JP2000334095A - 遊技機および遊技機制御情報の送信方法 - Google Patents
遊技機および遊技機制御情報の送信方法Info
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- JP2000334095A JP2000334095A JP11145930A JP14593099A JP2000334095A JP 2000334095 A JP2000334095 A JP 2000334095A JP 11145930 A JP11145930 A JP 11145930A JP 14593099 A JP14593099 A JP 14593099A JP 2000334095 A JP2000334095 A JP 2000334095A
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Abstract
報管理装置に蓄積可能とする。 【解決手段】CPU1020は、主制御部200から送
信されてきた制御情報に基づいて特別図柄表示装置10
0を制御すると共に、送信されてきた制御情報をそのま
ま外部情報管理装置1000に送信するので、遊技機の
生の制御情報をリアルタイムに外部情報管理装置に蓄積
可能となる。また、外部情報管理装置1000に蓄積さ
れた生の制御情報を解析することによって、遊技機の動
作制御がどのように行われているのかが把握容易とな
り、制御プログラムの開発工数低減や第三者検査機関で
の遊技機検査が容易になるといった利点もある。
Description
に関する情報を蓄積可能で遊技機外部に設けられた外部
情報管理装置との間で前記情報を通信可能な遊技機およ
び遊技機制御情報の送信方法の改良に関する。
っては、遊技機に多数の周辺装置を備え、この周辺装置
を複雑な制御プログラムで動作制御して遊技性を向上さ
せることに重点がおかれたものとなっていて、この複雑
な動作制御を行うために、遊技の進行状況に応じた遊技
機制御を行うメインCPUが、発光装置、発音装置等の
周辺装置を制御するためのサブCPUにコマンドを与
え、サブCPUはこのコマンドを受信して周辺装置を制
御するようにしたものが多く提案されている。
遊技機の動作状態を管理するため、これらの周辺装置の
制御情報を加工して遊技機外部に設けられた外部情報管
理装置に送信するものが提案されている。例えば、特開
平7−275465号公報記載の遊技機は、遊技中にお
ける各種遊技状態を表す遊技情報を生成する遊技制御手
段とは別に、この遊技制御手段により生成される遊技情
報を所定の信号に加工して外部に出力する遊技情報出力
手段を設けたものであった。
うな遊技機にあっては、制御情報等を所定の信号に加工
して外部情報管理装置に送信するものであったため、外
部情報管理装置には加工前の生データが蓄積されず、し
かも加工に加工処理時間を要するため遊技機に関する情
報をリアルタイムで取得、蓄積していくといった要求に
応えるものではなかった。
るためになされたものであり、遊技機の生の制御情報を
リアルタイムに外部情報管理装置に蓄積可能な遊技機お
よび遊技機制御情報の送信方法を提供することを目的と
する。
に、請求項1に係る発明は、遊技機の動作制御に関する
情報を蓄積可能で遊技機外部に設けられた外部情報管理
装置との間で前記情報を通信可能な遊技機であって、遊
技機内に設けられた周辺装置の動作制御を行うサブ制御
手段と、遊技の進行状況に応じて前記周辺装置を制御す
るための制御情報を前記サブ制御手段に送信可能なメイ
ン制御手段と、を備え、前記サブ制御手段は、前記メイ
ン制御手段から送信されてきた制御情報に基づいて周辺
装置を制御すると共に、送信されてきた制御情報をその
まま前記外部情報管理装置に送信する手段であることを
特徴とする遊技機である。
ン制御手段から送信されてきた制御情報に基づいて周辺
装置を制御すると共に、送信されてきた制御情報をその
まま外部情報管理装置に送信するので、遊技機の生の制
御情報をリアルタイムに外部情報管理装置に蓄積可能と
なる。
た生の制御情報を解析することによって、遊技機の動作
制御がどのように行われているのかが把握容易となり、
制御プログラムの開発工数低減や第三者検査機関での遊
技機検査が容易になる、不正な遊技を発見しやすくなる
といった利点がある。
記載の遊技機において、前記サブ制御手段は、さらに、
前記メイン制御手段から送信されてきた制御情報に基づ
いて周辺装置を制御する際に、自手段内で新たに必要と
なる制御情報もそのまま前記外部情報管理装置に送信す
る手段であることを特徴とする。
に、メイン制御手段から送信されてきた制御情報に基づ
いて周辺装置を制御する際に、自手段内で新たに必要と
なる制御情報もそのまま外部情報管理装置に送信するの
で、周辺装置側での独自の制御に伴う生の制御情報もリ
アルタイムに外部情報管理装置に蓄積可能となる。
よび2のいずれかに記載の遊技機において、前記サブ制
御手段は、さらに、前記メイン制御手段から制御情報が
送信されてくると、それに応答するための応答情報を前
記メイン制御手段に返信する手段であることを特徴とす
る。応答情報としては、再送要求を行うための情報、デ
ータ送信が正確に行われた旨を示す情報、受け取った制
御情報そのもの、等が挙げられる。
に、メイン制御手段から制御情報が送信されてくると、
それに応答するための応答情報をメイン制御手段に返信
するので、メイン制御手段はその応答情報を参照して、
制御情報の再送や制御情報の送信が正常に行われて制御
情報の送信を継続する等の動作を行うことができ、制御
情報が正確に外部情報管理装置に蓄積可能となる。
作制御に関する情報を蓄積可能で遊技機外部に設けられ
た外部情報管理装置との間で前記情報を通信可能な遊技
機が前記情報を送信する方法であって、遊技機内に設け
られた周辺装置の動作制御を行うサブ制御手段が、遊技
の進行状況に応じて前記周辺装置を制御するための制御
情報を前記サブ制御手段に送信可能な前記メイン制御手
段から、送信されてきた制御情報に基づいて、周辺装置
を制御すると共に、送信されてきた制御情報をそのまま
前記外部情報管理装置に送信することを特徴とする遊技
機制御情報の送信方法である。
周辺装置の動作制御を行うサブ制御手段が、遊技の進行
状況に応じて周辺装置を制御するための制御情報をサブ
制御手段に送信可能な前記メイン制御手段から、送信さ
れてきた制御情報に基づいて、周辺装置を制御すると共
に、送信されてきた制御情報をそのまま外部情報管理装
置に送信するので、遊技機の生の制御情報をリアルタイ
ムに外部情報管理装置に蓄積可能となる。
み取り可能な記録媒体に動作手順を記録しておき、コン
ピュータがこの記録媒体に記録した動作手順を読み取っ
て実行することによって実現できる。このような記録媒
体としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、
DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブ
ルディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体
が挙げられる。
を参照しつつ説明する。図1は遊技盤10の模式的な説
明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、
中、右)の表示部の夫々が独立して、数字による図柄で
構成される識別情報を変動表示可能であり、またキャラ
クタ等も表示可能な特別図柄表示装置100が配設され
ており、その真下には特別図柄始動口104が配設され
ていて、この特別図柄始動口104の両側には普通図柄
作動ゲート102、102が配設されている。また、一
対の開閉部材120、120が特別図柄始動口104を
形成するように離間して開閉可能に設けられている。
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
としての遊技玉が入賞されて乱数抽選が行われ、この抽
選された乱数が大当り値である時には、各表示部が変動
表示状態となった後、所定パターン(例えば「7、7、
7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行わ
れ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊
技者にとって有利な大当り遊技状態となる。
の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された
乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108
の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)で表
示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊
技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様
に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値であ
る時には、各表示部が変動表示状態となった後、所定表
示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄
表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定
パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り
状態となる。一方、入賞されない打玉はアウト口114
を介して排出される。
た遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。主制御部200(メイン制御手
段)は、CPUを内蔵したマイクロコンピュータシステ
ムで構成されていて、後に説明する、特別図柄表示装置
100等の周辺装置を制御するための各種のコマンドを
格納するコマンドデータテーブル202および一連の遊
技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データを
少なくとも格納するROM201とワークエリアが形成
されるRAM203とが設けられていて、一体型のワン
チップマイコンで構成されている。
介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の
特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動
スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設
けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイ
ッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ
遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口ス
イッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信
号を受信可能となっている。
15を介して、特別図柄やキャラクタを表示する表示部
を3つ有して夫々を独立して変動表示可能でLCD等で
実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御
するランプ表示装置110、112、効果音を発生する
効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイ
スで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉
部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド
300、大入賞口106の幅広な開閉部材を開閉制御す
るための大入賞口作動ソレノイド302、入賞動作が行
われたことに対して賞球払出しの動作を行う賞球払出装
置310、および、図示しないハンドルの操作に応じ
て、所定位置まで導かれた遊技媒体を発射制御するため
の打玉発射装置312が接続され、主制御部200は各
装置を制御するためのコマンドを含む制御情報を送信可
能となっている。
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。
示装置100、112、効果音発生装置116、普通図
柄表示装置108、および、賞球払出装置310の各周
辺装置は、夫々の周辺装置の動作制御を行うCPU(サ
ブ制御手段)、このCPUが行う制御手順を記述したR
OM、ワークエリアが形成されるRAM等の電子デバイ
スを少なくとも備えていて、主制御部200から供給さ
れるコマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて各
装置の制御動作が行われるようになっている。
送られるコマンドのフォーマットを示した説明図で、こ
のコマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子
で1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容を示す1バイト長のデジ
タル情報であるイベント(EVENT)とでなってお
り、図7乃至図10は、ROM201に格納されたコマ
ンドデータテーブル202上の一部のデータ、特に特別
図柄表示装置100を動作制御するためのコマンドデー
タを示している。図7乃至図10に示すように、コマン
ドには、「特別図柄の変動、画像表示を制御するコマン
ド」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド」、
「特別図柄中の停止図柄を指定するコマンド」、「特別
図柄右の停止図柄を指定するコマンド」、「特別図柄の
停止を指示するコマンド」、「異常検出及び異常検出解
除を制御するコマンド」、「遊技に影響を及ぼさないデ
モンストレーション画面の表示を制御するコマンド」等
が含まれている。
マンドを受信してこの受信コマンドに基づいた図柄制御
を行う特別図柄表示装置100と、主制御部200から
送信されてきた制御用コマンドやこの送信されてきたコ
マンドに基づいて特別図柄表示装置100が自身内部で
制御を行うために必要となった各種の制御情報をこの特
別図柄表示装置100を介して受け取って蓄積する外部
情報管理装置3000のブロック図である。
0からのストローブ信号やコマンドを受信するためのデ
ータ受信回路1140(データレベルを変換する電圧変
換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給を行
う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて表
示制御を行うために必要な制御データを生成して画像処
理用LSI(VDP)に出力するCPU1020と、C
PU1020の動作手順を記述したプログラムを内蔵す
るプログラムROM1040と、ワークエリアやバッフ
ァメモリとして機能するRAM1090と、画像展開処
理を行う画像処理用LSI(VDP)1060と、画像
処理用LSI(VDP)1060が展開した画像データ
を一時的に記憶するビデオRAM1080と、画像処理
用LSI(VDP)1060が画像展開するために必要
なデータを格納したキャラクタROM1180と、ビデ
オRAM1080に一時的に記憶された画像データを受
け取って送出するLCDパネル用インターフェイス回路
1100と、このLCDパネル用インターフェイス回路
1100から送出された画像データを用いて表示画像を
出力するLCDパネル1120とを有している。
M1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領
域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメ
ージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパ
レットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義し
た情報を格納したシナリオデータ領域を有していて、キ
ャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された状態で
キャラクタイメージデータ領域に格納されており、さら
に、図4(b)に示すように、パレットデータ領域は、
色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格
納されている。
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時格納し、一時格
納したデータをLCDパネル用インターフェイス回路1
100に送ることによって、LCDパネル1120によ
って可変表示を含む様々な画像表示が行われる。そし
て、特別図柄表示装置100のCPU1020は、後に
説明するように、主制御部200からのデータ送信に応
答してデータ返送を行うと共に、外部情報管理装置30
00に加工しない制御データを送信可能に接続されてい
る。
たタイミングチャートである。前述したように、コマン
ドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく1バイ
ト長のイベント(EVENT)からなっていて、この例
では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が生成
するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上が
りを契機として、モード(MODE)情報を送信し、次
いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上が
りを契機として、イベント(EVENT)情報を送信す
る。
U1020は、ストローブ信号が送信されてくると割り
込みを発生させてコマンドを受信し、このコマンドに対
応する動作制御を行うと共に、送信されてきたコマンド
(制御情報)やこの動作制御を行うために新たに必要と
なった制御データを、加工せずにそのまま外部情報管理
装置3000に送信し、外部情報管理装置3000はこ
れらを順次蓄積する。
ば、CPU1020は、主制御部200から送信されて
きた制御情報に基づいて特別図柄表示装置100を制御
すると共に、送信されてきた制御情報を加工せずにその
まま外部情報管理装置3000に送信するので、加工時
間等が不要になり、遊技機の生の制御情報をリアルタイ
ムに外部情報管理装置3000に蓄積可能となる。ま
た、外部情報管理装置3000に蓄積された生の制御情
報を解析することによって、遊技機の動作制御がどのよ
うに行われているのかが把握容易となり、制御プログラ
ムの開発工数低減や第三者検査機関での遊技機検査、不
正遊技の発見等が容易になるといった利点もある。
0から送信されてきた制御情報に基づいて特別図柄表示
装置100を制御する際に、この特別図柄表示装置10
0の制御において新たに必要となる制御情報もそのまま
外部情報管理装置3000に送信するので、特別図柄表
示装置100側での独自の制御に伴う生の制御情報(例
えば、停止図柄情報、リーチ出現情報、大当たり情報、
確率変動情報等)もリアルタイムに外部情報管理装置3
000に蓄積可能となる。
100のCPU1020が行う制御動作を図11(遊技
制御のゼネラルフローチャート)や図11を参照して説
明する。なお、図11に示す一連の処理は主制御部20
0が実行するが、リセット回路213から所定時間(例
えば4msec)毎に供給されるリセット信号をトリガ
として先頭のステップから実行する。
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処
理が実行されたか否かを判定する(ステップS11
0)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)
ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS120に移行する。
期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次い
で、ステップS210では、初期制御処理を行うための
データをRAM203の所定の領域にセットする。一
方、ステップS120では、RAM203内に形成され
る図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の
乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメン
トし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種
のタイマのタイマ値を更新する。
柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、
大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポー
ト210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込
み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップ
S150に移行してポート入力処理で読み込み格納した
データを把握するためのスイッチチェック処理を実行す
る。
04、306、308等の断線や短絡の有無のチェック
を行い、これらの障害が発生している場合には(Ye
s)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合
には(No)ステップS180に移行する(ステップS
170)。
図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示動作制御に必要なコマンドをRAM203
の所定領域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を
減じる(ステップS190)。なお、ステップS180
において、主制御部200は、遊技制御に応じて必要な
モード、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル
202を参照して決定し、決定したモード、イベントを
示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納す
る。
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、賞球払出装
置310に払出し動作を行わせるための制御情報を出力
するための賞球セット処理を実行する。
部200は、外部情報管理装置3000に各スイッチ3
04、306,308のスイッチ情報(スイッチがオン
かオフかを示す情報)をスイッチ情報用信号線350を
介して外部情報管理装置3000に出力する外部情報処
理、さらに、ステップS240、250において、ラン
プ表示装置110、112を遊技状態に対応させて点灯
制御するためのコマンドや効果音発生装置116を遊技
状態に対応させて起動制御するためのコマンドをRAM
203の所定エリアに格納する表示灯制御処理、効果音
処理を実行する。
AM203に格納したデータ(制御情報)を出力ポート
215を介して対応する装置に出力し(ポート出力処
理)、これを受け取った装置側はこれに基づいた制御動
作を行うと共に、加工しない制御情報をそのまま外部情
報管理装置3000に蓄積可能に送信する。そして、例
えば、特別図柄表示装置100に対して、まず、ストロ
ーブ信号(DUSTB)を出力し、ステップS180に
てRAM203に格納されたモード(MODE)、イベ
ント(EVENT)のデータを先に図5に示したように
して送信する。これによって、特別図柄表示装置100
には、この装置を動作制御するためのコマンドが主制御
部200から送信され、受信することになる。
回路213からリセット信号が入力されるまでリセット
待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された
場合にはステップS110に移行して遊技機制御を継続
する。なお、このリセット待機処理としては、先に述べ
た各種の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
装置100のCPU1020の動作について、図12を
参照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新しいコマンドが
入力されたと判断された場合には(Yes)ステップS
1104に移行する一方、これ以外の場合には(No)
ステップS1108に移行する。
1140が受信したコマンドをRAM1090にコピー
し、コマンドが正常か否かのチェックやこのコマンドに
対応した処理テープル(図示せず)の先頭アドレスを取
得し、次いでステップS1106において、画像処理用
LSI1060へ出力するためにRAM1090の必要
なエリアのデータを更新する。
PU1020は主制御部200への返信処理を行う。こ
の返信処理としては、図15(a)に示すように主制御
部200から送信されてきた情報をそのまま返信する、
同図(b)に示すように主制御部200に対して送信デ
ータが正常に送られてきた旨のデータを返信する、同図
(c)に示すように主制御部200に対してデータの再
送を要求する再送要求信号を返信する等が挙げられる。
図15(a)、(b)に示す返信処理では主制御部20
0はコマンドデータテーブル202上の「異常検出及び
異常検出解除を制御するコマンド」を参照して、送信異
常がないと判断して以降の送信動作を継続し、一方、図
15(c)に示す返信処理では、主制御部200はコマ
ンドデータテーブル202上の「異常検出及び異常検出
解除を制御するコマンド」を参照して、送信異常が発生
したと判断してデータの再送を行う。このように、CP
U1020は、主制御部200から制御情報が送信され
てくると、それに応答するための応答情報を主制御部2
00に返信するので、主制御部200はその応答情報を
参照して、制御情報の再送や制御情報の送信が正常に行
われて制御情報の送信を継続する等の動作を行うことが
でき、制御情報が正確に外部情報管理装置3000に蓄
積可能となる。
U1020は、主制御部200から送信されてきたデー
タを加工せずにそのまま外部情報管理装置3000に送
信する。これによってデータの加工に要する時間が不要
になり、主制御部200が特別図柄表示装置100に送
信した生の制御情報がリアルタイムで外部情報管理装置
3000に蓄積されることになる。なお、この際、特別
図柄表示装置100の動作制御に新たに必要となった制
御情報を送るようにしても良い。これによってCPU1
020が新たに必要とした制御情報も生のままリアルタ
イムで外部情報管理装置3000に蓄積されることにな
る。
速度制御に必要なデータを、プログラムROM1040
に内蔵されている速度テーブル(図示せず)から取得し
てRAM1090にセットし、次にステップS1114
において、速度データに基づいて図柄オフセット値を更
新する。
M1090にセットされている図柄制御用データに基づ
いて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスク
ロールデータを求めてRAM1090にセットし、次に
ステップS1118において、RAM1090にセット
されているアニメーション処理用データが格納されてい
るアニメーション処理用テーブル(図示せず)からアニ
メーションデータを取得し、RAM1090内のVDP
出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か
否かを判断する(ステップS1120)。
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1122にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展
開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に
一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送られLCDパネル1120による画
像表示が行われる。
とによって、CPU1020は、主制御部200から出
力されてきたコマンドに基づいて特別図柄表示装置10
0の表示制御を行うと共に、受け取った制御情報や特別
図柄表示装置100内での表示制御に際して新たに必要
となった制御情報を加工せずに外部情報管理装置300
0に送信する。また、新たに必要となった制御情報(デ
ータ)をサブ制御部(特別図柄表示装置100)から主
制御部200に送信しても良い。これによって外部情報
管理装置3000には遊技機の主制御部200やその周
辺装置の生の制御情報をリアルタイムで蓄積することが
可能となる。
200から特別図柄表示装置100へのコマンド出力
と、特別図柄表示装置100から外部情報管理装置30
00へのコマンド出力の一例を説明する。図13は特別
図柄の変動開始から全図柄確定までに、主制御部200
が特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タ
イミングを示すタイミングチャートであり図面の右側に
行くにしたがって時間経過するように示されている。
主制御部200は、まず、変動パターンを指定するコマ
ンドを送信し()、これからT1時間経過後に左停止
図柄指定のためのコマンドを送信し()、さらに、こ
れからT2時間経過後に中停止図柄指定のためのコマン
ドを送信し()、さらに、これからT3時間経過後に
右停止図柄指定のためのコマンドを送信する()。な
お、T1〜T3は例えば一定値で40msecである。
そして、CPU1020は、これらのコマンドに基づい
て表示制御を行うと共に、全図柄確定時()に、主制
御部200から受け取った制御情報であるコマンドを加
工せずに外部情報管理装置3000に送信する。この
際、表示制御において新たに必要となった各種の制御情
報も加工せずに外部情報管理装置3000に送信しても
良い。これを受け取った外部情報管理装置3000はこ
れらの制御情報を解析可能に蓄積するので、外部情報管
理装置3000に蓄積された生の制御情報を解析するこ
とによって、遊技機の動作制御がどのように行われてい
るのかが把握容易となり、制御プログラムの開発工数低
減や第三者検査機関での遊技機検査、不正遊技の発見等
が容易になるといった利点がある。
特別図柄表示装置100を周辺装置の一例として説明し
てきたが、ランプ表示装置110(112)、効果音発
生装置116、普通図柄表示装置108、賞球払出装置
310等の各周辺装置に対しても同様に本発明を適用し
て、主制御部200がこれらを制御するための制御情報
やこれらの装置内での制御情報を加工せずに、外部情報
管理装置3000に解析容易に蓄積可能であることはい
うまでもなく、また、以上の説明においては、遊技機の
一例としてパチンコ機を例にとって説明してきたが、パ
チスロ機等の他の遊技機にも本発明を適用できることも
言うまでもない。
る発明によれば、サブ制御手段は、メイン制御手段から
送信されてきた制御情報に基づいて周辺装置を制御する
と共に、送信されてきた制御情報をそのまま外部情報管
理装置に送信するので、遊技機の生の制御情報をリアル
タイムに外部情報管理装置に蓄積可能となるという効果
が得られる。したがって、外部情報管理装置に蓄積され
た生の制御情報を解析することによって、遊技機の動作
制御がどのように行われているのかが把握容易となり、
制御プログラムの開発工数低減や第三者検査機関での遊
技機検査や不正遊技の発見も容易になる。
制御手段は、さらに、メイン制御手段から送信されてき
た制御情報に基づいて周辺装置を制御する際に、自手段
内で新たに必要となる制御情報もそのまま外部情報管理
装置に送信するので、周辺装置側での独自の制御に伴う
生の制御情報もリアルタイムに外部情報管理装置に蓄積
可能となるという効果が得られる。
制御手段は、さらに、メイン制御手段から制御情報が送
信されてくると、それに応答するための応答情報をメイ
ン制御手段に返信するので、メイン制御手段はその応答
情報を参照して、制御情報の再送や制御情報の送信が正
常に行われて制御情報の送信を継続する等の動作を行う
ことができ、制御情報が正確に外部情報管理装置に蓄積
可能となるという効果が得られる。
技機の制御ブロック図である。
別図柄表示装置100のブロック構成図である。
タの説明図である。
チャートである。
マンドの説明図である。
マンドの説明図である。
マンドの説明図である。
コマンドの説明図である。
ラルフローチャートである。
制御動作を説明するためのフローチャートである。
ミングチャートである。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技機の動作制御に関する情報を蓄積可
能で遊技機外部に設けられた外部情報管理装置との間で
前記情報を通信可能な遊技機であって、 遊技機内に設けられた周辺装置の動作制御を行うサブ制
御手段と、 遊技の進行状況に応じて前記周辺装置を制御するための
制御情報を前記サブ制御手段に送信可能なメイン制御手
段と、を備え、 前記サブ制御手段は、前記メイン制御手段から送信され
てきた制御情報に基づいて周辺装置を制御すると共に、
送信されてきた制御情報をそのまま前記外部情報管理装
置に送信する手段であることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記サブ制御手段は、さらに、前記メイン制御手段から
送信されてきた制御情報に基づいて周辺装置を制御する
際に、自手段内で新たに必要となる制御情報もそのまま
前記外部情報管理装置に送信する手段であることを特徴
とする遊技機。 - 【請求項3】 請求項1および2のいずれかに記載の遊
技機において、 前記サブ制御手段は、さらに、前記メイン制御手段から
制御情報が送信されてくると、それに応答するための応
答情報を前記メイン制御手段に返信する手段であること
を特徴とする遊技機。 - 【請求項4】遊技機の動作制御に関する情報を蓄積可能
で遊技機外部に設けられた外部情報管理装置との間で前
記情報を通信可能な遊技機が前記情報を送信する方法で
あって、 遊技機内に設けられた周辺装置の動作制御を行うサブ制
御手段が、 遊技の進行状況に応じて前記周辺装置を制御するための
制御情報を前記サブ制御手段に送信可能な前記メイン制
御手段から、送信されてきた制御情報に基づいて、周辺
装置を制御すると共に、送信されてきた制御情報をその
まま前記外部情報管理装置に送信することを特徴とする
遊技機制御情報の送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11145930A JP2000334095A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 遊技機および遊技機制御情報の送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11145930A JP2000334095A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 遊技機および遊技機制御情報の送信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000334095A true JP2000334095A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15396375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11145930A Pending JP2000334095A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 遊技機および遊技機制御情報の送信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000334095A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224290A (ja) * | 2000-02-22 | 2002-08-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2004000685A (ja) * | 2000-02-22 | 2004-01-08 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2009118942A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機及び遊技機の制御方法 |
JP2009118922A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機及び遊技機の制御方法 |
JP2011041659A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Sammy Corp | 遊技機 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11145930A patent/JP2000334095A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP2009118922A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機及び遊技機の制御方法 |
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