JP2000325630A - 遊技機および遊技機の制御方法 - Google Patents

遊技機および遊技機の制御方法

Info

Publication number
JP2000325630A
JP2000325630A JP11142724A JP14272499A JP2000325630A JP 2000325630 A JP2000325630 A JP 2000325630A JP 11142724 A JP11142724 A JP 11142724A JP 14272499 A JP14272499 A JP 14272499A JP 2000325630 A JP2000325630 A JP 2000325630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
control
sub
control unit
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11142724A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Busujima
肇 毒島
Kenichi Takano
賢一 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP11142724A priority Critical patent/JP2000325630A/ja
Publication of JP2000325630A publication Critical patent/JP2000325630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】メインCPUの制御負担を軽減しつつ、周辺装
置間の動作制御の同期もとりやすくする。 【解決手段】CPU1020は、主制御部200から出
力されてきたコマンドに基づいて特別図柄表示装置10
0の動作制御を行うと共に、効果音発生装置116にこ
の装置の動作制御を行うためのコマンドを送信する。そ
して、このコマンドを受信した効果音発生装置116は
受信したコマンドに基づいて効果音発生装置116の動
作制御を行うことによって、画像表示と効果音出力との
同期がとれるようになると共に、主制御部200は、効
果音出力制御に関与しないのでそれだけ制御負荷を抑制
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体を用いた
遊技が可能な遊技機、特にパチンコ機に適用して好適な
遊技機の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技機、とりわけパチンコ機の開
発にあっては、遊技機に多数の周辺装置を備え、この周
辺装置を複雑な制御プログラムで動作制御して遊技性を
向上させることに重点が置かれたものとなっていて、こ
の複雑な動作制御を行うために、遊技の進行状況に応じ
た遊技機制御を行う第1のプロセッサ(メインCPU)
が、発光装置、発音装置等の周辺装置を制御するための
第2のプロセッサ(サブCPU)にコマンドを与え、サ
ブCPUはこのコマンドを受信して周辺装置を制御する
ようにして、遊技機制御装置の処理能力を向上させて高
度な制御を実現するものが提案されていた(特許番号2
639382号公報参照)。
【0003】特開平8−266710号公報や特開平9
−192297号公報等には、より具体的にこの種の技
術が開示されており、特に、特開平8−266710号
公報記載の遊技機にあっては、CRTによる画像表示を
制御する画像表示回路や音声合成を行う音声合成用LS
Iからなる音声合成回路を、遊技機の制御を全体的に統
括する基本回路が夫々動作制御することによって、遊技
の進行状況に応じて画像表示と効果音が出力されるよう
になっていた。このように、従来の制御手法によれば、
遊技機全体の動作制御を統括するメインCPUが、周辺
装置の制御を行うサブCPUに対してコマンドを出力
し、このコマンドを受信したサブCPUは、これに基づ
いて周辺装置(画像表示装置や効果音出力装置等)を動
作制御することによって、メインCPUが複数の周辺装
置の動作制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遊技機にあっては 例えば、画像表示と効果音出力
とを適切なタイミングで行う(同期をとる)ためには、
メインCPUが制御時間等の各種の制御パラメータを極
めて正確に管理する必要があり、メインCPUの制御負
荷が大きなものになると共に、制御プログラムも複雑な
ものとなるという問題があり、さらに、キャラクタの出
現や図柄変動等の画像表示にランダム性を有する場合に
は、メインCPUがランダムな画像表示に対応した効果
音出力をその都度行わなければならず、画像表示と効果
音出力との同期をとるのは困難であった。
【0005】また、特開平7−24108号公報記載の
装置は、画像表示を行う画像表示制御手段と効果音出力
を行う効果音出力制御手段とを同一の基板上に設けると
共に、同一のサブCPUでこれらの動作制御を行うよう
にして、これらを別個の基板上に設けて別々のサブCP
Uが動作制御を行うようにした場合やメインCPUが夫
々を直接制御する場合等に生じていた、ノイズ等に起因
するコマンドの誤った受信による画像表示と効果音出力
との同期ずれを防止するものである。しかし、この装置
によれば、結局、同期制御させたい周辺装置を制御する
制御手段を同一基板上に設けなくてはならず、周辺装置
の多いパチンコ機にあっては、画像と効果音の同期はと
ることができるが、画像と表示灯、賞球払出と画像、賞
球払出と効果音、画像と効果音と表示灯など別の処理の
同期をとるためには、結局、いくつもの処理を同一基板
に配置したマイクロプロセッサで制御しなければなら
ず、制御もプログラムも複雑なものになり、サブCPU
の負担が増大し、メインCPUから分割させる意味がな
く効率的でない。また、同期をとる処理の組み合わせが
限定されてしまい自由度がないといった問題や同期した
画像と効果音の制御だけでなく、効果音なしの画像単独
制御、画像なしの効果音単独制御が可能かどうかも開示
されていない。
【0006】さらに、パチンコ機における画像制御にあ
っては、特賞状態を生起させるか否かの判定によって図
柄の変動表示制御を行うため、不正遊技に使用される可
能性が高く、一方、効果音制御は特賞状態を判定する遊
技とは直接関係がなく、不正遊技に使用されても不正利
益(遊技価値)が得られる心配も少ない。このため、画
像制御の不正改造の発見を容易なものとするためには、
画像制御の無駄な複雑化を回避させたい意向もあり、特
開平7−24108号公報記載の装置のように、画像制
御装置と効果音制御装置とを同一基板で制御する構成で
あると不正改造の発見が困難になるといった欠点もあっ
た。その他、特開平7―80127号公報記載の遊技機
にあっては、画像制御装置から音声合成回路へ音声合成
指令信号を送出することによって、画像表示と音声出力
とを対応させることが容易であった。しかしながら、上
記遊技機の音声合成回路はCPUを搭載していないた
め、現在の遊技機のように遊技の興趣性を向上させるこ
とに重点がおかれていることを考慮すると多彩な効果音
により遊技を演出することは困難であった。また、画像
制御装置から音声合成回路へ送出される音声合成指令信
号はコマンド形式の制御信号ではないため、音声合成回
路は音声合成指令信号を受けると単純な1つの制御動作
しか行うことができず、この観点からも多彩な効果音に
より遊技を演出することが困難であった。さらに、この
構成では、他の周辺装置の動作制御と音声出力とを対応
させることはできず、近年の多数の周辺装置の動作制御
により遊技性を向上させることに重点が置かれた遊技機
にとっては有効であるとは言えない。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、メインCPUの制御負担
を軽減しつつ、周辺装置間の制御同期もとりやすい、よ
り多彩な柔軟性のある制御が行える遊技機およびその制
御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、遊技媒体を用いて遊技を行
う遊技機であって、前記遊技機の遊技動作を遊技の進行
状況に応じて制御するためのコマンドを出力可能なマイ
クロプロセッサを搭載したメイン制御手段と、前記遊技
機に設けられた複数の周辺装置のうちの少なくとも1つ
の動作制御を行うマイクロプロセッサを搭載したサブ制
御手段と、を備え、前記サブ制御手段は複数設けられ、
その複数のサブ制御手段には、前記コマンドを受信して
対応する周辺装置をこの受信したコマンドに基づいて動
作制御すると共に、該動作制御に応じたコマンドを他の
サブ制御手段へ出力する送信側サブ制御手段と、該送信
側サブ制御手段から出力されたコマンドを受信して対応
する周辺装置をこの受信したコマンドに基づいて動作制
御する受信側サブ制御手段と、が含まれることを特徴と
する。
【0009】この発明によれば、送信側サブ制御手段
は、メイン制御手段から出力されたコマンドを受信して
対応する周辺装置をこの受信したコマンドに基づいて動
作制御すると共に、該動作制御に応じたコマンドを受信
側サブ制御手段へ出力し、一方、受信側サブ制御手段
は、送信側サブ制御手段から出力されたコマンドを受信
して対応する周辺装置をこの受信したコマンドに基づい
て動作制御する。
【0010】したがって、メイン制御手段は、受信側サ
ブ制御手段が動作制御する周辺装置の制御を行わずに済
むのでメイン制御手段の制御負担を軽減できると共に、
送信側サブ制御手段がこれに対応する周辺装置を動作制
御しつつ、送信側サブ制御手段の動作制御に応じて、受
信側サブ制御手段がこれに対応する周辺装置を動作制御
することができるので、メイン制御手段で双方の周辺装
置の同期を取るのに比べて、同期がとりやすくなる。さ
らにサブ制御手段はマイクロプロセッサを搭載し、コマ
ンド形式で送受信を行っているため、効率的かつ多彩な
動作制御が実現可能となる。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の遊技機において、前記受信側サブ制御手段は、さ
らに、前記メイン制御手段から出力されるコマンドを直
接受信して、対応する周辺装置をこの受信したコマンド
に基づいて動作制御する手段であることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、受信側サブ制御手段
は、送信側サブ制御手段からのコマンドのみならず、メ
イン制御手段からのコマンドにも基づいて、対応する周
辺装置を動作制御するので、受信側サブ制御手段は、送
信側サブ制御手段の動作制御に同期した制御と送信側サ
ブ制御手段の動作制御に関わりのない独立した制御とが
行え多彩な制御が実現可能となる。
【0013】また、請求項3に係る発明は、請求項1お
よび2のいずれかに記載の遊技機において、前記送信側
サブ制御手段が前記受信側サブ制御手段の機能をも有す
るか、または、前記受信側サブ制御手段が前記送信側サ
ブ制御手段の機能をも有する、ように構成されているこ
とを特徴とする。
【0014】この発明によれば、送信側サブ制御手段が
受信側サブ制御手段の機能をも有するか、または、受信
側サブ制御手段が前記送信側サブ制御手段の機能をも有
することによって、コマンドを送信すると共に受信可能
であるので、双方向からの制御が行えて制御自由度が増
し、また、複数のサブ制御手段がROM等の記録媒体を
備えるとすれば各ROMに分散してコマンドを記憶でき
るので各ROM容量を低減できる。また、ある周辺装置
が、他の周辺装置からコマンドを受信し自周辺装置の動
作制御を行うと共に、該動作制御に応じてまた別の周辺
装置へコマンドを送信しその周辺装置の制御を行うこと
により、複数の周辺装置に渡る同期制御が実現可能とな
る。
【0015】さらに、請求項4に係る発明は、遊技機の
遊技動作を遊技の進行状況に応じて制御するためのコマ
ンドを出力可能なマイクロプロセッサを搭載したメイン
制御手段と、前記遊技機に設けられた複数の周辺装置の
うちの少なくとも1つの動作制御を行うマイクロプロセ
ッサを搭載したサブ制御手段と、を備え、遊技媒体を用
いて遊技を行う遊技機を制御する方法であって、複数設
けられたサブ制御手段のうちの或るサブ制御手段が、前
記コマンドを受信して対応する周辺装置をこの受信した
コマンドに基づいて動作制御すると共に、該動作制御に
応じたコマンドを出力するステップと、他のサブ制御手
段が、前記或るサブ制御手段から出力されたコマンドを
受信して対応する周辺装置をこの受信したコマンドに基
づいて動作制御するステップと、を含むことを特徴とす
る遊技機の制御方法である。
【0016】この発明によれば、或るサブ制御手段が、
メイン制御手段から出力されたコマンドを受信して対応
する周辺装置をこの受信したコマンドに基づいて動作制
御すると共に、該動作制御に応じたコマンドを出力し、
さらに、他のサブ制御手段が、前記或るサブ制御手段か
ら出力されたコマンドを受信して対応する周辺装置をこ
の受信したコマンドに基づいて動作制御する。
【0017】したがって、メイン制御手段は、前記他の
サブ制御手段が動作制御する周辺装置の制御を行わずに
済むのでメイン制御手段の制御負担を軽減できると共
に、或るサブ制御手段がこれに対応する周辺装置を動作
制御しつつ、或るサブ制御手段の動作制御に応じて、他
のサブ制御手段がこれに対応する周辺装置を動作制御す
ることができるので、メイン制御手段で双方の周辺装置
の同期を取るのに比べて、同期がとりやすくなる。さら
に、コマンド形式で送受信を行っているため効率的かつ
多彩な動作制御が実現可能となる。
【0018】なお、このような制御は、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体に制御手順を記録しておき、コン
ピュータがこの記録媒体に記録した制御手順を読み取っ
て実行することによって実現できる。このような記録媒
体としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、
DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブ
ルディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体
が挙げられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。 (第1の実施の形態)図1は遊技盤10の模式的な説明
図である。遊技盤10の略中央部には、3つの表示部の
夫々が独立して図柄や数字を可変表示可能であり、また
キャラクタ等も表示可能な特別図柄表示装置100が配
設されており、その真下には特別図柄始動口104が配
設されていて、この特別図柄始動口104の両側には普
通図柄作動ゲート102、102が配設されている。ま
た、一対の開閉部材120、120が特別図柄始動口1
04を形成するように離間して開閉可能に設けられてい
る。
【0020】さらに、特別図柄始動口104の下方に
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
【0021】そして、特別図柄始動口104に遊技媒体
としての打玉が入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選
された乱数が大当り値である時には、各表示部が変動表
示状態となった後、所定表示パターン(例えば「7、
7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行
われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて
遊技者にとって有利な大当り遊技状態となる。
【0022】また、普通図柄作動ゲート102が打玉の
通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された乱
数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108の
表示を所定のもの(例えば「7」や「3」)として、こ
の間、開閉部材120が開状態となって打玉が入賞した
場合にも、同様に乱数抽選が行われこの抽選された乱数
が大当り値である時には、各表示部が変動表示状態とな
った後、所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の
表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞
口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとっ
て有利な大当り状態となる。一方、入賞されない打玉は
アウト口114を介して排出される。
【0023】図2は、このような遊技の進行状況に応じ
た遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。主制御部200(メイン制御手
段)は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサシステム
で構成されていて、後に説明する、周辺装置を制御する
ための各種のコマンドを格納するコマンドデータテーブ
ル202および一連の遊技機制御手順を記述した制御プ
ログラムや制御データを少なくとも格納するROM20
1とワークエリアが形成されるRAM203とが設けら
れていて、一体型のワンチップマイコンで構成されてい
る。
【0024】主制御部200には、入力ポート210を
介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の
特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動
スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設
けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイ
ッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ
遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口ス
イッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信
号を受信可能となっている。
【0025】また、主制御部200には、出力ポート2
15を介して、特別図柄やキャラクタを表示する表示部
を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で
実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御
するランプ表示装置110、112、効果音を発生する
効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイ
スで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉
部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド
300、大入賞口106の幅広な開閉部材を開閉制御す
るための大入賞口作動ソレノイド302、入賞動作が行
われたことに対して賞球払出しの動作を行う賞球払出装
置310、および、図示しないハンドルの操作に応じ
て、所定位置まで導かれた遊技媒体を発射制御するため
の打玉発射装置312が接続され、主制御部200は各
装置を制御するためのコマンドを含む制御信号を送信可
能となっている。
【0026】また、主制御部200には、電源供給を行
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。また、特別図柄
表示装置100、ランプ表示装置110、112、効果
音発生装置116、普通図柄表示装置108、および、
賞球払出装置310の各周辺装置は、夫々の周辺装置の
動作制御を行うCPU(サブ制御手段)、このCPUが
行う制御手順を記述したROM、ワークエリアが形成さ
れるRAM等の電子デバイスを少なくとも備えていて、
主制御部200から供給されるコマンドを受信し、受信
したコマンドに基づいて各装置の制御動作が行われるよ
うになっている。なお、このブロック図の結線状態は本
発明ではなく一般的なパチンコ機のものを示しており、
特に、主制御部200と各周辺装置や周辺装置間の結線
状態は後により正確に示していくことによって本発明の
実施の形態を説明していく。
【0027】図8は、主制御部200から各周辺装置に
送られるコマンドのフォーマットを示した説明図で、こ
のコマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子
で1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容を示す1バイト長のデジ
タル情報であるイベント(EVENT)とでなってお
り、図9乃至図12は、ROM201に格納されたコマ
ンドデータテーブル202上の一部のデータを示してい
る。図9乃至図12に示すように、コマンドには、「変
動パターンと変動開始を指示するコマンド」、「特別図
柄左の停止図柄を指定するコマンド」、「特別図柄中の
停止図柄を指定するコマンド」、「特別図柄右の停止図
柄を指定するコマンド」、「特別図柄の停止を指示する
コマンド」、「異常検出及び異常検出解除時の画面の表
示を指示するコマンド」、「遊技に影響を及ぼさないデ
モンストレーション画面の表示を指示するコマンド」等
が含まれている。
【0028】図3は、主制御部200から出力されるコ
マンドを受信してこの受信コマンドに基づいた図柄制御
を行う特別図柄表示装置100と、この特別図柄表示装
置100から出力されるコマンドを受信しこの受信コマ
ンドに基づいて効果音の出力制御を行う効果音発生装置
116のブロック構成図である。特別図柄表示装置10
0は、主制御部200からのストローブ信号やコマンド
を受信するためのデータ受信回路1140(データレベ
ルを変換する電圧変換回路を含む)と、この電圧変換回
路等に電源供給を行う電源回路1160と、受信したコ
マンドに基づいて表示制御を行うために必要な制御デー
タを生成して画像処理用LSI(VDP)に出力するC
PU1020と、CPU1020の動作手順を記述した
プログラムを内蔵するプログラムROM1040と、ワ
ークエリアやバッファメモリとして機能するRAM10
90と、画像展開処理を行う画像処理用LSI(VD
P)1060と、画像処理用LSI(VDP)1060
が展開した画像データを一時的に記憶するビデオRAM
1080と、画像処理用LSI(VDP)1060が画
像展開するために必要なデータを格納したキャラクタR
OM1180と、ビデオRAM1080に一時的に記憶
された画像データを受け取って送出するLCDパネル用
インターフェイス回路1100と、このLCDパネル用
インターフェイス回路1100から送出された画像デー
タを用いて表示画像を出力するLCDパネル1120と
を有している。
【0029】図6(a)に示すように、キャラクタRO
M1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領
域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメ
ージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパ
レットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義し
た情報を格納したシナリオデータ領域を有していて、キ
ャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された状態で
キャラクタイメージデータ領域に格納されており、さら
に、図6(b)に示すように、パレットデータ領域は、
色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格
納されている。
【0030】そして、特別図柄表示装置100のCPU
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時格納し、一時格
納したデータをLCDパネル用インターフェイス回路1
100に送ることによって、LCDパネル1120によ
って可変表示を含む様々な画像表示が行われる。
【0031】また、特別図柄表示装置100のROM1
040にはコマンドデータテーブル1042が格納され
ていて、このコマンドデータテーブル1042には、図
8にて説明したものと同じデータフォーマットで、図1
3に示すような、効果音発生装置116を制御するため
の各種のコマンドが格納されていて、後に説明するよう
に、特別図柄表示装置100のCPU1020は、自身
が行う画像処理に対応する効果音の出力処理を行わせる
ために、効果音発生装置116にコマンドデータテーブ
ル1042内の所要のコマンドを送信するように構成さ
れている。一方、図3を参照して分かるように、効果音
発生装置116は、効果音を出力するスピーカー208
0と、このスピーカーを駆動するスピーカー駆動回路2
060と、このスピーカー駆動回路2060を制御する
CPU2000と、この制御手順を記述したプログラム
が少なくとも格納されているプログラムROM2020
と、ワークエリアやメモリバッファ等として機能するR
AM2040とを有し、さらに、CPU2000は特別
図柄表示装置100のCPU1020から出力されるコ
マンドを受信可能なように両CPUは図示しないインタ
ーフェイス回路等によって接続されている。
【0032】図7は、コマンド送受信タイミングを示し
たタイミングチャートである。前述したように、コマン
ドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく1バイ
ト長のイベント(EVENT)からなっていて、この例
では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が生成
するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上が
りを契機として、モード(MODE)情報を送信し、次
いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上が
りを契機として、イベント(EVENT)情報を送信す
る。これに対応して、特別図柄表示装置のCPU102
0は、ストローブ信号が送信されてくると割り込みを発
生させてコマンドを受信し、このコマンドに対応する動
作制御を行うと共に、この動作制御に応じたコマンドを
コマンドデータテーブル1042を参照して決定し、決
定したコマンドを効果音発生装置116に送信する。こ
の送信されたコマンドを受信した効果音発生装置116
のCPU2000は、このコマンドに基づいてスピーカ
ー駆動回路2060を駆動制御してスピーカー2080
からの出力させる効果音の出力制御を行う。
【0033】このようにすることによって、主制御部2
00は、CPU2000(受信側サブ制御手段)が動作
制御する効果音制御装置116の制御を行わずに済むの
で主制御部200の制御負担を軽減できると共に、CP
U1020(送信側サブ制御手段)が特別図柄表示装置
100を動作制御しつつ、CPU2000が特別図柄表
示装置100の動作制御に応じて効果音発生装置116
を動作制御するので、主制御部200で双方の装置の同
期を取るのに比べて、同期がとりやすくなる。
【0034】次に、主制御部200や特別図柄表示装置
100のCPU1020が行う制御動作を図4(遊技制
御のゼネラルフローチャート)や図5を参照して説明す
る。なお、図4に示す一連の処理は主制御部200が実
行するが、リセット回路213から所定時間(例えば4
msec)毎に供給されるリセット信号をトリガとして
先頭のステップから実行する。まず、図示しない電源ス
イッチによって電源回路212を起動状態とすると主制
御部200が起動状態となるが、この電源投入が行われ
てから初めての処理が実行されたか否かを判定する(ス
テップS110)。電源投入後、初めての処理の場合に
は(Yes)ステップS200に移行する一方、これ以
外の場合には(No)ステップS120に移行する。ス
テップS200では、RAM203の初期化処理として
記憶エリアのクリア処理を実行し、次いで、ステップS
210では、初期制御処理を行うためのデータをRAM
203の所定の領域にセットする。一方、ステップS1
20では、RAM203内に形成される図示しない、大
当り判定用、小当り判定用等の各種の乱数生成用ループ
カウンタのカウント値をインクリメントし、ステップS
130では、遊技機制御に用いる各種のタイマのタイマ
値を更新する。次に、ステップS140において、特別
図柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ30
6、大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力
ポート203を介して図示しない自身内のレジスタに読
み込み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステ
ップS150に移行してポート入力処理で読み込み格納
したデータを把握するためのスイッチチェック処理を実
行する。次に、ステップS160にて各スイッチ30
4、306、308等の断線や短絡の有無のチェックを
行い、これらの障害が発生している場合には(Yes)
ステップS220に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS180に移行する(ステップS17
0)。
【0035】そして、ステップS180において、普通
図柄表示装置107の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示動作制御に必要なコマンドをRAM203
の所定領域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を
減じる(ステップS190)。この時、ステップS18
0において、主制御部200は、遊技制御に応じて必要
なモード、イベントのコマンドをコマンドデータテーブ
ル領域202を参照して決定し、決定したモード、イベ
ントを示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに
格納する。
【0036】次に、ステップS195において、大入賞
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、賞球払出装
置310に払出し動作を行わせるための制御情報を出力
するための賞球セット処理を実行し、さらにステップS
230、240、250において、図示しない遊技機管
理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処理、ラ
ンプ表示装置110、112を遊技状態に対応させて点
灯制御するためのコマンドをRAM203の所定エリア
に格納する表示灯制御処理を実行する。次に、ステップ
S260では、各処理でRAM203に格納したデータ
を出力ポート215を介して対応する装置に出力し(ポ
ート出力処理)、これを受け取った装置側はこれに基づ
いた制御動作を行う。そして、特別図柄表示装置100
に対して、まず、ストローブ信号を出力し、ステップS
180にてRAM203に格納されたモード、イベント
のデータを先に図7に示したようにして送信する。これ
によって、特別図柄表示装置100には、この装置を動
作制御するためのコマンドが主制御部200から出力さ
れることになる。ステップS270では、リセット回路
213からリセット信号が入力されるまでリセット待機
処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合
にはステップS110に移行して遊技機制御を継続す
る。なお、このリセット待機処理としては、先に述べた
各種の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0037】次に、コマンドを受け取った特別図柄表示
装置100のCPU1020の動作について、図5を参
照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新しいコマンドが
入力されたと判断された場合には(Yes)ステップS
1104に移行する一方、これ以外の場合には(No)
ステップS1108に移行する。ステップS1104で
は、データ受信回路1140が受信したコマンドをRA
M1090にコピーし、コマンドが正常か否かのチェッ
クやこのコマンドに対応した処理テーブル(図示せず)
の先頭アドレスを取得し、次いでステップS1106に
おいて、画像処理用LSI1060へ出力するためにR
AM1090の必要なエリアのデータを更新する。そし
て、ステップS1108において、先に入力したコマン
ドがある場合には入力したコマンドの識別を行い、効果
音発生装置116を制御するためのコマンドを出力する
時には、コマンドデータテーブル1042を参照して決
定する。また、先に入力したコマンドに基づいた動作制
御に応じて効果音発生装置116を制御するためのコマ
ンドを出力する時にもコマンドデータテーブル1042
を参照して決定する(受信コマンド識別・送信コマンド
生成処理)。そして、決定したコマンドを効果音発生装
置116に送信する(コマンド出力処理)。次に、ステ
ップS1110において、図柄速度制御に必要なデータ
を、プログラムROM1040に内蔵されている速度テ
ーブル(図示せず)から取得してRAM1090にセッ
トし、次にステップS1112において、速度データに
基づいて図柄オフセット値を更新する。次に、ステップ
S1114において、RAM1090にセットされてい
る図柄制御用データに基づいて、画像処理用LSI10
60へ出力するためのスクロールデータを求めてRAM
1090にセットし、次にステップS1114におい
て、RAM1090にセットされているアニメーション
処理用データが格納されているアニメーション処理用テ
ーブル(図示せず)からアニメーションデータを取得
し、RAM1090内のVDP出力用バッファにセット
し、出力許可フラグが「1」か否かを判断する(ステッ
プS1118)。
【0038】そして、出力許可フラグが「1」でない場
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1120にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展
開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に
一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送られLCDパネル1120による画
像表示が行われる。以上説明してきたような処理を実行
することによって、CPU1020は、主制御部200
から出力されてきたコマンドに基づいて特別図柄表示装
置100の表示制御を行うと共に、効果音発生装置11
6にこの装置の動作制御を行うためのコマンドを送信す
る。そして、このコマンドを受信した効果音発生装置1
16は受信したコマンドに基づいて効果音発生装置11
6の動作制御を行うことによって、画像表示と効果音出
力との同期が容易にとれるようになると共に、主制御部
200は、効果音出力制御に関与しないのでそれだけ制
御負荷を抑制することができる。さらにサブ制御手段は
マイクロプロセッサを搭載しコマンド形式で送受信を行
っているため、効率的かつ多彩な動作制御が実現可能と
なる。
【0039】次に、図15、図16を参照して主制御部
200から特別図柄表示装置100へのコマンド出力
と、特別図柄表示装置100から効果音発生装置116
へのコマンド出力の一例を説明する。図15(a)は特
別図柄の変動開始から全図柄確定までに、主制御部20
0が特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信
タイミングを示すタイミングチャート、図15(b)は
特別図柄表示装置100のCPU1020が効果音発生
装置116のCPU2000へ送信するコマンドの送信
タイミングを示すタイミングチャートであり、両方とも
図面の右側に行くにしたがって時間経過するように示さ
れている。図15(a)及び図16(a)を参照すれば
分かるように、主制御部200は、特別図柄表示装置1
00へ、まず、変動パターンを指定し変動を開始させる
ためのコマンドを送信し()、これからT1時間経過
後に左停止図柄指定のためのコマンドを送信し()、
さらに、これからT2時間経過後に中停止図柄指定のた
めのコマンドを送信し()、さらに、これからT3時
間経過後に右停止図柄指定のためのコマンドを送信し
()、さらに、これからT4時間経過後に図柄を停止
させるためのコマンドを送信する()。なお、T1〜
T3は例えば一定値で40msecであり、T4は各変
動パターンによって変更しうる。これに対して、図15
(b)及び図16(b)を参照すれば分かるように、特
別図柄表示装置100のCPU1020は、効果音発生
装置116へ、主制御部200からの変動パターン指定
コマンドを受信してからt0(例えば4msec)時間
経過後に変動音出力のためのコマンドを送信し(1)、
その後、(2)〜(5)に示すように、t1、t2、t
3、t4時間経過後に夫々、特別図柄左停止音出力のた
めのコマンド、特別図柄中停止音出力のためのコマン
ド、リーチ音出力のためのコマンド、キャラクタ登場音
出力のためのコマンドを送信し、主制御部200からの
図柄停止コマンドを受信してからt5(例えば4mse
c)時間経過後に特別図柄右停止音出力のためのコマン
ドを送信する()。なお、t1からt4まではランダ
ム性を有する画像表示処理との同期をとるため、各変動
パターンによって変更しうる。このように、特別図柄表
示装置100から効果音発生装置116へコマンドを送
信することによって効果音出力制御を行うので、主制御
部200は、効果音発生装置116の制御を行わずに済
みその制御負担を軽減できると共に、特別図柄表示装置
100のCPU1020がこの装置を動作制御しつつ、
該動作制御に応じた所定のタイミングで送信されたコマ
ンドに基づいて効果音発生装置116のCPU2000
がこの装置を動作制御するので、主制御部200で双方
の装置の制御同期を取るのに比べて、同期がとりやすく
なるという効果が得られる。さらにサブ制御手段はマイ
クロプロセッサを搭載しコマンド形式で送受信を行って
いるため、効率的かつ多彩な動作制御が実現可能とな
る。
【0040】なお、この実施の形態では、特別図柄表示
装置100から効果音発生装置116へコマンドを送信
する構成としたが、任意の2つの周辺装置を対象にし
て、一方の周辺装置が主制御部200からコマンドを受
けとって自装置の制御を行うと共に他の周辺装置の制御
のためのコマンドを送信可能とすれば、どのような周辺
装置の組み合わせでも良いことは言うまでもなく、一例
として、主制御部200が賞球払出装置310に対して
コマンドを出力して、このコマンドを受信した賞球払出
装置310がランプ表示装置110を動作制御するコマ
ンドを送信する等の構成が考えられ、賞球払出制御と同
期したランプ点灯制御が実現できる。また、複数の周辺
装置を対象にして、ある周辺装置が主制御部200から
コマンドを受信し自装置の制御を行うと共に、他の複数
の周辺装置の制御のためのコマンドを送信すれば、複数
の周辺装置の同期制御も可能であり、一例として、主制
御部200が特別図柄表示装置100に対してコマンド
を送信して、このコマンドを受信した特別図柄表示装置
100がランプ表示装置110(112)と効果音発生
装置116をそれぞれ制御するコマンドを送信する等の
構成が考えられ、画像表示制御と同期したランプ点灯制
御並びに効果音出力制御が実現できる。
【0041】(第2の実施の形態)この実施の形態は、
他周辺装置から出力されるコマンドを受信してこの受信
コマンドに基づいて、自周辺装置の動作を制御する当該
自周辺装置が、主制御部200からのコマンドを直接受
信することによっても自周辺装置を制御可能とする点に
特徴がある。図17は、第2の実施の形態の主要部を示
すブロック構成図である。図3に示すものとの相違点
は、効果音発生装置116のCPU2000が主制御部
200からのコマンドを直接受信可能であり、また、主
制御部200のこの図では図示しないコマンドデータテ
ーブル領域202に、画像表示制御とは無関係に効果音
発生装置116を直接制御するためのコマンドを格納す
る点等がある。このコマンドには図14に示すようなも
のがあり、そのフォーマットは図8に示すものと同じで
あり、その送受信タイミングも図7に示すようなもので
良い。この装置では、効果音発生装置116のCPU2
000は、特別図柄表示装置100のCPU1020か
ら送信されてくるコマンドに基づいて効果音出力制御を
行うと共に、主制御部200から出力される、画像表示
制御とは無関係のコマンドも受信し、この受信コマンド
に基づいても効果音出力制御を行う。したがって、画像
表示に関わりのない独立した効果音出力制御も可能にな
り、効果音出力の多彩な制御を実現できる。なお、この
例では、効果音発生装置116を例にとり説明してきた
が、図18に示すように各周辺装置においてこのような
構成をとることが可能である。例えば、効果音発生装置
116のCPU2000は、賞球払出装置310の図示
しないCPUから送信されてくるコマンドに基づいて効
果音出力制御を行うと共に、主制御部200から送信さ
れてくる賞球払出制御とは無関係のコマンドも受信し、
この受信コマンドに基づいても効果音出力制御を行う。
したがって、賞球払出制御と同期した効果音出力制御
と、賞球払出制御に関わりのない独立した効果音出力制
御とを行え多彩な制御を実現できる。また、ランプ表示
装置110(112)の図示しないCPUは、特別図柄
表示装置100のCPU1020から送信されてくるコ
マンドに基づいてランプ点灯制御を行うと共に、主制御
部200から送信されてくる画像表示制御とは無関係の
コマンドも受信し、この受信コマンドに基づいてもラン
プ点灯制御を行う。したがって、画像表示制御と同期し
たランプ点灯制御と、画像制御に関わりのない独立した
ランプ点灯制御とを行え多彩な制御を実現できる。ま
た、ランプ表示装置110(112)の図示しないCP
Uは、賞球払出装置310の図示しないCPUから送信
されてくるコマンドに基づいてランプ点灯制御を行うと
共に、主制御部200から送信されてくる賞球払出制御
とは無関係のコマンドも受信し、この受信コマンドに基
づいてもランプ点灯制御を行う。したがって、賞球払出
制御と同期したランプ点灯制御と、賞球払出制御に関わ
りのない独立したランプ点灯制御とを行え多彩な制御を
実現できる。
【0042】(第3の実施の形態)この実施の形態は、
ある周辺装置が他の周辺装置からコマンドを受信し自周
辺装置の動作制御を行うと共に、逆に他の周辺装置へコ
マンドを送信し他の周辺装置を制御可能とした点に特徴
がある。図19は、このような構成を示す主要部のみの
ブロック構成図であり、例えば、効果音発生装置116
のCPU2000は、特別図柄表示装置100や賞球払
出装置310からのコマンドを受信して効果音制御を行
うと共に、特別図柄制御装置100や賞球払出装置31
0へコマンドを送信して、これら周辺装置の動作制御を
行うこともできる。また、ランプ表示装置110(11
2)の図示しないCPUは、特別図柄表示装置100か
らのコマンドを受信してランプ点灯制御を行うと共に、
特別図柄表示装置100へコマンドを送信して画像表示
制御を行うこともできる。したがって、例えば、特別図
柄表示装置100から効果音発生装置116の制御を行
うことによって画像表示と効果音出力との同期をとるこ
とや、その逆を行って同期をとることもでき、周辺装置
同士の双方向からの制御が可能となり制御自由度が増
し、また、複数のサブ制御手段に備えるROM等の記録
媒体に分散してコマンドを記憶すれば、各ROM容量を
低減できる。
【0043】(第4の実施の形態)この実施の形態は、
2以上の周辺装置の動作制御を1つのCPUで行うよう
に構成した場合でも、主制御部200及び他の周辺装置
からのコマンドを受信していずれかの周辺装置の動作制
御を行うことを可能とした。また、その逆に、2以上の
周辺装置の動作制御を行うCPUが主制御部200及び
他の周辺装置からのコマンドを受信し、動作制御に応じ
たコマンドを他の周辺装置に送信することによって、他
の周辺装置との同期制御も実現可能とする。図20は、
このような構成を示す主要部のみのブロック構成図であ
り、例えば、ランプ表示装置110(112)及び効果
音発生装置116(共にCPUを含まない)の動作制御
を行うCPU3000は、特別図柄表示装置100や賞
球払出制御装置310からのコマンドを受信して、これ
らの動作制御と同期したランプ点灯制御及び効果音出力
制御を行うことができる。この場合、1つのCPUでラ
ンプ表示装置110(112)と効果音発生装置116
の制御を行うので、これらの周辺装置を含めた複数周辺
装置間の同期制御も容易に実現可能となる。また、逆
に、他の周辺装置がランプ表示装置110(112)及
び効果音発生装置116(共にCPUを含まない)の動
作制御を行うCPU3000からのコマンドを受信し
て、これらに同期した動作制御を行うこともできる。し
たがって、1つのCPUで2以上の周辺装置を動作制御
することによって、CPUの数を低減できると同時に、
このような構成であっても他の周辺装置との同期制御を
容易に行える。
【0044】以上説明してきたように、本発明の実施の
形態によれば、周辺装置のサブ制御手段から他の周辺装
置の動作制御を行うことができるので主制御部200の
制御負荷を軽減できると共に、周辺装置間の動作制御の
同期がとりやすくなる。また、例えば、特別図柄表示装
置100から効果音発生装置116を制御するため、ラ
ンダム性を有するような画像表示と効果音出力との同期
もとりやすくなる。さらに、周辺装置の制御は、主制御
部200からも他の周辺装置からも行うことができるの
で、制御自由度が増し多様な制御が行える。なお、以上
の説明においては、遊技機の一例としてパチンコ機を例
にとって説明してきたが、パチスロ機等の他の遊技機に
も本発明を適用できることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、メイン制御手段は、受信側サブ制御手段が
動作制御する周辺装置の制御を行わずに済むのでメイン
制御手段の制御負担を軽減できると共に、送信側サブ制
御手段がこれに対応する周辺装置を動作制御しつつ、該
送信側サブ制御手段の動作制御に応じて受信側サブ制御
手段がこれに対応する周辺装置を動作制御するので、メ
イン制御手段で複数の周辺装置の同期を取るのに比べ
て、同期がとりやすくなるという効果が得られる。さら
にサブ制御手段はマイクロプロセッサを搭載し、コマン
ド形式で送受信しているため、効率的かつ多彩な動作制
御が実現可能となる。
【0046】また、請求項2に係る発明によれば、受信
側サブ制御手段は、他のサブ制御手段からのコマンドの
みならず、メイン制御手段からのコマンドにも基づい
て、対応する周辺装置を動作制御するので、受信側サブ
制御手段は、送信側サブ制御手段の動作制御に同期した
制御と送信側サブ制御手段の動作制御に関わりのない独
立した制御とが行え、より多彩で細かな制御が実現可能
となるという効果が得られる。さらにサブ制御手段はマ
イクロプロセッサを搭載し、コマンド形式で送受信して
いるため、効率的かつ多彩な動作制御が実現可能とな
る。
【0047】また、請求項3に係る発明によれば、送信
側サブ制御手段が受信側サブ制御手段の機能をも有する
か、または、受信側サブ制御手段が前記送信側サブ制御
手段の機能を有することによって、周辺装置を制御する
コマンドを送信すると共に受信可能であるので、双方向
からの制御が行え制御自由度が増し、複数のサブ制御手
段がROM等の記録媒体を備えるとすれば各ROMに分
散してコマンドを記憶できるので各ROM容量を低減で
きるという効果が得られる。また、ある周辺装置が、他
の周辺装置からコマンドを受信し自周辺装置の動作制御
を行うと共に、該動作制御に応じてまた別の周辺装置へ
コマンドを送信しその周辺装置の制御を行うことによ
り、複数の周辺装置に渡る同期制御が実現可能となる。
【0048】さらに、請求項4に係る発明によれば、メ
イン制御手段は、受信側サブ制御手段が動作制御する周
辺装置の制御を行わずに済むのでメイン制御手段の制御
負担を軽減できると共に、送信側サブ制御手段がこれに
対応する周辺装置を動作制御しつつ、該送信側サブ制御
手段の動作制御に応じて受信側サブ制御手段がこれに対
応する周辺装置を動作制御するので、メイン制御手段で
複数の周辺装置の同期を取るのに比べて、同期がとりや
すくなるという効果が得られる。さらにサブ制御手段が
マイクロプロセッサを搭載するとすれば、コマンド形式
で送受信しているため、効率的かつ多彩な動作制御が実
現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤10の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】特別図柄表示装置100と効果音発生装置11
6のブロック構成図である。
【図4】遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネラ
ルフローチャートである。
【図5】特別図柄表示装置100のCPU1020の制
御動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】キャラクタROMメモリマップ、パレットデー
タの説明図である。
【図7】コマンド送受信のタイミングを示すタイミング
チャートである。
【図8】コマンドのデータ構造の説明図である。
【図9】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
【図10】コマンドデータテーブル領域202に格納さ
れるコマンドの説明図である。
【図11】コマンドデータテーブル領域202に格納さ
れるコマンドの説明図である。
【図12】コマンドデータテーブル領域202に格納さ
れるコマンドの説明図である。
【図13】コマンドデータテーブル1042に格納され
るコマンドの説明図である。
【図14】コマンドデータテーブル領域202に格納さ
れるコマンドの説明図である。
【図15】コマンドの送信タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図16】タイミングチャートを説明するための説明図
である。
【図17】第2の実施の形態の主要部を示すブロック構
成図である。
【図18】各周辺装置に適用した第2の実施の形態の説
明図である。
【図19】第3の実施の形態を示すブロック構成図であ
る。
【図20】第4の実施の形態を示すブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
10 遊技盤 100 特別図柄表示装置 102 普通図柄作動ゲート 104 特別図柄始動口 106 大入賞口 108 普通図柄表示装置 110 ランプ表示装置 112 ランプ表示装置 114 アウト口 116 効果音発生装置 120 開閉部材 200 主制御部 201 ROM 202 コマンドデータテーブル 203 RAM 210 入力ポート 213 リセット回路 212 電源回路 215 出力ポート 300 始動口作動ソレノイド 302 大入賞口作動ソレノイド 304 特別図柄始動スイッチ 306 普通図柄作動スイッチ 308 大入賞口スイッチ 310 賞球払出装置 312 打玉発射装置 1020 CPU 1040 プログラムROM 1060 画像処理用LSI(VDP) 1080 ビデオRAM 1090 RAM 1100 LCDパネル用インターフェイス回路 1120 LCDパネル 1140 データ受信回路 1042 コマンドデータテーブル 1160 電源回路 1180 キャラクタROM 2000 CPU 2020 プログラムROM 2040 RAM 2060 スピーカー駆動回路 2080 スピーカー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であ
    って、 前記遊技機の遊技動作を遊技の進行状況に応じて制御す
    るためのコマンドを出力可能なマイクロプロセッサを搭
    載したメイン制御手段と、 前記遊技機に設けられた複数の周辺装置のうちの少なく
    とも1つの動作制御を行うマイクロプロセッサを搭載し
    たサブ制御手段と、を備え、 前記サブ制御手段は複数設けられ、その複数のサブ制御
    手段には、 前記コマンドを受信して対応する周辺装置をこの受信し
    たコマンドに基づいて動作制御すると共に、該動作制御
    に応じたコマンドを他のサブ制御手段へ出力する送信側
    サブ制御手段と、該送信側サブ制御手段から出力された
    コマンドを受信して対応する周辺装置をこの受信したコ
    マンドに基づいて動作制御する受信側サブ制御手段と、
    が含まれることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記受信側サブ制御手段は、さらに、前記メイン制御手
    段から出力されるコマンドを直接受信して、対応する周
    辺装置をこの受信したコマンドに基づいて動作制御する
    手段であることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれかに記載の遊
    技機において、 前記送信側サブ制御手段が前記受信側サブ制御手段の機
    能をも有するか、または、前記受信側サブ制御手段が前
    記送信側サブ制御手段の機能をも有する、ように構成さ
    れていることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技機の遊技動作を遊技の進行状況に応
    じて制御するためのコマンドを出力可能なマイクロプロ
    セッサを搭載したメイン制御手段と、前記遊技機に設け
    られた複数の周辺装置のうちの少なくとも1つの動作制
    御を行うマイクロプロセッサを搭載した複数のサブ制御
    手段と、を備え、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機を
    制御する方法であって、 複数設けられたサブ制御手段のうちの或るサブ制御手段
    が、前記コマンドを受信して対応する周辺装置をこの受
    信したコマンドに基づいて動作制御すると共に、該動作
    制御に応じたコマンドを出力するステップと、 他のサブ制御手段が、前記或るサブ制御手段から出力さ
    れたコマンドを受信して対応する周辺装置をこの受信し
    たコマンドに基づいて動作制御するステップと、を含む
    ことを特徴とする遊技機の制御方法。
JP11142724A 1999-05-24 1999-05-24 遊技機および遊技機の制御方法 Pending JP2000325630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11142724A JP2000325630A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 遊技機および遊技機の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11142724A JP2000325630A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 遊技機および遊技機の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000325630A true JP2000325630A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15322119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11142724A Pending JP2000325630A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 遊技機および遊技機の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000325630A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248217A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Heiwa Corp 遊技機
JP2002331088A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Heiwa Corp 遊技機
JP2002336513A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Heiwa Corp 複数の制御基板を備えた遊技機およびそのインターフェース方法
JP2003052918A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Heiwa Corp 遊技機
JP2003144650A (ja) * 2001-11-09 2003-05-20 Takao:Kk 遊技機
JP2004024503A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2008110231A (ja) * 2008-01-23 2008-05-15 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2008237720A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Samii Kk 遊技機
JP2012061347A (ja) * 2011-12-27 2012-03-29 Sankyo Co Ltd 遊技機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248217A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Heiwa Corp 遊技機
JP2002331088A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Heiwa Corp 遊技機
JP4668455B2 (ja) * 2001-05-08 2011-04-13 株式会社平和 遊技機
JP2002336513A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Heiwa Corp 複数の制御基板を備えた遊技機およびそのインターフェース方法
JP2003052918A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Heiwa Corp 遊技機
JP4732633B2 (ja) * 2001-08-10 2011-07-27 株式会社平和 遊技機
JP2003144650A (ja) * 2001-11-09 2003-05-20 Takao:Kk 遊技機
JP2004024503A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2008237720A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Samii Kk 遊技機
JP2008110231A (ja) * 2008-01-23 2008-05-15 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2012061347A (ja) * 2011-12-27 2012-03-29 Sankyo Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002360850A (ja) 遊技機
JP2000325630A (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP2002210139A (ja) 遊技機および遊技機制御プログラム
JP2001286646A (ja) 遊技機および遊技機の動作制御方法
JP2001009119A (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP2002272956A (ja) 遊技機
JP2001293174A (ja) 遊技機
JP2000334095A (ja) 遊技機および遊技機制御情報の送信方法
JP2003024600A (ja) 遊技機
JP2001246122A (ja) 遊技機
JP2001347039A (ja) 遊技機
JP2000325591A (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP2002126274A (ja) 遊技機
JP2002126277A (ja) 遊技機およびデータ記憶装置
JP2002306724A (ja) 遊技機
JP4717030B2 (ja) 遊技機
JP2002210157A (ja) 遊技機および遊技機制御プログラム
JP2004154469A (ja) 遊技機
JP2000354666A (ja) 遊技機および遊技機の表示制御方法
JP2002336521A (ja) 遊技機管理装置およびこの動作プログラム
JP4717029B2 (ja) 遊技機
JP2003019336A (ja) 遊技機
JP2009285487A (ja) 遊技機
JP2002200277A (ja) 遊技機
JP2001276392A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050811

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090224