御部200には、出力ポート2
15を介して、特別図柄やキャラクタを表示する表示エ
リアを有して左、中、右の夫々の図柄を独立して可変表
示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装置10
0、ランプを点灯制御するランプ表示装置110、11
2、効果音を発生する効果音発生装置116、例えば7
セグメント表示デバイスで実現される普通図柄表示装置
108、始動口の開閉部材120を開閉制御するための
始動口作動ソレノイド300、および、大入賞口106
の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞口作動ソ
レノイド302が接続され、主制御部200は各装置を
制御するための制御信号を送信可能となっている。
【0015】そして、主制御部200は、特に特別図柄
表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマ
ンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別
図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主
制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制
御を行うようになっている。さらに主制御部200から
特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一
方向通信による通信形態を採っている。
【0016】また、主制御部200には、電源供給を行
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。
【0017】さて、図12に示すように、主制御部20
0から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用の
コマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で
1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト
長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでな
っており、図6乃至図9は、ROM201に格納された
コマンドデータテーブル領域202上の表示制御用コマ
ンドデータの一部を示している。
【0018】図6乃至図9に示すように、表示制御用の
コマンドには、「特別図柄を変動させ、変動開始後、ど
れだけ時間経過してから特別図柄(識別情報)を停止さ
せるかを指示するためのコマンド」、「特別図柄左の停
止図柄を指定するコマンド」、「特別図柄中の停止図柄
を指定するコマンド」、「特別図柄右の停止図柄を指定
するコマンド」、「特別図柄を停止させるためのコマン
ド」がある。これらのコマンドは、遊技状況に応じて変
動表示の変動態様がどのように変化しても必ず必要なも
のであり、主制御部200は、図柄変動表示を開始させ
るような遊技状況となったときこれらの5つのコマンド
を1回の変動表示制御において所定のタイミングで特別
図柄表示装置100に送信する。
【0019】したがって、図柄の変動表示速度変化等の
細かな表示制御は特別図柄表示装置100側が担うこと
になるので、主制御部200用のプログラムが簡素化さ
れ表示内容が変更してもプログラム変更をしなくても良
くなり汎用的なプログラムを構築でき、しかも、主制御
部200は、図柄の変動表示を開始してから停止させる
までの時間を定義したコマンドと、図柄を指定するため
のコマンドとを送信するだけなので、一層プログラムの
簡素も図られている。
【0020】図3は、特別図柄表示装置100のブロッ
ク構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部
200からのストローブ信号やコマンドを受信するため
のデータ受信回路1140(データレベルを変換する電
圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給
を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づい
て表示制御を行うために必要な制御データを生成して画
像処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU1
020と、CPU1020の動作手順を記述したプログ
ラムを内蔵するプログラムROM1040と、ワークエ
リアやバッファメモリとして機能するRAM1090
と、画像展開処理を行う画像処理用LSI(VDP)1
060と、画像処理用LSI(VDP)1060が展開
した画像データを一時的に記憶するビデオRAM108
0と、画像処理用LSI(VDP)1060が画像展開
するために必要なデータを格納したキャラクタROM1
180と、ビデオRAM1080に一時的に記憶された
画像データを受け取って送出するLCDパネル用インタ
ーフェイス回路1100と、このLCDパネル用インタ
ーフェイス回路1100から送出された画像データを用
いて表示画像を出力するLCDパネル1120とを有し
ている。
【0021】また、特別図柄表示装置100は、図示し
ない外部の試験信号検査機に、遊技機の動作試験を行う
ために用いる試験信号を出力ための出力ポート1200
が設けられている。図15に試験信号例を示している。
CPU1020は出力ポート1200を介して各種の試
験信号を出力する。CPU1020は、変動パターン指
定コマンドを受信して、遊技機内では特別図柄表示装置
100での図柄変動を開始させるとともに、左図柄変動
中信号、中図柄変動中信号、右図柄変動中信号および図
柄変動中信号をOFFレベル(例えば0(V))からO
Nレベル(例えば5(V))として試験器に出力する
(図15(f)〜(i))。
【0022】次に、順次、左図柄指定コマンド、中図柄
指定コマンド、右図柄指定コマンドを受信すると、これ
らのコマンドで指定された左図柄データ、中図柄デー
タ、右図柄データをコマンド受信を契機として試験器に
出力する((図15(l)〜(n))。そして、図柄停
止コマンドを受信すると、図柄確定信号(図15
(j))をOFFレベルからONレベル(100mse
cの間)として試験器に出力すると共に、左図柄変動中
信号、中図柄変動中信号、右図柄変動中信号および図柄
変動中信号をONレベルからOFFレベルとして試験器
に出力する。この際、遊技機においては指定図柄での停
止表示が特別図柄表示装置100の表示エリアにおいて
行われる。このケースでは、コマンド欠落が発生してい
ないため、図柄表示装置エラー信号(図15(k))が
OFFレベルのままである。
【0023】また、図4(a)に示すように、キャラク
タROM1180は、ROMタイトル領域、ROM管理
情報領域、実際のキャラクタデータを格納したキャラク
タイメージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納
したパレットデータ領域、および、キャラクタの動きを
定義した情報を格納したシナリオデータ領域を有してい
て、キャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された
状態でキャラクタイメージデータ領域に格納されてお
り、さらに、図4(b)に示すように、パレットデータ
領域は、色番号とカラーコードとが対となったものが複
数種類格納されている。
【0024】そして、特別図柄表示装置100のCPU
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一
時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送ることによって、LCDパネル11
20によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表
示が細かに行われる。
【0025】また、図5は、コマンド送受信タイミング
を示したタイミングチャートである。前述したように、
コマンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく
1バイト長のイベント(EVENT)からなっていて、
この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身
が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立
ち上がりを契機として、モード(MODE)情報を送信
し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立
ち上がりを契機として、イベント(EVENT)情報を
送信する。すると、これに対応して、特別図柄表示装置
のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が
送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処
理によってコマンドを受信してRAM1090に格納す
る。
【0026】次に、まず、主制御部200や特別図柄表
示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を
図10(遊技制御のゼネラルフローチャート)や図11
を参照して説明し、その後、本発明の特徴部について説
明して本発明の理解の容易化に努める。なお、図10に
示す一連の処理は主制御部200が実行するが、リセッ
ト回路213から所定時間(例えば4msec)毎に供
給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップか
ら実行する。
【0027】まず、図示しない電源スイッチによって電
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処
理が実行されたか否かを判定する(ステップS11
0)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)
ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS120に移行する。
【0028】ステップS200では、RAM203の初
期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次い
で、ステップS210では、初期制御処理を行うための
データをRAM203の所定の領域にセットする。一
方、ステップS120では、RAM203内に形成され
る図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の
乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメン
トし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種
のタイマのタイマ値を更新する。
【0029】次に、ステップS140において、特別図
柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、
大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポー
ト203を介して図示しない自身内のレジスタに読み込
み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップ
S150に移行してポート入力処理で読み込み格納した
データを把握するためのスイッチチェック処理を実行す
る。
【0030】次に、ステップS160にて各スイッチ3
04、306、308等の断線や短絡の有無のチェック
を行い、これらの障害が発生している場合には(Ye
s)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合
には(No)ステップS180に移行する(ステップS
170)。
【0031】そして、ステップS180において、普通
図柄表示装置107の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9
にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領
域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる
(ステップS190)。なお、ステップS180におい
て、主制御部200は、遊技制御に応じて必要なモー
ド、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域
202を参照して決定し、決定したモード、イベントを
示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納す
る。
【0032】次に、ステップS195において、大入賞
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、図示しない
賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を
出力するための賞球セット処理を実行し、さらにステッ
プS230、240、250において、図示しない遊技
機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処
理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応さ
せて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定
エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置11
6を遊技状態に対応させて効果音発生制御するためのコ
マンドをRAM203の所定エリアに格納する効果音処
理を実行する。
【0033】次に、ステップS260では、各処理でR
AM203に格納したデータを出力ポート215を介し
て対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受
け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そし
て、特別図柄表示装置100に対して、まず、ストロー
ブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に
格納されたモード、イベントのデータを先に図5に示し
たようにして送信する。これによって、特別図柄表示装
置100には、例えば図6乃至図9にて示したコマンド
が主制御部200から送信され、受信することになる。
【0034】ステップS270では、リセット回路21
3からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理
を実行すると共に、リセット信号が入力された場合には
ステップS110に移行して遊技機制御を継続する。な
お、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の
乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0035】次に、コマンドを受け取った特別図柄表示
装置100のCPU1020の動作について、図11を
参照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御の
ためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Y
es)ステップS1104に移行する一方、これ以外の
場合には(No)ステップS1110に移行する。
【0036】ステップS1104では、図5において説
明した割り込み処理において、データ受信回路1140
が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマ
ンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1
020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御
を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル
(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップ
S1108において、画像処理用LSI1060へ出力
するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更
新する。
【0037】次に、ステップS1110において、RA
M1090にセットされている図柄制御用データに基づ
いて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスク
ロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄
表示位置を設定し、次いで、ステップS1112におい
て、図柄速度制御に必要なデータをプログラムROM1
040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)から
取得してRAM1090にセットし、次にステップS1
114において、速度データに基づいて図柄オフセット
値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための準
備を行う。
【0038】次に、ステップS1116において、RA
M1090にセットされているアニメーション処理用デ
ータが格納されているアニメーション処理用テーブル
(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画
像の表示のための準備を行い、RAM1090内のVD
P出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」
か否かを判断する(ステップS1118)。
【0039】そして、出力許可フラグが「1」でない場
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1120にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展
開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に
一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送られLCDパネル1120による画
像表示が行われる。そして、ステップS1122におい
て後に説明するような試験信号を出力する。このように
して、特別図柄表示装置100における設定された表示
位置において、設定された速度での図柄変動表示や背景
画像の表示等が行われ、試験信号も出力される。
【0040】図13、図14は主制御部200から特別
図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タイミン
グの一例、送信コマンドの説明図であり、これらの図を
参照すれば分かるように、主制御部200は、特別図柄
始動口104に遊技球が入賞した等の所定の条件が満足
されると、まず、図柄変動を開始し図柄変動開始から停
止するまでの時間を指定するためのコマンドを送信し
()、これからT1時間経過後に左停止図柄を指定す
るためのコマンドを送信し()、これからT2時間経
過後に中停止図柄を指定するためのコマンドを送信し
()、これからT3時間経過後に右停止図柄を指定す
るためのコマンドを送信し()、そして、変動開始か
らT時間経過後に全図柄を停止させるためのコマンド
()を送信し、さらに、これらのコマンドを受信した
特別図柄表示装置100のCPU1020は、にて指
定された時間が経過する前に、変動速度変化等の細かな
表示制御を行って一連の変動表示制御を行い、変動開始
からT時間経過後に変動表示制御を終了する。
【0041】次に、本発明の主要部の実施の形態を説明
する。図16は、本発明の実施の形態の特別図柄表示装
置101のブロック構成図である。図3に示す特別図柄
表示装置100と比較参照すれば分かるように、この実
施形態の特別図柄表示装置101は、外部の試験機に対
して試験信号を出力するための出力ポート1200とP
LD500とを搭載した基板410と、これ以外のデバ
イス群とを搭載した基板400に分けられて、このデバ
イス群の内で試験信号を出力する試験信号出力デバイス
となるCPU1020と出力ポート1200との間に試
験信号出力のための信号処理を行うPLD500を設け
ている。
【0042】また、PLD500と出力ポート1200
とこれ以外のデバイス群とを同一基板上に設けても良
い。この場合、PLD500と出力ポート1200と、
これ以外のデバイス群とを機能的に分けられるように、
PLD500と出力ポート1200とを集約させて配置
することが望ましい。さらにはPLD500と出力ポー
ト1200とを搭載した基板410を特別図柄表示装置
101の外部に設けても良い。
【0043】このデバイス群とし、CPU1020、プ
ログラムROM1040、画像処理用LSI1060、
ビデオRAM1080、RAM1090、LCDパネル
用インタフェース回路1100、LCDパネル112
0、データ受信回路1140および電源回路1160、
キャラクタROM1180が基板400に搭載されてい
る。
【0044】図17に示すように、PLD500にはイ
ンタフェイス部502が形成されている。このインタフ
ェイス部502は、CPU1020が試験信号検査機2
000に試験信号を出力する際に、機種に見合った信号
仕様で出力ポート1200に信号を供給して、CPU1
020と試験信号検査機2000側との間で信号を授受
する際の仲介を行うインタフェイスとして機能する。
【0045】また、PLD500に形成された信号整形
部504は、図15にて示すような各種の信号を所定の
レベルでコンパレートして正確な2値信号にする等の整
形処理を行う。したがって、この信号整形部504の整
形処理によって正確な試験が行えるようになる。
【0046】図18には、機種が変更した場合のポート
仕様の変化の様子を示したものであり、一般に機種が変
更された場合、同一ポート番号でも信号仕様が異なった
ものとなっている。そこで、機種変更に伴って試験信号
仕様を変更する場合には、PLD500のインタフェイ
ス部502を変更するだけで変更が完了する。
【0047】しかも、このPLD(プログラマブルロジ
ックデバイス)は、OSで起動するコンピュータに接続
された専用ライタに装着して、所望の信号処理を行わせ
るようにコンピュータ画面上で入出力信号を定義すれば
自動的に内部でゲートが形成されるようになっているの
で、変更工数が極めて少なくて済む。また、プログラム
ROM1040にゲートを設定するプログラムを格納し
ても良い。したがって、PLD500を用いることによ
り一層試験信号を出力させるための工数を低減できる。
【0048】したがって、本発明の実施形態によれば、
試験信号出力のための信号処理を行うPLD500を試
験信号出力デバイスとしてのCPU1020と出力ポー
ト1200との間に設けたので、このPLD500のイ
ンタフェイス部502の処理内容を変更するだけで、機
種毎に異なる試験信号出力仕様に容易に対応することが
できる。
【0049】また、信号整形部504をPLD500に
形成して、試験信号出力デバイスであるCPU1020
からの試験信号を整形して出力ポート1200へ供給す
るようにすれば、正確な試験を行うようにすることがで
きる。そして、これらインタフェイス部502や信号整
形部504をPLD(プログラマブルロジックデバイ
ス)500にて形成すれば、機種毎の試験信号仕様変化
に対しても容易に対応できる。
【0050】また、デバイス群と出力ポート1200と
は夫々別の基板上410、400に搭載されているよう
にすれば、出力ポート1200側の基板410のみを除
くことによって製品化に必要なデバイス群のみを基板4
10上に残すことができる。
【0051】この実施の形態では周辺装置の一例として
特別図柄表示装置を例にとって説明したが、他の周辺装
置に対しても同様に本発明を適用し得る。なお、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形や変更が可能で
あり、例えば、PLD500にインタフェイス部502
や信号整形部504以外の機能を持たせるようにするこ
と、PLD500を基板400側に搭載すること、PL
D500を両基板400、410に搭載しないで設ける
こと、等の種々の変形や変更が挙げられる。
【0052】また、以上の説明では、遊技機としてパチ
ンコ機を例にとり説明してきたが、パチスロ機、テレビ
ゲーム機はもちろんのこと、本発明は他の遊技機に対し
ても適用可能であることはいうまでもない。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、試験信号出力のための信号処理を行う信号処理手段
を試験信号出力デバイスと出力ポートとの間に介装した
ので、この信号処理手段の処理内容を変更するだけで、
機種毎に異なる試験信号出力仕様に容易に対応すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤10の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】特別図柄表示装置100のブロック構成図であ
る。
【図4】キャラクタROMメモリマップ、パレットデー
タの説明図である。
【図5】コマンド送受信のタイミングを示すタイミング
チャートである。
【図6】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
【図7】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
【図8】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
【図9】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
【図10】遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネ
ラルフローチャートである。
【図11】特別図柄表示装置100のCPU1020の
制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】コマンドのデータ構造の説明図である。
【図13】図柄表示のためのコマンド送信タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図14】コマンド送信を説明するための説明図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態の特別図柄表示装置10
1のブロック構成図である。
【図16】試験信号の説明図である。
【図17】PLD500のブロック構成図である。
【図18】本発明の実施形態の説明図である。
【符号の説明】
10 遊技盤 100 特別図柄表示装置 102 普通図柄作動ゲート 104 特別図柄始動口 106 大入賞口 108 普通図柄表示装置 110 ランプ表示装置 112 ランプ表示装置 114 アウト口 116 効果音発生装置 120 開閉部材 200 主制御部 201 ROM 202 コマンドデータテーブル領域 203 RAM 210 入力ポート 213 リセット回路 212 電源回路 215 出力ポート 300 始動口作動ソレノイド 302 大入賞口作動ソレノイド 304 特別図柄始動スイッチ 306 普通図柄作動スイッチ 308 大入賞口スイッチ 400 基板 401 基板 500 PLD 502 インターフェイス部 504 信号整形部 1020 CPU 1040 プログラムROM 1060 画像処理用LSI 1080 ビデオRAM 1090 RAM 1100 LCDパネル用インターフェイス回路 1120 LCDパネル 1140 データ受信回路 1160 電源回路 1180 キャラクタROM 2000 試験信号検査機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作の全体的な制御を行う主制御手
    段が複数種類の周辺装置の動作制御を行うように構成さ
    れた遊技機において、 前記複数種類の周辺装置の内の少なくとも1つは、 外部の試験機に対して試験信号を出力するための出力ポ
    ートと、これ以外のデバイス群とが少なくとも設けられ
    て、このデバイス群の内で試験信号を出力する試験信号
    出力デバイスと前記出力ポートとの間に試験信号出力の
    ための信号処理を行う信号処理手段を設けたことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記信号処理手段は、 前記試験信号出力デバイスからの試験信号を整形して前
    記出力ポートへ供給する手段であることを特徴とする遊
    技機。
  3. 【請求項3】 請求項1および2の内のいずれか一項に
    記載の遊技機において、 前記信号処理手段は、 PLD(プログラマブルロジックデバイス)にて形成さ
    れていることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1、2および3の内のいずれか一
    項に記載の遊技機において、 前記デバイス群と前記出力ポートとは夫々別の基板上に
    搭載されていることを特徴とする遊技機。
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