JP4607387B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技動作制御を統括する主制御手段と、複数種類の周辺装置のそれぞれを動作制御する複数の副制御手段とを備えて、各副制御手段が主制御手段からの制御指令に応答して対応する周辺装置を動作制御するように構成された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機にあっては、遊技動作制御を統括するメインCPUがこれに接続された複数種類の周辺装置のそれぞれに制御指令を送って周辺装置群の動作制御を行っていた。例えば大当り時等には効果音を発生させる効果音発生装置や点灯部の点灯消灯を行うランプ表示装置等の演出用周辺装置群に制御用コマンドを送信し、これを演出用周辺装置群のそれぞれのサブCPUが受信し、受信した制御用コマンドに応答した演出動作を行う。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の遊技機にあっては、メインCPUやサブCPUは遊技機内部に設けるように構成されていたため、機種間でサブCPU側の動作が共通となるように構成されている場合であっても、これを再利用することはできなかった。
【0003】
そこで、本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、周辺装置を動作制御する副制御手段を遊技機外部に設けてこれを再利用可能とした遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、遊技動作制御を統括する主制御手段と、複数種類の周辺装置のそれぞれを動作制御する複数の副制御手段とを備え、各副制御手段は前記主制御手段からの制御指令に応答して、対応する周辺装置を動作制御するように構成された遊技機において、前記複数の副制御手段のうちの少なくとも1つを遊技機外部に設け、前記主制御手段は、前記遊技機外部に設けられた副制御手段に制御用コマンドを送信するコマンド送信手段を備え、前記遊技機外部の副制御手段は、前記主制御手段から送信されてきた制御用コマンドに対して指定される駆動パターンが設定されるテーブルによって制御態様を把握する制御態様把握手段と、この把握された制御態様で、遊技機側に設けられた対応する前記周辺装置を駆動制御するための動作を行う駆動制御手段と、を備えたことを特徴とするようにした。
【0005】
この発明においては、複数の副制御手段のうちの少なくとも1つを遊技機外部に設けたので、たとえ遊技機側を交換しても遊技機外部に設けた副制御手段を共用して再利用可能とすることができる。
【0006】
また、前記遊技機外部に設けられた1または複数の副制御手段は共通の外部基板上に搭載されているようにするようにしてもよい。
【0008】
そして、前記遊技機外部に設けられた1または複数の副制御手段が動作制御する周辺装置は演出用の周辺装置であるようにしたり、また、前記主制御手段は前記制御用コマンドを遊技動作状態を示す遊技情報として前記外部基板を介して外部情報処理装置に送信可能に構成されているようにしても良い。
【0009】
なお、このような動作はコンピュータ読み取り可能な記録媒体にプログラムを記録しておき、CPUがこの記録媒体に記録したプログラムを読み取って実行することによって実現できる。このような記録媒体としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体が挙げられる。また、このプログラムを通信網を介して情報処理装置からダウンロードするようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。先ず所謂第1種の遊技機の一般的な構成や動作を説明してから、本発明の主要な動作を説明することによって本発明の理解の容易化を図る。
【0011】
図1は遊技盤10の模式的な説明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、中、右)の表示エリアを有していて、各表示エリアにおいて、独立して数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報が変動表示可能である特別図柄表示装置100が配設されており、その真下には特別図柄始動口104が配設されていて、この特別図柄始動口104の両側には普通図柄作動ゲート102、102が配設されている。また、一対の開閉部材120、120が特別図柄始動口104を形成するように離間して開閉可能に設けられている。
【0012】
さらに、特別図柄始動口104の下方には、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)112、112が配設されている。
【0013】
そして、特別図柄始動口104に遊技玉が入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り遊技状態(特別遊技状態)となる。
【0014】
また、普通図柄作動ゲート102が遊技玉の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値である時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されその後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り状態(特別遊技状態)となる。一方、入賞されない打玉はアウト口114を介して排出される。
【0015】
図2はこのような遊技の進行状況に応じた遊技動作制御を行うための遊技機の主要部のみを示した制御ブロック図である。遊技動作制御を統括する主制御部200は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサを搭載していて、後に説明する、特別図柄表示装置100を制御するための各種のコマンドを、少なくとも含む多種多様な制御コマンドを格納するコマンドデータテーブル領域202および一連の遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ等の遊技制御プログラムを格納するROM201とワークエリアが形成されるRAM203とが設けられていて、一体型のワンチップマイコンとなっている。主制御部200が所定周期でこの遊技制御プログラムを繰り返して実行することによって遊技動作が行われることになり、主制御部200は遊技動作制御を統括している。
【0016】
主制御部200には、入力ポート210を介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口スイッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信号を受信可能となっている。
【0017】
また、主制御部200には出力ポート215を介して制御指令を与えて複数の周辺装置を動作制御可能に接続されている。より具体的には、主制御部200には、特別図柄やキャラクタを表示する表示部を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装置100、ランプ(点灯部)を点灯制御するランプ表示装置110、112、効果音を発生する効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド300、および、大入賞口106の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞口作動ソレノイド302等の周辺装置群が接続され、主制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信可能となっている。ここで、特別図柄表示装置100、ランプ表示装置110、112、効果音を発生する効果音発生装置116等は演出用の演出装置群を構成している。
【0018】
そして、主制御部200は、特に特別図柄表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制御を行うようになっている。さらに主制御部200から特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一方向通信による通信形態を採っている。
【0019】
また、主制御部200には、電源供給を行うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を出力するリセット回路213とが接続されていて、さらに、リセット回路213には、主制御部200から周期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監視するためのモニタ信号が入力される。
【0020】
さて、図12に示すように、主制御部200から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用のコマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでなっており、図6乃至図9は、ROM201に格納されたコマンドデータテーブル領域202上の表示制御用コマンドデータの一部を示している。
【0021】
図6乃至図9に示すように、表示制御用のコマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動パターンを指定するためのコマンド(第1のコマンド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマンド)」がある。なお、第1のコマンドは図柄をどのようなパターンで変動表示させるか、キャラクタ画像をどのようなパターンで表示演出させるか等を定める変動パターンを指定する情報を含んだコマンドとなっている。主制御部200は、図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったときこれらの5つのコマンドを1回の変動表示制御において所定のタイミングで特別図柄表示装置100に送信する。
【0022】
図3は、特別図柄表示装置100のブロック構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部200からのストローブ信号やコマンドを受信するためのデータ受信回路1140(データレベルを変換する電圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成して画像処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU1020(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM1040と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LSI(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)1060が展開した画像データを一時的に記憶するビデオRAM1080と、画像処理用LSI(VDP)1060が画像展開するために必要なデータを格納したキャラクタROM1180と、ビデオRAM1080に一時的に記憶された画像データを受け取って送出するLCDパネル用インターフェイス回路1100と、このLCDパネル用インターフェイス回路1100から送出された画像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル1120とを有している。
【0023】
図4(a)に示すように、キャラクタROM1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパレットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義した情報を格納したシナリオデータ領域を有していて、キャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された状態でキャラクタイメージデータ領域に格納されており、さらに、図4(b)に示すように、パレットデータ領域は、色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格納されている。
【0024】
そして、特別図柄表示装置100のCPU1020は、データ受信回路1140が受信したコマンドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(VDP)1060に与えると、画像処理用LSI(VDP)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM1080上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイス回路1100に送ることによって、LCDパネル1120によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表示が細かに行われる。
【0025】
また、図5は、コマンド送受信タイミングを示したタイミングチャートである。前述したように、コマンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく1バイト長のイベント(EVENT)からなっていて、この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上がりを契機として、モード(MODE)情報を送信し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上がりを契機として、イベント(EVENT)情報を送信する。すると、これに対応して、特別図柄表示装置のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処理によってコマンドを受信してRAM1090に格納する。
【0026】
次に、先ず、主制御部200や特別図柄表示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を図10(遊技制御のゼネラルフローチャート)や図11を参照して説明し、その後、本発明の特徴部を説明して本発明の理解の容易化に努める。なお、図10に示す一連の処理は主制御部200がROM201に格納されている図示しない遊技制御プログラムを実行することによって行われる。より具体的には、リセット回路213から所定時間(例えば4msec)毎に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップから実行され、この一連の処理が繰り返し実行されるようになっている。
【0027】
先ず、図示しない電源スイッチによって電源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処理が実行されたか否かを判定する(ステップS110)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS120に移行する。
【0028】
ステップS200では、RAM203の初期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次いで、ステップS210では、初期制御処理を行うためのデータをRAM203の所定の領域にセットする。一方、ステップS120では、RAM203内に形成される図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメントし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種のタイマのタイマ値を更新する。
【0029】
次に、ステップS140において、特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポート210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップS150に移行してポート入力処理で読み込み格納したデータを把握するためのスイッチチェック処理を実行する。
【0030】
次に、ステップS160にて各スイッチ304、306、308等の断線や短絡の有無のチェックを行い、これらの障害が発生している場合には(Yes)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS180に移行する(ステップS170)。
【0031】
そして、ステップS180において、普通図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる(ステップS190)。なお、ステップS180において、主制御部200は、遊技制御に応じて必要なモード、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域202を参照して決定し、決定したモード、イベントを示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納する。
【0032】
次に、ステップS195において、大入賞口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノイド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制御し、次いで、ステップS220において、図示しない賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を出力するための賞球セット処理を実行し、さらにステップS230、240、250において、図示しない遊技機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応させて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置116を遊技状態に対応させて効果音発生制御するためのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する効果音処理を実行する。
【0033】
次に、ステップS260では、各処理でRAM203に格納したデータを出力ポート215を介して対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そして、特別図柄表示装置100に対して、先ず、ストローブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に格納されたモード、イベントのデータを先に図5に示したようにして送信する。これによって、特別図柄表示装置100には、例えば図6乃至図9にて示したコマンドが主制御部200から送信され受信することになる。
【0034】
ステップS270では、リセット回路213からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合にはステップS110に移行して遊技機制御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0035】
次に、コマンドを受け取った特別図柄表示装置100のCPU1020の動作について、図11を参照しつつ説明する。まず、ステップS1100において、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初期化等を行いステップS1102において、新しいコマンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御のためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Yes)ステップS1104に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS1110に移行する。
【0036】
ステップS1104では、図5において説明した割り込み処理において、データ受信回路1140が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップS1108において、画像処理用LSI1060へ出力するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更新する。
【0037】
次に、ステップS1110において、RAM1090にセットされている図柄制御用データに基づいて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスクロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄表示位置を設定し、次いで、ステップS1112において、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)から取得してRAM1090にセットし、次にステップS1114において、速度データに基づいて図柄オフセット値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための準備を行う。
【0038】
次に、ステップS1116において、RAM1090にセットされているアニメーション処理用データが格納されているアニメーション処理用テーブル(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画像の表示のための準備を行い、RAM1090内のVDP出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か否かを判断する(ステップS1118)。
【0039】
そして、出力許可フラグが「1」でない場合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Yes)にはステップS1120にて、VDP出力用バッファにセットされているデータを画像処理用LSI1060に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じてキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイス回路1100に送られLCDパネル1120による画像表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置100における設定された表示位置において、設定された速度での図柄変動表示の表示等が行われる。
【0040】
図13、図14はそれぞれ、主制御部200から特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タイミングの一例、および、送信コマンドの説明図である。これらの図を参照すれば分かるように、主制御部200は、特別図柄始動口104に遊技球が入賞した等の所定の条件が満足されると、先ず「図柄変動を開始させるとともに変動パターンを指定するためのコマンドを送信し(▲1▼)、これからT1時間経過後に左停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(▲2▼)、これからT2時間経過後に中停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(▲3▼)、これからT3時間経過後に右停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(▲4▼)、そして、変動開始からT時間経過後に全図柄を停止させるためのコマンド(▲5▼)を送信する。一方、第1のコマンド(▲1▼)を受信した特別図柄表示装置100のCPU1020は、変動速度変化等の細かな表示制御を行って一連の変動表示制御を行い、第3のコマンド(▲5▼)の受信を契機として変動表示制御を終了させてから、受信した第2のコマンド(▲2▼、▲3▼、▲4▼)で指定された停止図柄での停止表示を行って特別図柄抽選結果を表示する。
【0041】
(本発明の特徴部)
(第1実施形態)
図15は第1実施形態の構成図であり、この構成は特に第1種の遊技機に対するものとしている。ROM201に記録されている図示しない動作プログラムをワークエリアであるRAM203を使用しながら実行する主制御部200の入力ポート側にはスイッチ304、306、308からの信号を入力可能とする一方、その出力ポート側には特別図柄表示装置100、普通図柄表示装置108、始動口作動ソレノイド300、大入賞口作動ソレノイド302を指令を与えて動作制御可能に構成した点は図2にて説明したものと同一である。
【0042】
これらの周辺装置は遊技機内に設けられており更に本実施形態においては、中継基板1500を遊技機内部に設けている。中継基板1500にはCPU1510、ROM1520、RAM1530が搭載されていて、CPU1510はROM1520に記録された図示しないプロフラムをワークエリアであるRAM1530を用いながら実行することによって以下のような動作が実現される。そして、中継基板1500にはランプ表示装置110(112)の機器部である点灯部1540と、効果音発生装置116の機器部である音声合成LSI1550も搭載されていて、この音声合成LSI1550には音声を出力するためのスピーカー1555が接続されている。かくして図15中点線で示した四角形状の部分が遊技機内部や遊技盤面等の遊技機側に配置されている。
【0043】
一方、CPU1510からの信号線はコネクタ2100を介して遊技機外部例えば遊技機島の所定部位等に収納される外部基板1560の対応する信号線に接続されている。このコネクタ2100は詳細な構造は図示しないが外部基板11560の信号線を着脱自在に構成されている。かくして外部基板1560のみを遊技機島に収納して共用し遊技機側を多機種に交換することが可能になっている。
【0044】
外部基板1560には、ROM1564に記録されたプログラムをワークエリアであるRAM1566を使用しながらランプ表示装置110(112)の点灯部1540を駆動制御するための動作を行うランプ用CPU1562(副制御手段)と、ROM1574に記録されたプログラムをワークエリアであるRAM1576を使用しながら効果音発生装置116の音声合成LSI1550を駆動制御するための動作を行う効果音用CPU1572(副制御手段)が搭載されている。かくして演出用周辺装置であるランプ表示装置110(112)や効果音発生装置116を動作制御するためのCPU1562、1572(副制御手段)が遊技機外部に設けられている。
【0045】
また、外部基板1560には主制御部200側から送信されて中継基板1500にて中継された例えば大当り1回発生等の遊技動作状態を示す遊技情報を図示しないホールコンピュータに送信するための信号線も設けられている。ホールコンピュータは受信した情報を遊技機番号に関連されてHD(ハードディスク)等に管理するように構成されている。
【0046】
図16(a)、(b)はテーブル1600、テーブル1610の説明図である。テーブル1600はROM1564に格納されているもので、先に説明した第1のコマンドで指定される変動パターンとその際の点灯部1540の点灯制御パターンとを関連付けて登録している。したがって主制御部200が第1のコマンドを特別図柄表示装置100に送信するとともに中継基板1500を介してランプ用CPU1562にこの第1のコマンドを送信すると、ランプ用CPU1562はテーブル1600の登録内容を参照して、この第1のコマンドで指定される変動パターンに対応する点灯制御パターンを把握する。第1のコマンドが例えば変動パターン1を指定するものである場合にはパターンaを点灯制御パターンとして把握する。
【0047】
テーブル1610はROM1574に格納されているもので、先に説明した第1のコマンドで指定される変動パターンとその際の音声合成LSI1550の音出力制御パターンとを関連付けて登録している。したがって主制御部200が第1のコマンドを特別図柄表示装置100に送信するとともに中継基板1500を介して効果音用CPU1572にこの第1のコマンドを送信すると、効果音用CPU1572はテーブル1610の登録内容を参照して、この第1のコマンドで指定される変動パターンに対応する音出力制御パターンを把握する。第1のコマンドが例えば変動パターン1を指定するものである場合にはパターンeを音出力制御パターンとして把握する。
【0048】
(動作)
次に図17を参照して動作を説明する。主制御部200が先に説明した第1〜第3のコマンドを特別図柄表示装置100に送信するとこれらのコマンド群がCPU1510に受信されるので、CPU1510は第1のコマンドのみをランプ用CPU1562、効果音用CPU1572に送信する(ステップS1700)。なお第1〜第3のコマンドを受信した特別図柄表示装置100は先に説明したようにして表示演出を行う。
【0049】
なお、CPU1510が両CPU1562、1572に同時に第1のコマンドを送信するのではなく、例えばモード、イベントを参照していずれかのCPUのみに第1のコマンドを送信するコマンド振り分け送信手段をCPU1510が備えるようにしても良い。
【0050】
さて、第1のコマンドを受信したランプ用CPU1562はテーブル1600の登録内容を参照して、第1のコマンドで指定された変動パターンに対応する点灯制御パターンを把握する。例えば変動パターン1が指定されている場合には点灯制御パターンがパターンaであることを把握する(ステップS1710)。これと並行して、同じく第1のコマンドを受信した効果音用CPU1572はテーブル1610の登録内容を参照して、第1のコマンドで指定された変動パターンに対応する音出力制御パターンを把握する。例えば変動パターン1が指定されている場合には音出力制御パターンがパターンeであることを把握する(ステップS1710)。
【0051】
そしてステップS1720において両CPUは把握した制御パターンでの遊技機側の対応機器の駆動制御のための動作を行う。なお、以下の動作はCPU1510がマルチタスクで行うようにされている。今、点灯部1540をパターンaで点灯制御し、音声合成LSI1550をパターンeで駆動制御することを想定して説明する。
【0052】
ランプ用CPU1562は、パターンaで点灯部1540を点灯、消灯制御するための制御信号をCPU1510に供給すると、CPU1510はこの制御信号に応じて点灯部1540を駆動制御し、また、効果音用CPU1572は、パターンeで音声合成LSI1550を駆動制御するための制御信号をCPU1510に供給すると、CPU1510はこの制御信号に応じて音声合成LSI1550を駆動制御する。かくして、点灯部1540、音声合成LSI1550が所望の制御態様で駆動制御される。
【0053】
また、主制御部200が例えば大当り1回発生等の遊技動作状態を示す遊技情報を送信するとCPU1510はこれを受信して外部基板1560側に送信する。すると、この遊技情報は外部基板1560を介してホールコンピュータに送信されることになる。
【0054】
(第2実施形態)
図18は第2実施形態の構成図であり、この構成は特に、図柄表示装置を備えない第2種の遊技機に対するものとしている。ROM210に記録されている図示しない動作プログラムをワークエリアであるRAM203を使用しながら実行する主制御部200の入力ポート側には適宜に設けられたスイッチ群のそれぞれからの信号を入力可能とする一方、その出力ポート側には普通図柄表示装置108、始動口作動ソレノイド300を指令を与えて動作制御可能に構成した点は図2にて説明したものと同一である。この実施形態にあっては主制御部200が特別図柄表示装置100が取り除かれ、替わりに第2種遊技機用役物を駆動するための役物作動ソレノイド1801等が新たな周辺装置として接続されている。
【0055】
これらの周辺装置は遊技機内に設けられており更に本実施形態においては、中継基板1500を遊技機内部に設けている。中継基板1500にはCPU1810、ROM1820、RAM1830が搭載されていて、CPU1810はROM1820に記録された図示しないプロフラムをワークエリアであるRAM1830を用いながら実行することによって以下のような動作が実現される。そして、中継基板1800にはランプ表示装置110(112)の機器部である点灯部1840と、効果音発生装置116の機器部である音声合成LSI1850も搭載されていて、この音声合成LSI1850には音声を出力するためのスピーカー1855が接続されている。かくして図18中点線で示した四角形状の部分が遊技機内部や遊技盤面等の遊技機側に配置されている。
【0056】
一方、CPU1810からの信号線はコネクタ2100を介して遊技機外部例えば遊技機島の所定部位等に収納される外部基板1860の対応する信号線に接続されている。このコネクタ2100は詳細な構造は図示しないが外部基板11860の信号線を着脱自在に構成されている。かくして外部基板1860のみを遊技機島に収納して共用し遊技機側を多機種に交換することが可能になっている。
【0057】
外部基板1860には、ROM1864に記録されたプログラムをワークエリアであるRAM1866を使用しながらランプ表示装置110(112)の点灯部1840を駆動制御するための動作を行うランプ用CPU1862(副制御手段)と、ROM1874に記録されたプログラムをワークエリアであるRAM1876を使用しながら効果音発生装置116の音声合成LSI1850を駆動制御するための動作を行う効果音用CPU1872(副制御手段)が搭載されている。かくして演出用周辺装置であるランプ表示装置110(112)や効果音発生装置116を動作制御するためのCPU1862、1872(副制御手段)が遊技機外部に設けられている。
【0058】
また、外部基板1860には主制御部200側から送信されて中継基板1800にて中継された周辺装置を作動させるための制御コマンドを例えば大当り1回発生等の遊技動作状態を示したり、図柄変動中を示す遊技情報としての信号を図示しないホールコンピュータに送信するための信号線も設けられている。ホールコンピュータは受信した情報を遊技機番号に関連されてHD(ハードディスク)等に管理するように構成されている。
【0059】
図19(a)、(b)はテーブル1800、テーブル1810の説明図である。テーブル1800は、主制御部200側のROM201と中継基板1800上のROM1820とROM1864とに格納されているもので、主制御部200から送信されるモード、イベントデータからなる2バイト長のコマンドとそのコマンドで指定される点灯部1840の点灯制御パターンとを関連付けて登録している。したがって主制御部200がコマンドを中継基板1800のCPU1810に送信すると、CPU1810はこれを受信してランプ用CPU1862に送信する。これに応答して、ランプ用CPU1862はテーブル1800の登録内容を参照して、このコマンドで指定される点灯制御パターンを把握する。受信したコマンドが例えばモード「$D0」、イベント「$00」である場合にはパターンaを点灯制御パターンとして把握する。
【0060】
テーブル1810は、主制御部200側のROM201と中継基板1800上のROM1820とROM1874とに格納されているもので、主制御部200から送信されるモード、イベントデータからなる2バイト長のコマンドとそのコマンドで指定される音出力制御パターンとを関連付けて登録している。したがって主制御部200がコマンドを中継基板1800のCPU1810に送信すると、CPU1810はこれを受信して効果音用CPU1872に送信する。これに応答して、効果音用CPU1872はテーブル1810の登録内容を参照して、このコマンドで指定される音出力制御パターンを把握する。受信したコマンドが例えばモード「$E0」、イベント「$00」である場合にはパターンeを音出力制御パターンとして把握する。
【0061】
(動作)
次に図20を参照して動作を説明する。主制御部200が役物作動ソレノイド1801への駆動信号の出力や始動入賞口スイッチからの信号入力に応じて、先に説明したコマンドを中継基板1800のCPU1810に送信すると、CPU1810はROM1820に格納されたテーブル1800、1810の内容を参照してこのコマンドが点灯制御用のものか音出力制御用のものかを解析して、外部基板1860上の対応するCPU側にコマンドを送信する(ステップS2000)。即ち、CPU1810はモードデータが「$D0」である場合にはコマンドをランプ用CPU1862に送信する一方、モードデータが「$E0」である場合にはコマンドを効果音用CPU1872に送信するコマンド振り分け送信を行う。
【0062】
さて、ランプ用CPU1562がコマンドを受信した場合、ランプ用CPU1562はテーブル1800の登録内容を参照して、コマンドで指定された点灯制御パターンを把握する(ステップS201)。例えばモード「$D0」、イベント「$00」である場合にはパターンaを点灯制御パターンとして把握する。一方、効果音用CPU1572がコマンドを受信した場合には、効果音用CPU1872はテーブル1810の登録内容を参照して、コマンドで指定された音出力制御パターンを把握する。受信したコマンドが例えばモード「$E0」、イベント「$00」である場合にはパターンeを音出力制御パターンとして把握する(ステップS1710)。
【0063】
そしてステップS1720においてCPUは把握した制御パターンでの遊技機側の対応機器の駆動制御のための動作を行う。今、点灯部1540をパターンaで点灯制御することを想定して説明する。
【0064】
ランプ用CPU1862は、パターンaで点灯部1840を点灯、消灯制御するための制御信号をCPU1810に供給すると、CPU1810はこの制御信号に応じて点灯部1840を駆動制御する。なお、音声合成LSI1850をパターンeで駆動制御することを想定した場合も同様な動作が行われる。即ち、効果音用CPU1872がパターンeで音声合成LSI1850を駆動制御するための制御信号をCPU1810に供給すると、CPU1810はこの制御信号に応じて音声合成LSI1850を駆動制御する。かくして、点灯部1840や音声合成LSI1850が所望の制御態様で駆動制御される。
【0065】
また、主制御部200が上述した制御コマンドを送信すると、受信したCPU1810は例えば始動入賞の発生や大当り1回発生等の遊技動作状態を示す遊技情報を送信するとCPU1810はこれを受信して外部基板1860側に送信する。すると、この遊技情報は外部基板1860を介してホールコンピュータに送信されることになる(ステップS2030)。もちろん外部基板1860を介さなくても良い。
【0066】
以上説明してきた各実施形態によれば、複数の副制御手段のうちの少なくとも1つを遊技機外部に設けたので、たとえ遊技機側を交換しても遊技機外部に設けた副制御手段を共用して再利用可能とすることができる。また、遊技機外部に設けられた1または複数の副制御手段は共通の外部基板1560、1860上に搭載しているので外部に設けた副制御手段側の管理も容易となる。
【0067】
さらに、主制御部200は、遊技機内部に設けられた或る周辺装置(第1実施形態の特別図柄表示装置100)に第1のコマンドを送信するとともに、遊技機外部に設けられた総ての副制御手段としてのランプ用CPU1562、効果音用CPU1572にもこの第1のコマンドを送信し、遊技機外部のランプ用CPU1562、効果音用CPU1572のそれぞれは、主制御部200から送信されてきた第1のコマンドに対してCPU別に設定されている制御態様を把握し、この把握された制御態様で、遊技機側に設けられた対応する機器(点灯部1540、音声合成LSI1550)を駆動制御するための動作を行うので、遊技機外部に副制御手段を設けながらも簡素な構成で従来と変わらない周辺装置の動作制御を行える。
【0068】
そして、遊技機外部に設けられた1または複数の副制御手段が動作制御する周辺装置は遊技機間での共用が頻繁に行われる演出用周辺装置であるようにして再利用率を向上させるたり、また、主制御部が制御コマンドを遊技動作状態を示す遊技情報としても中継基板1500、1800を介して外部情報処理装置としてのホールコンピュータに送信可能に構成して制御コマンドと遊技情報用信号を共用化させつつ遊技情報の管理を容易にしている。
【0069】
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能となる。例えば、外部基板1560、1860に搭載する周辺装置のプロセッサ(CPU)を適宜選択すること、等が挙げられる。
【0070】
なお、以上の説明では、遊技機としてパチンコ機を例にとり説明してきたが、パチスロ機はもちろんのこと、遊技媒体を用いた遊技を行う他の遊技機に対しても適用可能であることはいうまでもない。
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、複数の副制御手段のうちの少なくとも1つを遊技機外部に設けたので、たとえ遊技機側を交換しても遊技機外部に設けた副制御手段を共用して再利用可能とすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤10の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】特別図柄表示装置100のブロック構成図である。
【図4】キャラクタROMメモリマップ、パレットデータの説明図である。
【図5】コマンド送受信のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図7】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図8】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図9】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図10】遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネラルフローチャートである。
【図11】特別図柄表示装置100のCPU1020の制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】コマンドのデータ構造の説明図である。
【図13】図柄表示のためのコマンド送信タイミングを示すタイミングチャートである。
【図14】コマンド送信の説明図である。
【図15】本発明の第1実施形態の構成図である。
【図16】テーブル1600、1610の説明図である。
【図17】第1実施形態の動作の説明図である。
【図18】本発明の第2実施形態の説明図である。
【図19】テーブル1800、1810、1820の説明図である。
【図20】第2実施形態の動作の説明図である。
【符号の説明】
10 遊技盤
100 特別図柄表示装置
104 特別図柄始動口
106 大入賞口
110 ランプ表示装置
112 ランプ表示装置
116 効果音発生装置
200 主制御部
201 ROM
202 コマンドデータテーブル領域
203 RAM
210 入力ポート
215 出力ポート
300 始動口作動ソレノイド
302 大入賞口作動ソレノイド
304 特別図柄始動スイッチ
306 普通図柄作動スイッチ
308 大入賞口スイッチ
1020 CPU
1040 プログラムROM
1060 画像処理用LSI
1080 ビデオRAM
1090 RAM
1100 LCDパネル用インターフェイス回路
1120 LCDパネル
1140 データ受信回路
1160 電源回路
1180 キャラクタROM

Claims (2)

  1. 遊技動作制御を統括する主制御手段と、複数種類の周辺装置のそれぞれを動作制御する複数の副制御手段とを備え、各副制御手段は前記主制御手段からの制御指令に応答して、対応する周辺装置を動作制御するように構成された遊技機において、
    前記複数の副制御手段のうちの少なくとも1つを遊技機外部に設け
    前記主制御手段は、
    前記遊技機外部に設けられた副制御手段に制御用コマンドを送信するコマンド送信手段を備え、
    前記遊技機外部の副制御手段は、
    前記主制御手段から送信されてきた制御用コマンドに対して指定される駆動パターンが設定されるテーブルによって制御態様を把握する制御態様把握手段と、
    この把握された制御態様で、遊技機側に設けられた対応する前記周辺装置を駆動制御するための動作を行う駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記主制御手段は前記制御用コマンドを遊技動作状態を示す遊技情報として前記外部基板を介して外部情報処理装置に送信可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
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